JP3201971U - 下げ振り - Google Patents

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Abstract

【課題】墨出し作業等の能率を大幅に向上させると共に、作業員の労力に対する負担を大幅に軽減する下げ振りを提供する。【解決手段】先端側に上方向から目標ポイントに当接可能な逆円錐状のポイント指示部2Aを有し、基端側に振り糸取付部2Bを有する錘2と、錘の振り糸取付部2Bに一端側を取り付けた振り糸3とからなる。錘に、そのポイント指示部2Aの先端に芯材4Aが突出するように筆記具4を保持する。また、錘の中心部に、その軸心に沿って、一端側がポイント指示部2Aに開口する筆記具嵌挿孔2aを穿設する。錘に、筆記具嵌挿孔2aと直交する方向に螺進自在とし、その先端が筆記具嵌挿孔に出没する固定ねじ2bを取り付け、筆記具嵌挿孔に筆記具を嵌挿する。【選択図】図2

Description

本考案は、例えば、基礎工事における墨出し作業のように、設定ポイントを同一の鉛直線上の目標ポイントに移行する作業等に用いられる下げ振りに関するものである。
従来における下げ振りは、図7に示す通りであり、該図において100は下げ振りである。また、該下げ振り100は基礎工事における墨出し作業等に用いられるものであって、逆円錐状をなし、先端側に上方向から目標ポイントP1に当接可能なポイント指示部101Aを有し、基端側に振り糸取付部101Bを有する錘101と、前記錘101における振り糸取付部101Bに一端側を取り付けた振り糸102とからなるものである。
該下げ振り100を用いて、根切り溝103に割栗石104を介して打設された捨てコンクリート105の上面に墨出し作業を行う場合について説明する。
第1の作業者は振り糸102を直接的又は間接的に持って、捨てコンクリート105の上方に張設した水糸106の設定ポイントP2(例えば、水糸106が交差するポイント)に振り糸102を接触させる。そして、該第1の作業者は、振り糸102を水糸106の設定ポイントP2に摺接させつつ錘101を垂下させ、該錘101におけるポイント指示部101Aを捨てコンクリート105の上面における設定ポイントP2と同一鉛直線上の目標ポイントP1に上方向から当接させる。最後に、該第1の作業者が振り糸102を持ってポイント指示部101Aの当接状態を保ちつつ、第2の作業者がポイント指示部101Aが当接する目標ポイントP1に墨等をマーキングすることによって行うものである。
このように、斯かる作業を行うについては、振り糸102を持ってポイント指示部101Aを捨てコンクリート105における目標ポイントP1に当接させ、この状態を保つ第1の作業者と、ポイント指示部101Aが当接する捨てコンクリート105における目標ポイントP1に墨等をマーキングする第2の作業者とが必要である。したがって、最低二人の作業者が必要である。
そこで、斯かる点を改善すべく、先に特許文献1に示された下げ振りが提案された。図5及び図6には斯かる下げ振りを示している。該図において107は下げ振りであり、先端側に上方向から目標ポイントP1に当接可能な尖ったポイント指示部108Aを有し、且つ基端側に振り糸取付部108Bを有する錘108と、前記錘108における振り糸取付部108Bに一端側を取り付けた振り糸109と、前記錘108の軸心を中心として放射状に設けられた3つ以上の支持脚110とを備え、前記ポイント指示部108Aを上方向から前記目標ポイントP1に当接させて、前記振り糸109の張力を解除すると、図6に示す如くポイント指示部108Aを支点として錘108が傾動して、少なくとも2つの支持脚110、110の先端部が目標ポイントP1の近傍に着地するように構成してなるものである。尚、111は固定ねじである。
斯かる下げ振り107による作業について説明する。
作業者は振り糸109を直接的又は間接的に持って、設定ポイントP2に振り糸109を接触させ、該振り糸109を該設定ポイントP2に摺接させつつ錘108を垂下させる。そして、図5に示す如く、該錘108におけるポイント指示部108Aを設定ポイントP2と同一鉛直線上の目標ポイントP1に当接させる。
その後、振り糸109の張力を解除すると、図6に示す如く、ポイント指示部108Aを支点として錘108が傾動して、少なくとも2つの支持脚110、110の先端部が目標ポイントP1の近傍に着地する。これによって、作業者が振り糸109を持っていなくてもポイント指示部108Aの当接状態を安定して保つことができるようになり、最後に、作業者はポイント指示部108Aが当接する目標ポイントP1に、例えば、墨等をマーキングするものである。これにより作業が完了するものである。したがって、従来の如く二人の作業者が組になって行う必要がなく、一人の作業者で済むようになるものである。
斯かる特許文献1に示す下げ振り107は、上記の如く一人の作業者で済むようになるものである。しかし、実際に使用している上で更に改善することが望ましい点が発見された。それは、最後に作業者自身の手で墨等のマーキングを行わなければならない点である。即ち、作業者は振り糸109の操作と墨等のマーキングの作業とを順次行う必要があり、先ず振り糸109を操作して錘108におけるポイント指示部108Aを設定ポイントP2と同一鉛直線上の目標ポイントP1に当接させるが、この操作は作業員が立ち上がった状態で行わなければならない。そしてまた、これに続く錘108におけるポイント指示部108Aが当接する目標ポイントP1に墨等をマーキングするときには、当該作業員は墨等を取り出し、屈んだ状態となってマーキング作業を行わなければならない。そして、これらの作業は現場において全ての目標ポイントについて順次行わなければならない。
このように、作業員は各目標ポイントへの墨出し作業を行うにあたり二段階の作業を行わなければならないから段取りが悪く、且つ作業員の労力に対する負担も大きかった。
特許第3475357号特許公報
本考案は上記の点に鑑みなされたものであって、墨出し作業等を一人の作業員でもって行うことができると共に、作業員が振り糸の操作をするときに、錘を垂下させて目標ポイントにポイント指示部を当接させれば、それをもって筆記具によるマーキングが行われるようになし、もって特許文献1に示した下げ振りの有する上記問題点を解消し、作業の能率を大幅に向上させることができると共に、作業員の労力に対する負担も大幅に軽減することができるようになした下げ振りを提供しようとするものである。
而して、本考案の要旨とするところは、先端側に上方向から目標ポイントに当接可能な逆円錐状のポイント指示部を有し、基端側に振り糸取付部を有する錘と、前記錘における振り糸取付部に一端側を取り付けた振り糸とからなり、前記錘に、そのポイント指示部の先端に芯材が突出するようにして筆記具を保持したことを特徴とする下げ振りにある。
また、上記構成において、具体的には、前記錘における中心部に、その軸心に沿って、一端側がポイント指示部に開口する筆記具嵌挿孔を穿設すると共に、該錘に、前記筆記具嵌挿孔と直交する方向に螺進自在とし、その先端が該筆記具嵌挿孔に出没する固定ねじを取り付け、前記筆記具嵌挿孔に筆記具を嵌挿するようになしてもよい。
また、上記具体的な構成例において、筆記具嵌挿孔の内面と筆記具の外面との間に所要の厚味のスポンジを介在させるようになしてもよい。
また、上記構成において、前記錘に、その軸心を中心として放射状に3つ以上の支持脚を備えるようになしてもよい。
本考案は上記の如き構成であり、錘に、そのポイント指示部の先端に芯材が突出するようにして筆記具を保持してなるものであるから、作業員が振り糸を操作するときに、錘を垂下させて目標ポイントにポイント指示部を当接させれば、それをもって筆記具によるマーキングが行われるようになるものである。したがって、特許文献1に示された下げ振りの如く作業員が屈んでマーキング作業をする手間と労力を省くことができるものである。もって、作業の能率を大幅に向上させることができると共に、作業員の労力に対する負担も大幅に軽減することができるようになるものである。
また、錘における中心部に、その軸心に沿って、一端側がポイント指示部に開口する筆記具嵌挿孔を穿設すると共に、該錘に、前記筆記具嵌挿孔と直交する方向に螺進自在とし、その先端が該筆記具嵌挿孔に出没する固定ねじを取り付け、前記筆記具嵌挿孔に筆記具を嵌挿してなる下げ振りとし、更に前記筆記具嵌挿孔の内面と筆記具の外面との間に所要の厚味のスポンジを介在させるようになした場合には、該スポンジがクッションの作用をなし、筆記具の芯材が硬いコンクリートの表面に当たった際の衝撃を吸収し、もって芯材の折損を防止することができるものである。
本考案の第1実施形態に係る下げ振りの正面図である。 同中央縦断面図である。 本考案の第2実施形態に係る下げ振りの中央縦断面図である。 本考案の第3実施形態に係る下げ振りの中央縦断面図である。 特許文献1記載の下げ振りの説明図であり、錘におけるポイント指示部が目標ポイントに当接した状態を示すものである。 特許文献1記載の下げ振りの説明図であり、錘が傾動した状態を示すものである。 従来の墨出し作業の説明図である。
