JP3203123U - 誘導放電アーク再点弧及び安定化回路 - Google Patents

誘導放電アーク再点弧及び安定化回路 Download PDF

Info

Publication number
JP3203123U
JP3203123U JP2015600140U JP2015600140U JP3203123U JP 3203123 U JP3203123 U JP 3203123U JP 2015600140 U JP2015600140 U JP 2015600140U JP 2015600140 U JP2015600140 U JP 2015600140U JP 3203123 U JP3203123 U JP 3203123U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
period
inductor
arc
negative
positive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015600140U
Other languages
English (en)
Inventor
ドッジ,ロバート,エル
コプリフナク,ジョージ,ブラッドリー
ピーターズ,スティーブン,アール
Original Assignee
リンカーン グローバル,インコーポレイテッド
リンカーン グローバル,インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by リンカーン グローバル,インコーポレイテッド, リンカーン グローバル,インコーポレイテッド filed Critical リンカーン グローバル,インコーポレイテッド
Application granted granted Critical
Publication of JP3203123U publication Critical patent/JP3203123U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/06Arrangements or circuits for starting the arc, e.g. by generating ignition voltage, or for stabilising the arc
    • B23K9/073Stabilising the arc
    • B23K9/0738Stabilising of the arc by automatic re-ignition means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/09Arrangements or circuits for arc welding with pulsed current or voltage
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/10Other electric circuits therefor; Protective circuits; Remote controls
    • B23K9/1006Power supply
    • B23K9/1043Power supply characterised by the electric circuit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/16Arc welding or cutting making use of shielding gas
    • B23K9/167Arc welding or cutting making use of shielding gas and of a non-consumable electrode

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)
  • Arc Welding Control (AREA)

Abstract

【課題】アーク溶接の施行に関して、アークを再点弧及び安定化させるためのシステムを提供する。【解決手段】システムは、正期間及び負期間を含む出力波形を提供する出力システム120を含む。正期間は、負期間への移行の前に正の減衰期間を含み、負期間は正期間への移行の前に負の減衰期間を含む。当該システムは、少なくとも1つのインダクタ145を含む誘導放電及び安定化システム140をさらに含む。少なくとも1つのインダクタ145は、正期間から負期間への移行の期間及び負期間から正期間への移行の期間に電極とワークピースとの間でアークを再点弧する。少なくとも1つのインダクタ145は正期間の少なくとも一部及び負期間の少なくとも一部の間にアークを安定させる安定化電流も提供する。【選択図】図2

