JP3204243U - カバン用施錠装置 - Google Patents

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JP3204243U JP2016000992U JP2016000992U JP3204243U JP 3204243 U JP3204243 U JP 3204243U JP 2016000992 U JP2016000992 U JP 2016000992U JP 2016000992 U JP2016000992 U JP 2016000992U JP 3204243 U JP3204243 U JP 3204243U
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章文 野田
章文 野田
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アイシン通商株式会社
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Abstract

【課題】構造が簡単で、TSAロックとユーザー錠とユーザーダイヤル錠を備え、ユーザーがユーザー錠とユーザーダイヤル錠のいずれかを選択して解錠可能とし、ユーザー錠とTSAロックの鍵孔の区別が確実にでき、鍵配置スペースを節約することが可能なカバン用施錠装置を提供する。【解決手段】カバン用施錠装置1において、マスターキーで解錠、施錠可能なTSAロックと、ユーザーがユーザーキーで解錠、施錠可能なユーザー錠と、ユーザーが解錠番号を揃えて解錠、施錠可能なユーザーダイヤル錠3を備え、ユーザーがユーザー錠、ユーザーダイヤル錠3のいずれかを選択して解錠、施錠可能とし、前記TSAロックと前記ユーザー錠を同一のシリンダー錠4で兼用し、前記TSAロックと前記ユーザー錠のキーの差し込み形状を異なるようにすることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本考案は、旅行カバン、スーツケース、トランク等のカバン用施錠装置に関する。
旅行カバン、スーツケース、トランク等のキャスター付きカバン類の施錠装置には、従来、様々なタイプのものが存在する。例えば、接・離可能に開閉されるカバン類の一側にカギ穴を備えたキー操作部が存在し、該カギ穴にキーを挿入し、キーを開閉の各ポジション間で回動操作することで、一側と他側が接合された閉状態にあるカバン類の解錠・施錠を行う通常のユーザー錠や、解錠番号にすると解錠するダイヤル錠がある。
TSAロックは、米国等の空港において、預けられたカバン類をTSAの係官が預けられたカバン類をTSAロック用マスターキーを使って施錠装置を壊すことなく解錠し、中味を検査することができ、検査後は再び施錠できるため、解錠状態で荷物を預ける場合に比べてプライバシーを保てる他、空港内での荷物の盗難事故も未然に防止することが可能となる。そのため、カバン類の一側と他側間の解錠・施錠を可能とするユーザー用の第1キー操作部とTSAロック用のマスターキー操作部を備えたカバン類の施錠装置が提案されている。
特開2009−142548号公報
しかしながら、従来のTSAロックと通常のユーザー錠との組み合わせ、又はTSAロックとユーザーダイヤル錠の組み合わせを配置したカバン用施錠装置においては、ユーザーがユーザーキーを粉失した場合や、ユーザーダイヤル錠の解錠番号を忘れた場合、解錠できない事態が発生する。また、ユーザー錠とTSAロックとの組み合わせにおいては、ユーザー錠とTSAロックの鍵孔の形状がほぼ同じであるとユーザーが間違い易いという問題を有する。
本考案は、従来技術のもつ課題を解決する、構造が簡単で、TSAロックとユーザー錠とユーザーダイヤル錠を備え、ユーザーがユーザー錠とユーザーダイヤル錠のいずれかを選択して解錠可能とし、ユーザー錠とTSAロックの鍵孔の区別が確実にでき、鍵配置スペースを節約することが可能なカバン用施錠装置を提供することを目的とする。
