JP3199253U - 書法補助器 - Google Patents

書法補助器 Download PDF

Info

Publication number
JP3199253U
JP3199253U JP2015002771U JP2015002771U JP3199253U JP 3199253 U JP3199253 U JP 3199253U JP 2015002771 U JP2015002771 U JP 2015002771U JP 2015002771 U JP2015002771 U JP 2015002771U JP 3199253 U JP3199253 U JP 3199253U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording material
plates
writing
holding
holds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2015002771U
Other languages
English (en)
Inventor
修久 北川
修久 北川
榮一 甲藤
榮一 甲藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2015002771U priority Critical patent/JP3199253U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3199253U publication Critical patent/JP3199253U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Drawing Aids And Blackboards (AREA)

Abstract

【課題】長尺の記録材Aを固定することが可能であり、筆記者が無理な姿勢を強いられることがなく、何度も記録材Aを移動させる必要がなく、全体のバランスを見ながら書くことができる書法補助器を提供する。【解決手段】縦長の記録材Aを固定する書法補助器1であって、記録材Aの始端部を保持し単独で自立する第一保持台100と、記録材Aの終端部を保持し単独で自立する第二保持台200とを備える。【選択図】図1

Description

本考案は、書道などにおいて紙や布地などの記録材上に文字や絵などを書く際に、記録材を固定する書法補助器に関し、特に、長尺の記録材を扱うことができる書法補助器に関する。
従来より、例えば書道において、長尺の画仙紙を用いる際には、広い部屋の床に下敷きを敷き、その下敷きの上に画仙紙を置いて書家が立て膝で少しずついざりつつ後退姿勢を保ちながら書くか、あるいは、画仙紙の一部を机上に置いて画仙紙を少しずつ長さ方向にずらしながら書くことが多い。ここで画仙紙を床の上に置いて書く場合には、筆記者は上記した様な無理な姿勢を強いられるため、長い時間書き続けることが困難であり、腰を痛めかねないなどの健康上の問題もある。画仙紙の一部を机上に置いて書く場合には、書き跡の乾き具合に気を使いながら何度も画仙紙を移動させなければならないので極めて面倒であり、かつ画仙紙に皺が寄る心配がある。また、文字の配列バランスや大小・濃淡バランスなどを振り返りながら書き上げていくことが困難なので作品の仕上がりの良し悪しに大きく影響を及ぼすという問題がある。上記いずれの場合においても、書家が感性に任せて一気に書き上げることができないという致命的な問題がある。
これらに対し、書道、描画、工作などにおいて、長尺の紙や布等の材料を扱う場合に、紙や布等の材料を、下敷きの表面(外面)に巻き付けて、下敷きを順次移動させることができる多目的作業机が特許文献1に開示されている。特許文献1には、材料の送り戻しを容易に行うことができ、材料や床、着衣等の汚損を防止することができ、作業スペースを約半分にすることができ、台面の高さや傾きが変えられるので無理な姿勢や動作を強いられることが無く、かつ、未使用時は台部の奥行きを最小にし、脚部を縮小し、折りたたむことができるので、持ち運びや収納が容易であると記載されている。
また、無端帯状下敷を有する書道机において、新たにテンションローラを設け、筆記者の好みの姿勢に応じて、書台部分の高さ及び傾斜を自由に調節できる書道机が特許文献2に開示されている。特許文献2には、従来の無端帯状下敷の緩みの問題を解決するとともに、狭い室内スペースにおいても正座をはじめ筆記者の様々な姿勢に応じた使い方ができると記載されている。
特開2008−119313号公報 特開平9−140466号公報
