JP3200822U - ストーマ袋用セット - Google Patents

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宏樹 河内
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Abstract

【課題】防水シートをストーマ袋から容易に剥がすことが可能なストーマ袋用セットを提供する。【解決手段】ストーマ袋用セットは、防水性を有し、片面には粘着層が設けられた、ストーマ袋の上から体に貼り付けることができるストーマ袋用の防水シートと、ストーマ袋と防水シート間に設ける保護部材5の組み合わせからなる。保護部材は、不織布、剥離紙、樹脂製シート、又はメッシュ部材6からなり、特に開口7を有する袋状のメッシュ部材であるのが好ましい。【選択図】図3

Description

本考案は、ストーマ袋を体に装着した後、ストーマ袋に貼り付けることができる防水シートと、当該シートと組み合わせる保護部材からなるストーマ袋用セットに関する。
ストーマは、消化管や尿路の疾患などにより腹部に便を排泄するために増設された排泄口のことであり、排泄物は合成樹脂で構成されるストーマ袋に溜められる。このストーマ袋は、袋と面板から構成されている。袋の入口側の孔部が面板の一方の面に固定され、この面板には接着性のある皮膚保護剤が塗布され、ストーマ周囲に接着することで、ストーマ袋が腹部に固定保持される。
袋の下部には開口部が備わっており、溜まった排泄物を排出又は開口部からガスを抜くことができるものと、開口部を備えず使い捨てできるものがある。このような袋及び面板とからなるストーマ袋には、袋と面板とが一体的に固着されたワンピース型と、袋が面板に対し着脱交換可能なツーピース型の2種類が存在している。
そして、使用者は、例えば風呂やプールに入るときにストーマ袋を装着したままだと、中に水が入ってしまったり、外しにくくなってしまうことがあるため、ストーマ袋を外さなければならない場合がある。また、ストーマ袋を装着した場合に浴場やサウナに行ってしまうと、他者の目にさらされてしまい、精神上大変な負担が生じる場合がある。
しかし、ストーマ袋の防水カバーを購入するには患者の費用負担が大きい場合があり、また従来販売されているカバーでは装着が困難であった。そこで、本考案者は、防水性を有し、片面には粘着層が設けられた、ストーマ袋の上から体に貼り付けることができる防水シートを考案し開示している(実用新案登録第3168013号公報)。
上記防水シートにより、入浴時などの使用者のプライバシー保護を図ることが可能になった。しかしながら、シート全面に粘着層が設けられている場合などには、防水シートにストーマ袋が強く貼り付いてしまい、剥がすときに困難が生じたり破けたりする場合が生じ得た。
そこで、本考案の目的は、防水シートをストーマ袋から容易に剥がすことを可能とする手段を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案のストーマ袋用セットは、防水性を有し、片面には粘着層が設けられた、ストーマ袋の上から体に貼り付けることができるストーマ袋用の防水シートと、ストーマ袋と防水シート間に設ける保護部材の組み合わせからなる。
保護部材は、不織布、剥離紙、樹脂製シート、又はメッシュ部材からなることが好適である。
また、保護部材が、袋状のメッシュ部材からなることが好適である。
また、袋状のメッシュ部材の開口部に弾性部材が設けられていることが好適である。
また、弾性部材が天然又は合成ゴムからなることが好適である。
また、防水シートに剥離紙が貼付されており、剥離紙は2分割又は3分割されていることが好適である。
本考案に使用されるストーマ袋用防水シートは、ストーマ袋の上から被せ、体に貼り付ける形で使用される。そのため、シートの片面には粘着層が設けられる。シートが防水加工されていることにより、風呂に入ってもストーマ袋は濡れることがない。さらに、他者からはストーマ袋を直接見ることがないため、使用者は安心して浴場に行くことが出来る。この点から、防水シートは透明でないものが好ましく、肌色が好適であり、生地としては不織布、各種の布生地、合成樹脂などを使うことができる。さらに、撥水加工や透湿性加工がなされていても良い。
なお、シートの大きさはストーマ袋や体の大きさに合わせて適宜設定され特に限定されるものではない。剥離紙は、2分割又は3分割されることで、より容易に装着することが可能である。粘着層は、シート全面に設けられても一部に設けられていても良いが、本考案によればシート全面に粘着層が設けられている場合でも快適に取り外しが可能である。
防水加工については、ポリウレタンや塩化ビニール、ゴムなどを生地の表面にコーティングしたりラミネートするなど、公知の手段を使用することが出来る。
さらに、撥水加工についても、シリコン樹脂やフッ素樹脂で繊維を包み疎水性にするなど、公知の手段を使用することができる。
透湿性加工については、水蒸気を透過するが、水を透過しない微多孔質の被膜を形成し得る公知の樹脂を使用することができる。例えば、ポリオールとイソシアネート化合物を反応せしめて得られるポリウレタン樹脂、アミノ酸とウレタンとの共重合物であるポリアミノ酸樹脂、アクリル酸エステル等のアクリル酸樹脂等を単独又は混合して用いる方法や、特開平5−104684号公報に記載された、ポリピロリドンを布帛にコーティングあるいはポリピロリドンからなる膜をラミネートさせ、ポリピロリドンフィルムの高透湿性および染料分子移行防止性を利用した方法など、公知の手段を使用することができる。
ストーマ袋と防水シート間に設けられて使用される保護部材は、ストーマ袋の上に配置した状態で、その上から防水シートを貼り付ける形式で使用される。このため、不織布、剥離紙、樹脂製シート、又はメッシュ部材などを使用することが可能である。
このうち、保護部材が袋状のメッシュ部材からなることがより好適である。この構成により、保護部材を取り付けた後両手が空くため、防水シートをより容易に装着することが可能である。また、ストーマ袋の袋部分と、面板部分の間から包み込むように配置できる形状であり、かつメッシュ(網状)部材である故、ストーマ袋の破壊を防ぎつつ防水シートの剥離も容易にするものである。この点からして、メッシュ部材は、好ましくは伸縮性のある生地で構成されることがより好ましく、素材は例えばストッキング生地に使用されるポリエステル繊維などが挙げられるが、これに限られるものではない。
さらに、袋状のメッシュ部材の開口部に弾性部材が設けられていることが好適である。この構成により、ストーマ袋のサイズにかかわらず取り付けがより容易になるものである。この弾性部材は、天然ゴム又は合成ゴムなどにより構成することが可能である。
本考案の以上の構成により、ストーマ袋の使用者は、ストーマ袋を装着した後、ストーマ袋用防水シートをストーマ袋に貼り付ける前に、保護部材を装着することで、防水シートを剥がす際にストーマ袋を破損したり困難が生じることを避けることが可能である。
ストーマ袋を示す図である。 本考案に使用される防水シートを示す図である。 本考案に使用される保護部材を示す図である。 本考案使用方法を示す図である。 防水シートを体に貼った状態を示す図である。
本考案の実施の形態の一例を図面にしたがって説明する。
図1は、ストーマ袋1を示す図である。ストーマ袋1は、排泄物を入れるための袋2と、面板3から構成されている。この面板3が袋2と一体となっているワンピース型と、面板3が袋2に対し着脱可能なツーピース型の2種類が市販されている。本考案の防水シート4(図2,3参照)は、いずれの型についても使用可能である。
図2は、本考案の防水シート4を正面から見た図である。防水シート4は、表面が肌色をしており、裏側全面に粘着層が設けられて、体に粘着可能となっている。
図3は、本考案の保護部材5を示す図である。保護部材5は、メッシュ部6(網状部)から構成された伸縮性のある袋状部材であり、開口部7はゴムで構成されているために、ストーマ袋1への取り付け・取り外しが容易である。
図4に示すように、使用者は、体に取り付けたストーマ袋1に対して、保護部材5がストーマ袋1を覆うように取り付ける。面板3と袋2の間に開口7のゴムが当たるように取り付けることで、外れにくく、後に防水シート4を両手で貼り付けることができる。なお、図4では、内容物が少ないときに袋2を折りたたんだ状態を示している。
図5は、保護部材5の上から防水シート4を体に貼り付けた状態を示す図である。防水シート4から剥離シート(図示せず)を剥がして、ストーマ袋1に取り付けられた保護部材5の上から、図6に示すように体に貼り付ける。なお、貼り付けを容易にするために、剥離紙は2分割又は3分割されていても良い。これにより、ストーマ袋1は防水シート4に完全に隠れてしまい、水の進入を防ぐことができる。そして、使用者はストーマ袋1の外観を隠しつつ入浴や水泳等をすることができる。
取り外し時には、そのまま普通に防水シート4を剥がす行為を行うだけでよい。このとき、保護部材5が存在するために、ストーマ袋1が防水シート4に強力に粘着してしまうことがないため、剥離に困難性を感じることもなく、またストーマ袋が破損してしまうおそれもない。
1 ストーマ袋
2 袋
3 面板
4 防水シート
5 保護部材
6 メッシュ部
7 開口

Claims (5)

  1. 防水性を有し、片面には粘着層が設けられた、ストーマ袋の上から体に貼り付けることができるストーマ袋用の防水シートと、ストーマ袋と防水シート間に設ける保護部材の組み合わせからなるストーマ袋用セット。
  2. 前記保護部材が、袋状のメッシュ部材からなることを特徴とする請求項1に記載のストーマ袋用セット。
  3. 前記袋状のメッシュ部材の開口部に弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のストーマ袋用セット。
  4. 前記弾性部材が天然又は合成ゴムからなることを特徴とする請求項3に記載のストーマ袋用セット。
  5. 前記防水シートに剥離紙が貼付されており、当該剥離紙は2分割又は3分割されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のストーマ袋用セット。
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