以下、本考案を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
図中、1は下げ振りである。また、該下げ振り1は、先端側に上方向から目標ポイントP1に当接可能な逆円錐状のポイント指示部2Aを有し、基端側に振り糸取付部2Bを有する錘2と、前記錘2における振り糸取付部2Bに一端側を取り付けた振り糸3とからなり、前記錘2に、そのポイント指示部2Aの先端に芯材4Aが突出するようにして筆記具4を保持してなるものである。また、本実施形態においては、筆記具4として鉛筆を用いた例を示しているが、マーキングするために使用可能であればその他の筆記具を用いてもよいものである。
また、該振り下げ1は、本実施形態においては、前記錘2における中心部に、その軸心に沿って、一端側がポイント指示部2Aに開口する筆記具嵌挿孔2aを穿設すると共に、該錘2に、前記筆記具嵌挿孔2aと直交する方向に螺進自在とし、その先端が該筆記具嵌挿孔2aに出没する固定ねじ2bを取り付け、前記筆記具嵌挿孔2aに筆記具4を嵌挿してなるものを示している。
次に、本実施形態の作用について説明する。
振り糸3を操作し、錘2を垂下させて目標ポイントP1にポイント指示部2Aを当接させることは従来を同様である。そして、本実施形態においては、ポイント指示部2Aに芯材4Aが突出するようにして筆記具4を保持しているから、目標ポイントP1にポイント指示部2Aが到達すると、筆記具4の芯材4Aがセメントの表面に接触してその部分に印をつけることになるものである。したがって、作業員は従来の如く屈んでマーキング作業をする必要がなくなるものであり、この作業に要する手間と労力を省くことができるものである。そして、マーキングが済んだら直ちに振り糸3を引き上げ、次の設定ポイントP2に移動し、同じ作業を行うものである。よって、現場における墨出し作業等の能率を大幅に向上させることができると共に、作業員の労力に対する負担も大幅に軽減することができるものである。
また、ポイント指示部2Aに芯材4Aが突出するようにして筆記具4を保持するには、錘2に穿設した筆記具嵌挿孔2aに基端側を上にして筆記具4を嵌挿し、固定ねじ2bを締め付け方向にねじ回して固定するものである。
次に、図3に示す本考案の第2実施形態について説明する。
本実施形態と前記第1実施形態とは筆記具の保持の仕方において相違するものである。即ち、本実施形態においては、筆記具嵌挿孔2aの内面と筆記具4の外面との間に所要の厚味のスポンジ5を介在させており、この点において前記第1実施形態と相違するものである。本実施形態によれば、前記スポンジ5がクッションの作用をなし、筆記具4の芯材4Aが硬いコンクリートの表面に当たった際の衝撃を吸収し、もって芯材4Aの折損を防止することができるものである。尚、その他の構成並びに作用は前記第1実施形態と同様であるから、同一の部材については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
次に、図4に示す本考案の第3実施形態について説明する。
本実施形態と前記第1実施形態とは、本実施形態において、特許文献1に示したと同様に、錘2に、その軸心を中心として放射状に3つ以上の支持脚6,6を備えた点において相違するものである。これにより、本実施形態にあっては前記第1実施形態と特許文献1に示した下げ振りの両方の使用方法を選択して行うことができるものである。
1 下げ振り
2 錘
2A ポイント指示部
2B 振り糸取付部
3 振り糸
4 筆記具
4A 芯材
5 スポンジ
6 支持脚

Claims (4)

  1. 先端側に上方向から目標ポイントに当接可能な逆円錐状のポイント指示部を有し、基端側に振り糸取付部を有する錘と、前記錘における振り糸取付部に一端側を取り付けた振り糸とからなり、前記錘に、そのポイント指示部の先端に芯材が突出するようにして筆記具を保持したことを特徴とする下げ振り。
  2. 前記錘における中心部に、その軸心に沿って、一端側がポイント指示部に開口する筆記具嵌挿孔を穿設すると共に、該錘に、前記筆記具嵌挿孔と直交する方向に螺進自在とし、その先端が該筆記具嵌挿孔に出没する固定ねじを取り付け、前記筆記具嵌挿孔に筆記具を嵌挿してなる請求項1記載の下げ振り。
  3. 前記筆記具嵌挿孔の内面と筆記具の外面との間に所要の厚味のスポンジを介在させてなる請求項2記載の下げ振り。
  4. 前記錘に、その軸心を中心として放射状に3つ以上の支持脚を備えてなる請求項1、2又は3記載の下げ振り。
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