JP3200440U - ログハウスの工法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のログ材を簡単に組み合わせることが可能となり完成までの時間短縮と作業員数の削減の両方ができるログハウスを提供する。【解決手段】複数のログ材2を縦方向に交互に重ね合わせることにより建造されたログハウスであり、土台側面上部から逆方向側面に向けて貫通しないように凹型の切れ込みを入れ、当該凹型切れ込みに直交するように当該土台上面の長手方向に凹型溝加工を施し、縦方向に積み重ねるログ材2下面には土台の各凹型溝に挿入し移動可能な凸型レール加工を施し、ログ材2の凸型レールを凹型の切れ込みから挿入し凹型溝に沿って複数積み重ねて構成される縦型ログ工法により立設される。ログ材2下面に凸型レールと土台上面に溝を設けることで組立て時間を大幅に短縮する。【選択図】図3
Description
本考案は、複数のログ材を縦方向に交互に重ねあわせることにより建造されたログハウスに関する。
従来のログハウスの外壁は、丸ログ若しくは角ログを横方向に寝かせ積み上げて建造する工法を採用している。
従来から採用されている横組工法の最大の欠点は、使用したログ材が徐々に乾燥していくため丸太ログで7年間に14センチ、角ログは5年間で7センチ縮小する。そのためハウス全体に隙間が生じ、若しくはハウス自体が縮むことになる。
特許文献1は上記課題を解決するために従来工法である横組を縦組にする方法が提案されている。しかし、ログ材の縦型工法は横型組立に比較して組立作業が難しいため完成までに時間を要すること及び人手が掛かることが新たな課題となっている。
上記課題に鑑み、考案者は誠意工夫の結果、ログ材下面に凸型レールと土台上面に溝を設けることで組み立て時間の大幅な削減と人員削減のいずれも克服できる新しい縦型ログの工法を見出した。
具体的には、土台の溝部を台形形状とし当該台形の溝に沿ってログ材料をスライド移動させるための逆形状させた台形形状凸型レールを備えることにより土台長手方向の溝に組み込んだログ材は土台上面方向には引き出すことが出来ないためハウス自体が安定する。
前記土台上にログ材を組み合わせて成る壁に対して当該壁上部を挟み込めるように凹型溝を施した桁により固定されるため更にハウス自体の強度が増加する構造となっている。
本考案の工法にて複数のログ材を簡単に組み合わせること可能となり完成までの時間短縮と作業員数の削減の両方の課題を解決できる。
以下、本考案に係る実施の形態を図面により説明する。
凹型溝加工を具備したログハウス土台(1)を図1に示す。土台(1)に対して長手方向(A)と垂直方向(B)から観察した凹型溝の形状を図2に示す。長手方向(A)から観察した凹型溝の形状は台形型であり垂直方向(B)から観察した凹型溝形状はコ型としている。
ログ材に関しては、図3に示すように当該ログ材下面には図2左図に示した台形形状に挿入できるように逆台形形状のレールを備える。一方、当該ログ材の側面には凸型レール部と凹型溝部がログ材長手方向に施されている。
前記ログ材下面に施した凸型レール(C方向)をログハウス土台(1)のB方向から差込、長手方向の台形形状の溝部に沿って順次組み合わせていくことで図4に示すように壁が完成する。ログ材通しの組み合わせは一方の凸部レールと他方の溝部が噛み合うように組み合わせる。
次に、土台(1)上に複数のログ材を組み合わせて完成した壁に対して図5に示すように壁上部の複数のログ材を挟み込めるように凹型溝を施した桁(4)により固定する。図6は桁(4)によりログ材を挟み込んだ断面図を示す。
図7は屋根構造断面を示すが桁(4)に段差を設けることに垂木兼野地板(6)を安定して支えることが可能となる。
1 土台
2 ログ材
3 コーナー柱
4 ログ材上部固定用の桁
5 基礎
6 垂木兼野地板
A 土台長手方向から観察した溝断面を示す
B 土台長手方向と垂直方向から観察した溝断面図を示す。
C 壁面になる方向
2 ログ材
3 コーナー柱
4 ログ材上部固定用の桁
5 基礎
6 垂木兼野地板
A 土台長手方向から観察した溝断面を示す
B 土台長手方向と垂直方向から観察した溝断面図を示す。
C 壁面になる方向
Claims (3)
- 複数のログ材を縦方向に交互に重ね合わせることにより建造されたログハウスであり、土台側面上部から逆方向側面に向けて貫通しないように凹型の切れ込み(1)を入れ、当該凹型切れ込みに直行するように当該土台上面の長手方向に凹型溝(2)加工を施し、縦方向に積み重ねるログ材下面には前記土台の各凹型溝に挿入し移動可能な凸型レール(3)加工を施し、前記ログ材の凸型レールを凹型の切れ込み(1)から挿入し凹型溝(2)に沿って複数積み重ねて構成される縦型ログ工法により立設されるログハウス
- 前記土台長手方向の凹型溝(2)形状断面が上底の短い台形形状であり、前記ログ材の凸型レール(3)の形状が前記凹型溝(2)形状と逆形状の台形となることを特徴とする請求項1記載のログハウス。
- 複数のログ材を縦方向に交互に交差させながら積み重ねて完成させた壁に対して凹型溝を有する桁で前記壁上部を固定させる請求項1記載のログハウス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015004081U JP3200440U (ja) | 2015-07-24 | 2015-07-24 | ログハウスの工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015004081U JP3200440U (ja) | 2015-07-24 | 2015-07-24 | ログハウスの工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3200440U true JP3200440U (ja) | 2015-10-22 |
Family
ID=54477474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015004081U Expired - Fee Related JP3200440U (ja) | 2015-07-24 | 2015-07-24 | ログハウスの工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3200440U (ja) |
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2015
- 2015-07-24 JP JP2015004081U patent/JP3200440U/ja not_active Expired - Fee Related
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