JP3204030B2 - セレン汚染土壌の不溶化処理方法 - Google Patents
セレン汚染土壌の不溶化処理方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セレン汚染土壌の不溶
化処理方法に関する。
化処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】セレンは、ガラスの着色、脱色剤、光伝
導性を利用した複写機感光体などの電気材料、触媒など
に利用される産業上有用な物質であるが、一方で毒性を
持つ物質でもあり、将来、産業廃棄物や土壌に含有され
る形で環境に拡散し、生態系に影響を及ぼすことが懸念
される。
導性を利用した複写機感光体などの電気材料、触媒など
に利用される産業上有用な物質であるが、一方で毒性を
持つ物質でもあり、将来、産業廃棄物や土壌に含有され
る形で環境に拡散し、生態系に影響を及ぼすことが懸念
される。
【0003】かかる背景の下で、平成6年度から土壌汚
染に関わる環境基準にセレンが新たな項目として加えら
れ、セレン汚染土壌の処理方法の確立が緊急課題として
浮上してきた。
染に関わる環境基準にセレンが新たな項目として加えら
れ、セレン汚染土壌の処理方法の確立が緊急課題として
浮上してきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、セレン
の処理方法には従来あまり着目されておらず、セレンで
汚染された土壌に関する処理方法は全くないのが現状で
ある。
の処理方法には従来あまり着目されておらず、セレンで
汚染された土壌に関する処理方法は全くないのが現状で
ある。
【0005】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、セレンで汚染された土壌からセレンが溶出す
るのを防止することができるセレン汚染土壌の不溶化処
理方法を提供することを目的とする。
たもので、セレンで汚染された土壌からセレンが溶出す
るのを防止することができるセレン汚染土壌の不溶化処
理方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のセレン汚染土壌の不溶化処理方法は請求項
1に記載したように、セレンを含有する汚染土壌に製鋼
スラッジを処理物質として添加するとともに、該汚染土
壌のpHを6以下に調整するものである。
め、本発明のセレン汚染土壌の不溶化処理方法は請求項
1に記載したように、セレンを含有する汚染土壌に製鋼
スラッジを処理物質として添加するとともに、該汚染土
壌のpHを6以下に調整するものである。
【0007】
【0008】
【作用】本発明のセレン汚染土壌の不溶化処理方法にお
いては、セレンを含有する汚染土壌のpHを6以下に調
整する。セレンを含有する汚染土壌をこのようなpH域
に維持しておくと、該汚染土壌からのセレンの溶出はか
なり抑制される。
いては、セレンを含有する汚染土壌のpHを6以下に調
整する。セレンを含有する汚染土壌をこのようなpH域
に維持しておくと、該汚染土壌からのセレンの溶出はか
なり抑制される。
【0009】また、本発明のセレン汚染土壌の不溶化処
理方法においては、セレンを含有する汚染土壌に製鋼ス
ラッジを処理物質として添加するとともに、該汚染土壌
のpHを6以下に調整する。すると、汚染土壌に含まれ
るセレンは製鋼スラッジに効率よく吸着され、さらに該
土壌を上述したpH域に維持することにより、汚染土壌
からのセレンの溶出はほぼ完全に防止される。
理方法においては、セレンを含有する汚染土壌に製鋼ス
ラッジを処理物質として添加するとともに、該汚染土壌
のpHを6以下に調整する。すると、汚染土壌に含まれ
るセレンは製鋼スラッジに効率よく吸着され、さらに該
土壌を上述したpH域に維持することにより、汚染土壌
からのセレンの溶出はほぼ完全に防止される。
【0010】
【実施例】以下、本発明のセレン汚染土壌の不溶化処理
方法の実施例について、添付図面を参照して説明する。
方法の実施例について、添付図面を参照して説明する。
【0011】図1は、本実施例に係るセレン汚染土壌の
不溶化処理方法の手順を示した略図である。同図でわか
るように、本実施例のセレン汚染土壌の不溶化処理方法
においては、まず、処理物質としての鉄酸化物とタンク
2から供給されるpH調整剤とをミキサー1に入れ、こ
れを攪拌混合する。なお、pH調整剤としては、例えば
塩酸や硫酸を必要に応じて適宜希釈したものを用いれば
よい。
不溶化処理方法の手順を示した略図である。同図でわか
るように、本実施例のセレン汚染土壌の不溶化処理方法
においては、まず、処理物質としての鉄酸化物とタンク
2から供給されるpH調整剤とをミキサー1に入れ、こ
れを攪拌混合する。なお、pH調整剤としては、例えば
塩酸や硫酸を必要に応じて適宜希釈したものを用いれば
よい。
【0012】次に、かかる溶液をセレンを含有する汚染
土壌とともにソイルミキサー3に入れて十分に攪拌混合
し、該土壌の水素イオン濃度を示す指標であるpHを6
