JP2000149601A - 多機能投光ポインタ - Google Patents

多機能投光ポインタ

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JP2000149601A JP10320881A JP32088198A JP2000149601A JP 2000149601 A JP2000149601 A JP 2000149601A JP 10320881 A JP10320881 A JP 10320881A JP 32088198 A JP32088198 A JP 32088198A JP 2000149601 A JP2000149601 A JP 2000149601A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常のスポット指示機能を具えていると共
に、携帯電話に電話が来れば発光表示ができる投光ポイ
ンタを提供する。 【解決手段】 そのハウジング10内に電池セット20と光
源発生回路30及び光源40を設けて、該光源40がハウジン
グ10前端から外向きに投光照射でき、該ハウジング10に
設けられた光スイッチボタン50が該光源40の開閉を制御
して、該ハウジング10に表示シグナル発生回路60を内装
し、かつ該表示シグナル発生回路30に具えたトリガ回路
65がまた光スイッチボタン50と並列連結して、携帯電話
に電話が来た際に、上記光源40が該トリガ回路65により
電源導通して投光照射し、さらにハウジング10が該光源
40前端に光伝送体14を取換可能に螺設して、これによ
り、一般の指示機能の他に携帯電話の電話来臨の表示機
能や指揮及び娯楽などの効果をも具えさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は投光ポインタに関
し、特に多機能投光ポインタに関する。
【0002】
【従来の技術】因みに、一般に良く見られる投光ポイン
タは、その光ビームの投射機能により広く口述発表及び
報告のスライド投影や黒板・掛図など、教学・会議場での
ポインタ字幕指示に利用されており、体積が小さく、空
間を取らない上に便利であるので随分と消費者に歓迎さ
れている。
【0003】該従来の投光ポインタは、主としてハウジ
ング内に電池セット、光源発生回路、及び例えばレーザ
ダイオードである光源を含んで、該ハウジングに設けら
れたスイッチボタンを押すと、該光源発生回路が該光源
を触動して持続的に光ビームを出力させ、スポット指示
機能を発揮させ得るので、かなり実用的な創作と言え
る。
【0004】そして、若しもその他日常生活に便利な或
いは娯楽的な機能、例えば忘れてはならない事柄を傍ら
から発光提示して呉れる…等の機能を付加えば、より付
加価値が向上して購買欲を高めることが期待できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記に鑑み、本発明
は、通常のスポット指示機能を具えていると共に、携帯
電話に電話が来れば発光表示ができる投光ポインタを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の多機能投光ポインタは、そのハウジング内
に電池セットと光源発生回路及び光源を設けて、該電池
セットが該光源発生回路に電源を供給し、該ハウジング
に設けられた光スイッチボタンを適当に操作することに
より、該光源発生回路の開閉を制御して該光源がハウジ
ング前端から投光照射する投光ポインタにおいて、上記
ハウジングが上記光源の前方にねじ孔を貫設して、該ね
じ孔に該ハウジング外へ伸出する形態で光伝送体を取換
可能に螺定し、携帯電話の受信シグナルを傍受して作動
する表示シグナル発生回路が上記ハウジングに内装され
て、トリガ回路を介して光源発生回路と連結し、該トリ
ガ回路がまた光スイッチボタンと並列連結して、携帯電
話に電話が来た際に、上記光源が該トリガ回路により電
源導通し、進んで該光源が該光伝送体より発光して、該
携帯電話に電話が来たことを表示し、これにより、一般
の指示機能の他に携帯電話の電話来臨の表示機能をも具
えるように構成される。
【0007】そして、上記表示シグナル発生回路がアン
テナ、シグナル接収回路、シグナル増幅回路、明滅制御
回路及びトリガ回路を含んで、該アンテナがコイル状を
呈して携帯電話の電波シグナルを接収するに使用され、
該アンテナが順にシグナル接収回路、シグナル増幅回路
及び明滅制御回路と連接して、該明滅制御回路がまた該
トリガ回路と接続し、且つ上記電池セットが該表示シグ
ナル発生回路に電源を供給するようにすることが好まし
い。
