JP3199834U - ドレン水蒸散ユニットおよびドレン水蒸散装置 - Google Patents

ドレン水蒸散ユニットおよびドレン水蒸散装置 Download PDF

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Abstract

【課題】搬送や保管が効率的かつ容易なドレン水蒸散ユニットおよび当該ドレン水蒸散ユニットを配置したドレン水蒸散装置を提供する。【解決手段】対向する辺に嵌合溝27を形成した矩形の蒸散板24を複数配列させ、ドレン水を吸収して蒸発させるドレン水蒸散ユニット23であって、ドレン水蒸散ユニット23は、嵌合溝27に嵌合し、蒸散板24を所定間隔で配列させる複数の溝28を設けたスペーサー25と、嵌合溝27に嵌合したスペーサー25の対向する端部同士を連結する連結部材26と、を備え、嵌合溝27の幅は、蒸散板24をスペーサー25に対して傾斜させて、ドレン水蒸散ユニット23を折り畳むことができる間隔であることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本考案は、ドレン水蒸散(蒸発)技術に関し、より詳細には、冷却装置から発生する結露水や蒸気凝縮水等のドレン水を吸収、蒸発および気化処理するドレン水蒸散技術に関する。
従来から、例えば、冷蔵庫や冷凍ショーケース等を使用した際に発生するドレン水を吸収、蒸発および気化させるドレン水蒸散装置として、複数の蒸散板(蒸発板)を所定間隔で配列させたドレン水蒸散ユニットをドレン水受皿内に配置したものが知られている。このドレン水蒸散ユニットに配列させた蒸散板は、合成繊維や紙などで構成されているので、変形に対する強度を向上させるために、さまざまな補強方法が検討されている。
例えば、特許文献1には、帯状の補強部材を蒸散板の横側面に貼り付ける方法、および、複数の蒸散板の横側面に上側差込溝、下側差込溝を設け、それらの差込溝に補強差込板を水平になるように差し込む方法、が記載されている。
さらに、特許文献1では、蒸散板の横壁の少なくとも上下2カ所に水平方向に差込溝を形成し、その上側差込溝、下側差込溝に差し込む補強枠体を設け、その補強枠体は、上側差込溝に差し込まれる上側差込辺部と、下側差込溝に差し込まれる下側差込辺部と、上側差込辺部と下側差込辺部の前端部および後端部を繋ぐ前側接続辺部および後側接続辺部とを備えたドレン水蒸散装置が提案されている。特許文献1に記載のドレン水蒸散装置は、上記構成により、ドレン水蒸散装置全体を菱形に変形させるような力や、上下に押しつぶすような方向の力に対して強い耐性を有し、変形に対する強度を向上させることができるとされている。
特開2004−53049号公報
しかしながら、剛性の補強部材を蒸散板に貼り付けたり差し込んだりしてドレン水蒸散ユニットを固定すると、ドレン水蒸散ユニットを折り畳むことができないため、ドレン水蒸散ユニットおよびドレン水蒸散装置の搬送や保管の際に場所を取ってしまう問題がある。特に、搬送時に固定された形状のドレン水蒸散ユニットおよびドレン水蒸散装置を複数運ぶ為には大型のトラック等が必要になり、作業効率が悪く、コストもかかってしまうという問題もある。本考案は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、搬送や保管が効率的かつ容易なドレン水蒸散ユニットおよびドレン水蒸散装置を提供することにある。
本考案は、このような目的を達成するために、対向する辺に嵌合溝を形成した矩形の蒸散板を複数配列させ、ドレン水を吸収して蒸発させるドレン水蒸散ユニットであって、ドレン水蒸散ユニットは、嵌合溝に嵌合し、蒸散板を所定間隔で配列させる複数の溝を設けたスペーサーと、嵌合溝に嵌合したスペーサーの対向する端部同士を連結する連結部材と、を備え、嵌合溝の幅は、蒸散板をスペーサーに対して傾斜させて、ドレン水蒸散ユニットを折り畳むことができる間隔であることを特徴とする。
以上説明したように、本考案によれば、搬送や保管が効率的かつ容易なドレン水蒸散ユニットおよびドレン水蒸散装置を提供することができる。
