JP3203111U - 洗車用コンテナ - Google Patents
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Abstract
【課題】利便性の向上を図った洗車用コンテナを提供する。【解決手段】洗車用コンテナ1は、複数の容器2と、該複数の容器を収容する収容体3と、容器が収容体に収容された状態で、収容体を傾倒させた際に容器が落下するのを防止するための落下防止部材4と、を備えている。洗車用コンテナは、例えば、各容器内の水を一遍に排出するために、収容体の開口30を下方に向けるように傾倒させたとしても、落下防止部材が設けられていることで、各容器内の水と共に、容器自体が落下することが防止される。【選択図】図2
Description
本考案は、洗車用コンテナに関する。
複数の容器を1箇所に纏め、各容器を単独で取出し可能とする分別ゴミ箱としてのコンテナが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された分別ゴミ箱としての従来のコンテナは、上面開口の複数の容器と、容器を上方から引き抜くことで該容器それぞれを単独に取出し可能な保持体と、によって構成されている。各容器は保持体の上端よりも上方に突出する掴み部を有している。そして、掴み部を掴んで、所望の容器だけを取り出すことで、容器内の収容物を排出可能に構成されている。
しかしながら、例えば、各容器内の収容物を一遍に排出するために、保持体の開口を下方に向けるように傾倒させた場合には、各容器内の収容物と共に、容器自体も保持体から落下する。このため、各容器内の収容物を排出するために、各容器の掴み部を掴みつつ、保持体を傾倒させることが考えられるが、使い勝手が悪かった。
本考案の目的は、利便性の向上を図った洗車用コンテナを提供することにある。
請求項1に記載の本考案は、洗車に用いる水を持ち運ぶための洗車用コンテナであって、複数の容器と、該複数の容器を収容する収容体と、前記容器が前記収容体に収容された状態で、前記収容体を傾倒させた際に前記容器が落下するのを防止するための落下防止部材と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載の洗車用コンテナにおいて、前記収容体が、底壁と、該底壁から立設する周壁と、を有し、上方に開口する箱状に構成され、前記落下防止部材は、前記複数の容器のそれぞれを嵌挿可能な貫通孔を有する基板と、該基板から前記底壁に向けて立設された脚部と、を備えていることを特徴とする。
請求項3に記載の本考案は、請求項2に記載の洗車用コンテナにおいて、前記落下防止部材は、前記貫通孔の周縁から立設されて、前記容器を挟持する少なくとも一対の挟持片を有していることを特徴とする。
請求項4に記載の本考案は、請求項1乃至請求項3のうち何れか一項に記載の洗車用コンテナにおいて、前記落下防止部材が、前記収容体と別体に構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の本考案によれば、洗車に用いる水を持ち運ぶための洗車用コンテナであって、複数の容器と、複数の容器を収容する収容体と、容器が収容体に収容された状態で、収容体を傾倒させた際に容器が落下するのを防止するための落下防止部材と、を備えている。即ち、洗車用コンテナは、例えば、各容器内の水を一遍に排出するために、収容体の開口を下方に向けるように傾倒させたとしても、落下防止部材が設けられていることで、各容器内の水と共に、容器自体が落下することが防止される。従って、利便性の向上を図ることができる。
請求項2に記載の本考案によれば、収容体が、底壁と、該底壁から立設する周壁と、を有し、上方に開口する箱状に構成され、落下防止部材は、複数の容器のそれぞれを嵌挿可能な貫通孔を有する基板と、該基板から底壁に向けて立設された脚部と、を備えている。これによれば、各容器が貫通孔に嵌挿されて、ぐらつくことなく、安定的に収容体内に設置される。従って、各容器内の水を、収容体の移動に伴ってこぼれ難くすることができる。
また、例えば、収容体の開口を下方に向けるように傾倒させた際に、基板に対して容器が傾けられ、落下防止部材における貫通孔の縁に各容器の周板が当接されて、容器が貫通孔の周縁に引っ掛かるから、各容器内の水とともに、各容器自体が落下することを防止することができる。
請求項3に記載の本考案によれば、落下防止部材は、貫通孔の周縁から立設されて、容器を挟持する一対の挟持片を有している。このように一対の挟持片が設けられていることで、各容器が、より一層確実に、落下防止部材により支持される。