【0008】また、上記ハウジングの上端面にディスプ
レーのためのウインドを設けて、該ウインドに所定の図
形模様を刻み描き、且つ上記表示シグナル発生回路がト
リガ回路により少なくとも一つのLEDと直列連結し
て、該LEDを該ウインドの下方に位置付けたことによ
り、携帯電話に電話が来ると、該トリガ回路をへて電源
が該LEDへ導通し、進んでLEDと光源が同時に発光
して、携帯電話に電話が来たことを表示するようにする
ことが好ましい。
【0009】また、上記光伝送体が光遮蔽伝送管であっ
て、上記光源の発射する光を集中させて比較的優れた指
示効果を具えさせるようにすることが好ましい。
【0010】また、上記光伝送体をアクリル材料によっ
て造り、該光伝送体の表面を所定形状のざらざら状に形
成して、上記光源の発光を該光伝送体の表面で充分に発
散させて指揮機能や娯楽効果を具えさせるようにするこ
とが好ましい。
【0011】上記のように構成された本発明は、その光
スイッチボタンを押すと、その光源が光源発生回路の駆
動で外向きに光を発射して投射指示作用を形成し、且つ
レンズユニットのレンズを調整して、該光源より必要な
図形模様を投射させることができる。また、表示シグナ
ル発生回路を設けているので、会議中などでベルが突然
鳴るのを避けるために消音をしたとしても、携帯電話に
電話があるとシグナルを受けて自動的に光源が煌き明滅
し、及びウインド部位も明るくなって、適時に携帯電話
を通話するように促すことができる。更に、その光伝送
体を任意に取り換えることができるので、必要に応じて
指揮機能や娯楽効果を発揮させることもできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明するが、本発明はこの例だけに限
定されない。
【0013】本発明の多機能投光ポインタにおける比較
的好ましい実施形態は、図1、2及び3に示す如く、主とし
てハウジング10、該ハウジング10内に設けられる電源を
供給するための電池セット20と光源発生回路30及び光源
40を含み、該光源40は該光源発生回路30の駆動により
ハウジング10前端で外へとレーザ光源を発射してスポッ
ト投射機能を発揮し、該ハウジング10には光スイッチボ
タン50が設けられて、該光スイッチボタン50は光源発生
回路30と電池セット20の陰極21(図5を参照)との間に装
設され、該光源40の電源開閉を制御する。
【0014】該光源発生回路30と該光源40は共に従来技
術に属するので、ここでは冗舌を弄しないが、本発明の
改良重点を述べると次ぎの通りである。
【0015】該ハウジング10は、上蓋11と下蓋12を対向
固接して形成され、該ハウジング10の外観が携帯電話の
造型を呈して、その光源40の前方にねじ孔13を貫設して
光伝送体14後端部の雄ねじ141を螺定し、本実施形態
は、該光伝送体14をほぼ円柱状の光遮蔽伝送管で形成し
て、その軸沿い中心に通孔142を設け、光源40の保護作
用を具えさせると共に、該光源40が発射する光を集中さ
せて、比較的優れた指示効果を具えさせる。
【0016】該光伝送体14の外観は携帯電話のアンテナ
にも似て、該光源40と光伝送体14との間には更に回動可
能なレンズユニット15が設けられて、該レンズユニット
15の周縁沿いに多数のレンズ151を形成し、それらレン
ズ151はそれぞれ異なる影像図形模様を具えて、該レン
ズユニット15を回動して該レンズ151らを選択的に光源4
0に照準させることにより、該光源40が所定図形模様の
光ビームを発射できる。該ハウジング10の上端面にはウ
インド16が設けられて、その外観を携帯電話の表示スク
リンに近似させ、該ウインド16に所定の図形模様を刻み
描く。
【0017】該ハウジング10は上端面に複数の押ボタン
17を形成されて、該押ボタン17の外観が携帯電話のブッ
シュボタンに近似し、該ハウジング10末端にキーホルダ
ー18を連結して吊掛け携帯の便利を図る。
【0018】図4、5に示すように、表示シグナル発生回
路60が上記ハウジング10に内装されて、携帯電話に電話
が来たことを表示するに使われ、該表示シグナル発生回
路60はアンテナ61、シグナル接収回路62、シグナル増幅
回路63、明滅制御回路64、及びトリガ回路65を含んで、
電池セット20より電源を供給される。
【0019】該アンテナ61は所定長さのコイル状を呈し
て、携帯電話の電波シグナルを接収するに使用される。
【0020】該シグナル接収回路62は上記アンテナ61と
接続して、インダクタL1、キャパシタC1、トランジスタ
Q1、及び抵抗体R1、R2、R3により組立てられ、携帯電話に
向けての電波シグナルを電圧シグナルに換える。
