JP3201190B2 - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JP3201190B2 JP31372794A JP31372794A JP3201190B2 JP 3201190 B2 JP3201190 B2 JP 3201190B2 JP 31372794 A JP31372794 A JP 31372794A JP 31372794 A JP31372794 A JP 31372794A JP 3201190 B2 JP3201190 B2 JP 3201190B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、汚れた空気をきれいに
する空気清浄機に関し、特にファン等の送風装置によっ
て強制的に空気を清浄ユニットを通過するように循環さ
せる形式の空気清浄機に係る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】清浄
ユニットおよび送風装置を備え、送風装置を駆動させる
ことによって、吸い込み口から空気を吸い込んで、清浄
ユニットを通過させ、空気中の汚れの粒子を捕集し、清
浄された空気を吹き出し口から吹き出す空気清浄機が知
られている。
【0003】ところで、上記空気清浄機は、次のような
生活シーンで活用される。すなわち、喫煙時に空気中
に漂う煙の粒子を除去する場合、および掃除機を使用
しているときや布団を上げ下ろししているとき等のよう
に、空気中に塵埃が舞い上がったときに、その塵埃を除
去する場合等である。上記の喫煙時に空気中に漂う煙
の粒子、およびの清掃中に空気中に舞い上がった塵埃
は、急速に除去する必要がある。このような、急速集塵
を必要とする場合に対処するために、ファンを一定時間
だけ大風量で運転させて、喫煙時に空気中に漂う煙の粒
子や清掃中等に空気中に舞い上がった塵埃を急速に除去
する急速集塵モードを備えた空気清浄機が既に提案され
ている。
【0004】しかしながら、上記先行技術に係る空気清
浄機における急速集塵モードでは、ファンを大風量で動
作させるだけであるから、その動作音は大きい。しか
も、ファンを大風量で運転させる時間が、例えば6畳間
でタバコ1本を喫煙した場合に、その部屋の塵埃濃度を
ビル管理法で規定されている0.15mg/m3 に低減
させるのに必要な時間、すなわち15〜30分に設定さ
れている。したがって、急速集塵モード中の音が耳ざわ
りで、ユーザーにとっては非常に不愉快であった。
【0005】本発明は、上記技術的課題に鑑みなされた
もので、急速集塵を必要とする場合でも、動作音が気に
ならないようにし、ユーザーに不愉快な思いをさせない
で済む空気清浄機の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の、請求項1記載の発明に係る空気清浄機は、空気中の
汚れの粒子を除去して空気を清浄化するための清浄ユニ
ットと、清浄ユニットを通過するように空気を循環させ
る送風手段と、送風手段を予め定める内容で動作させる
ための動作モードが設定されたモード設定手段と、モー
ド設定手段に設定されている動作モードを指定するため
のモード指定手段と、モード指定手段の指定に応答し
て、設定された動作モードに従って、大風量での空気循
環を第1時間の間行ない、その後大風量より小さい風量
で連続的に動作させても動作音が気にならない風量での
空気循環を第2時間の間行うように、送風手段の駆動を
制御する駆動制御手段と空気の汚れ度合いを検知する
汚れ検知手段とを含み、上記モード設定に設定された動
作モードには、タバコモードが含まれており、上記駆動
制御手段は、上記モード指定手段によりタバコモードが
指定されると、大風量での空気循環を第1時間の間行な
い、その後大風量より小さい風量で連続的に動作させて
も動作音が気にならない風量での空気循環を第2時間の
間行うように送風手段の駆動を制御した後は、汚れ検知
手段により検知された空気の汚れ度合いに応じて空気循
環を行うように、送風手段の駆動を制御することを特徴
とするものである。
【0007】ここで、上記第1時間は、空気中の汚れの
粒子の大部分を除去するため、大風量での空気循環を行
っても、その動作音をユーザーが我慢できる程度の比較
的短い時間であり、上記第2時間は、大風量での空気循
環を行った後に残留した汚れの粒子を除去し、室内の塵
埃濃度を一定レベルまで低減させるのに必要な比較的長
い時間である。
【0008】
【0009】請求項記載の発明に係る空気清浄機は、
空気中の汚れの粒子を除去して空気を清浄化するための
清浄ユニットと、清浄ユニットを通過するように空気を
循環させる送風手段と、送風手段を予め定める内容で動
