JP3202597U - 水栓用ノズル及び水栓 - Google Patents

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義彦 山崎
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【課題】残水を排出して衛生を維持可能な水栓本体に取付けられる水栓用ノズル及びこれを備える水栓を提供する。【解決手段】水栓用ノズル20は、水栓本体10に、この水栓本体10の流路10bの中心軸に関して回動可能に取り付けられる基端21c、基端21cから中心軸に直交する方向の一側に向かって湾曲する胴部21b、及び胴部21bを介して水栓本体10から水道水を噴出する先端21aを備え、基端21cの直交する方向の他側に管の内外に貫通する貫通孔21eが設けられている。これにより、ノズル20の先端21aを上側に向けた状態で水栓本体10の流路10a,10bを開いて水道水を噴出した後、胴部21bに残った水道水を基端21cの貫通孔21eからノズル20外に排出することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、水道水が流れる流路を開閉する水栓本体に取付けられる管状の水栓用ノズル及びこれを備える水栓に関する。
水栓(蛇口とも呼ぶ)により水道水が流れる流路を開閉することで、水栓用ノズル(単にノズルとも呼ぶ)から水道水が噴出される。小学校等を含む教育施設、公園等の公共施設では、水栓本体に回動可能に取り付けられるノズルを備える万能型水栓が多く利用されている(例えば、特許文献1)。
万能型水栓を使用する際、ノズルを回動して先端を上側に向け、ハンドルを回して水道水を出すことがある。その場合、ノズル内に残水が残り、その状態で放置される。再度、ハンドルを回して水道水を出すと、残水がノズルから噴出されることとなる。小学校、公園等の施設では児童が水栓から出る水道水を直接飲むことがあるため、万能型水栓の使用は衛生上好ましくない。なお、水栓の使用後、ノズルを回動して先端を下向きにすることを注意している施設もあるが、十分に徹底されていないのが現状である。
特開2006−214177号公報
本考案は、残水を排出して衛生を維持可能な水栓本体に取付けられる水栓用ノズル及びこれを備える水栓を提供することを課題とする。
本考案は、水道水が流れる流路を開閉する水栓本体に取付けられる管状の水栓用ノズルであって、水栓本体に、この水栓本体の流路の中心軸に関して回動可能に取り付けられる基端と、基端から中心軸に直交する方向の一側に向かって湾曲する胴部と、胴部を介して水栓本体から水道水を噴出する先端と、を備え、基端の直交する方向の他側に管の内外に貫通する貫通孔が設けられていることを特徴とする。
これによれば、基端が水栓本体にその流路の中心軸に関して回動可能に取り付けられ、胴部が基端から中心軸に直交する方向の一側に向かって湾曲し、胴部を介して水栓本体からの水道水を先端から噴出する水栓用ノズルにおいて、基端の直交する方向の他側に管の内外に貫通する貫通孔が設けられていることで、ノズルの先端を上側に向けた状態で水栓本体の流路を開いて水道水を噴出した後、胴部に残った水道水を基端の貫通孔から排出することができる。
本考案の水栓用ノズルは、貫通孔は、径0.5〜5mmの断面を有することを特徴とする。
これによれば、貫通孔が径0.5〜5mmの断面を有することで、胴部に残った水道水を貫通孔から排出することができる。ここで「径」」は、貫通孔が断面円形であればその円の直径である。断面円形でない場合には、最小の径が0.5mm以上で、最大の径が5mm以下とする。
本考案の水栓用ノズルは、基端内に設けられ、水栓本体の流路を胴部の内側に接続する管状の内管をさらに備え、貫通孔は、内管の外側に位置することを特徴とする。
これによれば、水栓本体の流路を胴部の内側に接続する管状の内管が基端内に設けられ、貫通孔は内管の外側に位置することで、ノズルの先端を下側に向けた状態で水栓本体の流路を開いて水道水を噴出した際に、水道水を、上側に向いた貫通孔から噴出することなく内管を介して水栓本体から胴部に流すことができる。
本考案の水栓用ノズルは、内管は、基端の内径より小さい外径を有することを特徴とする。
これによれば、内管は基端の内径より小さい外径を有することで、ノズルの先端を上側に向けた状態で水栓本体の流路を開いて水道水を噴出した後、胴部に残った水道水を内管と基端との間隙を介して基端の貫通孔から排出することができる。
また、本考案は、本考案の水栓用ノズルと、水栓用ノズルの基端が接続される水栓本体と、を備える水栓である。
本考案の水栓用ノズル及び水栓によれば、残水を排出して衛生を維持することが可能となる。
図1は、本実施形態に係る水栓の内部構成を示す図である。 図2は、水栓の使用例を示す図である。
以下、本考案の一実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係る水栓1の構成を示す。水栓1は、水道水が流れる流路を開閉して水道水を出水及び止水する栓具であり、水栓本体10及び水栓用ノズル(単にノズルとも呼ぶ)20から構成される。
水栓本体10は、本体11、スピンドル15、こま16、及びハンドル14を含んで構成される。
本体11は、水道水が通る流路10a,10bを内部に形成する円形断面を有する管状部材であり、左側にノズルが固定される先端11a、中央上側に流路10bに繋がる空間を有する頭部11b、外向きに張り出し形成されたフランジ11c、右側に本体11を壁等に固定するための基端11dを有する。先端11aの外周には、パイプナット23の雌ネジ(不図示)に螺入される雄ネジ(不図示)が形成され、内側にはパッキン13が嵌め込まれる段部が形成されている。頭部11bは、スピンドル本体15aの雄ネジ(不図示)が螺入される雌ネジ(不図示)が内面に形成された円筒形状の部材であり、中央に円形開口が形成された上面により塞がれている。フランジ11cは、基端11dを壁等に設けられた孔部に差込み、本体11を壁に対して位置決めする。基端11dは、壁等に差し入れ、壁等の内部に設けられた流管に接続される。
本体11の内部は、流路10a,10bを区画する隔壁12が設けられている。隔壁12は、頭部11bの右側が接続する本体11の上側内面と先端11aの近傍の下側内面との間に設けられる。隔壁12の中央は、後述するスピンドル15の回転軸に対して直交する一面を有し、その一面の中央、すなわちスピンドル15の回転軸上に位置する円形の開口12aが設けられている。
スピンドル15は、隔壁12の開口12aを開閉する部材であり、縦方向を長手とする円柱形状の軸体及び軸体の下端に大径の円柱形状のスピンドル本体15aを有する。スピンドル本体15aの外面には、本体11の頭部11bの雌ネジ(不図示)に螺入する雄ネジ(不図示)が形成されている。スピンドル本体15aの下端に後述するこま16を取付け、スピンドル本体15aを頭部11bに入れ、軸体を頭部11bの上面の開口及び円錐台状の三角パッキン18の孔部に通し、三角パッキン18を介してカバーナット17を頭部11bに固定することで、スピンドル15が本体11に取り付けられる。
こま16は、開口12aの周囲の隔壁12の上面に密着して、開口12aを塞いで止水するための部材であり、スピンドル15の下端に着脱可能に固定される円柱形状の軸体及びその下端に取り付けられるパッキン16aを有する。パッキン16aは、一例として、ゴムなどの樹脂より円板又は円環状に形成される。
ハンドル14は、スピンドル15を回転するための部材であり、例えば上面視において三又形状を有する。ハンドル14は、中央に設けられた開口にスピンドル15の軸体の上端を通して、ビス14aを用いてスピンドル15に固定される。
上述の構成の水栓本体10において、ハンドル14を操作してスピンドル15を回転し、スピンドル本体15aを上下動することで、隔壁12の開口12aを開閉することができる。スピンドル本体15aを上げてこま16を隔壁12から離間し、開口12aを開けることで流路10a,10bが繋がり、本体11の基端11dから先端11aに水道水が流れる。スピンドル本体15aを下げてこま16のパッキン16aの下面を隔壁12に密着して開口12aを閉じることで、流路10a,10bが隔てられて止水される。
ノズル20は、ノズル本体21及び内管22を有する。
ノズル本体21は、水栓本体10に取付けられる管状の部材であり、水栓本体10に固定される基端21c、水道水が流れる流路20aを内部に有する胴部21b、及び水道水を噴出する先端21aを有する。
基端21cは、直管形状を有し、円環又は円筒状のパッキン13を介して水栓本体10の本体11の先端11aに差し入れられ、パイプナット23により水栓本体10の流路10bの中心軸に関して回動可能に取り付けられる。基端21cの内側には、内向きに張り出すリング状の凸部21dが形成されている。
基端21cの上下方向の一側(図1では上側)に管の内外に貫通する貫通孔21eが設けられている。貫通孔21eは、一例として、直径1〜3mmの円形断面を有する。それにより、後述するように、胴部21bに残った水道水を貫通孔21eから排出することができる。円形断面でない場合には、方向によって径(数学的には同一方向の直線が断面を切断する長さの最大値)が相違するが、最小で0.5mm、最大で5mmとなることが好ましい。
胴部21bは、基端から上下方向の他側(図1では下側)に向かって湾曲する。
先端21aは、胴部21bを介して水栓本体10から送り出される水道水を噴出する部分であり、外向きに張り出してホース等に差し入れて固定するためのフランジが形成されている。
