JP3198661U

JP3198661U - 手袋紛失防止具

Info

Publication number: JP3198661U
Application number: JP2015002184U
Authority: JP
Inventors: 孝子平田
Original assignee: 孝子平田
Priority date: 2015-04-01
Filing date: 2015-04-01
Publication date: 2015-07-16
Anticipated expiration: 2025-04-01

Abstract

【課題】手袋の落下を防止するとともに、手袋の落下時に音を発生させることにより、使用者に手袋が落下した事を知らせる手袋紛失防止具を提供する。【解決手段】手袋紛失防止具１は手袋を着脱自在に係止する係止具２と、腕輪３と、腕輪３に固定した装具４とからなる。係止具２は、クリップを用いることで手袋などに着脱自在に連結することが可能である。腕輪３は、鎖状のものを用い、この鎖状の一部を環状部材５によって構成するものである。この環状部材５は環の一部を環の内側へ押すことによって環が開くことを特徴とし、腕輪３を手首に容易に巻きつけること可能である。また、鎖の穴を利用して装具４を容易に固定することが可能である。装具４は、鈴などの振動によって音が発生するものを用いる。【選択図】図１

Description

本考案は、手袋の落下を防止するとともに落下時に音を発生させることにより手袋の使用者に知らせて紛失を防ぐものに関する。

従来、手袋を係止具によって身の回り品と連結することで手袋の落下を防止するものはあった（例えば、特許文献１ないし３参照）。しかしながら、連結具の破損や使用者の不注意によって、手袋が落下した場合、所有者が気付く事は難しく、紛失する恐れがあった。

特開２００３−７８３号公報特開２０１１−２２６０４１号公報実用新案登録３０６６３４３号公報

手袋の落下を防止するとともに、手袋の落下時に音を発生させることにより、手袋の使用者に手袋が落下した事を知らせる手袋紛失防止具を提供する。

本考案は、上記課題に鑑み、鎖状の腕輪と、手袋に着脱する係止部と該係止部を腕輪に取り付ける取付部とを設けた係止具と、前記腕輪に固定して振動により音が発生する装具と、を備える手袋紛失防止具。

また、上記の構成に加え、複数の係止具の取付部を連結する連結具を備えることを特徴とするものである。

請求項１に記載の考案により、手首に固定された腕輪と手袋を係止具により連結することで、一時的に手袋を外して作業をする場合にそのまま手首付近にぶら下がった状態で確保することができるとともに、腕輪に固定された装具によって、落下時の衝撃で振動し音が発生することで所有者に手袋の落下を知らせ、紛失を防ぐことができる。また、鎖の穴を利用することにより装具を固定す

請求項２に記載の考案により、複数の係止具の取付部を連結具により連結することで複数の手袋紛失防止具をまとめることができるとともに、それらをベルトの穴や鞄の取手などに吊り下げることで保管することができる。

本考案の手袋紛失防止具の一例を示す図である。本考案の手袋紛失防止具の使用状態を示す図である。本考案の手袋紛失防止具を連結具によって連結した状態を示す図である。

本考案の実施の形態を図１にしたがって詳細に説明する。

図１に示すように、本考案の手袋紛失防止具１は手袋を着脱自在に係止する係止具２と、腕輪３と、腕輪３に固定した装具４とからなる。

係止具２は、クリップを用いることで手袋などに着脱自在に連結することが可能である。

腕輪３は、鎖状のものを用い、この鎖状の一部を環状部材５によって構成するものである。この環状部材５は環の一部を環の内側へ押すことによって環が開くことを特徴とし、腕輪３を手首に容易に巻きつけること可能である。また、鎖の穴を利用して装具４を容易に固定することが可能である。

装具４は、鈴などの振動によって音が発生するものを用いる。この装具４は、振動によって音が発生するものであればよく、色や形などを自由に選択することができ装飾としても活用できる。

次に、本考案の使用方法について図２にしたがって詳細に説明する。

図２に示すように、使用者が手袋６を手に嵌入させ、腕７に腕輪３を巻きつけ、手袋６の嵌入口端部と係止具２の係止部２ａを係止させ、腕輪３とを係止具２の取付部２ｂとを連結させている。また、腕輪３には鈴などの装具４を腕輪７に固定している。

次に、本考案の手袋紛失防止具を連結具によって連結した状態について図３にしたがって詳細に説明する。

図３に示すように、一部開閉自在の連結具８を２つの係止具２の取付部２ｂを連結することにより、手袋紛失防止具１をまとめることが可能である。また、この連結具８をベルトの穴や鞄の取手などに吊り下げることも可能である。

本考案の手袋紛失防止具１によって手袋６の落下を防止するとともに、一時的に所有者の手から手袋６を外した時に落下した場合においても装具４が落下時の衝撃によって振動して音が発生し、使用者に手袋６の落下を知らせることで紛失を防ぐことができる。また、腕輪７と装具４は通常のブレスレットのような装飾としても活用することができ意匠的にも優れているものである。

１・・・手袋紛失防止具
２・・・係止具
２ａ・・・係止部
２ｂ・・・取付部
３・・・腕輪
４・・・装具
５・・・環状部材
６・・・手袋
７・・・腕
８・・・連結具

Claims

鎖状の腕輪と、手袋に着脱する係止部と該係止部を腕輪に取り付ける取付部とを設けた係止具と、前記腕輪に固定して振動により音が発生する装具と、を備える手袋紛失防止具。
複数の取付部を連結する連結具を備えることを特徴とする請求項１に記載の手袋紛失防止具。