【0021】該シグナル増幅回路63は上記シグナル接収
回路62と連接して、トランジスタQ2、キャパシタC2、及
び抵抗体R5により組立てられ、該シグナル接収回路62よ
り伝送された電圧シグナルを増幅する。
【0022】該明滅制御回路64は上記シグナル増幅回路
63と連結して、トランジスタQ3、Q4、キャパシタC3、C4、
及び抵抗体R6、R7により組立てられ、該シグナル増幅回
路63の増幅シグナルに駆動されて、発振出力を生ずる。
【0023】該トリガ回路65は上記明滅制御回路64と連
接すると共に、光スイッチボタン50と並列連結して、主
としてトランジスタQ5、Q6及び抵抗体R10、R11、R12により
組立てられ、該トランジスタQ5、Q6の導通いかんによっ
てスイッチ作用を形成して、該明滅制御回路64から伝送
してくる電圧シグナルを該トリガ回路65へ経たせること
により上記光源発生回路30を断続導通させ、進んで光源
40を明滅発光させる。即ち、携帯電話に電話が来ると、
該光源発生回路30がトリガ回路65の導通から光源を発射
する。該トリガ回路65は更にウインド16下方に取付けら
れるLED(発光ダイオード)70と直列連結して、該光
源40と同時に該LED70を発光明滅させる。
【0024】又、電池セット20と表示シグナル発生回路6
0との間には切換スイッチ80が設けられて、該切換スイ
ッチ80をOFFに切換えると、該表示シグナル発生回路60
は作動できなくなる。
【0025】尚、該電池セット20と該表示シグナル発生
回路60のシグナル増幅回路63との間には明滅制御スイッ
チ90が設けられて、該明滅制御スイッチ90を押すと、該
トリガ回路65が導通し、該光源40もまた明滅発光する。
【0026】そして、該表示シグナル発生回路60のシグ
ナル増幅回路63が更にミュージックIC200と連接し
て、該ミュージックIC200が又スピーカ300と連結し、
該携帯電話に電話が来ると、該スピーカ300がミュージ
ックを奏する。該ミュージックIC200は上記複数の押
ボタン17とも連接して、それら押ボタン17を適当に押す
とミュージックIC300が異なるミュージックを奏で
る。
【0027】以上、本発明の比較的好ましい実施形態に
おける各部材の構造及びそれぞれの関連位置について述
べたが、次にその使用方法及び原理を下記に述べるとす
る。図4及び図5に示すように、本発明は平時一般の指示
用に使われて、この際、単に該光スイッチボタン50を押
せば、該光源40が該光源発生回路30の駆動により外向き
に光を発射して投射指示作用を形成し、且つレンズユニ
ット15のレンズ151を調整して、該光源40より必要な図
形模様を投射させることができる。
【0028】そして、携帯電話に電話が来ると、その電
話シグナルを同時に表示シグナル発生回路60のアンテナ
61が接収して、シグナル接収回路62に伝送し、更にシグ
ナル増幅回路63を経て増幅された後に明滅制御回路64へ
送られ、この際、該明滅制御回路64が同時にシグナルを
トリガ回路65へ送って、該トリガ回路65のトランジスタ
Q5、Q6が導通すると光源発生回路30が導通し、進んで光
源40が明滅発光して、同時該LED70も該トリガ回路65
の導通と同時に導通してウインド16の図形模様を明滅発
光させ、且つスピーカ300も同時にミュージックを奏で
る。
【0029】それ故、本発明の多機能投光ポインタは発
光スイッチボタン50により光源40に光束を生じさせるか
否かを開閉制御されて、スポット指示や適当な図形模様
指示の機能を具え、且つ表示シグナル発生回路60を設け
ているので、携帯電話に電話があるとシグナルを受けて
自動的に光源40が煌き明滅し、及びウインド16部位も輝
いて、適時に携帯電話を通話するように促すのである。
【0030】他にも、その光伝送体14を任意に取り換え
ることができて、本発明のもう一つの実施形態の表示図
である図6に示すように、該ハウジング10のねじ孔13に
他の光伝送体14'或いは14"を螺装することができ、該光
伝送体14'、14'はアクリル材料によって造られた棒体或
いは球体であって、該光伝送体14'、14"は所定形状の表
面がざらざらとしたもので、光をそれら光伝送体14'、1
4"の表面で充分に発散させることができて指揮機能や娯
楽効果を具え、即ち本発明は必要に応じて光源40前端の
光伝送体14を交換できて、異なる効果を達成することが
できる。
【0031】また、図7に示すように、本発明の大部分
の電子素子を一緒にIC400内に組入れて規格セット化
してもよく、上記と同様な機能を具えて、これによりコ
ストを軽減し及び容積を縮小することができる。
【0032】
【発明の効果】上記のように本発明は、発光指示効果を
具えているだけではなく、携帯電話の電話来臨の表示効
果を具えて、且つ発光指示の用途中で光伝送体やレンズ
を交換して、指揮、娯楽及び趣味などの効果を表現させ
得るので、同類の製品の中でも最も優れた実用性を具え
て、使用上極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多機能投光ポインタの比較的好ま
しい実施形態の分解斜視図。
【図2】図1に示す多機能投光ポインタの組立完了状態
の斜視図。
【図3】図2に示す多機能投光ポインタの側視断面図。
【図4】図1に示す多機能投光ポインタにおける表示シ
グナル発生回路等のブロック図。
【図5】図1に示す多機能投光ポインタにおける表示シ
グナル発生回路等の詳細電気回路図。
【図6】本発明による多機能投光ポインタのもう一つの
実施形態の斜視図。
【図7】本発明による多機能投光ポインタをIC規格セ
ット化した構成を示す電気回路図。
【符号の説明】
10 ハウジング 11 上蓋 12 下蓋 13 ねじ孔 14 光伝送体 141 雄ねじ 142 通孔 15 レンズユニット 151 レンズ 16 ウインド 17 押ボタン 18 キーホルダー 20 電池セット 21 陰極 30 光源発生回路 40 光源 50 光スイッチボタン 60 表示シグナル発生回路 61 アンテナ 62 シグナル接収回路 63 シグナル増幅回路 64 明滅制御回路 65 トリガ回路 70 LED 80 切換スイッチ 90 明滅制御スイッチ 200 ミュージックIC 300 スピーカ 400 IC

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】そのハウジング内に電池セットと光源発生
    回路及び光源を設けて、該電池セットが該光源発生回路
    に電源を供給し、該ハウジングに設けられた光スイッチ
    ボタンを適当に操作することにより、該光源発生回路の
    開閉を制御して該光源がハウジング前端から投光照射す
    る投光ポインタにおいて、 上記ハウジングが上記光源の前方にねじ孔を貫設して、
    該ねじ孔に該ハウジング外へ伸出する形態で光伝送体を
    取換可能に螺定し、携帯電話の受信シグナルを傍受して
    作動する表示シグナル発生回路が上記ハウジングに内装
    されて、トリガ回路を介して光源発生回路と連結し、該
    トリガ回路がまた光スイッチボタンと並列連結して、携
    帯電話に電話が来た際に、上記光源が該トリガ回路によ
    り電源導通し、進んで該光源が該光伝送体より発光し
    て、該携帯電話に電話が来たことを表示し、これによ
    り、一般の指示機能の他に携帯電話の電話来臨の表示機
    能をも具えてなる多機能投光ポインタ。
  2. 【請求項2】上記表示シグナル発生回路がアンテナ、シ
    グナル接収回路、シグナル増幅回路、明滅制御回路及び
    トリガ回路を含んで、該アンテナがコイル状を呈して携
    帯電話の電波シグナルを接収するに使用され、該アンテ
    ナが順にシグナル接収回路、シグナル増幅回路及び明滅
    制御回路と連接して、該明滅制御回路がまた該トリガ回
    路と接続し、且つ上記電池セットが該表示シグナル発生
    回路に電源を供給するようにしてなる請求項1に記載の
    多機能投光ポインタ。
  3. 【請求項3】上記ハウジングの上端面にディスプレーの
    ためのウインドを設けて、該ウインドに所定の図形模様
    を刻み描き、且つ上記表示シグナル発生回路がトリガ回
    路により少なくとも一つのLEDと直列連結して、該L
    EDを該ウインドの下方に位置付けたことにより、携帯
    電話に電話が来ると、該トリガ回路をへて電源が該LE
    Dへ導通し、進んでLEDと光源が同時に発光して、携
    帯電話に電話が来たことを表示するようにしてなる請求
    項1に記載の多機能投光ポインタ。
  4. 【請求項4】上記光伝送体が光遮蔽伝送管であって、上
    記光源の発射する光を集中させて比較的優れた指示効果
    を具えさせるようにしてなる請求項1に記載の多機能投
    光ポインタ。
  5. 【請求項5】上記光伝送体をアクリル材料によって造
    り、該光伝送体の表面を所定形状のざらざら状に形成し
    て、上記光源の発光を該光伝送体の表面で充分に発散さ
    せて指揮機能や娯楽効果を具えさせるようにしてなる請
    求項1に記載の多機能投光ポインタ。
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