JP3198129U - 着せ替え式の釣り用の棒浮き - Google Patents

Abstract

【課題】釣糸に取り付けたまま、釣り場の光環境に合わせて外装色を自由に選択することができる棒浮きを提供する。【解決手段】本体と支持部からなる釣り用の棒浮きであって、本体１は目印部３と胴部４と透明カバー５で構成され、かつ、透明カバーの内側に設けた色板１０と色板を固定する略棒状の中子とを有している。釣り場の光環境に合わせて色板を取り替えることにより、浮き自体を交換することなく、外装色を自由に選択できる。【選択図】図１

Description

本考案は、魚釣りに用いる棒浮きと呼ばれるタイプの浮きに関する。

棒浮きは、凪や内海のような場所で繊細な当たりを見るのに多用される。
他の種類の浮きと比べて視認性は良いが、天候や時間帯による釣り場の光環境により視認性が悪くなる場合がある。棒浮きの選定には、釣り場の光環境に合わせた様々な外装色の棒浮きを準備する必要があった。

特開２００４−２０１５７５号 公報

天候や時間帯による釣り場の光環境により、棒浮きの視認性は変化する。
棒浮きは波の影響により上下動しやすいため、魚の当たりと誤認識することがある。
魚の当たりを見極めるためには、外装色の異なる別の棒浮きへ交換する必要があるが、その場合、棒浮き自体を一旦釣糸から取り外し、再度、別の棒浮きを釣糸に装着しなければならない。
この交換頻度が多くなるほど釣り場の光環境に合わせた様々な外装色の棒浮きを準備する必要があり、非効率的で且つ非経済的であるという課題を有していた。
上記課題を解決するものとして、浮きの大きさ・形状等を変更するのに交換浮き体を外殻体若しくは釣糸掴持体の外周に装着させる方式もあるが、仕掛け投入時や着水時の衝撃により交換浮き体等が外れる恐れがあり、信頼性にかけるものであった。（例えば特許文献１参照）

本考案は、本体と支持部からなる釣り用の棒浮きであって、本体は目印部と胴部と透明カバーで構成され、かつ、透明カバーの内側に設けた色板と色板を固定する中子とを有した構成としている。釣り糸を支持部に係止して、釣り場の光環境に合わせて色板を取り替えることにより、浮き自体を交換することなく、外装色を自由に選択できる。

本考案は、棒浮きを釣糸に取り付けたまま、釣り場の光環境に合わせて外装色を自由に選択することができる。
本考案では用意されている色板の交換のみで済むので、作業が効率的である。
外装色の異なる棒浮きを複数用意する必要がないため、経済的である。

本考案の着せ替え式の釣り用の棒浮きの外観図 本考案の着せ替え式の釣り用の棒浮きの組立構成を示す外観図 本考案の着せ替え式の釣り用の棒浮きの本体の外観図 本考案の着せ替え式の釣り用の棒浮きの支持部の外観図 本考案の着せ替え式の釣り用の棒浮きの使用機能を示す外観図

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。
本考案は本体１と支持部２からなる棒浮きであって、本体１は目印部３と胴部４と透明カバー５で構成され、透明カバー５の内側に設けた色板１０とそれを固定する中子９を有する。
本体１下部に設けられている雌ねじ７と支持部２上部に設けられている雄ねじ８により連結され、雌ねじ７と雄ねじ８との間に緩み止め用のゴム製パッキン１２を挟み込む。
本体１内部には略棒状の中子９と略帯状の色板１０を設けている。
支持部２上部に中子９と色板１０を固定する窪み１１を設けて、支持部２下部に釣り糸１４を係止する。
釣り場の光環境に合わせて、色板１０は様々な外装色のものが用意されている。
透明カバー５の内側に設けた色板１０を取り替えることにより、浮き自体を交換することなく、視認性の良い外装色を自由に選択できる。
中子９も様々な外装色のものを用意することにより、中子９のみでも使用できる。
さらに、色板１０と中子９の組合せ代替品として発光体を用いることにより、同様の効果を得ることができる。
また、透過性のある色板１０と発光体を組み合わせて使用することもできる。

１ 本体
２ 支持部
３ 目印部
４ 胴部
５ 透明カバー
６ 釣り糸を係止する箇所
７ 雌ねじ
８ 雄ねじ
９ 中子
１０ 色板
１１ 窪み
１２ ゴム製パッキン
１３ 水面
１４ 釣り糸

Claims (1)

1. 本体と支持部からなる釣り用の棒浮きであって、前記本体は目印部と胴部と透明カバーで構成され、かつ、前記透明カバーの内側に設けた色板と前記色板を固定する中子とを有し、釣り糸を前記支持部に係止して、釣り場の光環境に合わせて前記色板を取り替えることにより、浮き自体を交換することなく、外装色を自由に選択できることを特徴とする着せ替え式の釣り用の棒浮き。

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