JP3204428U - ホワイトボード - Google Patents
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Abstract
【課題】本考案は、ホワイトボードの利便性を向上させることを目的とするものであって、筆記面の機能を損なうことなく、大きな部屋を小さな部屋に区切るパーティションとしても利用することができるホワイトボードを提供する。【解決手段】本考案は、ホワイトボードであって、表面に筆記が可能な筆記面1と、この筆記面1の左右側面を固定する一対の支柱4と、この左右の支柱4に夫々着脱可能に保持されるパーティションボード7とを有することを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、ホワイトボードに関するものであって、特に部屋を区切るパーティション機能を容易に付加することが可能なホワイトボードに関するものである。
従来から会社での会議や、学校等での授業にホワイトボードが用いられている。
このホワイトボードは、大型の筆記ボードと、この筆記ボードの左右の側面に沿って垂直に伸びる支柱を有するスタンドで構成されるものであり、特にこの筆記ボードの両面が白色のボードで構成されているものがある。
このホワイトボードは、大型の筆記ボードと、この筆記ボードの左右の側面に沿って垂直に伸びる支柱を有するスタンドで構成されるものであり、特にこの筆記ボードの両面が白色のボードで構成されているものがある。
また従来、部屋を区分けするためのパーティションボードが知られている。このパーティションボードは、例えば、大部屋を区分けして、複数の小さな会議室を構成するために用いられる。
また、特許文献1の示すように、筆記ボードを着脱可能な間仕切り装置が知られている。これは、ホワイトボードを間仕切りの壁として用いたり、取り外してテーブルの上に置き。筆記ボードとして用いたりするものである。
通常、会議室などには、筆記ボードが設置してあり、また各会議室は間仕切り壁で区画分けされている。したがって、区画された空間を有効に活用するためには、特許文献1のように、別途筆記ボードを配置するのではなく、間仕切り壁を筆記ボードとして利用できるのが好ましい。
しかしながら、部屋の面積などの都合上、この特許文献1のような大掛かりな間仕切り装置が設置できない場合も多い。
このため、より簡単な構成で、小さな会議室などを効率的に構築できるような装置が望まれている。
しかしながら、部屋の面積などの都合上、この特許文献1のような大掛かりな間仕切り装置が設置できない場合も多い。
このため、より簡単な構成で、小さな会議室などを効率的に構築できるような装置が望まれている。
本考案は、上記の問題を解決するために、ホワイトボードを有効活用することによって、より簡単に、小さな会議室などを構築できる装置を提供するものである。
上記課題を解決するため、本考案は、請求項1に記載するように、表面に筆記が可能な筆記面と、この筆記面の左右側面を固定する一対の支柱と、この左右の支柱に夫々着脱可能に保持されるパーティションボードとを有することを特徴とするものである。
また、請求項2に示すように、前記パーティションボードは、連結部材によって連結できることを特徴とするものであり、更に、請求項3に示すように、前記パーティションボードは、地面に垂直な方向を軸として略円形状に湾曲変形が可能であることを特徴とするものである。
本考案によれば、例えば、大きな部屋を小さく区切って複数の会議室を構成する場合、別途大掛かりなパーティション装置を導入することなく、ホワイトボードとこれに接続されるパーティションボードによって構築することが可能となる。
以下、本考案を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
以下、図に沿って本考案の一実施例を説明する。
図1は本考案の一実施例を示す構成図である。
1は白色に塗装された筆記面であり、裏面にも筆記可能となっている。
2は筆記面1の上端部を覆うように設けられた上フレームである。
3は筆記面1の下端部を覆うように設けられた下フレームである。
尚、この下フレーム3は、パーティションとしての機能を有効に発揮させるべく、従来のホワイトボードに比べて、より下方に配置されている。
4は前記筆記面1の左右の端部を保持、固定するための支柱である。
5は左右の支柱4の下端部で、紙面の奥及び上方にT字形状を構成するように設けられた脚部であり、この脚部5の両端部にはキャスターやアジャスターが設けられている。
6は筆記面1の所望の位置にマグネットで配置できるトレイであり、筆記具や消去具がこのトレイ6に置かれる。
7は支柱4の側面に設けられたスリットに連結部8をスライド挿入することで保持、固定されるパーティションボードである。
