JP6016624B2 - 頭髪処理剤塗布具 - Google Patents

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Description

本発明は、頭髪処理剤塗布具に関する。
多数の櫛歯からなる櫛部を有する塗布具を用いて頭髪に染毛剤等の頭髪処理剤を塗布する技術が知られている。
例えば、本出願人は、櫛歯が直列した複数の櫛歯列によって両側を挟まれた中央部分から塗布液を吐出させ、該塗布液を、櫛歯列で頭髪を梳きながら頭髪に塗布できるようにした櫛歯付き塗布用具を提案している(特許文献1参照)。この櫛歯付き塗布用具によれば、櫛歯列間に塗布液を吐出させた後、櫛歯列間に塗布液を一旦保持した状態で、塗布用具を頭髪に当てることができる。
また、本出願人は、環状に配置された複数の櫛歯からなる櫛部を有する剤塗布部を備えた頭髪処理剤塗布具であって、前記櫛歯は、先端近傍部から基端側に向かって櫛歯幅が減少する逆テーパー部を有している頭髪処理剤塗布具を提案している(特許文献2参照)。この頭髪処理剤塗布具によれば、櫛歯間に挿入された頭髪が、櫛歯間から抜け落ちないように保持しつつ塗布できるので、例えば、頭髪処理剤を、頭頂部付近から首や肩上に亘る長い範囲の髪に連続して塗布することができる。
特許文献3には、コーム基台を肉厚方向に二つ割して一対のコーム半基台を形成する工程と、この一対のコーム半基台を展開するとともに、このコーム半基台それぞれの一側縁に櫛歯を形成する工程と、この櫛歯形成位置が、各コーム半基台において互いの対面側の櫛歯間に位置するようにコーム半基台を組み合わせ結合する工程を具備するコーム(櫛)の製造方法が記載されている。
特開2009−160240号公報 特開2012−16588号公報 特開平9−108033号公報
環状に配置された複数の櫛歯からなる筒状の櫛部として、櫛歯にテーパー部を設けたり、櫛歯間の間隔を狭いものを射出成形により製造しようとした場合、射出成形用の金型から取り出す際に櫛歯や櫛歯間に介在する金型の薄肉部分が損傷したり、櫛歯間の間隔にムラが生じる等の不都合があった。
また、特許文献3の技術は、環状に配置された複数の櫛歯からなる筒状の櫛部の製造に適用又は応用することは簡単ではない。また、本発明者らが、環状に配置された櫛歯からなる筒状の櫛部を、櫛歯1本1本を穴に挿入し固定する台座と、櫛歯1本1本を成形し、櫛歯を台座に挿入し組み立てて形成しようとしたところ、櫛歯が不安定になり易く、櫛歯間の間隔が設計通りの寸法にならない場合や、頭髪処理剤の塗布作業中に、櫛歯が根元から傾く場合があった。
本発明は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る頭髪処理剤塗布具及びその製造方法に関する
本発明は、環状に配置された複数の櫛歯からなる筒状の櫛部を有する頭髪処理剤塗布具であって、前記櫛部は、櫛歯を備えた第1部材と、第1部の周方向において隣り合う櫛歯と櫛歯との間に配される櫛歯を備えた第2部材とが一体化されて形成されており、第1部材は、第1部材の個々の櫛歯に対応する複数の外側嵌合部を有し、第2部材は、第2部材の隣り合う櫛歯間に、第1部材の前記外側嵌合部が嵌合する外側嵌合凹部を有している、頭髪処理剤塗布具を提供するものである。
また、本発明は、前記の頭髪処理剤塗布具の製造方法であって、第1部材及び第2部材のそれぞれを、合成樹脂を用いて射出成形により製造する工程と、得られた第1部材及び第2部材を、前記外側嵌合部が前記外側嵌合凹部に嵌合するように一体化させる工程を具備する頭髪処理剤塗布具の製造方法を提供するものである。
本発明の頭髪処理剤塗布具及びその製造方法によれば、櫛歯を形成する部材を射出成形により製造しても、金型や櫛歯に損傷や成形不良が生じにくく、櫛歯の間隔を設計通りの間隔とすることができ、また、頭髪処理剤の塗布作業中に、その間隔が維持されやすい。
