JP3201574U - 汚染防止用靴下 - Google Patents

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Abstract

【課題】靴を脱ぐとき靴の内部に溜まっている汚染された汗がその場に出てしまうことが無い汚染防止用靴下を提供する。【解決手段】伸縮性、防水性を有するゴム系又はプラスチック系の材料で形成される靴下体1を、上端部が少なくても踝と同高又はそこより高い位置に在るように形成する。この靴下体を作業用靴下の上から汚染防止靴下として履くことにより、作業時に発汗して足元側に流下する汗を溜めて作業靴の内部に流出させないと共に、靴の内部に浸入した汚染物質を溜まった汗や足に接触できないようにした。【選択図】図1

Description

本考案は、放射線管理区域等における放射線防護服などの作業服を着用した作業において、着用している靴下の上に重ねて履き、作業中に発汗して足元に流下する汗を集めると共に、作業靴の外から靴内に浸入する汚染物質が前記汗に混じってその汗を汚染してしまうことがないようにした汚染防止用靴下に関する。
原子力発電所等の放射線管理区域で種々の作業を行う場合には、通常、作業員の身体を外部に露出させないように、フード付の上下つなぎ服タイプの放射線防護服を着用すると共に、手には手袋を、足には靴下をそれぞれに着用し、さらに前記フードの顔出し用開口部にはマスクを着け、短靴又は長靴による作業靴を履いて作業に取り組んでいる。
ところで上記の防護服等の着衣体制で作業を行うと、身体全体が前記着衣等の中に封じ込められた状態であるから、作業動作によって身体中から発汗する汗は、着衣等の外に蒸散される汗の量より足元に流下してしまう汗の量が圧倒的に多いため、作業服の中を流れ落ちる汗は靴下を着けて履いている作業靴の中に溜まってしまう。
一方、作業靴は履き口が密閉されていないため、汚染区域での作業では、作業靴のなかに汚染物質が侵入してしまう。
そうするとその汚染物質は靴下を通して作業者の足に付着するのみならず靴の内部に溜まった汗を汚染してしまう。
上記のような作業靴の中で汚染された足と汚染されてその靴の内部に溜まっている汗は、許容時間内での作業を終えて着替えのために履いていた作業靴を脱ぐと、その靴の中に溜まっていた汚染された汗が靴下や足に付着したまま作業靴の外に出てしまい、着替え場所の床に付着してしまう。そうなると本人やその着替え場所を行き交う人によって汚染された汗が踏み付けられて拡散し、着替え場所が汚染されるだけでなくその汚染が拡散してしまうという問題がある。
従来、靴下に防水機能を持たせるアイデアは、特許文献1〜3などを始めとして数多く提案されているが、従来の防水靴下は、いずれも履いている靴の外から雨水等がその靴の中に浸入したとき、その水を靴下が吸収して前記雨水等が靴下内部に入って来るのを防ぐことを目的としており、発汗する汗が靴下を通して履いている短靴や長靴の中に溜まるのを防ぐと共に、作業靴の内部に浸入した汚染物質が靴内に溜まった汗に混じってその汗を汚染したり、靴下を通して靴下内に入り足が汚染されることを防ぐことを目的とした防水靴下ではない。
特許第5640232号公報 特開2014−136858号公報 実用新案登録第3187388号公報
そこで本考案では、放射線防護服のような密閉性の高い作業服を着用すると共に、足に靴下を着けて靴又は長靴を履いて作業をしたとき、この作業服着用者の身体から出る汗が足元に流下し履いている靴下を通過して作業靴の内部に溜まる一方、作業時に当該作業靴の内部に浸入した汚染物質で溜まっている汗が汚染されてしまい、前記靴を脱ぐとき靴の内部に溜まっている汚染された汗がその場に出てしまうことが無いようにすることを課題とする。
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案靴下の構成は、伸縮性、防水性を有するゴム系又はプラスチック系の材料で形成される靴下体を、足に履かせたとき該靴下体の上端部が少なくても踝と同高又はそこより高い位置に在るように形成し、この靴下体を作業用靴下の上から汚染防止靴下として履くことにより、作業時に発汗して足元側に流下する汗を溜めて作業靴の内部に流出させないと共に、前記靴の内部に浸入した汚染物質を前記溜まった汗や足に接触できないようにしたことを特徴とする。
前記靴下は、履いた状態で足の裏に対応する部位と、その部位から連続し少なくともその足の外周を包む範囲を覆う所謂フットカバー状の形態のものであってもよい。
本考案靴下に用いる伸縮性と防水性を有する生地は、前記ゴム系又はプラスチック系材料のほかに、伸縮できる編地,織地,不織布地のいずれかの表面に防水層を形成したものを使用することもできる。また、伸縮性、防水性の生地で製した靴下体は、通常のL字型靴下やいわゆるチューブソックス状靴下のほか、ソックス形態としてアンクルレット型からハイソックス型までのいずれかであってもよい。更に、前記靴下体では、甲部、脛部などに少なくとも1つの通気用の開口部を設けることがある。
本考案靴下はその靴下体が上記形態に形成されたものであるから、この靴下体を脱いで吊り下げ姿勢にしても、靴下体の内部に溜まった汗が外にこぼれ出ることがない。
本考案靴下は、履きやすさと、保管,運搬時などにおける省スペース性のために、履き口部からつま先部に向けて、いわゆる「袖まくり」状に捲り上げて大略ドーナツ状のコンパクト形態にしておくとよい。
本考案靴下を履くときは、靴下体を捲り上げて大略ドーナツ状になった靴下体の丸穴に足のつま先を入れて、捲り上げられていた靴下体の捲り上げをそのまま元に戻すことにより、足の甲、足の裏、足首へと順次覆っていき履き終えることができるから、迅速かつ容易に履くことができる。
本考案は、伸縮性、防水性を有するゴム系又はプラスチック系の材料で形成される靴下体を、足に履かせたとき、該靴下体の上端部が少なくても踝と同高又はそこより高い位置に在るように形成し、この靴下体を作業用靴下の上から汚染防止靴下として履くことにより、作業時に発汗して足元側に流下する汗を溜めて作業靴の内部に流出させないと共に、前記靴の内部に浸入した汚染物質を前記溜まった汗や足に接触できないようにしたから、放射線防護服のような作業衣の着用者の身体から出る汗が足元に流下して履いている靴下を通過して作業靴の内部に溜まってしまう一方、作業中に靴内部に浸入する汚染物質が溜まった前記汗と混じってその汗を汚染してしまうため、前記靴を脱ぐと溜まっていた汚染された汗が靴下や足を介してその場に出てしまうという問題を解決することができる。
本考案汚染防止靴下の一例の側面図。 図1の靴下を口ゴム側から捲り上げて大略ドーナツ状にコンパクト化した例の斜視図。 本考案靴下の使用状態の一部切開側断面図。
次に、本考案の実施の一例について図を参照しつつ説明する。
図1において、1は、伸縮性、防水性のゴム系又はプラスチック系の材料で成形したアンクルレット型の靴下体で、この靴下体1によって本考案汚染防止靴下SSの一例が形成される。この靴下体1は、後部上面に履き口部2が形成され、履き口部2の略真下が踵部3、踵部3の反対側(先端部)がつま先部4に形成されている。甲部には通気用の開口部5を設けている。通気用開口部5の形態は、靴下体1の甲部のほか足首部や脛部などに設けることができ、また複数の開口により形成することもある。図1においてPは靴下体1の底部6から側部にかけて形成した低い凹凸面による滑り止めパターンである。
本考案靴下SSは図1に示したアンクルレット型のほかフットカバー型やソックス型からハイソックス型等の形態のものであってもよい。
図3の本考案靴下の装着状態について説明する。
図3は、足Fに通常の作業用靴下SOを履いてその上から本考案靴下SSを履き作業靴LSを履いた状態の一部切開側断面図である。図3の靴下体1は、作業員の足Fの踝Kより下方において踵3a、足裏3b、つま先4aから甲3cにかけての範囲を覆うように、通常靴下SOの外面をカバーして本考案汚染防止靴下SSに形成されている。
靴下体1が防水性、伸縮性のゴム系又はプラスチック系の成形体であると、靴下体1は全体が防水性能を有するが、靴下体1を伸縮性の織地、編地等で形成した場合には、所要部位に防水層を塗工により形成する。このほか垂下状態にした靴下体1を、防水剤が収容された防水剤槽(図示せず)に、当該靴下体1の例えば全長から少なくとも全長の大略1/2程度まで浸漬して形成する。
本考案靴下SSは、通常の靴下と同じ要領で着脱できるが、本考案靴下SSの着脱操作の利便性,迅速性、並びに、運搬,格納時等のスペース効率を上げるため、着用前には、本考案靴下SSをその履き口部2の側から、いわば袖を捲るようにつま先部4の側へ捲り下げて図2に例示するように全体を大略ドーナツ状にコンパクトな形態にしておく。
このようにドーナツ状に捲ってコンパクトにしていると、本考案靴下SSを履くとき、足Fのつま先4aをこの靴下体1のつま先部4に置いて、捲り上げていた靴下SSの捲りを元に戻すことにより、足Fから足首A、足首Aから脛Sへと本考案靴下SSが展開されるから、特段の労力を要することなく、靴下SSを迅速かつ容易に履くことができる。
上記のようにして着用した本考案靴下SSは、図3に例示するアンクルレット型であると図3のような着用形態になるから、作業時の汗が脚Lを伝わって足元Fまで流下し履いている通常靴下SOを通過しても、流下して前記靴下SOを通った汗は、本考案靴下SSの防水作用で靴下体1の内部に汗が溜まり、作業靴LSの内部に流れ出ることがない。従って、作業中に作業靴LSの履き口からその靴の内部に浸入した汚染物質と前記汗とが混じり合うことが無いのみならず、汚染物質が内側の通常靴下の中に浸入するのを防ぐことが出来る。
図3の本考案靴下SSを脱ぐときは、まず作業靴LSを脱ぎ、次いで本考案靴下SSの履き口部2の部分から足の甲3cくらいまで捲り下げて、内部に溜った汗をこぼさないように残りの部分を脱ぎ、脱いだ靴下SSを所定の防水容器等に投入する。
以上に述べた汚染防止靴下SSの構成は、伸縮性の織地又は編地等に防水層を形成した素材で形成した靴下体1による本考案汚染防止靴下にも適用することができ、この靴下SSも上記例と同じ効果を得ることが出来る。
本考案は上述の通り、伸縮性、防水性を有するゴム系又はプラスチック系の材料等で形成される靴下体を、足に履かせたとき該靴下体の上端部が少なくても踝と同高又はそこより高い位置に在るように形成し、この靴下体を作業用の通常靴下の上から汚染防止靴下として履くことにより、作業時に発汗した汗が履いている前記通常靴下を通して作業靴の中に溜まってしまう一方、溜まった汗が作業時に前記靴の内部に浸入した汚染物質と混じり合って汚染されてしまい、着替え時に、作業靴の中に溜まっている汚染された汗をその場所にまき散らしてしまうという汚染の拡散を効果的に防ぐことができる。
1 靴下体
2 履き口部
3踵部
4 つま先部
5 開口部
6 底部
L 脚
F 足
S 脛
K 踝
3a 踵(かかと)
3b 足の腹(足の平)
3c 足の甲
4a つま先
SO 通常靴下
SS 本考案靴下
LS 作業靴

Claims (6)

  1. 伸縮性、防水性を有するゴム系又はプラスチック系の材料で形成される靴下体を、足に履かせたとき該靴下体の上端部が少なくても踝と同高又はそこより高い位置に在るように形成し、この靴下体を作業用靴下の上から汚染防止靴下として履くことにより、作業時に発汗して足元側に流下する汗を溜めて作業靴の内部に流出させないと共に、前記靴の内部に浸入した汚染物質を前記溜まった汗や足に接触できないようにしたことを特徴とする汚染防止用の靴下。
  2. 靴下体は、甲部、足首部、脛部、ふくらはぎ部の少なくとも一部位に通気用の開口部を少なくとも一つ設けた請求項1の靴下。
  3. 靴下体の底部には、滑り止め凹凸パターンを設けた請求項1又は2の靴下。
  4. 靴下体は、フットカバー状、又はアンクルレット状からハイソックス状までの中のいずれかの形態である請求項1〜3のいずれかの靴下。
  5. 靴下体は履き口部側から捲り下げ大略ドーナツ状に形成して、保管、運搬し又は履くようにした請求項1〜4のいずれかの靴下。
  6. 請求項1〜5のいずれかの靴下体は、通常靴下の上から履くか、又は、直に足に履くことによって汚染防止靴下として機能させる請求項1〜5のいずれかの靴下。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109965371A (zh) * 2019-05-10 2019-07-05 王海震 舒脚鞋袜套
CN110897210A (zh) * 2019-11-25 2020-03-24 湖南尚珂伊针纺有限公司 一种带护脚踝束带结构的袜子
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