図1は本考案の一実施例を示す構成図である。
1は白色に塗装された筆記面であり、裏面にも筆記可能となっている。
2は筆記面1の上端部を覆うように設けられた上フレームである。
3は筆記面1の下端部を覆うように設けられた下フレームである。
尚、この下フレーム3は、パーティションとしての機能を有効に発揮させるべく、従来のホワイトボードに比べて、より下方に配置されている。
4は前記筆記面1の左右の端部を保持、固定するための支柱である。
5は左右の支柱4の下端部で、紙面の奥及び上方にT字形状を構成するように設けられた脚部であり、この脚部5の両端部にはキャスターやアジャスターが設けられている。
6は筆記面1の所望の位置にマグネットで配置できるトレイであり、筆記具や消去具がこのトレイ6に置かれる。
7は支柱4の側面に設けられたスリットに連結部8をスライド挿入することで保持、固定されるパーティションボードである。
上フレーム2及び下フレーム3は樹脂で構成されており、図では横方向に複数の直線が描かれているが、これは、パーティションとして機能させたときのデザイン性を考慮したものである。
筆記面(塗装鋼板)1は、軽量化のために段ボールを用いた芯材と、この芯材両面に接合された厚さ0.2mm程度の鉄製の金属板で構成されている。
尚、この金属板は、白色に塗装されている。
尚、この金属板は、白色に塗装されている。
パーティションボード7の横方向の断面図を図2に示す。
左右の端部には図中上下方向に凸部が構成されており、これが連結部8を構成している。
本体は上下方向に厚い、複数の台形形状の部分と、この台形形状を繋ぐ複数の薄い部分とで構成されている。
この薄い部分と、側面が傾斜した台形形状によって、一定の範囲で湾曲変形することが可能となっている。
左右の端部には図中上下方向に凸部が構成されており、これが連結部8を構成している。
本体は上下方向に厚い、複数の台形形状の部分と、この台形形状を繋ぐ複数の薄い部分とで構成されている。
この薄い部分と、側面が傾斜した台形形状によって、一定の範囲で湾曲変形することが可能となっている。
パーティションボード7を連結した状態を図3に示す。
ホワイトボードを間仕切りとして使用する場合、より広い範囲を区切りたい場合がある。
このような場合は、パーティションボード7を連結して用いることになる。この連結はパーティションボード7の連結部8を連結部材9によって連結する。
ホワイトボードを間仕切りとして使用する場合、より広い範囲を区切りたい場合がある。
このような場合は、パーティションボード7を連結して用いることになる。この連結はパーティションボード7の連結部8を連結部材9によって連結する。
ホワイトボードを上から見た図を図4に示す。
左右の支柱4の側面に、地面に対して垂直方向にスリット10が設けられており、このスリット10にパーティションボード7の連結部8がスライド挿入される。
尚、トレイ5は、図中下側の筆記面のみに設けられているが、上述のようにこのトレイ5は、マグネットによって、筆記面1の所望の位置に配置可能であり、図中上側(裏側)の筆記面にも配置可能である。
左右の支柱4の側面に、地面に対して垂直方向にスリット10が設けられており、このスリット10にパーティションボード7の連結部8がスライド挿入される。
尚、トレイ5は、図中下側の筆記面のみに設けられているが、上述のようにこのトレイ5は、マグネットによって、筆記面1の所望の位置に配置可能であり、図中上側(裏側)の筆記面にも配置可能である。
2台のホワイトボードをパーティションボード7で接続した図を図5に示す。
パーティションボード7は上述のように、湾曲変形可能であり、また2台のホワイトボードを接続可能であるため、図のように、2台のホワイトボードで、所望の角度で部屋を区切ることが可能である。
また、一定の面積のパーティションボード7で、一定間隔離してホワイトボードを接続するため、2台のホワイトボードを所望の角度で配置する場合であっても、筆記し難くなることはなく、筆記ボードとしての利便性を損なうことがない。
パーティションボード7は上述のように、湾曲変形可能であり、また2台のホワイトボードを接続可能であるため、図のように、2台のホワイトボードで、所望の角度で部屋を区切ることが可能である。
また、一定の面積のパーティションボード7で、一定間隔離してホワイトボードを接続するため、2台のホワイトボードを所望の角度で配置する場合であっても、筆記し難くなることはなく、筆記ボードとしての利便性を損なうことがない。
例えば、図6に示すように、ホワイトボードを2台側面を接するような状態で、角度を持って配置した場合、その接合付近は、筆記し難くなってしまう。右効きの利用者はAの領域が、また左効きの利用者はBの領域が筆記が困難である。
