JP3209151U - 安全靴 - Google Patents

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Abstract

【課題】水環境が良好でない作業現場で使用しても好適な防水性能を発揮できる軽量な安全靴を提供する。【解決手段】踏み抜き防止板を備えるか、又は備えない表底1の前半側に先芯金を備えた甲部カバー2を設け、踵の真後ろ近傍に腰革状の低い腰革壁部3を設けて大略スリッパ状を呈する靴本体5bと、靴本体の全体を着脱式で被覆できる、カバー部41およびカバー部に連なる履き口6を有する脚筒部42から成る略袋状の柔軟カバー体Csとにより防水性を備えた安全靴に形成した。【選択図】図3

Description

本考案は踏抜き防止性、耐薬品性、耐衝撃荷重性などの安全靴の一般的な機能を備えていると共に、例えば放射能汚染のために履いていた安全靴を廃棄せざるを得ない場合に廃棄部分を少なくして再利用できる工夫を施した安全靴に関し、特に、高い防水性能を発揮し、且つ従来品に比べ重量を大幅に軽減した安全靴に関する。
従来の安全靴に関しては、踏み抜き防止や耐衝撃荷重性,耐滑り性など安全靴の基本性能追求した技術の提案が大半であり、安全靴の重量の軽減を図りつつも防水性,耐水性について工夫をした安全靴の提案は殆んど見られない。
特に長靴型の安全靴では、短靴部の使用材料と長靴になる脚筒部の使用材料が同じであり、安全性能や防水性能の誂え方も短靴部と脚筒部が一緒であるため概して安全靴全体の重量が大きくなりがちであるが、長靴型安全靴の使用環境によっては、脚筒部は防水性さえあれば足りるような使用環境もある。
例えば、大型の機材等が動き回っていたり凹凸部の多い床面であるような物理的障害がある作業環境ではなく、好ましくない化学成分等を含む水が溢れていたり、流れ出ているような作業環境下で使用される長靴型の安全靴は、脚筒部の物理的安全性能が問題になることは少なく、専ら防水性能が完璧であることが求められる。
長靴型安全靴では、靴全体の防水性能が完璧であっても、履いた靴の履き口から水が浸入すると靴の内部が水浸しになってしまい、単に履き心地が良くないのみならず、浸入する水の成分によっては着用者に悪影響があり、使用後に濡れた長靴型安全靴の内部を乾燥させなければならないという問題がある。特に、放射性物質が存在する作業現場では、安全靴の内部に作業現場の気体が容易に浸入することを防ぐことが、安全靴内部の汚染を防ぐ観点から重要である。因みに、汚染の度合いが高いと、その安全靴の清浄、乾燥再利用はせずにそのまま廃棄しているのが現状である。
また、良好でない水環境の作業現場で長靴型の安全靴を使用すると、安全靴が水を吸って重量が増し、そうでなくとも踏み抜き防止板や先芯金などの安全性部材の使用で重量が嵩んでいる安全靴の重量が更に大きくなって履き心地を損なうのみならず作業効率の低下にも繋がっている。
しかし、従来提案されている長靴型の安全靴において、軽量で高い防水性能を備えた安全靴は見られない。この点はハーフブーツ型(又は、判長靴型、履き口が踝の上に位置する。)の安全靴においても略同じである(特許文献1~4参照)。
特許第3748833号公報 特開第8−322603号公報 実用第6−82906号公報 実公第63−5522号公報
本考案は、公知の重量が大きな安全靴の上記のような現状に鑑み、短靴型安全靴であってもその重量を軽減した安全靴、並びに水環境等が良好でない作業現場で使用しても好適な安全靴としての防水性能を発揮できる、従来の長靴型乃至半長靴型安全靴に代わる安全靴、を提供することを課題の一つとする。
また、放射能汚染の度合いが高い作業現場での使用では、使用後に廃棄せざるを得ないが、安全靴全体をそのまま廃棄したのでは汚染廃棄物が増えるばかりであるため、汚染部位のみを廃棄できるようにした安全靴を提供することを第二の課題とする。
更に、長靴型安全靴では、内部が汗等によって湿ったり濡れたりした場合、靴内側の乾燥に長時間かかるという問題があったが、この点を改善した安全靴を提供することを、第三の課題とする。
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案安全靴の構成は、踏み抜き防止材備える表底か、又は踏み抜き防止剤を備えない表底とかかとを有すると共に、前記表底の前半側に先芯金を備えた甲部を設けて形成した靴本体と、該靴本体の全体を覆ってしまうカバー部と該カバー部に連なる筒状部によって大略袋状をなす柔軟カバー体とを備え、前記柔軟カバー体は、前記靴本体の表底とかかとに対応する部位が厚肉底部に形成されていると共に、当該柔軟カバー体の履き口が、着用者のヒザの略真下(又は、フクラハギの略真上)、或は踝の略上方に位置するように形成されていることを特徴とする。
本考案安全靴は、公知の安全靴における靴本体と該靴本体に一体に連なる履き口を有する筒状部との一体構造を、靴本体と筒状部とを分離した形態にしたものである。すなわち、本考案安全靴は、踏み抜き防止板を備えるか、又は備えない表底と先芯金を備えて大略かかと付きスリッパ状、又はかかと無しスリッパ状を呈するように形成した靴本体と、この靴本体に防水性を付与するために前記靴本体の全体を着脱式で被覆してしまうカバー部と履き口を有する筒状部から成る略袋状の柔軟カバー体とにより、安全靴に形成されている。なお、前記靴本体の後部は、低い立壁状の腰革壁部を備えている。
本考案は、安全靴の重量を軽くするため、靴本体の形態を、外観上は大略スリッパ状とすると共に、当該靴本体の安全靴としての機能を担保するために、少なくとも表底に踏み抜き防止板を設けるか、又は踏み抜き防止板設けないで甲先に先芯金を設けた構成の靴本体と、この靴本体に安全靴としての防水性能を確保するために、少なくとも前記靴本体全体を覆うことができる柔軟な袋状であって前記靴本体のかかとを含む表底部位を肉厚で凹凸面等による滑り止めを有する柔軟カバー体とを備え、前記柔軟カバー体によって靴本体をカバーして長靴型乃至半長靴型の安全靴を形成するから、従来の長靴型又は半長靴型の安全靴に比べ大幅に軽量化でき、しかも靴の中に水が浸入しにくい長靴型乃至半長靴型の安全靴を提供できる。従って、靴の内部に水が入ったり発汗により湿ったりしても柔軟カバー体を靴本体から外して靴本体と柔軟カバー体を短時間で乾燥させることができる。更に、本考案安全靴が放射能で汚染されることがあっても、廃棄するのは柔軟カバー体だけで済み、靴本体は汚染されないから廃棄せず再使用ができる。
本考案安全靴の一例である靴本体の側面図。 本考案安全靴における装着前の左右一対の柔軟カバー体の一例の側面図。 図1の靴本体に図2の柔軟カバー体を被覆した本考案安全靴の例の模式的な側断面図。
図1は、本考案安全靴を形成する靴本体Sbの一例の側面を示したものであり、図1の靴本体Sbは、側面から見てほぼスリッパ状の外観を呈していると共に、次の構成を備えている。即ち、図1において、1は安全靴のつま先からかかとまでの底となる表底で、表底1の内部には踏み抜き防止板1aが内装されている。本考案では、図示しないが踏み抜き防止板1aを設けない表底1を備えた靴本体Sbもある。踏み抜き防止板1aを設けない靴本体Sbは、実験室のように床面に凹凸がなく平坦で釘やネジ等の突起物が存在しない場所で着用する。
上記表底1において、かかと対応部には、かかと部材1bが配置されている。図1において、2は前記表底1の前半側に設けた甲部カバーで、該甲部カバー2の前半部の内部には、先芯金2aが内装されている。3は着用者の踵の真後ろ近傍をサポートするため腰革状に低く立ち上げた腰革壁部で、上記表底1から腰革壁部3までの構成により、本考案安全靴の一例である靴本体Sbを形成する。なお、本考案の靴本体Sbでは、図示しないがかかと部材1bを備えないものもある。
図1の靴本体Sbは、表底1と甲部カバー2と腰革壁部3を備えていることにより、ほぼ靴の履き心地で靴のように履くことができ、しかも踏み抜き防止板1aと先芯金2aを備えて安全性の基本性能も有するから、このままで安全靴として使用できる。
例えば、実験室や試験室等で着用するスリッパや通常タイプの靴に代えて安全性能を備えたスリッパ代用、又は靴代用の安全靴として用いることができる。
しかし、上記靴本体Sbは上記の構成のままでは、防水性能がない。そこで本考案では、図2に例示する柔軟カバー体Csを前記靴本体Sbに被覆することにより、使用時に防水性能を発揮できる安全靴に形成できるようにした。
図2は、上記靴本体Sb一足分の柔軟カバー体Csの一例を示している。図2において、4は合成ゴム等の柔軟で伸縮性を持ち耐薬品性や耐油性等を備えた防水性材料により形成したカバー本体で、概ね靴下類似の形状・形態のものである。図2のカバー本体4において、41は前記靴本体Sbの全体を覆うカバー部、42は後述の履き口6を有する脚筒部、5は前記靴本体Sbの表底1に対応する部位を他の部位より肉厚に形成した厚底部で、その外表面には凸凹面等の粗面5a、又は滑り止め面5aに形成している。なお、厚底部5において、5bはつま先側、5cはかかと側である。
図2の左右一対の柔軟カバー体Csにおいて、6は履き口でカバー本体4の足首部位Nfよりも細く形成している。因みに、図2のカバー本体4は、足首部Nfが最も大口径であり、前記履き口6の口径は足首部Nfの約70~80%の大きさに、つま先側は約50~60%の大きさに、それぞれ形成されている。カバー本体4における脚筒部42の長さは、着用したとき履き口がヒザの略真下(又は、フクラハギより上部)に位置する程度の大きさである。なお、前記柔軟カバー体Csにおいて、かかと側5cのすぐ上方(足首部Nfの後面側)を図2に点線7で示したように細く形成すると、前記靴本体Sbにおける腰革壁部3が備わっていなくても、その靴本体Sbを履いた足を適切に保持する(靴本体Sbが脱げてしまう感じがしないように保持する)ことができる。
図3は、図2の柔軟カバー体Csを、図1の靴本体Sbをカバーするように装着した状態を模式的に例示している。本考案の防水性を備えた安全靴は、図3に示したように略スリッパ状外観の靴本体Sbに、柔軟カバー体Csを被覆(柔軟カバー体Csにおけるカバー部41の中に靴本体Sbを位置づけ、その表底1と前記カバー体Csの厚底部5を重複させた態様で収装)して形成される。
従って、本考案の上記安全靴の使用者は、柔軟カバー体Csの履き口6から足を入れて通常の長靴のように履き、通常の長靴型安全靴を履いているのと同様の履き心地の下で諸作業を行うことができる。なお、履いたとき履き口6を狭幅で二重ないし三重に折り曲げて履き口6の内部に対する機密度を高めることができる。これにより靴内部が汚染気体により汚染されるのを効果的に防ぐことができる。
本考案の安全靴では、柔軟カバー体Csの履き口6を含む筒部42が小口径に形成されているから、その履き口6は着用者のひざの略真下(半長靴型の場合には踝の略上方)の部位に密着し、この履き口6から水が靴内部に入り難くなっている。
それでも作業時に水が靴内部に浸入して内部が濡れたり吸水したりした場合には、柔軟カバー体Csの中から靴本体Sbを取り出し、柔軟カバー体Csと分離させた状態で靴本体Sbと柔軟カバー体Csを乾燥させれば、素早く乾燥でき再使用に備えることができる。
なお、本考案安全靴が放射能汚染された場合には、柔軟カバー体Csのみを廃棄処分し、靴本体Sbは汚染されないから再使用できる。因みに、従来の安全靴では放射能汚染されると安全靴全体を廃棄処分している。
本考案安全靴は以上の通りであるから、従来の長靴型又は半長靴型の安全靴に比べ、使用面においては水が靴内に入り難く軽量であり、取扱い面では靴本体と柔軟カバー体を別に管理できるから、靴内部に水が入っても柔軟カバー体と分離して乾燥させ易く、放射能汚染されても柔軟カバー体のみ廃棄すればよいので、例えば有害な化学成分や放射能等を含む有害流体が存在する過酷な環境下で使用する作業用の安全靴としてきわめて有用である。
Sb 本考案安全靴の靴本体
1 表底
1a 踏み抜き防止板
1b かかと部材
2 甲部カバー
2a 先芯金
3 腰革壁部
Cs 柔軟カバー体
4 カバー本体
41 靴本体Sbのカバー部
42 脚筒部
5 厚底部
6 履き口

Claims (7)

  1. 踏み抜き防止板を備えるか、又は踏み抜き防止板を備えない表底を有すると共に、前記表底の前半側に先芯金を備えた甲部カバーを設け、且つ踵の真後ろ近傍に腰革状の低い腰革壁部を設けて大略スリッパ状を呈する靴本体に形成したことを特徴とする安全靴。
  2. 請求項1の靴本体は、表底の後部にかかとを備えた請求項1に記載の安全靴。
  3. 大略スリッパ状を呈する請求項1又は2の靴本体と、この靴本体の全体を着脱式で被覆できる、カバー部および該カバー部に連なる履き口を有する脚筒部から成る略袋状の柔軟カバー体とにより形成され防水性を備えていることを特徴とする安全靴。
  4. 請求項1又は2の靴本体の全体を覆ってしまうことができる大略袋状をなす柔軟カバー体は、前記靴本体の表底に対応する部位が厚肉底部に形成されている請求項3に記載の安全靴。
  5. 柔軟カバー体は、その履き口が着用者の踝の略上方、又はひざの略真下、若しくはフクラハギの略真上、に位置するように脚筒部を形成した請求項3又は4に記載の安全靴。
  6. 脚筒部の履き口は、脚筒部の他の部位より細く(小径開口)に形成した請求項3〜5のいずれかに記載の安全靴。
  7. 厚肉底部は、その外面(底面)を滑り止め面に形成した請求項4〜6のいずれかに記載の安全靴。

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