JP3200440U - ログハウスの工法 - Google Patents

ログハウスの工法 Download PDF

Info

Publication number
JP3200440U
JP3200440U JP2015004081U JP2015004081U JP3200440U JP 3200440 U JP3200440 U JP 3200440U JP 2015004081 U JP2015004081 U JP 2015004081U JP 2015004081 U JP2015004081 U JP 2015004081U JP 3200440 U JP3200440 U JP 3200440U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
log
base
concave
concave groove
convex rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015004081U
Other languages
English (en)
Inventor
政幸 峰原
政幸 峰原
Original Assignee
政幸 峰原
政幸 峰原
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 政幸 峰原, 政幸 峰原 filed Critical 政幸 峰原
Priority to JP2015004081U priority Critical patent/JP3200440U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3200440U publication Critical patent/JP3200440U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Abstract

【課題】複数のログ材を簡単に組み合わせることが可能となり完成までの時間短縮と作業員数の削減の両方ができるログハウスを提供する。【解決手段】複数のログ材2を縦方向に交互に重ね合わせることにより建造されたログハウスであり、土台側面上部から逆方向側面に向けて貫通しないように凹型の切れ込みを入れ、当該凹型切れ込みに直交するように当該土台上面の長手方向に凹型溝加工を施し、縦方向に積み重ねるログ材2下面には土台の各凹型溝に挿入し移動可能な凸型レール加工を施し、ログ材2の凸型レールを凹型の切れ込みから挿入し凹型溝に沿って複数積み重ねて構成される縦型ログ工法により立設される。ログ材2下面に凸型レールと土台上面に溝を設けることで組立て時間を大幅に短縮する。【選択図】図3

Description

本考案は、複数のログ材を縦方向に交互に重ねあわせることにより建造されたログハウスに関する。
従来のログハウスの外壁は、丸ログ若しくは角ログを横方向に寝かせ積み上げて建造する工法を採用している。
特許公開2004−27787号
従来から採用されている横組工法の最大の欠点は、使用したログ材が徐々に乾燥していくため丸太ログで7年間に14センチ、角ログは5年間で7センチ縮小する。そのためハウス全体に隙間が生じ、若しくはハウス自体が縮むことになる。
特許文献1は上記課題を解決するために従来工法である横組を縦組にする方法が提案されている。しかし、ログ材の縦型工法は横型組立に比較して組立作業が難しいため完成までに時間を要すること及び人手が掛かることが新たな課題となっている。
上記課題に鑑み、考案者は誠意工夫の結果、ログ材下面に凸型レールと土台上面に溝を設けることで組み立て時間の大幅な削減と人員削減のいずれも克服できる新しい縦型ログの工法を見出した。
具体的には、土台の溝部を台形形状とし当該台形の溝に沿ってログ材料をスライド移動させるための逆形状させた台形形状凸型レールを備えることにより土台長手方向の溝に組み込んだログ材は土台上面方向には引き出すことが出来ないためハウス自体が安定する。
前記土台上にログ材を組み合わせて成る壁に対して当該壁上部を挟み込めるように凹型溝を施した桁により固定されるため更にハウス自体の強度が増加する構造となっている。
本考案の工法にて複数のログ材を簡単に組み合わせること可能となり完成までの時間短縮と作業員数の削減の両方の課題を解決できる。
本考案による一実施例であり土台上面に溝加工を施した図である。 左は土台をA方向、右は土台をB方向から観察した溝構造を示す。 ログ材を示す。 ログ材を土台に立設している状況を示す。 ログ材上部を凹型形状の桁にて固定した状況を示す。 凹型形状の桁にてログ材を固定した断面を示す。 凹型形状の桁と屋根柱の固定した状況を示す。
以下、本考案に係る実施の形態を図面により説明する。
凹型溝加工を具備したログハウス土台(1)を図1に示す。土台(1)に対して長手方向(A)と垂直方向(B)から観察した凹型溝の形状を図2に示す。長手方向(A)から観察した凹型溝の形状は台形型であり垂直方向(B)から観察した凹型溝形状はコ型としている。
ログ材に関しては、図3に示すように当該ログ材下面には図2左図に示した台形形状に挿入できるように逆台形形状のレールを備える。一方、当該ログ材の側面には凸型レール部と凹型溝部がログ材長手方向に施されている。
前記ログ材下面に施した凸型レール(C方向)をログハウス土台(1)のB方向から差込、長手方向の台形形状の溝部に沿って順次組み合わせていくことで図4に示すように壁が完成する。ログ材通しの組み合わせは一方の凸部レールと他方の溝部が噛み合うように組み合わせる。
次に、土台(1)上に複数のログ材を組み合わせて完成した壁に対して図5に示すように壁上部の複数のログ材を挟み込めるように凹型溝を施した桁(4)により固定する。図6は桁(4)によりログ材を挟み込んだ断面図を示す。
図7は屋根構造断面を示すが桁(4)に段差を設けることに垂木兼野地板(6)を安定して支えることが可能となる。
1 土台
2 ログ材
3 コーナー柱
4 ログ材上部固定用の桁
5 基礎
6 垂木兼野地板
A 土台長手方向から観察した溝断面を示す
B 土台長手方向と垂直方向から観察した溝断面図を示す。
C 壁面になる方向

