JP3199047U - 台車 - Google Patents

Abstract

【課題】夜間において、車からの視認性を向上させた台車を提供する。【解決手段】台車１は、搬送対象物を載置する荷台２と、荷台の底面側に取り付けられた複数のキャスター３と、荷台の天面側に延出し使用者が把持するハンドル４とを備える。荷台は、矩形の天板と天板の各辺から垂下する側板とを備える。前後左右４つの側板の外表面である側周面２２には、反射材であるシール５が張り付けられている。【選択図】図１

Description

本考案は、本発明は、搬送対象物を載置する荷台を有する台車に関する。

従来、重い搬送対象物を搬送するために、搬送対象物を載置するための荷台と、荷台の底面に複数個取り付けられているキャスターと、荷台の天面に取り付けられているハンドルとを備える台車が知られている。

このような台車は、運送作業などにおいて、搬送対象物である荷物を車から届け先まで運ぶために使用される

車から台車への荷卸しは車道上で行われる場合がある。特に夜間は、車道を走行する車から台車の視認性が悪いため、車が台車に接触するなどの事故が発生する可能性があるという問題があった。

上記点より本考案は、夜間において、車からの視認性を向上させた台車を提供することを目的とする。

上記課題を解決するため、請求項１の台車は、搬送対象物を載置する荷台の側周面に反射材を有する。

請求項１の台車によれば、荷台の天面に搬送対象物を載せた状態でも、荷台の側周面は露出している。そのため、車両のライトをその側周面の反射材が反射させることができるので、車から台車の視認性を向上する。

請求項２の台車は、請求項１の台車において、前記反射材は、シールである。

請求項２の台車によれば、請求項１の台車と同様に作用する上に、反射材がシールであるので、台車の使用において反射材のシールが破損しても、容易に反射材のシールを張りなおすことができる。

請求項１から２のいずれかの考案によれば、夜間において、車からの視認性が向上するので、夜間の台車の使用の安全性が向上するという効果を実現することができる。

本考案の一実施形態の台車の斜視図である。

本考案の一実施形態である台車１について、以下説明する。

台車１は、図１に示すように、搬送対象物を載置する荷台２と、荷台２の底面側に取り付けられた複数のキャスター３と、荷台４の天面側に延出し使用者が把持するハンドル４とを備える。

荷台２は、矩形の天板と天板の各辺から垂下する側板とを備える。天板の外表面が荷台の天面２１であり、側板の外表面が荷台の側周面２２である。

荷台２の側周面２２には、反射材であるシール５が張り付けられている。シール５は、前後左右４つの側周面２２にそれぞれ貼り付けられている。

ハンドル４の下端は荷台２にねじで固定されるようになっている。ハンドル４は荷台２の天面２１に対して立設する。

上記実施形態では、反射材であるシール５は、前後左右４つの側周面２２にそれぞれ貼り付けられている場合について説明したが、これに限定されることなく、隣り合う側周面の間の４つの角部にそれぞれ貼り付けられていてもよい。反射材を角部に張ることによって、反射材からの反射光によって、荷台の大きさが視認しやすくなる。また、４つの側周面２２の全周にわたって反射材が取り付けられていてもよい。

上記実施形態では、反射材がシール５である場合について説明したが、これに限定されることなく、反射プレート等の別の反射材を側周面に有していてもよい。また、厚みのある反射材を取り付ける場合に、反射材が側周面から突出しないようにするために、側周面に窪んだ部分を設け、その窪んだ部分に反射材が収容された状態で取り付けられていてもよい。

上記実施形態では、ハンドル４は荷台２の天面２１に対して立設する場合について説明したが、これに限定されることなく、荷台の天面に沿って折畳み可能であってもよい。

１ 台車
２ 荷台
３ キャスター
４ ハンドル
５ 反射材
２１ 天面
２２ 側周面

Claims (2)

1. 搬送対象物を載置する荷台の側周面に反射材を有することを特徴とする台車。
2. 前記反射材は、シールであることを特徴とする台車。

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