JP3199950U - 介護用ズボン型肌着 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸収体の取り換えが容易で、蒸れ、痒みなどの不快感が発生することなく、かつ滲み出たり、漏れたりすることを防ぐことのできる介護用ズボン型肌着を提供する。【解決手段】ズボン体1とカバー部4とおむつ部8とによってなり、ズボン体は、ファスナーを設けて前身頃が開くようにするとともに、腰回り部13にウエスト紐を装着し、ズボン体の内面の上端縁に矩形の第1接続部材3を設け、前身頃と後見頃との下方には複数のホックを設け、脚部を着脱自在とする。カバー部は、上端に固定ベルト42を設け、第1接続部材に対応する位置に、係合部材を具える第2接続部材30を設けるとともに、取付けベルト51と挟持部材52からなる取付け手段5により取付けベルトをカバー部に取付ける。おむつ部の上端には、取付け手段の挟持手段で挟持して取付ける取付け片801を形成する。【選択図】図3

Description

この考案は、使い捨てのおむつ部を具えた介護用のズボン型肌着に関し、特におむつ部の着脱、もしくはズボン型の肌着の着脱が容易な介護用ズボン型肌着に関する。
従来の紙おむつは。液体の通過する表層と、防水性の底層との間に吸収体によるコア層を設けてなる。係る紙おむつは、直接介護対象者の肌に触れるため、排尿を重ねると介護対象者の腰回りが痒くなったり、蒸れて厚くなったりするなど、使用上の不快感が増す。
また、紙おむつを着用する介護対象者は、ほとんどが寝たきりの状態で、寝返りを打つことすら人手に頼ることが多い。このような場合、紙おむつを取り替える回数は一日平均7回になるが、紙おむつの取り換えは容易ではなく、介護者にとって大きな負担となる。さらには、紙おむつが肌に密着することなく滲み出たり、漏れたりすることもある。
この考案は、使い捨ての吸収体を具えた介護用のズボン型肌着であって、該吸収体の取り換えが容易な介護用ズボン型肌着を提供することを課題とする。
また、この考案は、蒸れ、痒みなどの不快感が発生することなく、かつ滲み出たり、漏れたりすることを防ぐことのできる介護用ズボン型肌着を提供することを課題とする。
そこで、本考案者は従来の介護用紙おむつに見られる欠点に鑑み鋭意研究を重ねた結果 ズボン体とカバー部とおむつ部とによってなり、該ズボン体は、前身頃にするファスナーを設けて該前身頃が開くようにするとともに、腰回り部にウエスト紐を装着し、該ズボン体の内面の上端縁に近接した位置を接続部とし、矩形を呈する上半部と下半部とによってなる第1接続部材を設け、該前身頃と該後見頃との下方には複数のホックを設け、脚部を着脱自在に設けてなり、該カバー部は、上端に固定ベルトを設け、該第1接続部材に対応する位置に、オス係合部材とメス係合部材とを具える第2接続部材を設けるとともに、取付けベルトと挟持部材とによってなる取付け手段を設け、該取付けベルトの両端にボタンホールを形成し、該固定ベルトにボタンを取り付けて該取付けベルトを該カバー部に取付け、該挟持部材は、開閉自在に連結した2枚の矩形を呈する板材によってなり、該おむつ部は、外周縁部の上端が延伸して幅広の平面状を呈し、該取付け手段の該挟持手段で挟持して取付ける取付け片を形成してなる介護用ズボン型肌着によって課題を解決でできる点に着眼し、係る知見に基づいて本考案を完成させた。
以下この考案について説明する。請求項1に記載する介護用ズボン型肌着は、ズボン体と、該ズボン体に着脱自在に設けるカバー部と、該カバー部に着脱自在に取り付けるおむつ部とによってなり、
該ズボン体は、前身頃の上端縁部の中央の位置から左右の方向にそれぞれ傾斜して側面に至り、かつ下方に延伸するファスナーを設けて該前身頃が開くようにするとともに、該ズボン体の腰回り部にウエスト紐を装着し、該ズボン体の内面の上端縁に近接した位置を接続部とし、矩形を呈する上半部と下半部とによってなり、かつ該上半部を該接続部に固定し、該下半部を自在に折ることができるようにした第1接続部材を設け、該前身頃と該後見頃との下方には、外周面に沿って複数のホックを設け、脚部を着脱自在に設けてなり、
該カバー部は、上端に固定ベルトを設け、該第1接続部材に対応する位置に、オス係合部材とメス係合部材とを具える第2接続部材を設けるとともに、取付けベルトと挟持部材とによってなる取付け手段を設け、
該取付けベルトは該カバー部の上端縁部の左右両端にベルト通し孔をそれぞれ形成し、該カバー部の背面側から通して設け、該取付けベルトの両端にボタンホールをそれぞれ形成し、該固定ベルトの該ボタンホールに対応する位置にボタンを取り付け、該ボタンを掛けて該取付けベルトを該カバー部に取付け、
該挟持部材は、2枚の矩形を呈する板材が短手方向の一端で連結し、かつ連結した短手方向の該一端を中心にして2枚の該板材が開閉自在になるとともに、連結した該短手方向の一端が同時に該取付けベルトの短手方向の上端縁部に連結し、該挟持部材自体が連結した短手方向の一端を中心にして回動自在になるよう該取付けベルトに設け、
該おむつ部は、不織布の表層と、防水性の低層と、吸水性のコア層を積層してなり、かつ外周縁部の上端が延伸して幅広の平面状を呈し、該取付け手段の該挟持手段で挟持するに取付ける取付け片を形成してなる。
請求項2に記載する介護用ズボン型肌着は、請求項1における挟持部材に面ファスナーか、もしくはホックを設ける。
請求項3に記載する介護用ズボン型肌着は、請求項1におけるおむつ部の外周縁部において、股間に接触する部位の左右にそれぞれゴム体を設けてギャザー部を形成するとともに、正面側の外面に粘着部を形成して、該カバー部の前部に粘着させる。
この考案による介護用ズボン型肌着の正面図である。 この考案におけるカバー部を装着した状態を示した説明図である。 この考案による介護用ズボン型肌着の構成を示した説明図である。 この考案におけるおむつ部の取付け手段を示した説明図である。 この考案におけるおむつ部の取付け手段を示した他の説明図である。 他の実施の形態による取付け手段を示した説明図である。 その他の実施の形態による取付け手段を示した説明図である。 この考案におけるおむつ部を取付け手段に取付ける操作の手順を示した第1の説明図である。 この考案におけるおむつ部を取付け手段に取付ける操作の手順を示した第2の説明図である。 この考案におけるおむつ部を取付け手段に取付ける操作の手順を示した第3の説明図である。 この考案におけるカバー部におむつ部を取り付けた状態を示した説明図である。 他の実施の形態による取付け部を示した説明図である。 他の実施の形態による取付け部を示した他の説明図である。 他の実施の形態による取付け部におむつ部を取り付ける操作を示した説明図である。 他の実施の形態において、カバー部におむつ部を取り付けた状態を示した説明図である。 この考案におけるおむつ部の取付け片を挟持した状態を示した断面説明図である。 他の実施の形態におけるおむつ部の取付け片を挟持した状態を示した断面説明図である。 他の実施の形態におけるおむつ部の取付け片を挟持した状態を示した他の断面説明図である。
この考案は、使い捨ての吸収体を具えた介護用のズボン型肌着において、該吸収体の取り換えが容易で、蒸れ、痒みなどの不快感が発生することなく、かつ滲み出たり、漏れたりすることを防ぐことのできる介護用ズボン型肌着を提供するものであって、ズボン体とカバー部とおむつ部とによってなり、該ズボン体は、前身頃にするファスナーを設けて該前身頃が開くようにするとともに、腰回り部にウエスト紐を装着し、該ズボン体の内面の上端縁に近接した位置を接続部とし、矩形を呈する上半部と下半部とによってなる第1接続部材を設け、該前身頃と該後見頃との下方には複数のホックを設け、脚部を着脱自在に設けてなり、該カバー部は、上端に固定ベルトを設け、該第1接続部材に対応する位置に、オス係合部材とメス係合部材とを具える第2接続部材を設けるとともに、取付けベルトと挟持部材とによってなる取付け手段を設け、該取付けベルトの両端にボタンホールを形成し、該固定ベルトにボタンを取り付けて該取付けベルトを該カバー部に取付け、該挟持部材は、開閉自在に連結した2枚の矩形を呈する板材によってなり、該おむつ部は、外周縁部の上端が延伸して幅広の平面状を呈し、該取付け手段の該挟持手段で挟持して取付ける取付け片を形成してなる。係る介護用ズボン型肌着の構造と特徴を説明するために、具体的な実施例を挙げ、図面を参照にして以下に説明する。
この考案による介護用ズボン型肌着は、ズボン体1と、カバー部4と、おむつ部8とを具えてなる。
図1に開示するように、ズボン体1は、前身頃11の上端縁部の中央の位置から左右の方向にそれぞれ傾斜して側面10に至り、かつ下方に延伸するファスナー21を設ける。また、腰回り部13に折り返して縫合してウエスト紐22を通す空間を形成し、かつ開口部130を形成してウエスト紐22を腰回り部13に装着する。ウエスト紐22は、開口部13から両端を出す。さらに、前身頃11と後見頃12との下方には、外周面に沿って複数のホック23を設け、脚部15を着脱自在に設ける。
上述する構造のズボン体1は、ファスナー21を開放することによって前身頃11が開き、さらにウエスト紐22をほどくことによって、前身頃11と後見頃12とが完全に開いた状態になる。また、脚部15を着脱自在に設けることによって、必要に応じてズボン体1を半ズボンにするか、長ズボンにするか選択できる。
ファスナー21を取り付ける場合は、折返し部24を形成して縫い付けるなど、周知の技術によるため、詳述しない。
また、ズボン体1には、カバー部4を着脱自在に設ける。即ち、ズボン体1の後見頃12の内面の上端縁に近接した位置を接続部121とし、接続部121には第1接続部材3を設ける。実施例において第1接続部材3は、矩形を呈する上半部32と下半部31とによってなり、上半部32を接続部121に固定し、下半部31を自在に折ることができるようにするともに、下半部31にオスの面ファスナーを、上半部32にメスの面ファスナーをそれぞれ設ける。
上述する第1接続部材3は、下半部31を折って上半部2に重ね合わせ、該オスの面ファスナーと該メスの面ファスナーとを係合させると、平坦な面が使用者01の皮膚に接触し、広げて該オスの面ファスナーと該メスの面ファスナーとを露出させると、カバー部4を取り付けることができる。
カバー部4は、吸湿性を有し、かつ汗を排出する高弾性の生地によってなる。カバー部4の背面には、ズボン体1の第1接続部材3に対応する位置に、オス係合部材310とメス係合部材320とを具える第2接続部材30を設ける。実施例において、第2接続部材30は面ファスナーであって、オス係合部材310は第1接続部材3の上半部32に係合するオスの面ファスナーであり、メス係合部材320は第1接続部材3の下半部31に係合するメスの面ファスナーである。カバー部4は第2接続部材30によってズボン体1に着脱自在に取り付けることができる。
また、カバー部4は、後部43と、中間部45と、前部44とを具え、かつ上端に固定ベルト42を設ける。固定ベルト42は、カバー部4の上端から左右に延伸し、両端には、それぞれ同一面にオス面ファスナー421とメス面ファスナー422とを設けて、折り返して重ね合わせ固定できるようにする。また、カバー部4の下端の両側には、それぞれループ部420を形成する。
カバー部4には、おむつ部8を取付け、下端を折返して左右のループ部420に固定ベルト42の両端をそれぞれ通して緊締し、かつ固定ベルト42の両端を折返して重ね合わせてオス面ファスナー421とメス面ファスナー422で固定することによって、図2に開示するようにおむつ部8とカバー部4とを装着することができる。
おむつ部8をカバー部4に着脱自在に取付けるために、カバー部4には、取付けベルト51と挟持部材52とによってなる取付け手段5を設ける。
取付けベルト51には、安定性を持たせ、おむつ部8を取り付ける操作を容易にするために、例えばスカートのウエスト部の芯材のように柔軟性とある程度の硬さを有する芯材を内設してなり、図4、5に開示するように、カバー部4の上端縁部の左右両端にベルト通し孔40をそれぞれ形成し、取付けベルト51の両端をカバー部4の背面側からベルト通し孔40にそれぞれ通す。取付けベルト51の両端にはボタンホール500をそれぞれ形成し、別途固定ベルト42には、ボタンホール500に対応する位置に、それぞれボタン50を取り付ける。よって、ボタンホール500を利用してボタン50を掛けることによって、取付けベルト51をカバー部4に取付けることができる。
挟持部材52は、2枚の矩形を呈する板材が短手方向の一端で連結し、かつ連結した短手方向の該一端を中心にして2枚の該板材が開閉自在になるとともに、連結した該短手方向の一端が同時に取付けベルト51の短手方向の上端縁部に連結し、挟持部材52自体が連結した短手方向の一端を中心にして回動自在になるよう取付けベルト51に設けられる。また、挟持部材52は、取付けベルト51の背面とカバー部4との間に挟み込んでおいて、使用する際に回転させて固定ベルト51上に出す。
おむつ部8は、使い捨ての紙おむつにであって、不織布の表層と、防水性の低層と、吸水性のコア層を積層してなり、図6、7に開示するように、フィルム状の外周縁部80の上端が延伸して幅広の平面状を呈する取付け片801を形成する。外周縁部80に囲まれた部分を使用者の臀部に接触する後部81と、股間に接触する中間部82と、折り返して正面側を覆う前部83とする。
外周縁部80において、おむつ部8の後部81から中間部82に至る部位の左右に位置する部分には、それぞれゴム体85を設けてギャザー部850をそれぞれ形成する。
おむつ部8をカバー部4に取付ける場合は、取付け片801を挟持部材部52で挟持し、取付けベルト51に巻き付けてカバー部4に取付ける。この場合、図8Aに開示するように、挟持部材52でおむつ部8の取付け片801を挟み、次いで図8Bに開示するように挟持部材52を回転させ、図8Cに開示するように、挟持部材52を回転させて取付けベルト51の背面とカバー部4との間に差し込む。
また、図2に開示するように、おむつ部8は正面側の外面に粘着部84を形成して、カバー部4の前部44に粘着させる。
他の実施の形態として、図6に開示するように、挟持部材52の2枚の矩形を呈する板材の互いに合わさる面にオス面ファスナー521aとメス面ファスナー522aとを設けてもよい。
また、その他の実施の形態として、図7に開示するように、挟持部材52の2枚の矩形を呈する板材の互いに合わさる面にオスホック521bとメスホック522bとを設けてもよい。
また、別の実施の形態として、図10A、10B、11に開示するように、挟持部材52の2枚の矩形を呈する板材の内の一枚を取付けベルト51に接続し、2枚の矩形を呈する該板材該が合わさった状態で取付けベルト51の背面とカバー部4との間に挟まった状態にしてもよい。この実施の形態においておむつ部8をカバー部4に取付ける場合は、図11に開示するように取付けベルト51が捩じれた状態を呈するが、ボタンホール500によって捩じれるための距離が得られる。
図11、12には、オスホック521bとメスホック522bとを設け、おむつ部9aの取付け片901aを挟持する実施の形態を開示したが、当然のことながら、上述するようにオス面ファスナー521aとメス面ファスナー522aとを設けてもよい。
図13、14、15に、おむつ部8の取付け片801、おむつ部9aの取付け片901aを挟持する操作の手順を開示する。図面に開示すように
オスホック521bとメスホック522bとによっておむつ部9aの取付け片901aを挟持しても、オス面ファスナー521aとメス面ファスナー522aとを設けておむつ部9bの取付け片901bを挟持しても、同様におむつ部9a、9bの着脱の操作が容易であって、介護者、もしくは被介護者の負担にならない。
また、外周縁部90a、90bを設けることによって、液体が滲み出たり、漏れたりすることを効率よく防ぐことができる。さらに、ズボン体1が腹部以下を覆うため、履き心地がよく、蒸れや痒みによる不快感がない。
取付け片801、または取付け片901aを完全に挟持するための好ましいサイズの範囲は、取付けベルト51、挟持部材52の短手方向の幅を2.5cm前後であって、取付け片801は上下方向を短手方向とし、好ましくは、短手方向の幅を8.5cmから9cmとし、取付け片901aの短手方向の幅を5.5cmから6cmとする。外周縁部80、90a、90bの幅は、好ましくは2.5cmから3cmとする。
01 使用者
1 ズボン体
10 側面
11 前身頃
12 後見頃
121 接続部
13 腰回り部
15 脚部
21 ファスナー
22 ウエスト紐
23 ホック
24 折返し部
3 第1接続部材
30 第2接続部材
31 下半部
310 オス係合部材
32 上半部
320 メス係合部材
4 カバー部
40 ベルト通し孔
42 固定ベルト
420 ループ部
421 オス面ファスナー
422 メス面ファスナー
43 後部
44 前部
45 中間部
5 取付け手段
50 ボタン
5000 ボタンホール
51 取付けベルト
52 挟持部材
521a オス面ファスナー
521b オスホック
522a メス面ファスナー
522b メスホック
8 おむつ部
80 外周縁部
801 取付け片
81 後部
82 中間部
83 前部
84 粘着部
85 ゴム体
850 ギャザー部
9a おむつ部
9b おむつ部
90a 外周縁部
90b 外周縁部
901a 取付け片
901b 取付け片

Claims (3)

  1. ズボン体と、該ズボン体に着脱自在に設けるカバー部と、該カバー部に着脱自在に取り付けるおむつ部とによってなり、
    該ズボン体は、前身頃の上端縁部の中央の位置から左右の方向にそれぞれ傾斜して側面に至り、かつ下方に延伸するファスナーを設けて該前身頃が開くようにするとともに、該ズボン体の腰回り部にウエスト紐を装着し、該ズボン体の内面の上端縁に近接した位置を接続部とし、矩形を呈する上半部と下半部とによってなり、かつ該上半部を該接続部に固定し、該下半部を自在に折ることができるようにした第1接続部材を設け、該前身頃と該後見頃との下方には、外周面に沿って複数のホックを設け、脚部を着脱自在に設けてなり、
    該カバー部は、上端に固定ベルトを設け、該第1接続部材に対応する位置に、オス係合部材とメス係合部材とを具える第2接続部材を設けるとともに、取付けベルトと挟持部材とによってなる取付け手段を設け、
    該取付けベルトは該カバー部の上端縁部の左右両端にベルト通し孔をそれぞれ形成し、該カバー部の背面側から通して設け、該取付けベルトの両端にボタンホールをそれぞれ形成し、該固定ベルトの該ボタンホールに対応する位置にボタンを取り付け、該ボタンを掛けて該取付けベルトを該カバー部に取付け、
    該挟持部材は、2枚の矩形を呈する板材が短手方向の一端で連結し、かつ連結した短手方向の該一端を中心にして2枚の該板材が開閉自在になるとともに、連結した該短手方向の一端が同時に該取付けベルトの短手方向の上端縁部に連結し、該挟持部材自体が連結した短手方向の一端を中心にして回動自在になるよう該取付けベルトに設け、
    該おむつ部は、不織布の表層と、防水性の低層と、吸水性のコア層を積層してなり、かつ外周縁部の上端が延伸して幅広の平面状を呈し、該取付け手段の該挟持手段で挟持するに取付ける取付け片を形成してなること、を特徴とする介護用ズボン型肌着。
  2. 前記挟持部材に面ファスナーか、もしくはホックを設けることを特徴とする請求項1に記載の介護用ズボン型肌着。
  3. 前記おむつ部の外周縁部において、股間に接触する部位の左右にそれぞれゴム体を設けてギャザー部を形成するとともに、正面側の外面に粘着部を形成して、該カバー部の前部に粘着させることを特徴とする請求項1に記載の介護用ズボン型肌着。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6345306B1 (ja) * 2017-05-02 2018-06-20 康澄國際有限公司 材料節減型着装物

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