JP3203709U - 異形鋼板の搬送装置 - Google Patents

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【課題】異形鋼板をスムーズに搬送することができ、低コストで、騒音の発生を抑制することができ、処理装置へ適切な状態で送り込むことができる異形鋼板の搬送装置を提供する。【解決手段】形状が異なる異形鋼板を処理装置内に搬送する異形鋼板の搬送装置1であって、搬送基台2と、この搬送基台に処理装置内への異形鋼板の搬送方向に対して交差する方向に沿って複数列に配置された複数本のローラ3と、ローラを回転駆動させる駆動部4と、を備え、ローラ3には、ローラ上に載置された異形鋼板を吸着可能な磁石が内蔵され、ローラ3は搬送基台2に対してローラ弾性支持部7を介して上下動可能に支持されている。【選択図】図1

Description

本考案は、形状が異なる異形鋼板を処理装置へ搬送する異形鋼板の搬送装置に関する。
鋼板等の板材を切断装置等の処理装置へと搬送する場合、特許文献1、2に開示されているように回転駆動するローラを複数列に配置した搬送装置で板材を処理装置へ送り込んでいる。また、特許文献3に開示されているようにゴム製のベルトコンベアで板材を処理装置へ送り込んでいる。さらに、特許文献4に開示されているように、板材を送る送り台を振動させることにより板材を搬送させて処理装置へ送り込んでいる。この振動により板材を送り込む振動コンベアは、送り台が傾斜しているものもある。
特開2015−182098号公報 特開2008−105071号公報 特開2008−279576号公報 特開2015−101422号公報
ところが、平板状の板材の場合では、ローラによる搬送、ベルトコンベアによる搬送、振動による搬送により処理装置へ板材を送り込むことはできるが、製品を打ち抜いた後のブランク材や、トリミング加工した後の廃材等の鋼板、すなわち3次元的に屈曲しているような板材(以下「異形鋼板」という)を処理装置へ送り込む場合に以下の問題を有している。
(a)異形鋼板をローラによって搬送する場合、3次元的に屈曲しているので、ローラに接触する面積が少なく、摩擦係数が少ないためにすべり易く、スムーズな搬送が困難となる。
(b)異形鋼板をベルコンベアによって搬送する場合、異形であるために発生しているエッジ部分がベルトコンベアに摺動し、ベルトが破損し易く、ベルト交換等消耗品が多くなるのでコストが嵩む。
(c)異形鋼板を振動コンベアによって搬送する場合、異形鋼板の送り台に接触していない部分が振動したり、異形鋼板が送り台に当たったりすることにより騒音が発生し、作業環境が悪い。
(d)振動コンベアによって搬送する場合、送り台が傾斜していると先行する異形鋼板に次の異形鋼板が重なり、重なった状態で処理装置へ送られてしまい適切な処理を行うことができない。
そこで、本考案は、異形鋼板をスムーズに搬送することができ、低コストで、騒音の発生を抑制することができ、処理装置へ適切な状態で送り込むことができる異形鋼板の搬送装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため本考案の一態様は、形状が異なる異形鋼板を処理装置内に搬送する異形鋼板の搬送装置であって、搬送基台と、この搬送基台に前記処理装置内への前記異形鋼板の搬送方向に対して交差する方向に沿って複数列に配置された複数本のローラと、前記ローラを回転駆動させる駆動部と、を備え、前記ローラには、該ローラ上に載置された前記異形鋼板を吸着可能な磁石が内蔵され、前記ローラは前記搬送基台に対してローラ弾性支持部を介して上下動可能に支持されていることを特徴とする。
また、本考案の一態様は、前記磁石は、前記ローラの軸方向に沿って所定の間隔を空けて複数箇所に設けられ、複数本のローラが前記搬送基台上に複数列に配置された状態で前記各ローラに設けられた磁石が千鳥状に配置されることを特徴とする。