図1は、本発明の頭髪処理剤塗布具の第1実施形態を示す一部破断側面図で ある。 図2は、第1実施形態における櫛形成部材の(a)斜視図、(b)平面図、及び(c)分解斜視図である。 図3は、第1実施形態における第1部材の(a)平面図、(b)側面図、及び(c)斜視図である。 図4は、第1実施形態における第2部材の(a)平面図、(b)側面図、及び(c)斜視図である。 図5は、第1実施形態における液塗布部及びその近傍の断面図である。 図6は、本発明の第2実施形態における櫛形成部材の(a)斜視図、(b)平面図、及び(c)分解斜視図である。 図7は、第2実施形態における第1部材の斜視図である。 図8は、第2実施形態における第2部材の斜視図である。 本発明の更に他の実施形態における液塗布部及びその近傍を示す(a)平面図、及び断面図である。 本発明の更に他の実施形態における液塗布部を示す斜視図である。
以下に、本発明をその好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の第1実施形態である頭髪処理剤塗布具1は、図2に示すように、環状に配置された複数の櫛歯22からなる筒状の櫛部21を有する。そして、その筒状の櫛部21は、図2に示すように、櫛歯22aを備えた第1部材23と、第1部材23の周方向において隣り合う櫛歯22a、22aの間に配される櫛歯22bを備えた第2部材33とが一体化されて形成されている。また、第1部材23は、図3(a)に示すように、第1部材23の個々の櫛歯22aに対応する複数の外側嵌合部26を有し、第2部材33は、第2部材33の隣り合う櫛歯22b,22b間に、第1部材23の前記外側嵌合部26が嵌合する複数の外側嵌合凹部36,36を有している。
ここで、第2部材33の隣り合う櫛歯22b,22b間とは、筒状の櫛部21の周方向Rにおいて隣り合う櫛歯22b,22b間という意味である。
第1実施形態の頭髪処理剤塗布具1について、より詳細に説明する。
頭髪処理剤塗布具1は、図1に示すように、複数の櫛歯22からなる櫛部21を有する剤塗布部2と、頭髪処理剤の塗布作業を行う際に手に持つ部分である把持部4とを有している。また、頭髪処理剤塗布具1は、把持部4と剤塗布部2との間に延長部5を有している。延長部5は、把持部4と剤塗布部2との間に間隔を設けて、後頭部等への頭髪処理剤6の塗布作業を容易とするものである。
剤塗布部2は、頭髪に接触させる部分であり、頭髪を櫛部21で梳きながら該頭髪に頭髪処理剤6を塗布可能である。櫛部21を構成する櫛歯22は、図2(b)に示すように、相隣接する櫛歯どうしの間に一定の間隔Pを設けて、平面視略円形の環状に配置されている。
本実施形態における剤塗布部2は、図2(a)〜図2(c)に示すように、櫛歯22aを備えた第1部材23と、櫛歯22bを備えた第2部材33とを一体化させてなる櫛歯形成部材20を主体として構成されている。櫛歯形成部材20は、図1に示すように、櫛歯形成部材20の保持体である延長部材50の一端に固定されている。
第1部材23は、合成樹脂の射出成型品である。図2(c)及び図3に示すように、第1部材23は、環状に配置された複数本の櫛歯22aと、複数本の櫛歯22aのそれぞれを直立状態に支持する支持部24とを有する。支持部24は、中央に貫通孔23aを有する平面視略円形で平板状の中央嵌合部25と、中央嵌合部25の周縁部から外方に突出するように連設された複数の外側嵌合部26と、該外側嵌合部26それぞれの先端に垂下するように連設された外嵌部28とを有している。中央嵌合部25及び複数の外側嵌合部26は、それぞれ偏平な形状を有している。外側嵌合部26は中央嵌合部25の周囲に一定間隔で形成され、該外側嵌合部26のそれぞれから各1本の櫛歯22aが直立している。
第2部材33も、合成樹脂の射出成型品である。図2(c)及び図4に示すように、第2部材33は、環状に配置された複数本の櫛歯22bと、複数本の櫛歯22bのそれぞれを直立状態に支持する支持部34とを有する。支持部34は、中央に貫通孔33aを有する中央嵌合凹部35と、中央嵌合凹部35から支持部34の直径方向の外方に向かって延在する外側嵌合凹部36と、隣り合う外側嵌合凹部36間に位置し、中央嵌合凹部35側から支持部34の直径方向の外方に向かって延在する櫛歯支持台部37と、櫛歯支持台部37の先端に垂下するように連設された外嵌部38とを有している。櫛歯支持台部37は、外側嵌合凹部36を有する部分より肉厚に形成されている。また、櫛歯支持台部37は、中央嵌合凹部35の周囲に一定間隔で形成され、該櫛歯支持台部37のそれぞれから各1本の櫛歯22bが直立している。
第2部材33の中央嵌合凹部35は、櫛歯形成部材20の平面視〔図2(b)参照〕において、第1部材23の中央嵌合部25が内部に丁度収まる形状及び寸法を有している。
第2部材33の外側嵌合凹部36は、第1部材23の個々の外側嵌合部26に対応させて、外側嵌合部26の個数と同数形成されており、第2部材33の個々の外側嵌合凹部36は、櫛歯形成部材20の周方向において、第1部材23の外側嵌合部26が内部に丁度収まる幅を有している。
なお、第1部材23の、外側嵌合部26、櫛歯22a及び外嵌部28は、それぞれ、櫛歯形成部材20の周方向Rに等間隔に形成されており、第2部材33の、外側嵌合凹部36、櫛歯支持台部37、櫛歯22b及び外嵌部38も、それぞれ、櫛歯形成部材20の周方向Rに等間隔に形成されている。
また、第2部材33は、中央嵌合凹部35の深さ、換言すれば、櫛歯支持台部37の上面と中央嵌合凹部35の底部との間の段差が、第1部材23の中央嵌合部25の厚みと等しく、外側嵌合凹部36の深さ、換言すれば、櫛歯支持台部37の上面と外側嵌合凹部の底部との間の段差が、第1部材23の外側嵌合部26の厚みと等しい。
また、第2部材33は、櫛歯22bが突出する上面側とは反対側の面における、外嵌部38から第2部材33の中央部方向に離間した位置に、内筒39を有している。内筒39は、高さが低く、その下端が外嵌部38の下端に達していない。
櫛歯形成部材20は、図2に示すように、第1部材23と第2部材33とを嵌合させて一体化させてなる。一体化させた櫛歯形成部材20においては、第1部材23の櫛歯22aと第2部材33の櫛歯22bとが、櫛歯形成部材20の周方向Rに交互に並んでおり、それらによって筒状の櫛部21が形成されている。
第1部材23と第2部材33とを一体化させる際には、第1部材23の櫛歯22a間に第2部材の櫛歯22bを挿入すると共に、第1部材23の中央嵌合部25を、第2部材33の中央嵌合凹部35に嵌合させると共に、第1部材23の外側嵌合部26を第2部材33の外側嵌合凹部36に嵌合させる。
一体化させた櫛歯形成部材20においては、櫛22が突出する上面側とは反対側の面に、第1部材の外嵌部28と第2部材の外嵌部38とが突出している。本実施形態の櫛歯形成部材20においては、第1部材の外嵌部28と第2部材の外嵌部38は、櫛歯形成部材20の周方向Rに交互に並んで全体として周方向に連続する筒状をなしている。第1部材の外嵌部28と第2部材の外嵌部38は、本実施形態における、櫛歯形成部材の保持体である延長部材50に結合された接続部を構成している。
そして、第1部材23の外嵌部28及び第2部材の外嵌部38は、それぞれ、図5に示すように、筒状の櫛部21の直径方向における、櫛歯22(櫛歯22a,22b)の中心位置より外方に設けられており、第1部材の外嵌部28及び第2部材の外嵌部38は、櫛歯形成部材20の保持体である延長部材50に、筒状接続部52に外嵌合することによって結合している。筒状接続部52は、延長部材50の端部近傍に設けられたフランジ部53から円筒状に延出している。第1部材23の外嵌部28及び第2部材の外嵌部38は、それぞれ、筒状の櫛部21の直径方向において、櫛歯22の外側の端部より外方に形成されていることが一層好ましい。
本実施形態の頭髪処理剤塗布具1における剤塗布部2の好ましい製造方法について説明する。
先ず、合成樹脂の射出成形により、第1部材23を製造する。即ち、合成樹脂を、射出成形用の金型内で、図2(c)及び図3に示す形状に成形し、当該形状の第1部材23を該金型から取り出す。また、第1部材23とは別に、第2部材33も射出成形により製造する。即ち、合成樹脂を、射出成形用の金型内で、図2(c)及び図4に示す形状に成形し、当該形状の第2部材33を該金型から取り出す。
第1部材23及び第2部材33の射出成形は、それぞれ、金型の開閉方向と、櫛歯で囲まれた中央軸線の向きを一致させて行うことが好ましい。
第1部材23及び第2部材33の射出成形に用いる合成樹脂としては、射出成形可能なものを特に制限なく用いることができるが、熱可塑性汎用樹脂であるポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリスチレン、アクリルニトリル/スチレン樹脂、アクリルニトリル/ブタジエン/スチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、メタクリル樹脂、塩化ビニル等、および熱可塑性エンジニアリングプラスチックであるポリカーボネイト、ポリアミド、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレート、フッ素樹脂等、又は熱硬化性樹脂のエポキシ樹脂、ポリウレタン、不飽和ポリエステル樹脂等から形成されていることが望ましく、特に機械的強度、耐薬品性、価格の面を考慮してポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂から形成されていることが好ましい。第1部材23と第2部材33とは、同一種類の合成樹脂から形成してもよいし、異なる種類の樹脂から形成してもよい。
第1部材23及び第2部材33を射出成形により製造するメリットとしては、一般的にブロー成形、真空/圧空成形に比較して高い製品寸法精度を得られる他、部品の着脱、組み換えによって櫛歯間隔を変更できたり、異なる材質の櫛歯を2色成形などの特殊な成形方法を用いずとも実現できる、等が挙げられる。
次いで、第1部材23と第2部材33とを嵌合させて一体化させて櫛歯形成部材20を得る。第1部材23と第2部材33とを一体化させる際には、第1部材23の櫛歯22a間に第2部材の櫛歯22bを挿入すると共に、第1部材23の中央嵌合部25及び外側嵌合部26を、第2部材33の中央嵌合凹部35及び外側嵌合凹部36に嵌合させる。
第1部材23の中央嵌合部25を、第2部材33の中央嵌合凹部35と嵌合させることで、第1部材23の中心位置と第2部材33の中心位置とを容易に一致させることができ、また、第1部材23と第2部材33の中心位置どうし間にズレが生じることも防止することができる。
第1部材23を第2部材に嵌合させる際には、何れか一方又は双方に接着剤等を塗布しておき、該接着剤を介して、両部材の結合状態を一層強固としても良い。例えば、中央嵌合部25と中央嵌合凹部35を接着剤で強固に固定してもよいし、外側嵌合部26と外側嵌合凹部36とを接着剤で強固に固定してもよい。
また、中央嵌合部25を中央嵌合凹部35に押し込むと共に外側嵌合部26を外側嵌合凹部36に押し込むのみで、第1部材23と第2部材33とが強固に固定されるようにしてもよいし、中央嵌合部25を中央嵌合凹部35に押し込むこと、又は外側嵌合部26を外側嵌合凹部36に押し込むことにより、第1部材23と第2部材33とが強固に固定されるようにしてもよい。
そして、得られた櫛歯形成部材20の外嵌部28,38を、図5に示すように、櫛歯形成部材20の保持体である延長部材50の筒状接続部52に外嵌合させて固定する。
櫛歯形成部材20の筒状接続部52に対する固定は、接着剤を用いて行っても良いし、接着剤を用いずに行っても良い。例えば、外嵌部28,38の内面と筒状接続部52との間に接着剤を介在させて、外嵌部28,38を筒状接続部52に対して強固に結合させても良いし、全体として筒状をなす外嵌部28,38の内側に筒状接続部52を押し込むことのみで、外嵌部28,38が、筒状接続部52に固定されるようにしてもよい。
このようにして、櫛歯形成部材20を、延長部材50の筒状接続部52に固定することによって、図1に示す頭髪処理剤塗布具1における、筒状の櫛部21を備えた剤塗布部2が完成する。
本実施形態の頭髪処理剤塗布具1における剤塗布部2以外の部分は、各種公知の任意の方法により製造することができる。
本実施形態の頭髪処理剤塗布具1によれば、第1部材23及び第2部材33それぞれの櫛歯22a,22bの間隔が、それらが組み合わされて構成される櫛部21の櫛歯間の間隔Pに比して大幅に大きく、金型に該間隔Pに対応する薄肉部分を形成する必要がないため、櫛歯間の間隔Pが狭い櫛部21を形成する場合や逆テーパー部を有する櫛歯を有する櫛部21を形成する場合においても、第1部材23及び第2部材33を金型から取り出す際に金型に損傷を生じることが防止されると共に、櫛歯22が損傷することも防止され、櫛歯間の間隔Pが狭い櫛部21を形成する場合や逆テーパー部を有する櫛歯を有する櫛部21を形成する場合においても、櫛歯22の成形不良や寸法不良、櫛歯22間の間隔が設計通りの間隔Pとならないといったことが起こりにくい。
