JP3199893B2 - 加圧流動床燃焼プラント - Google Patents
加圧流動床燃焼プラントInfo
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Description
「PFBC」と称する)プラントにおける火炉本体ヘの
圧縮空気送風量の流量調整機構に関し、圧縮機のサージ
を防止する弁の制御装置及びその方法に関する。
うにボイラ本体1,ボイラ圧力容器2,給炭装置3,蒸
気タービン4,蒸気タービン用発電機5,圧縮機6,ガ
スエキスパンダ7,ガスエキスパンダ用モータ発電機
8,排熱回収装置9,燃焼炉10,燃焼空気ノズル11
よりなる。又図中使用された符号14は圧縮機インレッ
トダクト、15は煙突、16は復水器、17〜19は弁
である。
圧力容器2に蓄積され、燃焼空気ノズル11より燃焼炉
10に流入する空気と、給炭装置3より投入される石炭
は、燃焼炉10にて燃焼し熱は蒸気を発生する。発生し
た蒸気は蒸気タービン4にて膨張し蒸気タービン用発電
機5により電気を発生する。燃焼した石炭及び加圧空気
は燃焼炉10にて高温ガスとなりガスエキスパンダ7に
て膨張する。空気を加圧するため圧縮機6にて必要とな
る動力はこの高温ガスのガスエキスパンダ7での膨張出
力により賄われる。この際、余剰した動力分はガスエキ
スパンダ用モータ発電機8により電気を発生する。又圧
縮機6にて必要となる動力を賄う分に不足の場合は、ガ
スエキスパンダ用モータ発電機8はモータとして作用す
る。
止に伴い、圧縮機6よりボイラ本体1への送風を必要量
に応じて調整する必要が生じるので圧縮機には必然的に
流量調整機構が設置される。
流量に応じて変化するが、圧力はガスエキスパンダ7の
入口にあるノズル機構にて決まる。ノズルは通常チョー
クしているので流量と圧力は比例関係にある。このため
プラントの熱出力を決める燃焼空気流量はボイラ圧力容
器2の圧力が低下しない状態にては変化しない。
ボイラの付属機器の設置のためボイラ圧力容器2は通常
のガスタービンの燃焼器に比べてはるかに大きい。した
がって供給される空気の流量変化に対しての圧力は非定
常的には遅れることになる。つまり例えば空気流量をス
テップ的に増加変化させたような場合においてもボイラ
圧力容器2の圧力はステップ的には変化せず、蓄積され
た空気量に応じて暫時圧力は時間変化を伴い上昇変化す
る。この変化は増加する場合においても減少する場合に
おいても同じである。
ジングである。圧縮機特に比較的大風量を処理する軸流
圧縮機の場合、機械設計のサージ圧力と運転圧力の関係
をサージマージンと称し、有る程度以下にこのマージン
が低下するのを避けて運転する。サージマージンを含ん
だ運転計画上のラインを越える圧力にての運転を行なう
場合、サージングと言う流体的振動を、強いては機械の
破損を引き起こす問題を引き起こす可能性がある。
変化の様子を図3に示す。
合は翼の開度に応じてg1〜g2に流量は減少し、又サ
ージング限界圧力はPs1〜Ps2に低下する。他方、圧縮
機の入口に設置した減圧弁にての流量調整の場合入口圧
力の減圧に応じて流量はg1〜g2に減少し、サージン
グ限界圧力はPs1〜Ps2に低下する。この時は圧縮機の
制限事項である出口と入口圧力の比、つまり、圧力比の
限界は同一だが、入口圧の低下に伴い限界圧力の絶対値
は低下する。従って、流量を減少するに当たり、機器側
は操作端の変化にしたがい流量は即時変化しこれに伴い
限界も同時に下がるが、機械運転上の結果である圧力は
前述のごとくすぐには応答せず遅れて図3中の線Aを経
て変化することになる。
させる制御を実施する場合一時的にではあるが必ずサー
ジ限界線Lsに近づき運転される、もしくは圧縮機の運
転される圧力比を本来設計圧力とすべきを裕度を取るた
めに下げて運転せざるを得ない、つまり圧縮機本来のマ
ージン以上に過大な裕度を取らねばならずサイクル上の
効率的損失をも招く。従って、空気量の減少を実施する
場合、この流量減小速度に関し制限を設けねばならず、
空気流量減少変化つまり、プラント負荷変化の下降速度
の制限を加えることが必要となるか、機器の安全運転を
損なうか、もしくは効率的損失と言う点で好ましくない
問題があった。
のサージマージンの低下を抑制し、負荷降下時の負荷変
化速度の制限を緩和することができる加圧流動床燃焼プ
ラント及びその制御方法を提供することを目的とする。
決するため以下の構成を有する。
流動床燃焼ボイラの圧力容器に燃焼用空気を送風する少
なくとも一台の圧縮機と、前記加圧流動床ボイラに送風
する空気流量を調整する圧縮機インレットガイドベーン
と、前記圧力容器内の加圧流動床燃焼ボイラ本体からの
燃焼ガスを膨張させることにより動力回収する少なくと
も一台のガスエキスパンダと、前記圧縮機と前記ガスエ
キスパンダとは少なくとも一つの同一軸系を構成し、前
記圧縮機と前記加圧流動床燃焼ボイラの圧力容器とを結
ぶ導管手段Aと前記加圧流動床燃焼ボイラ本体とガスエ
キスパンダと結ぶ導管手段Bと、前記導管手段Aにガス
もしくは空気の流動を妨げる弁要素Aを有し、前記導管
手段Bにガスもしくは空気の流動を妨げる弁要素Bを有
し、前記弁要素Aの圧縮機側と前記弁要素Bのガスエキ
スパンダ側との圧縮機の空気吐出部口及びガスエキスパ
ンダのガス吸い込み口を結ぶ導管手段Cと、前記導管手
段Cにガスもしくは空気の流動を妨げる弁要素Cを有す
る加圧流動床燃焼プラントであって、前記弁要素Aの下
流側の少なくとも加圧流動床燃焼ボイラ本体の下流では
ない部分と大気もしくは前記ガスエキスパンダの排気側
下流部分とを連通する部分に、少なくとも一個の空気流
量制御弁Dを設置し、プラントの負荷降下時に、前記空
気流量制御弁Dを開放して圧縮機出口圧力を低下させて
サージマージンを増大させ、これに応じて前記圧縮機イ
ンレットガイドベーンの開度を閉止方向に動作させて圧
縮機送風空気流量を低下させる空気流量制御装置を備え
たことを特徴とする。
御する方法は、加圧流動床燃焼ボイラの圧力容器に燃焼
用空気を送風する少なくとも一台の圧縮機と、前記加圧
流動床ボイラに送風する空気流量を調整する圧縮機イン
レットガイドベーンと、前記圧力容器内の加圧流動床燃
焼ボイラ本体からの燃焼ガスを膨張させることにより動
力回収する少なくとも一台のガスエキスパンダと、前記
圧縮機と前記ガスエキスパンダとは少なくとも一つの同
一軸系を構成し、前記圧縮機と前記加圧流動床燃焼ボイ
ラの圧力容器とを結ぶ導管手段Aと前記加圧流動床燃焼
ボイラ本体とガスエキスパンダと結ぶ導管手段Bと、前
記導管手段Aにガスもしくは空気の流動を妨げる弁要素
Aを有し、前記導管手段Bにガスもしくは空気の流動を
妨げる弁要素Bを有し、前記弁要素Aの圧縮機側と前記
弁要素Bのガスエキスパンダ側との圧縮機の空気吐出部
口及びガスエキスパンダのガス吸い込み口を結ぶ導管手
段Cと、前記導管手段Cにガスもしくは空気の流動を妨
げる弁要素Cを有する加圧流動床燃焼プラントの制御方
法であって、前記弁要素Aの下流側の少なくとも加圧流
動床燃焼ボイラ本体の下流ではない部分と大気もしくは
前記ガスエキスパンダの排気側下流部分とを連通する部
分に、少なくとも一個の空気流量制御弁Dを設置し、プ
ラントの負荷降下時に、前記空気流量制御弁Dを開放し
て圧縮機出口圧力を低下させてサージマージンを増大さ
せ、これに応じて前記圧縮機インレットガイドベーンの
