JP3201014B2 - 半導体装置 - Google Patents
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モールド樹脂から成る
基台に半導体素子を搭載した半導体装置に関するもので
ある。
基台に半導体素子を搭載した半導体装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】半導体装置のコストダウンや軽量小型
化、生産性の向上等を図る目的で、半導体素子をモール
ド樹脂にて一体封止するパッケージや、モールド樹脂製
の基台上に半導体素子を搭載して上蓋にて包囲した、い
わゆる中空パッケージなどを用いた半導体装置がある。
化、生産性の向上等を図る目的で、半導体素子をモール
ド樹脂にて一体封止するパッケージや、モールド樹脂製
の基台上に半導体素子を搭載して上蓋にて包囲した、い
わゆる中空パッケージなどを用いた半導体装置がある。
【0003】これらのうち、中空パッケージを用いた半
導体装置を図4の断面図に基づいて説明する。すなわ
ち、この半導体装置1は、金型にモールド樹脂を充填し
て硬化させて成る基台2と、基台2の略中央に設けられ
た窪み状のダイアタッチ部21に搭載された半導体素子
10と、ダイアタッチ部21の周囲に設けられた所定高
さの枠部22に取り付けられた上蓋3とから構成される
ものである。半導体素子10は、ダイアタッチ部21に
塗布された接着剤5により接着されており、基台2と上
蓋3との間に形成される中空領域内に密封状態で配置さ
れている。なお、半導体素子10はリードと電気的に接
続されており、このリードが半導体装置1から延出して
いるが、説明を簡単にするためこのリードは図示しない
ものとする。
導体装置を図4の断面図に基づいて説明する。すなわ
ち、この半導体装置1は、金型にモールド樹脂を充填し
て硬化させて成る基台2と、基台2の略中央に設けられ
た窪み状のダイアタッチ部21に搭載された半導体素子
10と、ダイアタッチ部21の周囲に設けられた所定高
さの枠部22に取り付けられた上蓋3とから構成される
ものである。半導体素子10は、ダイアタッチ部21に
塗布された接着剤5により接着されており、基台2と上
蓋3との間に形成される中空領域内に密封状態で配置さ
れている。なお、半導体素子10はリードと電気的に接
続されており、このリードが半導体装置1から延出して
いるが、説明を簡単にするためこのリードは図示しない
ものとする。
【0004】このような中空パッケージを用いた半導体
装置1は、主にエリアセンサーやリニアセンサー等の光
学系部品から成るものが多く、したがって、上蓋3とし
て透光率の高いガラスや透明樹脂が用いられている。し
かも、外部の光学レンズ系(図示せず)と半導体素子1
0との光軸合わせの観点から、ダイアタッチ部21と半
導体素子10との位置合わせや、半導体装置1を実装す
る実装基板(図示せず)とこの半導体装置1との位置合
わせ等において高精度が要求されている。このような基
台2は、半導体素子10の位置合わせ、および半導体装
置1の位置合わせの基準となるため、高精度の金型を用
いて形成されている。
装置1は、主にエリアセンサーやリニアセンサー等の光
学系部品から成るものが多く、したがって、上蓋3とし
て透光率の高いガラスや透明樹脂が用いられている。し
かも、外部の光学レンズ系(図示せず)と半導体素子1
0との光軸合わせの観点から、ダイアタッチ部21と半
導体素子10との位置合わせや、半導体装置1を実装す
る実装基板(図示せず)とこの半導体装置1との位置合
わせ等において高精度が要求されている。このような基
台2は、半導体素子10の位置合わせ、および半導体装
置1の位置合わせの基準となるため、高精度の金型を用
いて形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな半導体装置1の基台2には、金型のキャビティ内か
ら形成後の基台2を突き出すためのイジェクターピンの
当接部分23が必ず設けられている。この当接部分23
には、イジェクターピンと金型とのクリアランスに起因
するバリ24が発生するため、当接部分23の数はなる
べく少ない方が好ましい。このため、基台2の小型化が
進むにつれて、当接部分23は基台2の略中央に一箇所
だけ設けられることになる。
うな半導体装置1の基台2には、金型のキャビティ内か
ら形成後の基台2を突き出すためのイジェクターピンの
当接部分23が必ず設けられている。この当接部分23
には、イジェクターピンと金型とのクリアランスに起因
するバリ24が発生するため、当接部分23の数はなる
べく少ない方が好ましい。このため、基台2の小型化が
進むにつれて、当接部分23は基台2の略中央に一箇所
だけ設けられることになる。
【0006】ところが、基台2の略中央には半導体素子
10を搭載するためのダイアタッチ部21が設けられて
おり、ここに当接部分23を設けることでダイアタッチ
部21にバリ24が発生することになる。このようなダ
イアタッチ部21に半導体素子10を搭載しようとする
と、バリ24のために半導体素子10が斜めになったり
(図4参照)して、半導体素子10を高精度に搭載しよ
うとする場合の妨げとなる。
10を搭載するためのダイアタッチ部21が設けられて
おり、ここに当接部分23を設けることでダイアタッチ
部21にバリ24が発生することになる。このようなダ
イアタッチ部21に半導体素子10を搭載しようとする
と、バリ24のために半導体素子10が斜めになったり
(図4参照)して、半導体素子10を高精度に搭載しよ
うとする場合の妨げとなる。
【0007】よって、本発明はモールド樹脂による中空
パッケージを用いても、高精度な位置合わせが行える半
導体装置を提供することを目的とする。
パッケージを用いても、高精度な位置合わせが行える半
導体装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために成された半導体装置である。すなわ
ち、本発明の半導体装置は、ダイアタッチ部を有する基
台と、ダイアタッチ部に搭載されるエリアセンサーまた
はリニアセンサーからなる半導体素子と、半導体素子の
上方を覆う状態で、前記基台の枠部に取り付けられる上
蓋とを有し、ダイアタッチ部が底部に生じるバリの高さ
より深い凹部を有し、半導体素子がバリを埋没させるよ
う塗布された接着剤により接着されている。
題を解決するために成された半導体装置である。すなわ
ち、本発明の半導体装置は、ダイアタッチ部を有する基
台と、ダイアタッチ部に搭載されるエリアセンサーまた
はリニアセンサーからなる半導体素子と、半導体素子の
上方を覆う状態で、前記基台の枠部に取り付けられる上
蓋とを有し、ダイアタッチ部が底部に生じるバリの高さ
より深い凹部を有し、半導体素子がバリを埋没させるよ
う塗布された接着剤により接着されている。
【0009】
【作用】金型のキャビティ内にモールド樹脂を充填して
硬化させ、イジェクターピンの突き出し動作で離型して
成る基台において、イジェクターピンが突き当たる基台
の当接部分が凹部内に設けられているため、当接部分に
バリが発生してもこの凹部内に収まることになる。ま
た、金型とイジェクターピンとのクリアランスにより発
生するバリが当接部分に形成されても、このバリの高さ
より深く凹部が形成されているため、バリが凹部から外
に突出することがない。
硬化させ、イジェクターピンの突き出し動作で離型して
成る基台において、イジェクターピンが突き当たる基台
の当接部分が凹部内に設けられているため、当接部分に
バリが発生してもこの凹部内に収まることになる。ま
た、金型とイジェクターピンとのクリアランスにより発
生するバリが当接部分に形成されても、このバリの高さ
より深く凹部が形成されているため、バリが凹部から外
に突出することがない。
【0010】このような凹部をダイアタッチ部に設けれ
ば、バリが外に突出することがなく凹部内に収まってい
るため、ダイアタッチ部に半導体素子を正確に搭載する
ことができる。また、半導体素子をダイアタッチ部に搭
載するための接着剤で凹部内のバリを埋没させること
で、バリの欠落を防止でき、バリがダストとして散乱せ
ず、ダストによる画像の悪影響を抑制することができ
る。
ば、バリが外に突出することがなく凹部内に収まってい
るため、ダイアタッチ部に半導体素子を正確に搭載する
ことができる。また、半導体素子をダイアタッチ部に搭
載するための接着剤で凹部内のバリを埋没させること
で、バリの欠落を防止でき、バリがダストとして散乱せ
ず、ダストによる画像の悪影響を抑制することができ
る。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の半導体装置の実施例を図に
基づいて説明する。図1は、本発明の半導体装置を説明
する断面図、図2は半導体素子の搭載状態を説明する断
面図である。すなわち、本発明の半導体装置1は、モー
ルド樹脂から成る基台2と、基台2の略中央に設けられ
たダイアタッチ部21に搭載される半導体素子10と、
この半導体素子10の上方を覆う状態で、ダイアタッチ
部21の周囲に設けられた枠部22上に取り付けられる
上蓋3とから構成される、いわゆる中空パッケージを用
いたものである。なお、半導体素子10と電気的な導通
が得られたリードが半導体装置1から延出されている
が、説明を簡単にするために図示はしていない。
基づいて説明する。図1は、本発明の半導体装置を説明
する断面図、図2は半導体素子の搭載状態を説明する断
面図である。すなわち、本発明の半導体装置1は、モー
ルド樹脂から成る基台2と、基台2の略中央に設けられ
たダイアタッチ部21に搭載される半導体素子10と、
この半導体素子10の上方を覆う状態で、ダイアタッチ
部21の周囲に設けられた枠部22上に取り付けられる
上蓋3とから構成される、いわゆる中空パッケージを用
いたものである。なお、半導体素子10と電気的な導通
が得られたリードが半導体装置1から延出されている
が、説明を簡単にするために図示はしていない。
【0012】基台2の例えばダイアタッチ部21には、
成形の際に使用するイジェクターピンの当接部分23が
設けられており、しかも、この当接部分23が凹部4内
に設けられている。当接部分23には、バリ24や傷等
が発生しているが、凹部4内に収まっており、凹部4か
ら外に突出することはない。このため、図2に示すよう
に、基台2のダイアタッチ部21および凹部4内に接着
剤5を塗布してこの凹部4上に半導体素子10を搭載す
ると、半導体素子10の下面がダイアタッチ部21の上
面に接触する状態となり、バリ24が半導体素子10の
下面に接触することがない。
成形の際に使用するイジェクターピンの当接部分23が
設けられており、しかも、この当接部分23が凹部4内
に設けられている。当接部分23には、バリ24や傷等
が発生しているが、凹部4内に収まっており、凹部4か
ら外に突出することはない。このため、図2に示すよう
に、基台2のダイアタッチ部21および凹部4内に接着
剤5を塗布してこの凹部4上に半導体素子10を搭載す
ると、半導体素子10の下面がダイアタッチ部21の上
面に接触する状態となり、バリ24が半導体素子10の
下面に接触することがない。
【0013】次に、基台2の形成に伴うバリ24の発生
について説明する。図3は、基台2の突き出しを説明す
る断面図である。すなわち、この基台2は、金型11の
キャビティ12内にモールド樹脂を充填した後、所定の
温度で加熱硬化して形成されるもので、硬化の後にキャ
ビティ12内からこの基台2を離型させるため、金型1
1に取り付けられたイジェクターピン13にて基台2を
突き出している。この基台2には、突き出しでイジェク
ターピン13の先端が突き当たる当接部分23が設けら
れている。
について説明する。図3は、基台2の突き出しを説明す
る断面図である。すなわち、この基台2は、金型11の
キャビティ12内にモールド樹脂を充填した後、所定の
温度で加熱硬化して形成されるもので、硬化の後にキャ
ビティ12内からこの基台2を離型させるため、金型1
1に取り付けられたイジェクターピン13にて基台2を
突き出している。この基台2には、突き出しでイジェク
ターピン13の先端が突き当たる当接部分23が設けら
れている。
【0014】ところで、基台2を形成する際に、この金
型11とイジェクターピン13とのクリアランスにモー
ルド樹脂が入り込み、これが基台2の当接部分23にバ
リ24として突設した状態で残留してしまう。特に、金
型11の使用回数が増すにつれて、金型11とイジェク
ターピン13とのクリアランスが大きくなり、このバリ
24の高さも大きくなってしまう。このため、当接部分
23が設けられる凹部4の深さは、このようなバリ24
の高さよりも深く形成されている。
型11とイジェクターピン13とのクリアランスにモー
ルド樹脂が入り込み、これが基台2の当接部分23にバ
リ24として突設した状態で残留してしまう。特に、金
型11の使用回数が増すにつれて、金型11とイジェク
ターピン13とのクリアランスが大きくなり、このバリ
24の高さも大きくなってしまう。このため、当接部分
23が設けられる凹部4の深さは、このようなバリ24
の高さよりも深く形成されている。
【0015】例えば、小型の基台2を形成する場合に
は、イジェクターピン13を中央部分に一箇所設けるだ
けで十分であるが、この中央部分が基台2のダイアタッ
チ部21に対応してしまい、ダイアタッチ部21に当接
部分23を設けなければならない。このような場合、ダ
イアタッチ部21に先に述べたような凹部4を設け、こ
の凹部4内に当接部分23を設ければ、ダイアタッチ部
21の上面から上にバリ24が突出することがなくな
る。すなわち、図2に示すように、ダイアタッチ部21
に半導体素子10を搭載した場合に、バリ24の影響を
受けることなく半導体素子10を正確に搭載することが
できる。
は、イジェクターピン13を中央部分に一箇所設けるだ
けで十分であるが、この中央部分が基台2のダイアタッ
チ部21に対応してしまい、ダイアタッチ部21に当接
部分23を設けなければならない。このような場合、ダ
イアタッチ部21に先に述べたような凹部4を設け、こ
の凹部4内に当接部分23を設ければ、ダイアタッチ部
21の上面から上にバリ24が突出することがなくな
る。すなわち、図2に示すように、ダイアタッチ部21
に半導体素子10を搭載した場合に、バリ24の影響を
受けることなく半導体素子10を正確に搭載することが
できる。
【0016】特に、エリアセンサーやリニアセンサー等
の光学系部品から成る半導体装置1の場合には、ダイア
タッチ部21に半導体素子10を高精度に位置合わせす
ることができるため、いわゆる半導体素子10のあおり
角度のばらつきを低減することができる。また、半導体
素子10を搭載してもバリ24と接触せず、しかも接着
剤5にて埋め込まれてしまいバリ24が欠落することが
ない。このためバリ24がダストとして散乱せず、ダス
トによる画像の悪影響を抑制することができる。
の光学系部品から成る半導体装置1の場合には、ダイア
タッチ部21に半導体素子10を高精度に位置合わせす
ることができるため、いわゆる半導体素子10のあおり
角度のばらつきを低減することができる。また、半導体
素子10を搭載してもバリ24と接触せず、しかも接着
剤5にて埋め込まれてしまいバリ24が欠落することが
ない。このためバリ24がダストとして散乱せず、ダス
トによる画像の悪影響を抑制することができる。
【0017】なお、凹部4の深さとしては、モールド樹
脂の材質や粘度、およびモールディングの条件や金型1
1の使用頻度等により発生するバリ24の高さが変化す
るため、各種の条件から予想される最大のバリ24の高
さより深くすればよい。例えば、通常発生するバリ24
の高さが10μm〜40μmである場合には、凹部4を
75μm程度の深さで設ければよい。
脂の材質や粘度、およびモールディングの条件や金型1
1の使用頻度等により発生するバリ24の高さが変化す
るため、各種の条件から予想される最大のバリ24の高
さより深くすればよい。例えば、通常発生するバリ24
の高さが10μm〜40μmである場合には、凹部4を
75μm程度の深さで設ければよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置によれば次のような効果がある。すなわち、ダイアタ
ッチ部にイジェクターピンの当接部分が設けられていて
もバリが凹部内に収まるため、半導体素子を高精度に搭
載することが可能となる。しかも、バリの欠落がなく、
半導体装置のクリーン化に対応することができる。これ
らのことから、モールド樹脂による中空パッケージを用
いても、高精度な位置合わせが行え、かつ信頼性の高い
半導体装置を提供することが可能となる。
置によれば次のような効果がある。すなわち、ダイアタ
ッチ部にイジェクターピンの当接部分が設けられていて
もバリが凹部内に収まるため、半導体素子を高精度に搭
載することが可能となる。しかも、バリの欠落がなく、
半導体装置のクリーン化に対応することができる。これ
らのことから、モールド樹脂による中空パッケージを用
いても、高精度な位置合わせが行え、かつ信頼性の高い
半導体装置を提供することが可能となる。
【図1】本発明の半導体装置を説明する断面図である。
【図2】半導体素子の搭載状態を説明する断面図であ
る。
る。
【図3】基台の突き出しを説明する断面図である。
【図4】従来例を説明する断面図である。
1…半導体装置、2…基台、3…上蓋、4…凹部、5…
接着剤、10…半導体素子、11…金型、12…キャビ
ティ、13…イジェクターピン、21…ダイアタッチ
部、22…枠部、23…当接部分、24…バリ
接着剤、10…半導体素子、11…金型、12…キャビ
ティ、13…イジェクターピン、21…ダイアタッチ
部、22…枠部、23…当接部分、24…バリ
Claims (1)
- 【請求項1】 ダイアタッチ部を有する基台と、 前記ダイアタッチ部に搭載されるエリアセンサーまたは
リニアセンサーからなる半導体素子と、 前記半導体素子の上方を覆う状態で、前記基台の枠部に
取り付けられる上蓋とを有し、 前記ダイアタッチ部は底部に生じるバリの高さより深い
凹部を有し、 前記半導体素子は前記バリを埋没させるよう塗布された
接着剤により接着されていることを特徴とする半導体装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29791692A JP3201014B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29791692A JP3201014B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06125019A JPH06125019A (ja) | 1994-05-06 |
JP3201014B2 true JP3201014B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=17852757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29791692A Expired - Fee Related JP3201014B2 (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3201014B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3888228B2 (ja) * | 2002-05-17 | 2007-02-28 | 株式会社デンソー | センサ装置 |
JP5307368B2 (ja) * | 2007-08-10 | 2013-10-02 | 田村プラスチック製品株式会社 | 車両用外装品 |
JP2008211229A (ja) * | 2008-03-28 | 2008-09-11 | Nec Electronics Corp | モールド成型用金型 |
US8562225B2 (en) | 2008-12-24 | 2013-10-22 | Fujikura Ltd. | Optical ferrule, optical ferrule molding die, manufacturing method of optical ferrule, and ferrule with optical fiber |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP29791692A patent/JP3201014B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06125019A (ja) | 1994-05-06 |
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