JP3199598U - 携帯電子端末用保護ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯電子端末に何らの改良を施すことなく、レーザーポインタを必要とするユーザの携帯電子端末にのみレーザーポインタ機能を搭載できる携帯電子端末用保護ケースを提供する。【解決手段】携帯電子端末Tの背面側から装着される携帯電子端末用保護ケース1の底面板2の板厚内のスペースに、半導体レーザーと、これを駆動するドライバと、電源とを備えたレーザーポインタ8を組み込み、底面板2外周面には、半導体レーザーから出力されたレーザー光を外部に射出する出射口9を形成する。【選択図】図1
Description
本考案は、携帯電話や、スマートフォンなどの携帯電子端末に用いられる携帯電子端末用保護ケースに関するものである。
プロジェクター等を使ってプレゼンテーションを行う場合にレーザーポインタが用いられる。一方、スマートフォンなどの携帯電子端末は、これを常時携帯している傾向にあるので、プレゼンテーションをする機会の多いユーザの利便性向上のため、このような携帯電子端末にレーザーポインタ機能を付加したものが提案されている(特許文献1又は2参照)。
これによれば、常時携帯しているスマートフォンなどから直接レーザー光を照射することができるので、スマートフォンさえ持ち歩いていれば、レーザーポインタを用意する必要がないというメリットがある。
しかしながら、スマートフォンのユーザの全員が、レーザーポインタを必要としているわけではないので、レーザーポインタを必要としないユーザにとっては過剰設備となり、この機能を搭載するために携帯電子端末のコストが嵩むことは好ましくない。
そこで本考案は、携帯電子端末に何らの改良を施すことなく、レーザーポインタを必要とするユーザの携帯電子端末にのみレーザーポインタ機能を搭載できるようにすることを技術的課題としている。
この課題を解決するために、本考案は、底面板の周囲に携帯電子端末の側面部と係合する係合片が形成され、表面にディスプレイを備えた携帯電子端末の背面側から装着される携帯電子端末用保護ケースにおいて、前記底面板には、その板厚内のスペースに、半導体レーザーと、これを駆動するドライバと、電源とを備えたレーザーポインタが組み込まれ、底面板外周面には、前記半導体レーザーから出力されたレーザー光を外部に射出する出射口が形成されたことを特徴とする。
本考案に係る保護ケースには、その保護ケース内にレーザーポインタが組み込まれているので、これをスマートフォンなどの携帯電子端末に装着するだけで、携帯電子端末に何らの改良を施すことなく、その携帯電子端末がレーザーポインタ機能を備えることとなる。
したがって、レーザーポインタ機能を搭載するか否かは、この保護ケースを装着するか否かで選択でき、レーザーポインタ機能を必要とするユーザは自らの携帯電子機器を、簡単にレーザーポインタ機能付とすることができる。
したがって、レーザーポインタ機能を搭載するか否かは、この保護ケースを装着するか否かで選択でき、レーザーポインタ機能を必要とするユーザは自らの携帯電子機器を、簡単にレーザーポインタ機能付とすることができる。
本例では、携帯電子端末に何らの改良を施すことなく、レーザーポインタを必要とするユーザの携帯電子端末にのみレーザーポインタ機能を搭載できるようにするという目的を達成するため、底面板の周囲に携帯電子端末の側面部と係合する係合片が形成され、表面にディスプレイを備えた携帯電子端末の背面側から装着される携帯電子端末用保護ケースにおいて、前記底面板には、その板厚内のスペースに、半導体レーザーと、これを駆動するドライバと、電源とを備えたレーザーポインタが組み込まれ、底面板外周面には、前記半導体レーザーから出力されたレーザー光を外部に射出する出射口を形成した。
図1〜図3は、本考案に係る携帯電子端末用保護ケースの一例を示す説明図である。
本例の携帯電子端末用保護ケース1は、底面板2の周囲に、携帯電子端末T(図3参照)の側面部と係合する係合片3、3…が形成され、表面にディスプレイを備えたスマートフォンなどの携帯電子端末Tの背面側から装着されるようになっている。
本例の携帯電子端末用保護ケース1は、底面板2の周囲に、携帯電子端末T(図3参照)の側面部と係合する係合片3、3…が形成され、表面にディスプレイを備えたスマートフォンなどの携帯電子端末Tの背面側から装着されるようになっている。
底面板2には、図3に示すように、その板厚内のスペースに、半導体レーザー4と、これを駆動するドライバ5と、電源6を備えたレーザーポインタ8が組み込まれており、底面板2の外周面には、半導体レーザー4から出力されたレーザー光を外部に射出する出射口9が形成されている。
また、底面板2の外側に露出された背面部2aには、主電源スイッチ10と、半導体レーザー4のオンオフスイッチ11と、レーザー照射中であることを知らせるLEDモニタランプ12が配されている。
半導体レーザー4と出射口9との間には、細管鏡筒15内にレーザーパターンフィルタ(図示せず)が配されたフィルタアタッチメント16A、16Bを出射口9の外側から挿脱自在に装着するアタッチメントスペース17が確保されている。
また、フィルタアタッチメント16A、16Bを未使用時に収容するアッタチメント収納孔18A、18Bが、前記出射口9と平行して形成されており、本例では、直線パターンと、円環状パターンを投影する二つのアタッチメント16A、16Bを収容し得るようになっている。
また、フィルタアタッチメント16A、16Bを未使用時に収容するアッタチメント収納孔18A、18Bが、前記出射口9と平行して形成されており、本例では、直線パターンと、円環状パターンを投影する二つのアタッチメント16A、16Bを収容し得るようになっている。
本例では、電源6としてボタン電池が用いられており、板厚内に形成された電池ボックス7にセットされる。
電池ボックス7は、底面板2の携帯電子端末Tに対向する内面側2bに、電池交換用の開閉蓋19が設けられており、これによって、保護カバー1が携帯電子端末Tに装着されている間は電池が脱落せず、また、電池交換時に不用意に電池が飛び出しても保護ケース1から滑り落ちにくいようになっている。
電池ボックス7は、底面板2の携帯電子端末Tに対向する内面側2bに、電池交換用の開閉蓋19が設けられており、これによって、保護カバー1が携帯電子端末Tに装着されている間は電池が脱落せず、また、電池交換時に不用意に電池が飛び出しても保護ケース1から滑り落ちにくいようになっている。
以上が、本考案の一構成例であって、次にその作用について説明する。
まず、電池ボックス7に電源6となるボタン電池をセットした状態で、保護カバー1を、スマートフォンなどの携帯電子端末Tに装着する。
保護カバー1の正面側は解放されており、底面板2で携帯電子端末Tの背面側を覆うように装着されるので、携帯電子端末Tの表面に設けられたディスプレイへのタッチ操作が妨げられることはない。
まず、電池ボックス7に電源6となるボタン電池をセットした状態で、保護カバー1を、スマートフォンなどの携帯電子端末Tに装着する。
保護カバー1の正面側は解放されており、底面板2で携帯電子端末Tの背面側を覆うように装着されるので、携帯電子端末Tの表面に設けられたディスプレイへのタッチ操作が妨げられることはない。
そして、プレゼンテーションを行う場合は、背面側の主電源スイッチ10をオンした状態にしておき、レーザポイントする必要のあるときのみ、オンオフスイッチ11をオンすれば、半導体レーザー4からレーザー光が出力され、出射口9を通して外部に照射される。
したがって、スクリーンに投影された資料を指し示す場合は、出射口9をスクリーンSに向けてオンオフスイッチ11をオンすれば、スクリーンS上に点状のレーザードットP1が投影される(図3参照)。
したがって、スクリーンに投影された資料を指し示す場合は、出射口9をスクリーンSに向けてオンオフスイッチ11をオンすれば、スクリーンS上に点状のレーザードットP1が投影される(図3参照)。
また、直線パターンを使用してプレゼンテーションしようとする場合は、予めフィルタアタッチメント16Aをアタッチメントスペース17に装着しておく。
この状態で、出射口9をスクリーンSに向けてオンオフスイッチ11をオンすれば、半導体レーザー4から出力されたレーザー光が、フィルタアタッチメント16Aを透過することにより、スクリーンS上に直線パターンP2が投影される(図3参照)。
この状態で、出射口9をスクリーンSに向けてオンオフスイッチ11をオンすれば、半導体レーザー4から出力されたレーザー光が、フィルタアタッチメント16Aを透過することにより、スクリーンS上に直線パターンP2が投影される(図3参照)。
さらに、円環状パターンを使用してプレゼンテーションしようとする場合は、予めフィルタアタッチメント16Bをアタッチメントスペース17に装着しておく。
この状態で、出射口9をスクリーンSに向けてオンオフスイッチ11をオンすれば、半導体レーザー4から出力されたレーザー光が、フィルタアタッチメント16Bを透過することにより、スクリーンS上に円環状パターンP3が投影される(図3参照)。
この状態で、出射口9をスクリーンSに向けてオンオフスイッチ11をオンすれば、半導体レーザー4から出力されたレーザー光が、フィルタアタッチメント16Bを透過することにより、スクリーンS上に円環状パターンP3が投影される(図3参照)。
このように、常時携帯する電子端末Tに保護カバー1を装着するだけで、レーザーポインタ8としての機能を搭載することができるので、携帯電子端末Tに何らの改良を施すことなく、極めて簡便に、レーザーポインタ機能を必要とするユーザの要求に答えることができる。
なお、フィルタアタッチメント16A、16Bは、直線・円環状パターンを投影するものに限らず、他のパターンを投影する既存のものを選定し得る。
なお、フィルタアタッチメント16A、16Bは、直線・円環状パターンを投影するものに限らず、他のパターンを投影する既存のものを選定し得る。
本考案は、携帯電子端末に装着される携帯電子端末用保護カバーの用途に適用し得る。
1…携帯電子端末用保護ケース
T…携帯電子端末
2…底面板
3…係合片
4…半導体レーザー
5…ドライバ
6…電源
7…電池ボックス
8…レーザーポインタ
9…出射口
16A、16B…フィルタアタッチメント
17…アタッチメントスペース
18A、18B…アッタチメント収納孔
T…携帯電子端末
2…底面板
3…係合片
4…半導体レーザー
5…ドライバ
6…電源
7…電池ボックス
8…レーザーポインタ
9…出射口
16A、16B…フィルタアタッチメント
17…アタッチメントスペース
18A、18B…アッタチメント収納孔
Claims (5)
- 底面板の周囲に携帯電子端末の側面部と係合する係合片が形成され、表面にディスプレイを備えた携帯電子端末の背面側から装着される携帯電子端末用保護ケースにおいて、
前記底面板には、その板厚内のスペースに、半導体レーザーと、これを駆動するドライバと、電源とを備えたレーザーポインタが組み込まれ、
底面板外周面には、前記半導体レーザーから出力されたレーザー光を外部に射出する出射口が形成されたことを特徴とする携帯電子端末用保護ケース。 - 前記半導体レーザーと前記出射口との間に、細管鏡筒にレーザーパターンフィルタが配されたフィルタアタッチメントを前記出射口から挿脱自在に装着するアタッチメントスペースが確保されて成る請求項1記載の携帯電子端末用保護ケース。
- 前記底面板の周囲に、フィルタアタッチメントを挿入保持する少なくとも一つのアタッチメント収容孔が形成された請求項2記載の携帯電子端末用保護ケース。
- 前記電池ボックスの電池を交換する際に開閉される蓋体が、前記底面板の内面側に形成された請求項1〜3いずれか記載の携帯電子端末用保護ケース。
- 前記底面板の外側に露出された背面部には、主電源スイッチと、前記半導体レーザーのオンオフスイッチと、レーザー照射中であることを知らせるモニタランプが配されて成る請求項1〜4いずれか記載の携帯電子端末用保護ケース。
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JP2015002762U JP3199598U (ja) | 2015-06-02 | 2015-06-02 | 携帯電子端末用保護ケース |
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