JP3198914U - 電器待機節電制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】省エネ・二酸化炭素削減を達成する、電器待機節電制御装置を提供する。【解決手段】節電メッセージ・アクセスインターフェース47と、節電メッセージ保存装置46とからなる。節電メッセージ保存装置46には、節電メッセージSが保存される。更にリーダー5が、節電メッセージ・アクセスインターフェース47を通じ且つ所定の通信協定に基づいて、節電メッセージ保存装置46に保存された節電メッセージSを読取る。【選択図】図2
Description
本考案は、電器待機節電制御装置に関し、特に、節電メッセージを保存することが出来る、電器待機節電制御装置に関する。
電子関連技術が発展し、日々成熟する中で、各種電気機器製品と世界中の人々の生活スタイルは切り離せないものになってきている。一般的に使用者は、次に使う時に備えて、これらの電気機器を使用していない時にも待機モードのままにしておく。待機モードの間、電気機器と電源の間における回路は切断されておらず、電気機器は少量の電力を消費し続ける。この電力は、一般的に待機電力と呼ばれる。
一つ一つの電気機器が待機状態の時に消費する電力は多くないものの、複数の電気機器が待機モード中に消費する電力を合計した場合、累積される電力は無視出来ないものとなる。これは、エネルギーを浪費するだけでなく、無駄な電気代を増やすことになり、現在の省エネを重視する傾向に反している。
従来技術において、どのような節電装置を電気機器と接続させて使用したとしても、使用者は何の節電メッセージも受け取ることが出来ず、節電装置を使用した後にどれだけの電気が節約されたのかを知ることが出来ない。更には、購入した節電装置が節電の役割を果たしているのかどうか、全く分からない場合もある。
効果的に節電装置を使用した節電を促し、二酸化炭素削減を達成することは、この業種に携わる者が解決を望む研究課題であるとともに、電気機器を使用する全ての人が日々直面する共通の問題の解決にもつながる。
上記に鑑み本考案は、節電制御装置本体が節約された電力を計算するとともに、リーダーが節電メッセージ・アクセスインターフェースを通じ且つ所定の通訊協定に基づいて、節電メッセージ保存装置に保存された節電メッセージを読取り、更に統計と記録を行う、電器待機節電制御装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本考案の電器待機節電制御装置は、電源と電気機器の間に接続される。前記電器待機節電制御装置は、節電メッセージ・アクセスインターフェースと、節電メッセージ保存装置からなるとともに、前記節電メッセージ保存装置には、節電メッセージが保存される。更にリーダーが、前記節電メッセージ・アクセスインターフェースを通じ且つ所定の通信協定に基づいて、前記節電メッセージ保存装置に保存された前記節電メッセージを読取る。
本考案は、節約された電力を明確に読取って統計と記録を行うとともに、簡便且つ即時的に節電メッセージを送ることが出来る。よって、効果的に節電装置を使用した省エネを促し、更に二酸化炭素削減を達成することが出来る。
図1を参照する。複数のユーザー100・100a…100nにおいて、電源1と電気機器2の間における電源回路31・32には、電器待機節電制御装置4が接続される。また、各電器待機節電制御装置4における節電メッセージSは、リーダー5によって読取られる。更にリーダー5は、各ユーザー100・100a…100nの電器待機節電制御装置4の節電メッセージSを読取って集めた後、有線・無線・インターネット・イントラネット…等によってコントロールセンター6へ送る。また、各電器待機節電制御装置4には識別コードが設けられることにより、リーダー5が読取る時に異なるユーザーの電器待機節電制御装置4を認識することが出来る。
(実施例1)
図2を参照する。図は、実施例2の電器待機節電制御装置4の制御回路図である。電器待機節電制御装置4は、回路スイッチ41と、電流検測ユニット42と、処理ユニット43と、メモリーユニット44と、電力供給ユニット45と、節電メッセージ保存装置46と、節電メッセージ・アクセスインターフェース47とからなる。
図2を参照する。図は、実施例2の電器待機節電制御装置4の制御回路図である。電器待機節電制御装置4は、回路スイッチ41と、電流検測ユニット42と、処理ユニット43と、メモリーユニット44と、電力供給ユニット45と、節電メッセージ保存装置46と、節電メッセージ・アクセスインターフェース47とからなる。
回路スイッチ41は、電源回路31・32に設けられる。また電気機器2は、オンモード・待機モード・オフモードを有する。尚、オンモードの時に電源回路31・32を通る電流値をオン電流値I1と定義し、待機モードの時に電源回路31・32を通る電流値を待機電流値I2と定義する。
電流検測ユニット42は、電源回路31・32に接続されるとともに、電源回路31・32を通過するオン電流値I1と待機電流値I2を検測する。更に処理ユニット43は、オン電流値I1と待機電流値I2をメモリーユニット44に保存する。
電力供給ユニット45は、電源回路31・32に接続されるとともに、処理ユニット43に電力を供給する。処理ユニット43は、電気機器2が待機モードにおいて所定の計測時間T1になった後、回路スイッチ41をオンにするよう制御し、これにより電気機器2はオフモードになる。
処理ユニット43は、回路スイッチ41がオンになった時、電気機器2がオンモードに戻るまでの電源切断期間値T2を検測し、更に電源切断期間値T2と待機電流値I2に基づいた計算によって節電メッセージSを産出するとともに、節電メッセージSを節電メッセージ保存装置46に保存する。
節電メッセージ保存装置46と節電メッセージ・アクセスインターフェース47は、処理ユニット43と接続される。節電メッセージ・アクセスインターフェース47は、周波数通信インターフェース・wifi通信インターフェース・ブルートゥース通信インターフェースの中のいずれか一つである。異なるインターフェースのタイプに応じて、所定の通信協定48が設定されることにより、同様の所定の通信協定が設定されたリーダー5は、節電メッセージ・アクセスインターフェース47から節電メッセージ保存装置46に保存された節電メッセージSを読取ることが出来る。
電器待機節電制御装置4には、更に着脱式データ保存装置49が処理ユニット43と接続されて設けられることにより、節電メッセージSを保存することが出来る。また使用者は、着脱式データ保存装置49を抜差しすることで、処理ユニット43と切離したり接続したりすることが出来る。
図3は、本考案のリーダー5の制御回路図である。リーダー5は、無線受信器51と、所定の通信協定52と、リーダー処理ユニット53と、操作ユニット54と、読取りメッセージ保存装置55とからなる。リーダー5は、無線受信器51によって、異なるユーザーの電器待機節電制御装置4における節電メッセージ・アクセスインターフェース47を通じ且つ同様の所定の通信協定に基づいて、各電器待機節電制御装置4の節電メッセージ保存装置46に保存された節電メッセージSを読取るとともに、読取りメッセージ保存装置55に集めて保存することにより、各ユーザーの節電メッセージS’を産出する。
(実施例2)
図4は、本考案の実施例2の電器待機節電制御装置の制御回路図である。尚、実施例2の構造は実施例1とほぼ同様であるため、同じ部品については同じ符号で示して対応させる。実施例2において、処理ユニット43は、接続伝送インターフェース7と接続される。またリーダー5は、伝送コード71によって節電メッセージ保存装置46に保存された節電メッセージSを読取る。
図4は、本考案の実施例2の電器待機節電制御装置の制御回路図である。尚、実施例2の構造は実施例1とほぼ同様であるため、同じ部品については同じ符号で示して対応させる。実施例2において、処理ユニット43は、接続伝送インターフェース7と接続される。またリーダー5は、伝送コード71によって節電メッセージ保存装置46に保存された節電メッセージSを読取る。
100 ユーザー
100a…100n ユーザー
1 電源
2 電気機器
31 電源回路
32 電源回路
4 電器待機節電制御装置
5 リーダー
6 コントロールセンター
41 回路スイッチ
42 電流検測ユニット
43 処理ユニット
44 メモリーユニット
45 電力供給ユニット
46 節電メッセージ保存装置
47 節電メッセージ・アクセスインターフェース
48 所定の通信協定
49 着脱式データ保存装置
51 無線受信器
52 所定の通信協定
53 リーダー処理ユニット
54 操作ユニット
55 読取りメッセージ保存装置
7 接続伝送インターフェース
71 伝送コード
S 節電メッセージ
S’ 各ユーザーの節電メッセージ
I1 オン電流値
I2 待機電流値
T1 所定の計測時間
T2 電源切断期間値
100a…100n ユーザー
1 電源
2 電気機器
31 電源回路
32 電源回路
4 電器待機節電制御装置
5 リーダー
6 コントロールセンター
41 回路スイッチ
42 電流検測ユニット
43 処理ユニット
44 メモリーユニット
45 電力供給ユニット
46 節電メッセージ保存装置
47 節電メッセージ・アクセスインターフェース
48 所定の通信協定
49 着脱式データ保存装置
51 無線受信器
52 所定の通信協定
53 リーダー処理ユニット
54 操作ユニット
55 読取りメッセージ保存装置
7 接続伝送インターフェース
71 伝送コード
S 節電メッセージ
S’ 各ユーザーの節電メッセージ
I1 オン電流値
I2 待機電流値
T1 所定の計測時間
T2 電源切断期間値
Claims (4)
- 電源と電気機器の間における電源回路に接続される電器待機節電制御装置であって、
前記電器待機節電制御装置は、回路スイッチと、電流検測ユニットと、処理ユニットと、メモリーユニットと、電力供給ユニットとからなり、
前記回路スイッチは、前記電源と前記電気機器の間における前記電源回路に設けられ、
前記電気機器は、オンモード・待機モード・オフモードを有し、
前記オンモードの時に前記電源回路を通る電流値をオン電流値と定義し、前記待機モードの時に前記電源回路を通る電流値を待機電流値と定義し、
前記電流検測ユニットは、前記電源回路を通る前記オン電流値と前記待機電流値を検測するために、前記電源回路と接続され、
前記メモリーユニットは、前記処理ユニットと接続されるとともに、前記メモリーユニットには前記オン電流値と前記待機電流値が保存され、
前記電力供給ユニットは、前記処理ユニットに電力を供給するために、前記電源回路と接続され、
前記処理ユニットは、前記電気機器が前記待機モードにおいて所定の計測時間になった後、前記回路スイッチをオンにするように制御し、これにより前記電気機器は前記オフモードになり、
前記処理ユニットは、前記回路スイッチがオンになった時、前記電気機器が前記オンモードに戻るまでの電源切断期間値を検測し、更に前記電源切断期間値と前記待機電流値に基づいた計算によって節電メッセージを産出し、
更に、
前記電器待機節電制御装置には、節電メッセージ保存装置と、節電メッセージ・アクセスインターフェースが設けられ、
前記節電メッセージ保存装置は、前記節電メッセージを保存するために、前記処理ユニットと接続され、
前記節電メッセージ・アクセスインターフェースは、リーダーが前記節電メッセージ・アクセスインターフェースを通じ且つ所定の通信協定に基づいて、前記節電メッセージ保存装置に保存された前記節電メッセージを読取るために、前記処理ユニットと接続されることを特徴とする、電器待機節電制御装置。 - 前記節電メッセージ・アクセスインターフェースは、周波数通信インターフェース・wifi通信インターフェース・ブルートゥース通信インターフェースの中のいずれか一つであることを特徴とする、請求項1に記載の電器待機節電制御装置。
- 前記節電メッセージ・アクセスインターフェースは、接続伝送インターフェースであることを特徴とする、請求項1に記載の電器待機節電制御装置。
- 前記電器待機節電制御装置には、更に着脱式データ保存装置が設けられ、
前記着脱式データ保存装置は、前記節電メッセージを保存するために、前記処理ユニットと接続されることを特徴とする、請求項1に記載の電器待機節電制御装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015002383U JP3198914U (ja) | 2015-05-15 | 2015-05-15 | 電器待機節電制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015002383U JP3198914U (ja) | 2015-05-15 | 2015-05-15 | 電器待機節電制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3198914U true JP3198914U (ja) | 2015-07-30 |
Family
ID=53759478
Family Applications (1)
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JP2015002383U Expired - Fee Related JP3198914U (ja) | 2015-05-15 | 2015-05-15 | 電器待機節電制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3198914U (ja) |
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2015
- 2015-05-15 JP JP2015002383U patent/JP3198914U/ja not_active Expired - Fee Related
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