櫛歯間の間隔Pが狭い場合としては、例えば、櫛歯22の上半部(高さ方向の上半分)における最接近部の間隔Pが2mm以下の場合、特に1mm以下の場合が挙げられる。逆テーパー部とは、櫛歯22の幅W〔図2(b)参照〕が、櫛歯22の基端側から先端側に向かって漸増する部分である。櫛歯22が逆テーパー部を有する場合の例としては、櫛歯22の高さ方向の全体が逆テーパー部となっている場合や、櫛歯22の高さ方向の中央部より先端側が逆テーパー部となっている場合等が挙げられる。
しかも、本実施形態の頭髪処理剤塗布具1においては、第1部材23と第2部材33とを一体化させる際に、複数の外側嵌合部26を、それぞれに対応させて形成された外側嵌合凹部36に嵌合させて一体化させることで、第1部材23の櫛歯22aと第2部材33の櫛歯22bとが、櫛歯形成部材20の周方向Rにおいて、設計通りの位置に高精度に位置決めされ、筒状の櫛部21における櫛歯22間の間隔Pも設計通りの間隔と高精度に一致することになる。
また、本実施形態の櫛歯形成部材20においては、第1部材23の中央嵌合部25が第2部材33の中央嵌合凹部35に丁度収まる形状及び寸法を有しているため、第1部材23と第2部材33とを一体化させる際に、中央嵌合部25を第2部材33の中央嵌合凹部35に嵌合させることができ、それにより、第1部材23の櫛歯22aと第2部材33の櫛歯22bとが、櫛歯形成部材20の周方向R及び直径方向において一層高精度に位置決めされる。
更に、本実施形態の頭髪処理剤塗布具1においては、第1部材23における、櫛歯22aを支持する支持部24の一部である外嵌部28、及び第2部材33における、櫛歯22bを支持する支持部34の一部である外嵌部38が、図5に示すように、それぞれ、筒状の櫛部21の直径方向における、櫛歯22(櫛歯22a,22b)の中心位置22cより外方Gに設けられており、それらが、櫛歯形成部材20の保持体である延長部材50に固定されている(図5参照)。
そのため、頭髪処理剤の塗布作業中に、第1部材23と第2部材33との間に浮きや分離が生じて、第1部材の櫛歯22bが傾いたり、櫛歯間の間隔が設計通りの寸法に維持されないといった不都合が生じることを防止することができる。櫛歯22(櫛歯22a,22b)の中心位置22cは、筒状の櫛部21の直径方向に延びる直線に沿って測定した櫛22の厚みを2等分する位置である。
また、本実施形態の頭髪処理剤塗布具1においては、第1部材の外嵌部28及び第2部材の外嵌部38は、図3及び図4に示すように、それぞれの内面に、筒状接続部52の外面に形成した溝又は凸条と係合する凸条又は溝を有している。そのため、外嵌部28,38の筒状接続部52に対する結合状態が一層安定に維持される。また、第2部材33が内筒39を有することによって、外嵌部28,38の筒状接続部52に対する結合状態がより一層安定に維持される。
本実施形態の頭髪処理剤塗布具1は、図1に示すように、頭髪処理剤6を収容する容器部40を備えており、前記把持部4は該容器部40の一部からなる。容器部40は、内部に収容した頭髪処理剤6を剤塗布部2に供給可能であり、延長部5を形成する延長部材50には、頭髪処理剤6を容器部40内から剤塗布部2に供給するための剤導出路51が形成されている。筒状の櫛部21を形成する櫛歯22は、剤吐出口23aの周囲を囲むように環状に配置されている。
本実施形態の頭髪処理剤塗布具1における容器部40は、図1に示すように、スクイズ可能な有底筒状の外容器42と、外容器42内に配置され、口部が外容器42の円筒状の口部内面に気密に接合された内袋43とを有する容器本体41と、容器本体41の口部に取り付けられる逆止弁44付きの接続キャップ45とからなる2重構造の容器からなり、外容器42を片手で把持してその片手でスクイズすることにより、外容器42自体又は外容器42と内袋43との間の空気が、内部の内袋43を押圧し、それにより内袋43内の頭髪処理剤6が押し出されて導出路51を介して剤塗布部2に供給される。剤塗布部2に供給された頭髪処理剤6は、剤塗布部2内の流路を通って剤吐出口23aから吐出される。
図1に示す頭髪処理剤塗布具1においては、外容器42の円筒状の口部に、外容器42と内袋43との間の空間と、外容器42の外部とを連通する吸入孔42aが形成されている。そして、押圧されて変形した外容器42が、弾性復元力により元の状態に戻るときに、容器部40の外部の空気が、接続キャップ45の下端と外容器42との間に設けた隙間42b及び前記の吸入孔42aを通って、外容器42と内袋43との間に流入する。容器部40は、このような構成を有することで、外周面を押圧して変形させる操作を繰り返すことにより、内容物である頭髪処理剤を徐徐に剤吐出口から吐出させることができる。
容器部40に、このような2重構造の容器を用いることにより、内部の頭髪処理剤6の残量が減っても、容器部40がしぼんで把持しにくくなることを防止できる。また、接続キャップ45や、容器部40内の空間と剤吐出口23aとを連通する導出路51等に逆止弁44を設けて、剤の吐出後に空気が導出路51や容器部40に逆流することを防止することにより、次回の吐出の際に、剤が出にくくなったり剤が飛び散ったりすることを防止することができる。
第1実施形態の頭髪処理剤塗布具1を用いた頭髪処理剤の塗布方法の好ましい一例について説明する。
先ず、容器部40の容器本体41から接続キャップ45を取り外して、容器部40内に頭髪処理剤6を充填した後、再び接続キャップ45を取り付ける。頭髪処理剤6は、外部で配合したものを充填しても良いし、容器部40内で攪拌混合して作成しても良い。
そして、把持部4を片手で把持して繰り返しスクイズすることにより、容器部40内の頭髪処理剤6を剤塗布部2に送り、剤吐出口23aから頭髪処理剤6を吐出させる。そして、筒状の櫛部21の内側に所望の量の頭髪処理剤6を溜め、その状態を維持したまま、剤塗布部2を頭部に移動させる。そして、剤塗布部2における、櫛部21の先端側を、頭髪上から頭皮に軽く押し当てる。この押し当てにより、櫛歯22,22間の隙間に頭髪が入り込む。そして、その状態で、剤塗布部2を、櫛部21で頭髪を梳くようにして、頭髪の毛先方向に向けて移動させれば、櫛歯22間に保持された頭髪に対して頭髪処理剤6を安定して塗布することができる。
櫛部21及び頭髪処理剤6は、図2(a)に示すように、櫛部21を上方に向けて、頭髪処理剤6を吐出させたとき、あるいは櫛部21を上方に向けて、櫛部21の内側の空間内に頭髪処理剤6を注入したときに、筒状の櫛部21の内側の空間内に、頭髪処理剤6を所定量貯留可能であることが好ましい。
頭髪処理剤6としては、ヘアカラー等の染毛剤、ブリーチ剤、整髪剤、育毛剤、ヘアケア剤等の各種公知の頭髪処理剤を用いることができ、そのそれぞれの組成も特に制限されない。しかし、頭部から離れた位置において、筒状の櫛部21内に、頭髪処理剤6を吐出させたり、頭髪処理剤6を別の容器等から注入したりした後に、その剤を筒状の櫛部21内からこぼれないようにしながら頭部まで運べるようにする観点からは、頭髪処理剤6は、ある程度の粘度を有する液状(クリーム状のものや固形分や気体分を含む液状のものを含む)のもの又は泡状のものであることが好ましい。剤吐出口23aから泡状に吐出する頭髪処理剤は、容器部40に充填する時点で泡状のもの、容器部40内で泡状に変化したもの、容器部40と剤吐出口23aとの間等で泡状に変化したもの等の何れであってもよい。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態においては、主として、上述した第1実施形態の頭髪処理剤塗布具1との相違点について説明し、同様の点については説明を省略する。特に説明しない点については、第1実施形態と同様とすることができる。図6には、第1実施形態の頭髪処理剤塗布具におけるのと同様の部材には同一の符号を付してある。
第2実施形態における櫛歯形成部材20’は、図6に示すように、図6(c)及び図7に示す形態の第1部材23’及び図6(c)及び図8に示す形態の第2部材33’を一体化させてなる。
第1部材23’は、第1実施形態における第1部材23の外嵌部28を有しない代わりに、図7に示すように、中央嵌合部25の下面に、一対の係合突起28’を有している。第2部材33’は、櫛歯22bの突出方向とは反対側の周縁部に下方に垂下する円筒状の外嵌部39’を有している。