これに対して、上記実施例のように、パーティションボード7によって、ホワイトボードを離間して配置する場合、このような筆記し難い領域は無くなる。
これに対して、上記実施例のように、パーティションボード7によって、ホワイトボードを離間して配置する場合、このような筆記し難い領域は無くなる。
本考案は、上述の実施例に限定されるものではなく、例えば、ホワイトボード本体やパーティションボード等の寸法、形状等は種々変更可能である。例えば、ホワイトボードの一方の面を筆記面、他方の面を提示版としてもよい。
ホワイトボードへのパーティションボードの着脱方法も、上記実施例では、ホワイトボードの支柱のスリットにパーティションボードの連結部をスライド挿入する例を示しているが、これに限定されるものではなく、例えば、パーティションボードの連結部を水平に押して、支柱のスリットに嵌め込む方式にしてもより。
また、筆記面の構造も、金属板を利用せず、例えばアクリル板などを用いてもよい。
この場合は、トレイをマグネットによって着脱可能に配置することはできない。
ホワイトボードへのパーティションボードの着脱方法も、上記実施例では、ホワイトボードの支柱のスリットにパーティションボードの連結部をスライド挿入する例を示しているが、これに限定されるものではなく、例えば、パーティションボードの連結部を水平に押して、支柱のスリットに嵌め込む方式にしてもより。
また、筆記面の構造も、金属板を利用せず、例えばアクリル板などを用いてもよい。
この場合は、トレイをマグネットによって着脱可能に配置することはできない。
本考案は、ホワイトボードに関するものであり、特に筆記面を、筆記のためだけに用いるのではなく、パーティションの壁としても利用可能とすることで、ホワイトボードの利便性を向上させるものである。
1:筆記面
4:支柱
7:パーティションボード
8:連結部
9:連結部材
4:支柱
7:パーティションボード
8:連結部
9:連結部材
Claims (3)
- 表面に筆記が可能な筆記面と、この筆記面の左右側面を固定する一対の支柱と、この左右の支柱に夫々着脱可能に保持されるパーティションボードとを有することを特徴とするホワイトボード。
- 前記パーティションボードは、連結部材によって連結できることを特徴とする請求項1項記載のホワイトボード。
- 前記パーティションボードは、地面に垂直な方向を軸として変形可能であることを特徴とする請求項1項記載のホワイトボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016001146U JP3204428U (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | ホワイトボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016001146U JP3204428U (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | ホワイトボード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3204428U true JP3204428U (ja) | 2016-06-02 |
Family
ID=56089823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016001146U Active JP3204428U (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | ホワイトボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3204428U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021022181A (ja) * | 2019-07-29 | 2021-02-18 | コニカミノルタ株式会社 | パーソナルスペース作成システム、パーソナルスペース作成方法及びパーソナルスペース作成プログラム |
-
2016
- 2016-03-14 JP JP2016001146U patent/JP3204428U/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021022181A (ja) * | 2019-07-29 | 2021-02-18 | コニカミノルタ株式会社 | パーソナルスペース作成システム、パーソナルスペース作成方法及びパーソナルスペース作成プログラム |
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