本考案の一実施形態に係るドレン水蒸散装置を備えた冷凍ショーケースを示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係るドレン水蒸散装置を示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係るドレン水蒸散ユニットの上面図である。 本考案の一実施形態に係るドレン水蒸散ユニットの正面図である。 本考案の一実施形態に係るドレン水蒸散ユニットの側面図である。 本考案の一実施形態に係るドレン水蒸散ユニットの上面の一部を拡大した拡大図である。 本考案の一実施形態に係るドレン水蒸散ユニットの正面の一部を拡大した拡大図である。 本考案の一実施形態に係るドレン水蒸散ユニットの側面の一部を拡大した拡大図である。 本考案の一実施形態に係るドレン水蒸散ユニットを折り畳んだ状態を示す図である。 本考案の一実施形態に係るドレン水蒸散ユニットに補強部材を装着した斜視図である。 本考案の他の実施形態に係るドレン水蒸散ユニットのスペーサーに樹脂片を装着した斜視図である。
以下、図面を参照しながら本考案の実施形態について詳細に説明する。しかしながら、本考案はこれらの実施形態のみに限らず、本考案の概念に帰属する他のドレン水蒸散ユニットおよびドレン水蒸散装置も包含するものである。
[実施形態1]
図1は、本考案の実施形態1に係るドレン水蒸散(蒸発)装置を備えた冷凍ショーケースを示す斜視図である。図1を用いて、本実施形態に係る冷凍ショーケースについて説明する。
本実施形態の冷凍ショーケース11は、全体が略直方体の形状であり、例えば、スーパーやコンビニエンスストア内等で商品を陳列するのに用いられる。冷凍ショーケース11は、前面が開放され、側面から見た形状がコ字形に形成された商品陳列部12と、商品陳列部12を適当な高さに配置する架台部13とから構成されている。商品陳列部12は、天井部14で覆われ、背面部15に取り付けられた複数の陳列棚16が上下方向に配列されている。また、架台部13の内部には、冷凍機(図示せず)および冷凍機に併設されたドレン水蒸散装置が、例えば、特開2002−350037に記載されているように周知の配置で内蔵されている。
冷凍ショーケース11には結露水や蒸気凝縮水等のドレン水が発生し、発生したドレン水はドレン水蒸散装置に排出される。ただし、一部のショーケースには、ショーケースの商品陳列部自体にドレン水が溜まる受け皿があり、ドレン水をオーバーブローさせないよう、早急にドレン水を蒸発させるため、ドレン水蒸散装置内に吸水性のドレン水蒸散ユニットが設置され、ドレン水を吸水、蒸発および気化させている。
図2は、本実施形態に係るドレン水蒸散装置を示す斜視図である。図3は、本実施形態に係るドレン水蒸散ユニットの上面図である。図4は、本実施形態に係るドレン水蒸散ユニットの正面図である。図5は、本実施形態に係るドレン水蒸散ユニットの側面図である。図2ないし図5を用いて、本実施形態に係るドレン水蒸散装置およびドレン水蒸散ユニットの構成を説明する。
冷凍ショーケース11に周知の配置で備えられるドレン水蒸散装置21は、冷凍ショーケース11内に発生したドレン水を受けるドレン水受け部材としてのドレン水受皿22と、ドレン水受皿22に溜ったドレン水を蒸散させるドレン水蒸散ユニット23と、を含んで構成される。
ドレン水蒸散ユニット23は、複数枚配列させた蒸散板(蒸発板)24と、スペーサー25と、連結部材であるゴム26と、で形成されている。ドレン水蒸散ユニット23は、毛細管現象で吸水して蒸散させる吸水性の素材、例えば紙材で構成された、複数枚の矩形の蒸散板24を配列させている。ここで、矩形とは、直角四辺形のことをいい、長方形だけでなく正方形も含む。なお、蒸散板24は、矩形に限らず平行四辺形であってもよい。
蒸散板24の素材としては、不織布、紙などを使用することができる。不織布は、毛細管現象によって吸水に寄与する(吸水性を有する)繊維を主成分するものが好ましい。前記繊維としては、(i)親水性繊維、(ii)合成繊維、などが挙げられる。(i)親水性繊維としては、好ましくは、セルロース系繊維である。セルロース系繊維の例として、木材パルプ、綿、麻、毛、絹などの天然繊維、およびレーヨン、キュプラなどの再生繊維(半合成繊維)が挙げられる。(ii)合成繊維としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル(例えばポリエチレンテレフタレート(PET))、ポリアミド、ポリ乳酸、ポリブチレンサクシネート、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、スチレンブタジエン共重合体、ポリビニルアルコール(PVA)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等の繊維が挙げられる。
