JP3201622U - 飲料用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】計量を容易に確認可能な飲料容器を提供する。【解決手段】内側容器10と外側容器11とが結合されて内側容器と外側容器の間に密閉空間Sが形成された容器本体1を有する飲料用容器であって、内側容器の底面10aに飲料原料を計量可能な収容凹部10bが形成されている。収容凹部10bは、底面10aの中央部に形成される。また、容器本体1の上部に取っ手が一体形成されたリング状縁部2が設けられている。【選択図】図2
Description
本考案は、内側容器と外側容器とが結合されて内側容器と外側容器の間に密閉空間が形成された容器本体を有する飲料用容器に関する。
飲料用容器として、コーヒー等の飲料を飲むためのカップが一般的である。通常インスタントコーヒーを作る時は、カップの中に所定量のコーヒー粉末を入れてお湯を注ぐようにしている。この場合、コーヒー粉末の量とお湯の量を適切にしないと、一定の味のコーヒーを作ることができない。また、一定の味のコーヒーをいつも飲むためには、毎回計量を正確にできる必要がある。
一方、下記特許文献1は、立体的量目表示を設けた椀を開示する。この椀は、椀体の内面に隆起突出した複数本の凸状で、椀体に収容した飲食物の体積を表示できるようにしている。
しかしながら、椀体の内面に形成した凸状は視認することが難しいことがあり、特に、底面近くに形成された凸状は、そのような傾向があった。
本考案は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、計量を容易に確認可能な飲料容器を提供することである。
上記課題を解決するため本考案に係る飲料用容器は、
内側容器と外側容器とが結合されて内側容器と外側容器の間に密閉空間が形成された容器本体を有する飲料用容器であって、内側容器の底面に飲料原料を計量可能な収容凹部が形成されていることを特徴とするものである。
内側容器と外側容器とが結合されて内側容器と外側容器の間に密閉空間が形成された容器本体を有する飲料用容器であって、内側容器の底面に飲料原料を計量可能な収容凹部が形成されていることを特徴とするものである。
この飲料用容器は、容器本体を有し、内側容器と外側容器により構成されている。両者の間に密閉空間が形成されており、保温機能を高めている。内側容器の底面に収容凹部が形成されており、この凹部に飲料原料が収容される。この凹部の大きさが必要な飲料原料の量に対応するものであり、使用者は容易に必要な量を確認することができる。従って、計量を容易に確認可能になり、毎回同じ品質の飲料を飲むことができる。
本考案に係る前記収容凹部は、前記底面の中央部に形成されることが好ましい。中央部に設けることで、凹部への収容も容易に行うことができ確認しやすくなる。
本考案において、前記容器本体の上部に取っ手が一体形成されたリング状縁部が設けられていることが好ましい。
かかるリング状縁部を設けることで、飲料を飲む時の口当てとして利用すると共に、容器本体の上部に設けることで、内側容器と外側容器の密封度を高めることができる。
本考案において、前記リング状縁部の上に着脱自在に設けられる容器蓋を有し、この容器蓋は、容器本体の置き台としても機能することが好ましい。
容器蓋を設けることで保温性を確保することができる。また、置き台としても利用できる形状にしておけば、容器蓋を外したときに邪魔にならず便利である。
本考案に係る飲料用容器の好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は飲料用容器の外観を示す斜視図であり、(a)は蓋をした状態、(b)は蓋を外した状態を示す。
<飲料用容器の構成>
飲料用容器は、主にインスタントコーヒーを飲むときに用いるものであるが、本考案はこれに限定されるものではない。図1に示すように、飲料用容器は、容器本体1、リング状縁部2、容器蓋3により構成される。容器蓋3は、着脱自在であり、飲料を作製するときや飲む時には取り外される。また容器蓋3は、置き台(コースター)としても利用可能である。図1(b)は、容器蓋3を容器の置き台として使用した状態を示している。これにより、容器蓋3が無駄に場所を取らないようにすることができる。
飲料用容器は、主にインスタントコーヒーを飲むときに用いるものであるが、本考案はこれに限定されるものではない。図1に示すように、飲料用容器は、容器本体1、リング状縁部2、容器蓋3により構成される。容器蓋3は、着脱自在であり、飲料を作製するときや飲む時には取り外される。また容器蓋3は、置き台(コースター)としても利用可能である。図1(b)は、容器蓋3を容器の置き台として使用した状態を示している。これにより、容器蓋3が無駄に場所を取らないようにすることができる。
図2に示すように、容器本体1は、内側容器10と外側容器11により構成される。内側容器10と外側容器11は、上部にある接合部12において一体的に結合され、空間Sが密封される。空間Sは真空であり、これにより、保温性を高めている。空間Sを真空処理する方法は公知の方法で行うことができる。内側容器10と外側容器11は、アルミニウムあるいはステンレス等の金属、あるいは陶器等により形成することができる。外側容器11の外観は、塗装等の表面処理が施される。
内側容器10は、底面10aを有し、底面10aの中央部に収容凹部10bが形成される。底面10aは中央に向かうにつれて緩やかに下方に傾斜した面を有する。収容凹部10bは、略円筒形の凹部であり、角部10cにはRが形成されており、コーヒー粉末等がたまりにくいようにしている。内壁面10dは、上方に向かうにつれて緩やかに拡径するような傾斜面が形成されている。
内側容器10には、目盛り線10cが一体形成されており、お湯を入れる時の目安として利用することができる。目盛り線10cは、突起の形で一体形成することができる。また、内側容器10の上端部近くにも目盛り線10eを一体形成することができる。
外側容器11は、外壁面11dを有し、内側容器10の内壁面10dとほぼ平行に立ち上がっており、上方に行くほど拡径に形成されている。外壁面11dの上端に段差11aが形成され、凹溝11bへと続く。凹溝11bから突起11cへとつながり、さらに接合部12へと続く。接合部12は、非常に細くなっており、内側容器10の素材の厚みと外側容器11の素材の厚みを合わせた厚みになっている。
凹溝11bの内径は、外壁面11dの外径の大きさよりも小さく、突起11cの外径も外壁面11dの外径よりも小さいが、凹溝11bの内径よりは大きくなるように設定されている。
<リング状縁部の構成>
図2に示すように、リング状縁部2は、本体部20と取っ手21が一体成型されている。リング状縁部2は、好ましくは、樹脂により形成される。本体部20の内壁面は、下方から第1部分20a、第2部分20b、第3部分20cが順に形成されている。第2部分20bは、第1部分20aと第3部分20cよりも内径が大きく、凹部となっている。このリング状縁部2を容器本体1の接合部12に嵌合させたときに、凹部である第2部分20bが、外側容器11の凸部11cにちょうど嵌合するようになっている。かかる構成により、リング状縁部2は、容器本体1に対して強固に結合され、リング状縁部2が容器本体1から脱落しないようにしている。
図2に示すように、リング状縁部2は、本体部20と取っ手21が一体成型されている。リング状縁部2は、好ましくは、樹脂により形成される。本体部20の内壁面は、下方から第1部分20a、第2部分20b、第3部分20cが順に形成されている。第2部分20bは、第1部分20aと第3部分20cよりも内径が大きく、凹部となっている。このリング状縁部2を容器本体1の接合部12に嵌合させたときに、凹部である第2部分20bが、外側容器11の凸部11cにちょうど嵌合するようになっている。かかる構成により、リング状縁部2は、容器本体1に対して強固に結合され、リング状縁部2が容器本体1から脱落しないようにしている。
<容器蓋の構成>
図4に示すように、容器蓋3は、天板部30とリング部31とが樹脂により一体形成されている。リング部31の外径は、本体部30の外径より小さく、このリング部31がちょうどリング状縁部2の上から入り込む。天板部30は、その内部に面積の広い凹部30aが形成されている。容器蓋3を設けることで、職場等で使用する場合、埃などを気にせずに使用することができる。
図4に示すように、容器蓋3は、天板部30とリング部31とが樹脂により一体形成されている。リング部31の外径は、本体部30の外径より小さく、このリング部31がちょうどリング状縁部2の上から入り込む。天板部30は、その内部に面積の広い凹部30aが形成されている。容器蓋3を設けることで、職場等で使用する場合、埃などを気にせずに使用することができる。
図1(b)のように容器蓋3を置き台(コースター)として使用するときは、外側容器10の底面11eが載置される載置面として機能する。従って、凹部30aの内径は、外側容器10を受け入れるのに十分な大きさを有する。
<使用例>
つぎに、以上説明してきた飲料用容器の使用例を図5により説明する。収容凹部10bにインスタントコーヒーの粉末(飲料原料に相当)を入れる。インスタントコーヒーの場合は、粉末2gに対してお湯140ml、4gに対して280mlである。従って、かかる量に対応して、収容凹部10bの大きさを設定し、目盛り線10c,10eの位置を設定することが好ましい。収容凹部10bを設けることで、使用者はコーヒー粉末の量を容易に計量することができ、いつも同じ味のコーヒーを味わうことができる。
つぎに、以上説明してきた飲料用容器の使用例を図5により説明する。収容凹部10bにインスタントコーヒーの粉末(飲料原料に相当)を入れる。インスタントコーヒーの場合は、粉末2gに対してお湯140ml、4gに対して280mlである。従って、かかる量に対応して、収容凹部10bの大きさを設定し、目盛り線10c,10eの位置を設定することが好ましい。収容凹部10bを設けることで、使用者はコーヒー粉末の量を容易に計量することができ、いつも同じ味のコーヒーを味わうことができる。
<飲料用容器の別実施形態>
図6は、飲料用容器の別実施形態を示す図である。この実施形態では、収容凹部10bが中央部ではなく、壁面近くに設けられている。また、収容凹部10bの形状も円筒形ではなく異形となっている。
図6は、飲料用容器の別実施形態を示す図である。この実施形態では、収容凹部10bが中央部ではなく、壁面近くに設けられている。また、収容凹部10bの形状も円筒形ではなく異形となっている。
以上のように、収容凹部10bの位置は中央部でなくてもよく、底面10aの任意の箇所に設けることができる。また、その場合も、収容凹部10bの形状は、特定の形状に限定されるものではなく、円筒形、角柱形、半球など種々の形状を採用することができる。
<その他の実施形態>
本実施形態では、インスタントコーヒーを作製する場合について説明したが、飲料としては、ココア、抹茶、ジュース等であってもよい。また、飲料原料は、粉末形態でなくてもよく、カルピスのような液体であってもよい。
本実施形態では、インスタントコーヒーを作製する場合について説明したが、飲料としては、ココア、抹茶、ジュース等であってもよい。また、飲料原料は、粉末形態でなくてもよく、カルピスのような液体であってもよい。
内側容器10に形成される目盛り線の数は適宜設定することができる。収容凹部10bを1つだけでなく複数設けてもよい。例えば、容量の異なる収容凹部を複数設けることができる。容器蓋は必ずしもなくてもよい。
S 空間
1 容器本体
10 内側容器
10a 底面
10b 収容凹部
10c 目盛り線
10d 内壁面
10e 目盛り線
11 外側容器
2 リング状縁部
20 本体部
21 取っ手
3 容器蓋
30 天板部
30a 凹部
31 リング部
1 容器本体
10 内側容器
10a 底面
10b 収容凹部
10c 目盛り線
10d 内壁面
10e 目盛り線
11 外側容器
2 リング状縁部
20 本体部
21 取っ手
3 容器蓋
30 天板部
30a 凹部
31 リング部
Claims (4)
- 内側容器と外側容器とが結合されて内側容器と外側容器の間に密閉空間が形成された容器本体を有する飲料用容器であって、
内側容器の底面に飲料原料を計量可能な収容凹部が形成されていることを特徴とする飲料用容器。 - 前記収容凹部は、前記底面の中央部に形成されることを特徴とする請求項1に記載の飲料用容器。
- 前記容器本体の上部に取っ手が一体形成されたリング状縁部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の飲料用容器。
- 前記リング状縁部の上に着脱自在に設けられる容器蓋を有し、この容器蓋は、容器本体の置き台としても機能することを特徴とする請求項3に記載の飲料用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015005087U JP3201622U (ja) | 2015-10-08 | 2015-10-08 | 飲料用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015005087U JP3201622U (ja) | 2015-10-08 | 2015-10-08 | 飲料用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3201622U true JP3201622U (ja) | 2015-12-17 |
Family
ID=54874276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015005087U Active JP3201622U (ja) | 2015-10-08 | 2015-10-08 | 飲料用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3201622U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105640239A (zh) * | 2016-03-22 | 2016-06-08 | 义乌市格策日用品有限公司 | 一种可防滑的智能保温杯及其使用方法 |
CN105640240A (zh) * | 2016-03-22 | 2016-06-08 | 义乌市格策日用品有限公司 | 一种可提高密封性的保温杯及其使用方法 |
-
2015
- 2015-10-08 JP JP2015005087U patent/JP3201622U/ja active Active
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