しかしながら、上記従来の多目的作業机や書道机では、文字や絵などの全体を見渡すことができないので、上述した如く全体のバランスを見ながら書くことができないという問題が残る。
本考案は以上のような従来の課題を考慮してなされたものであり、長尺の記録材を固定することが可能であり、筆記者が無理な姿勢を強いられることがなく、何度も記録材を移動させる必要がなく、かつ、全体のバランスを見ながら書くことができる書法補助器を提供するものである。
本考案に係る書法補助器は、縦長の記録材を固定する書法補助器であって、前記記録材の始端部を保持し、単独で自立する第一保持台と、前記記録材の終端部を保持し、単独で自立する第二保持台とを備える。
また書法補助器において、前記第一保持台、及び、前記第二保持台は、それぞれ、脚の長さが可変である三脚を含み、当該三脚により単独で自立する構成とすることもできる。
また書法補助器において、前記第一保持台、及び、前記第二保持台は、それぞれ、上下に重ねられた二枚の板と、前記二枚の板の間隔を手動で調整する機能を有する調整機構と、前記二枚の板の間にあり、前記二枚の板の間が、前記調整機構によらずに、板の自重で閉じてしまうことを抑制する弾性部材とを含み、前記調整機構により前記二枚の板の間隔を調整することによって、前記二枚の板の間に前記記録材を挟み前記記録材を保持する構成とすることもできる。
また書法補助器において、前記二枚の板のうちの上側の板の下面、及び、下側の板の上面のうちの少なくとも一方の面に、すべり止め部材が固定されているか、あるいは、すべり止め加工が施されている構成とすることもできる。
また書法補助器において、前記二枚の板のうちの上側の板における、上面の少なくとも一部が、磁石になっている構成とすることもできる。
また書法補助器において、前記二枚の板のうちのいずれかの板の少なくとも1つの側面が、凹型に形成されている構成とすることもできる。
本考案の書法補助器は、第一保持台と第二保持台とが独立しているので、長尺の記録材を立体的に固定することが可能であり、筆記者が無理な姿勢を強いられることがなく、何度も記録材を移動させる必要がなく、かつ、全体のバランスを見ながら書くことができる。
また本考案の書法補助器は、脚の長さが可変である三脚を含むので、記録材を保持する部分の高さや姿勢を適宜調整することができ、水平でない設置場所においても自立することができ、脚の長さを変えることにより意図的に記録材を傾けることもできる。
また本考案の書法補助器は、二枚の板の間が板の自重で閉じてしまうことを抑制する弾性部材を含むので、容易に記録材を挟むことができる。
また本考案の書法補助器は、二枚の板の間にすべり止め部材が固定されているか、あるいは、すべり止め加工が施されているので、二枚の板の間に挟んだ記録材が外れにくい。
また本考案の書法補助器は、上面に磁石になっている部分があるので、文鎮などの鉄やニッケルの部材を置いて記録材を挟んで固定することができる。
また本考案の書法補助器は、少なくとも1つの側面が凹型に形成されているので、クリップ状のもので紙を固定することができる。
本実施の形態に係る書法補助器の概要を示す図である。 第一保持台の詳細な構造を示す図である。 第一保持台を下方向から見上げた図である。 書法補助器の使い方の一例を示す図である。 変形例1に係る第一保持台の詳細な構造を示す図である。 変形例2に係る第一保持台の詳細な構造を示す図である。 変形例3に係る第二保持台の詳細な構造を示す図である。 実施の形態1、変形例1〜3を全て組み合わせて実施した第二保持台の詳細な構造を示す図である。
<実施の形態1>
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本考案を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る書法補助器の概要を示す図である。
図1に示すように、書法補助器1は、記録材Aの始端部を保持し単独で自立することができる第一保持台100と、記録材Aの終端部を保持し単独で自立することができる第二保持台200とを備えている。
ここで第一保持台100に縦長の記録材Aの始端部を保持し、第二保持台200に縦長の記録材Aの終端部を保持し、第一保持台100と第二保持台200との距離を、記録材Aの長さに合わせて適宜調整すると、記録材Aが空中に浮いた状態で固定される。
図2は、第一保持台100の詳細な構造を示す図である。
図3は、第一保持台100の記録材Aを保持する部分を、下方向から(図2中の矢印Bの辺りから)見上げた図である。
図2、3に示すように、第一保持台100は、三脚110、二枚の板120、調整機構130、及び弾性部材140を備える。