Description

特定の実施形態はアーク溶接の施工に関する。より具体的には、特定の実施形態は、ろう付け、クラッディング、上盛り、充填、表面硬化肉盛、接合及び溶接のうちのいずれかの施工のためのシステム及び方法において誘導放電(inductive discharge)を用いてアークの起動を制御することに関する。
一部のアーク溶接システムでは、アークを非接触起動及び再点弧する手段(means of non-contact arc initiation and re-ignition)を溶接機が必要とする。例えば、溶接電源は、電極からワークピースまでの間隙を埋めるのに役立つ高周波点弧回路(コンデンサ放電回路又はスパークギャップタンク回路等)を含み得る。交流モードで溶接を行う場合、アークの安定性が問題となる。何故なら、極性が切り替わる際に波形がゼロ電流を経由するたびにアークが再点弧されないかもしれないという可能性があるためである。実際に、ゼロ移行(zero transition)の間にアークが消えるのを防ぐのはほぼ不可能である。一般的なアーク電圧は通常30ボルト未満であり、全ての状況下でアークを確実に維持するにはより高い電圧が必要になる。プロセスによっては、必要な電圧は最大で100ボルト以上になる場合がある。一般的なシステムでは、溶接回路の様々な受動素子、例えば出力チョークによって高圧が一時的に供給されるが、それらの高圧は電源の開回路電圧(OCV)に通常制限される。前で解説したように、AC溶接は特別なケースである。何故なら、極性が反転するたびにアークが消弧され、電源のOCVはアークを再び確立するのに十分でないことが一般的だからである。アークを維持するためには、電源のOCVは100ボルトの高圧でなければならない。しかしながら、逆の極性では、アークを再び確立するのに約50ボルトのOVCに加えて出力チョークからの任意の電圧しか存在しない。この電圧は多くの場合アークを再び確立するのに十分ではない。従って、溶接波形がゼロ移行を経た後でアークを再点弧する手段を提供することが課題となっている。そのために、波形が逆の極性に移行するときに溶接負荷にわたって高圧を課して高温のイオン化ガスを再点火する方法が多く存在する。
例えば、AC波形の極性が変わるたびに高周波点弧回路をオンにすることができる。高周波点弧回路は、アークを起動するために電極とワークピースとの間で火花を生成する高圧高周波パルスをもたらす。高周波点弧回路はアークを再点弧する信頼性のある方法である。しかしながら、これらの高周波点弧回路からの電子ノイズは、現代の溶接電源の電子部品や近傍又は作業場に存在する他の高感度機器にダメージを与え得る。他の方法は、極性が切り替わったときにアークを再び確立するために重畳又はセンタータップチョークを含む。これらの方法では高圧高周波パルスを用いないため、高感度電子部品は電子ノイズによるダメージを受け難い。しかしながら、極端な状況では、溶接プロセスで「ポップアウト(pop out)」、即ちアークが再点弧されないことが依然として起こり得る。また、センタータップチョーク回路のエネルギーが放出されると、プロセスはエネルギーが再び溜まるまで待つ必要がある。重畳回路及びセンタータップチョーク回路に関する追加の情報は、特許文献1にある。特許文献1は、参照により本願に背景資料として全体的に組み込まれる。
上記に加えて、先行技術の方法は低電流安定性及び波形の平滑化を提供しない。アークの物理的性質は、溶接する材料、溶接溜まりのサイズ、入熱等の特性による影響を受け、アークの電圧又は長さが大幅に大きくなり得る。そのような場合、アークの維持に必要な電圧は、電源によって提供される電圧を瞬時に上回り、アークが消弧してしまう。
本願の残りの部分に記載の本考案の実施形態と、従来のアプローチ、既存のアプローチ及び提案されているアプローチとを図面を参照しながら比較することにより、それらのアプローチのさらなる限界やデメリットが当業者に明らかになる。
米国特許第7385159号明細書
波形がゼロ移行を経た後にアークを再点弧する手段を提供するために、本考案は請求項1に記載のシステムを提案する。本考案の実施形態は、ろう付け、クラッディング、上盛り、充填、表面硬化肉盛、接合及び溶接のうちのいずれかの施工のためのシステム及び方法において誘導放電を用いてアークの起動を制御することを含む。当該システムは、正期間及び負期間を含む出力波形を提供する出力システムを含む。正期間は、負期間への移行の前に正の減衰期間を含み、負期間は正期間への移行の前に負の減衰期間を含む。当該システムは、少なくとも1つのインダクタを含む誘導放電及び安定化システムをさらに含む。少なくとも1つのインダクタは300マイクロヘンリ〜900マイクロヘンリであることが好ましい。少なくとも1つのインダクタは、正期間から負期間への移行の期間及び負期間から正期間への移行の期間に電極とワークピースとの間でアークを再点弧する。少なくとも1つのインダクタは、正期間の少なくとも一部及び負期間の少なくとも一部の間にアークを安定させるために安定化電流も提供する。当該システムは、正の減衰期間及び負の減衰期間を円滑にするためにスナバ回路をさらに含み得る。スナバ回路は500〜1500マイクロファラッドのコンデンサを含むことが好ましい。
本考案に係る方法は、出力波形を電極及びワークピースの一方に提供することを含む。出力波形は正期間及び負期間を含む。正期間は、負期間への移行の前に正の減衰期間を含み、負期間は正期間への移行の前に負の減衰期間を含む。当該方法は、少なくとも1つのインダクタを提供することと、正期間から負期間への移行の期間及び負期間から正期間への移行の期間に電極とワークピースとの間でアークを再点弧するよう少なくとも1つのインダクタを制御することとを含む。少なくとも1つのインダクタは、正期間の少なくとも一部及び負期間の少なくとも一部の間にアークを安定させるために安定化電流を提供する。