スペーサー25の素材としては、樹脂を主成分とする素材が好ましく、例えば、アクリル系樹脂(例えば、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ポリアクリル酸メチル(PMA)等の、アクリル酸若しくはメタクリル酸又はそれらの酸のエステルを単量体とする樹脂)、塩化ビニル系樹脂(例えば、ポリ塩化ビニル等の、塩化ビニルを単量体とする樹脂)、ポリオレフィン系樹脂(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等)などが挙げられる。
蒸散板24は、垂直方向に複数枚、所定間隔を隔てて立設されている。また、蒸散板24には、対向する辺である上部辺および下部辺にそれぞれ2箇所の嵌合溝27が形成されている。スペーサー25には、嵌合溝27に嵌合し、蒸散板24を所定間隔で配置させる複数の溝28が形成されている。また、蒸散板24の表面には、複数の円状の貫通した通気穴29が形成されているが、通気穴29の形状は円状でなくてもよく、蒸散板24の表面に通気穴29が形成されていなくてもよい。
さらに、スペーサー25の端部には、ゴム26が取り付けられる取付溝30が形成され、取付溝30に円環状のゴム26を取り付けて対向するスペーサー25の端部を連結させている。このとき、ゴム26がスペーサー25から容易に外れないように、ゴム26とスペーサー25の取付溝30とを接着剤で固定することもできる。接着剤は、例えば、ホットメルト系接着剤を使用することが好ましい。ホットメルト系接着剤を構成する成分としては、例えば、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリビニルブチラール、アクリル樹脂、ポリアミド、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体等の熱可塑性プラスチック成分(上記熱可塑性プラスチック成分は、オレフィン系樹脂成分を包含する);ロジン、ロジン誘導体等の天然樹脂成分;ブチルゴム、ポリイソブチレン等のゴム成分;などが挙げられる。
本実施形態では、スペーサー25が蒸散板24から外れないように、4本のスペーサー25の端部を固定するゴム26を取り付けている。ゴム26は、蒸散板24からスペーサー25が離散するのを防いでいるが、ドレン水蒸散ユニット23の変形に対し抵抗性を持たせるような役割はしていない。
スペーサー25があることにより、ドレン水蒸散ユニット23において纏まりを形成し、各蒸散板24が動く場合にそれらの動きを揃えることができ、折り畳みが可能になる。なお、より纏まりを持たせるため、スペーサー25の中央部も蒸散板24に固定することもできる。ただし、接着剤等で固定する場合は、ドレン水蒸散ユニット23の傾きを阻害しないよう接着剤をつけすぎないようにする必要がある。また、スペーサー25の中央部をゴムで蒸散板24に固定することもできる。
なお、本実施形態のドレン水蒸散ユニット23は、その形状が固定されていないため、ドレン水受皿22内に配置すると左右に傾くことにより、蒸散板24の隙間の風の通り抜けが悪くなる恐れがある。そこで、ドレン水蒸散ユニット23を使用する際は、ドレン水蒸散ユニット23の傾きを阻害するような固定具を取り付けるのが望ましい。
図6は、本実施形態に係るドレン水蒸散ユニットの上面の拡大図である。図7は、本実施形態に係るドレン水蒸散ユニットの正面の拡大図である。図8は、本実施形態に係るドレン水蒸散ユニットの側面の拡大図である。図6ないし図7を用いて、本実施形態に係るドレン水蒸散ユニット23の蒸散板24とスペーサー25との関係について説明する。