また、本考案の一態様は、前記磁石は、前記各ローラの周方向全域に設けられていることを特徴とする。
また、本考案の一態様は、前記ローラ弾性支持部は、一端が前記搬送基台に固定され、他端が前記ローラのローラ軸に連結された圧縮コイルばねであることを特徴とする。
また、本考案の一態様は、前記駆動部は、駆動用モータと、ローラに巻き掛けられたチェーンと、前記駆動用モータの回転駆動力を前記チェーンに伝達するスプロケットと、このスプロケットと前記駆動用モータの回転軸とを連結し駆動用モータの駆動力を前記スプロケットを介して前記チェーンに伝達する伝達チェーンとで形成されていることを特徴とする。
本考案によれば、3次元的に屈曲している異形鋼板を、磁石が内蔵されたローラに磁力によって引き寄せた状態で、ローラの回転により搬送するので、異形鋼板をスムーズに搬送させることができる。
また、磁石が内蔵されたローラは、ローラ弾性支持部によって上下動可能に支持されているので、異形鋼板が3次元的に屈曲していてもローラが異形鋼板に接触する面積が多くなるので、異形鋼板の振動を抑制して騒音の発生や、異形鋼板が振動によりローラに当たることよって発生する騒音の発生を抑制することができる。
さらに、振動コンベアと異なり、ローラの回転駆動力で異形鋼板が搬送されるので、振動により先行する異形鋼板上に後続の異形鋼板が重なることがなく騒音の発生がなくなる。また、ゴム製のベルトコンベアと異なり、異形鋼板のエッジによるローラの損傷を抑制できるので、消耗部品が少なくなりコストが嵩むことがない。したがって、異形鋼板を適切な状態で処理装置へ送り込むことができる。
図1は、本考案の実施の形態に係る異形鋼板の搬送装置を示す正面図である。 図2は、本考案の実施の形態に係る異形鋼板の搬送装置を示す平面図である。 図3は、本考案の実施の形態に係る異形鋼板の搬送装置を示す側面図である。 図4は、異形鋼板をローラにより搬送している状態を示す説明図である。 図5は、異形鋼板をローラにより搬送している状態を搬送方向から見た説明図である。
以下、本考案に係る異形鋼板の搬送装置の実施の形態について図1乃至図5を用いて説明する。本考案に係る異形鋼板の搬送装置は、製品を打ち抜いた後のブランク材や、トリミング加工した後の廃材等の異形鋼板、すなわち3次元的に屈曲しているような板材を所定の大きさに切断する処理装置としての切断装置へ送り込む。
図1〜3に示すように、本考案の実施の形態に係る異形鋼板の搬送装置1は、搬送基台2と、この搬送基台2に処理装置(不図示)内への異形鋼板の搬送方向aに対して交差する方向に沿って複数列に配置された複数本のローラ3と、ローラ3を回転駆動させる駆動部4と、を備えている。また、ローラ3には、このローラ3上に載置された異形鋼板5を吸着可能な磁石6が内蔵され、ローラ3は搬送基台2に対してローラ弾性支持部7を介して上下動可能に支持されている。
搬送基台2は、ローラ3の両端部を支持する一対の支持フレーム8、9と、これらの支持フレーム8、9を床上に支持する脚部10とで形成されている。一対の支持フレーム8、9間の距離は、ローラ3の軸方向長さに設定され、これらの支持フレーム8、9間に8本のローラ3が配置されている。また、支持フレーム8、9間に配置された8本のローラ3は、一対の支持フレーム8、9の長手方向(搬送方向a)に沿って配置され、ローラ3のローラ軸3aの両端が支持フレーム8、9にローラ弾性支持部7を介して支持されている。
複数本のローラ3には、このローラ3上に載置された異形鋼板5を吸着可能な磁石6が内蔵されている。ローラ3に内蔵された磁石6は、ローラ3の軸方向に沿って所定の間隔を空けて5箇所に設けられ、各磁石6は各ローラ3の周方向全域に設けられている。そして、複数本のローラ3が支持フレーム8、9間に配置され、支持された状態では、図2に示すように各ローラ3に設けられた磁石6が千鳥状に配置されている。すなわち、隣り合うローラ3、3は、内蔵する磁石6の位置が軸方向にそれぞれずれており、隣接するローラの一方のローラ3の磁石6に対向する他方のローラ3には磁石6がなく、一方のローラの磁石6の無い部分に対向する他方のローラ3には磁石6が配置されている。そして、これらの8本のローラ3は駆動部4により回転駆動される。
駆動部4は、8本のローラ3の回転軸3aの一側にそれぞれ固定されたローラスプロケット11と、これらのローラスプロケット11に巻き掛けられた搬送チェーン12と、複数本のローラ3のうちの一つのローラ3bの回転軸3aに固定された伝達スプロケット13とを有している。また、駆動部4は、駆動モータ14と、この駆動モータ14の駆動軸14aと伝達スプロケット13に巻き掛けられて駆動モータ14の回転駆動力を伝達スプロケット13を介してローラ3に伝達する伝達チェーン15とを有している。
そして、駆動モータ14の回転駆動力が伝達チェーン15、伝達スプロケット13を介して一つのローラ3bの回転軸3aに伝達されて一つのローラ3bが回転すると、搬送チェーン12により他のローラ3に駆動モータ14の回転駆動力が伝達されて、他のローラ3が一斉に同方向に回転する。
これにより、8本のローラ3上に載置された異形鋼板が処理装置へ向けて搬送される。8本のローラ3上に載置された異形鋼板は、ローラ3に内蔵された磁石6によりローラ3に吸着された状態で搬送される。このときローラ3は、ローラ弾性支持部7により搬送基台2に対して上下動可能に支持されているので、異形鋼板5は複数箇所で磁石6により吸着され、支持された状態で搬送される。
図4に示すように、ローラ弾性支持部7は、ローラ3の回転軸3aを回転可能に支持する軸受部材16と、この軸受け部材16を支持フレーム8、9に対して上下動自在に支持する案内支持部材17とで形成されている。軸受部材16は、ローラ3の回転軸3aを回転可能に支持する軸受18と、この軸受18と一体に形成された円板状のばね受け部19とで形成されている。
案内支持部17は、ばね受け部19の径より若干大きい内径の筒状の案内筒部20と、この案内筒部20内に収納された圧縮コイルばね21とで形成されている。案内筒部20内に収納された圧縮コイルばね21の上部に軸受部材16のばね受け部19が載置されている。これにより、ローラ3に下方向への力が加わると、軸受部材16が圧縮コイルばね21の弾性力に抗して下方向へ移動し、ローラ3への下方向への力が解除されると軸受部材16は圧縮コイルばね21の弾性力で上方向へ移動し、初期の位置に戻る。
次に、異形鋼板5を8本のローラ3により搬送する際のローラ3の動きについて図4、図5を用いて説明する。図4において、3本のローラを3A、3B、3Cとする。これらのローラ3A、3B、3Cは、いずれもローラ弾性支持部7によって、回転可能に、かつ上下動自在に支持フレーム8、9に支持されている。また、いずれのローラ3A、3B、3Cは搬送チェーン12によって駆動モータ14の回転駆動力が伝達されて、図4において時計方向にいずれも回転駆動されている。
このような状態から、図4に示すように、異形鋼板5をローラ3A、3B、3C上に載置すると、異形鋼板5の屈曲部分5Bの両側の部位5A、5Cはローラ3A、3Cに接触する。異形鋼板5の部位5A、5Cがローラ3A、3Cに接触すると異形鋼板5の重みによってローラ3A、3Cが圧縮コイルばね21の弾性力に抗して下方に下がる。ローラ3A、3Cが下方に下がると、異形鋼板5の屈曲部分5Bがローラ3Bに接触する。この状態では、ローラ3A、3B、3Cに内蔵されている磁石6が、異形鋼板5の各部位5A、5B、5Cを磁力によって吸着している。
ローラ3A、3B、3Cが異形鋼板5の部位5A、5B、5Cと接触した状態で、ローラ3A、3B、3Cが駆動モータ14の駆動力で回転していると、異形鋼板5の部位5Aはローラ3B上に移動し、異形鋼板5の屈曲部分5Bはローラ3C上に移動し、異形鋼板5の部位5Cは、ローラ3Cに隣設するローラ3上に移動する。
このように、ローラ3が回転可能で、かつ上下動自在にローラ弾性支持部7に支持されているので、異形鋼板5が平板状ではなく折れ曲がっていても8本のローラ3が異形鋼板5と接触し、磁石6の吸着力で支持した状態で搬送することができる。したがって、異形鋼板5の搬送において異形鋼板5の振動を抑制することができ、その結果、異形鋼板5の振動に起因する騒音の発生を抑制することができる。
また、ローラ弾性支持部7によって異形鋼板5に接触するローラ3には磁石6が内蔵されているので、異形鋼板5を磁力によって吸着することができ、磁力によって吸着した状態でローラ3が回転することで、摩擦力が得られるので、すべりが抑制され、ローラ3がいわゆる空回りが少なくなり異形鋼板5を確実に搬送することができる。加えて、ローラ3が磁石6により異形鋼板5を吸着し、ローラ3の空回りを抑制することできるので、異形鋼板5とローラ3との摺動による異音の発生を抑制することができ、これによって騒音の発生を抑制することができる。
また、図4に示す状態は、異形鋼板5が搬送方向に対して折れ曲がっている場合を示しているが、図5に示すように異形鋼板5が搬送方向に対して交差する方向に折れ曲がっている場合でも、ローラ3のローラ軸3aの両側がローラ弾性支持部7によって支持されているので、一側のローラ3が上方に移動することで異形鋼板5と接触し、磁力によって吸着することができる。
なお、ローラ弾性支持部7によって上下動可能に支持されたローラ3の上下動の範囲は、回転軸3aに設けたローラスプロケット11が搬送チェーン12から外れることのない範囲に設定されており、ローラ3が上下動しても、搬送チェーン12から回転駆動力は常に伝達されている。
以上説明したように、本実施の形態の異形鋼板の搬送装置1によれば、以下の効果が得られる。
(a)異形鋼板5を複数本のローラ3によって搬送する場合、異形鋼板5が3次元的に屈曲していても、複数本のローラ3が回転可能で上下動自在にローラ弾性支持部7によって支持されているので、複数本のローラ3が異形鋼板5に接触する面積を多くなり、しかも、磁石6が内蔵されているので、摩擦係数を大きくすることができるので、異形鋼板5をスムーズに搬送することができる。
(b)異形鋼板5をベルコンベアによって搬送する場合、異形であるために発生しているエッジ部分がベルトコンベアに摺動するため、ベルトが破損し易く、ベルト交換等消耗品が多くなるのでコストが嵩んでいたが、本実施の形態によれば、ゴム等のベルト交換等消耗品が少なくなるので、コストが嵩むことがなくなる。
(c)異形鋼板を振動コンベアによって搬送する場合、送り台に接触していない部分が振動したり、送り台にあたることにより騒音が発生し、作業環境が悪くなるが、本実施の形態によれば、ローラ3が回転可能に、かつ上下動自在に支持され、磁石6を内蔵しているので、異形鋼板5と接触する面積が大幅に多くなる。これにより、ローラ3に接触していない異形鋼板5が振動することによる騒音の発生を大幅に抑制することができる。
(d)振動コンベアによって搬送する場合、送り台が傾斜していると先行する異形鋼板に次の異形鋼板が重なっていたが、本実施の形態によれば、異形鋼板5同士が重なることがなくなるので、処理装置へ良好に異形鋼板5を送ることができ、適切な処理を行うことができる。
したがって、本実施の形態の異形鋼板の搬送装置1によれば、異形鋼板5をスムーズに搬送することができ、低コストで、騒音の発生を抑制することができ、処理装置へ適切な状態で送り込むことができる。
なお、上記実施の形態では、ローラ3に内蔵した磁石6を周方向の全域に連続して設けたが、これにかぎらず、周方向に所定の間隔を空けて複数箇所に磁石6を設けてもよく、周方向の半周部分に磁石6を設けても良い。さらに、上記実施の形態では、ローラ3の軸方向に所定の間隔を空けて5カ所に磁石6を設けた例を示したが、これに限らず、磁石6は、ローラ3に任意の位置に、任意の数に設けてもよい。また、ローラ3に設けた磁石6の外周部分のみにゴム材を巻き付けて、磁石6を保護するとともに、異形鋼板5をローラ3上に載置するときの衝撃力を低下させてもよい。
また、上記実施の形態では、案内筒部20内に圧縮コイルばね21を配置して、この圧縮コイルばね21で、ローラ3を回転可能に支持する軸受部材16を支持させて上下動自在な構造とした例を示したが、これに限らず、例えば、圧縮コイルばね21によって軸受部材16を上下動自在な構造とする以外に、引っ張りコイルばね21によって、軸受部材16を上下動自在な構造としてもよい。
さらに、圧縮コイルばね21に代えて空気ばねによって軸受部材16を上下動自在に支持する構造としてもよく、圧縮コイルばね21、空気ばね以外の弾性体によって支持する構造としてもよい。
本発明に係る異形鋼板の搬送装置は、製品を打ち抜いた後のブランク材や、トリミング加工した後の廃材等の3次元的に屈曲している異形鋼板の搬送以外に、平板状の鋼板を搬送する搬送装置として用いることもでき、磁石によって吸着することができる板材の搬送に利用することができる。
1 異形鋼板の搬送装置
2 搬送基台
3 ローラ
4 駆動部
5 異形鋼板
6 磁石
7 ローラ弾性支持部
21 圧縮コイルばね

Claims (5)

  1. 形状が異なる異形鋼板を処理装置内に搬送する異形鋼板の搬送装置であって、
    搬送基台と、
    この搬送基台に前記処理装置内への前記異形鋼板の搬送方向に対して交差する方向に沿って複数列に配置された複数本のローラと、
    前記ローラを回転駆動させる駆動部と、を備え、
    前記ローラには、該ローラ上に載置された前記異形鋼板を吸着可能な磁石が内蔵され、
    前記ローラは前記搬送基台に対してローラ弾性支持部を介して上下動可能に支持されていることを特徴とする異形鋼板の搬送装置。
  2. 前記磁石は、前記ローラの軸方向に沿って所定の間隔を空けて複数箇所に設けられ、
    複数本のローラが前記搬送基台上に複数列に配置された状態で前記各ローラに設けられた磁石が千鳥状に配置されることを特徴とする請求項1に記載の異形鋼板の搬送装置。
  3. 前記磁石は、各ローラの周方向全域に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の異形鋼板の搬送装置。
  4. 前記ローラ弾性支持部は、一端が前記搬送基台に固定され、他端が前記ローラのローラ軸に連結された圧縮コイルばねであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の異形鋼板の搬送装置。
  5. 前記駆動部は、複数本のローラの回転軸の一側にそれぞれ固定されたローラスプロケットと、これらのローラスプロケットに巻き掛けられた搬送チェーンと、複数本のローラのうちの一つのローラの回転軸に固定された伝達スプロケットと、駆動モータと、この駆動モータの駆動軸と前記伝達スプロケットに巻き掛けられて駆動モータの回転駆動力をローラに伝達する伝達チェーンとで形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の異形鋼板の搬送装置。
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CN118255121A (zh) * 2024-03-22 2024-06-28 江苏圣达建设集团有限公司 一种装配式钢结构建筑用槽钢输送装置

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