当該方法は、誘導放電及び安定化回路を提供して、アークを起動及び/又は再点弧し、AC及びDCの双方での低電流動作の間にアークの安定化をもたらすことも含む。当該方法は、誘導放電回路のインダクタの充電を観察して充電の状態を判断すること及びその状態に基づいて少なくとも誘導放電回路を制御することをさらに含み得る。当該方法は、正の減衰期間及び負の減衰期間を円滑にするためにスナバ回路をさらに含み得る。スナバ回路は500〜1500マイクロファラッドのコンデンサを含むことが好ましい。
本考案の他の例示の実施形態は、ろう付け、クラッディング、上盛り、充填、表面硬化肉盛、接合及び溶接のうちのいずれかの施工のためのシステム及び方法で用いる電源を含む。当該電源は、電圧波形及び電流波形の少なくとも一方を提供するように構成された出力回路を含む。当該電源は、ゼロ移行の間にアークを再点弧し、低電流作業の間にアークの安定性をもたらすアーク再点弧及び安定化回路も含む。電源は、少なくとも再点弧及び安定化回路に作動的に接続された制御ユニットをさらに含む。制御ユニットは再点弧インダクタの少なくとも充電を観察及び制御するように構成されている。制御ユニットは電圧又は電流波形を制御するようにも構成できる。
本考案のこれらの及び他の特徴に加えて、例示の実施形態の詳細は下記の説明及び図面からより十分に理解できる。
添付の図面を参照しながら本考案の例示の実施形態を詳細に説明することで、本考案の上記の及び/又は他の態様がより明らかになる。
図1は、ろう付け、クラッディング、上盛り、充填、表面硬化肉盛、接合及び溶接のうちのいずれかの施工のためのシステムの例示の実施形態の概略機能ブロック図を示す。 図2は、図1のシステムで使用可能な、アーク再点弧及び安定化回路を有する例示の電源を示す。 図3は、図2の電源の再点弧及び安定化回路からの例示の出力溶接波形及び例示のインダクタ電流を示す。 図4A〜図4Eは、フルブリッジ動作を用いる図2の例示の電源の動作を示す。 図5A〜図5Eは、ハーフブリッジ動作を用いる例示の電源の動作を示す。 図6は、図5A〜図5Eの再点弧及び安定化回路からの例示の出力溶接波形及び例示のインダクタ電流を示す。
添付の図面を参照しながら本考案の例示の実施形態を以下で説明する。説明する例示の実施形態は本考案の理解を助けることを意図したものであり、本考案の範囲を限定することを何ら意図したものではない。全体を通して同様の参照符号は同様の要素を表す。
図1は、ろう付け、クラッディング、上盛り、充填、表面硬化肉盛、接合及び溶接のうちのいずれかの施工のためのシステム100を示す。システム100は溶接電源80を含む。溶接電源80は適切なACモジュールを備えるチョッパーベースの電源(chopper based power supply)又はインバータ型の電源であり得る。電源80の一般構成は、本明細書に記載の解説を除いて当該技術分野で既知なものであり、既知の一般構成についてのさらなる解説は簡潔性のために省略する。そのような電源の一例としては、リンカーン・エレクトリック社(オハイオ州クリーブランド)製のPower Wave(登録商標)S350が挙げられる。
電源80は、所望の溶接作業に特化した異なる相乗プログラムを選択するようにセレクタスイッチ82がプログラム可能な状態ベース(state-based)のプログラマブルコントローラであり得る。例えば、図1に示すように、セレクタスイッチ82により選択可能な特定の相乗プログラムは、例えば、ガスタングステンアーク溶接(GTAW)、ガス金属アーク溶接(GMAW)、被覆金属アーク溶接(SMAW)、フラックスコアードアーク溶接(FCAW)等のプロセスを行うためのプログラムを含み得る。それに加えて、相乗プログラムは、そのようなプロセス(例えば、ACパルス、交流TIG、直流TIG、交流表面張力移行(STT)等)で使用される特定の溶接波形タイプのためのプログラム、様々なアークスタート法(例えば、タッチスタート、高周波スタート等)のためのプログラム、特定の消耗電極の直径(例えば、0.035、0.045等)のためのプログラム、特定の溶接材料の種類(例えば、スチール、アルミニウム等)のためのプログラム及びその組み合わせ(例えば、「0.045スチール交流パルス」、「高周波スタートを用いる交流TIG」、「0.035交流STT」等)を含み得る。しかしながら、本明細書では、明確性のために本考案を溶接施工に関連して、より具体的にはGTAWの施工に関連して説明するが、本考案は、ろう付け、クラッディング、上盛り、充填、表面硬化肉盛、溶接及び接合のうちのいずれかの施工に関する交流及び直流用途のいずれにも適用できる。
図1に示すように、電源80は、トーチ10内に収容された電極20に作動的に接続されている。電源80及び電極20は、ワークピース50を加熱するアーク30を生成する。任意のワイヤ送給システム(図示せず)はフィラーワイヤ40を送給し、アーク30により生成された溶融溜まりにフィラー材を提供する。図2に示すように、電源80はDC電源110及び出力回路120を含む。出力回路120はDC電源110の出力を受信し、それを溶接波形信号に変換する。例えば、出力回路120はDC電源110から100ボルトのDC出力を受信し、それを図3に示すAC矩形波電流溶接波形信号に変換する。出力回路120は電源80に組み込んでもよいし電源80の外部にあってもよい。当然ながら、本考案は矩形波に限定されず、三角波、正弦波等の他の種類の波形を用いることも可能である。それに加えて、出力波形は電流波形に限定されず、(例えば、電力特性又は他の電圧/電流特性に基づいて)電圧波形又は他の波形を用いることができる。また、出力回路120は図2に示すフルブリッジ動作に限定されず、本考案は図5A〜図5Eに示すようにハーフブリッジ構成でも実施可能である。
図2に示すように、スイッチ121〜124はフルブリッジ回路を形成する。フルブリッジ回路は、スイッチの構成に基づいて電極EからワークピースWに又はワークピースWから電極Eに電流が流れるようにする。例えば、スイッチ121及び124がオン(閉)で、スイッチ122及び123がオフ(開)の場合、DC電源110からの電流は電極Eに流れ、その後アーク30(図1参照)を通じてワークピースWに流れる(電極プラス構成)。スイッチ122及び123がオン(閉)で、スイッチ121及び124がオフ(開)の場合、DC電源100からの電流はワークピースWに流れ、その後アーク30を通じて電極Eに流れる。スイッチ121〜124は、IGBT等の固体スイッチであり得る。LOADは、例えば溶接リード等の外部の溶接セットアップを含む電源80の出力インダクタンス及び抵抗を表す。
出力回路120はダイオード131及び高圧アクティブスナバ133も含む。スナバ133は2つの機能を果たす。第一に、スナバ133は、回路内の電流のために代替経路を提供することによって出力回路120に過電圧保護を提供する。例えば、ダイオード131への入力における電圧が400ボルトを上回る場合は、出力回路120がスナバの貯蔵庫(snubber reservoir)にエネルギーを消散させるようにするために、高圧スナバ133を例えば400ボルトに設定することができる。過電圧保護に加えて、高圧スナバ133は、溶接波形がある極性から別の極性に切り替わる場合に溶接電極を素早く減衰させる役割を果たす。切り替えプロセスについては後でさらに説明する。
出力回路120は、ダイオード141〜143と、再点弧インダクタ145と、充電スイッチ147と検知レジスタ149をと含むアーク再点弧及び安定化回路140をさらに含む。充電スイッチ147がオン(閉)の場合、再点弧インダクタ145にエネルギーが蓄積される。インダクタ145がいつ所望のレベルに充電されたかを示すために、検知及び制御回路180により検知レジスタ149全体の電圧を観察できる。スイッチ147がオフ(開)の場合、インダクタ145を流れる電流はダイオード142を通じて(スイッチ121〜124の構成に応じて)電極E又はワークピースWのいずれかに向けられアーク30を再点弧し、そしてアーク30の安定性を維持するのを助ける。ダイオード143は、電流減衰の間に(例えばIGBT(スイッチ)であり得る)スイッチ147内の逆並列ダイオードにより「フリーホイーリング」を防ぐ逆流防止ダイオードである。そのようなフリーホイーリングを許容すると、高圧スナバの周りに代替的な低圧経路がもたらされ、減衰速度が遅くなり得る。
電源80の例示の動作を、例示の溶接波形、例えば電流波形との関連で説明する。図3に示すように、例示の電流溶接波形200、即ちIWELDはセグメント201〜204を有する矩形波である。アーク30が(初めてか又は再点弧のいずれかで)確立された後、電源80から出力された溶接波形200はその正パルス期間(セグメント201)に入る。図4Aに示すように、この期間の間スイッチ121及び124はオン(閉)であり、スイッチ122及び123はオフ(開)である。そのため、DC電源100の出力からの電流IWELDはダイオード141及びスイッチ121を通って電極Eに流れる。電流IWELDに加えて、インダクタ電流I(図4A及び図3の波形250参照)はダイオード143及びスイッチ121を通ってインダクタ145から電極Eに流れる。これらの電流(IWELD及びI)は電極Eからアーク30を通じてワークピースWに流れ、その後スイッチ124を通じて電源100に戻る。
インダクタ電流Iは、インダクタ145に蓄積されたエネルギーの放電を表す。即ち、図3のセグメント251が示すように、インダクタ145内のエネルギーによってアーク30が最初に確立されるか又は再点弧されると、波形200の正パルス期間(セグメント201)の間にインダクタ145に蓄積された残りのエネルギーがアーク負荷に印加される。インダクタ電流I(即ち、セグメント251)は、ダイオード141とインダクタ145とダイオード142とにより確立される並列経路の間で到達される平衡によって決定付けられる最低電流に低下する。インダクタを流れる最低(定常DC)電流は次の通りである。
ind=(VD141−VD142)/RDCind
D141とそれ故にIindとは溶接電流と共に増加する。値は、コイルのDC抵抗値によって受動的に制限され、一般的には定格出力範囲で1A〜20Aである。
インダクタ電流I(即ちセグメント251)は、特に低電流溶接作業の間にアーク30を安定させるのに役立つ。従って、再点弧インダクタ145は、アーク30を再点弧するのに十分なエネルギーを蓄積すること共に、溶接波形200がセグメント201の最後に到達する時までに蓄積された残りのエネルギーが放出されるようなサイズに構成される。一般的な再点弧回路では、インダクタ145は300〜900マイクロヘンリであり得る。例えば、インダクタ145の値は約500マイクロヘンリであり得る。当然ながら、これらのインダクタの値に限定されず、溶接プロセスに応じてインダクタ145の値を他の値にすることができる。
正パルス期間(セグメント201)の最後に、溶接波形200の極性が切り替わり、負パルス期間(セグメント203)になる。しかしながら、極性変化の前に、電流IWELDは先ずゼロに減衰しなければならず、その時にアーク30が消弧し再点弧しなければならない。溶接プロセスが途切れるのを最小限に抑えるために、溶接電流IWELDの減衰(セグメント202参照)及びアーク30の再点弧はできるだけ素早く生じる必要がある。しかしながら、溶接システム内で蓄積された誘導エネルギーを先ず消散しなければならないため、溶接システム内のインダクタンス、例えば溶接リードにおけるインダクタンスは溶接電流の減衰を長引かせる傾向にある。
図4Bに示すように、この減衰を速めるために、検知及び制御ユニット180は、電流IWELDがダイオード131により方向転換され、その後に高圧アクティブスナバ133に向かわせるようにスイッチ121〜124を制御する。即ち、正パルス期間の最後に、図4Bに示すようにスイッチ122及び123の逆並列ダイオードにより電流IWELDがスナバの貯蔵庫に向かうように経路を再変更するためにスイッチ122及び123がオン(閉)にされ、スイッチ121及び124をオフ(開)にされる。スナバ133によって課された高圧(例えば400ボルト)はアークのエネルギーを枯渇させ、溶接電流を素早く減衰させる(図3の波形200のセグメント202参照)。一部の実施形態では、スナバ133はコンデンサであり、ケーブルのインダクタンス及び切り替え閾値に応じて500〜1500マイクロファラッドの範囲であり得る。例えば、一般的なスナバコンデンサは約1000マイクロファラッドであり得る。スナバコンデンサは、溶接ケーブルによって蓄積されたエネルギーを吸収し、結果として生じる電圧の上昇を抑えるようなサイズに構成される。ケーブルのエネルギーの全てがスナバに吸収されると仮定すると、ゼロ交差毎の電圧上昇は次のようになる。
increase=Iswitch threshold(Lcable/Csnubber−0.5
当然ながら、エネルギーの一部はスイッチで失われるか又は他の素子によって吸収されゼロ交差時又はゼロ交差の後で再度アークに印加される。
電流IWELDがゼロに減衰する期間の間、アーク30の再点弧を準備するために検知及び制御ユニット180もインダクタ145を充電する。そのため、アーク電流が減衰する間にそのエネルギーを失う従来のセンタータップチョーク回路とは異なり、本考案では、電流IWELDが減衰する間にエネルギーを方向転換させてインダクタ145を充電する。インダクタ145を充電するために、図4Bに示すように、インダクタ145を充電するのにDC電源100の出力が用いられるように検知及び制御ユニット180はスイッチ147をオン(閉)にする。インダクタ145内の電流Iの大きさは、電源80によって規制される値(一般に極性の切り替えが開始されたときの電流の値)に制限される。そのため、インダクタ電流がプロセスによって制御される。しかしながら、一部の実施形態では、例えば、レジスタ149全体の電圧Vを測定し、その測定に基づいて特定の行動を取ることによって電流Iを観察することでインダクタ145の充電を所望の最大値に限定できる。例えば、検知及び制御回路180はレジスタ149全体の電圧を観察し、その電圧が所定の値に達した場合にスイッチ147をオフ(開)にすることができる。それに加えて(又はあるいは)、スイッチ147を所定の充電時間が経過した後でオフ(開)にすることができる。アーク電流IWELDの放電及びインダクタ145の充電は、例えば±10μ秒内(±100μ秒まで拡大できる)で同時に完了する。
インダクタ145が十分に充電された後、検知及び制御ユニットはスイッチ147をオフ(開)にする。インダクタ145は蓄積されたエネルギーがある限り電流の流れを維持しようと試みるため、インダクタ145は、電流Iがダイオード142を通じて、そしてブリッジ回路のスイッチ121及び124によりLOADに通してDC電源110に戻るようにするよう試みる。しかしながら、ゼロ交差によってアーク30が消弧しているため、電流経路に間隙が、即ち、電極EとワークピースWとの間に間隙が存在する。電流経路が断絶されているため、インダクタ145の出力電圧は、アーク30を再び確立するために間隙に亘って火花を生じさせるレベルに上昇する。即ち、ワークピースWにおける電圧は、ワークピースWと電極Eとの間で火花を生成するのに必要な値に上昇する。火花が形成されると、電流経路及びアーク30が再び確立される。スナバ133は、電圧が高くなりすぎた場合にインダクタ電流のために経路を提供することで回路に過電圧保護を提供する。例えば、スナバ133が400ボルトに構成された場合、間隙全体での電圧は400ボルトに制限される。何故なら、400ボルトを超える電圧は、電流がダイオード131を通りインダクタ145からスナバ133に流入させるようにするからである。
図4Cに示すように、再点弧段階の間、検知及び制御ユニット185はスイッチ121〜124をそれらの前の状態で、即ち、スイッチ121及び124がオフ(開)でスイッチ122及び123がオン(閉)の状態で維持する。従って、アーク30が再点弧されると、インダクタ電流Iは前で解説した正パルスの方向とは反対の方向に、即ち、電流はワークピースWから電極Eに流れる。スイッチ121〜124は、既に波形200の負パルス期間(セグメント203)に適切な状態にあるため、アーク30(故に電流経路)が確立されると電流IWELDは直ちにDC電源110から流れ始める。即ち、図4Dに示すように、アーク30がインダクタ145によって再点弧されると、波形200は負パルス期間(セグメント203)に入り、電流IWELDがワークピースWから電極Eに流れる。負パルスの間の出力回路120の動作は正パルスに関して前で解説したものと同様である。正パルス期間の場合と同様に、アーク30が確立されるとインダクタ145で蓄積された残りのエネルギーがアーク負荷に適用され、インダクタ電流Iは、特に低電流溶接作業の間にアーク30を安定させるのに役立つ(図3のセグメント252参照)。
前で解説した正パルスの場合と同様に、溶接波形200が負パルス期間(セグメント203)の最後にいくと、検知及び制御ユニット180は、極性を切り替えるために電流IWELDが素早くゼロに減衰するようスイッチ121〜124を制御する。図4Eに示すように、検知及び制御ユニット180は、電流IWELDがスイッチ121及び図124の逆並列ダイオードを通じてスナバ133に移動するようにスイッチ121及び124をオン(閉)にし、スイッチ122及び123をオフ(開)にする。それに加えて、正パルスに関して前で解説したように、負パルスの減衰が起こっている間、検知及び制御ユニット180はインダクタ145を充電するためにスイッチ147をオンにする。インダクタ145が充電され、電流IWELDがゼロに減衰した後、溶接波形は前で解説したように正パルス期間(セグメント201)に入る。
