JP3201156B2 - 設計を支援する方法と装置 - Google Patents

設計を支援する方法と装置

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JP3201156B2 JP17115794A JP17115794A JP3201156B2 JP 3201156 B2 JP3201156 B2 JP 3201156B2 JP 17115794 A JP17115794 A JP 17115794A JP 17115794 A JP17115794 A JP 17115794A JP 3201156 B2 JP3201156 B2 JP 3201156B2
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    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータを利用し
て設計を支援する方法と装置、特に自動車のように多数
の部品から構成される製品の個々の部品の設計を支援す
る方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】さて、物造り、特に大量生産による物造
りは、基本的には、設計をし、それに基づき試作品を作
り、試作品が要求性能を満足しているかどうか評価し
て、その結果を設計にフィードバックし、問題点があれ
ばそれを克服するように設計変更し、再度試作、評価を
おこなって要求性能を満たすまでこれを繰り返し、要求
性能を満たす仕様としてからその上で、本格的な生産が
おこなわれる。それぞれの過程において、高効率化が進
められており、例えば設計製図作業に対してはCADの
導入が、また、試作、評価に対してはコンピュータによ
るシミュレーションに置き換えることが積極的におこな
われている。
【0003】しかし、いずれにせよ、良い設計とは、設
計変更を繰り返すことなく、あるいは出来るだけ少なく
して要求性能を満足するものができる設計であるといえ
る。特に、製品が多くの部品から構成され、それらが互
いに影響しあっている場合には、各部品は部品単体とし
ての基本性能を満足させると共に、また製品としての全
体性能を満足させる必要があり設計変更を繰り返す可能
性が高く、良い設計をおこなうためには、部品と製品の
双方に配慮しながら効率よく設計をおこなうことが特に
求められる。
【0004】そして、良い設計をおこなうためには、そ
れまでの経験により得られた貴重な知識を蓄積しておい
て、それを有効に活用することが必要である。しかしな
がら、この様な貴重な知識は個人に蓄積されていること
が多く、同じ設計部門の中で、同じ失敗を繰り返した
り、同じことを一からやり直したりするという無駄が発
生することも多かった。
【0005】そこで、コンピュータを利用して知識を蓄
積し、必要に応じて蓄積された知識を利用できるシステ
ムを構築し、設計者全員が蓄積された知識を活用できる
ようにして設計者個人のみならず設計部門全体の効率を
向上させようとすることが色々と試みられている。最近
では、AI(人口知能)を応用して、専門家の知識を蓄
積した知識ベースと推論機構で構成し、問題に応じて知
識を適用しながら推論を進めていく、いわゆるエキスパ
ートシステムを用いた設計支援装置が多くの分野で開発
されている。
【0006】例えば、自動車の設計に係わる設計支援装
置もすでにいくつか公開されており、例えば、特開平2
−126370号公報、特開平2−126371号公
報、特開平2−128278号公報によって公開されて
いる設計手順支援装置があり、これらの装置では、いず
れも、設計に必要な複数の手順知識が統合され互いに階
層構造に配列されて記憶されている。また、特開平5−
81062号公報で開示された装置では、各部品単体の
正常性をチェックするステップと、それら各部品を統合
して、製品全体の正常性を判断するステップを有するエ
キスパートシステムが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】さて、コンピュータを
使った設計支援システムを構築するに当たって、重要な
ことは、ユーザーすなわち設計者が使いやすいことと、
コンピュータ内部での推論、判断に時間が掛かり過ぎな
いことである。そのためには、設計しようとしているも
のの設計作業の特性に合ったシステムとする必要があ
る。したがって、自動車の部品の設計支援システムを考
える場合には、自動車の部品の設計作業の特性を見極め
る必要がある。
【0008】そこで、以下、自動車の部品を例にとっ
て、その設計作業の特性を考えるが、まず、注目すべき
は自動車が非常に多くの部品から構成されていること
と、それらが複雑に関係しあっていることである。しか
し、各部品の設計を考えてみると、各部品が一応自己完
結した形状を有する物体である限り、影響を受けるの
は、他の部品のある特性であり、影響を与えるのもその
部品のある特性であり,他の部品の全ての諸元値と影響
しあうということではない。影響を受ける他の部品の種
類と特性、影響を与える他の部品の種類と特性、そして
最終の製品のどのような項目に影響を与えるのかが押さ
えられているのであれば各部品の設計を独自に進めてい
くことができる。さもないと、他の多くの部品に影響を
与える大物、例えばエンジンの細部仕様が全て決まらな
いとエンジンの影響を受ける他の多くの部品は設計が進
まないということになってしまう。つまり、部品の設計
作業の細目にいたるすべてを常に他からの影響、他への
影響を考えながらおこなう必要があるというものではな
い。したがって、全体が統合的に連結された大きなデー
タベースを基にした設計支援システムでは部品の設計に
対しては不要なものがでてきて、ただ推論に時間がかか
るという無駄や、扱いにくさが出てきて結局有効に利用
されなくなるという結果を招きやすい。
【0009】ところが、上記の特開平2−126370
号公報、特開平2−126371号公報、特開平2−1
28278号公報に開示されている装置は設計に必要な
複数の手順知識が統合され互いに階層構造に配列されて
記憶されたデータベースを基にした複雑さがあり、その
複雑さを回避するためにそれぞれ改良されてはいるが基
本的なデータベースの作り方からして推論、探索に時間
がかかるというおそれがある。また、特開平2−128
278号公報に開示されている装置も、各部品単体の正
常性と、製品全体の正常性を判断する知識データベース
が同一であり、知識量が膨大になると検索に時間がかか
り、製品全体に及ぶ知識まで参考にして設計された各部
品を統合すると、全体製品時に再度各部品を設計しなお
す必要が生じる。
【0010】本発明は、上記問題に鑑み、複数の部品か
ら成る製品の、各部品の諸元値を、部品単体の性能を満
足させると共に、製品としての性能も満足する様に求め
る作業を迅速におこなうことのできる設計支援装置およ
び方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1によれ
ば、複数の部品が統合されて成る製品の各部品の設計を
支援する設計支援装置であって、該設計支援装置は複数
の部品検討手段から成る部品適性検討手段群と、製品適
性検討手段とから構成されていて、前記部品適性検討手
段はそれぞれ、部品としての目標性能を満足しているか
どうかを判定する部品性能判定手段と、部品としての前
記目標性能を満足するための知識を蓄積した部品知識デ
ータベースと、前記部品性能判定手段が、部品が部品と
しての前記目標性能を満足していないと判定した場合
に、対応する前記部品知識データベースの知識を参酌し
て部品が部品としての前記目標性能を満足する様に部品
の諸元値を最適化する部品最適化手段とから成り、初期
入力された諸元値を前記目標性能を満足する様に最適化
して出力し、前記製品適性検討手段は、製品が、製品と
しての目標性能を満足しているかどうかを判定する製品
性能判定手段と、製品が、前記製品としての目標性能を
満足するための知識を蓄積した製品知識データベース
と、前記製品性能判定手段が、製品は、製品としての性
能を満足していないと判断した場合には前記製品知識デ
ータベースの知識を参酌して、製品としての性能を満足
する様に製品を構成する複数の部品の諸元値を最適化す
る製品最適化手段とから成り、前記部品適性検討手段が
出力した複数の部品のそれぞれの諸元値を、製品として
の性能を満足する様に最適化して出力することを特徴と
する設計支援装置が提供される。
【0012】請求項2によれば、前記部品性能判定手段
のそれぞれが判定の指標とする目標性能は部品基本性能
であって、前記部品知識データベースに蓄積される知識
は前記複数の部品のそれぞれが前記部品基本性能を満足
するための知識であって、前記製品性能判定手段が判定
の指標とする目標性能は製品全体性能であって、前記製
品知識データベースに蓄積される知識は製品が製品とし
ての前記製品全体性能を満足するための知識であって、
前記部品適性検討手段は前記複数の部品のそれぞれの初
期入力された諸元値を前記部品基本性能を満足する様に
最適化して出力し、前記製品適性検討手段は前記部品適
性検討手段が出力した前記複数の部品のそれぞれの諸元
値を、製品としての前記製品全体性能を満足する様に最
適化して出力することを特徴とする前記請求項1に記載
の設計支援装置が提供される。
【0013】請求項3によれば、複数の部品が統合され
て成る製品の前記部品の設計を、部品知識データベース
と、製品知識データベースと、部品性能判定手段と、部
品最適化手段と、製品性能判定手段と、製品最適化手段
とを含む設計支援装置を用いて支援する方法であって、
各部品の部品としての目標性能を満足させるための知識
を部品知識データベースに蓄積するステップと製品と
しての目標性能を満足させるための知識を製品知識デー
タベースに蓄積するステップと、前記複数の部品のそれ
ぞれが部品としての目標性能を満足しているかどうかを
部品性能判定手段で判定するステップと、前記複数の部
品のそれぞれが部品としての前記目標性能を満足してい
ない場合には、部品知識データベース群のそれぞれに蓄
積しておいた部品としての目標性能を満足させるための
知識を参酌して、前記複数の部品のそれぞれが部品とし
ての前記目標性能を満足する様に前記複数の部品のそれ
ぞれの初期入力された諸元値を部品最適化手段で最適化
するステップと、前記それぞれ部品としての前記目標性
能を満足する様に最適化された諸元値の複数の部品が統
合された製品が製品としての目標性能を満足しているか
どうかを製品性能判定手段で判定するステップと、前記
製品が製品としての性能を満足していない場合には、製
品知識データベースに蓄積しておいた製品としての目標
性能を満足させるための知識を参酌して、前記部品とし
ての性能を満足する様に最適化された前記複数の部品の
それぞれの諸元値を、製品としての性能を満足する様に
製品最適化手段により最適化するステップと、を含む
法が提供される。
【0014】請求項4によれば、請求項3の方法におい
て、部品知識データベースには部品としての部品基本性
能を満足させるための知識を蓄積し、 製品知識データベ
ースには製品としての製品全体性能を満足させるための
知識を蓄積し、 部品性能判定手段は前記複数の部品のそ
れぞれが部品基本性能を満足しているかどうかを判定
し、部品最適化手段は前記複数の部品のそれぞれが部品
としての部品基本性能を満足していない場合に、部品知
識データベース群のそれぞれに蓄積しておいた部品とし
ての前記部品基本性能を満足させるための知識を参酌し
て、前記複数の部品のそれぞれが部品としての前記部品
基本性能を満足する様に前記複数の部品のそれぞれの初
期入力された諸元値を最適化し、製品性能判定手段は
記それぞれ部品としての前記部品基本性能を満足する様
に最適化された諸元値の複数の部品が統合された製品が
製品全体性能を満足しているかどうかを判定し、製品最
適化手段は前記製品が製品としての前記製品全体性能を
満足していない場合には、製品知識データベースに蓄積
しておいた製品としての製品全体性能を満足させるため
の知識を参酌して、前記部品としての部品基本性能を満
足する様に最適化された前記複数の部品のそれぞれの諸
元値を、製品としての前記製品全体性能を満足する様に
最適化する、方法が提供される。
【0015】
【作用】請求項1の設計支援装置では、部品適性検討手
段に、部品の初期諸元値が入力され、部品性能判定手段
において、前記初期諸元値から成る部品が部品としての
目標性能を満足しているかどうかが判定され、前記部品
性能判定手段が、部品としての前記目標性能を満足して
いると判定した場合には、そのまま出力され、満足して
いないと判定した場合には、部品最適化手段によって、
対応する部品知識データベースに蓄積しておいた知識を
参酌して前記目標性能を満足する様に最適化されて出力
される。次に、上記の様にして、部品適性検討手段から
出力された各部品の諸元値は製品適性検討手段に入力さ
れ、製品性能判定手段において、製品としての目標性能
を満足しているかどうかが判定される。前記製品性能判
定手段が、製品としての前記目標性能を満足していると
判定した場合には、そのまま出力され、満足していない
と判定した場合には、製品最適化手段によって、対応す
る製品知識データベースに蓄積しておいた知識を参酌し
て前記目標性能を満足する様に最適化されて出力され
る。
【0016】請求項2の設計支援装置では、部品適性検
討手段に、部品の初期諸元値が入力され、部品性能判定
手段において、前記初期諸元値から成る部品が部品基本
性能、すなわち部品が部品単体で判定可能な部品として
の性能を満足しているかどうかが判定される。前記部品
性能判定手段が、部品としての前記部品基本性能を満足
していると判定された場合には、そのまま出力され、満
足していないと判定された場合には、部品最適化手段に
よって、対応する部品知識データベースに蓄積しておい
た前記部品基本性能を得るための知識を参酌して前記部
品基本性能を満足する様に最適化されて出力される。次
に、上記の様にして、部品適性検討手段から出力された
各部品の諸元値は製品適性検討手段に入力され、製品性
能判定手段において、前記部品適性検討手段から出力さ
れた各部品の諸元値から成る製品が、製品としての製品
全体性能、すなわち部品単体では判定不可能な性能が判
定される。製品としての製品全体性能を満足していると
判定された場合には、そのまま出力され、満足していな
いと判定された場合には、製品最適化手段によって、対
応する製品知識データベースに蓄積しておいた知識を参
酌して前記全体性能を満足する様に最適化されて出力さ
れる。
【0017】請求項3の設計支援の方法では、各部品の
部品としての目標性能を満足させるための知識が部品知
識データベースに蓄積され製品としての目標性能を満
足させるための知識が製品知識データベースに蓄積さ
、複数の部品が統合されて成る製品の前記部品のそれ
ぞれが部品としての目標性能を満足しているかどうかが
部品性能判定手段により判定され、前記複数の部品のそ
れぞれが部品としての前記目標性能を満足していないと
判定された場合には、部品最適化手段により部品知識デ
ータベース群のそれぞれに蓄積しておいた部品としての
目標性能を得るための知識を参酌して、前記複数の部品
のそれぞれが部品単体としての前記目標性能を満足する
様に前記複数の部品のそれぞれの諸元値を最適化し、次
に、製品性能判定手段により前記それぞれ部品としての
前記目標性能を満足する諸元値の複数の部品が統合され
た製品が製品としての目標性能を満足しているかどうか
を判定し、前記製品が製品としての性能を満足していな
いと判定された場合には、製品最適化手段により製品知
識データベースに蓄積しておいた製品としての目標性能
得るための知識を参酌して、製品としての性能を満足
する様に前記複数の部品の諸元値が最適化される。
【0018】請求項4の設計支援の方法では、部品知識
データベースには部品としての部品基本性能を満足させ
るための知識を蓄積し、 製品知識データベースには製品
としての製品全体性能を満足させるための知識を蓄積
し、複数の部品が統合されて成る製品の前記部品のそれ
ぞれが部品単体としての部品基本性能を満足しているか
どうかを部品性能判定手段により判定し、前記複数の部
品のそれぞれが部品単体としての前記部品基本性能を満
足していないと判定された場合には、部品最適化手段に
より部品知識データベース群のそれぞれに蓄積しておい
た部品単体としての前記部品基本性能を得るための知識
を参酌して、前記複数の部品のそれぞれが部品単体とし
ての前記部品基本性能性能を満足する様に前記複数の部
品のそれぞれの諸元値を最適化し、次に、前記それぞれ
部品単体としての前記目標性能を満足する諸元値の複数
の部品が統合された製品が製品としての製品全体性能を
満足しているかどうかを製品性能判定手段により判定
し、前記製品が製品としての前記製品全体性能を満足し
ていないと判定された場合には、製品最適化手段により