本考案のカバン用施錠装置は、前記課題を解決するために、カバン用施錠装置において、マスターキーで解錠、施錠可能なTSAロックと、ユーザーがユーザーキーで解錠、施錠可能なユーザー錠と、ユーザーが解錠番号を揃えて解錠、施錠可能なユーザーダイヤル錠を備え、ユーザーがユーザー錠、ユーザーダイヤル錠のいずれかを選択して解錠、施錠可能とし、前記TSAロックと前記ユーザー錠を同一のシリンダー錠で兼用し、前記TSAロックと前記ユーザー錠のキーの差し込み形状を異なるようにすることを特徴とする。
カバン用施錠装置において、マスターキーで解錠、施錠可能なTSAロックと、ユーザーがユーザーキーで解錠、施錠可能なユーザー錠と、ユーザーが解錠番号を揃えて解錠、施錠可能なユーザーダイヤル錠を備え、ユーザーがユーザー錠、ユーザーダイヤル錠のいずれかを選択して解錠、施錠可能とし、前記TSAロックと前記ユーザー錠を同一のシリンダー錠で兼用し、前記TSAロックと前記ユーザー錠のキーの差し込み形状を異なるようにすることで、ユーザーがユーザー錠のユーザーキーを粉失した場合はユーザーダイヤル錠の解錠番号に合わせれば解錠可能であり、ユーザーダイヤル錠の解錠番号を忘れてしまった場合はユーザー錠をユーザーキーで解錠可能とし、ユーザーにとって安心できるカバン用施錠装置とすることが可能となり、TSAロックとユーザー錠を同一のシリンダー錠で兼用し、前記TSAロックと前記ユーザー錠のキーの差し込み形状を異なるようにすることで、鍵配置のスペースを節約することができ、TSAロックとユーザー錠のキー孔をユーザーが容易に識別することが可能となる。
本考案の実施形態を示す図である。 本考案の実施形態を示す図である。 本考案の実施形態を示す図である。 本考案の実施形態を示す図である。
本考案のカバン用施錠装置の実施形態を図により説明する。図1は、カバン用施錠装置の平面図であり、図2は、その内部を示す概略図である。
カバン用施錠装置1は、カバンを解錠、施錠するロック機構2と、ロック機構2を解錠施錠するユーザーダイヤル錠3と、ロック機構2を解錠施錠するTSAロックとユーザー錠を兼用するシリンダー錠4を備えている。TSAロックのキー11は日本では製作されておらずその構成は不明であるが見聞した情報によると平板に図3に示されるようにシリンダー錠の凹凸に合わせた形状が作成されている。そこで、シリンダー錠4の上部にTSAロックのキー用の上面視直線状のTSAロック用キー孔5を形成する。図4に示されるようにユーザー錠用キー12は、TSAロック用キー孔5と識別可能にするため断面略U字形とし、シリンダー錠の上部に略U字形のユーザー錠用キー孔10をTSAロック用キー孔5と隣接して形成する。
TSAロックとユーザー錠を同一のシリンダー錠4で兼用することで錠配置のスペースを節約することができる。また、シリンダー錠4の上部に直線状のTSAロック用キー孔5と略U字形のユーザー錠用キー孔10を隣接して設けることにより、ユーザーが容易にユーザー錠用キー孔6を識別することが可能となる。
シリンダー錠4には、レバー6が固定される。レバー6を矢印A,B方向にスライド可能にする。
図2によりカバン用施錠装置1の解錠、施錠について説明する。ロック機構2は、結合点7を介して作動部材8に連結される。作動部材8は、作動部材9に連結される。作動部材8は、TSAロックとユーザー錠を兼用するシリンダー錠4に回転運動を直線運動に変換するカム等の手段を介して連結される。
ユーザーダイヤル錠3による解錠、施錠について説明する。ユーザーダイヤル錠3の番号を任意の解錠番号以外の番号に合わせると、結合点7で作動部材8がロックされる。作動部材8がロックされると作動部材9とシリンダー錠4もロックされ、ロック機構2の施錠状態が維持される。ユーザーダイヤル錠3の番号を任意の解錠番号に合わせると、結合点7で作動部材8のロック状態が解除される。作動部材8のロック状態が解除されると、作動部材9とシリンダー錠4のロック状態も解除される。レバー6を矢印Aの方向にスライドすると、シリンダー錠4、作動部材9、作動部材8も矢印Aの方向に動きロック機構2を解錠する。