第1部材23’及び第2部材33’は、何れも、合成樹脂の射出成形品であり、第1部材23’と第2部材33’とを一体化させる際には、第1部材23’の櫛歯22a間に第2部材33’の櫛歯22bを挿入すると共に、一対の係合突起28’を、第2部材33’の貫通孔33a内に押し込む。一対の係合突起28’は、互いに近づくように変形して貫通孔33aに挿通された後、互いに離反する方向に弾性復帰して、貫通孔33aの周縁部に係合する。また、この係合状態においては、第1部材23’に形成された中央嵌合部25が、第2部材33’の中央嵌合凹部35に嵌合し、第1部材23’に形成された外側嵌合部26が、それぞれに対応して設けられた第2部材33’の外側嵌合凹部36に嵌合している。
第2実施形態の頭髪処理剤塗布具における第1部材23’及び第2部材33’も、それぞれの櫛歯22a,22bの間隔が、それらが組み合わされて構成される櫛部21の櫛歯間の間隔に比して大幅に大きいため、第1部材23’及び第2部材33’を金型から取り出す際に、金型や櫛歯22が損傷することが防止される。また、複数の外側嵌合部26が外側嵌合凹部36に嵌合して、第1部材23の櫛歯22aと第2部材33の櫛歯22bとが、櫛歯形成部材20の周方向Rにおいて、設計通りの位置に高精度に位置決めされるため、筒状の櫛部21における櫛歯22間の間隔も設計通りの間隔と高精度に一致することになる。
また、第1部材23’における、櫛歯22aを支持する支持部24に設けられた一対の係合突起28’が、櫛歯22bを支持する支持部34に形成された貫通孔33aに係合することにより、第1部材23’と第2部材33’とが一体化した状態が安定的に維持される。
そのため、頭髪処理剤の塗布作業中に、第1部材23’と第2部材33’との間に浮きや分離が生じて、第1部材の櫛歯22bが傾いたり、櫛歯間の間隔が設計通りの寸法に維持されないといった不都合が生じることを防止することができる。
また、第2実施形態における第2部材33’は、外嵌部39’の内面に、筒状接続部52の外面に形成した溝又は凸条と係合する凸条又は溝を有している。そのため、外嵌部39’の筒状接続部52に対する結合状態が一層安定に維持される。また、第2部材33’が内筒33bを有することによって、外嵌部39’の筒状接続部52に対する結合状態がより一層安定に維持される。
図9及び図10は、本発明の更に他の実施形態を示す図である。図9及び図10に示す実施形態においては、第1実施形態と同様に、櫛歯形成部材の保持体である延長部材50の一端部に、第1実施形態における櫛歯形成部材20を保持させてある。そして、図9に示す実施形態においては、延長部材50の櫛歯形成部材側の一端部付近に、第1部材の外嵌部28及び/又は第2部材の外嵌部38が、櫛歯形成部材20の直径方向の外方に拡がるのを阻止する円筒状の変形阻止部54を変形阻止手段として有している。他方、図10に示す実施形態においては、延長部材50とは独立の、円筒状の変形阻止部材55を変形阻止手段として有し、該変形阻止部材55が外嵌合していることによって、第1部材の外嵌部28及び/又は第2部材の外嵌部38が、櫛歯形成部材20の直径方向の外方に拡がることが阻止される。変形阻止部54又は変形阻止部材55は、合成樹脂製であることが好ましいが、金属製、木製、ガラス製等、他の材料からなるものであっても良い。
変形阻止手段によって、第1部材の外嵌部28及び第2部材の外嵌部38の一方又は両方の変形を防止することで、第1部材23と第2部材33とが一体化した状態が一層安定に維持され、頭髪処理剤の塗布作業中に、第1部材23と第2部材33との間に浮きや分離が生じて、櫛歯が傾いたり、櫛歯間の間隔が設計通りの寸法に維持されないといった不都合が生じることが一層確実に防止される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
例えば、櫛形成部材の保持体は、延長部を形成する延長部材以外の部材であっても良い。例えば、延長部を有しない把持部4に、櫛形成部材20が直接結合して保持(支持)されていても良い。
また、櫛歯は、円形ライン上に配列しているのに代えて、楕円形状のライン上に配列していても良いし、六角形等の多角形状のライン上に配列していても良い。
櫛歯の本数は、3本以上が好ましく、より好ましくは12本以上であり、更に好ましくは15本以上であり、より具体的には、3〜20本が好ましく、更に好ましくは12〜18本である。
また、上述した第1実施形態の頭髪処理剤塗布具1は、頭髪処理剤6を収容する容器部40を有すると共に剤塗布部2に頭髪処理剤6を吐出させる剤吐出口23aを有するものであるが、本発明の頭髪処理剤塗布具は、容器部40や剤吐出口23aを有しないものでも良い。また、本発明の頭髪処理剤塗布具は、延長部5や把持部4が、中実な合成樹脂、木材、金属等から形成されているものであっても良い。例えば、剤塗布部2に剤吐出口23aを有しない場合であっても、櫛歯22で囲まれた空間21a内に、頭髪処理剤を別の容器等から直接注入等することにより、上述した実施形態の頭髪処理剤塗布具と同様にして頭髪処理剤の塗布を行うことができる。また、容器部は、2重構造を有しないものであっても良いし、また、押し潰したり、巻き上げたりして内容物を押し出し可能なチューブ容器であっても良い。また、接続キャップは逆止弁を有しないものであっても良い。また、容器部として、エアゾール容器を用いても良い。
また、櫛歯形成部材20,20’を、延長部材50等の保持体に固定する方法も任意の方法が採用できる。例えば、第1実施形態の櫛歯形成部材20の外嵌部28及び外嵌部38の内面又は第2実施形態の櫛歯形成部材20’の外嵌部39’の内面と、延長部5の筒状接続部52の外面のそれぞれに螺条を設け、両者を螺合により結合させても良いし、櫛歯形成部材20の第1部材23及び第2部材33に、延長部5の筒状接続部52の内面に、係合、螺合、接着剤等により結合する保持体接続部を設けてもよい。また、延長部5の端部に環状の溝部を設け、該環状の溝部に、第1部材23及び第2部材33の外側嵌合部より外側に設けた保持体接続部を嵌合させて結合させても良い。
1 頭髪処理剤塗布具
2 剤塗布部
20,20’ 櫛歯形成部材
21 櫛部
21a 櫛部内の空間
22 櫛歯
22a 第1部材の櫛歯
22b 第2部材の櫛歯
23 第1部材
24 第1部材の支持部
25 中央嵌合部
26 外側嵌合部
28 第1部材の外嵌部(接続部)
28’ 係合突起
33 第2部材
34 第2部材の支持部
35 中央嵌合凹部
36 外側嵌合凹部
37 櫛歯支持台部
38 第2部材の外嵌部(接続部)
39’ 外嵌部
4 把持部
40 容器部
41 容器本体
42 外容器
45 接続キャップ
5 延長部
50 延長部材(櫛歯形成部材の保持体)
52 筒状接続部
6 頭髪処理剤
54 変形阻止部(変形阻止手段)
55 変形阻止部材(変形阻止手段)

Claims (3)

  1. 環状に配置された複数の櫛歯からなる筒状の櫛部を有する頭髪処理剤塗布具であって、
    前記櫛部は、櫛歯を備えた第1部材と、第1部材の周方向において隣り合う櫛歯と櫛歯との間に配される櫛歯を備えた第2部材とが一体化されて形成されており、
    第1部材は、第1部材の個々の櫛歯に対応する複数の外側嵌合部を有し、第2部材は、第2部材の隣り合う櫛歯間に、第1部材の前記外側嵌合部が嵌合する外側嵌合凹部を有しており、
    第1部材及び第2部材に、中央嵌合部及び該中央嵌合部が嵌合する中央嵌合凹部が形成されている、頭髪処理剤塗布具。
  2. 第1部材及び第2部材は、筒状の櫛部の直径方向における櫛歯の中心位置より外方に、第1部材及び第2部材からなる櫛歯形成部材を保持する櫛歯形成部材の保持体に結合された接続部を備えている、請求項1に記載の頭髪処理剤塗布具。
  3. 請求項1又は2に記載の頭髪処理剤塗布具の製造方法であって、
    第1部材及び第2部材のそれぞれを、合成樹脂を用いて射出成形により製造する工程と、得られた第1部材及び第2部材を、前記外側嵌合部が前記外側嵌合凹部に嵌合し且つ前記中央嵌合部が前記中央嵌合凹部に嵌合するように一体化させる工程を具備する頭髪処理剤塗布具の製造方法。
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