作させるための動作モードが設定されたモード設定手段
と、モード設定手段に設定されている動作モードを指定
するためのモード指定手段と、モード指定手段の指定に
応答して、設定された動作モードに従って、大風量での
空気循環を第1時間の間行ない、その後大風量より小さ
い風量で連続的に動作させても動作音が気にならない風
量での空気循環を第2時間の間行うように、送風手段の
駆動を制御する駆動制御手段と、空気の汚れ度合いを検
知する汚れ検知手段とを含み、上記モード設定手段に設
定された動作モードには、お掃除モードが含まれてお
り、上記駆動制御手段は、上記モード指定手段によりお
掃除モードが指定されると、大風量での空気循環を第1
時間の間行ない、その後大風量より小さい風量で連続的
に動作させても動作音が気にならない風量での空気循環
を第2時間の間行うように送風手段の駆動を制御した後
は、送風手段の動作を停止させることを特徴とするもの
である。
【0010】
【0011】請求項記載の発明に係る空気清浄機にお
いては、モード指定手段によりタバコモードが指定され
ると、駆動制御手段は、大風量での空気循環を第1時間
の間行ない、その後大風量より小さい風量で連続的に動
作させても動作音が気にならない風量での空気循環を第
2時間の間行うように送風手段の駆動を制御した後は、
汚れ検知手段により検知された空気の汚れ度合いに応じ
て空気循環を行うように、送風手段の駆動を制御する。
よって、喫煙時に急速集塵を必要とする場合でも、動作
音が気にならなくなり、その結果ユーザーに不愉快な思
いをさせないで済むと共に、ユーザーが続けて喫煙して
も、その発塵量に見合った運転状態となる。
【0012】請求項記載の発明に係る空気清浄機にお
いて、モード指定手段によりお掃除モードが指定される
と、駆動制御手段は、大風量での空気循環を第1時間の
間行ない、その後大風量より小さい風量で連続的に動作
させても動作音が気にならない風量での空気循環を第2
時間の間行うように送風手段の駆動を制御した後は、送
風手段の動作を停止させる。よって、清掃時に急速集塵
を必要とする場合でも、動作音が気にならなくなり、そ
の結果ユーザーに不愉快な思いをさせないで済む。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づき
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係る空気清
浄機の外観構成を示す斜視図である。同図を参照して、
参照符号1は空気清浄機本体であって、空気清浄機本体
1は、略箱形に形成されている。この本体1の正面に
は、本体1内へ空気を吸い込ませるための吸い込みグリ
ル2が設けられており、本体1の上部には、清浄された
空気を吹き出させるための吹き出しルーバー3が設けら
れている。また、本体1の正面上部には、横長手方向に
表示部4が備えられている。
【0014】表示部4には、図示していないが各種のラ
ンプや表示器が設けられている。この表示部4の左側に
は、後述するワイヤレスリモコン9(図3参照)からの
光信号を受信する受光ユニット5が配置されており、表
示部4の右側には、例えばガスセンサまたは煙センサ等
の空気の汚れ度合いを検知する汚れ検知センサ6が配置
されている。
【0015】図2は空気清浄機の内部構成を簡略化して
示す図である。同図を参照して、本体1内には、空気中
の汚れの粒子を除去して空気を清浄化するための清浄ユ
ニットとしての集塵エレメント7と、この集塵エレメン
ト7を通過するように空気を循環させる送風手段として
のファン8とが備えられている。なお、集塵エレメント
7としては、イオン化部および電気集塵部を含む構成と
してもよく、あるいはイオン化部およびフィルタ部を含
む構成としてもよい。ファン8を駆動させると、吸い込
みグリル2から空気が吸い込まれる。この吸い込まれた
空気は、集塵エレメント7を通って清浄された後、吹き
出しルーバー3から吹き出される。
【0016】図3はワイヤレスリモコンの平面図であ
る。同図を参照して、ワイヤレスリモコン9は、空気清
浄機を遠隔操作するものであって、その操作部には、空
気清浄機を運転または停止させるための運転/停止スイ
ッチ10と、ファン8の回転数を変更させて集塵力を例
えば「強」「中」「弱」に切り換えるための集塵力切換
スイッチ11と、空気清浄機を所定時間後に自動的に停
止させるための切タイマスイッチ12とが備えられてい
る。また、ワイヤレスリモコン9の操作部には、後述す
るように、空気清浄機をタバコモードおよびお掃除モー
ドでそれぞれ運転させるためのタバコモード運転スイッ
チ13およびお掃除モードスイッチ15が備えられてい
る。さらに、ワイヤレスリモコン9の操作部には、空気
清浄機を花粉モードで運転させるための花粉モード運転
スイッチ14が備えられている。花粉モード運転スイッ
チ14が押されると、風量を間欠的または連続的に変化
させて空気清浄機が運転され、その結果空気中に漂う花
粉が効率的に除去される。さらにまた、ワイヤレスリモ
コン9の操作部には、表示部4での表示を切り換えるた
めの表示切換スイッチ16が備えられている。
【0017】図4は空気清浄機の電気的構成を示すブロ
ック図である。同図を参照して、空気清浄機には、空気
清浄機の制御中枢を司る制御回路17が備えられてい
る。この制御回路17は、CPU、データRAM、プロ
グラムROMおよびタイマ等を備えたマイクロコンピュ
ータを含んでいる。そして、制御回路17には、ワイヤ
レスリモンコン9からの各種の運転信号を検出する受光
ユニット5、汚れ検知センサ6、表示部4の各種ランプ
や表示器の表示を制御する表示制御回路18、ファン8
の駆動源であるファンモータ19、集塵エレメント7に
高電圧を印加する高電圧電源ユニット20、ブザー2
1、電源トランス22および電源コンセント23が接続
されている。また、制御回路17は、ファンタップを切
り換えることにより、ファンモータ19の回転数を6段
階に切り換える機能を備えている。
【0018】受光ユニット5がワイヤレスリモンコン9
からの各種の運転信号を検出すると、その信号を制御回
路17に与える。ワイヤレスリモンコン9からの各種の
運転信号を受信した制御回路17は、表示制御回路1
8、ファンモータ19、高電圧電源ユニット20および
ブザー21に制御信号を与え、これらの駆動を制御す
る。また、制御回路17は、汚れ検知センサ6からの検
知出力が与えられると、ファンモータ19の駆動を制御
する。
【0019】図5はタバコモード運転時におけるファン
の動作タイミングを示すタイミングチャートである。同
図を参照して、タバコモードを選択すべく、ワイヤレス
リモンコン9のタバコモード運転スイッチ13を押す
と、ワイヤレスリモンコン9からのタバコモード運転信
号を受光ユニット5が検出し、その信号を制御回路17
に伝える。
【0020】ワイヤレスリモンコン9からのタバコモー
ド運転信号を受信した制御回路17は、表示制御回路1
8に表示制御信号を与えて、表示部4にタバコモード運
転中であることを表示すると共に、高電圧電源ユニット
20をオンして集塵エレメント7に高電圧を印加する。
これに伴って、制御回路17は、ブザー21を駆動して
タバコモード専用のブザー音を鳴らすと共に、大風量で
の空気循環を行わせるように、ファンモータ19をファ
ンタップ「6」で駆動して、急速集塵運転を開始させ
る。
【0021】タバコモード運転に投入されると、まず最
初にファンモータ19をファンタップ「6」で駆動させ
て、大風量での空気循環を行わせるのは、喫煙時に生じ
る空気中に漂う煙の粒子の大部分を除去するためであ
る。この大風量での空気循環は、t1時間継続される。
なお、t1は例えば5分に設定されている。ここで、大
風量での空気循環時間t1が例えば5分と比較的短時間
に設定されているのは、タバコ1本を喫煙するのに要す
る時間は概ね5分程度あれば十分であり、この喫煙中
に、大風量での空気循環に伴って動作音が大きくなって
も、ユーザーにとってはさほど気にならないであろうと
考えられるからである。
【0022】急速集塵運転を開始させてからt1時間に
到達すると、その後連続的に動作させても動作音が気に
ならない風量での空気循環を行わせるように、ファンモ
ータ19の回転数をファンタップ「4」にして低下させ
て、集塵運転をt2時間継続させる。ここで、ファンモ
ータ19の回転数をファンタップ「6」から「4」にし
て低下させて、その後連続的に動作させても動作音が気
にならない風量での空気循環を行うのは、大風量での空
気循環を行った後に残留した煙の粒子を除去し、室内の
塵埃濃度を一定レベルまで低減させるのには、時間t2
が例えば15分と比較的長時間必要であり、動作音が気
にならないようにして、ユーザーに不愉快な思いをさせ
ないためである。
【0023】集塵運転の時間がt1+t2(例えば、2
0分)に到達すると、表示部4でのタバコモード運転表
示を消し、その後は自動運転モードに移行し、汚れ検知
センサ6で検知した汚れ度合いに応じてファンモータ1
9の回転数を制御する。このように、タバコモードが選
択されると、まず喫煙時に生じる空気中に漂う煙の粒子
の大部分を除去するために、大風量での空気循環が比較
的短時間(t1)行われ、その後、大風量での空気循環
を行った後に残留した煙の粒子を除去し、室内の塵埃濃
度を一定レベルまで低減させるために、大風量よりも小
さい風量で連続的に動作させても動作音が気にならない
風量での空気循環が比較的長時間(t2)継続されるの
で、喫煙時に急速集塵を必要とする場合でも、動作音が
気にならなくなり、その結果ユーザーに不愉快な思いを
させないで済む。また、集塵運転時間がt1+t2に到
達すると、その後は空気の汚れ度合いに応じた風量での
空気循環が行われる結果、ユーザーが続けて喫煙して
も、その発塵量に見合った運転状態となる。
【0024】図6はお掃除モード運転時におけるファン
の動作タイミングを示すタイミングチャートである。同
図を参照して、お掃除モードを選択すべく、ワイヤレス
リモンコン9のお掃除モードスイッチ15を押すと、ワ
イヤレスリモンコン9からのお掃除モード運転信号を受
光ユニット5が検出し、その信号を制御回路17に伝え
る。
【0025】ワイヤレスリモンコン9からのお掃除モー
ド運転信号を受信した制御回路17は、表示制御回路1
8に表示制御信号を与えて、表示部4にお掃除モード運
転中であることを表示すると共に、高電圧電源ユニット
20をオンして集塵エレメント7に高電圧を印加する。
これに伴って、制御回路17は、ブザー21を駆動し
て、お掃除モード専用のブザー音を鳴らすと共に、大風
量での空気循環を行わせるように、ファンモータ19を
ファンタップ「6」で駆動して、急速集塵運転を開始さ
せる。
【0026】お掃除モード運転に投入されると、まず最
初にファンモータ19をファンタップ「6」で駆動させ
て、大風量での空気循環を行わせるのは、掃除機を使用
している際や布団の上げ下ろしをしている際に、空気中
に舞い上がった塵埃の大部分を除去するためである。こ
の大風量での空気循環は、t3時間継続される。なお、
t3は例えば5分に設定されている。ここで、大風量で
の空気循環時間t3が例えば5分と比較的短時間に設定
されているのは、掃除機を使用する際や布団の上げ下ろ
しをする際に要する時間は概ね5分程度あれば十分であ
り、掃除機を使用している際や布団の上げ下ろしをして
いる際に、大風量での空気循環に伴って動作音が大きく
なっても、ユーザーにとってはさほど気にならないであ
ろうと考えられるからである。
【0027】急速集塵運転を開始させてからt3時間に
到達すると、その後連続的に動作させても動作音が気に
ならない風量での空気循環を行わせるように、ファンモ
ータ19の回転数をファンタップ「3」にして低下させ
て、集塵運転をt4時間継続させる。ここで、ファンモ
ータ19の回転数をファンタップ「6」から「3」にし
て低下させて、その後連続的に動作させても動作音が気
にならない風量での空気循環を行うのは、大風量での空
気循環を行った後に残留した塵埃を除去し、室内の塵埃
濃度を一定レベルまで低減させるのには、時間t4が例
えば15分と比較的長時間必要であり、動作音が気にな
らないようにして、ユーザーに不愉快な思いをさせない
ためである。
【0028】集塵運転の時間がt3+t4(例えば、2
0分)に到達すると、表示部4でのお掃除モード運転表
示を消して、お掃除モード運転を終了して空気清浄機を
停止させる。ここで、集塵運転の時間がt3+t4に到
達すると、お掃除モード運転を終了して空気清浄機を停
止させるのは、清掃中に舞い上がった塵埃は比較的粒径
が大きく、集塵運転時間が概ね20分程度あれば、ほぼ
完全に除去されるからである。
【0029】このように、お掃除モードが選択される
と、まず清掃中に空気中に舞い上がった塵埃の大部分を
除去するために、大風量での空気循環を比較的短時間
(t3)行ない、その後、大風量での空気循環を行った
後に残留した塵埃を除去し、室内の塵埃濃度を一定レベ
ルまで低減させるために、大風量よりも小さい風量で連
続的に動作させても動作音が気にならない風量での空気
循環を比較的長時間(t4)継続させ、集塵運転の時間
がt3+t4に到達すると、お掃除モード運転を終了し
て空気清浄機を停止させるので、清掃時に急速集塵を必
要とする場合でも、動作音が気にならなくなり、その結
果ユーザーに不愉快な思いをさせないで済む。
【0030】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の請求の範囲内での種々の設計変
更および修正を加え得ることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、請求項
記載の発明によると、喫煙時に急速集塵を必要とする場
合でも、動作音が気にならなくなり、その結果ユーザー
に不愉快な思いをさせないで済むと共に、ユーザーが続
けて喫煙しても、その発塵量に見合った運転状態とな
る。
【0032】請求項記載の発明によると、清掃時に急
速集塵を必要とする場合でも、動作音が気にならなくな
り、その結果ユーザーに不愉快な思いをさせないで済
む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る空気清浄機の外観構成
を示す斜視図である。
【図2】空気清浄機の内部構成を簡略化して示す図であ
る。
【図3】ワイヤレスリモコンの平面図である。
【図4】空気清浄機の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図5】タバコモード運転時におけるファンの動作タイ
ミングを示すタイミングチャートである。
【図6】お掃除モード運転時におけるファンの動作タイ
ミングを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
6 汚れ検知センサ 7 集塵エレメント 8 ファン 13 タバコモード運転スイッチ 15 お掃除モード運転スイッチ 17 制御回路 19 ファンモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河内山 泰彦 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキ ン工業株式会社淀川製作所内 (56)参考文献 特開 平1−104323(JP,A) 特開 昭61−287413(JP,A) 特開 昭61−71817(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 46/00 - 46/54 F24F 7/00 F24F 7/007

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気中の汚れの粒子を除去して空気を清浄
    化するための清浄ユニット(7) と、 清浄ユニット(7) を通過するように空気を循環させる送
    風手段(8,19)と、 送風手段(8,19)を予め定める内容で動作させるための動
    作モードが設定されたモード設定手段と、 モード設定手段に設定されている動作モードを指定する
    ためのモード指定手段(13,15) と、 モード指定手段(13,15) の指定に応答して、設定された
    動作モードに従って、大風量での空気循環を第1時間の
    間行ない、その後大風量より小さい風量で連続的に動作
    させても動作音が気にならない風量での空気循環を第2
    時間の間行うように、送風手段(8,19)の駆動を制御する
    駆動制御手段と 空気の汚れ度合いを検知する汚れ検知手段(6) とを含
    み、 上記モード設定に設定された動作モードには、タバコモ
    ードが含まれており、 上記駆動制御手段は、上記モード指定手段(13)によりタ
    バコモードが指定されると、大風量での空気循環を第1
    時間の間行ない、その後大風量より小さい風量で連続的
    に動作させても動作音が気にならない風量での空気循環
    を第2時間の間行うように送風手段(8,19)の駆動を制御
    した後は、汚れ検知手段(6) により検知された空気の汚
    れ度合いに応じて空気循環を行うように、送風手段(8,1
    9)の駆動を制御する ことを特徴とする空気清浄機。
  2. 【請求項2】空気中の汚れの粒子を除去して空気を清浄
    化するための清浄ユニット(7) と、 清浄ユニット(7) を通過するように空気を循環させる送
    風手段(8,19)と、 送風手段(8,19)を予め定める内容で動作させるための動
    作モードが設定されたモード設定手段と、 モード設定手段に設定されている動作モードを指定する
    ためのモード指定手段(13,15) と、 モード指定手段(13,15) の指定に応答して、設定された
    動作モードに従って、大風量での空気循環を第1時間の
    間行ない、その後大風量より小さい風量で連続 的に動作
    させても動作音が気にならない風量での空気循環を第2
    時間の間行うように、送風手段(8,19)の駆動を制御する
    駆動制御手段と、 空気の汚れ度合いを検知する汚れ検知手段(6) とを含
    み、 上記モード設定手段に設定された動作モードには、お掃
    除モードが含まれており、 上記駆動制御手段は、上記モード指定手段(15)によりお
    掃除モードが指定されると、大風量での空気循環を第1
    時間の間行ない、その後大風量より小さい風量で連続的
    に動作させても動作音が気にならない風量での空気循環
    を第2時間の間行うように送風手段(8,19)の駆動を制御
    した後は、送風手段(8,19)の動作を停止させることを特
    徴とする空気清浄機。
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