Claims (3)

  1. 複数のログ材を縦方向に交互に重ね合わせることにより建造されたログハウスであり、土台側面上部から逆方向側面に向けて貫通しないように凹型の切れ込み(1)を入れ、当該凹型切れ込みに直行するように当該土台上面の長手方向に凹型溝(2)加工を施し、縦方向に積み重ねるログ材下面には前記土台の各凹型溝に挿入し移動可能な凸型レール(3)加工を施し、前記ログ材の凸型レールを凹型の切れ込み(1)から挿入し凹型溝(2)に沿って複数積み重ねて構成される縦型ログ工法により立設されるログハウス
  2. 前記土台長手方向の凹型溝(2)形状断面が上底の短い台形形状であり、前記ログ材の凸型レール(3)の形状が前記凹型溝(2)形状と逆形状の台形となることを特徴とする請求項1記載のログハウス。
  3. 複数のログ材を縦方向に交互に交差させながら積み重ねて完成させた壁に対して凹型溝を有する桁で前記壁上部を固定させる請求項1記載のログハウス。
JP2015004081U 2015-07-24 2015-07-24 ログハウスの工法 Expired - Fee Related JP3200440U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015004081U JP3200440U (ja) 2015-07-24 2015-07-24 ログハウスの工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015004081U JP3200440U (ja) 2015-07-24 2015-07-24 ログハウスの工法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3200440U true JP3200440U (ja) 2015-10-22

Family

ID=54477474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015004081U Expired - Fee Related JP3200440U (ja) 2015-07-24 2015-07-24 ログハウスの工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3200440U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2022141952A (ja) 木造架構
JP3200440U (ja) ログハウスの工法
JP2017043905A (ja) 耐火柱及びこれを備えた耐力壁
JP5159821B2 (ja) 木造軸組建築物における耐力壁構築方法
JP5664989B1 (ja) 既存柱の補強構造
JP2017128981A (ja) 木質合成梁及びその施工方法
KR20090104769A (ko) 목조 건물용 벽체 및 목조 건물용 벽체의 조립체
RU109167U1 (ru) Стеновое ограждение
JP6522055B2 (ja) 木軸材構成の耐力面材及びこれを用いた木造軸組構法の耐力面構造
JP6879507B2 (ja) 屋根架構
JP7105344B1 (ja) 木造建築物の壁体構造、木造建築物及びその建築方法
JP6170409B2 (ja) 屋根の構築方法
JP3986081B1 (ja) 木造建築物
JP2013092007A (ja) 建築物
JP5861886B2 (ja) 壁式混合梁構造
KR102093032B1 (ko) 철골구조와 목구조가 결합된 한식건축물 및 시공방법
JP2006316464A (ja) 稜線に構造材を持たない多角錐構造物およびその構築方法
JP3178079U (ja) フェンス
JP3189255U (ja) 六角形柱およびそれを分割した誘導部材を積み上げて形成する自立型住宅構造物および住宅部材キット
JP6224038B2 (ja) 床構造施工法及び床構造
JP2018193819A (ja) 建築用施工部材及び外張り断熱構造の施工方法
JP2023119918A (ja) 建築構造物の建築方法及び建築構造物
JP2017040129A (ja) ログハウスの施工方法
JP2018131834A (ja) 補強壁支持構造
CN104088369B (zh) 一种斜置压型钢板与正放钢梁的搁置连接方法

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3200440

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees