JP3198860U - 櫛 - Google Patents

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Abstract

【課題】櫛で毛染めを行うとき、かかる櫛本体を頭髪に沿って移動させるだけで、手軽に斑なく毛染めができるようにした櫛を提供する。【解決手段】櫛本体1は、軸線に沿って下端噴出流体の通路が形成された細長状の基盤2と、この基盤から一方方向に、ほぼ等間隔に多数並べられた櫛群5と、この櫛群の軸線に沿って上端部は、櫛群のほぼ中間部にあって外部に開放されて噴出口となし、下端部は上記基盤通路に接続させた溢出路7とを有し、通路一端を噴出流体の容器Aに接続したこと。【選択図】図1

Description

本案は例えばエアゾールのような圧力容器に内封された毛染めなどの泡、または液体等流体を、櫛本体から噴射させることができる櫛に関する。
従来のこの種の技術としては、下記特許文献1のような発明がある。しかしこの発明でみられるように毛染め液が入った容器に単に毛染めブラシを装着させたに過ぎないものであった。
日本国特許公開公報 特開平9−10037
本案は、例えば櫛で毛染めを行うとき、かかる櫛本体を頭髪に沿って移動させるだけで、手軽に斑なく毛染めができるようにしたことを目的とするものである。
また他の目的は、その部品点数を出来る限り少ないものとし、それだけその組み立ては作業に熟練を要さず結局安価に量産できるようにしたことである。
さらに他の目的は、本案櫛を用いて毛染めをした場合、その毛染に所謂斑が発生する原因を未然に防止して、平均した毛染めの仕上りがなし得る櫛を提供できるようにしたことである。
そしてその毛染め操作は、本案櫛および毛染め液容器を落下させるような不祥事を招く虞なく、所謂熟練も要求されずその仕上がりは常に素晴らしいものとすることが出来る櫛を提供することにある。
而して上記の課題を解決する為に本案櫛を構成する櫛本体は、軸線に沿って下端部に噴出流体の通路が形成された細長状の基盤と、この基盤から一方方向に、ほぼ等間隔に多数並べられた櫛群と、この櫛群の軸線に沿って上端部は、櫛群のほぼ中間部にあって外部に開放されて噴出口となし、下端部は上記基盤通路に接続させた溢出路とを有し、上記通路一端を噴出流体の容器に接続したことが第1の手段である。
第2の手段としては、上記細長状の基盤は上記櫛群を植設しかつ、右辺が開放された左樋状部材とが左辺が開放された右樋状部材とよりなり、その一方を他方に密に嵌合固定することで通路を構成したことにある。
そして第3の手段としては、上記の多数並べた櫛群はその並べた1乃至複数本置きにその高を異なる形状としたことである。
続いて第4の手段としは上記基盤の一方に、その通路の一方と噴出流体の容器の口部とに夫々連設できる接続路を有する握り手部材を設けたことである。
さらに第5の手段としては、上記握り手部材には上記櫛群側にあって該櫛群の軸線とは直角方向に突出させて鍔部を設けたことである。
本案の効果
而して本案の櫛は、圧力流体例えば毛染め液で頭髪の毛染めを行うときその容器を開放するだけで、該流体は櫛本体基盤の通路に浸入し、さらに櫛群の各櫛の溢出路から平均した流量で人の頭部に供給され、かかる櫛本体を頭髪にそって移動させることで、頭髪は手軽にむらなく毛染めができたのである。
また従来のこの種櫛は同時成形が難しく、その為部品点数が多くなり組み立て作業も複雑となるなどの欠点があったが、本案櫛は右辺が開放された左樋状部材と、櫛群が植設されかつ左辺が開放された右樋状部材だけの極少ない部品点数からなり、その組み立てはその一方を他方に密に嵌合固定する極簡単な作業でよく、その組み立て作業には熟練を要さず、結局安価に量産できたのである。
さらに、上記の多数並べた櫛群はその並べた1乃至複数本置きにその高を異なる形状としたから、塗布された毛染め液を頭髪全体に平均して引き延ばすことが出来結果、斑のない毛染めが出来たのである。
そしてこの際、上記基盤の一方に設けた握り手部材を持って操作するようにしたから、その櫛群を頭髪の所望の位置に移動させるのが容易でかつ確実である。
さらにこの握り手部材には、該櫛群の軸線とは直角方向突出させて鍔部を設けたから、毛染め液を櫛本体に繰り出す際手の平で容器を持ち、ついで縁部を越えて人差し指と中指で握り手部材を挟み、該人差し指と中指で握り手部材を押し下げたり開放したりする簡単な操作での容器の蓋の開閉動作を行わせ、これにより毛染めのような流体が頭部に噴出できるようにしたから、櫛本体を必要な個所に必要な移動させ必要な量だけを噴出させる操作が容易確実に行えるようにしたのである。
容器取り付けた本案櫛の一部接欠側面図 同正面図 櫛本体の側断面図 右樋状部材の側断面図 図3の櫛本体の正面図 図4の右樋状部材の正面図 左樋状部材を右樋状部材に嵌合固定した状態の一部縦断面図 握り手部材の縦断面図 同側面図
実施の態様
次に本案の一実施例を図面のもので説明すると、(1)は櫛本体でその基端辺は細長状の基盤(2)となっており、この細長状の基盤(2)は図面では図7に示すように左樋状部材(3)と、これに嵌合固定できる右樋状部材(4)から構成されている。
