JP3201005U - 軌道旋回するフェアリーダ・ブロック - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブルを案内するためのフェアリーダを提供する。【解決手段】ケーブルの最小曲率半径が維持され、フェアリーダは、第1の側部要素及び第2の側部要素、並びに第1の側部要素と第2の側部要素の間に支持された少なくとも2つの滑車9を有するブロックであって、滑車9が平行な回転軸の周りで回転することができるようにするブロックと、少なくとも2つの滑車の周りのループ状の継目なし弾性二重湾曲ベルト8と、第1の側部要素と第2の側部要素の間を延在する少なくとも1つのブロック・キャリア・ボウであって、アーチ形移動通路を形成する内部円セグメントを有する開口を画定する少なくとも1つのブロック・キャリア・ボウと、少なくとも1つの移動ボウ接触要素を含む懸垂構造であって、滑車9の前記平行な回転軸に対して平行の平面内のアーチ形移動通路に沿って通る移動キャリッジを形成する懸垂構造とを備える。【選択図】図5

Description

本考案はフェアリーダ(fairlead)・ブロックに関し、詳細には、使用中、その懸垂部分の周りで部分的に軌道旋回するフェアリーダ・ブロックに関する。
従来のフェアリーダ・ブロックは、図1に描かれているような懸垂構造を含むことができる。図1の実施例によるブロックは、フェアリーダ・ブロックの懸垂システムの上部要素として示されている図の目(eye)の周りでピボット動作する。図1によるピボット動作するブロックは、ケーブルに対して最端部にその回転の中心を有しており、これは、ケーブルが横向き及び垂直方向の両方の運動にさらされる可能性があることを暗に意味している。これは、ケーブルの滑らかな供給及び巻取りが困難になる可能性があるため、多くの状況において重大な問題であり、これは、とりわけ沖合における船上の状況の場合に当てはまる。
ケーブルを案内するためのフェアリーダであって、前記ケーブルの最小曲率半径が維持され、前記フェアリーダは、
第1の側部要素及び第2の側部要素、並びに前記第1の側部要素と第2の側部要素の間に支持された少なくとも2つの滑車を有するブロックであって、前記滑車が平行な回転軸の周りで回転することができるようにするブロックと、
前記少なくとも2つの滑車の周りのループ状の継目なし弾性二重湾曲ベルトと、
前記第1の側部要素と第2の側部要素の間を延在する少なくとも1つのブロック・キャリア・ボウであって、アーチ形移動通路を形成する内部円セグメントを有する開口を画定する少なくとも1つのブロック・キャリア・ボウ(bow)と、
少なくとも1つの移動ボウ接触要素を含む懸垂構造であって、前記滑車の前記平行な回転軸に対して平行の平面内のアーチ形移動通路に沿って通る移動キャリッジを形成する懸垂構造と、
を備える。
他の実施例によるフェアリーダでは、少なくとも1つのブロック・キャリア・ボウは、蝶番要素及び蝶番動作ボウ部分、並びに第1の側部要素上の蝶番動作ボウ部分の解放可能アタッチメントのための固定デバイスを含む。
他の実施例のフェアリーダは5個の滑車を含む。
他の実施例のフェアリーダでは、間隔を隔てた2つの平行ブロック・キャリア・ボウは、第1の側部要素と第2の側部要素の間を延在し、懸垂構造の一部を形成している懸垂板は、前記間隔を隔てた平行ブロック・キャリア・ボウの間を延在し、前記少なくとも1つの移動ボウ接触要素は、前記懸垂板に取り付けられる。
他の実施例のフェアリーダでは、前記少なくとも1つの移動ボウ接触要素は、少なくとも1つのころがり要素である。
他の実施例のフェアリーダでは、前記少なくとも1つの移動ボウ接触要素は、懸垂板のそれぞれの側の少なくとも1つのころがり要素である。
他の実施例のフェアリーダでは、それぞれのブロック・キャリア・ボウは、蝶番要素及び蝶番動作ボウ部分、並びに第1の側部要素上のそれぞれの蝶番動作ボウ部分の解放可能アタッチメントのための固定デバイスを含む。
他の実施例のフェアリーダでは、前記少なくとも1つの移動ボウ接触要素は、低摩擦重合体の少なくとも1つのブロックである。
他の有利な特徴は、実用新案登録請求の範囲から明らかになるであろう。
本考案をより容易に理解できるようにするために、以下の説明には添付の図面が参照される。
従来技術のフェアリーダ・ブロックを示す図である。 本考案の一実施例による、懸垂構造に対して傾斜したフェアリーダ・ブロック及び傾斜していないフェアリーダ・ブロックを示す図である。 本考案の一実施例による、ベルトのための走行滑車を含むフェアリーダ・ブロックの詳細を示す図である。 本考案の一実施例による、懸垂構造に対して傾斜したフェアリーダ・ブロックの詳細を示す図である。 本考案の一実施例によるフェアリーダ・ブロックの分解詳細を示す図である。 本考案の一実施例による、傾斜した位置におけるフェアリーダ・ブロックを示す図である。 本考案の一実施例による、1つのボウが開位置に位置しているフェアリーダ・ブロックを示す図である。 本考案の一実施例による、1つのボウが開位置に位置しているフェアリーダ・ブロックを示す図である。 本考案の一実施例によるフェアリーダ・ブロックを示す図である。 本考案の一実施例による、懸垂構造に対して傾斜したフェアリーダ・ブロックを示す図である。 本考案の一実施例による、ベルトのための走行滑車を含むフェアリーダ・ブロックの詳細を示す図である。 本考案の一実施例による、1つ又は複数のボウのための滑車を含むフェアリーダ・ブロックの詳細を示す図である。 本考案の一実施例による、1つ又は複数のボウが開位置に位置しているフェアリーダ・ブロックの詳細を示す図である。 本考案の一実施例による、懸垂構造に対して傾斜したフェアリーダ・ブロックを示す図である。
本考案は、軌道旋回するフェアリーダ・ブロックに関する。以下の説明では添付の図面が参照されることになるが、図面は必ずしもスケール通りではなく、また、図面に示されているすべての特徴が必須であるわけではなく、特徴のうちのいくつかは除外することも可能である。図面の目的は、本考案の理解を容易にすることである。
以下の説明では、ケーブル及びワイヤ、滑車及び綱車、ボウ、クラム及びエルボウ、ピン、コッタ・ボルト及びピボット点などの語は、交換可能に使用することができる。
従来のフェアリーダ・ブロックは、図1に描かれているような懸垂構造を含むことができる。図1の実施例によるブロックは、フェアリーダ・ブロックの懸垂システムの上部要素として示されている図の穴の周りでピボット動作する。図1によるピボット動作するブロックは、ケーブルに対して最端部にその回転の中心を有しており、これは、ケーブルが横向き及び垂直方向の両方の運動にさらされる可能性があることを暗に意味している。
それに対して、本考案によれば、回転の中心がケーブル自体とほぼ一致するフェアリーダ・ブロックが提供される。本考案の一態様によれば、ボウ1(単一ボウ又は二重ボウ)の曲率の焦点が、フェアリーダの1つ又は複数の滑車9又はスライド表面と実質的に一致するよう、ボウ1は、フェアリーダの1つ又は複数の滑車9部分又は接触面に対して調和するように設計される。回転の中心がフェアリーダを使用してケーブルを案内するための接触面と一致する設計は、荒れた海の沖合の船からであっても、ケーブルの滑らかな供給及び巻取りを提供する。ケーブル自体とほぼ一致するということは、回転の中心が半径1r及びボウ1の曲率の半径rの2/3([2/3r,1r])以内に存在することを意味することを理解されたい。
図2は、本考案の原理によるフェアリーダ・ブロックの実例を示したもので、ケーブルの横向き及び垂直方向の運動は、図1に示されている従来技術の解決法とは対照的に、ケーブルに対して垂直の傾斜角には多少とも無関係であることが明確に示されている。
本考案の一態様によれば、ボウが懸垂システムに固定され、且つ、1つ又は複数の滑車9が回転すると、軸を介して滑るように動く逆の構造が同じく提供されることを理解されたい。本明細書において説明されるすべての実施例によれば、ボウ1は、懸垂部分においてボウが軌道旋回することを妨げ、且つ、フェアリーダ・ブロックを介してボウが軌道旋回することができるようにする意味で固定することができ、或いはこれとは逆に、懸垂部分において軌道旋回することができるようにし、且つ、フェアリーダ・ブロックで固定することができることを理解されたい。
本明細書において開示されるすべての実施例の他の態様によれば、ボウ1は、懸垂構造に対して、また、フェアリーダ・ブロックに対して自由に回転し/軌道旋回することができる。
以下、図面を参照して、同じ重要性を有する特定の実施例について説明するが、図面に示されている特徴に限定されない。
「実施例1」
図2は、本考案の第1の実施例を示したものである。本考案の第1の実施例によれば、1つの単一滑車9を備えたフェアリーダ・ブロックが提供される。前記フェアリーダは、第1の側部要素2及び第2の側部要素2、並びに第1の側部要素2と第2の側部要素2の間に支持された滑車9を有するブロックを備えている。回転軸が、側部要素に対して直角に、且つ、側部要素の間に提供されており、前記回転軸は滑車の回転軸である。フェアリーダ・ブロックは、前記第1の側部要素2と第2の側部要素2の間を延在している1つのブロック・キャリア・ボウ1をさらに備えている。ブロック・キャリア・ボウ1は、アーチ形移動通路を形成している内部円セグメントを有する開口を画定している。また、フェアリーダは、少なくとも1つの移動ボウ接触要素3、4を含む懸垂構造5を同じく備えている。接触要素は、ローラ、ボール・レース、低摩擦表面又は接触表面、或いは当業者に知られている任意の低摩擦構造のうちのいずれであってもよい。懸垂構造は、ブロック・キャリア・ボウ1が懸垂構造と係合し、したがって軌道旋回するフェアリーダを提供するよう、滑車9の前記平行な回転軸に対して平行の平面内のアーチ形移動通路に沿って通る移動キャリッジを形成している。第1の実施例によるフェアリーダは、滑車に対してその上部端にリンク・スイベル(link swivel)5を備えることができる。任意選択のリンク・スイベルは、懸垂構造のための上部ピボット点を提供し、滑車の回転軸に対して垂直のフェアリーダ・ブロックの回転を容易にすることができる。
図2には、1本のケーブル用に適合された1つの溝を有する滑車が示されており、第1の実施例の一態様によれば、滑車9は、多数のケーブルのための多数の溝を備えることができる。
図2には、上記の滑車は、回転軸の周りで回転するように適合されていることが示されているが、第1の実施例の一態様によれば、滑車は低摩擦表面を備えることができ、したがって側部要素2に固定することができる。滑車は、1本又は複数本のケーブルを供給し、且つ、巻き取ることができる低摩擦表面を有する固定接触表面と交換することができることを理解されたい。
ボウ1は、ケーブル入口のための1つ又は2つのスプリット・リンク(split link)13を備えることができることを理解されたい。さらに、第1の実施例によるボウ1は、図5〜7に示されているような単一ボウである。
第1の実施例の一態様によれば、フェアリーダを軌道旋回させるための逆の構造を提供することができ、上で示したようにボウを懸垂構造に固定することができることを理解されたい。
「実施例2」
図2は、本考案の第2の実施例を示したものである。本考案による第2の実施例は、ボウ1の設計の点で第1の実施例とは異なっている。本考案の第2の実施例によれば、ボウ1は、図11〜13に示されているような二重ボウである。懸垂システムは、第1の実施例によるねじ山又はスイベル(swivel)を備えることができる。二重ボウは、フェアリーダ・ブロック・ハウジングに固定されるように適合されている。さらに、二重ボウは懸垂構造に取り付けられている。二重ボウは蝶番を含んでおり、蝶番によって画定される回転軸の周りで二重ボウをピボット動作させることができる。
第2の実施例の一態様によれば、フェアリーダを軌道旋回させるための逆の構造を提供することができ、上で示したように二重ボウは懸垂構造に固定されることを理解されたい。
「実施例3」
図3乃至8は、本考案の第3の実施例による、多数の滑車9を有するフェアリーダ・ブロックの実例を示したものである。滑車は自由に回転し、フェアリーダ・ブロックの側部要素2に対して実質的に垂直のそれらの回転軸を有している。回転軸が、側部要素に対して垂直に、且つ、側部要素の間に提供されている。前記回転軸は、複数の滑車9のための回転軸である。フェアリーダ・ブロックは任意の適切な数の滑車を備えることができ、また、滑車のサイズは必ずしも同じサイズである必要はない。滑車の構成は設計の問題である。複数の滑車9を使用することの背後にある理論的根拠は、複数の滑車9を使用することにより、直径が大きい滑車を使用した場合ほどにはブロックのサイズを追加することなく、フェアリーダによって案内される1本又は複数本のケーブルの最小曲率が提供されることである。
第3の実施例の一態様によれば、フェアリーダは、自由に回転し、フェアリーダ・ブロックの側部要素2に対して実質的に垂直のそれらの回転軸を有するローラ10を備えている。ローラは、図5及び6に示されているように、それらが滑車9の最端部縁と重畳するように寸法化することができる。これは、ローラの幅を滑車9の幅より実質的に狭くすることによって達成することができる。第3の実施例の一態様によれば、フェアリーダ・ブロックは3個の滑車を含み、第3の実施例の他の態様によれば、フェアリーダ・ブロックは4個の滑車を含み、本考案の第3の実施例のさらに他の態様によれば、フェアリーダ・ブロックは5個の滑車を含み、フェアリーダ・ブロックの第3の実施例のさらに他の態様では6個の滑車を含む。本考案の最後の態様では、フェアリーダは7個以上の滑車9を含む。
フェアリーダ・ブロックは、前記第1の側部要素2と第2の側部要素2の間を延在している1つのブロック・キャリア・ボウ1をさらに備えている。ブロック・キャリア・ボウ1は、アーチ形移動通路を形成している内部円セグメントを有する開口を画定している。また、フェアリーダは、少なくとも1つの移動ボウ接触要素3、4を含む懸垂構造5を同じく備えている。接触要素は、ローラ、ボール・レース、低摩擦表面又は接触表面、或いは当業者に知られている任意の低摩擦構造のうちのいずれであってもよい。懸垂構造は、ブロック・キャリア・ボウ1が懸垂構造と係合し、したがって軌道旋回するフェアリーダを提供するよう、滑車9の前記平行な回転軸に対して平行の平面内のアーチ形移動通路に沿って通る移動キャリッジを形成している。第1の実施例によるフェアリーダは、滑車に対してその上部端にリンク・スイベル5を備えることができる。任意選択のリンク・スイベルは、懸垂構造のための上部ピボット点を提供し、滑車の回転軸に対して垂直のフェアリーダ・ブロックの回転を容易にすることができる。
図3〜8には、1本のケーブル用に適合された1つの溝を有するベルト7、8、12を有するフェアリーダが示されている。上記によれば、滑車9は、回転軸の周りで回転するように適合されているが、第1の実施例の一態様によれば、滑車は低摩擦表面を備えることができ、したがってそれらを側部要素2に固定することができる。滑車は、1本又は複数本のケーブルを供給し、且つ、巻き取ることができる低摩擦表面を有する固定接触表面と交換することができることを理解されたい。
ボウ1は、ケーブル入口のための1つ又は2つのスプリット・リンク13を備えることができることを理解されたい。さらに、第1の実施例によるボウ1は、図5〜7に示されているような単一ボウである。
第3の実施例の一態様によれば、フェアリーダを軌道旋回させるための逆の構造を提供することができ、上で示したようにボウを懸垂構造に固定することができることを理解されたい。
「実施例4」
図9〜13は、本考案の第4の実施例を示したものである。本考案による第4の実施例は、ボウ1の設計の点で第3の実施例とは異なっている。本考案の第4の実施例によれば、ボウ1は、図11〜13に示されているような二重ボウである。懸垂システムは、第1の実施例によるねじ山又はスイベルを備えることができる。二重ボウは、フェアリーダ・ブロック・ハウジングに固定されるように適合されている。さらに、二重ボウは懸垂構造に取り付けられている。二重ボウは蝶番を含んでおり、蝶番によって画定される回転軸の周りで二重ボウをピボット動作させることができる。
第4の実施例の一態様によれば、フェアリーダを軌道旋回させるための逆の構造を提供することができ、上で示したように二重ボウは懸垂構造に固定されることを理解されたい。
「実施例5」
本考案の第5の実施例に関しては図3乃至8を参照する。本考案の第5の実施例は、フェアリーダが滑車9の周りのループ状の継目なしベルト7、8、12をさらに備えているため、本考案の第3の実施例とは異なっている。
継目なしベルト7、8、12は弾性ベルトであってもよく、また、図に示されているように二重湾曲ベルトであってもよい。第5の実施例の他の態様では、継目なしベルトは、実質的に平らで/一様な表面を有しており、さらに他の態様では、ベルトは、複数のケーブルを受け取るように適合された複数の溝を備えている。
本考案の他の実施例では、ベルトは、多重リブ・ベルト用に適合された溝を有する滑車/ローラ/アイドラー・ローラと共に使用されるように適合された多重リブ・ベルトである。
図5及び6に示されているフェアリーダ・ブロックの分解組立図では、フェアリーダはベルト・テンショナー機構を備えていることが分かる。このベルト・テンショナー機構は、滑車9のうちの1つと係合しており、図ではこの機構は、フェアリーダの最も下にある滑車と係合している。
「実施例6」
図9〜13は、本考案の第6の実施例を示したものである。本考案による第6の実施例は、ボウ1の設計の点で第5の実施例とは異なっている。本考案の第6の実施例によれば、ボウ1は、図11〜13に示されているような二重ボウである。懸垂システムは、第1の実施例によるねじ山又はスイベルを備えることができる。二重ボウは、フェアリーダ・ブロック・ハウジングに固定されるように適合されている。さらに、二重ボウは懸垂構造に取り付けられている。二重ボウは蝶番を含んでおり、蝶番によって画定される回転軸の周りで二重ボウをピボット動作させることができる。
第6の実施例の一態様によれば、フェアリーダを軌道旋回させるための逆の構造を提供することができ、上で示したように二重ボウは懸垂構造に固定されることを理解されたい。
「実施例7」
第7の実施例によれば、フェアリーダであって、直径が大きい滑車を使用した場合ほどにはブロックのサイズを追加することなく、該フェアリーダによって案内される1本又は複数本のケーブルの最小曲率を提供することができるフェアリーダが提供される。この実施例によれば、フェアリーダは、側部要素2の内側の溝と係合しているベルトを備えており、その係合は低摩擦係合であり、したがってベルトの回転を提供する。第7の実施例の他の態様では、ケーブルの供給及び巻取りを容易にすることができる低摩擦タイプの外部接触面を有するベルトが提供される。
本考案の第3、第4、第5、第6及び第7の実施例の他の態様
本考案の第3、第4、第5、第6及び第7の実施例の他の態様によれば、フェアリーダ・ブロックのためのピボット点11が提供され、それにより、図6から分かるようにフェアリーダ・ブロックを容易に傾斜させることができる。
添付の図面の他の説明
図9は、ケーブル/ワイヤに対して平行の方向から見た、本考案の一実施例によるフェアリーダ・ブロックを開示したものである。ケーブルは任意のタイプのケーブルであってもよく、また、ブロックは、軌道旋回するブロックが必要である場合、どこででも使用することができる。
図10は、図1のブロックと比較すると、傾斜した位置で軌道旋回するブロックを示したものである。このブロックは、図1に示されている垂直方向の位置と比較すると、少なくとも+/−90度で軌道旋回し/ピボット動作することができる。傾斜の最大角度は、ブロックに対する少なくとも1つのボウ固定構造の設計の問題である。
図11はフェアリーダ・ブロックを詳細に示したもので、ベルトは多数の滑車の上を通っており、滑車は自由に回転し、ブロック・ハウジングの外壁に対して実質的に垂直のそれらの回転軸を有していることが分かる。本考案の目的を達成するためには少なくとも2つの滑車が必要であり、フェアリーダ・ブロックは任意の適切な数の滑車を備えることができ、また、滑車のサイズは必ずしも同じサイズである必要はない。滑車の構成は設計の問題である。フェアリーダ・ブロックの一実施例によれば3個の滑車を含み、他の実施例によれば、フェアリーダ・ブロックは4個の滑車を含み、本考案のさらに他の実施例によれば、フェアリーダ・ブロックは5個の滑車を含み、また、さらに他の実施例では、フェアリーダ・ブロックは6個の滑車を含む。
図11は2つの円形ボウをさらに示しており、ボウは、フェアリーダ・ブロック・ハウジングに固定されるように適合されている。さらに、ボウは懸垂構造に取り付けられている。ボウは蝶番を含んでおり、蝶番によって画定される回転軸の周りで少なくとも1つのボウをピボット動作させることができる。
図12は、フェアリーダ・ブロックのボウ及び懸垂構造に関連する詳細を示したものである。図は、上で説明した蝶番要素を示しており、さらに、多数の滑車が懸垂構造の中に配置されている。これらの滑車は、ボウが滑車の上を通る際のフェアリーダ・ブロックの軌道旋回挙動を容易にしている。図では、滑車構成は、ボウ毎に3個の滑車を含んでいる。しかしながら他の構成を適用することも可能であり、ボウは任意のスライド表面上を通ることができる。
図13は、フェアリーダ・ブロックのボウ及び懸垂構造に関連する詳細を示したもので、ボウは開位置に位置していることが示されており、これは、ケーブル又はワイヤの取り付けを容易にしている。ボウは蝶番要素を含んでいることが分かる。これらの要素は、図6に開示されているようにボウの一部の上に提供することができ、或いは蝶番は、懸垂構造の垂直方向の中心線に対して、この垂直方向の中心線の両側に対称に提供することができる。それぞれのボウの上の2つの蝶番を使用して、湾曲したスペーサが前記蝶番の間に挿入されている。
また、図は、多数の滑車の上を通るベルトを同じく示しており、図6に開示されている実施例によるベルトは、二重湾曲ベルトであってもよい。
また、図は、フェアリーダ・ブロックのハウジングを取り付けた固定デバイスを同じく示している。この固定デバイスは、フェアリーダ・ブロックが動作している間、ボウを固定位置に固定垂直する。
図14は、傾斜した位置におけるフェアリーダ・ブロックを示したものである。
懸垂構造中の滑車は、湾曲した表面−凹面又は凸面のためのローラになるように適合させることができる。
本考案はフェアリーダ(fairlead)・ブロックに関し、詳細には、使用中、その懸垂部分の周りで部分的に軌道旋回するフェアリーダ・ブロックに関する。
従来のフェアリーダ・ブロックは、図1に描かれているような懸垂構造を含むことができる。図1の実施例によるブロックは、フェアリーダ・ブロックの懸垂システムの上部要素として示されている図の目(eye)の周りでピボット動作する。図1によるピボット動作するブロックは、ケーブルに対して最端部にその回転の中心を有しており、これは、ケーブルが横向き及び垂直方向の両方の運動にさらされる可能性があることを暗に意味している。これは、ケーブルの滑らかな供給及び巻取りが困難になる可能性があるため、多くの状況において重大な問題であり、これは、とりわけ沖合における船上の状況の場合に当てはまる。
ケーブルを案内するためのフェアリーダであって、前記ケーブルの最小曲率半径が維持され、前記フェアリーダは、
第1の側部要素及び第2の側部要素、並びに前記第1の側部要素と第2の側部要素の間に支持された少なくとも1つの滑車を有するブロックであって、前記滑車が平行な回転軸の周りで回転することができるようにするブロックと、
前記少なくとも1つの滑車の周りのループ状の継目なし弾性二重湾曲ベルトと、
前記第1の側部要素と第2の側部要素の間を延在する少なくとも1つのブロック・キャリア・ボウであって、アーチ形移動通路を形成する内部円セグメントを有する開口を画定する少なくとも1つのブロック・キャリア・ボウ(bow)と、
少なくとも1つの移動ボウ接触要素を含む懸垂構造であって、前記滑車の前記平行な回転軸に対して平行の平面内のアーチ形移動通路に沿って通る移動キャリッジを形成する懸垂構造と、
を備える。
他の実施例によるフェアリーダでは、少なくとも1つのブロック・キャリア・ボウは、蝶番要素及び蝶番動作ボウ部分、並びに第1の側部要素上の蝶番動作ボウ部分の解放可能アタッチメントのための固定デバイスを含む。
他の実施例のフェアリーダは5個の滑車を含む。
他の実施例のフェアリーダでは、間隔を隔てた2つの平行ブロック・キャリア・ボウは、第1の側部要素と第2の側部要素の間を延在し、懸垂構造の一部を形成している懸垂板は、前記間隔を隔てた平行ブロック・キャリア・ボウの間を延在し、前記少なくとも1つの移動ボウ接触要素は、前記懸垂板に取り付けられる。
他の実施例のフェアリーダでは、前記少なくとも1つの移動ボウ接触要素は、少なくとも1つのころがり要素である。
他の実施例のフェアリーダでは、前記少なくとも1つの移動ボウ接触要素は、懸垂板のそれぞれの側の少なくとも1つのころがり要素である。
他の実施例のフェアリーダでは、それぞれのブロック・キャリア・ボウは、蝶番要素及び蝶番動作ボウ部分、並びに第1の側部要素上のそれぞれの蝶番動作ボウ部分の解放可能アタッチメントのための固定デバイスを含む。
他の実施例のフェアリーダでは、前記少なくとも1つの移動ボウ接触要素は、低摩擦重合体の少なくとも1つのブロックである。
他の有利な特徴は、実用新案登録請求の範囲から明らかになるであろう。
本考案をより容易に理解できるようにするために、以下の説明には添付の図面が参照される。
従来技術のフェアリーダ・ブロックを示す図である。 本考案の一実施例による、懸垂構造に対して傾斜したフェアリーダ・ブロック及び傾斜していないフェアリーダ・ブロックを示す図である。 本考案の一実施例による、フェアリーダ・ブロックの詳細を示す図である。 本考案の一実施例による、懸垂構造に対して傾斜したフェアリーダ・ブロックの詳細を示す図である。 本考案の一実施例によるフェアリーダ・ブロックの分解詳細を示す図である。 本考案の一実施例による、傾斜した位置におけるフェアリーダ・ブロックを示す図である。 本考案の一実施例による、1つのボウが開位置に位置しているフェアリーダ・ブロックを示す図である。 本考案の一実施例による、1つのボウが開位置に位置しているフェアリーダ・ブロックを示す図である。 本考案の一実施例によるフェアリーダ・ブロックを示す図である。 本考案の一実施例による、懸垂構造に対して傾斜したフェアリーダ・ブロックを示す図である。 本考案の一実施例による、ベルトのための走行滑車を含むフェアリーダ・ブロックの詳細を示す図である。 本考案の一実施例による、1つ又は複数のボウのための滑車を含むフェアリーダ・ブロックの詳細を示す図である。 本考案の一実施例による、1つ又は複数のボウが開位置に位置しているフェアリーダ・ブロックの詳細を示す図である。 本考案の一実施例による、懸垂構造に対して傾斜したフェアリーダ・ブロックを示す図である。
本考案は、軌道旋回するフェアリーダ・ブロックに関する。以下の説明では添付の図面が参照されることになるが、図面は必ずしもスケール通りではなく、また、図面に示されているすべての特徴が必須であるわけではなく、特徴のうちのいくつかは除外することも可能である。図面の目的は、本考案の理解を容易にすることである。
以下の説明では、ケーブル及びワイヤ、滑車及び綱車、ボウ、クラム及びエルボウ、ピン、コッタ・ボルト及びピボット点などの語は、交換可能に使用することができる。
従来のフェアリーダ・ブロックは、図1に描かれているような懸垂構造を含むことができる。図1の実施例によるブロックは、フェアリーダ・ブロックの懸垂システムの上部要素として示されている図の穴の周りでピボット動作する。図1によるピボット動作するブロックは、ケーブルに対して最端部にその回転の中心を有しており、これは、ケーブルが横向き及び垂直方向の両方の運動にさらされる可能性があることを暗に意味している。
それに対して、本考案によれば、回転の中心がケーブル自体とほぼ一致するフェアリーダ・ブロックが提供される。本考案の一態様によれば、ボウ1(単一ボウ又は二重ボウ)の曲率の焦点が、フェアリーダの1つ又は複数の滑車9又はスライド表面と実質的に一致するよう、ボウ1は、フェアリーダの1つ又は複数の滑車9部分又は接触面に対して調和するように設計される。回転の中心がフェアリーダを使用してケーブルを案内するための接触面と一致する設計は、荒れた海の沖合の船からであっても、ケーブルの滑らかな供給及び巻取りを提供する。ケーブル自体とほぼ一致するということは、回転の中心が半径1r及びボウ1の曲率の半径rの2/3([2/3r,1r])以内に存在することを意味することを理解されたい。
図2は、本考案の原理によるフェアリーダ・ブロックの実例を示したもので、ケーブルの横向き及び垂直方向の運動は、図1に示されている従来技術の解決法とは対照的に、ケーブルに対して垂直の傾斜角には多少とも無関係であることが明確に示されている。
本考案の一態様によれば、ボウが懸垂システムに固定され、且つ、1つ又は複数の滑車9が回転すると、軸を介して滑るように動く逆の構造が同じく提供されることを理解されたい。本明細書において説明されるすべての実施例によれば、ボウ1は、懸垂部分においてボウが軌道旋回することを妨げ、且つ、フェアリーダ・ブロックを介してボウが軌道旋回することができるようにする意味で固定することができ、或いはこれとは逆に、懸垂部分において軌道旋回することができるようにし、且つ、フェアリーダ・ブロックで固定することができることを理解されたい。
本明細書において開示されるすべての実施例の他の態様によれば、ボウ1は、懸垂構造に対して、また、フェアリーダ・ブロックに対して自由に回転し/軌道旋回することができる。
以下、図面を参照して、同じ重要性を有する特定の実施例について説明するが、図面に示されている特徴に限定されない。
「実施例1」
図2は、本考案の第1の実施例を示したものである。本考案の第1の実施例によれば、1つの単一滑車を備えたフェアリーダ・ブロックが提供される。前記フェアリーダは、第1の側部要素及び第2の側部要素、並びに第1の側部要素と第2の側部要素の間に支持された滑車を有するブロックを備えている。回転軸が、側部要素に対して直角に、且つ、側部要素の間に提供されており、前記回転軸は滑車の回転軸である。フェアリーダ・ブロックは、前記第1の側部要素と第2の側部要素の間を延在している1つのブロック・キャリア・ボウをさらに備えている。ブロック・キャリア・ボウは、アーチ形移動通路を形成している内部円セグメントを有する開口を画定している。また、フェアリーダは、少なくとも1つの移動ボウ接触要素を含む懸垂構造を同じく備えている。接触要素は、ローラ、ボール・レース、低摩擦表面又は接触表面、或いは当業者に知られている任意の低摩擦構造のうちのいずれであってもよい。懸垂構造は、ブロック・キャリア・ボウが懸垂構造と係合し、したがって軌道旋回するフェアリーダを提供するよう、滑車の前記平行な回転軸に対して平行の平面内のアーチ形移動通路に沿って通る移動キャリッジを形成している。第1の実施例によるフェアリーダは、滑車に対してその上部端にリンク・スイベル(link swivel)備えることができる。任意選択のリンク・スイベルは、懸垂構造のための上部ピボット点を提供し、滑車の回転軸に対して垂直のフェアリーダ・ブロックの回転を容易にすることができる。
図2には、1本のケーブル用に適合された1つの溝を有する滑車が示されており、第1の実施例の一態様によれば、滑車は、多数のケーブルのための多数の溝を備えることができる。
図2には、上記の滑車は、回転軸の周りで回転するように適合されていることが示されているが、第1の実施例の一態様によれば、滑車は低摩擦表面を備えることができ、したがって側部要素に固定することができる。滑車は、1本又は複数本のケーブルを供給し、且つ、巻き取ることができる低摩擦表面を有する固定接触表面と交換することができることを理解されたい。
ボウ1は、ケーブル入口のための1つ又は2つのスプリット・リンク(split link)を備えることができることを理解されたい。さらに、第1の実施例によるボウ1は、図5〜7に示されているような単一ボウである。
第1の実施例の一態様によれば、フェアリーダを軌道旋回させるための逆の構造を提供することができ、上で示したようにボウを懸垂構造に固定することができることを理解されたい。
「実施例2」
考案による第2の実施例は、ボウ1の設計の点で第1の実施例とは異なっている。本考案の第2の実施例によれば、ボウ1は、図11〜13に示されているような二重ボウである。懸垂システムは、第1の実施例によるねじ山又はスイベル(swivel)を備えることができる。二重ボウは、フェアリーダ・ブロック・ハウジングに固定されるように適合されている。さらに、二重ボウは懸垂構造に取り付けられている。二重ボウは蝶番を含んでおり、蝶番によって画定される回転軸の周りで二重ボウをピボット動作させることができる。
第2の実施例の一態様によれば、フェアリーダを軌道旋回させるための逆の構造を提供することができ、上で示したように二重ボウは懸垂構造に固定されることを理解されたい。
「実施例3」
乃至8は、本考案の第3の実施例による、多数の滑車9を有するフェアリーダ・ブロックの実例を示したものである。滑車は自由に回転し、フェアリーダ・ブロックの側部要素2に対して実質的に垂直のそれらの回転軸を有している。回転軸が、側部要素に対して垂直に、且つ、側部要素の間に提供されている。前記回転軸は、複数の滑車9のための回転軸である。フェアリーダ・ブロックは任意の適切な数の滑車を備えることができ、また、滑車のサイズは必ずしも同じサイズである必要はない。滑車の構成は設計の問題である。複数の滑車9を使用することの背後にある理論的根拠は、複数の滑車9を使用することにより、直径が大きい滑車を使用した場合ほどにはブロックのサイズを追加することなく、フェアリーダによって案内される1本又は複数本のケーブルの最小曲率が提供されることである。
第3の実施例の一態様によれば、フェアリーダは、自由に回転し、フェアリーダ・ブロックの側部要素2に対して実質的に垂直のそれらの回転軸を有するローラ10を備えている。ローラは、図5及び6に示されているように、それらが滑車9の最端部縁と重畳するように寸法化することができる。これは、ローラの幅を滑車9の幅より実質的に狭くすることによって達成することができる。第3の実施例の一態様によれば、フェアリーダ・ブロックは3個の滑車を含み、第3の実施例の他の態様によれば、フェアリーダ・ブロックは4個の滑車を含み、本考案の第3の実施例のさらに他の態様によれば、フェアリーダ・ブロックは5個の滑車を含み、フェアリーダ・ブロックの第3の実施例のさらに他の態様では6個の滑車を含む。本考案の最後の態様では、フェアリーダは7個以上の滑車9を含む。
フェアリーダ・ブロックは、前記第1の側部要素2と第2の側部要素2の間を延在している1つのブロック・キャリア・ボウ1をさらに備えている。ブロック・キャリア・ボウ1は、アーチ形移動通路を形成している内部円セグメントを有する開口を画定している。また、フェアリーダは、少なくとも1つの移動ボウ接触要素3、4を含む懸垂構造5を同じく備えている。接触要素は、ローラ、ボール・レース、低摩擦表面又は接触表面、或いは当業者に知られている任意の低摩擦構造のうちのいずれであってもよい。懸垂構造は、ブロック・キャリア・ボウ1が懸垂構造と係合し、したがって軌道旋回するフェアリーダを提供するよう、滑車9の前記平行な回転軸に対して平行の平面内のアーチ形移動通路に沿って通る移動キャリッジを形成している。第1の実施例によるフェアリーダは、滑車に対してその上部端にリンク・スイベル5を備えることができる。任意選択のリンク・スイベルは、懸垂構造のための上部ピボット点を提供し、滑車の回転軸に対して垂直のフェアリーダ・ブロックの回転を容易にすることができる。
〜8には、1本のケーブル用に適合された1つの溝を有するベルト8、12を有するフェアリーダが示されている。上記によれば、滑車9は、回転軸の周りで回転するように適合されているが、第1の実施例の一態様によれば、滑車は低摩擦表面を備えることができ、したがってそれらを側部要素2に固定することができる。滑車は、1本又は複数本のケーブルを供給し、且つ、巻き取ることができる低摩擦表面を有する固定接触表面と交換することができることを理解されたい。
ボウ1は、ケーブル入口のための1つ又は2つのスプリット・リンク13を備えることができることを理解されたい。さらに、第1の実施例によるボウ1は、図5〜7に示されているような単一ボウである。
第3の実施例の一態様によれば、フェアリーダを軌道旋回させるための逆の構造を提供することができ、上で示したようにボウを懸垂構造に固定することができることを理解されたい。
「実施例4」
11〜13は、本考案の第4の実施例を示したものである。本考案による第4の実施例は、ボウ1の設計の点で第3の実施例とは異なっている。本考案の第4の実施例によれば、ボウ1は、図11〜13に示されているような二重ボウである。懸垂システムは、第1の実施例によるねじ山又はスイベルを備えることができる。二重ボウは、フェアリーダ・ブロック・ハウジングに固定されるように適合されている。さらに、二重ボウは懸垂構造に取り付けられている。二重ボウは蝶番を含んでおり、蝶番によって画定される回転軸の周りで二重ボウをピボット動作させることができる。
第4の実施例の一態様によれば、フェアリーダを軌道旋回させるための逆の構造を提供することができ、上で示したように二重ボウは懸垂構造に固定されることを理解されたい。
「実施例5」
本考案の第5の実施例に関しては図乃至8を参照する。本考案の第5の実施例は、フェアリーダが滑車9の周りのループ状の継目なしベルト8、12をさらに備えているため、本考案の第3の実施例とは異なっている。
継目なしベルト8、12は弾性ベルトであってもよく、また、図に示されているように二重湾曲ベルトであってもよい。第5の実施例の他の態様では、継目なしベルトは、実質的に平らで/一様な表面を有しており、さらに他の態様では、ベルトは、複数のケーブルを受け取るように適合された複数の溝を備えている。
本考案の他の実施例では、ベルトは、多重リブ・ベルト用に適合された溝を有する滑車/ローラ/アイドラー・ローラと共に使用されるように適合された多重リブ・ベルトである。
図5及び6に示されているフェアリーダ・ブロックの分解組立図では、フェアリーダはベルト・テンショナー機構を備えていることが分かる。このベルト・テンショナー機構は、滑車9のうちの1つと係合しており、図ではこの機構は、フェアリーダの最も下にある滑車と係合している。
(削除)
(削除)
ェアリーダであって、直径が大きい滑車を使用した場合ほどにはブロックのサイズを追加することなく、該フェアリーダによって案内される1本又は複数本のケーブルの最小曲率を提供することができるフェアリーダもまた提供される。フェアリーダは、側部要素2の内側の溝と係合しているベルトを備えていても良く、その係合は低摩擦係合であり、したがってベルトの回転を提供する。施例の他の態様では、ケーブルの供給及び巻取りを容易にすることができる低摩擦タイプの外部接触面を有するベルトが提供される。
本考案の第3、第4、第5の実施例の他の態様
本考案の第3、第4、第5の実施例の他の態様によれば、フェアリーダ・ブロックのためのピボット点11が提供され、それにより、図6から分かるようにフェアリーダ・ブロックを容易に傾斜させることができる。
添付の図面の他の説明
図9は、ケーブル/ワイヤに対して平行の方向から見た、本考案の一実施例によるフェアリーダ・ブロックを開示したものである。ケーブルは任意のタイプのケーブルであってもよく、また、ブロックは、軌道旋回するブロックが必要である場合、どこででも使用することができる。
図10は、図1のブロックと比較すると、傾斜した位置で軌道旋回するブロックを示したものである。このブロックは、図1に示されている垂直方向の位置と比較すると、少なくとも+/−90度で軌道旋回し/ピボット動作することができる。傾斜の最大角度は、ブロックに対する少なくとも1つのボウ固定構造の設計の問題である。
図11はフェアリーダ・ブロックを詳細に示したもので、ベルトは多数の滑車の上を通っており、滑車は自由に回転し、ブロック・ハウジングの外壁に対して実質的に垂直のそれらの回転軸を有していることが分かる。本考案の目的を達成するためには少なくとも2つの滑車が必要であり、フェアリーダ・ブロックは任意の適切な数の滑車を備えることができ、また、滑車のサイズは必ずしも同じサイズである必要はない。滑車の構成は設計の問題である。フェアリーダ・ブロックの一実施例によれば3個の滑車を含み、他の実施例によれば、フェアリーダ・ブロックは4個の滑車を含み、本考案のさらに他の実施例によれば、フェアリーダ・ブロックは5個の滑車を含み、また、さらに他の実施例では、フェアリーダ・ブロックは6個の滑車を含む。
図11は2つの円形ボウをさらに示しており、ボウは、フェアリーダ・ブロック・ハウジングに固定されるように適合されている。さらに、ボウは懸垂構造に取り付けられている。ボウは蝶番を含んでおり、蝶番によって画定される回転軸の周りで少なくとも1つのボウをピボット動作させることができる。
図12は、フェアリーダ・ブロックのボウ及び懸垂構造に関連する詳細を示したものである。図は、上で説明した蝶番要素を示しており、さらに、多数の滑車が懸垂構造の中に配置されている。これらの滑車は、ボウが滑車の上を通る際のフェアリーダ・ブロックの軌道旋回挙動を容易にしている。図では、滑車構成は、ボウ毎に3個の滑車を含んでいる。しかしながら他の構成を適用することも可能であり、ボウは任意のスライド表面上を通ることができる。
図13は、フェアリーダ・ブロックのボウ及び懸垂構造に関連する詳細を示したもので、ボウは開位置に位置していることが示されており、これは、ケーブル又はワイヤの取り付けを容易にしている。ボウは蝶番要素を含んでいることが分かる。これらの要素は、図6に開示されているようにボウの一部の上に提供することができ、或いは蝶番は、懸垂構造の垂直方向の中心線に対して、この垂直方向の中心線の両側に対称に提供することができる。それぞれのボウの上の2つの蝶番を使用して、湾曲したスペーサが前記蝶番の間に挿入されている。
また、図は、多数の滑車の上を通るベルトを同じく示しており、図6に開示されている実施例によるベルトは、二重湾曲ベルトであってもよい。
また、図は、フェアリーダ・ブロックのハウジングを取り付けた固定デバイスを同じく示している。この固定デバイスは、フェアリーダ・ブロックが動作している間、ボウを固定位置に固定垂直する。
図14は、傾斜した位置におけるフェアリーダ・ブロックを示したものである。
懸垂構造中の滑車は、湾曲した表面−凹面又は凸面のためのローラになるように適合させることができる。

Claims (11)

  1. ケーブル(6)を案内するためのフェアリーダであって、
    第1の側部要素(2)及び第2の側部要素(2)、並びに前記第1の側部要素(2)と第2の側部要素(2)の間に支持された少なくとも1つの滑車(9)を有するブロックであって、前記少なくとも1つの滑車が平行な回転軸の周りで回転することができるようにするブロックと、
    前記第1の側部要素(2)と第2の側部要素(2)の間を延在する少なくとも1つのブロック・キャリア・ボウ(1)であって、アーチ形移動通路を形成する内部円セグメントを有する開口を画定する少なくとも1つのブロック・キャリア・ボウと、
    少なくとも1つの移動ボウ接触要素(3、4)を含む懸垂構造(5)であって、前記懸垂構造と係合している前記ブロック・キャリア・ボウが軌道旋回するフェアリーダを提供するよう、前記滑車の前記平行な回転軸に対して平行の平面内のアーチ形移動通路に沿って通る移動キャリッジを形成する懸垂構造と
    を備えるフェアリーダ。
  2. 第1の側部要素(2)及び第2の側部要素(2)を有する前記ブロックが、前記第1の側部要素(2)と第2の側部要素(2)の間に支持された少なくとも2つの滑車を備え、前記少なくとも2つの滑車が平行な回転軸の周りで回転することができるようにする、請求項1に記載のフェアリーダ。
  3. 前記フェアリーダが、前記少なくとも2つの滑車の周りのループ状の継目なし弾性ベルト(12)をさらに備える、請求項1又は2に記載のフェアリーダ。
  4. 前記継目なし弾性ベルト(12)が二重湾曲ベルトである、請求項3に記載のフェアリーダ。
  5. 前記少なくとも1つのブロック・キャリア・ボウが、蝶番要素(11)及び蝶番動作ボウ部分と、前記第1の側部要素(2)の上の前記蝶番動作ボウ部分の解放可能アタッチメントのための固定デバイス(13)とを含む、請求項1から3までに記載のフェアリーダ。
  6. 5個の滑車を含む、請求項1から4までに記載のフェアリーダ。
  7. 間隔を隔てた2つの平行ブロック・キャリア・ボウ(1)が、前記第1の側部要素(2)と前記第2の側部要素(2)の間を延在し、前記懸垂構造(5)の一部を形成している懸垂板が前記間隔を隔てた平行ブロック・キャリア・ボウの間を延在し、前記少なくとも1つの移動ボウ接触要素が前記懸垂板に取り付けられる、請求項1から5までに記載のフェアリーダ。
  8. 前記少なくとも1つの移動ボウ接触要素(3、4)が少なくとも1つのころがり要素である、請求項1から6までに記載のフェアリーダ。
  9. 前記少なくとも1つの移動ボウ接触要素(3、4)が、前記懸垂板のそれぞれの側の少なくとも1つのころがり要素である、請求項7に記載のフェアリーダ。
  10. それぞれのブロック・キャリア・ボウ(1)が、蝶番要素及び蝶番動作ボウ部分と、前記第1の側部要素の上のそれぞれの蝶番動作ボウ部分の解放可能アタッチメントのための固定デバイス(13)とを含む、請求項7に記載のフェアリーダ。
  11. 前記少なくとも1つの移動ボウ接触要素が、低摩擦重合体の少なくとも1つのブロックである、請求項1から9までに記載のフェアリーダ。
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