内管22は、先端が傾斜して形成され、基端21cの内径より小さい(例えば1〜2mm小さい)外径を有する管状の部材であり、基端21c内に固定されて、水栓本体10の流路10bを胴部21bの内側(すなわち、流路20a)に接続する。内管22は、一例としてプラスチック等の樹脂を用いて成形される。内管22は、傾斜した先端面を胴部21bが湾曲する方向に向けて、凸部21dに嵌め入れることで基端21c内に固定される。
内管22の長さは任意であるが、基端21c内に固定された際に、基端21cの貫通孔21eが内管22の外側に位置するよう固定されるものとする。それにより、図1のようにノズル20の先端21aを下側に向けた状態で水栓本体10の流路10a,10bを開いて水道水を噴出した際に、水道水を、上側に向いた貫通孔21eから噴出することなく内管22を介して水栓本体10から胴部21bに流すことができる。
図2に、水栓1の一使用例を示す。ノズル20の基端21cを回動して先端21aを上側に向け、この状態においてハンドル14を回して水栓本体10の流路10a,10bを開けて水道水を噴出する。その後、ハンドル14を逆に回して水栓本体10の流路10a,10bを閉じて止水する。この時、ノズル20の胴部21bに水道水が残る。この残水は、ノズル20の基端21cと内管22との間隙を介して基端21cの貫通孔21eからノズル20外に排出される。
以上詳細に説明したように、本実施形態の水栓用ノズル20によれば、水栓本体10に、この水栓本体10の流路10bの中心軸に関して回動可能に取り付けられる基端21c、基端21cから中心軸に直交する方向の一側に向かって湾曲する胴部21b、及び胴部21bを介して水栓本体10から水道水を噴出する先端21aを備え、基端21cの直交する方向の他側に管の内外に貫通する貫通孔21eが設けられている。これにより、ノズル20の先端21aを上側に向けた状態で水栓本体10の流路10a,10bを開いて水道水を噴出した後、胴部21bに残った水道水を基端21cの貫通孔21eからノズル20外に排出することができる。
また、本実施形態に係る水栓1は、水栓用ノズル20及びこの基端21cが接続される水栓本体10を備える。これにより、ノズル20の胴部21bの残水を排出して衛生を維持することができる。
なお、内管22は、基端21cの内径より小さい内径を有することで、内管22を基端21cの内部に固定することで、流管が狭められて節水効果も得られる。
なお、ノズル20の基端21cに設けられた凸部21dは1つに限らず複数、流路に沿って並設してもよい。ただし、最もノズル20の先端21a側に位置する凸部は、貫通穴21eより基端21c側に位置するものとする。それにより、内管22を基端21cに固定することができる。
本考案の水栓用ノズル及び水栓は、残水を排出して衛生を維持するのに好適である。
1 水栓
10 水栓本体
10a 流路
10b 流路
11 本体
11a 先端
11b 頭部
11c フランジ
11d 基端
12 隔壁
12a 開口
13 パッキン
14 ハンドル
14a ビス
15 スピンドル
15a スピンドル本体
16 こま
16a パッキン
17 カバーナット
18 三角パッキン
20 水栓用ノズル(ノズル)
20a 流路
21 ノズル本体
21a 先端
21b 胴部
21c 基端
21d 凸部
21e 貫通孔
22 内管
23 パイプナット

Claims (5)

  1. 水道水が流れる流路を開閉する水栓本体に取付けられる管状の水栓用ノズルであって、
    水栓本体に、該水栓本体の流路の中心軸に関して回動可能に取り付けられる基端と、
    前記基端から前記中心軸に直交する方向の一側に向かって湾曲する胴部と、
    前記胴部を介して前記水栓本体から水道水を噴出する先端と、
    を備え、前記基端の前記直交する方向の他側に管の内外に貫通する貫通孔が設けられていることを特徴とする、水栓用ノズル。
  2. 前記貫通孔は、径0.5〜5mmの断面を有することを特徴とする、請求項1に記載の水栓用ノズル。
  3. 前記基端内に設けられ、前記水栓本体の流路を前記胴部の内側に接続する管状の内管をさらに備え、
    前記貫通孔は、前記内管の外側に位置することを特徴とする、請求項1又は2に記載の水栓用ノズル。
  4. 前記内管は、前記基端の内径より小さい外径を有することを特徴とする、請求項3に記載の水栓用ノズル。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の水栓用ノズルと、
    前記水栓用ノズルの基端が接続される前記水栓本体と、
    を備える水栓。
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