製品知識データベースに蓄積しておいた製品としての前
記製品全体性能を得るための知識を参酌して、製品とし
ての性能を満足する様に前記複数の部品の諸元値が最適
化される。
【0019】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の詳細を
説明する。図1は本発明による設計支援システムの構成
を示す図であって、1は部品適性検討手段群であって、
製品を構成する部品のそれぞれに対応する複数の部品適
性検討手段2から成り、部品適性検討手段2は、それぞ
れ部品単体性能判定手段3、部品単体最適化手段4、部
品単体知識データベース5から構成されていて、部品単
体性能判定手段3は、それぞれ、入力部(図示しない)
を経て初期入力された諸元値に基づき、単体としての性
能を満足するかどうかを判定し、満足していれば、その
まま出力し、満足していない場合には、部品単体最適化
手段4に進み、部品単体知識データベース5に蓄積され
ている知識を参酌して、最適化がおこなわれ、再度部品
単体性能判定手段3に戻り、単体としての性能を満足し
ていれば出力される。そして、部品単体知識データベー
ス5には、単体としての性能を満足するための手段、パ
ラメータの変更可能範囲等が汎用のAIソフトである、
PrologあるいはLisp等によって表現され、格
納されている。
【0020】6は製品適性検討手段であって、製品性能
判定手段7、製品最適化手段8、製品知識データベース
9から構成されていて、前記部品適性検討手段2から出
力された諸元値が入力部(図示しない)を経て入力され
る。製品性能判定手段7は、この値に基づき製品として
の性能を満足するかどうかを判定し、満足していれば、
そのまま出力し、満足していない場合には、製品最適化
手段8に進み、製品知識データベース9に蓄積されてい
る知識を参酌して、最適化がおこなわれ、再度製品性能
判定手段7に戻り、製品としての性能を満足していれば
出力される。製品知識データベース9には、製品として
の性能を満足するための手段、パラメータの変更可能範
囲等が、部品単体知識データベース5と同様に、汎用の
AIソフトである、PrologあるいはLisp等に
よって表現され、格納されている。
【0021】以下、上記の様に構成された設計支援装置
における処理動作を、自動車の部品の設計を例にとっ
て、フローチャートによって説明する。図2、図3は、
本発明の設計支援装置の第1の実施例のフローチャート
であって、自動車の一つの部品であるエンジン懸架系の
設計に本発明の請求項1による設計支援装置を用いて作
業を進める場合を例示している。先ず、図2には部品適
性検討手段の処理動作が示されるが、本第1の実施例で
は、エンジン懸架系は、エンジン支持能力、駆動反力吸
収能力が適性なレベルにあることの他に、エンジン懸架
系の振動が適性なレベルにあることを目標とする。
【0022】・ステップ001においては、初期諸元値
として、エンジンの懸架系のマウント位置、バネ定数、
エンジンの慣性諸元値等を入力する。 ・ステップ002においては、エンジン支持能力の指標
として搭載時のエンジン姿勢計算、駆動反力吸収能力の
指標として駆動反力による動き量、エンジン懸架系の上
下方向主体の共振周波数とその振動レベル、上下振動と
回転振動の連成の度合い等を計算する。 ・ステップ003においては、ステップ002の計算結
果がそれぞれの許容レベル以下であるかどうかを判定
し、Yesすなわち許容値以下であればステップ004
に進み出力する。逆に、Noすなわち許容値以上であれ
ばステップ005に進む。 ・ステップ005においては、部品単体知識データベー
スD005に蓄積されている知識を参酌しながらステッ
プ002における計算結果がステップ003において許
容値以下と判定される様にするにはどうすればよいかを
推論する。
【0023】したがって、部品単体知識データベースD
005には、搭載時のエンジン姿勢、駆動反力による動
き量、エンジン懸架系の上下方向主体の共振周波数とそ
の振動レベル、上下振動と回転振動の連成の度合い等を
許容値以下におさめるための方法、諸元値の変更範囲等
が蓄積されている。例えば、上下方向主体の共振周波数
Z がある値より小さく、且つfZ での振動レベルが目
標値以上ならば、上下振動と回転振動の連成の度合いを
強め、逆に上下方向主体の共振周波数fZ がある値より
大きいならば連成の度合いを弱めるように諸元値を変更
する様に指示が出される。そして、諸元値の変更に際し
ては、変更限度、変更幅、変更方向等が具体的に指示さ
れる。
【0024】・ステップ006においては、ステップ0
05の推論の結果に基づいて諸元値を修正しステップ0
02に戻り、再度計算をおこないステップ003に進み
許容値以下と判定されればステップ004に進んで出力
される。もし、ステップ003において再度許容値以上
であると判定された場合には、再度ステップ005に進
み、ステップ003の判定がYesとなるまで繰り返
す。
【0025】次に、上記のようにして、決められたエン
ジン懸架系の諸元値は製品である自動車としての性能を
検討する製品適性検討手段に入力されるが、製品である
自動車としては、多くの性能を確認しなければならな
い。したがって、その内の1つの性能、例えば、車体の
振動の性能を確認するにも、関連する部品が多いため
に、上記のエンジン懸架系の諸元値の他に、数多くの部
品の諸元値が、同様の過程を経て入力される。
【0026】図3には製品適性検討手段の処理動作が示
されるが、エンジン懸架系が製品である自動車に組み込
まれた時に、製品である自動車として、ブルブル振動と
いわれる、走行中に発生するブルブルとした微振動が乗
員に伝わらない様にすることを目標とする。 ・ステップ100においては、前記ステップ004で出
力された諸元値が入力される。ここに、入力されるの
は、エンジン懸架系の諸元値だけではなく製品である自
動車としての振動特性を検討するのに必要なすべての諸
元値である。 ・ステップ200においては、例として、車両の接地面
を加振した時に車両の床面のある周波数の上下振動の大
きさを計算する。 ・ステップ300においては、ステップ200の計算結
果が許容値以内にあるかどうかを判定する。Yesであ
ればステップ400に進んで出力して終了し、Noであ
ればステップ500に進む。 ・ステップ500においては、製品知識データベースD
500に蓄積されている知識を参酌しながらステップ2
00における計算結果がステップ300において許容値
以下と判定される様にするにはどうすればよいかを推論
する。したがって、製品知識データベースD500に
は、車両の接地面を加振した時に車両の床面のある周波
数の上下振動の大きさを許容値以下におさめるための方
法が蓄積されている。 ・ステップ600においては、ステップ500の推論の
結果に基づいて諸元値を修正しステップ200に戻り、
再度計算をおこないステップ300に進み許容値以下と
判定されればステップ400に進んで出力される。も
し、ステップ300において再度許容値以上であると判
定された場合には、再度ステップ500に進み、ステッ
プ300の判定がYesとなるまで繰り返す。
【0027】上記の様に、本発明の第1の実施例によれ
ば、複数の部品が統合されて成る製品である自動車の1
部品であるエンジン懸架系の初期入力された諸元値が、
エンジン支持能力、駆動反力吸収能力および、エンジン
懸架系の振動が適性なレベルにある様に最適化され、次
に、自動車としてブルブル振動が乗員に伝わらない様に
最適化される。
【0028】次に本発明の第2の実施例について説明す
るが、本発明の第2の実施例は、本発明の請求項2によ
る設計支援装置を用いて作業を進める場合であるが、前
記第1の実施例に対し、部品単体としての目標性能が、
それぞれ、部品単体で判定可能な部品基本性能に限られ
る。以下、前記第1の実施例の説明と同様に、自動車を
例にとって、説明をするが、次に列挙したのは、自動車
を構成する主な部品と、それらの部品が部品単体として
満足すべき基本性能である。
【0029】(1)エンジン懸架系:エンジンを支える
こと、駆動反力をとること (2)サスペンション系(含むタイヤ):操縦安定性 (3)ステアリング系:旋回性能 (4)ブレーキ系:制動性能 (5)ボディ系:意匠、ボディ剛性、衝突性能 (6)駆動系:加減速性能 (7)シート系:座り心地、ホールド性
【0030】ここで、注意すべきことは、本第2の実施
例の説明においては、例えば、エンジン懸架系の部品単
体が満足すべき基本性能は、エンジン支持能力と、駆動
反力吸収能力との2点だけであって、前記第1の実施例
において含まれていたエンジン懸架系の振動は除外され
ていることである。
【0031】一方、製品適性検討手段の製品性能判定手
段では、製品としての車両の全体性能について判定がな
され、製品知識データベースには、前記車両の全体性能
を満たしていないと判定された場合に、満たすようにす
るための知識が蓄積されている。ここで、車両全体性能
とは、車両にとって評価しておくことが必要であって、
複数の部品が関与しており、単体の部品では、評価が不
可能な項目のことであり、例えば、以下の様な項目であ
って、それぞれ、併記されている複数の部品が関与して
いる。
【0032】(V−1):アイドル振動 〔現象:停車中、エンジンアイドリング状態で発生する
振動〕 〔関与する部品:エンジン懸架系、サスペンション系
(含むタイヤ)、ステアリング系、ボディ系〕 (V−2):ブルブル振動 〔現象;走行中に発生するブルブルとした微振動〕 〔関与する部品;エンジン懸架系、サスペンション系
(含むタイヤ)、シート系〕 (V−3):低周波乗り心地 〔現象;走行中に発生するフワフワとした振動〕 〔関与する部品;サスペンション系(含むタイヤ)、シ
ート系〕 (V−4):ゴツゴツ感 〔現象;連続的な荒れた路面を走行する際の上下、前後
方向の路面刺激が減衰されないままゴツゴツと感じられ
ること〕 〔関与する部品;サスペンション系(含むタイヤ)、シ
ート系〕 (V−5):ボディシェイク 〔現象;ボディの上下、あるいは左右方向の激しい振
動〕 〔関与する部品;サスペンション系(含むタイヤ)、ボ
ディ系〕 (V−6):加減速ショック 〔現象;オートマチック車で変速時に発生するショッ
ク〕 〔関与する部品;サスペンション系(含むタイヤ)、シ
ート系〕 (V−6):しゃくり 〔現象;急加速時、変速時等にエンジンから急激なトル
クが作用した時に発生する低周波の車体振動〕 〔関与する部品;ボディ系、駆動系〕
【0033】(V−7):ハーシュネス 〔現象;路面の継ぎ目、段差等を通過する時に発生する
単発的、衝撃的な振動〕 〔関与する部品;エンジン懸架系、サスペンション系
(含むタイヤ)〕 (V−8):エンジンシェイク 〔現象;エンジンの上下、あるいは左右方向の激しい振
動〕 〔関与する部品;エンジン懸架系、サスペンション系
(含むタイヤ)〕 (V−9):エンジンワインドアップ 〔現象;低速時に高速ギヤで加速したり、オートマチッ
ク車でロックアップした状態で発生するボディ全体の振
動〕 〔関与する部品;エンジン懸架系、駆動系〕 (V−10):ブレーキ振動 〔現象;ブレーキをかけた時に発生する振動〕 〔関与する部品;サスペンション系(含むタイヤ)、ブ
レーキ系〕
【0034】 (N−1):エンジンノイズ 〔現象:エンジン本体から放射された音が空気伝播また
は固体伝播で車室内に入ってくるもの〕 〔関与する部品:エンジン懸架系〕 (N−2):こもり音 〔現象;車内音の内、比較的周波数が低く、圧迫感のあ
る音〕 〔関与する部品;エンジン懸架系、ボディ系〕 (N−3):ロードノイズ 〔現象;荒れた路面を走行中に発生する車内音〕 〔関与する部品;サスペンション系(含むタイヤ)、シ
ート系〕 (N−4):ハーシュネス 〔現象;路面の継ぎ目、段差等を通過する時に発生する
単発的、衝撃的な音〕 〔関与する部品;サスペンション系(含むタイヤ)〕 (N−5):ブレーキ鳴き 〔現象;ブレーキを作動させた時の摩擦によって発生す
る音〕 〔関与する部品;サスペンション系(含むタイヤ)、ブ
レーキ系〕 (N−6):ギヤノイズ 〔現象;トランスミッションまたはディファレンシャル
ギヤから発生する音〕 〔関与する部品;ボディ系、駆動系〕 (C−1):操縦安定性 〔現象;能動的にハンドルを操作する際の操作のしやす
さと、それに対する応答性、および能動的にハンドルを
操作しない場合の安定性〕 〔関与する部品;エンジン懸架系、ステアリング系、ボ
ディ系〕
【0035】図4は、エンジン懸架系部品の部品適性検
討手段の処理動作を示すフローチャートである。基本的
には、図2に示したのと同じフローであるので、詳細は
省略するが、ステップ1001で入力される項目は図2
のステップ001で入力される項目に比べると関連部品
諸元値が除外されており、また、ステップ1002で計
算される項目は図2のステップ002で計算される項目
に比べると他の関連部品の諸元値を必要とする上下方向
共振周波数、レベルまた上下、回転振動の連成度合いと
いう項目が除外されている。
【0036】同様に、図5は、サスペンション系部品の
部品適性検討手段の処理動作を示すフローチャートであ
る。同様に、図6は、ステアリング系部品の部品適性検
討手段の処理動作を示すフローチャートである。同様
に、図7は、ブレーキ系部品の部品適性検討手段の処理
動作を示すフローチャートである。同様に、図8は、ボ
ディ系部品の部品適性検討手段の処理動作を示すフロー
チャートである。同様に、図9は、駆動系部品の部品適
性検討手段の処理動作を示すフローチャートである。同
様に、図10は、シート系部品の部品適性検討手段の処
理動作を示すフローチャートである。
【0037】図11は、上記の各部品の部品適性検討手
段から出力された諸元値を入力して製品である車両の全
体性能を検討する製品適性検討手段の処理動作を示すフ
ローチャートである。 ・ステップ1100においては、各部品の部品適性検討
手段から出力された諸元値が入力される。 ・ステップ1200においては、ステップ1100にお
いて入力された諸元値の内、必要なものを用いて、前記
のV−1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,1
1およびN−1,2,3,4,5,6およびC−1に示
された全体性能が計算される。例えば、V−1のアイド
ル振動については、エンジン懸架系部品、サスペンショ
ン系部品(含むタイヤ)、ステアリング系部品ボディ系
部品が関連しているので、10、20、30、50で示される諸
元値を使用する。 ・ステップ1300においては、ステップ1200の計
算結果がそれぞれ許容値以下かどうかが判定されYes
であれば、ステップ1400に進み出力して終了し、N
oであれば、ステップ1500に進む。
【0038】・ステップ1500においては、製品知識
データベースD1500に蓄積されている知識を参酌し
ながらステップ1200における計算がステップ130
0において許容値以下と判定される様にするにはどうす
ればよいかを推論する。したがって、製品知識データベ
ースD1500には、車両の接地面を加振した時に車両
の床面のある周波数の上下振動の大きさを許容値以下に
おさめるための方法が蓄積されている。 ・ステップ1600においては、ステップ1500の推
論の結果に基づいて諸元値を修正しステップ1200に
戻り、再度計算をおこないステップ1300に進み許容
値以下と判定されればステップ1400に進んで出力さ
れる。もし、ステップ1300において再度許容値以上
であると判定された場合には、再度ステップ1500に
進み、ステップ1300の判定がYesとなるまで繰り
返す。
【0039】図12は、第2の実施例において、新しい
知識を得た時に、その知識が部品知識データベースに格
納すべきものか、製品知識データベースに格納すべきも
のかを判断し、判断結果に応じて上記いずれかの知識デ
ータベースに格納する処理動作をおこなうフローチャー
トであるが、上記と同様に自動車を例にとって説明す
る。 ・ステップ2100においては、新しい知識の内容を入
力する。 ・ステップ2200においては、どの部品に関連する知
識かを入力する。 ・ステップ2300においては、関連する部品の数が1
より多いかどうかを判定し、Yes、すなわち、関連す
る部品の数が1より多ければ、ステップ2400に進
み、No、すなわち、関連する部品の数が1より少なけ
れば、ステップ2700に進む。 ・ステップ2400においては、新しい知識に関連する
部品は相互に関連しているかどうかを判定し、Yes、
すなわち、相互に関連していれば、ステップ2500に
進み、No、すなわち、相互に関連していなければ、ス
テップ2700に進む。 ・ステップ2500においては、分類情報を作成してス
テップ2600に進む。 ・ステップ2600においては、ステップ2500にお
いて作成した分類情報と共に、製品知識データベースに
格納する。
【0040】一方、ステップ2300またはステップ2
400でNoと判定されステップ2700に進んだ場合
には、 ・ステップ2700において、分類情報を作成してステ
ップ2800に進む。 ・ステップ2800において、分類情報と共に 新しい
知識を、部品知識データベースに格納する。
【0041】図13は、前記ステップ2500、あるい
はステップ2700において作成する分類情報の例を示
したものであって、この場合、各桁とも0か1で表され
る8桁の数字で分類をおこなっている。図中、左端を1
桁目、右端を8桁目とすると、1桁目の数字は部品単体
に関する知識か製品全体に関する知識かを表し、0の場
合は部品単体に関する知識であることを表し、1の場合
は製品全体に関する知識であることを表している。以
下、2桁目から8桁目までは、それぞれ、エンジン懸架
系部品、サスペンション系部品、ステアリング系部品、
ブレーキ系部品、ボディ系部品、駆動系部品、シート系
部品に関連するかどうかを表し、0の場合はそれぞれの
部品に関連していないことを表し、1の場合はそれぞれ
の部品に関連していることを表している。例えば、11
100100で表される知識は、製品全体、すなわち、
車両に関する知識であって、エンジン懸架系部品、サス
ペンション系部品およびボディ系部品に関係しているこ
とを示している。
【0042】本第2の実施例では、前記第1の実施例と
は異なり、上記の様に、エンジン懸架系の上下方向の共
振周波数とその振動レベル、上下振動と回転振動の連成
の度合いについては、部品適性検討手段ではなくて、製
品適性検討手段で検討がおこなわれる。この様に、部品
適性検討手段における検討項目を、部品単体で評価でき
る部品基本性能に限定することによって、多くのデータ
をもちいて諸元値を決定すべきものについては、多くの
データが集まる製品適性検討手段において諸元値を決定
されるので、前記第1の実施例に対し、部品性能判定手
段の演算時間が、より短縮され、また、部品知識データ
ベースに蓄積するデータ量も、より減少されるという利
点がある。また、図12、13に示した様にして新しい
知識を部品単体に関するものと、製品全体に関するもの
とを分類し、さらに部品単体に関するものはどの部品に
関するものかを分類して、部品知識データベースまたは
製品知識データベースに格納すれば、ある一部の知識デ
ータベースのデータ量だけが増大することが防止され。
【0043】
【発明の効果】本発明は、上記の様に構成され作用する
ので、各部品適性検討手段はそれぞれ各部品毎の比較的
小さな範囲を対象としているので、部品としての目標性
能を満足しているかどうかの判定が短時間でおこなわ
れ、また、その判定の結果、目標性能を満足していない
と判定され、最適化手段によって、最適化する場合に参
考とする部品知識データベースも、あまり、大きな知識
データベースとする必要もないので、検索、推論の時間
が長くなることが防止される。特に、請求項2、4の様
にすれば、部品としての目標性能が、部品単体で判定可
能な部品基本性能に限定されるので上記の判定時間と、
検索、推論の時間がより短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による設計支援装置の構成を示す図であ
る。
【図2】本発明による設計支援装置の第1の実施例の部
品適性検討手段の処理動作を示すフローチャートである
(エンジン懸架系部品)。
【図3】本発明による設計支援装置の第1の実施例の製
品検討手段の処理動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明による設計支援装置の第2の実施例の部
品適性検討手段の処理動作を示すフローチャートである
(エンジン懸架系部品)。
【図5】本発明による設計支援装置の第2の実施例の部
品適性検討手段の処理動作を示すフローチャートである
(サスペンション系部品)。
【図6】本発明による設計支援装置の第2の実施例の部
品適性検討手段の処理動作を示すフローチャートである
(ステアリング系部品)。
【図7】本発明による設計支援装置の第2の実施例の部
品適性検討手段の処理動作を示すフローチャートである
(ブレーキ系部品)。
【図8】本発明による設計支援装置の第2の実施例の部
品適性検討手段の処理動作を示すフローチャートである
(ボディ系部品)。
【図9】本発明による設計支援装置の第2の実施例の部
品適性検討手段の処理動作を示すフローチャートである
(駆動系部品)。
【図10】本発明による設計支援装置の第2の実施例の
部品適性検討手段の処理動作を示すフローチャートであ
る(シート系部品)。
【図11】本発明による設計支援装置の第2の実施例の
製品適性検討手段の処理動作を示すフローチャートであ
る。
【図12】本発明による設計支援装置の第2の実施例に
おいて新しい知識を知識データベースに追加する場合の
処理動作を示すフローチャートである。
【図13】図12に示した処理動作において作成される
分類情報の例を示す図である。
【符号の説明】
1…部品適性検討手段群 2…(各)部品適性検討手段 3…(各)部品性能判定手段 4…(各)部品最適化手段 5…(各)部品知識データベース 6…(各)製品適性検討手段 7…(各)製品性能判定手段 8…(各)製品最適化手段 9…(各)製品知識データベース

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の部品が統合されて成る製品の各部
    品の設計を支援する設計支援装置であって、該設計支援
    装置は複数の部品検討手段から成る部品適性検討手段群
    と、製品適性検討手段とから構成されていて、 前記部品適性検討手段はそれぞれ、 部品としての目標性能を満足しているかどうかを判定す
    る部品性能判定手段と、 部品としての前記目標性能を満足するための知識を蓄積
    した部品知識データベースと、 前記部品性能判定手段が、部品が部品としての前記目標
    性能を満足していないと判定した場合に、対応する前記
    部品知識データベースの知識を参酌して部品が部品とし
    ての前記目標性能を満足する様に部品の諸元値を最適化
    する部品最適化手段とから成り、 初期入力された諸元値を前記目標性能を満足する様に最
    適化して出力し、 前記製品適性検討手段は、 製品が、製品としての目標性能を満足しているかどうか
    を判定する製品性能判定手段と、 製品が、前記製品としての目標性能を満足するための知
    識を蓄積した製品知識データベースと、 前記製品性能判定手段が、製品は、製品としての性能を
    満足していないと判断した場合には前記製品知識データ
    ベースの知識を参酌して、製品としての性能を満足する
    様に製品を構成する複数の部品の諸元値を最適化する製
    品最適化手段とから成り、 前記部品適性検討手段が出力した前記複数の部品のそれ
    ぞれの諸元値を、製品としての性能を満足する様に最適
    化して出力することを特徴とする設計支援装置。
  2. 【請求項2】 前記部品性能判定手段のそれぞれが判定
    の指標とする目標性能は部品基本性能であって、 前記部品知識データベースに蓄積される知識は前記複数
    の部品のそれぞれが前記部品基本性能を満足するための
    知識であって、 前記製品性能判定手段が判定の指標とする目標性能は製
    品全体性能であって、 前記製品知識データベースに蓄積される知識は製品が製
    品としての前記製品全体性能を満足するための知識であ
    って、 前記部品適性検討手段は前記複数の部品のそれぞれの初
    期入力された諸元値を前記部品基本性能を満足する様に
    最適化して出力し、 前記製品適性検討手段は前記部品適性検討手段が出力し
    た前記複数の部品のそれぞれの諸元値を、製品としての
    前記製品全体性能を満足する様に最適化して出力するこ
    とを特徴とする前記請求項1に記載の設計支援装置。
  3. 【請求項3】 複数の部品が統合されて成る製品の前記
    部品の設計を、部品知識データベースと、製品知識データベースと、部
    品性能判定手段と、部品最適化手段と、製品性能判定手
    段と、製品最適化手段とを含む設計支援装置を用いて
    援する方法であって、各部品の部品としての目標性能を満足させるための知識
    を部品知識データベースに蓄積するステップと製品としての目標性能を満足させるための知識を製品知
    識データベースに蓄積するステップと 、 前記複数の部品のそれぞれが部品としての目標性能を満
    足しているかどうかを部品性能判定手段で判定するステ
    ップと、 前記複数の部品のそれぞれが部品としての前記目標性能
    を満足していない場合には、部品知識データベース群の
    それぞれに蓄積しておいた部品としての目標性能を満足
    させるための知識を参酌して、前記複数の部品のそれぞ
    れが部品としての前記目標性能を満足する様に前記複数
    の部品のそれぞれの初期入力された諸元値を部品最適化
    手段で最適化するステップと、 前記それぞれ部品としての前記目標性能を満足する様に
    最適化された諸元値の複数の部品が統合された製品が製
    品としての目標性能を満足しているかどうかを製品性能
    判定手段で判定するステップと、 前記製品が製品としての性能を満足していない場合に
    は、製品知識データベースに蓄積しておいた製品として
    の目標性能を満足させるための知識を参酌して、前記部
    品としての性能を満足する様に最適化された前記複数の
    部品のそれぞれの諸元値を、製品としての性能を満足す
    る様に製品最適化手段により最適化するステップと、 を含むことを特徴とする 方法。
  4. 【請求項4】 部品知識データベースには部品としての
    部品基本性能を満足させるための知識を蓄積し、 製品知識データベースには製品としての製品全体性能を
    満足させるための知識を蓄積し、 部品性能判定手段は 前記複数の部品のそれぞれが部品基
    本性能を満足しているかどうかを判定し、部品最適化手段は 前記複数の部品のそれぞれが部品とし
    ての部品基本性能を満足していない場合に、部品知識デ
    ータベース群のそれぞれに蓄積しておいた部品としての
    前記部品基本性能を満足させるための知識を参酌して、
    前記複数の部品のそれぞれが部品としての前記部品基本
    性能を満足する様に前記複数の部品のそれぞれの初期入
    力された諸元値を最適化し、製品性能判定手段は 前記それぞれ部品としての前記部品
    基本性能を満足する様に最適化された諸元値の複数の部
    品が統合された製品が製品全体性能を満足しているかど
    うかを判定し、製品最適化手段は 前記製品が製品としての前記製品全体
    性能を満足していない場合には、製品知識データベース
    に蓄積しておいた製品としての製品全体性能を満足させ
    るための知識を参酌して、前記部品としての部品基本性
    能を満足する様に最適化された前記複数の部品のそれぞ
    れの諸元値を、製品としての前記製品全体性能を満足す
    る様に最適化する、ことを特徴とする請求項3に記載の 方法。
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