三脚110は、例えば撮影機器の固定用に用いられる三脚と同様の構造を有する、第一保持台100自身が単独で自立するための土台部分であり、各脚の長さが可変なので記録材を保持する部分の高さや姿勢を適宜調整することができ、水平でない設置場所においても自立することができる。なお、三脚110は未使用時には畳んで小さくすることができる。
二枚の板120は、上下に重ねられた上板121と下板122からなる。
調整機構130は、二枚の板120の間隔を手動で調整する機能を有する。具体的には、例えば、調整機構130は2セットあり、下板122の左右2箇所に手回し用の取手付きボルト131を固定し、かつ上板121の対応する位置にナット132を固定して、両方の取手付きボルト131を締め付け方向に回すと二枚の板120の間隔が縮まり、反対方向に回すと二枚の板120の間隔が拡がるようにする。
弾性部材140は、二枚の板120の間にあり、二枚の板120の間が、調整機構130によらずに、上板121の自重で閉じてしまうことを抑制すると共に、二枚の板120の間隔が2cm以上開かないように規制している。具体的には、例えば、弾性部材140は、二枚の板120の間の4箇所の角のそれぞれにコイルスプリングを挟んだものである。
第二保持台200の構成は第一保持台100と同様なので、説明を省略する。
図4は、書法補助器の使い方の一例を示す図である。
図4に示すように、三脚110の各脚の長さを調整して、記録材Aを短手方向に傾けることができるので、長尺の記録材Aに横書きで文字を書く際に大変使い勝手がよい。
<変形例1>
図5は、変形例1に係る第一保持台100の詳細な構造を示す図である。
図5に示すように、変形例1では、上板121の下面と下板122の上面に、それぞれゴム板などのすべり止め部材121a、122aを接着するなどして設置してすべり止めを施し、二枚の板120の間に挟んだ記録材Aを外れにくくしている。
なお、上板121の下面、及び下板122の上面のいずれか一方にすべり止めを施してもよい。また、すべり止め部材121a、122aを設置する代わりに、すべり止めすべき面の全体又は一部にゴム材などを塗布するなどのすべり止め加工を施してもよい。
要は、上板121の下面、及び、下板122の上面のうちの少なくとも一方の面に、すべり止め部材が設置されているか、あるいは、すべり止め加工が施されていればよい。
以上のように変形例1の書法補助器には、二枚の板の間にすべり止め部材が固定されているか、あるいは、すべり止め加工が施されているので、二枚の板の間に挟んだ記録材が外れにくい。
<変形例2>
図6は、変形例2に係る第一保持台100の詳細な構造を示す図である。
図6に示すように、変形例2では、上板121の上面の少なくとも一部が磁石121bになっている。具体的には、例えば、木製や樹脂製の上板121に窪みを作り、そこに磁石をはめ込んで、上面全体を平坦にする。
変形例2の書法補助器には、上面に磁石になっている部分があるので、文鎮などの鉄やニッケルの部材を置いて記録材Aを挟んで固定することができる。
<変形例3>
図7は、変形例3に係る第二保持台200の詳細な構造を示す図である。
図7に示すように、変形例3では、上板121の少なくとも1つの側面が、凹型に形成された凹型側面121cになっている。なお上板121の側面を凹型に形成する代わりに、下板122の少なくとも1つの側面を凹型に形成してもよい。要は、二枚の板120のうちのいずれかの板の少なくとも1つの側面が、凹型に形成されていればよい。
変形例3の書法補助器は、少なくとも1つの側面が凹型に形成されているので、クリップ状のもので記録材Aを固定することができる。
なお、特に矛盾しない限り、実施の形態1、変形例1〜3は任意に組み合わせて実施することができる。
図8は、実施の形態1、変形例1〜3を全て組み合わせて実施した第二保持台200の詳細な構造を示す図である。
実施の形態1において、取手付きのボルト131を、上板121の上面ではなく下板122の下面に取り付けたことにより、上板121の上面全体を平面にすることが可能となった。特に変形例2及び変形例3の少なくとも一方の構成を含む実施形態を取る場合には、上板121の上面全体が平面であるため、上板121の上面に記録材Aを水平な状態で固定することができ、大変使い勝手がよい。
以上のように、本実施の形態1、変形例1〜3の書法補助器によれば、長尺の記録材を固定することが可能であり、筆記者が無理な姿勢を強いられることがなく、何度も記録材を移動させる必要がなく、かつ、全体のバランスを見ながら書くことができる。
1 書法補助器
100 第一保持台
110 三脚
120 二枚の板
121 上板
121a すべり止め部材
121b 磁石
121c 凹型側面
122 下板
122a すべり止め部材
130 調整機構
131 取手付きのボルト
132 ナット
140 弾性部材
200 第二保持台

Claims (6)

  1. 縦長の記録材を固定する書法補助器であって、
    前記記録材の始端部を保持し、単独で自立する第一保持台と、
    前記記録材の終端部を保持し、単独で自立する第二保持台と
    を備えることを特徴とする書法補助器。
  2. 前記第一保持台、及び、前記第二保持台は、それぞれ、
    脚の長さが可変である三脚を含み、当該三脚により単独で自立する請求項1に記載の書法補助器。
  3. 前記第一保持台、及び、前記第二保持台は、それぞれ、
    上下に重ねられた二枚の板と、
    前記二枚の板の間隔を手動で調整する機能を有する調整機構と、
    前記二枚の板の間にあり、前記二枚の板の間が、前記調整機構によらずに、板の自重で閉じてしまうことを抑制する弾性部材とを含み、
    前記調整機構により前記二枚の板の間隔を調整することによって、前記二枚の板の間に前記記録材を挟み前記記録材を保持する請求項1及び2のいずれか1項に記載の書法補助器。
  4. 前記二枚の板のうちの上側の板の下面、及び、下側の板の上面のうちの少なくとも一方の面に、すべり止め部材が固定されているか、あるいは、すべり止め加工が施されている請求項3に記載の書法補助器。
  5. 前記二枚の板のうちの上側の板における、上面の少なくとも一部が、磁石になっている請求項3及び4のいずれか1項に記載の書法補助器。
  6. 前記二枚の板のうちのいずれかの板の少なくとも1つの側面が、凹型に形成されている請求項3〜5のいずれか1項に記載の書法補助器。
JP2015002771U 2015-06-02 2015-06-02 書法補助器 Expired - Lifetime JP3199253U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015002771U JP3199253U (ja) 2015-06-02 2015-06-02 書法補助器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015002771U JP3199253U (ja) 2015-06-02 2015-06-02 書法補助器

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012127287A Continuation JP2013248863A (ja) 2012-06-04 2012-06-04 書法補助器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3199253U true JP3199253U (ja) 2015-08-13

Family

ID=53887683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015002771U Expired - Lifetime JP3199253U (ja) 2015-06-02 2015-06-02 書法補助器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3199253U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010163953A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Lec Inc 扇風機カバー及び扇風機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010163953A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Lec Inc 扇風機カバー及び扇風機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7467428B2 (en) Bed sheet retainer system
US8162281B2 (en) Presentation pad easel
US20150201748A1 (en) Children's Drawing Table
JP3199253U (ja) 書法補助器
KR20150119606A (ko) 휴대용 접이식 가림판
JP2008119313A (ja) 多目的作業机
US6386608B1 (en) Block lift
JP2013248863A (ja) 書法補助器
JP5764853B1 (ja) 折り畳み式スタンドミラー
JP4673399B2 (ja) 角度可変型物品保持台
US1381757A (en) Notebook-holder
JP2004357979A (ja) テーブル
JP6872251B2 (ja) 置き畳
CN209159271U (zh) 一种可将画板收纳的折叠画架
KR200486002Y1 (ko) 독서대가 설치된 책표지
EP3542668B1 (en) Folding leg assembly with a collapsible brace member for a furniture support structure
US8297707B2 (en) Movable support leg
CN218737794U (zh) 一种便于调节的支撑台
JP3223359U (ja) 枕保持器具
GB2434774A (en) Sketch board attachable to steering wheel
US20020171271A1 (en) Portable desk extension
US1585397A (en) Drawing-board attachment
JPH0570986U (ja) 製図台装置
TWM546061U (zh) 事務機壓紙結構
JP2000293264A (ja) デスクトップ型コンピュータ用書類ホルダ

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3199253

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term