ユーザーダイヤル錠3の解錠番号の変更について説明する。ユーザーダイヤル錠3の解錠番号に合わせ、レバー6を矢印Bの方向にスライドする。作動部材9がユーザーダイヤル錠3のシャフトを押し付けてユーザーダイヤル錠3の解錠番号を変項可能な状態にする。レバー6を矢印Bの方向に押し付けた状態で新たな解錠番号を設定する。レバー6の矢印Bの方向に押し付けを解除するとユーザーダイヤル錠3は任意の解錠番号以外の番号になり、作動部材8がロックされ、ロック機構2が施錠状態になる。
次に、ユーザー錠の解錠、施錠について説明する。ユーザー錠用キー12をシリンダー錠4の上部に形成された略U字形のユーザー錠用キー孔10に略U字形のユーザー錠用キー12を差し込み、反時計回り(矢印C方向)に90度回転させる。シリンダー錠4の回転はカム等の回転運動を直線運動に変換する手段を介して、作動部材9、作動部材6を矢印A方向に移動し、結合点7のロック状態を解除すると共に、ロック機構2を解錠する。ユーザーキーを時計回り(矢印D方向)へ90度回転させシリンダー錠4を元の位置に戻し、ユーザー錠用キー12をユーザー錠用キー孔10ら引き抜く。ユーザー錠用キー12は、シリンダー錠4の初期位置以外では抜き差しできない。
次に、TSAロックの解錠、施錠について説明する。TSAロック用キー11をシリンダー錠4のTSAロック用キー孔5に差し込み、反時計回り(矢印C方向)に90度回転させる。シリンダー錠4の回転はカム等の回転運動を直線運動に変換する手段を介して、作動部材9、作動部材6を矢印A方向に移動し、結合点7のロック状態を解除すると共に、ロック機構2を解錠する。TSAロック用キー11を時計回り(矢印D方向)へ90度回転させシリンダー錠4を元の位置に戻し、TSAロック用キー11をTSAロック用キー孔5から引き抜く。TSAロック用キー11は、シリンダー錠4の初期位置以外では抜き差しできない。
以上のように、本考案のカバン用施錠装置によれば、ユーザーがユーザー錠のユーザーキーを粉失した場合はユーザーダイヤル錠の解錠番号に合わせれば解錠可能であり、ユーザーダイヤル錠の解錠番号を忘れてしまった場合はユーザー錠をユーザーキーで解錠可能とし、ユーザーにとって安心できるカバン用施錠装置とすることが可能となり、TSAロックとユーザー錠を同一のシリンダー錠で兼用し、前記TSAロックと前記ユーザー錠のキーの差し込み形状を異なるようにすることで、錠配置のスペースを節約することができ、TSAロックとユーザー錠のキー孔をユーザーが容易に識別することが可能となる。
1:カバン用施錠装置、2:ロック機構、3:ユーザーダイヤル錠、4:シリンダー錠、5:TSAロック用キー孔、6:レバー、7:結合点、8:作動部材、9:作動部材、10:ユーザー錠用キー孔、11:TSAロック用キー、12:ユーザー錠用キー

Claims (1)

  1. カバン用施錠装置において、マスターキーで解錠、施錠可能なTSAロックと、ユーザーがユーザーキーで解錠、施錠可能なユーザー錠と、ユーザーが解錠番号を揃えて解錠、施錠可能なユーザーダイヤル錠を備え、ユーザーがユーザー錠、ユーザーダイヤル錠のいずれかを選択して解錠、施錠可能とし、前記TSAロックと前記ユーザー錠を同一のシリンダー錠で兼用し、前記TSAロックと前記ユーザー錠のキーの差し込み形状を異なるようにすることを特徴とするカバン用施錠装置。
JP2016000992U 2016-03-04 2016-03-04 カバン用施錠装置 Active JP3204243U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3194062U (ja) * 2014-08-22 2014-10-30 株式会社協和 旅行かばんのファスナー用施錠装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3194062U (ja) * 2014-08-22 2014-10-30 株式会社協和 旅行かばんのファスナー用施錠装置

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