開度を閉止方向に動作させて圧縮機送風空気流量を低下
させる制御を行なうことを特徴とする。
焼空気流量減少つまりプラントの負荷降下時に圧縮機の
サージマージン低下を防ぐことが可能となり、従って信
頼性の高い運転を実施することが可能である。又他方に
おいては、PFBCプラントの負荷降下時の負荷変化速
度の制限を緩和することを可能たらしめた。
る。
ラ本体1,ボイラ圧力容器2,給炭装置3,蒸気タービ
ン4,蒸気タービン用発電機5,圧縮機6,ガスエキス
パンダ7,ガスエキスパンダ用モータ発電機8,排熱回
収装置9,燃焼炉10,燃焼空気ノズル11,圧縮機イ
ンレットガイドべーン12,圧縮機入口減圧弁13,放
風空気流量調整弁20、と各種計測機器および変換機
器、プラント負荷制御装置30,演算器44,空気流量
制御装置45より構成される。
圧された空気は、ボイラ1の圧力容器2に入り燃焼空気
ノズル11を経て燃焼炉10にて給炭装置3より供給さ
れた石炭と燃焼反応し熱を発生する、燃焼炉10内のボ
イラチュウブにより発生した水蒸気が蒸気タービン4に
て膨張し、発生した動力は蒸気タービン用発電機5にて
電力を発生する。
スエキスパンダ7にて動力を発生し、圧縮機6の動力を
賄う一方、余った動力にてガスエキスパンダ用モータ発
電機8より電力を発生する。ガスエキスパンダ7を経た
ガスは排熱回収装置9にて蒸気系に熱回収した後、煙突
15を経て大気に放出される。
変化させるため燃焼に必要な空気も又変化させるが、プ
ラント負荷制御装置30より発せられた空気流量要求信
号と流量変換器32よりの空気流量信号との差分信号を
作製する比較器33の出力と基づき空気流量制御装置4
5は圧縮機インレットガイドべーン12,圧縮機入口減
圧弁13,放風空気流量調整弁20に開度指令を送る。
は、放風空気流量調整弁20の開度は閉止のままの信号
を作製する。又圧縮機入口減圧弁13が閉止方向の状態
にある場合はまずこの弁の開度を増加させる、圧縮機入
口減圧弁13が全開状態の場合は圧縮機インレットガイ
ドべーン12の開度を増加させる信号を作製しPFBCボイ
ラに送風する空気を調整する。
圧縮機入口減圧弁13の開度が閉止方向の状態にある場
合は、圧縮機入口減圧弁13の開度と放風空気流量調整
弁20の開度にてPFBCボイラに送風する空気を調整
する。この際圧縮機入口減圧弁13の開度は演算器44
にて演算された圧力比を越えることのない範囲にて調整
される。
態にある場合は、圧縮機インレットガイドベーン12の
開度と放風空気流量調整弁20の開度にてPFBCボイ
ラに送風する空気を調整する。この際圧縮機入口減圧弁
13の開度は演算器44にて演算された圧力比を越える
ことのない範囲にて調整される。この際圧縮機インレッ
トガイドベーン12の開度は演算器44にて演算された
圧力比を越えることのない範囲にて調整される。尚、図
中使用される符号14は圧縮機インレットダクト、15
は煙突、16は復水器、17〜19は弁、31は流量検
出器、32は流量変換機、33は比較機、34は回転数
検出器、35は回転数変換機、36は圧縮機入口圧力検
出器、37は圧縮機入口圧力変換機、38は角度検出
機、39は角度変換機、40は圧縮機出口圧力検出器、
41は圧縮機出口圧力変換機、42は大気温度検出器、
43は大気温度変換機である。
図4,図5に示す。
量はg4〜g5に調整される過程を示している。又この
際の各部の変化を図5に示している。図4,図5は例え
ば前述の圧縮機入口減圧弁13の開度が全開の状態にあ
る場合とする。まず放風空気流量調整弁20の放風開始
に伴い圧縮機出口圧力が下がり、制御ラインAよりも運
転圧力が低下する。つまりサージマージンが増大する。
これに応じて圧縮機インレットガイドベーン12開度が
その制限である圧力比まで開度が閉止方向に動作する為
圧縮機送風空気流量が低下する、結果として圧縮機イン
レットガイドベーン12開度のみによる流量変化に対し
放風空気流量調整弁20の放風の分空気流量調整速度を
早くしかも圧縮機出口圧力の低下分サージの危険性を犯
すことなく流量調整を実施可能となる。
図7,図8に示す。尚、図6中に示した符号は図1にお
いて使用したものと同一である。
4を省いた場合に相当する。放風空気流量調整弁20の
放風流量は時間1〜2の間ボイラ送風空気流量を調整す
る、時間2にてボイラの負荷変化は終了する時間2〜3
にて圧縮機の運転状態が調整される。本方法にても圧縮
機のサージの危険性を犯すことなく流量調整を実施可能
となる。
に示すような効果を得る。
サージマージンの低下を抑制し、負荷降下時の負荷変化
速度の制限を緩和することができる加圧流動床燃焼プラ
ント及びその制御方法を提供することが可能となる。
発電プラント構成図である。
気量と圧力の変化の状態を示す図である。
時の空気量と圧力の変化の状態を示す図である。
時の各部の空気量と圧力変化時間変化の状態を示す図で
ある。
ラント構成図である。
時の空気量と圧力の変化の状態を示す図である。
時の各部の空気量と圧力変化時間変化の状態を示す図で
ある。
置、4…蒸気タービン、5…蒸気タービン用発電機、6
…圧縮機、7…ガスエキスパンダ、8…ガスエキスパン
ダ用モータ発電機、9…排熱回収装置、10…燃焼炉、
11…燃焼空気ノズル、12…流量制御圧縮機インレッ
トガイドベーン、13…流量制御減圧弁、14…圧縮機
インレットダクト、15…煙突、16…復水器、17〜
19…弁、20…放風空気流量制御弁、30…プラント
負荷制御装置、31…流量検出器、32…流量変換機、
33…比較機、34…回転数検出器、35…回転数変換
機、36…圧縮機入口圧力検出器、37…圧縮機入口圧
力変換機、38…角度検出機、39…角度変換機、40
…圧縮機出口圧力検出器、41…圧縮機出口圧力変換
機、42…大気温度検出器、43…大気温度変換機、4
4…演算器、45…流量制御装置。
Claims (4)
- 【請求項1】加圧流動床燃焼ボイラの圧力容器に燃焼用
空気を送風する少なくとも一台の圧縮機と、前記加圧流
動床ボイラに送風する空気流量を調整する圧縮機インレ
ットガイドベーンと、前記圧力容器内の加圧流動床燃焼
ボイラ本体からの燃焼ガスを膨張させることにより動力
回収する少なくとも一台のガスエキスパンダと、 前記圧縮機と前記ガスエキスパンダとは少なくとも一つ
の同一軸系を構成し、前記圧縮機と前記加圧流動床燃焼
ボイラの圧力容器とを結ぶ導管手段Aと前記加圧流動床
燃焼ボイラ本体とガスエキスパンダと結ぶ導管手段B
と、 前記導管手段Aにガスもしくは空気の流動を妨げる弁要
素Aを有し、 前記導管手段Bにガスもしくは空気の流動を妨げる弁要
素Bを有し、 前記弁要素Aの圧縮機側と前記弁要素Bのガスエキスパ
ンダ側との圧縮機の空気吐出部口及びガスエキスパンダ
のガス吸い込み口を結ぶ導管手段Cと、 前記導管手段Cにガスもしくは空気の流動を妨げる弁要
素Cを有する加圧流動床燃焼プラントであって、 前記弁要素Aの下流側の少なくとも加圧流動床燃焼ボイ
ラ本体の下流ではない部分と大気もしくは前記ガスエキ
スパンダの排気側下流部分とを連通する部分に、少なく
とも一個の空気流量制御弁Dを設置し、 プラントの負荷降下時に、前記空気流量制御弁Dを開放
して圧縮機出口圧力を低下させてサージマージンを増大
させ、これに応じて前記圧縮機インレットガイドベーン
の開度を閉止方向に動作させて圧縮機送風空気流量を低
下させる空気流量制御装置を備えたことを特徴 とする加