しかして図で(5)は、末端を左樋状部材(3)の左面にほぼ等間隔で多数並植設した櫛群である。そしてこの櫛群(5)の軸線に沿って先端(図で左端)が各櫛群(5)のほぼ中心部に於いて上下方向に開放され噴出口(6)があり、末端(右端)は上記基盤(2)の左面を貫通させて左樋状部材(3)内に開放された溢出路(7)がある。
而して上記左樋状部材(3)はその右辺(8)が開放され、その対抗面のほぼ中央にはその長手方向に突条(9)がある。一方右樋状部材(4)は底部右辺(10)が閉ざされ上記左樋状部材(3)を外側から嵌合させて固定できるものであり、その左辺(11)は開放され両側内面のほぼ中央にはその長手方向に上記左樋状部材(3)の突条(9)と嵌合固定できる凹条(12)がある。
またこの実施例で右樋状部材(4)は、図でその上端および下端より櫛群(5)方向に突出させて、櫛群(5)の高さとほぼ同等の上端及び下端櫛単体(13)(14)があり、下端櫛単体(14)は適宜の手段で基盤(2)と取り付け取り外しができるようにするとよい。
このことは上記左樋状部材(3)と右樋状部材(4)の嵌合固定時にあって、図4の状態から先ず下端櫛単体(14)を基盤(2)から取り外し、次いで右樋状部材(4)の凹条(12)に左樋状部材(3)の突条(9)を添わせて側動させれば両者は簡単確実に嵌合固定できるのであるが、この場合必要なら適切な接着剤を用いてもよい。
そして上記下端櫛単体(14)を基盤(2)に取り付ければ、基盤(2)は左樋状部材(3)と右樋状部材(4)とは密に嵌合固定され、その中心軸線の空間を噴出流体の通路(15)となすことが出来るのである。
さらに上記の下端櫛単体(14)には、上記通路(15)と同軸線上となる孔部(16)を設け、且つ外面に雄ネジ(17)を刻設した突出管(18)がある。
さらに図で(19)は本案櫛の握り手部材であり、その一端<図では上端>は上記突出管(18)の雄ネジ(17)と螺合できる雌ネジ(20)を内設した接続管(21)がある。この接続管(21)の下方は二重の管構造となっており、内管(22)はその下端をこの実施例で「毛染め液」が圧封入された容器(A)の口部(23)に密に嵌合出来るようになっている。
そして、外管(24)の上端は上記接続管(21)の上部に閉ざされた状態で固定され、下端は上記内管(22)が容器(A)の口部(23)と嵌合された時容器(A)の上辺肩部(25)と接触し容器(A)と本案櫛本体(1)の接続を安定した状態に保つ役目をする。
なお、本案を実施するに当たっては、上記握り手部材(11)の上記櫛群(5)側にあって、該櫛群(5)の軸線とは直角方向にかつ、その外方向らに突出させて鍔部(26)を設けること、および上記櫛群(5)はその並べた櫛に高さを交互に異なる形状(27)とするとよい。
次に本案を頭髪の毛染でその作用を説明すると、該毛染め液が圧封入された容器(A)の口部(23)を、握り手部材(19)の内管(22)内に挿入する。次いで手の平に容器(A)をつつみ人差し指と、中指を鍔部(26)の上面に添わせる。
而してこの状態で、その櫛本体(1)を頭髪の所望の位置に当て、人差し指と中指で鍔部(26)を押し圧すると容器(A)の口部(23)は図示しないバネ力に抗して開放し、中の毛染め液を接続管(21)に送り、続いて基盤(2)の通路(15)から櫛群(4)の溢出(7)に入り、さらに噴出口(6)から外気に放出され毛髪に毛染めを行うのである。そこで上記人差し指と中指の鍔部(26)を押す操作をを解除すると容器(A)からの毛染め液の供給は停止され、櫛本体(1)を次の毛染めの位置に移動させ上記同様の操作をなすことで、全ての毛染めの操作を完了させることができたのである。
本案は整髪あるいは毛染めなど液体等流体を櫛から施行部分に供給する分野で広く実施できる。
(1)櫛本体
(2)基盤
(3)左樋状部材
(4)右樋状部材
(5)櫛群
(6)噴出口
(7)溢出路
(8)右辺
(9)突条
(10)底部右辺
(11)左辺
(12)凹条
(13)上端櫛単体
(14)下端櫛単体
(15)通路
(16)孔部
(17)雄ネジ
(18)突出管
(19)握り手部材
(20)雌ネジ
(21)接続管
(22)内管
(23)口部
(24)外管
(25)上辺肩部
(26)鍔部
(27)異なる形状
(A)容器

Claims (5)

  1. 櫛本体は、軸線に沿って下端噴出流体の通路が形成された細長状の基盤と、この基盤から一方方向に、ほぼ等間隔に多数並べられた櫛群と、この櫛群の軸線に沿って上端部は、櫛群のほぼ中間部にあって外部に開放されて噴出口となし、下端部は上記基盤通路に接続させた溢出路とを有し、上記通路一端を噴出流体の容器に接続したことを特徴とする櫛
  2. 上記請求項1における細長状の基盤は、上記櫛群を植設しかつ右辺が開放された左樋状部材と、左辺が開放された右樋状部材とよりなり、その一方を他方に密に嵌合固定することで通路を構成したことが特徴の櫛
  3. 上記請求項1におけるほぼ等間隔で多数並べた櫛群は、その並べた1乃至複数本置きにその高さが異なる形状としたことを特徴とする櫛
  4. 上記請求項1における基盤の一方に、その通路の一方と噴出流体の容器の口部とに夫々連設した接続路を有する握り手部材を設けたことが特徴の櫛
  5. 上記請求項4における握り手部材には、上記櫛群側にあって該櫛群の軸線とは直角方向突出させて鍔部を設けたことが特徴の櫛
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