JP3203757U - 自動券売機 - Google Patents

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貴裕 川崎
貴裕 川崎
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鉄道情報システム株式会社
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Abstract

【課題】 利用者の指の動きから必要事項を盗み取られることを防止することができる自動券売機を提供する。【解決手段】 視野を制限させることが可能な保護フィルター部2を、利用者が暗証番号等を入力するための入力部3の上面側に取り付けることで、入力部3と保護フィルター部2との間に手を挿入することができる開口部5を形成して、自動券売機1を構成する。【選択図】 図1

Description

本考案は、覗き見によって必要事項を盗み取られることを防止する自動券売機に関するものである。
従来より、駅に設置されている自動券売機で定期券や乗車券等を購入する場合、現金のほか、クレジットカードを使用することがある。そして、その際には、入力部を操作して、一定の必要事項を入力する必要があるが、自動券売機のレイアウト等の都合により、不審者の覗き見でその必要事項を盗み取られる場合がある。
そこで、このような覗き見を防止すべく、自動券売機の前面に凸面鏡を備えた角度調整可能な後方確認ミラーが提案されている(特許文献1)。このミラーは、利用者がミラーで左右や後方を確認することによって、不審者からの覗き見の危険性をあらかじめ利用者自身が察知することができるものである。
しかしながら、このミラーでは、利用者が常に左右や後方にいる不審者の存在や不審者の不正行為に対して注意を払う必要がある。特に入力に集中している間は、覗き見されても気づかずに、不審者に必要事項を盗み取られる可能性がある。
そこで、不審者の存在を気にせず利用者が入力に集中できるように、視野を制限させることができる保護シートを直接入力部に貼り付けることが考えられる(特許文献2)。
このようにすれば、周囲から入力部そのものが見えなくなるため、利用者は、覗き見を気にせず、保護シートの上から入力部を操作して必要事項を入力することができることとなる。
特開2007−41153号公報 登録実用新案第3127722号公報
しかしながら、前記のような保護シートを入力部に直接貼り付けた場合であっても、利用者の手そのものは覆い隠されていないため、指の動きは周囲にいる不審者に把握されてしまうことがある。そのため、不審者が入力部の配列を把握していた場合には、利用者の指の動きにより必要事項を盗み取られる可能性がある。
そこで、本考案は、従来の覗き見防止手段における前述した課題を解決するためになされたものであり、利用者の指の動きから必要事項を盗み取られることを防止することができる自動券売機の提供を目的としたものである。
本考案は、利用者が必要事項を入力するための入力部を備える自動券売機において、前記入力部の上面側に備えられるとともに視野を制限させることが可能な保護フィルター部と、前記入力部と前記保護フィルター部との間に手を挿入することができる開口部とを備えていることを特徴とする。
また、本考案は、前記保護フィルター部の全体領域は、前記入力部の全体領域よりも広いことを特徴とする。
また、本考案は、前記保護フィルター部は、利用者の正面からは前記入力部で入力された前記必要事項が視認され、周囲からは前記必要事項が遮蔽される構造であることを特徴とする。
本考案の自動券売機は、視野を制限させることが可能な保護フィルター部を入力部の上面側に備えている。そのため、必要事項を入力している利用者の指の動きが、保護フィルター部によって遮られ、周囲から見えなくなるので、指の動きによる必要事項の盗み取りを防止することができるという効果を奏する。
また、保護フィルター部の全体領域は、入力部の全体領域より広いので、入力部は保護フィルター部全体で覆われることとなる。そのため、より広範囲からの覗き見を防止することができるという効果を奏する。
更に、保護フィルター部は、利用者の正面からは入力部で入力された必要事項が見えるが、周囲から見えない、より具体的には、少なくとも左右方向からは必要事項が見えない構造となっている。そのため、利用者しか必要事項が見えないので、利用者は周囲を気にせず、集中して入力部を操作することができるという効果を奏する。
本考案の実施形態に係る自動券売機の一部を示す部分斜視図である。 本考案の実施形態に係る自動券売機の保護フィルター部及び入力部を側面から示している部分拡大断面図である。 本考案の実施形態に係る自動券売機の保護フィルター部及び入力部を拡大した部分拡大斜視図である。
以下に、本考案の自動券売機の実施形態を各図面に基づいて詳細に説明する。図1は、自動券売機1を示す部分斜視図である。図2は、自動券売機1の保護フィルター部2及び入力部3を側面から示している部分拡大断面図である。図3は、自動券売機1における保護フィルター部2と入力部3の部分拡大図である。
なお、本考案は、駅に設置される自動券売機に適用した場合について説明しているが、覗き見により必要事項を盗み取られることを防止する必要性がある装置であれば、これに限定されるものではない。
まず、本考案の実施形態である自動券売機1について説明する。
自動券売機1は、主に駅に設置され、利用者の操作により乗車券等の発券を行うための装置である。
図1に示すように、自動券売機1は、クレジットカードの挿入及び排出が行われるカード出入口4、クレジットカードで取引をする際に必要事項を入力する入力部3、必要事項の盗み取りを防止する保護フィルター部2、乗車券や金額等の各種情報を表示する表示部(図示省略)等から構成される。
なお、前述した必要事項とは、クレジットカードで乗車券や定期券等を購入する際に必要な暗証番号をいうが、これに限定されるものではなく、乗車券や定期券の購入に必要な情報全般を指すものである。
次に、入力部3について説明する。
入力部3は、必要事項を入力するためのテンキーであって、このテンキー上に数字等が表示されており、利用者はテンキーを操作してクレジットカードの必要事項を入力する。
なお、本実施形態では入力部3をテンキーとしているが、これに限定されず、タッチパネルであってもよい。
入力部3は自動券売機1の手前側の面に設けられた窪みの中に設置される。より具体的には、図2に示すように、利用者側から見て、窪みの手前側から奥側に向かって形成されている上り勾配面6上に設置される。
また、図2に示すように、保護フィルター部2が入力部3に直接貼られることはなく、入力部3の上面側に保護フィルター部2が設置される。
このような構造であれば、保護フィルター部2と入力部3の間には、利用者が入力部3を直接指で操作することができるほどの空間、即ち、利用者の手のひら全体を覆うほどの凹状の奥行きのある空間が形成されることとなる。
そして、その空間の入口には利用者の手を挿入することができる程度の開口部5が形成されることとなり、利用者は、その開口部5から手を挿入し、入力部3を指で操作して必要事項を入力する。
なお、図1では、利用者側から見て右側に入力部2が配置されているが、利用者が操作し易いように、その位置は、自動券売機1の中央、又はその左右上下のいずれの位置であってもよい。
以上のような構造であれば、保護フィルター部2により、入力部2そのものは勿論、入力部3を操作している利用者の指の動きも周囲から見えなくなるので、指の動きから必要事項を盗み取られることを防止することができる。
次に、保護フィルター部2について説明する。
図3に示すように、保護フィルター部2は、入力部3の上面側に設けられ、少なくとも2つの隅をアール状に切欠いた略長方形状である。また、保護フィルター部2は、入力部3上に表示されている番号等の全体を視認できるよう黒色の半透明となっている。なお、保護フィルター部2は、上記した形状に限定されず、上り勾配面6が形成されている自動券売機1の窪みの形状に応じて、斜め、上下方向からの視界を遮蔽することができる形状であれば、正方形や円形等、何れの形状であってもよい。
このように半透明にして入力部3全体を視認できる構造であれば、例えば、入力部2の近辺に小型カメラが取り付けられていても、容易にそのカメラを発見することができることとなる。
図3に示すように、保護フィルター部2の全体領域は、入力部3の全体領域よりも広くなっている。そのため、入力部3の全体を覆うように自動券売機1に保護フィルター部2は貼付されるので、より広範囲からの覗き見を防止することができることとなる。
保護フィルター部2は、視野を制限させることができる偏光フィルターとなっており、その材質は、特に問わず公知の各種樹脂を用いることができる。
そして、保護フィルター部2における視野を制限するためのフィルター加工については公知の加工によって種々実施可能である。
例えば、覗き見を防止すべく、利用者の正面からは入力部3で入力された必要事項は見えるが、周囲からは見えない。より具体的には、少なくとも左右方向からは見えないようにする加工があげられる。なお、上り勾配面6が形成されている自動券売機1の窪みの形状や、保護フィルター部2の形状に応じて、斜め、上下方向からの視界を遮蔽することができるような加工も可能である。
このように加工すれば、利用者しか必要事項が見えないので、利用者は周囲を気にせず、集中して入力部を操作することができることとなる。
次に、自動券売機1で利用者がクレジットカードで乗車券を購入する場合を説明すると、まず、カード出入口4にクレジットカードを入れる。その後、開口部5に手を挿入し、入力部3で必要事項を入力して、一定の操作後、乗車券が発行され、利用者は乗車券を入手することができる。
以上、本考案者によってなされた考案を実施形態に基づき具体的に説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
1 自動券売機
2 保護フィルター部
3 入力部
4 カード出入口
5 開口部
6 上り勾配面

Claims (3)

  1. 利用者が必要事項を入力するための入力部を備える自動券売機において、
    前記入力部の上面側に備えられるとともに視野を制限させることが可能な保護フィルター部と、
    前記入力部と前記保護フィルター部との間に手を挿入することができる開口部と、を備えていることを特徴とする自動券売機。
  2. 前記保護フィルター部の全体領域は、前記入力部の全体領域よりも広いことを特徴とする請求項1に記載の自動券売機。
  3. 前記保護フィルター部は、利用者の正面からは前記入力部で入力された前記必要事項が視認され、周囲からは前記必要事項が遮蔽される構造であることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の自動券売機。
JP2016000499U 2016-02-04 2016-02-04 自動券売機 Active JP3203757U (ja)

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