JP3198128B2 - 紙葉類の欠損判別装置 - Google Patents

紙葉類の欠損判別装置

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JP3198128B2
JP3198128B2 JP26297991A JP26297991A JP3198128B2 JP 3198128 B2 JP3198128 B2 JP 3198128B2 JP 26297991 A JP26297991 A JP 26297991A JP 26297991 A JP26297991 A JP 26297991A JP 3198128 B2 JP3198128 B2 JP 3198128B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙葉類の破れ,切り欠
き等の欠損を検出する紙葉類の欠損判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙葉類の欠損を判別するものとし
ては、特開昭60−164886号公報に記載された紙
幣判別装置が存在していた。この紙幣判別装置では、紙
幣の搬送方向に対して直行する方向に多数の光電変換素
子からなるラインセンサを配置し、その対向する位置に
光源を配置している。紙幣の判別を行なう際には、光源
から紙幣に光を照射して紙幣の透過光をラインセンサが
受光して光電変換を行ない、欠落判定回路にて光電変換
した各受光素子ごとの出力と予め定められた欠落基準レ
ベルとを比較し、例えば部分的に欠落基準レベルに達し
ない部分を切れ等の欠損と判別するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の紙葉類の欠損判別装置においては、ラインセンサの
解像度がある程度高いものが必要であり、そのような解
像度の高い欠損判別の場合には多量の検出信号及び検出
データを取り扱うためかなりの処理時間が必要となり、
欠損の判別に多大な時間を要して高速な処理ができなか
った。
【0004】一方、解像度を落として高速な処理を実現
するため、例えば図1に示すようにラインセンサの多数
の受光素子をいくつかに区分して区分ごとに一つの出力
とした場合には、従来のようにただ単に出力レベルと欠
落基準値とを比較するのみでは欠損の判別が難しく、欠
損の形状,大きさも知ることができないという問題点が
あった。
【0005】本発明は上述のような事情から成されたも
のであり、本発明の目的は、ラインセンサの多数の受光
素子をいくつかの区分に分割して各区分ごとに一つの出
力として取扱い、解像度を落として高速処理を実現した
場合であっても、確実に紙葉類の欠損の有無,種類,大
きさを検出することができる紙葉類の欠損判別装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、紙葉類の破
れ、切り欠き等の欠損を検出する紙葉類の欠損判別装置
に関するものであり、本発明の上記目的は、紙葉類に光
を照射する発光器と、前記紙葉類からの反射光もしくは
透過光を受光する多数の受光素子をライン状に配置し、
これらの受光素子を複数の区分に分割し、分割した各区
分内の受光素子の出力を合わせて区分ごとに一つの区分
出力として出力するようにしたラインセンサと、前記ラ
インセンサの走査方向における区分出力を加算した値を
算出する平滑手段と、 前記平滑手段による算出値のそれ
ぞれを微分処理する1次微分処理手段と、前記1次微分
処理手段により処理された結果を更に微分処理する2次
微分処理手段と、前記1次及び2次の各微分処理手段に
よる処理出力において正トリガ若しくは負トリガを検出
する正トリガ・負トリガ検出手段と、 前記正トリガ・負
トリガ検出手段が前記1次微分処理手段による処理結果
でトリガ有りを検出した前後の所定距離内において、前
記正トリガ・負トリガ検出手段が前記2次微分処理手段
による処理結果より連続する2つの正トリガを検出した
場合に、その位置に対応する紙葉類の部分に欠損ありと
判断する欠損有無判断手段とを具備することにより達
成される。また、搬送路上の紙葉類を所定距離搬送する
ごとに同期信号を出力する搬送手段と、前記搬送路上に
設けられ、前記紙葉類に光を照射する発光器と、前記搬
送路上に設けられ、紙葉類からの反射光もしくは透過光
を受光する多数の受光素子をライン状に配置し、これら
の受光素子を複数の区分に分割し、分割した各区分内の
受光素子の出力を合わせて区分ごとに一つの区分出力と
して出力するようにし、かつ前記紙葉類の搬送方向に対
して横断する様に配置したラインセンサと、前記ライン
センサの走査方向における区分出力を加算した値を算出
する平滑手段と、 前記平滑手段による算出値のそれぞれ
を微分処理する1次微分処理手段と、前記1次微分処理
手段により処理された結果を更に微分処理する2次微分
処理手段と、前記1次及び2次の各微分処理手段による
処理出力において正トリガ又は負トリガを検出する正ト
リガ・負トリガ検出手段と、前記正トリガ・負トリガ
出手段が前記1次微分処理手段による処理結果トリガ
有りを検出した後の所定距離内において、前記正トリ
ガ・負トリガ検出手段が前記2次微分処理手段による処