本実施形態の蒸散板24の嵌合溝27の幅Dは、従来に比べてスペーサー25の厚さdよりも大幅に間隔が空けられている。これにより、スペーサー25に対して蒸散板24の可動域が広がるため、蒸散板24の一端を正面方向に傾け他端を背面方向に傾けて、ドレン水蒸散ユニット23を折り畳むことができる。
本実施形態では、一例として、スペーサー25の厚さdが1.0mmの場合、嵌合溝27の幅Dは、1.1〜2mm程度が好ましい。また、スペーサー25の厚さdに対する嵌合溝27の幅Dの比率は、幅D/厚さd=1.1〜2であることが好ましい。さらに、嵌合溝27の幅Dを1.5mmとし、スペーサー25の厚さdを1.0mmとすると、よりスムーズに蒸散板24を傾けてドレン水蒸散ユニット23を折り畳むことができた。
なお、本実施形態の蒸散板24には、暖房器具等と併用される気化式加湿器の加湿器用ユニットに使用するという用途もある。具体的には、暖房器具の使用に伴う室内の乾燥状態を回避し、室内を正常な湿度に保つため暖房器具の使用に際しては気化式加湿器などが併用されている。気化式加湿器は、水を入れた加湿皿中に、紙、繊維などの吸水性に富む吸水性材料から成形された加湿器用ユニットの端を漬け、あるいは加湿器用ユニットの上部から水を供給して、吸水性材料に水を含ませ、通気することにより、この吸水性材料に含まれる水分が蒸発気化して室内を加湿するものである。そこで、加湿器用ユニットの吸水性材料として本実施形態の蒸散板24を用いることができる。
図9は、本実施形態に係るドレン水蒸散ユニットを折り畳んだ状態を示す図である。図9を用いて、本実施形態に係るドレン水蒸散装置21のドレン水蒸散ユニット23を折り畳む手順について説明する。
本実施形態では、一例として、図9の紙面上方をドレン水蒸散ユニット23の正面方向とし、紙面下方をドレン水蒸散ユニット23の背面方向として、蒸散板24の左側端部を正面方向から背面方向へ傾け、同時に蒸散板24の右側端部を背面方向から正面方向へ傾ける。
このとき、本実施形態の蒸散板24の嵌合溝27の幅Dは、スペーサー25の厚さdよりも大幅に間隔が空けられているため、蒸散板24をスペーサー25に対して傾けても嵌合溝27とスペーサー25とが接触して蒸散板24の可動を妨げることがない。これにより、ドレン水蒸散ユニット23の上面および下面の形状が平行四辺形となってドレン水蒸散ユニット23を折り畳むことができ、ドレン水受皿22内に配置する前のドレン水蒸散ユニット23の搬送やドレン水蒸散ユニット23の保管を、効率的かつ容易に行うことができる。
また、蒸散板24とスペーサー25とは、接着剤等で結合していないため、分解が容易であり、かさ張ることなく効率的にドレン水蒸散ユニット23の使用後の廃棄や回収を行うことができる。
[実施形態2]
図10は、本考案の実施形態2に係るドレン水蒸散ユニットの強度を補強する補強部材を装着した斜視図である。本実施形態のドレン水蒸散ユニットが実施形態1のドレン水蒸散ユニットと異なる点は、スペーサーに補強部材を装着している点である。図11を用いて、本実施形態に係るドレン水蒸散ユニットに補強部材を装着する手法を説明する。
本実施形態の補強部材101は、水平方向が長手方向である矩形をしており、長手方向の長さは、蒸散板24の幅と同程度である。さらに、補強部材101は、下端部にスペーサー25に差し込むための差込溝102が所定間隔を空けて垂直方向に平行に2つ形成されている。差込溝102の間には、水平方向に折り目線103が形成され、折り目線103を谷折り線として、補強部材101の差込溝102間の差込方向端部から補強部材101を折り曲げることができる。
本実施形態の補強部材101は、まず、差込溝102がスペーサー25の取付溝30に勘合するようにスペーサー25に差し込まれる。このとき、補強部材101は、ドレン水蒸散ユニット23の端部の蒸散板24に接するように差し込み、補強部材101の谷折部104は、蒸散板24とスペーサー25の端部を連結しているゴム26との間に差し込まれる。
次に、谷折部104は、補強部材101がスペーサー25に差し込まれた後に、折り目線103に沿って蒸散板24から離れる方向に谷折で折り曲げる。補強部材101は、ドレン水蒸散ユニット23の蒸散板24の配列方向の両端に取り付けることができる。
これにより、実施形態1の効果に加えて、ドレン水蒸散ユニット23の強度を補強することができるため、ドレン水蒸散ユニット23をドレン水受皿22内に配置した時の安定度を高めることができる。
[実施形態3]
図11は、本考案の実施形態3に係るドレン水蒸散ユニットのスペーサーに樹脂片を装着した斜視図である。本実施形態のドレン水蒸散ユニットが実施形態1および2のドレン水蒸散ユニットと異なる点は、スペーサーに樹脂片を貼り付けている点である。図11を用いて、本実施形態に係るドレン水蒸散ユニットの構成を説明する。
本実施形態のスペーサー25には、蒸散板24の嵌合溝27に嵌合させる溝28が形成されていない上部側面にスペーサー25の長さと同程度で、かつスペーサー25の幅の約半分の幅の樹脂片111が貼り付けられている。樹脂片111の両端部には、ゴム26が取り付けられる取付溝112が形成され、樹脂片111をスペーサー25に貼り付ける際には、樹脂片111の取付溝112とスペーサー25の両端に形成されているゴム26の取付溝30との位置を一致させて貼り付けられる。
本実施形態のドレン水蒸散ユニット23は、スペーサー25に樹脂片111を貼り付けた後にスペーサー25を蒸散板24の嵌合溝27に嵌合させ、その後に樹脂片111の取付溝112およびスペーサー25の端部の取付溝30にゴム26が取り付けられる。
これにより、実施形態1の効果に加えて、スペーサー25の強度(曲がりにくさ)を上げて補強することができるため、ドレン水蒸散ユニット23をドレン水受皿22内に配置した時の安定度を高めることができる。なお、樹脂片111をスペーサー25に貼り付ける代わりに、嵌合溝27とスペーサー25とが接触して蒸散板24の可動を妨げることがない範囲で、スペーサー25の厚さを厚くすることもできる。
本考案のドレン水蒸散ユニットおよびドレン水蒸散装置の構造は、上述したような構成に限定されるわけではなく、実用新案登録請求の範囲に規定されたドレン水蒸散ユニットおよびドレン水蒸散装置の構成を含むものであれば、どのような構成であってもよい。なお、本考案の実施形態1ないし3のドレン水蒸散ユニット23の形態は、互いに組み合わせることも可能である。
11 冷凍ショーケース
12 商品陳列部
13 架台部
14 天井部
15 背面部
16 陳列棚
21 ドレン水蒸散装置
22 ドレン水受皿
23 ドレン水蒸散ユニット
24 蒸散板
25 スペーサー
26 ゴム
27 嵌合溝
28 溝
29 通気穴
30、112 取付溝
D 嵌合溝の幅
d スペーサーの厚さ
101 補強部材
102 差込溝
103 折り目線
104 谷折部
111 樹脂片

Claims (4)

  1. 対向する辺に嵌合溝を形成した矩形の蒸散板を複数配列させ、ドレン水を吸収して蒸発させるドレン水蒸散ユニットであって、
    前記ドレン水蒸散ユニットは、前記嵌合溝に嵌合し、前記蒸散板を所定間隔で配列させる複数の溝を設けたスペーサーと、前記嵌合溝に嵌合した前記スペーサーの対向する端部同士を連結する連結部材と、を備え、
    前記嵌合溝の幅は、前記蒸散板を前記スペーサーに対して傾斜させて、前記ドレン水蒸散ユニットを折り畳むことができる間隔であることを特徴とするドレン水蒸散ユニット。
  2. 前記スペーサーの厚さに対する前記嵌合溝の幅の比率は、1.1ないし2であることを特徴とする請求項1に記載のドレン水蒸散ユニット。
  3. 前記蒸散板の配列方向両端側の蒸散板と接するように、前記スペーサーに装着される補強部材をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のドレン水蒸散ユニット。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のドレン水蒸散ユニットをドレン水受け部材内に配置したことを特徴とするドレン水蒸散装置。
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JP2017156004A (ja) * 2016-03-01 2017-09-07 ダイニック株式会社 吸水蒸散板

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