JP3202138U - 安全作業衣 - Google Patents
安全作業衣 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3202138U JP3202138U JP2015005584U JP2015005584U JP3202138U JP 3202138 U JP3202138 U JP 3202138U JP 2015005584 U JP2015005584 U JP 2015005584U JP 2015005584 U JP2015005584 U JP 2015005584U JP 3202138 U JP3202138 U JP 3202138U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- knitted fabric
- emitting
- work clothes
- color
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Abstract
【課題】夜間の暗い場所での作業であっても、第三者への視認と、個々の作業者の識別を可能とすることを目的とする。【解決手段】夜間作業者の安全確保のための作業衣であって、作業衣の前身、または/および後身に発光編織物が取り付けられ、該発光編織物の発光色、または発光パターンの違いによる2品種以上を有することで完成させた。【選択図】 図1
Description
本発明は、夜間作業従事者が第三者に自身の存在を視認させる安全作業衣に関するものである。
従来、警察官の夜間検問や高速道路従事者などの夜間道路処理などでは、光反射材が作業衣の前身や後身に取り付けられた安全作業衣を着用し、通行中の自動車から身を守りながら作業が行われている。
しかしながら、反射材は外部から光を受けなければ反射光を発することができないために、自動車の正面においては反射光で視認容易であるが、自動車の照明から逸れたところでは視認されるのが難しいという問題がある。
その様な状況から、例えば、特許文献1ではLED付きの安全ベストが提案されており、同技術はLEDの発光により暗闇であっても他の光の照射がなくとも視認することが可能で、より高い安全性が得られる。
最近では、LEDや電池の技術進歩により、小型化し、しかも長寿命化が可能となったこともあって、安全作業衣にLED素子などの発光体を取り付けて安全性を一層高めることが一般化しつつある。
しかしながら、LED素子のような発光体を取り付けた安全作業衣により作業者の存在自体は視認することができるが、作業者間においてその作業者が誰であるかまでは近づくまで確認できないために、作業効率が非常に悪いという問題があった。
本考案は、上述した問題点を改善し、夜間の暗い場所での作業であっても、第三者への視認と、個々の作業者の識別を可能とする安全作業衣を提供することにある。
本考案者が上記技術的課題を解決するために採用した手段を、添付図面を参照して説明すれば、次のとおりである。
即ち、本考案の安全作業衣は、夜間作業者の安全確保のための作業衣であって、作業衣の前身、または/および後身に発光編織物が取り付けられており、該発光編織物の発光色、または発光パターンの違いによる2品種以上を有することで完成させた。
また、前記発光編織物が、複数本の側面漏光性の光ファイバーからなる発光体が部分的な露出部を形成して編織物構造に織り込み、または挿入されており、光ファイバーの集合端末部の光源により光ファイバーの側面から発光するという技術的手段を採用することができる。
また、前記発光編織物の2色以上の発光色は、光源、光ファイバーのクラッドの着色、光ファイバー表面の着色、発光編織物を覆う樹脂の中から選ばれた一つ、またはそれらの組み合わせる技術的手段を採用することができる。
また、前記発光編織物が、複数の絶縁性繊維が配列する経糸群内に、導電糸からなる2組の経糸が所定の間隔で配列して編織されており、該導電糸が選択的に編織物の表面に露出した箇所に、発光体であるLED素子が接続され、かつ編織物全体が柔軟性樹脂により被覆するという技術的手段を採用することができる。
さらにまた、前記LED素子が接続された発光編織物の2色以上の発光色が、LED素子の発光色、または編織物全体を覆うフィルムの着色による技術的手段を採用することができる。
本考案にあっては、夜間作業者の安全確保のための作業衣であって、作業衣の前身、または/および後身に発光編織物が取り付けられているので第三者への視認効果が確実に得られ、安全性が高まる。
また、少なくとも2着以上の作業衣において該発光編織物の発光色、または発光パターンが異なることで、作業者別に異なる発光色の安全作業衣の着用が可能となり、作業者同士が暗い場所で離れていても発光色によって容易に個人が識別でき、作業効率が向上する。
本考案を実施するための形態を、具体的に図示した図面に基づいて、更に詳細に説明すると、次のとおりである。
図1は本考案の安全作業衣の実施形態を示し、符号1がチョッキ型の安全作業衣1で、発光編織物2が安全作業衣1の前身頃にV字型に取り付けられており、後ろ身頃については図示していないが、背中部に水平方向やV字型に、あるいは作業衣の裾周りに取り付けることが出来る。
このように、作業衣の前後に発光編織物2を取り付け、発光させて作業を行うことで、夜の暗い場所でも第三者への視認が確実となり安全に作業を進めることが出来、作業者にとっては安心して仕事に従事することが出来る。
図2は発光手段の一実施例について具体的に説明するための図で、光ファイバー12を発光体とする発光編織物2で、光ファイバー12は普通糸から編織物内に織り込み、または挿入の形態で一体化されている。
光ファイバー12としては、特に限定されないが側面漏光であれば織り込み、または挿入された光ファイバー12の側面から発光させることが出来るので好ましい態様であり、また、光ファイバー12を発光編織物2の表面への露出度の高低によって模様や字体を描くことで意匠性効果のある発光が期待できる。
図2において、符号13は光ファイバー12の表面を織糸または編糸で覆って光ファイバー12が編織物の表面に露出するのを抑えた箇所であり、一方、符号14は光ファイバー12の編織物の表面の露出度を高めた箇所を示しており、こうした状態で光ファイバー12の集合端末部15から光源16を照射させることで、光ファイバー12の露出度の高い箇所14を発光させることで、発光模様を描くことができる。
図2では、光ファイバー12の露出度の高い箇所14は星型の単純模様としたが、字体であっても良く、美的優れたデザインなど描くことができ、さらには通常の光ファイバーを用いて、編織物化した後に光ファイバーのクラッド部を部分的除去、あるいはクラッド部に傷つけたりして模様を描くことも出来る。
本考案においては、上記した光ファイバー12を発光体とする発光編織物2の発光色、または発光パターンの異なる2種以上の作業衣からなり、各作業者に異なる色が発光する作業を着用することで、離れて作業していても発光色で作業者が識別することができ、さらには作業内容とか作業の指揮者/作業者により発光色を違えることもできるので非常に作業効率化する
発光色を2色以上にするには、カラーの光源、光ファイバー12表面の着色、発光編織物を覆う樹脂の着色などよって種々の発光色を得ることができ、また光ファイバー12の露出度の高低による模様や字体など発光パターンによる違いであって構わないが、発光色の違いによる方が遠くからでも識別し易いので好ましいものである。
図3は発光手段について、別の実施態様について具体的に説明するための図で、LED素子22を発光体とする発光編織物2で、LED素子22は少なことも2本の導電線24が絶縁性繊維糸の間で並行配列して編織され、2本の導電線を部分的に編織物の表面に露出させた箇所にLED素子を導電性接着剤などで接続させて、全体を柔軟性樹脂23で包み込ませたものである。
発光体がLED素子22である発光編織物2が取り付けられた安全作業衣の場合における発光色の多色化としては、LED素子の発光色、または編織物2全体を覆うフィルムの着色によって発光色を違えることが可能である。
以上のような構成により、例えば夜間の作業を3人の共同作業であるとすると、発光色が白色、赤色、緑色の3品種の本考案の安全作業衣を準備し、それぞれが何色の安全作業衣を着用しているかを認識した上で作業を進めることで、暗闇であっても、安全が確保出来ると同時に、作業者同士が離れて作業していてもそれぞれの識別が可能であるから、作業効率を向上させることが出来る。
本考案は、概ね上記のような構成であるが、図示の実施形態に限定されることなく請求範囲の記載範囲内において種々変更可能である。
1:作業衣
2:発光編織物
3:前身頃
12;光ファイバー
13:光ファイバーの露出度が低い箇所
14:光ファイバーの露出度が高い箇所
15:光ファイバーの集合端末部
16:光源
22:LED素子
23:被覆樹脂
24:導電線
25:リード線
2:発光編織物
3:前身頃
12;光ファイバー
13:光ファイバーの露出度が低い箇所
14:光ファイバーの露出度が高い箇所
15:光ファイバーの集合端末部
16:光源
22:LED素子
23:被覆樹脂
24:導電線
25:リード線
Claims (5)
- 夜間作業者の安全確保のための作業衣であって、作業衣の前身、または/および後身に発光編織物が取り付けられ、該発光編織物の発光色、または発光パターンの違いによる2品種以上を有することを特徴とする安全作業衣。
- 前記発光編織物が、複数本の側面漏光性の光ファイバーからなる発光体が部分的な露出部を形成して編織物構造に織り込み、または挿入されており、光ファイバーの集合端末部の光源により光ファイバーの側面から発光することを特徴とする請求項1記載の安全作業衣。
- 前記発光編織物の2色以上の発光色は、カラーの光源、光ファイバー表面の着色、発光編織物を覆う樹脂の着色の中から選ばれた一つ、またはそれらの組み合わせによることを特徴とする請求項1または2記載の安全作業衣。
- 前記発光編織物が、複数の絶縁性繊維が配列する経糸群内に、導電糸からなる2組の経糸が所定の間隔で配列して編織されており、該導電糸が選択的に編織物の表面に露出した箇所に、発光体であるLED素子が接続され、かつ編織物全体が柔軟性樹脂により被覆されていることを特徴とする請求項1記載の安全作業衣。
- 前記発光編織物の2色以上の発光色は、LED素子の発光色、または編織物全体を覆うフィルムの着色によることを特徴とする請求項4記載の安全作業衣。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015005584U JP3202138U (ja) | 2015-11-02 | 2015-11-02 | 安全作業衣 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015005584U JP3202138U (ja) | 2015-11-02 | 2015-11-02 | 安全作業衣 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3202138U true JP3202138U (ja) | 2016-01-21 |
Family
ID=55169305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015005584U Expired - Fee Related JP3202138U (ja) | 2015-11-02 | 2015-11-02 | 安全作業衣 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3202138U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220077642A (ko) * | 2020-12-02 | 2022-06-09 | 조현민 | 발광 기능을 구비한 스마트 의류 |
-
2015
- 2015-11-02 JP JP2015005584U patent/JP3202138U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220077642A (ko) * | 2020-12-02 | 2022-06-09 | 조현민 | 발광 기능을 구비한 스마트 의류 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI400407B (zh) | 線性發光體及具有該線性發光體之紡織品 | |
CN203855744U (zh) | 发光纺织面料 | |
JP6360385B2 (ja) | 光ファイバー織物 | |
US20180087765A1 (en) | Flexible surface area light, in particular for use in a piece of clothing | |
WO2014071898A1 (en) | Textile sheath containing side-emitting optical fibre | |
JP3202138U (ja) | 安全作業衣 | |
US11553751B2 (en) | Cap equipped with light emitting device | |
US20060092625A1 (en) | Electronic luminescent clothing and tapes | |
JP6713496B2 (ja) | 消防用ホース | |
CN102191703A (zh) | 逆反光绳 | |
CN206213362U (zh) | 一种消防服用发光及反光警示带 | |
CN210157836U (zh) | 一种具有led发光功能的宠物项圈 | |
KR20170110265A (ko) | 발광 기능을 구비한 의복 | |
CN201971963U (zh) | 一种回归反射面料及使用该回归反射面料的服装 | |
CN201640518U (zh) | 发光警示背心 | |
CN214801605U (zh) | Led包胶织带 | |
US20180163945A1 (en) | Lighting means arrangement and method for producing same | |
KR102035456B1 (ko) | 발광섬유를 구비하는 작업복 | |
US20210156055A1 (en) | Reflective Fabric and Manufacturing Method Thereof | |
KR102631000B1 (ko) | 발광 안전 밴드의 착탈식 구조 | |
JP3240300U (ja) | 安全作業衣 | |
TWM540965U (zh) | 具反光及自發光基材結構 | |
CN212754510U (zh) | 一种可以自主发光的飞织鞋面 | |
JP6713564B1 (ja) | 消防用ホース | |
JP3070341U (ja) | 安全作業衣 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3202138 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |