JP3200454U - ヒーター付椅子 - Google Patents
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Abstract
【課題】座位の状態で皮膚表面から近く皮下脂肪の少ない膝裏等から効果的に身体を温めることのできるヒーター付椅子を提供する。【解決手段】座面部2及び背凭れ部3を備え、座位の使用者の膝裏が当接する座面部2の先端側に沿って配された第一ヒーター4により座位の状態で膝裏を温めることができ、座面部2の一方の側端側に沿って配された側端側ヒーター6により座面部2に仰臥位の状態で足首又は首部を温めることができる。【選択図】図1
Description
本考案は、座位の状態で膝裏、首部又は足首から効果的に身体を温めることのできるヒーター付椅子に関する。
従来、座位の状態で大腿部及び臀部又は背中を温める暖房器具として、座面部又は背凭れ部の中央近傍略全域に亘って暖房パネルが配されたヒーター付きのベンチが提供されている(特許文献1)。
しかしながら、前記特許文献1に記載の技術では、座面部及び背凭れ部の略全域に暖房パネルが配されているため、使用者の臀部や大腿部及び背中の略全体を温めることはできるものの、実際、身体を温めるには前記臀部等の全体を温める必要は別段なく、身体の適切な部位を温めることで効果的に身体を温めることができることから、身体を温めることを目的とした構成上効率的ではないという問題があった。
ここで、該身体の適切な部位とは、身体部位のうち、皮下脂肪が少なく、且つ、血管が身体表面に近い部位、具体的には膝裏、首部又は足首等であって、該各部位を温めることにより身体を効果的に温めることができる。また、膝裏を温めることにより血行促進による美脚効果等の美容効果も得ることができる。
そこで、本考案は、座位の状態で膝裏等から効果的に身体を温めることのできるヒーター付椅子を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本考案は次のように構成した。すなわち、本考案に係る請求項1に記載のヒーター付椅子は、座面部及び背凭れ部を備え、座位の状態で膝裏が当接する前記座面部の先端側に沿って配されたヒーターを設けてなることを特徴としている。
また、請求項2に記載のヒーター付椅子は、前記第一ヒーターが前記座面部の一方の側端側に沿って配された側端側ヒーターから延設されてなることを特徴としている。
さらに、請求項3に記載のヒーター付椅子は、前記背凭れ部の腰部、肩部又は首部に当接する位置に水平方向に配された第二のヒーターを設けてなることを特徴としている。
本考案に係る請求項1に記載のヒーター付椅子によれば、前記ヒーターにより座位の使用者に対して皮膚表面から血管が近く皮下脂肪も少ない膝裏を温めることができ、効果的にその身体を温めることができる。また、該膝裏を温めることにより、血行が促進されて脚部のむくみを解消して美脚効果をも得ることができる。
また、前記請求項2に記載のヒーター付椅子によれば、該ヒーター付椅子の座面部の側端部に側端側ヒーターを設けたことにより、該座面部に寝転がれば足首又は首部を温めることができる。該足首又は首部も血管が近く皮下脂肪が少ないため効果的に、且つ、仰臥位のリラックスした状態で身体を温めることができる。さらに、前記ヒーターは該側端側ヒーターから延設されており、ヒーターへの熱の伝達及び足首等の温めを兼用するため、前記座面部へのヒーターの配置においても無駄なく効率的である。
さらに、前記請求項3に記載のヒーター付椅子によれば、前記ヒーター付椅子の効果とともに、座位の状態で膝裏と同時に背中、特に腰部、肩部又は首部を温めることができる。皮膚妙面から血管まで近く皮下脂肪の少ない首部を温めることにより、座位の状態で効果的に身体を温めることができ、また、前記腰部を温めることで腰痛の解消に効果があり、また、肩部を温めることで肩凝りの解消に効果があり、これらを前記膝裏の温めと同時に行うことができる。
以下、図面に基づいて本考案を具体的に説明する。図1は、本考案に係るヒーター付椅子1を示す斜視図である。なお、本実施例では、該ヒーター付椅子1として、二人掛けソファを用いて説明する。該ヒーター付椅子1は、通常市販されているような二人掛けソファを構成する座面部2及び背凭れ部3と、該座面部2に配される第一ヒーター4と、前記背凭れ部3に配される第二ヒーター5と、該座面部2及び背凭れ部3の一方の側端に配される側端側ヒーター6とを備えて構成される。なお、本発明に係るヒーター付椅子1のここでいう椅子とは、本実施例に係る二人掛けソファのみならず、使用者が腰掛けることが可能な椅子類全般を指し示すものであり、その他複数人掛けのソファや座椅子等も含むものである。
前記第一ヒーター4は、前記座面部2の先端側で座位の使用者の膝裏に当接する位置に沿って配設され、通電により発熱する電熱線で構成されている。該第一ヒーター4における電熱線は、座面部2の先端側でその一方の側端から二往復する蛇行状に配され、前記側端側ヒーター6の電熱線へと延設されている。なお、該第一ヒーター4、第二ヒーター5及び側端側ヒーター6は、図示にて破線で表示されるように、ヒーター付椅子1の表面に埋設されている。
一方で、前記第二ヒーター5も電熱線により構成され、前記背凭れ部3の上端側に沿って配されている。該第一ヒーター4における電熱線は、座面部2の先端側でその一方の側端から二往復する蛇行状に配され、前記第一ヒーター4から延設された側端部側ヒーター6の電熱線から延設されている。
また、前記背凭れ部3の背中当接面において、該第二ヒーター5を配設する高さは、該背凭れ部3の上端側で使用者の腰部に当接する位置であり、該第二ヒーター5の発熱により腰部を温めることのできるように構成されている。なお、該第二ヒーター5は、前記背凭れ部5の高さに応じて座位の使用者の肩部又は首部に当接する高さに配設してもよく、或いは、該背凭れ部2を座位の首部に相当する高さに形成し、腰部、肩部又は首部の当接する位置に夫々設けて、使用者の各部位を温める構成とすることも可能である。
また、前記側端側ヒーター6は、電源(図示せず。)からの電力を前記第一ヒーター4に供給するように、前記座面部2及び背凭れ部3の間から座面部2の一方の側端側に沿って電熱線が配され、その座面部2の先端側端部が第一ヒーター4の電熱線へと延設されている。また、前記の通り、第一ヒーター4の電熱線から第二ヒーター5の電熱線へと連結する電熱線が側端側ヒーター6として前記座面部2及び背凭れ部3の側端に配されるとともに、該第二ヒーター5の電熱線からの戻り線として背凭れ部3の側端に側端側ヒーター6として電熱線が配されている。また、該側端側ヒーター6及び電源の間には、タイマー又は温度調節を行うコントローラー7が設けられている。
なお、本実施例の座面部2の両側端には、ソファの肘掛けが形成されていないが、該肘掛けを設け、その内部に側端側ヒーター6を配してもよい。その場合、一方の側端の側端側ヒーター6を配した肘掛けを枕として寝転んで首部又は足首を温めることができる。
このように、前記第一ヒーター4を設けたことにより、皮膚表面から血管までが近く皮下脂肪の少ない膝裏を温め、効果的に座位の状態で身体を温めることができる。また、該膝裏を温めることにより、血行が促進されて脚部のむくみを解消して美脚効果をも得ることができる。
また、前記側端側ヒーター6を設けたことにより、使用者が該座面部2に寝転がれば首部又は足首を、或いは、脚部を伸ばして座面部2上に座れば足首を、該側端側ヒーター6に当接することにより温めることができ、該足首又は首部も血管が近く皮下脂肪が少ないため効果的に身体を温めることができる。さらに、該側端側ヒーター6は、前記第一ヒーター4が該側端側ヒーター6から延設されて第一ヒーター4への通電及び足首等の温めを兼用するため、前記座面部2への配置においても無駄なく効率的である。
さらに、前記背凭れ部3に第二ヒーター5を設けたことにより、座位の状態で膝裏と同時に背中、特に腰部、肩部又は首部を温めることができる。皮膚妙面から血管まで近く皮下脂肪の少ない首部を温めることにより、効果的に身体を温めることができ、また、前記腰部を温めることで腰痛の解消に効果があり、また、肩部を温めることで肩凝りの解消に効果があり、これらを前記膝裏の温めと同時に行うことができる。
前記実施例では、第一ヒーター4、第二ヒーター5及び側端側ヒーター6を電熱線で構成したが、温水を流通させる温水路として構成し、ポンプを設けて温水を該温水路に給排水するようにしてもよく、その他、加温できる構成であればどのような構成であってもよい。
また、前記実施例では、二人掛け用ソファを用いて説明したが、該ヒーター付椅子1は、一人掛け用の椅子又はソファを用いてもよく、座位の使用者の膝裏等を温め、効果的に使用者の身体を温めることができる。また、この場合、側端側ヒーター6に首部又は足首を当接するべく寝転がる等する場合は、その他の椅子又はソファを一人掛けのヒーター付椅子1に並設する等、仰臥位になって側端側ヒーター6を埋設したヒーター付椅子1の側端側に首部又は足首を当接できる状態にして使用すればよい。
本発明に係るヒーター付椅子1は、前記電熱線により構成した第一ヒーター4、第二ヒーター5及び側端側ヒーター6を夫々シート素材に貼付等してシート状ヒーターを形成し、該シート状ヒーターを前記実施例のヒーター付椅子1の第一ヒーター4、第二ヒーター5及び側端側ヒーター6に相当する位置に配するように既存のソファ等の椅子に取り付けて構成し、利用することも可能である。
1 ヒーター付椅子
2 座面部
3 背凭れ部
4 第一ヒーター
5 第二ヒーター
6 側端側ヒーター
7 コントローラー
2 座面部
3 背凭れ部
4 第一ヒーター
5 第二ヒーター
6 側端側ヒーター
7 コントローラー
Claims (3)
- 座面部及び背凭れ部を備え、座位の状態で膝裏が当接する前記座面部の先端側に沿って配されたヒーターを設けてなることを特徴とするヒーター付椅子。
- 前記ヒーターは、前記座面部の一方の側端側に沿って配された側端側ヒーターから延設されてなることを特徴とする請求項1に記載のヒーター付椅子。
- 前記背凭れ部の腰部、肩部又は首部に当接する位置に水平方向に配された第二のヒーターを設けてなることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のヒーター付椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015003880U JP3200454U (ja) | 2015-07-31 | 2015-07-31 | ヒーター付椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015003880U JP3200454U (ja) | 2015-07-31 | 2015-07-31 | ヒーター付椅子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3200454U true JP3200454U (ja) | 2015-10-22 |
Family
ID=54477488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015003880U Expired - Fee Related JP3200454U (ja) | 2015-07-31 | 2015-07-31 | ヒーター付椅子 |
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JP (1) | JP3200454U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021075187A (ja) * | 2019-11-11 | 2021-05-20 | 日本発條株式会社 | 車両用シート |
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2015
- 2015-07-31 JP JP2015003880U patent/JP3200454U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2021075187A (ja) * | 2019-11-11 | 2021-05-20 | 日本発條株式会社 | 車両用シート |
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