圧流動床燃焼プラント。 - 【請求項2】加圧流動床燃焼ボイラの圧力容器に燃焼用
空気を送風する少なくとも一台の圧縮機と、前記加圧流
動床ボイラに送風する空気流量を調整する圧縮機インレ
ットガイドベーンと、前記圧力容器内の加圧流動床燃焼
ボイラ本体からの燃焼ガスを膨張させることにより動力
回収する少なくとも一台のガスエキスパンダと、 前記圧縮機と前記ガスエキスパンダとは少なくとも一つ
の同一軸系を構成し、前記圧縮機と前記加圧流動床燃焼
ボイラの圧力容器とを結ぶ導管手段Aと前記加圧流動床
燃焼ボイラ本体とガスエキスパンダと結ぶ導管手段B
と、 前記導管手段Aにガスもしくは空気の流動を妨げる弁要
素Aを有し、 前記導管手段Bにガスもしくは空気の流動を妨げる弁要
素Bを有し、 前記弁要素Aの圧縮機側と前記弁要素Bのガスエキスパ
ンダ側との圧縮機の空気吐出部口及びガスエキスパンダ
のガス吸い込み口を結ぶ導管手段Cと、 前記導管手段Cにガスもしくは空気の流動を妨げる弁要
素Cを有する加圧流動床燃焼プラントであって、 前記弁要素Aの下流側の少なくとも加圧流動床燃焼ボイ
ラ本体の下流ではない部分と大気もしくは前記ガスエキ
スパンダの排気側下流部分とを連通する部分に、少なく
とも一個の空気流量制御弁Dを設置し、 プラントの負荷降下時に、前記圧縮機から送風する空気
流量を一定にした状態で前記空気流量制御弁Dを開放し
て前記加圧流動床ボイラに送風される空気流量を低下さ
せると共に、圧縮機出口圧力を低下させてサージマージ
ンを増大させる第1の期間と、 前記圧縮機インレットガイドベーンの開度を閉止方向に
動作させて圧縮機送風空気流量を低下させると共に、前
記第1の期間で開放された空気流量制御弁Dを閉止させ
て、ボイラの負荷変化を終了させる第2の期間とに制御
する空気流量制御装置を備えたことを特徴とする加圧流
動床燃焼プラント。 - 【請求項3】加圧流動床燃焼ボイラの圧力容器に燃焼用
空気を送風する少なくとも一台の圧縮機と、前記加圧流
動床ボイラに送風する空気流量を調整する圧縮機インレ
ットガイドベーンと、前記圧力容器内の加圧流動床燃焼
ボイラ本体からの燃焼ガスを膨張させることにより動力
回収する少なくとも一台のガスエキスパンダと、 前記圧縮機と前記ガスエキスパンダとは少なくとも一つ
の同一軸系を構成し、前記圧縮機と前記加圧流動床燃焼
ボイラの圧力容器とを結ぶ導管手段Aと前記加圧流動床
燃焼ボイラ本体とガスエキスパンダと結ぶ導管手段B
と、 前記導管手段Aにガスもしくは空気の流動を妨げる弁要
素Aを有し、 前記導管手段Bにガスもしくは空気の流動を妨げる弁要
素Bを有し、 前記弁要素Aの圧縮機側と前記弁要素Bのガスエキスパ
ンダ側との圧縮機の空気吐出部口及びガスエキスパンダ
のガス吸い込み口を結ぶ導管手段Cと、 前記導管手段Cにガスもしくは空気の流動を妨げる弁要
素Cを有する加圧流動床燃焼プラントの制御方法であっ
て、 前記弁要素Aの下流側の少なくとも加圧流動床燃焼ボイ
ラ本体の下流ではない部分と大気もしくは前記ガスエキ
スパンダの排気側下流部分とを連通する部分に、少なく
とも一個の空気流量制御弁Dを設置し、 プラントの負荷降下時に、前記空気流量制御弁Dを開放
して圧縮機出口圧力を低下させてサージマージンを増大
させ、これに応じて前記圧縮機インレットガイドベーン
の開度を閉止方向に動作させて圧縮機送風空気流量を低
下させる制御を行なうことを特徴とする加圧流動床燃焼
プラントの制御方法。 - 【請求項4】加圧流動床燃焼ボイラの圧力容器に燃焼用
空気を送風する少なくとも一台の圧縮機と、前記加圧流
動床ボイラに送風する空気流量を調整する圧縮機インレ
ットガイドベーンと、前記圧力容器内の加圧流動床燃焼
ボイラ本体からの燃焼ガスを膨張させることにより動力
回収する少なくとも一台のガスエキスパンダと、 前記圧縮機と前記ガスエキスパンダとは少なくとも一つ
の同一軸系を構成し、前記圧縮機と前記加圧流動床燃焼
ボイラの圧力容器とを結ぶ導管手段Aと前記加圧流動床
燃焼ボイラ本体とガスエキスパンダと結ぶ導管手段B
と、 前記導管手段Aにガスもしくは空気の流動を妨げる弁要
素Aを有し、 前記導管手段Bにガスもしくは空気の流動を妨げる弁要
素Bを有し、 前記弁要素Aの圧縮機側と前記弁要素Bのガスエキスパ
ンダ側との圧縮機の空気吐出部口及びガスエキスパンダ
のガス吸い込み口を結ぶ導管手段Cと、 前記導管手段Cにガスもしくは空気の流動を妨げる弁要
素Cを有する加圧流動床燃焼プラントの制御方法であっ
て、 前記弁要素Aの下流側の少なくとも加圧流動床燃焼ボイ
ラ本体の下流ではない部分と大気もしくは前記ガスエキ
スパンダの排気側下流部分とを連通する部分に、少なく
とも一個の空気流量制御弁Dを設置し、 プラントの負荷降下時に、前記圧縮機から送風する空気
流量を一定にした状態で前記空気流量制御弁Dを開放し
て前記加圧流動床ボイラに送風される空気流量を低下さ
せると共に、圧縮機出口圧力を低下させてサージマージ
ンを増大させる第1の期間と、 前記圧縮機インレットガイドベーンの開度を閉止方向に
動作させて圧縮機送風空気流量を低下させると共に、前
記第1の期間で開放された空気流量制御弁Dを閉止させ
て、ボイラの負荷変化を終了させる第2の期間とに制御
することを特徴とする加圧流動床燃焼プラントの制御方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04902193A JP3199893B2 (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 加圧流動床燃焼プラント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04902193A JP3199893B2 (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 加圧流動床燃焼プラント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06257466A JPH06257466A (ja) | 1994-09-13 |
JP3199893B2 true JP3199893B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=12819473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04902193A Expired - Lifetime JP3199893B2 (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 加圧流動床燃焼プラント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3199893B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-10 JP JP04902193A patent/JP3199893B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH06257466A (ja) | 1994-09-13 |
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