JP3203225U - 動物防止柵用の抜穴妨害具、及び、動物防止柵 - Google Patents

動物防止柵用の抜穴妨害具、及び、動物防止柵 Download PDF

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Abstract

【課題】動物防止柵の防止面状体より下側の地中で動物の抜穴の開通を妨害することができる動物防止柵用の抜穴妨害具、及び、動物防止柵を提供する。【解決手段】動物防止柵10は、隣り合う支柱11の間隔方向に延設される支持胴縁3が当該支柱又は防止網12に固定されて、この支持胴縁から地表面に向かって複数本の埋入棒2の下方に延設される。複数本の埋入棒は、支持胴縁の架設方向に向かって所定間隔で配設されており、各埋入棒の下方に向かって延設される部分は地中に埋入されている。各埋入棒の下方に向かって延設される部分は動物防止柵の防止網の下端よりも下方まで延設されており、この複数本の埋入棒によって地中に妨害柵20が形成される。この妨害柵によって、動物が動物防止柵の防止網の下側に抜穴を掘ることを妨害でき、動物防止柵の地中からの通り抜けを防止できる。【選択図】図1

Description

本考案は、設置場所に所定間隔で立設される複数本の支柱とその支柱間に架設される防止面状体とを備えた動物防止柵に関し、防止面状体より下側に動物が抜穴を開けることを妨害するための動物防止柵用の抜穴妨害具、及び、動物防止柵に関するものである。
例えば、山沿いやその周辺を通る高速道路や幹線道路には、これら道路とその沿線との境界部分に、イノシシ、シカその他の野生動物が道路部分へ侵入することを防止するための動物防止柵が設置されている。また、例えば、山間の集落や里山の集落では、山側から野生動物が人間の生活圏内に侵入して来て、集落の住宅や畑その他の土地を荒らし、農作物などに被害を与えることがあるため、集落と山間部との境界部分に動物防止柵が設置されるケースが増加している。
この動物防止柵は、高速道路、幹線道路その他の道路や集落などの侵入禁止領域に野生動物が侵入することを防止するための柵であり、例えば、これらの侵入禁止領域の境界に沿って複数本の支柱を所定間隔で立設し、この複数本の支柱における各支柱間に防止網を架設することで、この防止網によって野生動物が侵入禁止領域に侵入することを防止しようとするものである。
しかしながら、上記した動物防止柵は、複数本の支柱の立設部分のごく僅かな部分にのみ基礎コンクリートが打設され、これら支柱間にある部分は、土の地表面がそのまま残るため、野生動物は、この地表面を掘り起こすことができてしまう。このため、野生動物、特に、イノシシは、地表面を防止網の下端より下側まで掘削して、侵入禁止領域へ通じる抜穴を開けて、防止網の下側を通り抜けて侵入禁止領域へ侵入してしまうという問題点があった。
本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、動物防止柵の防止面状体より下側の地中で動物が抜穴を開通させることを妨害することができる動物防止柵用の抜穴妨害具、及び、動物防止柵を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、第1考案の動物防止柵用の抜穴妨害具は、設置場所に所定間隔で立設される複数本の支柱とその支柱間に架設される防止面状体とを備えた動物防止柵に取り付けられるものであり、特に、動物防止柵における隣り合う支柱同士の間隔方向に延設され、動物防止柵の支柱又は防止面状体に固定される支持部材と、その支持部材の延設方向に所定間隔で配設されその支持部材により支持されるとともに、動物防止柵の防止面状体の下端よりも上側位置から下方に向かって延設されて地中に埋入可能である複数の埋入部材とを備えており、その複数の埋入部材の埋入により地中に妨害柵を形成するものであって、この妨害柵によって動物による抜穴掘削を妨害して動物防止柵の防止面状体よりも下側からの通り抜けを防止するものである。
また、第8考案の動物防止柵は、設置場所に所定間隔で立設される複数本の支柱と、その支柱間に架設される防止面状体と、その防止面状体又は支柱に固定され、隣り合う前記支柱同士の間隔方向に延設される支持部材と、その支持部材の延設方向に所定間隔で配設されその支持部材により支持されるとともに、動物防止柵の防止面状体の下端よりも上側位置から下方に向かって延設されて地中に埋入可能である複数の埋入部材とを備えており、その複数の埋入部材の埋入により地中に妨害柵を形成するものであって、この妨害柵によって動物による抜穴掘削を妨害して前記防止面状体よりも下側からの通り抜けを防止するものである。
この第1考案の動物防止柵用の抜穴妨害具又は第8考案の動物防止柵によれば、動物防止柵の支柱間の間隔方向に延設される支持部材が当該支柱又は防止面状体に固定されて、この支持部材により複数の埋入部材が支持される。複数の埋入部材は、動物防止柵の防止面状体の下端よりも上側位置から地表面に向かって下方に延設される。複数本の埋入部材は、支持部材の延設方向、即ち、動物防止柵の支柱の間隔方向に所定間隔で配設されており、各埋入部材における下方に向かって延設される部分は地中に埋入される。かかる複数本の埋入部材の埋入部分によって地中に妨害柵が形成される。
第2考案の動物防止柵用の抜穴妨害具は、第1考案の動物防止柵用の抜穴妨害具において、前記支持部材は、動物防止柵の支柱又は防止面状体における地表面より上側にある部分に固定されるものである。また、第11考案の動物防止柵は、第8から第10考案のいずれかの動物防止柵において、前記支持部材は、前記支柱又は防止面状体における地表面より上側にある部分に固定されるものである。
この第2考案の動物防止柵用の抜穴妨害具によれば第1考案の動物防止柵用の抜穴妨害具と同様に作用する上、又は、第11考案の動物防止柵によれば第8から第10考案のいずれかの動物防止柵と同様に作用する上、支持部材は、動物防止柵の支柱又は防止面状体における地表面より上側部分に固定されるので、支持部材の動物防止柵への取付作業を地上で行えて、施工時の作業性を向上できる。
第3考案の動物防止柵用の抜穴妨害具は第1若しくは第2考案の動物防止柵用の抜穴妨害具において、又は、第12考案の動物防止柵は、第8から第11考案の動物防止柵用の抜穴妨害具において、前記埋入部材における地中へ向けた延設部分の2以上の箇所で当該埋入部材を前記支持部材に対して固定可能であって、この固定箇所の変更により当該埋入部材の地中への埋入深さを変更する埋入深さ変更手段を備えている。
この第3考案の動物防止柵用の抜穴妨害具によれば第1若しくは第2考案の動物防止柵用の抜穴妨害具と同様に作用する上、又は、第12考案の動物防止柵によれば第8から第11考案の動物防止柵と同様に作用する上、埋入深さ変更手段は、各埋入部材の延設部分を支持部材に対して2箇所以上で固定できるので、この固定箇所を変更することで、各埋入部材の地中への埋入深さを2段階以上に変更できる。よって、例えば、埋入部材の埋入箇所が地盤が固くて埋入部材を埋入し難いなど、埋入場所の種々の状況に応じて、埋入部材の埋入深さを適宜調節することができる。
第4考案の動物防止柵用の抜穴妨害具は第3考案の動物防止柵用の抜穴妨害具において、又は、第13考案の動物防止柵は第12考案の動物防止柵において、前記埋入深さ変更手段は、前記支持部材における前記複数の埋入部材の配設位置にそれぞれ形成される複数の取付穴と、その取付穴に挿入可能であって前記支持部材から下方へ向けた延設部分がねじ棒で形成される前記埋入部材と、その埋入部材のねじ棒に螺着され、そのねじ棒を前記支持部材の前記取付穴に挿入した状態で、その取付穴の上下両側から前記支持部材を狭持して前記ねじ棒を前記支持部材に着脱自在に締結する上下対の締結具とを備えている。
この第4考案の動物防止柵用の抜穴妨害具によれば第3考案の動物防止柵用の抜穴妨害具と同様に作用する上、又は、第13考案の動物防止柵によれば第12考案の動物防止柵と同様に作用する上、埋入部材は、その埋入部材のねじ棒を支持部材の取付穴に挿入した状態で、この取付穴の上下から支持部材を狭持した状態となるように締結具をねじ棒に螺着して締結することで、支持部材に固定される。埋入深さ変更手段は、この上下対の締結具を埋入部材のねじ棒に螺着する位置を変更することで、埋入部材の埋入深さを変更できる。このように、埋入深さ変更手段は、埋入部材のねじ棒に対する上下対の締結具の螺着位置を適宜変更することで、無段階式に埋入部材の埋入深さを調整できる。
第5考案の動物防止柵用の抜穴妨害具は第4考案の動物防止柵用の抜穴妨害具において、又は、第14考案の動物防止柵は第13考案の動物防止柵において、前記埋入部材は、全ねじ棒で形成されている。
この第5考案の動物防止柵用の抜穴妨害具によれば第4考案の動物防止柵用の抜穴妨害具と同様に作用する上、又は、第14考案の動物防止柵によれば第13考案の動物防止柵と同様に作用する上、埋入部材自体が全ねじ棒であるので、埋入部材における下方へ向かう延設方向の全体を使って、埋入部材の地中への埋入深さを無段階的に調節できる。
第6考案の動物防止柵用の抜穴妨害具は、第1から第5考案のいずれかの動物防止柵用の抜穴妨害具において、前記支持部材は、動物防止柵における隣り合う支柱同士の間隔方向に延設され、その延設方向端部に連結部が設けられ、隣り合う当該支持部材同士が互いの連結部同士で連結具を介して着脱自在に連結可能となっている。また、第15考案の動物防止柵は、第8から第14考案の動物防止柵において、前記支持部材は、隣り合う前記支柱同士の間隔方向に延設され、その延設方向端部に連結部が設けられ、隣り合う当該支持部材同士が互いの連結部同士で連結具を介して着脱自在に連結可能となっている。
この第6考案の動物防止柵用の抜穴妨害具によれば第1から第5考案のいずれかの動物防止柵用の抜穴妨害具と同様に作用する上、又は、第15考案の動物防止柵によれば第8から第14考案のいずれかの動物防止柵用の抜穴妨害具と同様に作用する上、複数の支持部材は、隣り合う支持部材同士の連結部同士を連結具を介して連結することで、動物防止柵の延長距離に応じて支持部材の長さを延長できる。
第7考案の動物防止柵用の抜穴妨害具は第1から第6考案のいずれかの動物防止柵用の抜穴妨害具において、前記支持部材を動物防止柵の支柱又は防止面状体に着脱自在に取り付ける取付具を備えている。また、第16考案の動物防止柵は第8から第15考案のいずれかの動物防止柵において、前記支持部材を前記支柱又は防止面状体に着脱自在に取り付ける取付具を備えている。
この第7考案の動物防止柵用の抜穴妨害具によれば第1から第6考案のいずれかの動物防止柵用の抜穴妨害具と同様に作用する上、又は、第16考案の動物防止柵によれば第8から第15考案のいずれかの動物防止柵と同様に作用する上、支持部材は、取付具を介して動物防止柵の支柱又は防止面状体に着脱自在に取り付けられる。このため、動物防止柵を撤去などする場合は、取付具を外すことで、支持部材を動物防止柵の支柱から取り外せる。例えば、撤去する際に、支持部材を動物防止柵から取り外すことで、埋入部材を地中から抜き取り易くなり、撤去作業も容易となる。
第9考案の動物防止柵は、第8考案の動物防止柵において、前記防止面状体は、その下端部が所定深さ地中に埋入されるものである。
この第9考案の動物防止柵によれば、第8考案の動物防止柵と同様に作用する上、防止面状体の下端部も埋入部材と同様に地中に埋入されるので、防止面状体及び妨害柵の双方により野生動物の抜穴掘削を妨害できるという効果がある。
第10考案の動物防止柵は、第8又は第9考案の動物防止柵において、前記支持部材は、前記防止面状体の下端より上側の位置にて前記支柱又は防止面状体に固定されるものであり、前記複数の埋入部材は、前記支持部材から下方に延設される部分が前記防止面状体の下端よりも更に下方まで延設された状態で地中に埋入されるものである。
この第10考案の動物防止柵によれば、第8又は第9考案の動物防止柵と同様に作用する上、複数本の埋入部材は下方に向かって延設される部分が動物防止柵の防止面状体の下端よりも下方まで延設された状態で地中に埋入されるので、防止面状体の下端よりも更に下側まで到達するより深い妨害柵を地中に形成できる。
本考案の動物防止柵用の抜穴妨害具又は動物防止柵によれば、動物防止柵の支柱の間隔方向に延設した支持部材を当該支柱又は防止面状体に固定し、この支持部材を介して複数の埋入部材を支持し、これら複数の埋入部材を地中に埋入することによって、動物防止柵の設置場所の地中に妨害柵を形成できる。この妨害柵は、動物が動物防止柵の防止面状体の下側を通り抜けるための抜穴を掘削することを妨害する柵を、複数の埋入部材を介して地中に作り出すことができる。この妨害柵によって、動物が動物防止柵の防止面状体の下側に通じる抜穴を掘ることを妨害できるので、かかる抜穴を通じて動物防止柵を地中から通り抜けることを防止できるという効果がある。
本考案の一実施例である抜穴妨害具が取り付けられた動物防止柵の正面図である。本考案の (a)は、図1のIIA−IIA線における断面を部分的に拡大視した縦断面図であり、(b)は、図1のIIB−IIB線における断面を部分的に拡大視した縦断面図である。図1 図1の部分的拡大図であり、動物防止柵の支柱に対する抜穴妨害具の支持胴縁の取付状態を示した図である。 図3のIV−IV線における横断面図である。 抜穴妨害具の正面図である。 (a)は、隣り合う支持胴縁の連結状態を示した部分的な正面図であり、(b)は、(a)のB−B線における縦断面図である。
以下、本考案の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本考案の一実施例である抜穴妨害具1が取り付けられた動物防止柵10の正面図である。図2(a)は、図1のIIA−IIA線における断面を部分的に拡大視した縦断面図であり、図2(b)は、図1のIIB−IIB線における断面を部分的に拡大視した縦断面図である。
図1に示すように、動物防止柵10は、設置場所に所定間隔で立設される複数本の支柱11と、その複数本の支柱11に架設(張設)される防止網12と、この動物防止柵10の下端部に取り付けられる抜穴妨害具1とを備えている。この動物防止柵10は、高速道路、幹線道路その他の道路や集落などの侵入禁止領域に野生動物が侵入することを防止するための柵である。
例えば、この動物防止柵10は、これらの侵入禁止領域の境界などの設置場所に沿って複数本の支柱11を所定間隔で立設し、地表面GLから所定高さ(例えば、2500mm程度)を有する防止網12を複数本の支柱11に架設し、この防止網12(の下網12b)の下端部を地中UGに所定深さ(例えば、150mm程度)埋設することで、野生動物が侵入禁止領域に侵入することを防止しようとするものである。
複数本の支柱11は、いずれも長尺(例えば、長さ2500mm程度)の中空丸パイプで形成されており、地表面GLから鉛直方向上方に向かって立設されている。複数本の支柱11は、例えば、横方向(動物防止柵10の延長方向、図1の左右方向)に1.5m間隔で設置されている。各支柱11の下端部11aは、基礎構造部材13の基礎モルタル13b内に埋入固定されている。
図2に示すように、基礎構造部材13は、設置場所の地中UGに埋入された中空鋼管製の基礎鋼管13aと、その基礎鋼管13aの内周上部にモルタル硬化物を充填して形成される基礎モルタル13bとを備えている。基礎鋼管13aは地中UGに打ち込まれることで、その内周下部に地中UGの土が充填されており、この充填土の上に基礎モルタル13bが充填されている。また、各支柱11の下端部11aは、その内周部に基礎モルタル13bが充填した状態(図示せず。)となっている。
基礎鋼管13aは、地表面GLから僅かに突出しているが、その大部分が地中UGに埋設されている。例えば、基礎鋼管13aの全長が1100mmある場合、そのうち50mm程度が地表面GLから突出した格好となる。基礎モルタル13bは、少なくとも基礎鋼管13aの上端まで充填することが好ましい。
図1に戻って説明すると、防止網12は、格子状をした金網であり、複数の支柱11の上部に架設される上網12aと、複数の支柱11の下部に架設される下網12bとを備えている。上網12aは、シカなどの比較的跳躍力のある野生動物の飛び越えを防止する所定高さを有した金網であり、下網12bは、シカ、イノシシ、タヌキその他の野生動物の歩行又は突進による通り抜けを防止する所定高さを有した金網である。
例えば、上網12aの高さは、防止網12における上側2/5の範囲に相当する1000mm程度であり、下網12bの高さは、防止網12における下側3/5の範囲に相当する1500mm程度である。
防止網12は、上網12a及び下網12bともに各支柱11に対して網固定用のUボルト及びナットを用いた網固定具14を介して固定されている。また、下網12bは、上網12aに比べて網目が小さく、野生動物の衝突に対する剛性が高められている。また、上記したように、下網12bの下端部は、地中に所定深さ埋入されており、この下網12bの下端部を野生動物が潜り抜け辛くなっている。
複数本の支柱11には、下網12bの上端部に沿って防止網12用の網胴縁が架設されている。この網胴縁は、下網12bの上端部を係合して支持するものであり、各支柱11に網胴縁固定用のボルト及びナットを用いた網胴縁固定具15を介して固定されている。また、複数本の支柱11の下端部11aには、抜穴妨害具1が取り付けられている。
抜穴妨害具1は、複数本の埋入棒2を地中UGに埋入して地中UGに妨害柵20を形成し、この妨害柵20によって野生動物による抜穴の掘削を妨害し、野生動物が下網12aを捲り上げるなどして動物防止柵10を地中UGから通り抜けることを防止するものである。この抜穴妨害具1は、主に、地中UGに埋入される複数本の埋入棒2と、この複数本の埋入棒2の上端部を連結固定するとともに、動物防止柵10の延長方向(支柱2の間隔方向、図1の左右方向)に延設され、かつ、支柱11,11の間に架設される支持胴縁3とを備えている。
図3は、図1の部分的拡大図であり、動物防止柵10の支柱11に対する抜穴妨害具1の支持胴縁3の取付状態を示した図である。図4は、図3のIV−IV線における横断面図である。図3及び図4に示すように、支持胴縁3は、動物防止柵10の支柱11に対し、支持胴縁取付Uボルト4a及び支持胴縁取付ナット4bを用いた支持胴縁取付具4を介して着脱自在に固定される。
具体的には、支持胴縁取付具4によれば、支持胴縁取付Uボルト4aの半円弧部を支柱11の外周に周着し、支持胴縁取付Uボルト4aの両端部を支持胴縁3の縦板部3aに穿設される2つの通穴にそれぞれ挿入し、この支持胴縁取付Uボルト4aの両端部に支持胴縁取付ナット4bをそれぞれ螺着することで、抜穴妨害具1の支持胴縁3を動物防止柵10の支柱11に対して固定する。また、抜穴妨害具1を撤去又は交換する場合は、これら2個の支持胴縁取付ナット4bを取り外すことで、支持胴縁取付Uボルト4aを支柱11から外し、支持胴縁3を動物防止柵10から撤去することもできる。
図5は、抜穴妨害具1の正面図である。図5に示すように、抜穴妨害具1は、主に複数本の埋入棒2と、支持胴縁3とを備えている。支持胴縁3は、複数本の埋入棒2を支持するものであり、動物防止柵10の下端部であって地表面GLより上側(例えば、地表面GLから200mm程度上側)に取り付けられている。
支持胴縁3は、動物防止柵10の支柱11,11の間に架設され、その架設方向に延設される長尺物であって、垂直に立設した縦板部3aと縦板部3aの下端部に直角に連設した横板部3bとを有したL字アングルで形成されている(図6(b)参照。)。支持胴縁3の縦板部3aの長手方向(延設方向)両端部には、その長手方向に並んだ2つの連結穴3c,3cがそれぞれ穿設されている。
図6(a)は、隣り合う支持胴縁3の連結状態を示した部分的な正面図であり、図6(b)は、図6(a)のB−B線における縦断面図である。図6に示すように、複数の支持胴縁3は、隣り合う支持胴縁3の端部同士を前後に重ね合わせ、互いの縦板部3aを前後に重ねて互いの2個の連結穴3c,3cを重ね合わせ、そこに端部連結ボルト5を各々通して端部連結ナット6で各々締結固定することで連結できる。
このように、複数の支持胴縁3は、その延設方向の端部同士を連結することで動物防止柵10の延長距離が長くなっても、その延長距離に併せて長さを延長することができる。また、隣り合う支持胴縁3,3同士を連結する端部連結ボルト5及び端部連結ナット6を取り外すことで、隣り合う支持胴縁3,3同士の連結状態を容易に解除もできるので、動物防止柵10の撤去や交換、又は、抜穴妨害具1の撤去や交換の際に、その作業性を向上できる。
図5に戻って説明すると、複数本の埋入棒2は、いずれも長尺状の棒状体であり、亜鉛メッキにより表面に防食処理が施された全ねじ棒で形成されている。複数本の埋入棒2は、支持胴縁3の架設方向に所定間隔で配設されている。複数本の埋入棒2は、支持胴縁3の横板部3bから下方に向かって垂直状に延設されている。
複数本の埋入棒2の上端部は、支持胴縁3の横板部3bにその延設方向(図5の左右方向)に所定(例えば100mm)間隔で穿設される取付穴3dに挿入されている。各埋入棒2の上端部には、支持胴縁3の横板部3bを上下両側から挟み込むように上下対の埋入棒締結ナット7,7が螺着されている。各埋入棒2は、上下対の埋入棒締結ナット7,7が支持胴縁3の横板部3bを狭持した格好で、支持胴縁3に共締めにより締結固定される。
なお、本実施例では、複数本の埋入棒2は、支持胴縁3にある複数の取付穴3dに一つおきに挿入固定されており、取付穴3dのピッチ(間隔)の2倍の間隔で、支持胴縁3の延設方向(図1、図5の左右方向)に等間隔で配設されている。
ここで、埋入棒2は全ねじ棒で形成されるので、この全ねじ棒に対する上下対の埋入棒締結ナット7,7の螺着位置を2箇所以上の任意の箇所に変更することができ、この変更によって埋入棒2の埋入深さを無段階的に変更でき、故に、埋入棒2の埋入箇所の地中UGの固さに応じて適宜埋入深さを調整することができる。
以上説明したように、図1に示した抜穴妨害具1を取り付けた動物防止柵10によれば、複数本の埋入棒2は、支持胴縁3から下方に向かって鉛直に延設される部分が動物防止柵10の防止網12の下端よりも更に下方まで延設されるとともに地中UGに埋入状態となって、地中UGに妨害柵20を形成する。
また、図2に示すように、埋入棒2は、地中UGに埋入されている部分の先端部が動物防止柵10の支柱11の下端部11aと同等又はそれよりも深い位置まで地中UGに埋入可能であり、野生動物が地中UGのより深くまで抜穴を掘削することを防止できる。
なお、埋入棒2のサイズの一例を挙げれば、例えば、全長500mm程度の棒状体である場合、地中UGへの埋設深さを300mm程度となるように形成すると良い。
以上、実施例に基づき本考案を説明したが、本考案は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、本実施例では、埋入棒2として全ねじ棒を用いて説明したが、かかる埋入棒2は必ずしも全ねじ棒である必要はなく、例えば、埋入棒2の上側部分にのみに雄ねじを螺刻して上下対の埋入棒締結ナット7,7を介して支持胴縁3に締結固定するようにしても良い。また、埋入棒2の地中UGへの埋入部分は必ずしも丸棒状に限定されるものではなく、角棒状その他の多角形棒状であっても良い。
また、本実施例では、支持胴縁取付具4を介して支持胴縁3を動物防止柵10に着脱自在に取り付けたが、支持胴縁3自体を動物防止柵10の一部として製造段階で予め装備しておき、必要に応じて埋入棒2を支持胴縁3に取り付けるようにしても良い。また、動物防止柵10には防止網12として上網12aと下網12bとを設けたが、防止網12として下網12bのみを有する動物防止柵10に抜穴妨害具1を取り付けても良い。
また、本実施例では、埋入棒2を支持胴縁3に取り付けるために上下対の埋入棒締結ナット7,7を用いたが、埋入棒2の取付手段は必ずしも上下対の埋入棒締結ナット7,7に限定されるものではなく、埋入棒2を支持胴縁3に直接溶接などにより固着するようにしても良い。
また、本実施例では、支柱11,11の間に架設される防止網12を防止面状体の一例として説明したが、防止面状体は必ずしも網状の防止網12に限定されるものではなく、エキスパンドメタル、パンチングメタルその他の有孔板や、波板、平板その他の無孔板であっても良い。
また、本実施例では、支持胴縁3を複数本の支柱11に架設して当該支柱11に固定したが、支持胴縁3の取付形態は必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、支持胴縁を防止面状体(防止網12を含む。)に直接固定しても良い。
また、本実施例では、複数本の埋入棒2は、支持胴縁3から下方に向かって鉛直に延設される部分が動物防止柵10の防止網12の下端よりも更に下方まで延設されるとともに地中UGに埋入状態となって、地中UGに妨害柵20を形成した。しかしながら、複数本の埋入棒2の埋入深さは、必ずしも防止網12の下端よりも更に下方まで延設するばかりでなく、複数本の埋入棒を防止網が地中に埋入される深さと同程度まで埋入するようにしても良い。さらに、防止網の下端部が地中深くまで埋入されている場合には、複数本の埋入棒を防止網の下端部よりも浅めに埋入するようにしても良い。
1 抜穴妨害具
2 埋入棒(埋入部材、埋入深さ変更手段の一部)
3 支持胴縁(支持部材)
3c 連結穴(支持部材の連結部)
3d 取付穴(取付穴、埋入深さ変更手段の一部)
4 支持胴縁取付具(支持部材の取付具)
5 端部連結ボルト(連結具の一部)
6 端部連結ナット(連結具の一部)
7,7 埋入棒締結ナット(上下対の締結具、埋入深さ変更手段の一部)
10 動物防止柵
11 支柱
11a 支柱の下端部
12 防止網(防止面状体)
12a 上網
12b 下網
20 妨害柵
GL 地表面
UG 地中

Claims (16)

  1. 設置場所に所定間隔で立設される複数本の支柱とその支柱間に架設される防止面状体とを備えた動物防止柵に取り付けられる動物防止柵用の抜穴妨害具において、
    動物防止柵における隣り合う支柱同士の間隔方向に延設され、動物防止柵の支柱又は防止面状体に固定される支持部材と、
    その支持部材の延設方向に所定間隔で配設されその支持部材により支持されるとともに、動物防止柵の防止面状体の下端よりも上側位置から下方に向かって延設されて地中に埋入可能である複数の埋入部材とを備えており、
    その複数の埋入部材の埋入により地中に妨害柵を形成するものであって、この妨害柵によって動物による抜穴掘削を妨害して動物防止柵の防止面状体よりも下側からの通り抜けを防止するものであることを特徴とする動物防止柵用の抜穴妨害具。
  2. 前記支持部材は、動物防止柵の支柱又は防止面状体における地表面より上側にある部分に固定されるものであることを特徴とする請求項1記載の動物防止柵用の抜穴妨害具。
  3. 前記埋入部材における地中へ向けた延設部分の2以上の箇所で当該埋入部材を前記支持部材に対して固定可能であって、この固定箇所の変更により当該埋入部材の地中への埋入深さを変更する埋入深さ変更手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の動物防止柵用の抜穴妨害具。
  4. 前記埋入深さ変更手段は、前記支持部材における前記複数の埋入部材の配設位置にそれぞれ形成される複数の取付穴と、その取付穴に挿入可能であって前記支持部材から下方へ向けた延設部分がねじ棒で形成される前記埋入部材と、その埋入部材のねじ棒に螺着され、そのねじ棒を前記支持部材の前記取付穴に挿入した状態で、その取付穴の上下両側から前記支持部材を狭持して前記ねじ棒を前記支持部材に着脱自在に締結する上下対の締結具とを備えていることを特徴とする請求項3記載の動物防止柵用の抜穴妨害具。
  5. 前記埋入部材は、全ねじ棒で形成されていることを特徴とする請求項4記載の動物防止柵用の抜穴妨害具。
  6. 前記支持部材は、動物防止柵における隣り合う支柱同士の間隔方向に延設され、その延設方向端部に連結部が設けられ、隣り合う当該支持部材同士が互いの連結部同士で連結具を介して着脱自在に連結可能となっていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の動物防止柵用の抜穴妨害具。
  7. 前記支持部材を動物防止柵の支柱又は防止面状体に着脱自在に取り付ける取付具を備えていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の動物防止柵用の抜穴妨害具。
  8. 設置場所に所定間隔で立設される複数本の支柱と、
    その支柱間に架設される防止面状体と、
    その防止面状体又は支柱に固定され、隣り合う前記支柱同士の間隔方向に延設される支持部材と、
    その支持部材の延設方向に所定間隔で配設されその支持部材により支持されるとともに、動物防止柵の防止面状体の下端よりも上側位置から下方に向かって延設されて地中に埋入可能である複数の埋入部材とを備えており、
    その複数の埋入部材の埋入により地中に妨害柵を形成するものであって、この妨害柵によって動物による抜穴掘削を妨害して前記防止面状体よりも下側からの通り抜けを防止するものであることを特徴とする動物防止柵。
  9. 前記防止面状体は、その下端部が所定深さ地中に埋入されるものであることを特徴とする請求項8記載の動物防止柵。
  10. 前記支持部材は、前記防止面状体の下端より上側の位置にて前記支柱又は防止面状体に固定されるものであり、
    前記複数の埋入部材は、前記支持部材から下方に延設される部分が前記防止面状体の下端よりも更に下方まで延設された状態で地中に埋入されるものであることを特徴とする請求項8又は9に記載の動物防止柵。
  11. 前記支持部材は、前記支柱又は防止面状体における地表面より上側にある部分に固定されるものであることを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載の動物防止柵。
  12. 前記埋入部材における地中へ向けた延設部分の2以上の箇所で当該埋入部材を前記支持部材に対して固定可能であって、この固定箇所の変更により当該埋入部材の地中への埋入深さを変更する埋入深さ変更手段を備えていることを特徴とする請求項8から11のいずれかに記載の動物防止柵。
  13. 前記埋入深さ変更手段は、前記支持部材における前記複数の埋入部材の配設位置にそれぞれ形成される複数の取付穴と、その取付穴に挿入可能であって前記支持部材から下方へ向けた延設部分がねじ棒で形成される前記埋入部材と、その埋入部材のねじ棒に螺着され、そのねじ棒を前記支持部材の前記取付穴に挿入した状態で、その取付穴の上下両側から前記支持部材を狭持して前記ねじ棒を前記支持部材に着脱自在に締結する上下対の締結具とを備えていることを特徴とする請求項12記載の動物防止柵。
  14. 前記埋入部材は、全ねじ棒で形成されていることを特徴とする請求項13記載の動物防止柵。
  15. 前記支持部材は、隣り合う前記支柱同士の間隔方向に延設され、その延設方向端部に連結部が設けられ、隣り合う当該支持部材同士が互いの連結部同士で連結具を介して着脱自在に連結可能となっていることを特徴とする請求項8から14のいずれかに記載の動物防止柵。
  16. 前記支持部材を前記支柱又は防止面状体に着脱自在に取り付ける取付具を備えていることを特徴とする請求項8から15のいずれかに記載の動物防止柵。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018174859A (ja) * 2017-04-19 2018-11-15 株式会社ブレスト工業研究所 鳥獣害防止具

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