JP3198298U - 容器支持用の仕切り及び当該仕切りを嵌合した箱体 - Google Patents

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Abstract

【課題】カップ等の容器を入れる開口穴の外径を一方向に伸縮自在な、容器支持用の仕切りを提供する。【解決手段】左右の側板を相対向して設け、当該各側板の上端から各側板に向けて天板片2?、2?を夫々略水平に突設し、上記各天板片2?の相互に近接した先端縁を断面V字型の接続板で接続してひだ部とし、上記左右の側板、天板片2?、接続板は弾性を有する部材から成り、かつ各部材の接続角度は自在に変形する構成とし、上記ひだ部を中心に平面視略円形状の開口穴3を穿ち、上記開口穴3を複数設けた。【選択図】図2

Description

この考案は、洋菓子店等で購入される、容器に入れられた菓子を箱体内において、しっかりと保持できる、容器支持用の仕切り及び当該仕切りを嵌合した箱体に関するものである。
従来、洋菓子店においては、容器、例えば、透明なカップ又は着色されたカップに入れられたケーキ、プリン及びゼリーなどが販売されている。これらの様なケーキ等を購入した場合、上部に把手部を設けた紙箱等の中に、カップ用仕切り又はカップホルダーを設置し、当該カップ用仕切り等には複数の嵌合穴が設けられており、これらの嵌合穴の中に上記カップケーキ等を嵌め入れて当該カップケーキ等が無闇に移動しないようになっている。
この様なカップホルダーの一例として、特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1のカップホルダーは、ボール紙を折り込んで扁平な角筒状にし、当該角筒を形成する上板と下板の対向する箇所に円形状の穴を複数開けてスリーブ式カップホルダーを形成している。
実開平6−78271号公報
しかし、上記特許文献1に記載のカップホルダーでは、カップを嵌め入れる複数の穴の外径は特定されており、当該穴に外径の小さなカップを入れてもガタつくことなり、大小様々な外径のカップに対応できるものではない。
一方、外径の異なるカップに対応できる穴を有するカップホルダー(仕切り)ならば、様々な要求を持つ消費者の好みにも対応できることになり、カップホルダー(仕切り)自体の売り上げを伸ばすことが出来る。
この考案は、この様な状況に鑑みて為されたもので、カップ等の容器を入れる開口穴の外径を一方向に伸縮自在な、容器支持用の仕切り及び当該仕切りを嵌合した箱体を提供して上記課題を解決するものである。
請求項1の考案は、左右の側板を相対向して設け、当該各側板の上端から各側板に向けて天板片を夫々略水平に突設し、上記各天板片の相互に近接した先端縁を断面V字型の接続板で接続してひだ部とし、上記左右の側板、天板片、接続板は弾性を有する部材から成り、かつ各部材の接続角度は自在に変形する構成とし、上記ひだ部を中心に平面視略円形状の開口穴を穿ち、上記開口穴を複数設けた容器支持用の仕切りとした。
請求項2の考案は、上記各天板片はひだ部に向かって下向きに傾斜した構成とした上記請求項1に記載の容器支持用の仕切りとした。
請求項3の考案は、上記左右の側板の下端縁に、各側板の下端縁を接続する連結片を設けた上記請求項1又は2に記載の容器支持用の仕切りとした。
請求項4の考案は、上記請求項1、2又は3の何れかに記載の容器支持用の仕切りを嵌合した箱体とした。
請求項1の考案によれば、仕切りの開口穴を、ひだ部を設けて一方向に伸縮自在に設けたので、従来の特定な径のカップ等の容器支持用の仕切りよりも、径の異なる容器を安定して支持することが出来、極めて便利である。また、当該仕切りは一枚の薄板を打ち抜きかつ折ることによって容易に形成できる。
請求項2の考案によれば、上記各天板片は、左右両側板からひだ部に向かって下向きに傾斜させたので、上記天板片が水平な場合よりも、開口穴が伸縮できる範囲が広くなり、さらに、多くの種類の外径の容器を安定して支持することが出来、極めて便利である。また、左右両側板の天板片がひだ部に向かって下向きに傾斜した中心に開口穴を有するため、容器を当該開口穴に入れる際、各天板片がガイドとなって入れ易い。また、開口穴より径の大きい容器の場合も各天板片がずれ易く入れ易い。
請求項3の考案によれば、左右の側板を連結することにより、当該仕切りが断面略筒型となり、形状が固定され、当該仕切りを箱体に嵌合する際、入れ易い。
この考案の実施の形態例1の仕切りを紙箱の中に入れ、当該仕切りの開口穴内にカップを入れた状態を示す斜視図である。 この考案の実施の形態例1の仕切りの展開図である。 この考案の実施の形態例1の仕切りを組み立てた状態の斜視図である。 この考案の実施の形態例1の組み立てた仕切りを紙箱の中に入れた状態の斜視図である。 この考案の実施の形態例1の仕切りを紙箱内に入れ、当該仕切りの開口穴内にテーパー形状のカップを入れた状態の一部断面図である。 この考案の実施の形態例1の仕切りを紙箱内に入れ、当該仕切りの開口穴内にカップを入れた状態の一部断面図である。 この考案の実施の形態例2の仕切りを紙箱内に入れ、当該仕切りの開口穴内にカップを入れた状態の一部断面図である。 この考案の実施の形態例2の仕切りを紙箱内に入れ、当該仕切りの開口穴内にテーパー形状のカップを入れた状態の一部断面図である。 この考案の実施の形態例3の仕切りの展開図である。 この考案の実施の形態例3の仕切りを組み立てた状態の斜視図である。
(実施の形態例1)
以下、この考案の実施の形態例1の容器用仕切り(以下、単に「仕切り」と言う。)を図に基づいて説明する。この実施の形態例1の仕切りAは、紙製の長方形状の板体1から成る。
図2に示す様に、この仕切りAは、この板体1の左端縁及び右端縁から同じ距離の位置に左端縁及び右端縁と平行な折り目ア、イを夫々設け、左側板5及び右側板6を設けている。この板体1上の上記折り目ア、イに挟まれた板を天板2となし、当該天板2上に横長の略楕円形状の開口穴3を前後方向に3個設けている。但し、当該略楕円形状は両側が半円形状、中央部は平行線で形成されている。
また、この天板2上であって、天板2の中央部であってかつ上記各開口穴3の中央部を中心にしてこれらの開口穴3を通る3本の折り目ウ、エ、オを相互に間隔をあけて設けている。
次に、この仕切りAを組み立てる。図3に示すように、上記左端縁及び右端縁近くの2本の折り目ア、イを夫々山折りしてこの板体1を左側板5、右側板6及び天板2から成る略チャネル形状に形成する。さらに、この略チャネル形状に形成した板体1の天板2上の上記3本の折り目ウ、エ、オのうち真中の折り目エを谷折りし、この折り目エの左右の折り目ウ、オを夫々山折りし、これらを接続板2a、2bとし、これらの対向する接続板2a、2bによって断面V字型のひだ部4が設けられ、上記開口穴3は伸縮自在となり、伸びた状態では横長の略楕円形状となる。また、上記ひだ部4により、天板2は左右の天板片2´に分かれる。
そして、上記対向する接続板2a、2bを当接させた状態の時、上記3個の開口穴3は同形同大の略正円形状となる。また、上記ひだ部4は、左側板5及び右側板6が立っている床面から浮いている。この状態を基本姿勢とし、この状態で、当該仕切りAを図4に示すように、直方体形状の紙箱Dの底板上に嵌め入れる。
そして、紙箱Dの底板上に嵌め入れられた仕切りAの開口穴3の中に2個のプラスチック製で透明なカップB、Cを夫々嵌め入れる。カップBの底面は円形状であるが、側面は上向きの大きなテーパー形状となっており、底面の外径はこの仕切りAの開口穴3の上記基本姿勢の内径よりもやや小さく、側面の外径はこの仕切りの開口穴3の基本姿勢の内径よりも大きいものとなっている。また、テーパー形状のカップBに限らず、円筒状のカップであって、開口穴3の径よりもやや大きい径のものは開口穴3が広がって挿入、支持できる。
また、カップCの断面径は、上記開口穴3の上記基本姿勢の内径と略同じで、側面はテーパー形状ではなく、真っ直ぐに上方に伸びたものとなっている。
この仕切りAの開口穴3の中に、カップB入れると、図5に示すように、このカップBの側面の外径に応じて、左右の天板片2´がひだ部4に向かって下方へ傾斜し、また、断面V字型の仕切りAのひだ部4が広がって開口穴3の水平方向の径が伸びるようになっている。この状態でも上記ひだ部4は紙箱Dの床面には接していない。また、同様に、開口穴3の中にカップCを入れた状態を図6に示す。この場合、開口穴3のひだ部4は伸びていない。
また、この仕切りAの開口穴3に入れたカップBの外径に応じて、当該開口穴3は、ひだ部4の直角方向に端縁が伸びながらこれらのカップBの外周縁と接触して抑えるので、カップCはもちろん、カップBでも無闇に移動することが無く、安全である。
(実施の形態例2)
続いて、実施の形態例2を説明する。
ここでは、上記実施の形態例1の仕切りAと相違する構成のみを説明する。この実施の形態例2の仕切りEの天板7を成す左右の天板片7´として、図7に示すように、ひだ部4に向かって左右の両端から下向きに傾斜させた状態を基本姿勢としている。なおこの基本姿勢においても上記ひだ部4は床面から上方に位置している。この様にすることにより、図8に示すように、テーパー形状で側面の外径が底面の外径よりも大きなカップBであっても、この天板片7´の傾斜角度の変位によって、上記ひだ部4が伸長して開口穴3の水平方向の長さを伸長させることが出来、上記実施の形態例1の開口穴3よりも大きな径のカップでも対応することが出来る。また、上記天板片7´がひだ部4に向かって下方へ傾斜しているため、カップB、Cを入れる際、天板片7がガイドとなり、開口穴3に入れ易い。
(実施の形態例3)
さらに、実施の形態例3を説明する。
ここでは、上記実施の形態例1及び2の各仕切りA、Eと相違する構成のみを説明する。この実施の形態例3の仕切りFでは、図9に示すように、左側板8の外端縁の左方に折り目カを介して細幅の折り込み片9を設け、上記折り目カの中央に一定幅の切り込み9aを設けている。
また、右側板10の外端縁の右方に折り目キを介して折り込み片11を設け、この折り込み片11の外端縁の中央に折り目クを介して折り込み舌片11aを設けている。
次に、この仕切りFを組み立てるが基本的な組み立て方は上記実施の形態例1の仕切りAと同様である。ただこの実施の形態例3では、組み立てた際、図10に示すように、左側板8の下端と、右側板10の下端とを折り込み片9と折り込み片11により接続した変形の角筒形状とし、最後に、上記折り込み舌片11aを切り込み9aの中に入れて変形角筒形状を完成している。この様にすることにより、この実施の形態例3の仕切りFでは、上記実施の形態例1の仕切りAよりも形状が安定したものとなり、より強固な仕切りを形成することが出来る。また、箱体に当該仕切りFを入れる際、角筒形状で固定されているため入れ易い。
さらに、左右の側板8、10の下端を連結するのは上記実施の形態例3のものに限らず、適宜の連結片で連結することもできる。
上記実施の形態例1、2及び3では、仕切りAを紙製としたが、材質としては紙製に限るものではなく、この実施の形態例1の仕切りAとして作用し、効果が得られるものならば、他の材質、例えば、合成樹脂などでも良い。
また、仕切りAに設ける開口穴の数として3個設けているが、もちろん3個に限るものではなく、必要な数の開口穴を設ければよい。また、この仕切りAの開口穴3に入れる容器として、プラスチック製で透明なカップを使用しているが、開口穴3に入れるものはこれに限らず、缶、ビン等、開口穴3に嵌め入れることが出来るものならば他のものでも良い。
さらに、この仕切りAの断面V字型のひだ部4を構成する接続板2a、2bを当接させた状態の時、3個の開口穴3を同形同大の略正円形状としているが、開口穴3の形状は、同形同大の正円形状に限るものではなく、楕円形状などでも良く、また、形状や大きさを夫々の開口穴で変えても良い。
また、この仕切りAを紙箱Dの中に入れて使用しているが、この仕切りAを用いるのは紙箱に限るものではなく、この仕切りを使用できるものならば、他の容器等に設置しても良く、さらには、容器等に入れなくても良い。
A 仕切り B カップ C カップ
D 紙箱 E 仕切り F 仕切り
1 板体 2 天板 3 開口穴
4 ひだ部 5 左側板 6 右側板
7 天板 8 左側板 9 折り込み片
10 右側板 11 折り込み片

Claims (4)

  1. 左右の側板を相対向して設け、当該各側板の上端から各側板に向けて天板片を夫々略水平に突設し、
    上記各天板片の相互に近接した先端縁を断面V字型の接続板で接続してひだ部とし、
    上記左右の側板、天板片、接続板は弾性を有する部材から成り、かつ各部材の接続角度は自在に変形する構成とし、
    上記ひだ部を中心に平面視略円形状の開口穴を穿ち、上記開口穴を複数設けたことを特徴とする容器支持用の仕切り。
  2. 上記天板片はひだ部に向かって下向きに傾斜した構成としたことを特徴とする、上記請求項1に記載の容器支持用の仕切り。
  3. 上記左右の側板の下端縁に、各側板の下端縁を接続する連結片を設けたことを特徴とする、上記請求項1又は2に記載の容器支持用の仕切り。
  4. 上記請求項1、2又は3の何れかに記載の容器支持用の仕切りを嵌合したことを特徴とする、箱体。
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