上記の例示の実施形態では、出力回路でフルブリッジ動作を用いる。しかしながら、本考案はフルブリッジ動作に限定されず、図5A〜図5Eに示すようにハーフブリッジ構成でも使用可能である。図5A〜図5Eに示すように、出力回路320は、インバータベースの電源であり得るDC電源310の出力を受け取る。DC電源310は、ハーフブリッジ回路のスイッチ321及び322の構成に基づいて、電流が正の整流器からセンタータップへ又はセンタータップから負の整流器に流れるようにセンタータップ構成を有する。出力回路は、インダクタ345A及び345Bを含むアーク再点弧及び安定化回路340を含む。インダクタ345A及び345Bは連結インダクタであり、それらの動作については後で解説する。アーク再点弧及び安定化回路340は、ダイオード341〜343と共にインダクタ345A及び345Bの放電/充電動作を制御するスイッチ347も含む。出力回路320は、スナバ333及びダイオード331を有するスナバ回路も含む。前で解説したフルブリッジ回路の場合と同様に、出力回路320及びDC電源310は1つの電源に組み込んでもよいし、別々の構成要素であってもよい。それに加えて、出力波形は三角波形、正弦波、矩形波等の任意の所望の波形でよい。例えば、出力波形は図6に示す波形400であってもよい。出力回路320の構成要素の機能は、フルブリッジ回路に関して前で解説したものと同様であり、簡潔性のために関連する差異のみを解説する。
図5Aに示すように、波形400の正パルス期間(図6のセグメント401)の間は、スイッチ321がオン(閉)でスイッチ322がオフ(開)になっている。そのため、インダクタ345Aによってアーク30が再び確立されると、電流IWELDはDC電源310の正の整流器からスイッチ321、電極E、LOADを通り、その後ワークピースWを通ってDC電源310のセンタータップに流れる。この間、インダクタ345Aは蓄積されたエネルギーを放電し、電流ILA(図6のセグメント451)もダイオード341、スイッチ321、電極Eを通り、その後ワークピースWを通ってDC電源310のセンタータップに流れる。フルブリッジ回路の場合と同様に、インダクタ電流ILAは低電流溶接作業の間にアーク30を安定させるのに役立つ。
正パルス期間(セグメント401)の最後に、溶接波形400の極性が切り替わり、正の減衰期間(セグメント402)を経て負パルス期間(セグメント403)に移る。正の減衰期間(セグメント402)を速めるために、図5Bに示すように、スイッチ321をオフ(開)に切り替え、スイッチ322(閉)をオンにすることにより溶接電流IWELDがダイオード331を通じて方向転換されてスナバ333に流れる(電流IWELDはスイッチ322の逆並列ダイオードを通る)。この間、連結インダクタ345A及び345Bを充電するためにスイッチ347がオン(閉)にされる(図6のセグメント451参照)。
正の減衰期間(セグメント402)の最後に、波形400が負パルス期間(セグメント403)に入るためアーク30が消弧する。図5Cに示すようにスイッチ347がオフ(開)にされると、インダクタ345Bに蓄積されたエネルギーは電流をDC電源410の負の整流器に再び戻すよう試みる。これがワークピースWと電極Eとの間の間隙に亘ってアーク30を再点弧させる火花を生じさせる。アーク30が再点弧されると、電流ILB(図6のセグメント461)がDC電源410のセンタータップからワークピースW、LOAD、電極E、スイッチ322、ダイオード343及びインダクタ345Bを通りDC電源410の負の整流器に流れる。図5Dに示すように、アーク30(及び電流経路)が確立されると、溶接電極IWELDもDC電源410のセンタータップから負の整流器に流れる。
波形400の負パルス期間(セグメント403)の最後に、波形が負の減衰期間(図6のセグメント404)に入る。図5Eに示すように、負の減衰期間の間、スイッチ321がオン(閉)にされ、スイッチ322がオフ(開)にされて、ダイオード331を流れる電流IWELDがスイッチ321の逆並列ダイオードを通じてスナバ333に向けられる。この間、連結インダクタ345A及び345Bを充電するためにスイッチ347がオン(閉)にされる。負パルス期間(セグメント404)の最後に、インダクタ345Aによってアーク30が再点弧され、前で解説したように波形が正パルス期間(セグメント401)に移行する。
上記の例示の実施形態を、溶接の施工、より具体的にはTIG溶接の施工に関して一般的に説明した。しかしながら、本考案はTIG溶接の施工に限定されず、アークが存在する限り他の溶接、クラッディング、ろう付け技術を含み得る。
特定の実施形態を参照しながら本考案を説明してきたが、当業者であれば本考案の範囲から逸脱することなく様々な変更が加えられ、同等物に置き換えられ得ることが分かる。それに加えて、本考案の教示に特定の状況又は材料を適合させるために、本考案の範囲から逸脱することなく多くの変更が加えられ得る。従って、本考案は開示した特定の実施形態に限定されず、本考案は添付の請求項の範囲に含まれる全ての実施形態を含むことを意図している。
10 トーチ
20 電極
30 生成アーク
40 フィラーワイヤ
50 ワークピース
80 溶接電源
82 セレクタスイッチ
100 システム又は電源
110 電源
120 出力システム又は回路
121 スイッチ
122 スイッチ
123 スイッチ
124 スイッチ
131 ダイオード
133 スナバ
140 安定化回路
141 ダイオード
142 ダイオード
143 ダイオード
145 インダクタ
147 充電スイッチ
149 検知レジスタ
180 制御ユニット
200 波形
201 セグメント
202 セグメント
203 セグメント
250 波形
251 セグメント
252 セグメント
310 電源
320 出力回路
321 スイッチ
322 スイッチ
331 ダイオード
333 スナバ
340 安定化回路
341 ダイオード
342 ダイオード
343 ダイオード
345A インダクタ
345B インダクタ
347 スイッチ
400 波形
401 セグメント
402 セグメント
403 セグメント
404 セグメント
410 電源
451 セグメント
461 セグメント
E 電極
W ワークピース

Claims (8)

  1. アーク溶接の施工でアークを再点弧及び安定化するためにシステムであって、
    正期間及び負期間を含む出力波形を電極及びワークピースの一方に提供する出力システムと、
    前記出力システムに作動的に接続され、少なくとも1つのインダクタを含む誘導放電及び安定化システムと、
    前記誘導放電及び安定化システムと、前記出力システムとに作動的に接続された制御ユニットと、
    を含み、
    前記正期間は、前記負期間への移行の前に正の減衰期間を含み、前記負期間は前記正期間への移行の前に負の減衰期間を含み、
    前記少なくとも1つのインダクタは、前記正期間から前記負期間への移行の期間及び前記負期間から前記正期間への移行の期間に前記電極と前記ワークピースとの間でアークを再点弧し、
    前記少なくとも1つのインダクタは、前記正期間の少なくとも一部及び前記負期間の少なくとも一部の間に前記アークを安定させるために安定化電流を提供する、システム。
  2. 前記制御ユニットは、前記正の減衰期間及び前記負の減衰期間に前記少なくとも1つのインダクタが充電されるように前記誘導放電及び安定化システムを制御する、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記出力システムは、前記正の減衰期間及び前記負の減衰期間を円滑にするためにスナバ回路を含み、前記少なくとも1つのインダクタが充電されているときに該スナバ回路を通じて前記アークのエネルギーが消散される、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記制御ユニットは、前記少なくとも1つのインダクタの少なくとも充電状態を観察し、
    前記制御ユニットは、前記充電状態に基づいて前記少なくとも1つのインダクタの充電を制御する、請求項2又は3に記載のシステム。
  5. 前記出力システムはフルブリッジ回路又はハーフブリッジ回路を含む、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記少なくとも1つのインダクタは第1のインダクタ及び第2のインダクタを含み、該第1のインダクタ及び該第2のインダクタは連結されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステム。
  7. 前記少なくとも1つのインダクタは300マイクロヘンリ〜900マイクロヘンリである、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記スナバ回路は500〜1500マイクロファラッドのコンデンサを含む、請求項3に記載のシステム。
JP2015600140U 2013-03-11 2014-03-10 誘導放電アーク再点弧及び安定化回路 Expired - Fee Related JP3203123U (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/793,294 2013-03-11
US13/793,294 US9221116B2 (en) 2013-03-11 2013-03-11 Inductive discharge arc re-ignition and stabilizing circuit
PCT/IB2014/000265 WO2014140712A2 (en) 2013-03-11 2014-03-10 Inductive discharge arc re-ingnition and stabilizing circuit

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3203123U true JP3203123U (ja) 2016-03-17

Family

ID=50624862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015600140U Expired - Fee Related JP3203123U (ja) 2013-03-11 2014-03-10 誘導放電アーク再点弧及び安定化回路

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9221116B2 (ja)
JP (1) JP3203123U (ja)
CN (1) CN105189006B (ja)
DE (1) DE112014001218T5 (ja)
WO (1) WO2014140712A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019104040A (ja) * 2017-12-14 2019-06-27 株式会社ダイヘン 被覆アーク溶接システム、および、被覆アーク溶接用の溶接電源装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11731209B2 (en) 2019-10-04 2023-08-22 Lincoln Global, Inc. System and method providing rapid decay of peak pulse current
CN114850216B (zh) * 2022-07-04 2022-10-04 太原理工大学 一种电控微爆炸成型制备双金属复合板的方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3328637A (en) 1965-02-11 1967-06-27 Harnischfeger Corp Alternating current arc power source
US4038515A (en) 1975-05-08 1977-07-26 Miller Electric Manufacturing Company Asymmetrical a.c. welder
US4876433A (en) 1988-06-29 1989-10-24 Hitachi Seiko, Ltd. Inverter controlled-type power source for arc welding
US5338916A (en) 1993-04-26 1994-08-16 The Lincoln Electric Company Control circuit for alternating current TIG welder
CN1043745C (zh) * 1994-10-27 1999-06-23 松下电器产业株式会社 电弧焊接电源
US6111216A (en) * 1999-01-19 2000-08-29 Lincoln Global, Inc. High current welding power supply
US6472634B1 (en) * 2001-04-17 2002-10-29 Lincoln Global, Inc. Electric arc welding system
US7385159B2 (en) 2004-06-21 2008-06-10 Lincoln Global, Inc. Output stage for an electric arc welder

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019104040A (ja) * 2017-12-14 2019-06-27 株式会社ダイヘン 被覆アーク溶接システム、および、被覆アーク溶接用の溶接電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9221116B2 (en) 2015-12-29
DE112014001218T5 (de) 2016-03-03
WO2014140712A3 (en) 2014-12-11
CN105189006B (zh) 2018-01-26
CN105189006A (zh) 2015-12-23
WO2014140712A2 (en) 2014-09-18
US20140251966A1 (en) 2014-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9662736B2 (en) CO2 globular transfer
JP6356252B2 (ja) Acアーク溶接プロセス用の低い電流変動率をもたらすシステムおよび方法
JP6444872B2 (ja) Acアーク溶接プロセスのための低電流調整を提供するシステム及び方法
US9533366B2 (en) Apparatus and method for welding with AC waveform
US9481046B2 (en) Systems and methods providing controlled AC arc welding processes
JP2015530252A (ja) 制御されたacアーク溶接プロセスを提供するシステム及び方法
JP3203123U (ja) 誘導放電アーク再点弧及び安定化回路
JP6668090B2 (ja) 溶接性能を高めるための回路
US10376980B2 (en) Arc welding with synchronized high frequency assist arc initiation
JP6259955B2 (ja) アーク溶接装置
US9120175B2 (en) Method to improve GMAW and GTAW welding performance
JP6712967B2 (ja) 溶接機
KR101850804B1 (ko) 용접데이터베이스가 내장된 파형제어형 피복아크 용접전원
Lebedev et al. Transistor power sources for electric arc welding
JP6911253B2 (ja) 溶接電源装置
JP2009269088A (ja) 消耗性電極式の交流アーク溶接電源装置
Peters et al. CO 2 globular transfer
JP2019089093A (ja) 溶接電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3203123

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees