JP3203124U - 被冷却型駆動ハウジングを有する球状溶接システム - Google Patents

被冷却型駆動ハウジングを有する球状溶接システム Download PDF

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Abstract

【課題】被冷却型駆動ハウジングと、これを有する球状溶接システムと、球状溶接システムと共に使用するための駆動ブロックと、を提供する。【解決手段】駆動ブロック125を冷却するためのシステムを提供する。被冷却型駆動ハウジングのためのシステムは、駆動アセンブリ100を少なくとも部分的に取り囲むように構成される駆動ブロック125と、駆動ブロック125の第1側部の少なくとも一部を閉じるように構成される絶縁プレート115と、少なくとも1つの駆動モータ112、140を収容するように構成される駆動ブロック125内の少なくとも1つのモータ収容部127、128と、被冷却型駆動ハウジングを介して冷却剤を循環させるように構成される少なくとも1つの冷却剤通路170、171、172、174と、を含む。追加的なシステムは、球状溶接システムと共に使用するためのハウジングを冷却するために開示される。【選択図】図4

Description

本考案の実施形態は、溶接のシステム、装置及びプロセスに関する。特に、本考案は、被冷却型駆動ハウジングを有する球状溶接システム(orbital welding system)に関する。
産業上の利用において、溶接は、ろう付け、クラッディング、肉盛(building up)、充填、硬化、オーバーレイ(overlaying)、接合及び他の溶接用途に関連することができる。簡潔化のため、これらの動作を総じて溶接と称する。球状溶接機は、曲面を溶接するときに使用され得る。溶接機は、表面に対して動かされ得るか、あるいは、溶接機が静止している間に表面が回転され得る。球状溶接が使用される最もよくある例として、配管の溶接がある。配管溶接は、薄い壁の用途や深い溝の形状(geometry)を含むことができ、そこでは、接合されている2つの配管間に形成される溝に溶接電極が延在し、溶接材料の連続したビードを置いて(lay down)溝を埋める。
任意の溶接用途において、溶接ヘッドを回転させて曲線に沿って溶接を施すことに加えて、溶接に対して横方向に溶接ヘッドを動かすことが望ましい。既存の溶接ヘッドは、非常に煩雑であるか、あるいは、横方向の動作、つまり、溶接ヘッドのストロークを限定する制限的なワイヤ固定機構を採用することによって、溶接ヘッドの動作の自由を制限する設計である。これが、動作の自由という観点において、そのような設計の可能性を限定し、従って、ワークピースWPに施される溶接パターンの種類及び溶接パターンの範囲も限定してしまう。更に、深い開先溶接(deep groove welding)において、動作に対するこの制限は、溶接トーチが深い開先溶接又は狭い開先溶接(narrow groove welding)にとって適切でないようにする可能性がある。他の欠点として認められるものには、特に厚肉な配管や深い開先溶接又は狭い開先溶接用途における、不十分なガス遮蔽性が含まれる。ガス遮蔽性が不十分であると、典型的に、溶接の見た目と質に直接影響を及ぼす外気露出からの溶接パドルの汚染をもたらす。これを救済するために、既存の設計では、ガス供給量を増加させてガス遮蔽性を補うようにすることができる。これは、より多くのガスの使用を生じさせ、ガス供給を交換するか、あるいは、補充するための非稼働時間(down time)につながる可能性があり、また、通常、必要以上のより多くのガスを使用してしまう。
別の認められる欠点として、モータ駆動の微弱な振動及び振動ドリフトがある。例えば、重力と共に、つまり、下方向に溶接を行うとき、溶接ヘッドは、例えば垂直に配向された配管接合部においてルートパスを行うといった、上向きに溶接するときよりも、より速い速度で移動することができる。既存の溶接システムの更なる限定及び欠点は、図面を参照して本願の以下に明記される本考案の実施形態を熟考することによって、明らかになるだろう。
実施形態において、本考案は、被冷却型駆動ハウジングを提供する。当該被冷却型駆動ハウジングは、少なくとも部分的に駆動アセンブリを取り囲むように構成される駆動ブロックと、駆動ブロックの第1側部の少なくとも一部を閉じるように構成される絶縁プレートと、少なくとも1つの駆動モータを収容するように構成される駆動ブロック内の少なくとも1つのモータ収容部と、被冷却型駆動ハウジングを通って冷却剤を循環させるように構成される少なくとも1つの冷却剤通路と、を含む。少なくとも1つの冷却剤通路が駆動ブロックの1つ以上の壁に対して平行であるように構成される場合、かつ/あるいは、少なくとも1つの冷却剤通路が絶縁プレートに対して横断的に構成される場合、かつ/あるいは、被冷却型駆動ハウジングが、駆動ブロック内に形成され、かつ、少なくとも1つの制御センサを収納するように構成された、少なくとも1つのセンサ収容部を更に含む場合、かつ/あるいは、少なくとも1つの冷却剤通路が駆動ブロックの幅寸法と実質的に等しい通路寸法に及ぶように構成される場合、かつ/あるいは、駆動ブロックが少なくとも一部はアルミニウムで構成される場合、かつ/あるいは、駆動ブロックが凹部と共に構成されて、隣接して取り付けられたトーチヘッドアセンブリのための隙間を含む場合、かつ/あるいは、駆動ブロック内の少なくとも2つのモータ収容部が少なくとも2つの駆動モータを収容するように構成される場合が好ましい。好ましい実施形態は、従属請求項から取り込まれ得る。
代替的又は補完的な実施形態において、本考案は、概して、球状溶接システムと共に使用するための駆動ブロックを提供することができる。当該駆動ブロックは、駆動アセンブリを少なくとも部分的に支持する駆動ブロックの第1側部に向かって配置される絶縁プレートと、絶縁プレートの少なくとも一部と嵌合する取付ブロックと、駆動ブロックを介す少なくとも1つの冷却剤通路と、少なくとも1つの冷却剤通路と流体連通する少なくとも1つの供給ラインと、を含み、供給ラインは、絶縁プレート及び取付ブロックのうちの少なくとも一方の中に形成される細長い凹部内で囲まれる。好ましい実施形態は、従属請求項から取り込まれ得る。
本考案は、請求項11に記載の溶接システムに更に関する。当該溶接システムは、他の特徴の中でもフレームを含む。好ましい実施形態は従属請求項から取り込まれ得る。フレームが1つ以上の取付プレートのうちの1つに配置されたガイドを更に含む場合、更に好ましい。ガイドは1つ以上の冷却剤供給ライン及び1つ以上の冷却剤帰還ラインの延長部分を導管ブラケットに配策する(route)場合、かつ/あるいは、曲線形状がC形状である場合、かつ/あるいは、1つ以上のバッキングプレートのうちの少なくとも1つが絶縁プレートである場合、かつ/あるいは、絶縁プレートが1つ以上の冷却剤供給ラインのうちの少なくとも1つを少なくとも駆動ブロックから絶縁する場合、更に好ましい。
以下の説明と添付の図面は、請求項に係る主題の特定の例示的な特徴を詳細に明記する。しかしながら、これらの特徴は示唆的であるが、考案の本質が採用されることができ、かつ、請求項に係る主題が全てのそのような特徴及びそれらの均等物を含むように意図されるわずかな種々の方法である。図面と共に考慮すると、請求項に係る主題の他の利点及び新規の特徴は、以下の考案の詳細な説明から明らかになるだろう。
本考案に従った溶接システムの上部斜視図である。 本考案に従った溶接システムの底部斜視図である。 本考案に従った溶接システムの前方平面図である。 拡大した前方斜視図である。 冷却剤供給アセンブリの詳細を示す斜視図からの展開図である。 冷却剤供給アセンブリの更なる詳細を示す後方斜視図の展開図である。 冷却剤供給アセンブリの更なる詳細を示す溶接ヘッドアセンブリの後方立面図である。 トーチヘッドのための駆動アセンブリの詳細を示す溶接アセンブリの一部の上部斜視図である。 本考案のトーチヘッドのための駆動アセンブリの詳細を示すように部分的に切欠された、右側後方斜視図である。 図9と同様の左側斜視図である。 トーチヘッドのための駆動アセンブリの更なる詳細を示す後方立面図である。 トーチヘッド流体供給アセンブリの詳細を示す溶接システムの一部の右側前方斜視図である。 流体供給アセンブリにおける冷却剤通路の詳細を示すように切欠された一部を有するトーチヘッドの正面の上部斜視図である。 トーチヘッドのための流体供給アセンブリおけるシールドガス供給アセンブリの詳細を示すように切欠された追加的部分を有する図13と同様の後方斜視図である。 溶接システムの一部の上部斜視図であり、トーチヘッドアセンブリ及び駆動アセンブリの詳細を示すように部分的に切欠されている。 ワイヤ高さ調整アセンブリの詳細を示すように部分的に切欠されたトーチヘッドアセンブリの前方立面図である。 ワイヤ整列アセンブリの更なる詳細を示す図16と同様の断面前方立面図である。 整列アセンブリの第1斜視図である。 ワイヤ整列アセンブリの展開斜視図である。 ワイヤ整列アセンブリの断面側部立面図である。 シールドガス分配アセンブリの詳細を示すトーチヘッドの底部斜視図である。
本考案の例示的な実施形態を添付の図面を参照して下記に説明する。図に示された例示的実施形態は、本考案の理解を助けることを意図するが、本考案の範囲を如何とも限定することは意図しない。本明細書で使用される用語「溶接(welding又はweld)」は、この用語の他の語形成を含み、サブマージアーク、GMAW、MAG、MIG及びTIG溶接を含むがこれらに限らない、電気アークの動作を介した溶融物質の堆積に言及する。
本考案に従った溶接システムは、概略的に図面の参照符号10で示される。溶接システム10は電極Eを含み、電極Eは電力が供給されて、電極EとワークピースWPとの間にアークを作り出す。溶接が施される領域は、溶融された溶接パドルを含み、これは、溶接システム10によって堆積された材料と、アーク溶け込みによって作り出されるワークピースWPからの溶融金属と、を含むことができる。簡潔にするために、この領域は、溶接部Zと称され、図面では概略的に示される。溶接システム10は、球状溶接システムであり、配管の隣接する部分を接合するように用いられる溶接を含むがこれに限らない、円弧状の溶接を形成するように使用され得る。溶接システム10は、概して、溶接ヘッド15を含み、溶接ヘッド15は、トーチヘッド20を含む溶接システム10の1次アセンブリを含み、トーチヘッド20は、クランプアセンブリ(図示しない)によってワークピースWPに隣接して保持され得る。他のアセンブリは、溶接ヘッド15に選択的に含まれ、以下でより完全に説明するように、溶接ヘッド15は、ワイヤ供給機アセンブリ80、駆動アセンブリ100、モータハウジング冷却アセンブリ175及びトーチヘッド冷却アセンブリ300を含むがこれらに限らない。
図1を参照すると、溶接システム10は、概略的に、C形状のフレーム25において支持されるトーチヘッド20を含む。図4に最良に示されるように、フレーム25は、第1アーム31を有するバッキングプレート26を含むことができる。第1アーム31は、第2アーム32から横方向に離間し、かつ、開口部35を画定する横架材(cross piece)33によって接続される。その間には、フレーム25の外方向に開口する流入口(mouth)40をアーム31、32の最外端部37に有する。図示した実施例は、下方に延在する第1アーム31及び第2アーム32と共に配向される。
本明細書で使用されるように、空間的配向を示す用語である「上方(above)」「下方(below)」、「上の(upper)」、「下の(lower)」、「内部(inner)」、「外方(outer)」、「右(right)」、「左(left)」、「垂直(vertical)」、「水平(horizontal)」、「上部(top)」、「底部(bottom)」、「上向き(upward)」、「下向き(downward)」、「横方向(laterally)」、「直立(upsanding)」などは、添付の図面の配向に示されるか、あるいは、添付の図面の配向に従った外観の各位置を指すことができる。「内向き(inward)」は、物体に対して遠方の地点からの物体の中央に向かう方向を示し、「外向き(outward)」は、物体に対して遠方の地点に向かう、物体における内部点から離れる方向を示すように意図される。このような用語は、図面を描く際の明瞭さの目的のために採用され、排他的か、包括的か、あるいは、そうでなければ、位置、配向、視点(perspective)、構成などに対して制限的であるように解釈されるべきではない。
トーチ高さ位置決めアセンブリは、概略的に参照符号45で示されるが、トーチヘッド20をワークピースWPに向かって、かつ、ワークピースWPから離れて動かすように提供されることができ、また、トーチ高さを調整することとして称される。電極が、トーチ高さ軸THに沿って、ワークピースに向かって、あるいは、ワークピースから離れて動かされるように、位置決めアセンブリはトーチヘッド20を動かすことができる任意のアセンブリであり、機械式、空気式及び水力式アクチュエータを含む種々の線形アクチュエータを含むがこれに限らない。描かれた実施例は、以下でより完全に説明するように、ラック及びピニオンアセンブリを用いる機械式線形アクチュエータを含む。
トーチ高さ位置決めアセンブリ45は、バッキングプレート26で支持される一対のレール46を含む。レール46は、端止め(end stop)48、49を有してトーチ高さ位置決めアセンブリ45によってもたらされる動きの範囲を限定し、かつ、レール46の端部を包囲することができる。レール46は、概して、第1アーム31及び第2アーム32の全体の長さを延長させて溶接ヘッドに対する動きの範囲を最大化させる。図示しないが、端止め48、49は、位置決めシステム45の動きの範囲を調整するか、あるいは、特定位置にトーチヘッド20を固定させるように、複数の位置において係止可能(lockable)でよい。代替的に、図示するように、ギアラックは、概略的に参照符号50で示されるが、ワークピースWPに対するトーチヘッド20の位置を調整し、かつ、設定することができるように設けられ得る。
図6を参照すると、取付プレートは、概略的に参照符号55で示されるが、後方側部58に形成された収容部(receivers)56を含み、取付プレート55をバッキングプレート26に摺動可能に付着させることができる。収容部56は、概略的に参照符号60で示される1つ以上の線形ベアリング又はスライドブロックを含むことができ、その中にレール46は摺動可能に収容される。そのためには、スライドブロックは、フレーム25に対する取付プレート55の線形動作を促進する、他の表面又は巻き取り要素(rolling elements)を有することができる。スライドブロック60は、取付ブロック55の内方面(inward surface)上に形成された陥凹溝部63内に収容され得る。陥凹溝部63は、フレーム25と取付ブロック55との間の締り嵌め(close fit)を可能にし、溶接システム10を薄型化する。溶接システム10の薄型化は、エルボ(elbow)又はフランジなどの障害物に溶接が接近することを可能にする。
図示した実施例において、スライドブロック60は、取付プレート55上の陥凹溝部63内で支持される第1スライドブロック61と第2スライドブロック62とに分割される。各スライドブロック61、62は、レール46が摺動可能に収容される溝部又は凹部を画定する。図示するように、単一の真っ直ぐなレール46が使用されるとき、第1スライドブロック61内の凹部は、スライドブロック62内の凹部と整列する。オフセットレールが、ある状況で設けられ得るということが考えられる。第1スライドブロック61は、第2スライドブロック62から垂直に離間し、スライドブロック61と62との間にギャップ65を画定する。以下でより完全に説明するように、対応する開口部68は陥凹溝部63の壁に形成されて、ピニオン70がラック50と相互作用することを可能にすることができる。
図示した実施例において、ラック50は、開口部35に向かって内向きに面する一列のギア歯51を含む。取付プレート55と共に組み立てられるとき、ラック50はギャップ65に隣接して存在する。ピニオン70は開口部68内に収容される。ピニオン70における歯は、開口部68に隣接するラック50の歯51とかみ合う。
ギアラック50を収容するために、取付プレート55は、スライドブロック61及び62に隣接する取付プレート55の後方側部に形成されるラベット(rabbet)66を備えることができる。図示するように、ラベット66は、取付プレート55から後方へ延在するデバイダー67によって形成され、溝部63の横方向外方側部を形成することができる。図示するように、ラック50がバッキングプレート26の一側部のみに位置することができるので、ラック50及びピニオン70を収容するように設けられる他の構造物及びラベット66は、取付プレート55の一側部に備えられるだけでよい。引き続き図6を参照すると、ギャップ65が第1デバイド部67Aを第2デバイド部67Bから分離させるように、デバイダー67はスライドブロック61及び62の間隔に対応する2つの部分に分離され得る。第1デバイド部67Aと第2デバイド部67Bとの間に作られた開口部68も、ギアラック50とかみ合うことを可能にするピニオン70を収容する。取付プレート55の前方部分を介したピニオン70の通過を可能にするために、ピニオン用穴は取付プレート55の前方側部71から延在し、かつ、取付プレート55の後方側部58で開口して、ギャップ65及び開口部68と連通することができる。
図示した実施例において、取付プレート55とバッキングプレート26との間の関連動作は、取付プレート55でトーチヘッド20及び他のアセンブリを支持することによって、トーチヘッド20を位置付けるように使用される。ラック及びピニオンシステムを手動で作動してトーチヘッド20の位置を調整及び固定することができる。あるいは、図示するように、必要に応じて、溶接プロセスを初期設定するとき、かつ、溶接プロセス中、ピニオン70は、以下で説明されるトーチ高さモータ112によって駆動されて、トーチ高さ位置を自動的に調整することができる。
図2を参照すると、トーチヘッド20に加えて、ワイヤ供給機アセンブリは、概略的に参照符号80で示されるが、取付プレート55において支持され得る。本考案に従った全ての溶接システムがワイヤ供給アセンブリを必要とするわけではないので、この特徴は任意である、ということが諒解されるだろう。しかしながら、図示した実施例において、以下でより完全に説明するように、溶接システム10は球状TIGシステムであり、ワイヤWをトーチヘッド20に提供するワイヤ供給機アセンブリ80を含む。図1及び図2を参照すると、ワイヤ供給機アセンブリ80は、スプール82や、スプール82からのワイヤWを描き、かつ、それをワイヤガイド90を介して電極Eに隣接して供給する、ワイヤ供給機85などのワイヤ供給を含むことができる。図1に最良に見られるように、ワイヤWは、導管86を通ってワイヤガイド90に提供され得る。導管86は、図示するように、可撓性のチューブでよい。図示した実施例において、ワイヤ供給機アセンブリ80は、概して、取付プレート55の第1アーム51に沿って位置し、概略的に参照符号88で示される適切な収容部は、第1アーム51内に設けられてワイヤ供給機アセンブリ80に付着するか、あるいは、ワイヤ供給機アセンブリ80のためのブラケットを支持することができる。
図4を参照すると、駆動アセンブリ100は、概略的に参照符号100で示されるが、取付プレート55の第2アーム52の領域に位置することができる。トーチヘッド20は、ワイヤ供給機アセンブリ80と駆動アセンブリ100との間に位置する。トーチヘッド20は他の位置に配置されてもよく、ワイヤ供給機アセンブリ80及び駆動アセンブリ100を含む他の部品が図面に図示した以外の位置にあってよい、ということが諒解されるだろう。
図4を参照すると、上述したように、トーチヘッド20の高さは、ラック50及びピニオン70の動作によってレール46に沿って調整され得る。この位置調整は、電極EをワークピースWPに向かって、あるいは、ワークピースWPから離れて動かすことができ、かつ、本明細書ではトーチ高さ調整と称される。この調整は、概略的に参照符号110で示されるトーチ高さ駆動アセンブリを使用することによって溶接プロセス中に自動的に実行され得る。トーチ高さ駆動アセンブリは、電源からのフィードバックに基づいてトーチ高さを調整する。例えば、電源からの電圧フィードバックは、電極がワークピースWPに近づくか、あるいは、遠ざかる必要があるかどうかを示す。
トーチ高さ駆動アセンブリ110は、ピニオン70を駆動するように採用されるトーチ高さモータ112を含む。ピニオン70は、トーチ高さモータ112によって直接的又は間接的に駆動され得る。図示した実施例において、ピニオン70はピニオン70をモータ112のシャフトに連結することによってモータ112により直接的に駆動される。図7に最良に見られるように、ボールベアリング114は駆動シャフト及びピニオン70の一部を越えて存在して(over lie)、モータシャフトにおける径方向の負荷を防ぐことができる。駆動アセンブリ100を更に分離するために、プレート115は、取付プレート55と駆動アセンブリ100との間に設けられ得る。絶縁プレート115は、フェノール材料を含むがこれに限らない、任意の適切な材料から作られて、溶接動作中のアークの発生を防ぐことができる。絶縁プレート115を取付プレート55に付着させるために、収容部は取付プレート55に設けられる。駆動アセンブリ100は、概して、絶縁プレート115内に収容される締結具によって、取付プレート55に付着される。時折、一部の締結具は絶縁プレート115を貫通し、かつ、取付プレート55に直接付着することができる。これらの場合、例えばフェノールワッシャ(phenolic washer)やスリーブなどの更なる絶縁物を設けてこれらの締結具を個々に分離する必要があってもよい。
システムコントローラは、概略的に参照符号120で示されるが、絶縁プレート115に隣接する回路板122に接続されるか、あるいは、駆動アセンブリ100に対向する絶縁プレートの側部に付着され得る。回路板122は、1つ以上のコネクタを備えるプリント回路板でよい。図示した実施例において、回路板122は、溶接ヘッドからシステムコントローラ120へと信号を送る。本考案の一態様に従って、システムコントローラ120はトーチヘッド20、電源及びトーチ高さモータ112と電気連通して、電源からの電圧フィードバックに基づき、トーチヘッド20の位置を調整する。電源からのフィードバックに依存して、システムコントローラ120は、トーチ高さモータ112に信号を送り、時計回りか、あるいは、反時計回りに回転して、トーチヘッド20を上げるか、あるいは、下げ、ワークピースに対して電極Eの位置を調整することができる。以下でより完全に説明するように、システムコントローラ120は、他のアセンブリと連通するか、あるいは、他のアセンブリを制御することができる。
図4を参照すると、駆動アセンブリ100は、概略的に参照符号125で示される駆動ブロック内に収容され得る。駆動ブロック125は、金属、プラスチック、セラミック又は材料の他の組み合わせを含むがこれらに限らない駆動部品を収容するための任意の適切な材料で構成され得る。図示した実施例において、駆動ブロック125はアルミニウムで構成され、以下でより完全に説明する冷却アセンブリと併用して熱伝導を助ける。駆動ブロック125は、駆動アセンブリの部分が収容される1つ以上の収容部127、128、129、130を画定する。例えば、トーチ高さ駆動収容部127は、駆動ブロック125内で画定されて、駆動モータ112をその中に収容する。図示するように、トーチ高さ駆動収容部127は、駆動ブロック125内の貫通穴(through bore)でよい。1つ以上の締結具収容部130は、駆動ブロック125内に形成されて、駆動ブロック125が、図示した絶縁プレート115などの隣接ブロックに付着することを促進する。図示した実施例において、締結具用穴130は、第1部分131及びより大きな直径部分132を有する座繰り穴(counter−sunk bore)を含む。第1部分131は締結具135のシャフトを収容し、より大きな直径部分132は締結具135のヘッドを収容する。隣接する構造物又は外部に取り付けられた締結具にブロック125を付着させるよう使用される溶接又は接着剤の場合のように、締結具収容部130の構成を変化させることを引き起こす、他の種類の締結具が使用され得るか、あるいは、締結具用穴130の必要性を一緒になくすことができる、ということが諒解される。
本考案の他の態様によると、トーチヘッド20は制御された方法で、横方向に動かされ得る。横方向の動作は、トーチの経路に対して垂直な軸に沿う。図示した実施例において、以下でより完全に説明されるように、トーチヘッドは、取付プレート55に向かって、あるいは、取付プレート55から離れて動かされ、かつ、所定の方法で振動するようにプログラムされ得る。振動モータは、概略的に参照符号140で示されるが、振動軸OAに沿って横方向にトーチヘッド20を別々に駆動するように備えられ得る。そのためには、駆動ブロック125はこのモータ140に対して収容部128を画定することができる。図示した実施例において、振動モータ140は、駆動ブロック125の全体の幅を実質的に延長させる概略的に円筒状のハウジングを有する。図示した振動モータ140を収容するために、振動モータ収容部128は駆動ブロック125に形成され得る。駆動モータ収容部128は、駆動ブロック125内の貫通穴でよい。
同様に、ポテンションメータが使用されるとき、ポテンションメータ収容部129は、駆動ブロック125に形成され得る。図示した実施例において、ポテンションメータ150(図4及び図8)と、ベルトテンショナー162用の取付プレート160とは、互いに隣接して位置し、かつ、駆動ブロック125の幅よりも小さく延在する。そのためには、収容部129は駆動ブロック125の内方面126に形成される凹部を含むことができる。収容部129は、深さが変化する単一の凹部を含み、ポテンションメータ150と、ベルトテンショナー162用の取付プレート160との両方を収容することができる。代替的に、各部分には別々の収容部が形成され得る。必要に応じて、追加的な収容部が駆動ブロック125内に形成されて、その中に追加的な構造物を収容することができる。また、以下でより完全に議論されるように、冷却剤通路170は、冷却目的のために駆動ブロック125に形成され得る。図示するように、駆動ブロック125内で部品を取り囲むために、概略的に参照符号155で示されるカバーが備えられ、かつ、駆動ブロック125に固定され得る適切な締結具156と付着することができる。図3を参照すると、カバー155は内向端部158にノッチ157を含み、トーチヘッド20の端部に対して隙間を設けることができる。
本考案の別の態様によると、概略的に参照符号175で示されるモータハウジング冷却アセンブリは、モータハウジングを冷却するように設けられる。そのためには、概略的に参照符号170で示される冷却剤通路は、モータハウジング内に設けられ、ハウジングを介して冷却剤を循環させることができる。図示した実施例では、駆動アセンブリ100のためのハウジングは、駆動ブロック125を含む。駆動ブロック125は、第1冷却剤通路171及び第2冷却剤通路172を画定する。第1冷却剤通路171及び第2冷却剤通路172は、図示するように駆動ブロック125に画定され、かつ、駆動ブロック125内で加工された凹部174によって軸方向の最外端部において接続される円筒状の穴でよい。他の通路又はコネクタは、第1通路171と第2通路172との間に流体連通を提供するように使用され得る、ということが諒解されるだろう。キャップ176は凹部174を封止し、かつ、通路171、172を取り囲むように提供される。
冷却剤アセンブリ175は、概略的に参照符号180で示されるコネクタに接続される供給ライン177及び帰還ライン(return line)178といった冷却剤ラインを更に含むことができる。コネクタ180は、冷却剤通路170を通って冷却剤を循環させる。図示した実施例において、コネクタ180は第1接続部181及び第2接続部182を備え、これらは第1通路171及び第2通路172内にそれぞれ収容される。図6に最良に図示するように、第1及び第2コネクタ181、182は、円筒形状を有し、Oリングなどの封止部材184を収容するための環状凹部183を画定することができる。
図示するように、冷却剤ラインは177、178であり、コネクタ180は、絶縁プレート115の内側に位置することができる。図4に示すように、絶縁プレート115は、概略的に参照符号185で示される収容部を備えることができ、収容部185は、コネクタ181、182が絶縁プレート115を通って挿入されて、通路171、172へと延在することを可能にする。タブ又は他の接続部が通路171、172から外方に延在して雌系型コネクタ(female−style connector)180にも付着することができる、ということが諒解されるだろう。図示した実施例において、図7に示すように、絶縁プレート115における冷却剤収容部185は、概して、矩形形状を有し、かつ、コネクタハウジング186の一部を収容するように寸法決めされる。コネクタハウジング186は任意の形状を有し、図示するように、冷却剤の流れの方向を変更し、かつ、冷却剤ライン177、178をコネクタ181、182に接続するように使用され得る。例えば、図6において最良に見られるように、タップ187、188は、コネクタの一側部189から上方に延在することができる一方で、コネクタ181、182は、タップ187、188に対して直角で第2側部から延長する。代替的に、凹部は一側部189又はコネクタハウジング186に形成され、冷却剤ライン177及び178の端部を同じ趣旨で収容することができる。
冷却剤ライン177、178は、循環されている冷却剤の温度及び溶接動作中に受ける外部温度条件に着目して、冷却剤を運ぶための任意の適切な材料で構成され得る。図示するように、冷却剤ライン177、178は、金属、プラスチック及び他の材料で構成されることができ、サーマルポット銅チュービング(thermal potted copper tubing)を含むがこれに限らない冷却剤を運ぶように使用され得る。冷却剤ライン177、178を絶縁プレート115の内方側部に配策することは、トーチヘッド20から冷却剤ラインを熱分離させ、かつ、それらを電気分離させることに役立つ。
概略的に参照符号190により示される第2コネクタは、冷却剤ライン177、178を適切な冷却剤供給に接続させるように提供され得る。冷却剤が調整後に単に再度循環されるように、帰還ライン178は熱交換器へ配策され得る、ということが諒解されるだろう。コネクタ190はハウジング191を含み、ハウジング191は図示する矩形の箱型の形状を含む任意の形状でよい。ハウジング191は一対の継手(fitting)193及び194を含み、これらは冷却剤供給から延在する冷却剤供給ラインに接続する。継手193、194は、互いに平行に配置される。冷却剤ライン177、178は、コネクタ190内で継手193、194と流体接続される。クランプアセンブリ195は、継手193、194に付着する供給及び帰還ラインを固定することを助けるように設けられ得る。例えば、図示するように、クランプ195は2つの半割クランプ(clamp halve)196、197を含むことができ、これらはラインを収容するために互いに向き合う半円状の凹部を画定する。締結具199は半割クランプ196、197の両方を通って下方に延在し、かつ、クランプ力をラインに加えるように締め付けられ得る。
システムの動作中、液体又は気体でよい冷却剤流体は、供給ライン177を通って導入され、かつ、駆動ブロック125内の通路170を通って循環される。図示した実施例において、水が冷却剤として使用される。通路170を通った循環後、冷却剤は帰還ライン178を介して排出する。通路170を通る冷却剤の循環が、モータ112及び140と、ポジションメータ150と、を含む電子機器から離れて、駆動ブロック125を介して熱を伝えることによって駆動アセンブリ110を冷却する。これらの部品の過熱を防ぐことで、部品故障の可能性及び部品の修理又は交換に関連する非稼働時間の可能性が低減する。冷却の追加的な利点として、駆動ブロック125の温度が下がることで、駆動ブロック125又は駆動アセンブリハウジングの他の部分との接触を介して、オペレータが熱傷を負うという可能性が低減する、ということが挙げられる。
図5を参照すると、取付プレート55は、概略的に参照符号200で示される冷却剤アセンブリ収容部を備えるように作られる。冷却剤収容部200は、概して、取付プレート55内に画定される、凹部又は他の開口領域を含み、冷却剤アセンブリ175の少なくとも一部を取り囲む。図示した実施例において、冷却剤収容部200は、凹部201と、細長い冷却剤ライン凹部202と、を含む。凹部201は第1のコネクタ180を収容し、細長い冷却剤ライン凹部202は、冷却剤ライン177、178を収容し、かつ、開口部204で取付プレート55の外側に開口する。ランド(land)205は開口部204に隣接して位置し、取付プレート55の上方面206から陥凹して第2コネクタ190が置かれることができる表面を設ける。図1に最良に示されるように、ランド205に隣接するのは、クランプランド207であり、これは上向きにわずかに曲げられて継手193、194と、クランプアセンブリ195とを上向きに傾け、それに対するアクセスを促進することができる。図1に示すように、溶接ヘッドから離れて種々の導管を合併し、かつ、配策するように使用されるよう、直立ガイド210は、クランプアセンブリ195から概略的に参照符号215で示される導管ブラケットへと延在する冷却剤ラインを配策するように設けられ得る。
議論したように、導管ブラケット215は冷却剤アセンブリ175に関連して冷却剤ライン(例えば、177、178)からの延長部分を収容することができる。導管ブラケットは、本明細書において他の箇所で説明された他の冷却剤ライン(例えば、307、308)を収容することもできる。ワイヤ供給機アセンブリ80に沿ってさまざまな冷却剤ラインを配策することによって、ワイヤ供給機アセンブリ80のワイヤ供給モータは冷却され得る。例えば、冷却剤ライン307、308は、ワイヤ供給機アセンブリ80の第1面を越えて、あるいは、第1面に沿って通過することができ、かつ/あるいは、コネクタ190から突出する冷却剤ライン177、178の延長部分は、ワイヤ供給機アセンブリ80の第2面に沿って配策され、少なくともワイヤ供給モータにおいて過熱のリスクを低減させることができる。
図5に示すように、取付プレート155及び絶縁プレート115が互いに付着されるとき、コネクタ180が各収容部185及び凹部201内に収容されるように、冷却剤収容部200は、収容部185と整列した位置において、第1のコネクタ180を収容するように採用される凹部201(又は他の開口部)を含むことができる。冷却剤収容部200は、コネクタ凹部201から開口部204へと上向きにアークにおいて延在する、スロット状の冷却剤ライン凹部202も含む。図1に最良に示されるように、取付プレート55及び絶縁プレート115が組み立てられるとき、冷却剤ライン177、178が取り囲まれるように、冷却剤ライン凹部202はライン177、178を完全に収容するのに十分な深さを有する。
凹部212、213及び214を含む追加的な凹部は、取付プレート55に設けられ、回路板122上でコネクタ216、217及び218(図6)を収容することができる。概略的に参照符号210で示されるねじ付きの締結具収容部を含む追加的な収容部は、取付プレート55上に設けられて、溶接ヘッドが取付プレート55に付着されることを促進することができる、ということが諒解されるだろう。
回路板122は、システム内の駆動モータ及びセンサに電気的に接続されてシステムコントローラ120に信号を送ることができる。図示した実施例において、コネクタ216はポテンションメータ150に接続されてトーチヘッド振動位置フィードバックを提供する。コネクタ218はワイヤ供給機85に接続される。コネクタ216及び218からの信号は、回路板122を介してコネクタ217へと送られ、これは、順に、システムコントローラ120への信号/システムコントローラ120からの信号を伝える。システムコントローラ120からの制御信号は、コネクタ217から溶接システム10におけるさまざまな部品へと送られる。さまざまな部品には、ワイヤ供給アセンブリ80、トーチ高さモータ112及び駆動モータ140が含まれるが、これらに限らない。
図8へと進むと、概略的に参照符号225で示される横方向の、あるいは、振動駆動アセンブリの更なる詳細が示される。トーチヘッド20は、球状溶接を実行するときに横方向に動かされ得る。振動駆動アセンブリ225は横方向にトーチヘッド20を自動的に動かすように提供される。駆動アセンブリ225は、概略的に参照符号230で示されるアクチュエータに接続されるモータ140を一般的に含む。アクチュエータアセンブリ230は、トーチヘッド20を動かす任意のアクチュエータを含むことができる。本考案の一態様によると、アクチュエータアセンブリ230は、ボールねじ又は親ねじアクチュエータ(lead screw actuater)などのねじ作動を含む。ねじアクチュエータの使用は、振動ドリフトを低減又は削減させると考えられている。これは、螺合(threaded engagement)によって作り出されるトーチヘッドとアクチュエータとの間の正極接続のためである。図示した実施例において、親ねじアクチュエータは使用され、かつ、トーチヘッド取付プレート250に回転自在に支持される親ねじ231を含む。以下でより完全に説明されるように、親ねじ231は、トーチヘッド取付プレート250から軸方向外方に延在してトーチヘッド20を係合し、かつ、親ねじ231の回転によりトーチヘッド20の横方向動作を生じさせる。
図15を参照すると、アクチュエータアセンブリ230はねじナットも含むことができ、図示するように、ねじナットは親ねじナット232でよい。親ねじナット232はトーチヘッド20に画定される穴への圧入(press fit)でよい。親ねじナット232は、親ねじ231における雄ねじ(external thread)に対応する雌ねじ(internal thread)を有する。これらのねじ山のピッチは、親ねじ231の回転によって生じる横方向の動作の割合を決定する。ねじナットの使用に代わり、トーチヘッド20内に画定される穴233は、ねじアクチュエータに対する必要な雌ねじを提供するよう打たれ得る。
トーチヘッド取付プレート250内では、親ねじ231は、図示したボールベアリングジャーナル236を含むがこれに限らない、概略的に参照符号235で示される適切なベアリングにおいて支持され得る。ベアリング235はトーチヘッド取付プレート250において画定される穴237内への圧入でよい。ベアリング235内の親ねじ231の端部は、横方向においてトーチヘッド20を駆動するように自在に回転可能である。図示した実施例において、駆動モータ140は一方向に回転し、トーチヘッド取付プレート250に対して横方向外方にトーチヘッド20を動かし、かつ、反対方向に回転し、トーチヘッド20をトーチヘッド取付プレート250に向かって戻す。モータアセンブリは、周期的な方法(cyclical fashion)で、継続的な正回転又は逆回転を提供することができ、ストロークと呼ばれる動きの所望の範囲を介してトーチヘッド20を振動させる。ストロークは親ねじ231の長さによって決定され、かつ、任意の所望の範囲内に設定され得る。図示した実施例において、トーチヘッド20に対する最大ストロークは、1.25インチである。以下で議論するように、軸OAに沿うトーチヘッドの動きに関するフィードバックが、システムコントローラ120に提供され得る。
アクチュエータアセンブリ230は、駆動モータに直接的に接続され得るか、あるいは、図示するように、モータ140はアクチュエータアセンブリ230から遠方に位置し、かつ、概略的に参照符号240で示されるドライブカプラによって接続され得る。ドライブカプラ240は、モータ140をアクチュエータアセンブリ230に機械的に接続させるための任意のシステムでよく、図示したようなリンク機構(linkages)、ギアセット又はベルトシステムを含むがこれらに限らない。図示した実施例において、ドライブカプラ240は駆動モータ140と連結した第1コグ241を含む。駆動モータ140はそれと関連する内部ギアボックスを有することができるということが諒解されるだろう。第1コグ241が駆動モータ140から延在する駆動シャフトと共に回転するように、第1コグ241は、鍵又は他の機構によって回転接続される。第2コグ242は親ねじ231に付着される。歯付きベルト245は、第1コグ241及び第2コグ242の上方に嵌合してモータ140を親ねじ231に接続する。ベルト245における歯は、図示しないが、任意の数の歯が使用され、適切なタイミングベルトはコグ241、242を係合するように市販されている。
任意で、図示するように、溶接システム10はポジションメータ150を含み、トーチヘッド20の横方向位置に関するフィードバックを提供することができる。図示したシステムにおけるポジションメータに代えて、エンコーダも使用され得る。ポジションメータ150はそのシャフト153に取り付けられた第3コグ243を有し、ベルト245の動作を介して示されるような、ねじ231の回転に比例してトーチヘッド20の横方向の動作を感知する。そのためには、第3コグ243が駆動モータ140の回転に伴って回転するように、第3コグ243は、第3コグにわたって配索されるベルト245と、第1コグ241と、第2コグ242との間に介在する。第3コグ243の回転はポジションメータ150において信号を生成し、これは、例えば0から10kΩの間である。この範囲は、トーチヘッド20のストロークに対応する。それ故、ポジションメータが5kΩの信号を提供するとき、トーチヘッド20は全体に対して中心位置に位置する。完全なストローク(0〜10kΩ)が一方の接合部におけるストロークの半分を示し、かつ、接合部の反対側におけるもう半分のストロークを示すように、中心位置は溶接されている接合部の中心に対応することができ、ワークピースWP上の接合部に均等に及ぶパターンで、トーチヘッドの振動を可能にする。例えば、ルートパス溶接は、接合部にわたってトーチヘッド20を振動させることによって形成され得る。他のパターンは、軸OAにおけるトーチヘッド20の振動によって、かつ、トーチヘッドとワークピースWPとの間における相対的回転に対する振動によって形成され得る。オペレータからの手動入力又はシステムコントローラ120からの自動入力は、トーチヘッド20の振動を「誘導する(steer)」ように使用され得る。例えば、議論したように、ワークピースWP上の接合部に対応することができる中心点は、その第1位置の左又は右にリセットされて振動を左又は右に動かすことができる。代替的に、溶接を誘導する目的で、参照の他の点がトーチヘッド20を相対的に動かすように使用され得る。例えば、ストロークの最外端部(outer extremes)も溶接を誘導するようにリセットされ得る。図示した実施例において、これらの端部は、0kΩ及び10kΩの信号としてポジションメータによって見られる。
モータ駆動シャフト141の1つの回転と、ポジションメータシャフト153の1つの回転との間で既定の関係を作り出すように、第3コグ243は寸法決めされ得る。例えば、駆動シャフト141に対するポジションメータシャフト153の回転間の2から1つの関係を確立するように、第3コグ243は第1コグ241の2倍の直径でよい。従って、図示した実施例において、駆動シャフト141の各完全な回転のため、ポジションメータシャフト153は半分の回転を成す。必要に応じて、他の関係は、1対1の関係か、あるいは、1対1の関係より大きいか、あるいは、1対1の関係より小さい関係を含んで提供され得る、ということが諒解されるだろう。
更なる選択肢として、第1コグ243と第2コグ242との間で張力が伸長するようにベルトにおける張力を維持するために、ベルトテンショナー162が設けられ得る。ベルトテンショナー162は、ハブ165に回転自在に取り付けられる遊動輪(idler wheel)164を含むことができる。図8に最良に示されるように、ハブ165は取付プレート160を介して延在する締結具166において支持され得る。取付プレート160は、張力161の位置の垂直方向の調整を可能にするように配向される長孔状開口部(slotted opening)167を画定することができる。図9に最良に示されるように、振動駆動アセンブリ225は、概略的に参照符号250で示されるトーチヘッド取付プレート内に部分的に収容され得る。トーチヘッド取付プレート250は、概略的に参照符号252(図7)で示される収容部を画定することができる。収容部252は、ドライブカプラ240、コグ241、242、243及び遊動輪164を少なくとも部分的に収容する。収容部252は、内方面251におけるトーチヘッド取付プレート250に形成される凹部でよく、遊動輪164の垂直方向の動作を調整する。収容部252は遊動輪164上方にノッチ254を含み、そのような垂直方向の動作のための更なる隙間を提供することができる。対応する収容部が絶縁プレート115上に形成され、トーチヘッド取付プレート250の内方面251を超えて延在する振動駆動アセンブリ225の部分を取り囲む。
本考案の別の態様によると、トーチヘッド取付プレート250は、概略的に参照符号260で示されるトーチガイドアセンブリを支持することができる。ガイドアセンブリ260は、トーチヘッド取付プレート250を介して親ねじ231に平行に延在する第1ガイド棒261及び第2ガイド棒262などの、1つ以上のガイド部材を含むことができる。ガイド棒261、262は、図示した円筒形状を含むがこれに限らない任意の形状を有することができる。ガイド棒261、262は、トーチヘッド20を支持することを可能にし、かつ、トーチヘッド20の周りの温度条件に耐える、任意の適切な材料により構成され得る。例えば、セラミックコーティング又はステンレス鋼を有するアルミニウムが使用され得る。図示した実施例において、ガイド棒261、262は、ステンレス鋼から作製される。ガイド棒261、262の1つ以上は、トーチヘッド20からの電圧フィードバックを提供するように使用され得る。そのためには、端部263、264、あるいは、ガイド棒261、262は、絶縁プレート115を通って延在して、システムコントローラ120の回路板122上で導電性パッド265に接触し、電圧フィードバックを提供することができる。上記で議論したように、導電性パッド265からの電圧フィードバックは、回路板122によってコネクタ217に送られることができ、コネクタ217は電圧フィードバックをシステムコントローラ120に送る。
図9及び図10を参照すると、アクチュエータアセンブリ230を収容するために、トーチヘッド20は、概して、トーチ本体270を含み、トーチ本体270は金属及びセラミックを含む種々の材料により構成され得る。図示した実施例において、トーチ本体270が、従って、銅、アルミニウム又は真鍮などの導電性材料により構成されるように、電力がトーチ本体270に直接印加される。図示した特定の実施例において、真鍮が使用されてきた。トーチ本体270は、ガイド棒261、262をそれぞれ収容するガイド用穴271、272を画定することができる。加えて、アクチュエータ用穴274は上記で議論したように、親ねじナット233を収容するように設けられる。
トーチ本体270は、ブロック状の形状などを含む任意の形状を有することができる。図示した実施例において、トーチ本体270は、概して、楔状の形状を有して径方向の隙間を強化する。以下でより完全に議論するように、トーチ本体270は第1側部276においてより薄く、トーチヘッド20への接続部を冷却することを可能にする。第1側部276から、トーチ本体270の下面278は第2側部280に向かって上方に延在し、側部280におけるトーチ本体270の高さを短縮する。概略的に参照符号282で示される陥凹領域は、下面278によって形成され、概略的に参照符号285で示される遮蔽カップと、それに取り付けられる電極Eとのための隙間を提供する。このようなコンパクトな配置は、トーチヘッド20のための径方向の隙間を更に強化する。
本考案の別の態様によると、概略的に参照符号300で示されるトーチヘッド冷却アセンブリが提供される。トーチヘッド冷却アセンブリ300はトーチ本体270内に画定されるトーチ冷却通路305を含む。トーチ冷却通路305は、概して、入口通路301及び出口通路302を含み、これらは、対応する入口冷却ライン307及び出口冷却ライン308に接続する。接続通路304は、入口通路301及び出口通路302の橋渡しを行い、トーチ本体270を介する継続的な循環を可能にする。図示した実施例において、第1側部276からトーチ本体270の中へと延在する入口通路301及び出口通路302を上向き角度で穿孔することによって、通路305は形成される。トーチ本体270をできる限りコンパクトにするために、これら通路301、302は、互いに整列するように配置され、かつ、同じ平面に位置することができる。同様に、振動軸OAに対して平行な軸に沿ってトーチ本体270の内方面277からトーチ本体270内に穿孔することによって、接続通路304は形成され、かつ、通路301、302によって画定される平面内に存在するかもしれない。図示するように、通路304は通路301、302の内向端部(inner extremities)を横断し、その間に流体連通を作り出す。また、通路304は、概して、U字形状の冷却通路305を形成する。通路304を出口通路302の内方に近づけるため、プラグがその内方に延在する穴の部分に挿入され得る。
図12及び図13に最良に示されるように、入口通路301及び出口通路302を形成する穴は、流体ライン307、308が付着する継手320を収容するように座繰り(counter sunk)でよい。ライン307、308をトーチヘッド20に接近させることで、保護キャップ311、312が、それらの端部において継手320及びライン307、308を覆うように設けられ得る。保護キャップ311、312から、流体ライン307、308はブラケット215に戻って、そこから適切な冷却剤供給へと配策され得る。図示した実施例において、トーチヘッドは水によって冷却される。
トーチヘッド20は、図14において概略的に参照符号325で示されるガス遮蔽アセンブリを備えることができる。ガス遮蔽アセンブリは、ブラケット215へと配策され、かつ、そこから適切なガス供給へと配策され得るガス供給ライン326を含む。ガス供給は、ポンプに接続される非加圧源又は加圧シリンダを含むことができる。供給されたガスは、概して、アルゴンなどの不活性ガスである。この実施例は、他の種類のガスを使用して溶接中に遮蔽を提供することが知られているので、限定的ではない。シールドガスアセンブリ325は、トーチ本体270内に画定される、概略的に参照符号330で示されるガス通路を更に含む。ガス通路330は、ガス供給ライン326をトーチ本体270に形成されたシールドガス出口332に流体接続させる。ガス出口332は電極アセンブリ350と連通する(図17)。簡潔に、シールドガスは、出口332におけるトーチ本体270に存在し、かつ、電極アセンブリ350を介して、電極及び溶接部Zへ向かう直接的なシールドガスへと導かれる。図14に戻ると、通路30は通常の図示したL構成を含む任意の構成を有することができる。図示した実施形態において、ガス入口通路331は、トーチ本体270の第1側部276の下方に、かつ、第1側部276に向かって延在し、ガス入口通路331は、迅速な接続継手(quick connect fitting)335を収容するように、333において座繰りでよい。迅速な接続継手の実施例では、一対の円錐台形状のリングを有する。円錐台形状リングは、入口通路331に向かって外方へ延在し、ライン326が迅速な接続継手335上に圧入することを可能にする。トーチ本体270は、336において第1側部276に対して陥凹し、迅速な接続継手335及び垂直高調整機構に対して隙間を提供する。これについては、以下でより完全に説明する。ガス通路330は接続通路337を更に含むことができ、接続通路337は軸OAに対して平行な線に沿って、入口通路331からトーチ本体270にわたって延在し、内方側部277からトーチ本体へと穿孔することによって形成され得る。更に、入口通路331を超えて延在する、穴形成通路(bore forming passage)337の任意の部分が、外気からこの通路を閉じるように閉塞され得る。
図17に最良に示されるように、シールドガスSは、出口332から電極アセンブリ350の中へと向けられる。電極アセンブリ350は市販の電極アセンブリでよく、例えば、CK Worldwide社のGas Saver(登録商標)電極アセンブリが含まれる。一般に、電極アセンブリ350は上方にガス出口332へと延在し、かつ、中央穴を画定するネック部354を有するコレット本体352を含み、シールドガスSは中央穴を介して収容される。図示するように、コレット本体352は概略的に参照符号355で示される中心部も含み、中心部はディスク状本体356を有する。ディスク状本体356は、ネック部354から径方向外方に延在し、かつ、中央フランジ357及び上方フランジ358を含む。中央フランジ357及び上方フランジ358は、互いに離間し、シリコンOリングなどの封止部材360を収容する。下方フランジ359は中央フランジ357から下方に離間し、コレット本体355に対して環状凹部を画定することができる。シールドガスマニホールドは、中空内部362においてコレット本体355内に形成されることができ、かつ、中空内部362から径方向外方に延在し、かつ、フランジ357と359との間に画定される環状空間の中へと延在する、中空のガス出口364を含む。タングステンアダプターは、概略的に参照符号365で示されるが、コレット本体355の下方部分に取り付けられ、かつ、ディフューザプレート366を含むことができる。ディフューザプレート366は、中央スクリーンを挟む一対の穿孔したタングステンプレートを含むことができる。Pyrex(登録商標)遮蔽カップは、封止部材360上に圧入されて、コレット本体355及びディフューザプレート366を取り囲むことができる。マニホールド362に存在するガスは、ディフューザプレート366を通過し、かつ、遮蔽カップ285によって電極E及び溶接部Zに向かって導かれる。
続いて図17を参照して、トーチ本体270は、トーチ本体270の上面275から下方に延在する座繰り穴375を見つけるように作られる。楔状コレット(wedge collet)376は、コレット本体に形成される中央穴内に電極を保持するように使用され得る。コレット本体では、楔状コレット376及び電極Eの一部は、座繰り穴375内に上方に延在する。座繰り穴375の下部377は、その中にキャップねじ380(図12)を収容するように螺合され、穴を閉じ、かつ、電極Eを固定することができる。
本考案の別の態様により、概略的に参照符号400で示されるコンパクトなワイヤ固定具アセンブリは、図15から図20に最良に示されるように、トーチヘッド20内に組み込まれる。ワイヤ固定具アセンブリ400は、概略的に参照符号405で示されるワイヤ高さ調整アセンブリを含み、また、概略的に参照符号450で示されるワイヤ整列アセンブリも選択的に含むことができる。
ワイヤ固定具アセンブリ400は、ワイヤガイド90が付着されているブラケット402を含む。ワイヤガイド90の垂直位置は、概略的に参照符号405で示される高さ調整アセンブリの動作によって操作され得る。図15及び図16に最良に示されるように、ワイヤ高さ調整アセンブリ405は、ギアラック406を含むことができる。ギアラック406は、シャフト410において支持されたピニオンギア408によって作動される。シャフト410は、スペードヘッド(spade head)、ローレットヘッド(knurled head)又はノブ412などの簡易な把持部材によって回転され得る。また、把持部材はシャフトにピン付けされ、かつ、シールドガスライン326の上方のトーチ本体270の陥凹部336内に位置する。
図14に最良に示されるように、トーチ本体は、冷却入口通路302とコネクタ304との間で、トーチ本体270を通って垂直に延在する中央スロット415を画定する。スロット415はトーチ本体270の第1側部276に形成され、第1側部276から内方に延在する。この垂直な中央スロット415は、ラック406及びピニオン408の両方を収容し、それらをトーチ本体270内に収容する。ピニオンシャフト410は穴420内で軸支される(journaled)。穴420は、その外方端部422における座繰りでよく、非円形ピニオンシャフト410上に取り付けられ得る円輪424を収容する。ピニオンシャフト410は、穴420の狭部421内で軸支され得る円筒状スリーブ426を更に含むことができる。円輪424は、スリーブ246よりも更に大きな直径を有し、かつ、必要に応じて、部分421、422を分割する縁部428と作用し合い、シャフト410の軸方向内方の動作を止めることができる。図15に最良に見られるように、ピニオンギア408はシャフト410の非円形部分に対する鍵でよく、シャフト410をピニオンギア408に回転接続させる。ワイヤガイド90の高さを固定するために、図示するように、ピン、クリップ又は止めねじ430を含むがこれらに限らない締結具が、ラック406を係止する(lock)ように使用され得る。概略的に参照符号435で示される止めねじ用穴が、スロット415内方へトーチ本体270の前面279から延在して提供され、ギアラック406の側壁407と作用し合う。図16に最良に示されるように、止めねじ430はAllen(登録商標)ボルトでよい。
図18に図示するように、ギアラック406は横架材440によってブラケット402に接続され得る。横架材440はギアラック406と同様の幅を有し、かつ、スロット415内で動かされてワイヤ高さ調整アセンブリ405のコンパクトさを維持する。選択的に、更なるコンパクトさを提供するために、横架材440の上方面442は、ピニオンギア408が収容される凹部443を提供するよう凹面とされ得る(図20)。
本考案の別の態様によると、ワイヤ固定具アセンブリ400はワイヤ整列アセンブリ450を含んで、ワイヤWの位置の更なる調整を提供することができる。図示するように、ワイヤ整列アセンブリ450は、ブラケット402と高さ調整アセンブリ405との間に介在し得る。図18及び図19に最良に示されるように、ブラケット402は貫通穴401を概略的に画定する。貫通穴401を介して、ワイヤガイド90は挿入され、導管86の部分が収容され得る。クランプアセンブリ403がこの穴401内にワイヤガイド90を固定するように提供され得る。高さ調整以外にワイヤガイド90の更なる位置調整がないように、ブラケット402が、固着(solid attachment)によって、垂直な高さ調整アセンブリ405に接続され得る一方で、ワイヤ整列アセンブリ450を介してブラケット402を垂直な高さ調整アセンブリに付着させることによって、更なる位置調整が提供され得る。ワイヤ整列アセンブリ450は、概して、ワイヤWを電極Eと整列させるように採用され、かつ、垂直軸に対して単に回転を提供することができる。選択的に、図示するように、ワイヤ整列アセンブリ450はボール及びソケット固定具451により、追加的な自由度を提供する。
例示的なボール及びソケット固定具はスリーブ452を含むことができ、スリーブ452は横架材440に付着される。スリーブ452は、円筒状穴454を含むソケット453を画定する。円筒状穴454よりも大きな半径を有する座繰り部456を形成するように、円筒状穴454は上方部分における座繰りでよい。ワイヤ整列アセンブリは、バルブ460を更に含み、バルブ460はボール461から下方に延在するネック462を有するボール461を含む。ネック462は雄ねじを有することができ、これは参照符号464で概略的に示され、ネック462の下端部465に向かってバルブがブラケット402へ付着することを促進する。組み立てられるとき、ネック462は穴454を介して延長し、かつ、ブラケット402内の上方延在ボス472に画定される収容部470の中へと螺合される。圧入(図17)、締り嵌め(interference fit)、ピニング又は溶接を含むがこれらに限らない他の方法で、バルブ460はブラケット402に付着され得るということが諒解されるだろう。
図19で最良に示されるように、延在ボス472は、穴401に対する角度で上方及び内方に延在するランド474を有することができる。ネック462に付着されるとき、このランド474は、スリーブ452の下面に対して当接してワイヤガイド90と横架材42との間に設定角度θを形成することができる。図示するように、スリーブ452によって形成されるソケット453内でボール461を回転させることによって、ネック462は、ブラケット402が自由に動くことを可能にする穴54よりも大幅に小さい。この位置決め機能は、ネック462によって画定される垂直軸480に対する回転と、左右の傾動と、ブラケット402の前後のピッチングと、これらの動作の組み合わせと、を含む。動作のこの自由は、ワイヤWが、電極Eと整列し、かつ、溶接プロセスを促進するように配向されることを可能にする。いったんワイヤガイド90及びワイヤWの所望の位置が実現されると、選択された位置は平面にボール461を係止することにより保持され得る。これは、止めねじか、あるいは、ボール及びソケットを固定する他の公知の方法を用いることよって実行され得る。図示した実施例において、係止アセンブリ(locking assembly)は概略的に参照符号485で示されるが、凹状収容部488を画定するハット486を含み、凹状収容部488の中に、ボール461の上方部分が収容される。ハット486が下方に駆動されてソケット453内のボール461を圧迫し、それを選択された位置に係止するように、収容部488を取り囲むハット486の外面490が、スリーブ452の座繰り部456内に嵌合するように寸法決めされる。ハット486は、ボール461を圧迫するように下方に駆動されことができ、かつ、手動でハット486をボール461に押し込むサンプリングを含む多くの方法で、それを位置に係止することができる、ということが諒解されるだろう。代替的に、図示するように、ハットの外面490及び座繰り部456の内面492は、ねじ山493を含むことができる。ねじ山493は、ハット486の回転によってボール461に対してハット486の高さを調整するように使用され得る。対応する雌ねじ494は、スリーブ452の座繰り部456上に形成され得る。例えば、時計回りの方向における回転は、ハット486を下方に駆動してソケット453内のボール461を圧迫させることができる。また、反時計回りの回転は、ハット486を上げてボール461における圧迫力を解放することができる。この回転を促進させるために、ヘッド495はハット486に固定され得る。ハット486は、より簡単に把持されることができ、かつ、オペレータに、てこの作用(leverage)を提供するように寸法決めされ得る。例えば、ヘッドは、スペードヘッド、ローレットヘッド、ウィングヘッド又はノブを含むことができるがこれらに限らない。ヘッド495はハット486に付着され得るか、あるいは、図示したように、ハット486及びヘッド495は一体部品として形成され得る。
図21で最良に見られるように、ワイヤ固定具アセンブリ400は、概して、電極Eと同じ平面に位置して、ワイヤWを電極Eと全体的に整列させることができる。ワイヤ固定具アセンブリ400は、次いで、ワイヤ位置の更なる微調整を提供して、トーチヘッド20の性能を最適化させることができる。議論したように、ワイヤ固定具アセンブリ400は、トーチヘッド20の本体270内に大部分は収容され、かつ、トーチヘッドの入口冷却ライン307と出口冷却ライン308との間にブラケット402を保持するように位置付けられる。ブラケット402の一部を収容し、かつ、ワイヤガイド90を下方に曲げることによって、より大きな径方向の隙間が電極Eに隣接して提供される。必要に応じて、クランプアセンブリ403は、冷却ライン307、308から突出してオペレータがクランプアセンブリ403にアクセスすることを可能にし、かつ、ワイヤガイド90外にスティックを調整する。上記で参照したように、ワイヤ高さ調整アセンブリ405は、ワイヤWを垂直に動かすように使用される。いったん、選択された垂直位置が実現されると、中央スロット415の壁に対してラック406を保持する止めねじ430などの、ワイヤ高さ係止アセンブリによって、高さ調整アセンブリ405は位置に係止され得る。同様に、スリーブ452及びボール461によって設けられる、ボール及びソケットの接合を使用して、垂直な軸、ピッチ、ロール、そして、それらの組み合わせに対する回転を含むワイヤ整列アセンブリ450と共に、ワイヤ位置の追加的調整が行われ得る。いったん、ワイヤ整列アセンブリ450を使用して、選択された位置が実現されると、ボール461において下方に締め付けられてスリーブ452内のボール461を圧迫する、ハット486などの係止アセンブリによって、この位置が保持され得る。上述のワイヤ位置決め工程は、任意の順で行われるか、あるいは、省略され、ワイヤ位置決め工程は、単に上記のワイヤ固定具アセンブリ400を使用する1つの方法であるということが諒解されるだろう。
全体的に、トーチヘッド20が横方向及び垂直方向に動かされ、溶接されるワークピースの部品間で電極Eを接合部と整列させるように、溶接システム10の動作には、ワークピースWPを開口部35内に位置決めすることと、システム10に電力を供給することと、を含むことができる。ワークピースWPと電極との間で相対的回転が発生するので、システムコントローラ120は、接合部に溶接を施すようにプログラムされ得る。これは、アクチュエータアセンブリ230の動作によってガイドアセンブリ260におけるトーチヘッド20を横方向に動かすことを含むことができる。トーチヘッド20及び他のセンサからのフィードバックを通して、かつ/あるいは、オペレータによって行われる手動調整によって、電極の高さ及び横の位置に対する調整は、自動的に行われ得る。例えば、トーチヘッド20からの電圧フィードバックは、システムコントローラによって使用されて、トーチ高さモータ112を駆動させ、フレーム25に対して取付ブラケットを動かすことによって溶接ヘッドを上げ/下げすることができる。同様のフィードバックはワイヤ供給速度、トーチヘッドとワークピースWPとの間の回転速度、横方向トーチヘッド速度及びストローク長、そして他の溶接システムパラメータを調整するように使用され得る。システムコントローラ120は手動入力を受け入れて、これらのパラメータを調整することもできる。例えば、トーチヘッド20の振動(横方向の動作)中、オペレータは、手動調整を行うことによってトーチヘッド20を「誘導する(steer)」することができる。効果的に、システムコントローラ120は接合部を振動の中心として見る。そして、ユーザからの手動入力は、この中心点をリセットするように使用され、元々の中心点の値の左又は右に振動を効果的に誘導することができる。
更に、上記で議論したように、ワイヤ固定具アセンブリ400を使用して、トーチヘッド20のセットアップ中に、ワイヤ位置の手動調整が行われ得る。ワイヤ固定具アセンブリ400は、トーチヘッド20の本体270内に収容され、ワークピースWPに対する径方向の隙間を最大化させる。トーチヘッド20の本体270は、楔状の形状を有することができ、楔状の形状は、ワイヤ固定具アセンブリ400及びトーチヘッド冷却アセンブリ300を収容する本体270の側部276から上方に、かつ、内方にテーパー付けして、陥凹領域280を画定することができる。陥凹領域280内に、電極アセンブリ350及び遮蔽カップ285が収容されて、ワークピースWPに対する径方向の隙間を更に最大化させる。
溶接システム10の動作は、トーチヘッド20において、かつ、トーチヘッド20を位置付けるように使用されるモータ112、140の動作を通して、熱を発生させる。溶接システム10は、モータハウジング冷却アセンブリ175及びトーチヘッド冷却アセンブリ300を介して冷却剤を供給することができる。溶接システム10に電力が供給されるとき、手動で作動されるか、あるいは、継続的に稼働されるシステムコントローラ120によって、これらのアセンブリは制御され得る。
動作の本質およびモードが特定の実施形態に関して説明及び例示されてきたが、これは、その精神又は範囲から逸脱することなく具体的に説明及び例示される以外に、実施され得るということが理解されなければならない。
上記で説明されてきたことは、本考案の実施例を含む。もちろん、請求項に係る主題を説明する目的のために、部品又は手法の全ての考えられ得る組み合わせを説明することは可能ではない。しかし、当業者であれば、本考案の多くの更なる組み合わせ及び変形が可能であるということを認識することができる。従って、請求項に係る主題は、添付の請求項の範囲及び精神に該当するそのような代替形、修正形及び変更形を全て包含するよう意図される。
本明細書では、考案の特定の実施形態が開示される。当業者は、他の環境において本考案が他の用途を有することができるということを容易に認識するだろう。実際、多くの実施形態及び実施例が可能である。以下の請求項は、本考案の範囲を上記の特定の実施形態に限定するように意図しない。更に、「〜のための手段(means for)」という記載は、要素及び請求項のミーンズプラスファンクションの読み方を連想させるように意図され、一方で、たとえ請求項が「手段(means)」という用語を含んでいたとしても、「〜のための手段(means for)」という記載を特段使用しない要素は、ミーンズプラスファンクションの要素として読まれるようには意図されない。
特定の好ましい実施形態に関して、本考案は、示され、かつ、説明されてきたが、他の当業者が、本明細書及び添付の図面を読み、理解することによって、均等な代替形及び変更形を考え付くであろうということは明白である。特に、上述した構成要素(例えば、封入物(enclosures)、側部、部品、アセンブリなど)によって実行されるさまざまな機能に関して、そのような要素を説明するために使用される用語(「手段」の言及を含む)は、特段の指示がない限り、たとえ、本明細書中で例示された本考案の実施形態においてその機能を実行する開示された構造と構造的に同等ではなくとも、記載された構成要素の特定の機能を実行する如何なる構成要素(例えば、機能的に同等なもの)にも対応するように意図されている。加えて、本考案の特定の特徴は、いくつかの例示された実施形態のうちの、1つ又はそれ以上のみに関して上記で説明されてきたが、任意の所与の、あるいは、特定の用途について望ましく、かつ、有利であるように、そのような特徴は、他の実施形態の1つ又はそれ以上の他の特徴と組み合わせることができる。特定の実施形態が示され、かつ、説明されてきたが、本明細書を読み、理解することによって、他の当業者が添付の請求項の範囲に該当する均等物及び変更形を考え付くであろうということが理解される。
加えて、本考案の特定の特徴がいくつかの実施例のうちの1つだけに関して開示されていたとしても、任意の所与の、あるいは、特定の用途にとって望ましく、かつ、有利であるように、そのような特徴は、他の実施例の1つ又はそれ以上の他の特徴と組み合せることができる。また、用語「含む(includes、including、has、contains)」又はその変形、そして他の同様の用語が、詳細な説明又は請求項のいずれかの中で使用されている限り、それらの用語は、追加的、あるいは、他の要素を包含しないオープンな移行句としての用語「含む(comprising)」と類似の方法において、包括的であることが意図されている。
10 溶接システム
15 溶接ヘッド
19 ハウジング
20 トーチヘッド
25 フレーム
26 バッキングプレート
31 第1アーム
32 第2アーム
33 横架材
35 開口部
37 最外端部
45 トーチ高さ位置決めアセンブリ
46 レール
48 端止め
49 端止め
50 ギアラック
51 歯
52 第2アーム
54 穴
55 取付プレート又はブロック
56 収容部
58 後方側部
60 スライドブロック
61 第1スライドブロック
62 第2スライドブロック
63 陥凹溝部
65 ギャップ
66 ラベット
67 デバイダー
67A 第1デバイド部
67B 第2デバイド部
68 開口部
70 ピニオン
71 前方側部
80 ワイヤ送給機アセンブリ
82 スプール
85 ワイヤ送給機
86 ワイヤ導管
88 収容部
90 ワイヤガイド
100 駆動アセンブリ
112 高さモータ
115 絶縁プレート
120 システムコントローラ
122 回路板
125 駆動ブロック
126 内方面
127 高さ駆動収容部
128 モータ収容部
129 ポテンショメータ収容部
130 締結具収容部
140 振動モータ
150 ポテンショメータ
153 ポテンショメータシャフト
155 カバー
156 適切な締結具
157 ノッチ
158 内向端部
160 取付プレート
162 ベルトテンショナー
164 遊動輪
165 ハブ
170 冷却剤通路
171 第1冷却剤通路
172 第2冷却剤通路
174 加工された凹部
175 モータハウジング冷却アセンブリ
176 キャップ
177 供給ライン又は冷却剤ライン
178 帰還ライン又は冷却剤ライン
180 コネクタ又は通路接続部
181 第1コネクタ
182 第2コネクタ
183 環状凹部
184 封止部材
185 冷却剤収容部
186 コネクタハウジング
187 タップ
188 タップ
190 コネクタ
191 ハウジング
193 継手
194 継手
195 クランプアセンブリ
196 半割
197 半割
200 冷却剤収容部
201 凹部
202 冷却剤ライン凹部
204 開口部
205 ランド
206 上方面
207 クランプランド
210 直立ガイド
212 凹部
213 凹部
214 凹部
215 導管ブラケット
216 コネクタ
217 コネクタ
218 コネクタ
225 トーチヘッド
230 アクチュエータアセンブリ
231 親ねじ
232 親ねじナット
233 穴
236 ボールベアリングジャーナル
237 穴
240 ドライブカプラ
241 第1コグ
242 第2コグ
243 第3コグ
245 歯付きベルト
250 取付プレート
251 内方面
252 収容部
260 ガイドアセンブリ
261 ガイド棒
262 ガイド棒
263 端部
264 端部
265 パッド
270 トーチ本体
271 ガイド用穴
272 ガイド用穴
274 アクチュエータ用穴
276 第1側部
278 下面
279 前面
280 第2側部
285 遮蔽カップ
300 トーチヘッド冷却アセンブリ
301 入口通路
302 出口通路
304 接続通路
305 冷却通路
307 冷却剤ライン
308 冷却剤ライン
311 保護キャップ
312 保護キャップ
325 シールドガスアセンブリ
326 ガス供給ライン
330 ガス通路
331 入口通路
332 シールドガス出口
333 ステップ
335 迅速な接続継手
336 陥凹部
350 電極アセンブリ
352 コレット本体
354 ネック部
355 コレット本体
356 ディスク状本体
357 中央フランジ
358 上方フランジ
359 下方フランジ
360 封止部材
362 マニホールド
365 ステップ
366 ディフューザプレート
375 座繰り穴
376 楔状コレット
377 下部
380 キャップねじ
400 ワイヤ固定具アセンブリ
401 穴
402 ブラケット
403 クランプアセンブリ
405 ワイヤ高さ調整アセンブリ
406 ギアラック
407 側壁
408 ピニオンギア
410 シャフト
412 ノブ
415 中央スロット
420 穴
421 狭部
422 外方端部
424 円輪
426 スリーブ
428 縁部
430 止めねじ
435 ステップ
440 横架材
442 上方面
443 凹部
450 整列アセンブリ
451 ソケット固定具
452 スリーブ
453 ソケット
454 円筒状穴
456 座繰り部
460 バルブ
461 ボール
462 ネック
465 下端部
470 収容部
472 延在ボス
474 ランド
485 ステップ
486 ハット
488 凹状収容部
490 外面
492 内面
493 ねじ山
495 ヘッド
E 電極
W ワイヤ
WP ワークピース
Z 溶接部

Claims (15)

  1. 被冷却型駆動ハウジングであって、
    駆動アセンブリを少なくとも部分的に取り囲むように構成される駆動ブロックと、
    前記駆動ブロックの第1側部の少なくとも一部を閉じるように構成される絶縁プレートと、
    少なくとも1つの駆動モータを収容するように構成される前記駆動ブロック内の少なくとも1つのモータ収容部と、
    前記被冷却型駆動ハウジングを通って冷却剤を循環させるように構成される少なくとも1つの冷却剤通路と、
    を含む、被冷却型駆動ハウジング。
  2. 前記駆動ブロックは、曲線形状と実質的に合致するように構成される、請求項1に記載の被冷却型駆動ハウジング。
  3. 前記絶縁プレートは、電気絶縁体及び/又は熱絶縁体の少なくとも一部で構成される、請求項1又は2に記載の被冷却型駆動ハウジング。
  4. 前記絶縁プレートを通って前記少なくとも1つの冷却剤通路に伝わるように構成される冷却剤収容部を更に含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の被冷却型駆動ハウジング。
  5. 前記絶縁プレートを通って前記少なくとも1つの冷却剤通路に伝わるように構成される冷却剤収容部を更に含み、
    前記少なくとも1つの冷却剤通路は、
    少なくとも1つの冷却剤供給ラインと、
    少なくとも1つの冷却剤帰還ラインと、を更に含み、
    前記少なくとも1つの冷却剤供給ラインは、前記冷却剤収容部を介して前記少なくとも1つの冷却剤通路に冷却剤を提供するように構成され、
    前記少なくとも1つの冷却剤帰還ラインは、前記冷却剤収容部を介して前記少なくとも1つの冷却剤通路から前記冷却剤を受け取るように構成される、請求項1から3のいずれか一項に記載の被冷却型駆動ハウジング。
  6. 前記少なくとも1つの冷却剤供給ラインは、曲線形状と実質的に合致するように構成され、
    前記少なくとも1つの冷却剤帰還ラインは、前記曲線形状と実質的に合致するように構成される、請求項5に記載の被冷却型駆動ハウジング。
  7. 球状溶接システムと共に使用するための駆動ブロックであって、請求項1から6のいずれか一項の特徴を含むことが好ましい当該駆動ブロックは、
    駆動アセンブリを少なくとも部分的に支持する前記駆動ブロックの第1側部に向かって配置される絶縁プレートと、
    前記絶縁プレートの少なくとも一部と嵌合する取付ブロックと、
    前記駆動ブロックを介す少なくとも1つの冷却剤通路と、
    前記少なくとも1つの冷却剤通路と流体連通する少なくとも1つの供給ラインと、
    を含み、
    前記供給ラインは、前記絶縁プレート及び前記取付ブロックのうちの少なくとも一方の中に形成される細長い凹部内で囲まれる、
    駆動ブロック。
  8. 前記少なくとも1つの供給ラインと前記少なくとも1つの冷却剤通路との間に流体連通を促進する界面を提供する少なくとも1つの通路接続部と、
    前記絶縁プレート及び前記取付ブロックのうちの1つ以上によって画定される収容部と、
    を更に含み、
    前記収容部は、前記少なくとも1つの通路接続部を受け入れる、請求項7に記載の駆動ブロック。
  9. 前記少なくとも1つの通路接続部は、前記少なくとも1つの供給ラインに実質的に垂直に付着し、かつ、前記少なくとも1つの冷却剤通路と実質的に一致する、請求項7又は8に記載の駆動ブロック。
  10. 前記絶縁プレートは、フェノール材料の少なくとも一部で構成される、請求項7から9のいずれか一項に記載の駆動ブロック。
  11. 溶接システムであって、
    円筒状のワークピースを少なくとも部分的に取り囲むように構成される曲線形状を有するフレームを含み、
    前記フレームは、
    1つ以上の取付プレート及び1つ以上のバッキングプレートと、
    前記曲線形状と実質的に合致し、かつ、前記フレーム内に含有される1つ以上の冷却剤供給ラインと、
    前記曲線形状と実質的に合致し、かつ、前記フレーム内に含有される1つ以上の冷却剤帰還ラインと、を含み、
    前記1つ以上の冷却剤供給ライン及び前記1つ以上の冷却剤帰還ラインは、前記1つ以上の取付プレートと前記1つ以上のバッキングプレートとの間に含有される、
    溶接システム。
  12. 前記フレームは、2つ以上の駆動モータに対して平行な駆動ブロックを通って冷却剤を循環させる1つ以上の横断冷却通路を含む前記曲線形状と合致する駆動ブロックを更に含み、
    前記1つ以上の横断冷却通路は、前記1つ以上の冷却剤供給ラインのうちの少なくとも1つから冷却剤を受け取り、かつ、前記1つ以上の冷却剤帰還ラインのうちの少なくとも1つに冷却剤を戻す、請求項11に記載の溶接システム。
  13. 前記フレームは、トーチヘッドアセンブリの少なくとも一部に冷却剤を供給する前記1つ以上の冷却剤供給ラインのうちの少なくとも1つと連結される、少なくとも1つのトーチ冷却剤ラインを更に含み、
    前記少なくとも1つのトーチ冷却剤ラインは、前記曲線形状と実質的に合致し、かつ、前記フレーム内に含有される、請求項11又は12に記載の溶接システム。
  14. 前記フレームは、ワイヤ供給機アセンブリの少なくとも一部に冷却剤を供給する前記1つ以上の冷却剤供給ラインのうちの少なくとも1つと連結される、少なくとも1つのワイヤ冷却剤ラインを更に含み、
    前記少なくとも1つのワイヤ冷却剤ラインは、前記曲線形状と実質的に合致し、かつ、前記フレーム内に含有される、請求項11から13のいずれか一項に記載の溶接システム。
  15. 前記フレームは、前記1つ以上の冷却剤供給ラインと前記1つ以上の冷却剤帰還ラインとの少なくとも延長部分を含む複数の導管を保持する前記曲線形状の端部に向かって配置される導管ブラケットを更に含む、請求項11から14のいずれか一項に記載の溶接システム。
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