請求項4に記載の本考案によれば、落下防止部材が、収容体と別体に構成されている。これによれば、落下防止部材を収容体から取り外すことで、収容体を一つの大きな容器として用いることができるとともに、収容体の内部を平坦面に形成することができるから、収容体の内部を洗浄し易くすることができる。
以下、本考案の一例である一実施の形態にかかる洗車用コンテナを、図1〜図5に基づいて説明する。
洗車用コンテナ1は、図1、図2に示すように、上方に開口を有する有底筒状の複数(実施形態では6個)の容器2と、これらの容器2を収容する収容部3(収容体)と、容器2が収容体に収容された状態で、収容部3を傾倒させた際に各容器2が落下するのを防止するための落下防止部材4(図2に示す)と、を備えて構成されている。
容器2は、図3(A)(B)に示すように、略正方形状の底板20と、底板20の各縁から立設した4枚の周板21と、を備え、上方に開口を有した有底筒状に構成されている。各周板21は、底板20から離れた側(開口側)の上底が、底板20側の下底よりも大きい台形状に形成されている。さらに、周板21は、底板20から離れた端部(開口)が、底板20よりも面積が大きくなるように形成された広口部22を有している。このような容器2は、後述する落下防止部材4における貫通孔40に底板20側から嵌挿され、広口部22が貫通孔40の周縁4aに当接することで、落下防止部材4に支持されている。
収容部3は、図2に示すように、上方に長方形状の開口30を有する箱状に形成された収容部本体31と、収容部本体31の開口30を覆う蓋部32と、蓋部32を回動自在に支持するヒンジ部33と、を有して構成されている。さらに、収容部3は、蓋部32により収容部本体31の開口30が覆われた状態で維持するためのロック部34を有している。ヒンジ部33は、収容部本体31の開口30における長辺30A(図2に示す)を回動軸とするように当該収容部本体31と蓋部32とを連結している。
収容部本体31は、長方形状の底壁35と、該底壁35から角筒状に立設する周壁36と、を有して構成されているとともに、6個の容器2を長辺方向(矢印X方向)に3個並べつつ短辺方向(矢印Y方向)に2個並べて収容することが可能な直方体状に形成されている。
ここで、図2中の矢印X、Y、Zは互いに直交する方向である。図2に示すように、収容部本体31の長辺方向を矢印Xで示し、短辺方向を矢印Yで示し、収容部本体31の高さ方向(鉛直方向)を矢印Zで示す。
落下防止部材4は、図4、図5に示すように、複数の容器2それぞれを嵌挿可能な貫通孔40を有する基板41と、基板41から底壁35(下方)に向けて棒状に立設する複数(実施形態では6本)の脚部42と、を有して構成されている。脚部42は、基板41を収容部3の底壁35から浮いた位置に配置するためのものである。このような落下防止部材4は、基板41が収容部3内にて浮いた所定位置にあることで、容器2の上下方向の適宜な位置に、基板41における貫通孔40が位置することになる。これによれば、各容器2が貫通孔40に嵌挿されて、ぐらつくことなく、安定的に収容部3内に設置される。従って、各容器2内の水を、収容部3の移動に伴ってこぼれ難くすることができる。
基板41は、収容部3の底壁35(開口30)と略同一形状の長方形状に形成されている。また、基板41に形成された6個の貫通孔40は、該貫通孔40内に容器2が嵌挿された際に、容器2の上下方向の適宜な位置において、容器2の周板21と貫通孔40の周縁4aとが接触するような大きさに形成されている。
さらに、基板41には、各貫通孔40の周縁4aから立設されて、容器2を挟持する一対の挟持片43を有している。一対の挟持片43は、基板41に対して脚部42と同じ方向に立設されている。各挟持片43は、貫通孔40の周縁4aに連続された2つの辺の長さが略等しい二等辺三角形状に形成されている。また、一対の挟持片43は、周縁4aから離れた角部に向かうに従って、互いに近づくように僅かに内倒れして形成されている。そして、一対の挟持片43は、貫通孔40内に嵌挿された容器2を挟持可能なように構成されている。また、本実施形態では、一対の挟持片43は、短辺方向(矢印Y方向)に一対設けられているが、本考案はこれに限定されず、長辺方向(矢印X方向)に設けられていてもよく、短辺方向及び長辺方向の両方に設けられていてもよい。
脚部42は、基板41が収容部3における上下方向の所定位置に位置するような長さを有して構成されている。脚部42は、基板41の周縁において、短辺方向(矢印Y方向)の両端における隣接する貫通孔40間、及び、長辺方向(矢印X方向)の両端における隣接する貫通孔40間に、それぞれ設けられている。
このような落下防止部材4は、収容部本体31の開口30が露出するように蓋部32が開いた状態で、落下防止部材4を、脚部42側から収容部3に収容する。すると、落下防止部材4の基板41が、収容部本体31の所定位置に配置される。この際、基板41の周縁に、収容部本体31の周板21が接触している。こうして、落下防止部材4を収容部本体31に収容する。
ここで、本実施形態では、落下防止部材4は、収容部3と別体に設けられているから、落下防止部材4を収容体から取り外すことで、収容部3を一つの大きな容器2として用いることができるとともに、収容部3の内部を平坦面に形成することができるから、収容部3の内部を洗浄し易くすることができる。
続いて、洗車用コンテナ1の使用方法の一例について以下に説明する。
まず、洗車用コンテナ1は、各容器2の上端よりも下方まで水を注いでおく。洗車用コンテナ1に注がれた水を洗車する車両の近傍まで運ぶ。
次に、図示しない洗車用具を容器2内の水に浸して、洗車用具に水を含ませた状態で、車両ボディを撫でて汚れを落とす。車両ボディの汚れが洗車用具に付着する。この後、洗車用具を容器2で濯ぐ。すると、洗車用具に付着した汚れが除去される。容器2内の水は、洗車用具に付着した汚れにより汚染されているから、汚れの再付着を抑制するために、他の容器2内の水を使って車両ボディを洗浄する。このようにして、他の容器2内の水が汚染されたら、更に他の容器2内の水を使って車両用ボディを洗浄する。こうして、洗車用コンテナ1に汲まれた水を効率よく使うことができる。
さらに、洗車が終了した後、各容器2内の水を一遍に排出するために、収容部3の開口30を下方に向けるように傾倒させる。すると、容器2が傾いて、落下防止部材4の貫通孔40の周縁4aに当接されて、容器2が貫通孔40の周縁4aに引っ掛かるから、各容器2内の水とともに、各容器2自体が落下することを防止される。
なお、上述した実施形態では、収容部3と落下防止部材4とが別体で構成されている一例を説明したが、本考案はこれに限定されるものではない。収容体と落下防止部材とが一体で構成されていてもよい。
また、落下防止部材4が、貫通孔40を有する基板41から構成されていてもよい。その場合には、収容部3の周壁36には基板41を載置させる載置部(不図示)が設けられて、基板41が収容部3内にて浮いた所定位置に設けられていてもよい。載置部は、例えば、収容部3の周壁36から内方に突出するように形成されていて、基板41を載置可能に構成されていればよい。この場合には脚部42は省略してもよい。
また、上述した実施形態では、収容部3は、底壁35と、周壁36とを有して箱状に形成されていたが、本考案はこれに限定されるものではない。収容体は、周壁36のみから枠状に構成されていてもよい。その場合には、底壁35は省略してもよい。
前述した各実施形態は本考案の好ましい形態を示したに過ぎず、本考案は、これら実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本考案の骨子を逸脱しない範囲で種々改変して実施することができる。かかる改変によってもなお本考案の洗車用コンテナの構成を具備する限り、勿論、本考案の範疇に含まれるものである。
1 洗車用コンテナ
2 容器
3 収容部(収容体)
35 底壁
36 周壁
4 落下防止部材
40 貫通孔
41 基板
43 (一対の)挟持片
2 容器
3 収容部(収容体)
35 底壁
36 周壁
4 落下防止部材
40 貫通孔
41 基板
43 (一対の)挟持片
Claims (4)
- 洗車に用いる水を持ち運ぶための洗車用コンテナであって、
複数の容器と、
該複数の容器を収容する収容体と、
前記容器が前記収容体に収容された状態で、前記収容体を傾倒させた際に前記容器が落下するのを防止するための落下防止部材と、を備えたことを特徴とする洗車用コンテナ。 - 前記収容体が、底壁と、該底壁から立設する周壁と、を有し、上方に開口する箱状に構成され、
前記落下防止部材は、前記複数の容器のそれぞれを嵌挿可能な貫通孔を有する基板と、該基板から前記底壁に向けて立設された脚部と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の洗車用コンテナ。 - 前記落下防止部材は、前記貫通孔の周縁から立設されて、前記容器を挟持する少なくとも一対の挟持片を有していることを特徴とする請求項2に記載の洗車用コンテナ。
- 前記落下防止部材が、前記収容体と別体に構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか一項に記載の洗車用コンテナ。
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JP2015006622U JP3203111U (ja) | 2015-12-28 | 2015-12-28 | 洗車用コンテナ |
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