JP3203669B2 - 学習時間表示制御装置 - Google Patents

学習時間表示制御装置

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JP3203669B2
JP3203669B2 JP06727091A JP6727091A JP3203669B2 JP 3203669 B2 JP3203669 B2 JP 3203669B2 JP 06727091 A JP06727091 A JP 06727091A JP 6727091 A JP6727091 A JP 6727091A JP 3203669 B2 JP3203669 B2 JP 3203669B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は試験問題の解答所要時間を
正確に計測して表示させる学習時間表示制御装置に関す
る。
【0002】
【従来技術及びその問題点】入学試験、資格試験、幹部
登用試験等、社会生活を営んでゆく上にはいろいろな試
験を受ける必要があり、そうした試験に合格するために
は指導機関の講習を受けたり、模擬試験により学習の成
果を試したりすることが合格への早道であるとされてい
る。そのため、それぞれの分野で受験者の利便を図るた
め、多くの模擬試験問題集といったものが頒布されるよ
うになっている。
【0003】ところで、模擬試験問題は、解答者が問題
の解答を添付の解答用紙へ記載するような型式になって
いる場合が多い。そして、全部の解答が済むと、別途に
用意されている正解答欄を見てそこに記載されている正
解と自分が前記解答用紙へ記入した解答とを逐一比べて
正誤を確認し、正解を得た問題の得点を順次加算して総
得点を算出するようにしている。
【0004】しかし、こうした総得点の算出のための作
業は即座にできるものではなく、丸印を付けたり、電卓
のキーを入力したりする必要があり、本来の勉学に当て
るべき時間が割かれ、且つ、面倒でもある。
【0005】そうしたことから、問題とその解答をRO
Mに記憶させておき、問題を液晶表示装置で表示すると
共にその問題に対する正解答を含む複数の解答を番号を
付して表示し、その中のどの番号のものが正解答かをテ
ンキーの入力で解答させ、入力された番号に基づいて正
誤を判断した上得点を計算し、その得点を表示する機能
を持った電子式学習機が製品化されている。
【0006】ところが、たくさんの問題と解答をROM
に記憶させるには大容量のROMが必要になり、コスト
アップや実装スペースの拡大の要因となる。また、試験
問題を液晶表示装置の如き電気光学的表示装置で表示す
るため長大な文章、複雑な図形などを表示するためには
大型の表示装置が必要になり、装置が大型化して取り扱
いが不便になる。また、解答番号を入力するためにテン
キーを使うため誤操作が生じ易い。更に、電気光学的表
示装置とテンキーとを使うため鉛筆を使って解答する実
際の試験とは感覚が異なり違和感があって使い難い。
【0007】それで、例えば特開昭59ー224887
号公報に示されているように、試験問題とそれに対する
複数の解答が印刷された問題集或いは参考書等に、複数
の解答に対応して夫々解答バーコードを設けておき、解
答者がそれらの複数の解答のうち正解と思う解答の解答
バーコードを読取ると、読取られた解答バーコードの解
答が正解か否かを判断して、正誤を表示すると共に得点
を求めるシステムが知られている。
【0008】ところで、模擬試験を解く場合には試験問
題が解けたかどうかの外に、その問題を解くためにどの
位の時間がかかったを知ることが重要であるが、解答所
要時間を知りたい場合には、例えば、ストップウォッチ
を用意して、問題の解答を開始する前にキー操作でスト
ップウォッチを始動させ、解答が済んだら再度キーを操
作して計時を停止させる必要があり、こうしたことは、
ストップウォッチを止めるのを忘れたりし易く、面倒で
煩わしい。
【0009】
【発明の目的】本発明は、前記従来の問題点を考慮し
て、試験問題の解答に要した所要時間を簡単に知ること
ができる学習時間表示制御装置を得ることを目的とす
る。
【0010】
【発明の要点】本発明は前記目的を達成するために、試
験問題に関わるバーコードを読取った際、或はキーが操
作された際に時間計測手段の計測動作を開始させ、各問
題の正解答バーコード若しくは誤解答バーコードを読取
る毎に前の問題の正解答バーコード若しくは誤解答バー
コード読取り時からの経過時間データを求めて記憶する
と共に、全ての問題の正解答バーコード若しくは誤解答
バーコードを読取った際に時間計測手段の計測動作を停
止させて、全ての問題の解答に要した時間を得て、全て
の問題の解答に要した時間データ及び問題毎の時間デー
タを表示させるようにしたことを要旨とする。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。図1は本発明の学習時間計測装
置に用いる試験問題の一例を示す概略斜視図である。試
験問題用紙には問題番号に続けて質問型式の問題が記載
されており、その問題に対する正解を含む解答が選択枝
番号を付して複数記載されている。そして、各選択枝に
対応させて解答バーコードが表示されている。
【0012】図2はバーコードリーダで解答バーコード
を読み取る様子を示す概略斜視図である。解答を選択す
るには筆記具型式のバーコードリーダを用いその先端部
を解答バーコードに沿ってなぞることによって解答バー
コードの内容を読み取ることができる。
【0013】図3は解答バーコードの構成を示す平面図
である。同図において、正解バーコード(問1(1) )は
スタートコードに続き正解を意味する正解コードがあ
り、この正解コードに続きその問題に割り当られた得点
に対応する得点コードが設けられ最後にエンドコードが
配設されている。また、不正解バーコード(問1(2) )
はスタートコードに続き不正解を意味する不正解コード
が設けられ、それに続けて正解の選択枝番号を意味する
正解番号コードが設けられ最後にエンドコードが配設さ
れている。最終の問題に係るバーコード(問10(1) 、
(2) )は前記得点コード若しくは正解番号コードとエン
ドコードとの間に最終問題であることを意味する最終問
題コードが設けられている。
【0014】図4は本発明の学習時間計測装置の要部を
示すブロック構成図である。同図において、学習時間計
測装置にはCPU、ROM、入出力ポート、クロックジ
ェネレータ等を備えるマイクロプロセッサーユニット
(MPU)1があり、このMPU1にはRAM2がバス
を介して接続されている。また、キー入力部3の出力は
前記MPU1に入力しており、発振回路4の出力は分周
回路5で1Hzの信号を得るよう分周され、この信号は
計時計数回路6に入力している。そして、この計時計数
回路6によって時刻信号T、日付信号D及び曜日信号Y
が作られ、これらの信号は前記MPU1に入力してい
る。前記MPU1の出力ポートからの信号はRSフリッ
プフロップ7に入力しており、このRSフリップフロッ
プ7のQ出力はアンドゲート8の一方の入力端子に入力
している。また、このアンドゲート8の他方の入力端子
には前記分周回路5からの1Hzの信号が入力してい
る。このアンドゲート8の出力はタイマー回路9に入力
しており、このタイマー回路9のクリア端子には前記R
Sフリップフロップ7のS端子に入力している信号と同
じ信号が入力している。そして、前記タイマー回路9の
出力は前記MPU1に入力している。
【0015】一方、前記MPU1の他の出力ポートから
の信号は表示駆動回路10に入力しており、この表示駆
動回路10の出力で表示部11のドットマトリクスが駆
動されるよう構成されている。また、学習時間計測装置
はバーコードリーダ12を備えており、このバーコード
リーダ12の出力は前記MPU1の入力ポートに入力し
ている。
【0016】前記MPU1のROMには前記キー入力部
3や前記バーコードリーダ12からの信号に対応して種
々の処理を為すプログラムが書き込まれている。図5は
前記RAMの構成を示す図である。モードレジスタMは
装置の動作モードを記憶するレジスタであり、0が記憶
されているときは前記表示部11へ現在時刻を表示する
時計モードが指定され、1が記憶されているときは試験
問題等を解く学習モードが指定される。また、2が記憶
されているときは学習結果を表示させるモードが指定さ
れる。レジスタFSは学習中かどうかを区別するための
レジスタであり、レジスタNは学習結果の表示モードに
おいて表示データの選択番号を記憶するレジスタであ
る。レジスタIは解答中の問題番号を記憶するレジスタ
であり、レジスタXは正解を得た問題に基づき算出した
総得点数を記憶するレジスタである。レジスタYは正解
を得た問題数を記憶するレジスタであり、レジスタWは
正解を得た問題と間違った問題及び各問題の得点の配分
を考慮して算出した正解率を記憶するレジスタである。
そして、レジスタUは全部の問題を解答するまでに要し
た所要時間を記憶するレジスタである。メモリMAN
問題毎の解答時間を記憶するメモリであり、メモリMB
N は問題毎の正誤を記憶するメモリである。また、メモ
リMCN は一つの問題中の正解となる選択枝番号を記憶
するメモリであり、レジスタRはバーコードリーダ12
により読み込まれたデータを記憶するレジスタである。
【0017】図6は本発明の第1実施例の動作のジェネ
ラルフローチャートである。同図において、前記MPU
1内のCPUは所定のイニシアライズルーチンの実行を
済ませ、ジェネラルフローチャートに示すプログラムの
実行を開始する。ステップS1では前記キー入力部3の
キーが操作されたか否かを判別する。キーが操作されて
いないときはステップS3に分岐し、キーが操作されて
いるときはステップS2(フロー2)のキー処理を実行
し、ステップS3に入る。ステップS3ではキーが操作
されて動作モードが学習モードにされたかどうか即ちM
が1か否かを調べ、学習モードになっていない(M≠
1)ときはステップS6でそのとき設定されているモー
ドに対応の表示処理を行って前記ステップS1に戻る。
【0018】ステップS3で学習モードになっている
(M=1)と判断すると、ステップS4に進み、学習中
であることを識別するフラグレジスタFSのデータが1
かどうかを判別する。このフラグレジスタFSのデータ
が1でないときは、進行中のモードの動作を続行する。
ステップS4でフラグレジスタFSのデータが1である
ときはステップS5(フロー3)のバーコード入力処理
を実行し、次いで、ステップS6(フロー4)の表示処
理を行って前記ステップS1に戻る。
【0019】図7はフロー2のキー処理の詳細を示すフ
ローチャートである。このキー処理ではモード選択キー
が操作される都度、時計モードと学習時間計測モードで
の動作モードが選択される。ステップS10ではモード
選択キーが操作されたかどうかを調べており、モード選
択キーが操作されていないときはステップS11でスタ
ートキーが操作されたかどうかを判断する。スタートキ
ーが操作されていないときはステップS22に進み、ス
タートキーが操作されているときはステップS12でレ
ジスタMのデータが学習モードかどうかを調べる。学習
モードでない(M≠1)ときはフロー2の処理を終了
し、学習モードである(M=1)場合はステップS13
で学習中かどうかを区別するためのフラグレジスタF
S、解答を終了した問題番号を記憶するレジスタI、正
解を得た問題に基づき算出した総得点数を記憶するレジ
スタX、正解を得た問題数を記憶するレジスタY、正解
を得た問題と間違った問題及び各問題の得点の配分を考
慮して算出した正解率を記憶するレジスタW、問題毎の
解答時間を記憶するメモリMAN 、問題毎の正誤を記憶
するメモリMBN 、一つの問題中の正解となる選択枝番
号を記憶するメモリMC N 及び解答中の問題番号を記憶
するレジスタNのそれぞれをクリアする。次いで、ステ
ップS14でタイマ回路9をスタートさせ、続けて、ス
テップS15でレジスタFSに学習中であることを後の
処理で分からせるため1をセットして学習モードでの初
期設定を終えフロー2の処理を終了する。
【0020】一方、前記ステップS10でモード選択キ
ーが操作されていたときはステップS16に進み、この
ステップS16でレジスタMをインクリメントする。次
いで、ステップS17でこの学習時間計測装置の最大モ
ード数よりもレジスタMのデータの値が大きくなった
か、即ち、この実施例では2よりも大きくなったかどう
かを判断する。大きくなっていないときはステップS1
9に進み、大きくなっているときはステップS18でレ
ジスタMをクリア、即ち、レジスタMに0を設定してか
らステップS19に入る。このステップS19では学習
中か否かを判別し、学習中でない場合はフロー2の処理
を終了し、学習中である場合は学習を終えることになる
のでステップS20でタイマ回路9を停止させ、続いて
ステップS21でタイマ回路9の計測時間をレジスタU
にセットしてフロー2の処理を終了する。
【0021】ステップS22では学習結果の成績等の読
み出し・表示のための読み出しキーが操作されているか
否かを調べる。読み出しキーが操作されていない場合は
ステップS23で他のキー処理を行ってフロー2の処理
を終了する。
【0022】読み出しキーが操作されている場合はステ
ップS24でモードレジスタMのデータが2で学習結果
表示モードになっているかどうかを判別する。レジスタ
Mの値が2でないときは誤操作として何もせずにフロー
2の処理を終了する。レジスタMの値が2である場合に
はステップS25でレジスタNをインクリメントし、次
の問題に関するデータの表示に移す。次いで、ステップ
S26でレジスタNの値が解答を終了した問題数よりも
大きくなったかどうかを判別する。レジスタNの値がそ
れを超えていないときはフロー2の処理を終了し、レジ
スタNの値が解答を終了した問題数よりも大きくなった
場合は最終処理を終えたのでステップS27でレジスタ
Nのデータを0に戻してフロー2の処理を終了する。
【0023】図8はバーコード入力処理の詳細を示すフ
ローチャートである。同図において、ステップS30で
はバーコードリーダ12からのバーコード信号が入力し
たかどうかを調べている。バーコード信号が入力しない
ときは直ちにフロー3の処理を終了する。バーコード信
号が入力しているときはステップS31でバーコードか
ら読み取ったデータをレジスタRに格納する。次いで、
ステップS32でレジスタIをインクリメントする。次
に、ステップS33でレジスタIが1かどうか、即ち、
最初の問題か否かを判断する。最初の問題であった場合
はステップS34でメモリMA1 にタイマー回路9の計
時時間データを書き込み、続いて、ステップS36に入
る。
【0024】一方、前記ステップS33でレジスタIの
値が2以上である場合にはタイマ回路9の計時時間から
前回までに計測してメモリMAI に記憶させた各回の所
要時間の総和を差し引いてその回の解答所要時間を求
め、それをメモリMAI 中のその回のデータの記憶用に
割り当てられた領域に記憶させる。次いで、ステップS
36に進む。ステップS36では前記バーコードリーダ
で読み取った正誤コードに基づき正解か不正解かを判断
し、正解である場合にはステップS37でメモリMBI
中のその回のデータの記憶用に割り当てられた領域に1
を書き込む。次いで、ステップS38で得点をレジスタ
Xに加算し、ステップS39で正解を得た問題数を記憶
するレジスタYをインクリメントしてステップS42に
入る。前記ステップS36での判断の結果、不正解であ
った場合にはステップS40で前記メモリMBI 中のそ
の回のデータの記憶用に割り当てられた領域に0を書き
込み、ステップS41でメモリMCI にバーコードリー
ダで読み取った正解の選択枝番号を書き込みステップS
42に進む。ステップS42では前記最終問題コードの
有無に基づきその回に解答した問題が最後の問題に該当
するかどうかを判別し、最後の問題でないときはフロー
3の処理を終了する。そして、最後の問題である場合に
はステップS43でタイマ回路9を停止させ、次いで、
ステップS44でタイマ回路9による計時時間をレジス
タUに書き込む。続けて、ステップS45で正解率(Y
/I)×100を算出し、それをレジスタWに書き込
み、ステップS46で学習を終了するのでフラグレジス
タFSに0をセットしてフロー3の処理を終了する。
【0025】図9は表示処理の詳細を示すフローチャー
トである。同図において、ステップS50ではレジスタ
Mのデータが0かどうか、即ち、時計モードかどうかを
調べる。時計モードである場合にはステップS51で現
在時刻、日付を前記表示部11に表示してフロー4の処
理を終了する。また、前記ステップS50で時計モード
ではないと判断した場合にはステップS52で学習モー
ドであるかどうかを判別する。学習モードである場合に
はステップS53で学習中であることを識別するフラグ
レジスタFSが1になっているかどうかを調べ、学習中
である場合にはステップS54で解答を終えた問題番号
(レジスタIのデータ)と学習開始から現在まての所要
時間(タイマ回路9の計時時間)を表示してからフロー
4の処理を終了する。前記ステップS53でレジスタF
Sが1ではないときは学習を終了したものと判断しステ
ップS55で正解を得た問題の総得点を表示してからフ
ロー4の処理を終了する。
【0026】一方、前記ステップS52でレジスタMの
データが1でない場合は、レジスタMのデータの最大値
が2であることから、レジスタMのデータは2であるも
のと判断し、即ち、解答結果の表示モードであると判断
しステップS56でレジスタNのデータが0かどうかを
判断する。レジスタNのデータが0である場合にはステ
ップS57で問題数(レジスタIのデータの値)と正解
率(レジスタWのデータの値)、総所要時間(レジスタ
Uのデータの値)を表示してからフロー4の処理を終了
する。
【0027】前記ステップS56においてレジスタNの
データが0ではない場合にはステップS58で問題番号
(レジスタNのデータの値)、解答選択枝番号及びその
解答に要した時間(メモリMAN のデータの値)を表示
する。次いで、ステップS59で解答に対する正誤(メ
モリMBN のデータの値が1かどうか)を判断する。正
解(メモリMBN のデータの値が1)であるときはステ
ップS60で正解を意味する表示を行いフロー4の処理
を終了する。不正解であった場合にはステップS61で
メモリMCN に記憶させてある正解番号を表示してフロ
ー4の処理を終了する。
【0028】図10は学習モードにおける表示部11へ
の表示の様子を示す説明図である。同図において、最上
段には時計モードになっている状態で前記ステップS5
1を実行しつつ現在時刻14日土曜10時35分20秒
を表示部11に表示している様子を示している。モード
選択キーが操作された結果、前記ステップS52、前記
ステップS53及び前記ステップS55が実行されて、
表示部11には前回の試験の得点70テンが表示され
る。スタートキーが操作されると、前記ステップS13
〜前記ステップS15が実行され、表示部11への問題
数、所要時間の数値表示が0にされる。
【0029】1問目の試験問題の解答をバーコードリー
ダによって入力すると、前記ステップS54が実行され
問題番号と解答所要時間が表示部11に表示される。以
降、試験問題を解答する度に表示部11に同様の表示が
為され、最後の問題を解答すると、前記ステップS42
から前記ステップS46が実行され、その後、前記ステ
ップS55が実行されて正解を得た得点80テンが表示
部11に表示される。
【0030】図11は学習結果の成績表示モードにおけ
る表示部11への表示の様子を示す説明図である。同図
において、最上段には前回の試験の得点80テンが表示
部11に表示されている様子を示している。モード選択
キーが操作されると、前記ステップS56、前記ステッ
プS57が実行されて、表示部11には前回行った試験
の問題数10、正解率80%及び全解答時間42分30
秒が表示される。読み出しキーが操作されると、前記ス
テップS25でレジスタNがインクリメントされるた
め、前記ステップS58、前記ステップS59及び前記
ステップS60が実行されて表示部11には第1問(0
01)セイカイ、解答時間3分25秒が表示される。も
う一度読み出しキーが操作されると、今度は不正解であ
った場合の例で、前記ステップS58、前記ステップS
59及び前記ステップS61が実行される結果、表示部
11には第2問、正解選択枝番号5及び解答時間2分5
5秒が表示される。以降、読み出しキーが操作される都
度同様に表示され、解答を終えた最後の問題についての
第10問セイカイ、解答時間4分47秒が表示されると
前記ステップS27でレジスタNに0がセットされるた
め、前記ステップS57が実行され、最上段に示す表示
状態に戻る。
【0031】以上述べたように本発明の学習時間計測装
置を用いると、バーコードリーダで試験問題に解答する
ことで学習ができ、解答所要時間も即座にわかる。試験
を終えてから各問題についての成績結果を知りたければ
読み出しキーの操作によって正解を得たのか不正解であ
ったのかを知ることができ、併せて各問題の解答所要時
間も分かる。
【0032】図12は本発明の学習時間計測装置の第2
実施例で用いる試験問題の一例を示す概略斜視図であ
る。試験問題用紙には問題番号と問題番号を意味する問
題バーコードを表示してある。また、これらに続けて質
問型式の問題が記載されており、その問題に対する正解
を含む解答が選択枝番号を付して複数記載されている。
そして、各選択枝に対応させて解答バーコードが表示さ
れている。
【0033】図13はバーコードリーダで問題バーコー
ドを読み取る様子を示す概略斜視図である。問題を選択
するには筆記具型式のバーコードリーダを用いその先端
部を問題バーコードに沿ってなぞることによって解答バ
ーコードの内容を読み取ることができる。
【0034】図14はバーコードリーダで解答バーコー
ドを読み取る様子を示す概略斜視図である。解答を選択
する場合にも問題バーコードを選択する場合と同様にバ
ーコードリーダを操作する。
【0035】図15(a) 、(b) 、(c) は問題バーコード
と解答バーコードの構成を示す平面図である。図15
(a) の問題コードはスタートコードに続き問題や解答を
区別するための種別コードあり、この種別コードに続き
問題番号コード、正解番号コード、得点コードが設けら
れ最後にエンドコードが設けられている。
【0036】図15(b) の解答バーコードはスタートコ
ードに続き問題や解答を区別するための種別コード、問
題番号コード、解答番号コードが順に設けられ、最後に
エンドコードが設けられている。図15(c) の最終の問
題に係る解答バーコードは前記解答バーコードの解答番
号コードとエンドコードとの間に最終問題であることを
意味する最終問題コードが設けられている。
【0037】図16は第2実施例の動作のジェネラルフ
ローチャートである。なお、この第2実施例におけるハ
ードの構成は図4に示したものを用いている。また、前
記RAM2にはデータ保存用のレジスタEとレジスタF
を追加している。このジェネラルフローチャートにあっ
ては図4のフローチャートで行っていた学習中であるこ
とを識別するフラグレジスタFSのデータが1かどうか
の判別を省略しており、他の処理は図4に示したものと
同様である。
【0038】図17は第2実施例のキー処理の詳細を示
すフローチャートである。このキー処理では図7に示し
た処理のうちステップS14とステップS15の処理を
省略している。その他の処理については図7に示したも
のと同様である。
【0039】図18は第2実施例のバーコード入力処理
の詳細を示すフローチャートである。同図において、ス
テップS70ではバーコードリーダ12からのバーコー
ド信号が入力したかどうかを調べている。バーコード信
号が入力しないときは直ちにフロー3の処理を終了す
る。バーコード信号が入力しているときはステップS7
1でバーコードから読み取ったデータをレジスタRに格
納する。次いで、ステップS72で学習中であることを
識別するフラグレジスタFSが0かどうかを判断する。
フラグレジスタFSが0であるときはステップS73で
問題バーコードが入力されたか否かを判別し、問題バー
コードが入力されていないときはフロー3の処理を終了
する。問題バーコードが入力されている場合にはステッ
プS74で前記レジスタRに読み込んだ問題バーコード
のデータをレジスタEに移す。次いで、ステップS75
でタイマー回路9をクリアした後スタートさせる。次
に、ステップS76で学習中であることを識別するフラ
グレジスタFSに1をセットしてフロー3の処理を終了
する。
【0040】前記ステップS72において、レジスタF
Sのデータが0ではなく学習中の状態になっているとき
はステップS77で解答バーコードが入力されたか否か
を判別し、解答バーコードが入力されていないときはフ
ロー3の処理を終了する。解答バーコードが入力されて
いる場合にはステップS78で前記問題バーコードの問
題番号と解答バーコードの問題番号とが一致しているか
どうか調べる。それらが不一致の場合にはフロー3の処
理を終了し、それらが一致しているときはステップS7
9で前記レジスタRに読み込んだ解答バーコードのデー
タをレジスタFに移す。次に、ステップS80でタイマ
ー回路の動作を停止させ、ステップS81で解答を終え
た問題数が幾つかを管理しているレジスタIをインクリ
メントする。次いで、ステップS82でメモリMAI
タイマー回路9の計時時間データを書き込み、ステップ
S83に入る。ステップS83では解答番号と正解番号
とが一致しているかどうかを調べ、両番号が一致してい
るときはステップS84でメモリMBI 中のその回のデ
ータの記憶用に割り当てられた領域に1を書き込む。次
いで、ステップS85で得点をレジスタXに加算し、ス
テップS86で正解を得た問題数を記憶するレジスタY
をインクリメントしてステップS89に入る。
【0041】前記ステップS83での判断の結果、解答
番号と正解番号とが不一致である場合は不正解であるの
でステップS87で前記メモリMBI 中のその回のデー
タの記憶用に割り当てられた領域に0を書き込み、ステ
ップS88でメモリMCI に正解の選択枝番号を書き込
みステップS89に進む。ステップS89では前記最終
問題コードの有無に基づきその回に解答した問題が最後
の問題に該当するかどうかを判別し、最後の問題でない
ときはフロー3の処理を終了する。そして、最後の問題
である場合にはステップS90でメモリMAI の各回の
解答所要時間の総和を累計してトータル所要時間を求め
それをレジスタUに書き込む。続けて、ステップS91
で正解率(Y/I)×100を算出し、それをレジスタ
Wに書き込みフロー3の処理を終了する。
【0042】以上説明したように、第2実施例では夫々
の問題に問題バーコードが設けられているので、夫々の
問題バーコードを読取る度に毎回タイマ回路をクリアし
てから始動させることができ、解答バーコードを読取っ
たときにタイマ回路を停止させてタイマ回路の計時時間
をその1問の解答時間としてメモリに記憶させている。
そして、第1実施例と同様に最後の問題の解答バーコー
ドには正解、不正解を問わず最後の問題であることを意
味する最終問題コードが含まれており、このバーコード
を読取ると、総ての解答時間を累計してトータル解答時
間を算出しレジスタUに記憶させている。従って、この
実施例のものでは、問題に取り組む毎にタイマ回路のス
タート、ストップを行うから問題に取り組んでいない休
憩時間があっても実際に試験に携わった正味の時間の測
定が可能になる。
【0043】なお、各実施例のものは、例えば50問一
組を対象とした一単位の問題の時間や正誤データしか記
憶させることができないが、複数単位分の問題の時間や
正誤データを記憶できるようにしてもよい。この場合、
同じ問題を解答する所要時間を比べればどの程度進歩し
たかを知ることができる。また、複数の人の解答データ
等を記憶できるようにしてもよく、そのようにした場合
には予め各人を識別するためのコードをバーコード或い
はキー操作で設定できるようにするとよい。そして、第
1実施例ではタイマ回路の停止は最後の問題のバーコー
ドに終了コードを入れておいて、これをバーコードリー
ダが読取ったときにタイマ回路の動作を停止させるよう
にしているが、予め問題が何問あるかを意味するデータ
をキーで設定したり、或いは試験用紙にバーコードとし
て入れておき、このバーコードをバーコードリーダで読
み取ってから問題を開始し、読み取った問題数と同数回
解答があったら終了するようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、問題毎の所要時間や試験全体のトータル時間を簡単
に測定して表示できるので、能率的に学習効果を向上で
きる学習時間表示制御装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の学習時間計測装置に用いる試験問題の
一例を示す概略斜視図である。
【図2】バーコードリーダで解答バーコードを読み取る
様子を示す概略斜視図である。
【図3】解答バーコードの構成を示す平面図である。
【図4】本発明の学習時間計測装置の要部を示すブロッ
ク構成図である。
【図5】RAMの構成を示す図である。
【図6】本実施例の動作のジェネラルフローチャートで
ある。
【図7】キー処理(フロー2)の詳細を示すフローチャ
ートである。
【図8】バーコード入力処理の詳細を示すフローチャー
トである。
【図9】表示処理の詳細を示すフローチャートである。
【図10】学習モードにおける表示部11への表示の様
子を示す説明図である。
【図11】学習結果の成績表示モードにおける表示部へ
の表示の様子を示す説明図である。
【図12】本発明の学習時間計測装置の第2実施例で用
いる試験問題の一例を示す概略斜視図である。
【図13】バーコードリーダで問題バーコードを読み取
る様子を示す概略斜視図である。
【図14】バーコードリーダで解答バーコードを読み取
る様子を示す概略斜視図である。
【図15】(a) は問題バーコードの構成を示す平面図で
ある。 (b) は解答バーコードの構成を示す平面図である。 (c) は最終の解答バーコードの構成を示す平面図であ
る。
【図16】第2実施例の動作のジェネラルフローチャー
トである。
【図17】第2実施例のキー処理の詳細を示すフローチ
ャートである。
【図18】第2実施例のバーコード入力処理の詳細を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 MPU 2 RAM 3 キー入力部 4 発振回路 5 分周回路 6 計時計数回路 7 RSフリップフロップ 8 アンドゲート 9 タイマー回路 10 表示駆動回路 11 表示部 12 バーコードリーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−108930(JP,A) 特開 昭56−46282(JP,A) 実開 昭55−79356(JP,U) 特公 昭61−625(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04F 10/00 G09B 7/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の問題夫々の正解答及び誤解答に対応
    して設けられた正解答バーコード及び誤解答バーコード
    を読取り可能な読取手段と、 外部操作キーの操作により計測動作が開始され解答時間
    データを得る解答時間計測手段と、複数の問題夫々の正解答バーコード若しくは誤解答バー
    コードを読取る毎に前の問題の正解答バーコード若しく
    は誤解答バーコード読取り時からの経過時間データを求
    めて記憶する問題毎時間記憶制御手段と、 前記読取手段で前記複数の問題総ての前記正解答バーコ
    ード若しくは誤解答バーコードを読取った際に前記解答
    時間計測手段の計測動作を停止させる停止手段と、 前記解答時間計測手段で得られた解答時間データ及び前
    記問題毎時間記憶制御手段により記憶された問題毎の時
    間データを表示させる表示制御手段とを備えことを特
    徴とする学習時間表示制御装置。
  2. 【請求項2】複数の問題に対応して一つ設けられた問題
    群バーコード、前記複数の問題夫々の正解答及び誤解答
    に対応して設けられた正解答バーコード及び誤解答バー
    コードを読取り可能な読取手段と、 この読取手段で前記問題群バーコードを読取った際に計
    測動作が開始され解答時間データを得る解答時間計測手
    段と、複数の問題夫々の正解答バーコード若しくは誤解答バー
    コードを読取る毎に前の問題の正解答バーコード若しく
    は誤解答バーコード読取り時からの経過時間データを求
    めて記憶する問題毎時間記憶制御手段と、 前記読取手段で前記複数の問題総ての前記正解答バーコ
    ード若しくは誤解答バーコードを読取った際に前記解答
    時間計測手段の計測動作を停止させる停止手段と、 前記解答時間計測手段で得られた解答時間データ及び前
    記問題毎時間記憶制御手段により記憶された問題毎の時
    間データを表示させる表示制御手段とを備えたことを特
    徴とする学習時間表示制御装置。
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