以下、できれば5.5以下に調整する。
土壌とともにソイルミキサー3に入れて十分に攪拌混合
し、該土壌の水素イオン濃度を示す指標であるpHを6
以下、できれば5.5以下に調整する。
【0013】pH処理された汚染土壌は、例えば埋立材
として再利用する。
として再利用する。
【0014】次に、セレン汚染土壌に対する処理方法に
関する実験について説明する。本実験では、まず、セレ
ンを含有する汚染土壌を人工的に作製し、これに所定の
処理物質を添加して不溶化処理を行い、しかる後に溶出
試験を行ってセレンの溶出抑制効果を評価した。次い
で、このように不溶化処理された処理土壌に水分変化や
pH変化を与え、それらに対する溶出抑制効果の安定性
を評価した。
関する実験について説明する。本実験では、まず、セレ
ンを含有する汚染土壌を人工的に作製し、これに所定の
処理物質を添加して不溶化処理を行い、しかる後に溶出
試験を行ってセレンの溶出抑制効果を評価した。次い
で、このように不溶化処理された処理土壌に水分変化や
pH変化を与え、それらに対する溶出抑制効果の安定性
を評価した。
【0015】表1は、セレン汚染土壌を作製するのに用
いた供試土壌の性質を示したものである。
いた供試土壌の性質を示したものである。
【0016】
【表1】 表2は、該供試土壌に亜セレン酸ナトリウム溶液を添加
し、これを入念に混合して作製された汚染土壌の性質を
示したものであり、環境基準値も併せて示してある。な
お、このようにして作製された汚染土壌には、環境基準
値の約15倍のセレンを含有していることがわかる。
し、これを入念に混合して作製された汚染土壌の性質を
示したものであり、環境基準値も併せて示してある。な
お、このようにして作製された汚染土壌には、環境基準
値の約15倍のセレンを含有していることがわかる。
【0017】
【表2】 図2(a) は、処理物質として鉄酸化物に注目し、そのセ
レン吸着量について調べた結果である。ここでは、針鉄
鉱(Goethite)を鉄酸化物として使用し、該鉄酸化物10
0mgにそれぞれ1、2、5、10、15、20μg/
mlのセレン溶液20mlを加え、24時間振とうして
平衡させた後、セレン吸着量を求めた。同図でわかると
おり、本実験に用いた鉄酸化物の最大セレン(IV)吸着量
は、100mgあたり250μgであった。
レン吸着量について調べた結果である。ここでは、針鉄
鉱(Goethite)を鉄酸化物として使用し、該鉄酸化物10
0mgにそれぞれ1、2、5、10、15、20μg/
mlのセレン溶液20mlを加え、24時間振とうして
平衡させた後、セレン吸着量を求めた。同図でわかると
おり、本実験に用いた鉄酸化物の最大セレン(IV)吸着量
は、100mgあたり250μgであった。
【0018】図2(b) は、このような鉄酸化物を上述し
た汚染土壌に添加してセレンの不溶化処理を行い、しか
る後に溶出試験を行ってセレンの溶出抑制効果を評価し
た結果である。ここでは、鉄酸化物を添加した後、pH
を調整してよく混合し、これを一夜放置した後、溶出試
験(環境庁告示46号に準ずる)を行い、溶出液のセレ
ン含量を測定した。同図でわかるとおり、汚染土壌から
のセレン溶出抑制効果は、鉄酸化物の添加量に密接に依
存しており、添加量が多くなるにつれてセレンの溶出が
抑制されている。そして、本実験で作製した汚染土壌に
関する限り、鉄酸化物を1%添加すれば環境基準(10
ng/ml)をクリアできることがわかる。
た汚染土壌に添加してセレンの不溶化処理を行い、しか
る後に溶出試験を行ってセレンの溶出抑制効果を評価し
た結果である。ここでは、鉄酸化物を添加した後、pH
を調整してよく混合し、これを一夜放置した後、溶出試
験(環境庁告示46号に準ずる)を行い、溶出液のセレ
ン含量を測定した。同図でわかるとおり、汚染土壌から
のセレン溶出抑制効果は、鉄酸化物の添加量に密接に依
存しており、添加量が多くなるにつれてセレンの溶出が
抑制されている。そして、本実験で作製した汚染土壌に
関する限り、鉄酸化物を1%添加すれば環境基準(10
ng/ml)をクリアできることがわかる。
【0019】図3は、鉄酸化物で処理された処理土壌を
湿潤状態から風乾状態へと変化させて溶出試験を行うこ
とにより、水分変化に対するセレン溶出抑制効果の安定
性を調べた結果である。同図でわかるように、わずかに
セレンの再溶出が見られたが、顕著なものではなく、水
分状態の変化に対して安定であると評価できる。
湿潤状態から風乾状態へと変化させて溶出試験を行うこ
とにより、水分変化に対するセレン溶出抑制効果の安定
性を調べた結果である。同図でわかるように、わずかに
セレンの再溶出が見られたが、顕著なものではなく、水
分状態の変化に対して安定であると評価できる。
【0020】図4は、鉄酸化物で処理された処理土壌の
pHを変化させて溶出試験を行うことにより、pH変化
に対するセレン溶出抑制効果の安定性を調べた結果であ
る。同図でわかるように、溶出液のpHが高くなるにつ
れて処理土壌からのセレン溶出量が多くなり、pH6.
5付近で環境基準を越えた。かかる結果は、鉄酸化物を
処理物質として汚染土壌に添加すれば、汚染土壌からの
セレン溶出を有効に抑制することができるものの、pH
の値によってはその溶出抑制効果が不安定となり、pH
管理が重要なポイントとなることを示唆するものであ
る。
pHを変化させて溶出試験を行うことにより、pH変化
に対するセレン溶出抑制効果の安定性を調べた結果であ
る。同図でわかるように、溶出液のpHが高くなるにつ
れて処理土壌からのセレン溶出量が多くなり、pH6.
5付近で環境基準を越えた。かかる結果は、鉄酸化物を
処理物質として汚染土壌に添加すれば、汚染土壌からの
セレン溶出を有効に抑制することができるものの、pH
の値によってはその溶出抑制効果が不安定となり、pH
管理が重要なポイントとなることを示唆するものであ
る。
【0021】表3は、鉄酸化物以外のいくつかの材料を
処理物質として汚染土壌に添加し、セレン溶出を抑制す
る作用があるかどうかを実験した結果を示したものであ
り、鉄酸化物を処理物質として添加した場合(”鉄酸化
物”)、処理物質を何も添加しなかった場合(”無添
加”上段)、および処理物質を何も添加せずにpHだけ
を調整した場合(”無添加”下段)のそれぞれの実験結
果も併せて示してある。鉄酸化物以外の処理物質として
は、赤色土、製鋼スラッジ、アロフェン、鹿沼土および
有機質土壌を用いた。
処理物質として汚染土壌に添加し、セレン溶出を抑制す
る作用があるかどうかを実験した結果を示したものであ
り、鉄酸化物を処理物質として添加した場合(”鉄酸化
物”)、処理物質を何も添加しなかった場合(”無添
加”上段)、および処理物質を何も添加せずにpHだけ
を調整した場合(”無添加”下段)のそれぞれの実験結
果も併せて示してある。鉄酸化物以外の処理物質として
は、赤色土、製鋼スラッジ、アロフェン、鹿沼土および
有機質土壌を用いた。
【0022】
【表3】 同表に示す通り、セレンの溶出防止には、鉄酸化物が最
も効果があるが、赤色土についても大きなセレン溶出抑
制効果があることがわかった。また、製鋼スラッジ、ア
ロフェンおよび鹿沼土は、鉄酸化物や赤色土に比べて劣
るものの、かなり効果があることがわかる。さらに、無
添加であってもpHを下げることによってセレンの溶出
量が原汚染土壌の4分の1程度に低下し、土壌によって
はpHを下げるだけでセレンの溶出を防止できることが
わかる。
も効果があるが、赤色土についても大きなセレン溶出抑
制効果があることがわかった。また、製鋼スラッジ、ア
ロフェンおよび鹿沼土は、鉄酸化物や赤色土に比べて劣
るものの、かなり効果があることがわかる。さらに、無
添加であってもpHを下げることによってセレンの溶出
量が原汚染土壌の4分の1程度に低下し、土壌によって
はpHを下げるだけでセレンの溶出を防止できることが
わかる。
【0023】以上説明したように、本実施例のセレン汚
染土壌の不溶化処理方法によれば、セレンを含有する汚
染土壌のpHを6以下に調整するようにしたので、該汚
染土壌からのセレンの溶出量を原汚染土壌からの溶出量
の4分の1程度に低減することができる。
染土壌の不溶化処理方法によれば、セレンを含有する汚
染土壌のpHを6以下に調整するようにしたので、該汚
染土壌からのセレンの溶出量を原汚染土壌からの溶出量
の4分の1程度に低減することができる。
【0024】特に、汚染土壌に鉄酸化物を添加し、さら
にそのpHを6以下に調整するようにすれば、該土壌か
らのセレンの溶出量は、原汚染土壌からの溶出量の10
0分の1以下に低減され、セレンの溶出をほぼ完全に抑
制することができる。
にそのpHを6以下に調整するようにすれば、該土壌か
らのセレンの溶出量は、原汚染土壌からの溶出量の10
0分の1以下に低減され、セレンの溶出をほぼ完全に抑
制することができる。
【0025】また、鉄酸化物以外でも、赤色土、製鋼ス
ラッジ、アロフェン、鹿沼土などを処理物質として汚染
土壌に添加し、pHを6以下に調整すれば、セレン溶出
を十分に防止することができる。特に、赤色土は有効で
あり、原汚染土壌の30分の1程度にセレンの溶出を抑
制することができる。
ラッジ、アロフェン、鹿沼土などを処理物質として汚染
土壌に添加し、pHを6以下に調整すれば、セレン溶出
を十分に防止することができる。特に、赤色土は有効で
あり、原汚染土壌の30分の1程度にセレンの溶出を抑
制することができる。
【0026】本実施例では、鉄酸化物およびpH調整剤
を予め混合し、これを汚染土壌に添加混合するようにし
たが、かかる順序は任意であり、別々に添加していもよ
いし、どちらを先に添加してもよい。また、攪拌混合す
る際、ソイルミキサーに代えて原位置に設置された攪拌
混合機械を用いて行ってもよい。また、塩酸や硫酸を加
える代わりに、炭酸ガスを接触させるようにしてもよ
い。
を予め混合し、これを汚染土壌に添加混合するようにし
たが、かかる順序は任意であり、別々に添加していもよ
いし、どちらを先に添加してもよい。また、攪拌混合す
る際、ソイルミキサーに代えて原位置に設置された攪拌
混合機械を用いて行ってもよい。また、塩酸や硫酸を加
える代わりに、炭酸ガスを接触させるようにしてもよ
い。
【0027】また、本実施例では特に言及しなかった
が、pH調整をした後、降雨その他の外的な要因によっ
てpHが変動する可能性がある場合には、pH調整され
た汚染土壌をシートで覆う等の適当な手段で外部から遮
断するのがよい。
が、pH調整をした後、降雨その他の外的な要因によっ
てpHが変動する可能性がある場合には、pH調整され
た汚染土壌をシートで覆う等の適当な手段で外部から遮
断するのがよい。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のセレン汚染
土壌の不溶化処理方法によれば、セレンで汚染された土
壌からのセレン溶出量をかなり低減することができる。
土壌の不溶化処理方法によれば、セレンで汚染された土
壌からのセレン溶出量をかなり低減することができる。
【0029】
【0030】
【図1】本実施例に係るセレン汚染土壌の不溶化処理方
法の手順を示した略図。
法の手順を示した略図。
【図2】(a)は鉄酸化物へのセレンの吸着量を示したグ
ラフ、(b)は、鉄酸化物の添加量とセレン溶出量との関
係を示したグラフ。
ラフ、(b)は、鉄酸化物の添加量とセレン溶出量との関
係を示したグラフ。
【図3】鉄酸化物を添加した処理土壌において水分変化
に対するセレン不溶化処理の安定性を示したグラフ。
に対するセレン不溶化処理の安定性を示したグラフ。
【図4】pHとセレン溶出量との関係を示したグラフ。
1、3 ミキサー
フロントページの続き (56)参考文献 Sabine Goldberg," Chapter 14 Constant Capacitance Model Chemical Surface Complexation Model for Describing Ab sorption of Toxic Trace Elements on soil Minerals”,ACS Symposium Series 518,p.278−307,1993 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09C 1/08 A62D 3/00 C01B 19/00
Claims (1)
- 【請求項1】 セレンを含有する汚染土壌に製鋼スラッ
ジを処理物質として添加するとともに、該汚染土壌のp
Hを6以下に調整することを特徴とするセレン汚染土壌
の不溶化処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08487995A JP3204030B2 (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | セレン汚染土壌の不溶化処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08487995A JP3204030B2 (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | セレン汚染土壌の不溶化処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08252564A JPH08252564A (ja) | 1996-10-01 |
JP3204030B2 true JP3204030B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=13843070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08487995A Expired - Fee Related JP3204030B2 (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | セレン汚染土壌の不溶化処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3204030B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4238036B2 (ja) * | 2001-03-28 | 2009-03-11 | 株式会社リオン | 汚染土壌の浄化方法 |
JP2006263509A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 水に溶出し易い物質の固定化方法、およびそれにより得られる資材 |
JP4709678B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2011-06-22 | 住友大阪セメント株式会社 | 土壌汚染物質溶出試験方法および土壌汚染物質溶出促進装置 |
-
1995
- 1995-03-16 JP JP08487995A patent/JP3204030B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
Sabine Goldberg,"Chapter 14 Constant Capacitance Model Chemical Surface Complexation Model for Describing Absorption of Toxic Trace Elements on soil Minerals",ACS Symposium Series 518,p.278−307,1993 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08252564A (ja) | 1996-10-01 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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