理結果より連続する2つの正トリガを検出した場合に、
その位置に対応する紙葉類の部分に欠損ありと判断する
欠損有無判断手段と、前記欠損有無判断手段において欠
損ありと判別された欠損について、前記正トリガ・負ト
リガ検出手段にて検出した連続した2つの正トリガの各
々に対応して負トリガが存在しており、且つ連続した負
トリガである場合には欠損有りと判断した位置において
紙葉類の内側に切り込んでいる切込欠損有りと判別し、
前記正トリガ・負トリガ検出手段が連続した2つの正ト
リガの各々に対応した負トリガを検出しない場合には前
記ラインセンサの当該区分内で紙葉類の片側が切り欠け
ている切片欠損有りと判別する欠損種類判別手段と、前
記欠損有無判断手段において欠損ありと判別された欠損
について、欠損ありと判別した前記ラインセンサの区分
出力に対応する当該区分位置から紙葉類の搬送方向に対
して方向の欠損位置を検出し、前記ラインセンサが紙
葉類を検出したのち前記搬送手段から出力された同期信
号数から紙葉類の搬送方向の欠損位置を特定して欠損の
位置を判別する欠損位置判別手段と、前記欠損有無判断
手段において欠損ありと判別された欠損について、欠損
ありと判別した前記ラインセンサの区分出力と、欠損の
ない正常紙幣の場合のラインセンサの区分出力として予
め定められた基準出力とを比較し、その出力の相違部分
の差の積分値を求め、この積分値により欠損部分の面積
を判別する欠損面積判別手段とを具備することにより
達成される。
【0007】
【作用】本発明にあっては、紙葉類の反射光もしくは透
過光をラインセンサで受光して得られた情報を複数の区
分に分割して解像度を落としているにも拘らず、その分
割した区分ごとに微分処理を行ない、その波形の特徴か
ら欠損の有無,種類,位置,面積を判別するようにし、
処理速度も高速処理が可能である。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図1は、本発明の紙葉類の欠損判別
装置における一実施例の構成を示す図である。同図にお
いて、紙葉類からの反射光もしくは透過光は、多数の受
光素子がライン状に配置されたラインセンサにより受光
され、その情報は5チャンネルからなる複数の区分に分
割された受光ファイバ2を介して光電変換器3により電
気信号に変換される。光電変換器3からの電気信号は増
幅器4で増幅され、マルチプレクサ5で1チャンネルず
つ選択されてA/Dコンバータ6でディジタル情報に変
換される。A/Dコンバータ6でディジタル変換された
情報はバス9を介して一旦RAM8内に識別データとし
て格納される。CPU1は、RAM8内に格納されてい
る識別データを読み出して、その平滑手段1a,1次
分処理手段1b,2次微分処理手段1c,正トリガ・負ト
リガ検出手段1d,欠損有無判別手段1e,欠損種類判別
手段1f,欠損位置判別手段1g,欠損面積判別手段1
h,欠損総合判別手段1i,金種・真偽判別手段1j,そ
の他の制御手段1kにより処理を行なう。尚、ROM7
には制御プログラムが格納されている。
【0009】図3は、本発明における紙葉類の欠損判別
装置の搬送系を示す図である。同図において、紙幣31
は搬送ローラ34により搬送され、光源32から照射さ
れた光が紙幣31を透過し、その透過光をイメージセン
サ33が受光するようになっている。
【0010】また、図4に示すように、フォトセンサの
1チャンネルは22mmの幅であって5チャンネルあ
り、また搬送方向に最大360分割し、イメージセンサ
33により読み取られた情報に対して所定の領域ごとに
以下で説明する処理を行なう。
【0011】図2には、本発明の紙葉類の欠損判別装置
における処理手順を示すフローチャートである。そこ
で、先ずCPU1はRAM8より紙葉の識別データを読
み取る(ステップS1)。次に、読み取ったデータの平
滑処理を行なう(ステップS2)。分割した領域ごとに
1次微分処理及び2次微分処理を行なう(ステップ3,
ステップS4)。
【0012】ここで、微分処理を行なう意義について説
明する。図5は、一分割領域において正常な場合と欠損
がある場合について、透過データ波形を微分した場合を
示す図である。この場合特に一分割領域の前端に欠損が
ある場合である。同図において、左欄に示すように、
常な紙幣の場合には透過データの波形aは綺麗なステ
ップ状となり、したがってその1次微分(差分)の波形
は1つのインパルス波形となる。また、それを更に
微分した2次微分(差分)の波形 は同図に示すよう
に上下に突出した波形となる。一方、同図中央欄に示す
ように、切り込み形状の欠損がある場合は、その透過デ
ータの波形 は途中に段差を有する形状となり、した
がってその1次微分(差分)の波形 は2つのインパ
ルス波形となる。また、その2次微分(差分)波形c
も同図に示されるようにそれに応じた波形となる。更
に、同図右欄に示すように、切片形状の欠損がある場合
は、その透過データの波形 はその低レベルに達する
部分においてなだらかに減少する部分を有する形状とな
り、したがってその1次微分(差分)の波形b は1つ
のインパルス波形に続く中間平原を有する形状となる。
また、その2次微分(差分)の波形c も同図に示すよ
うにそれに応じた波形となる。図6は、同様に一分割領
域の後端に欠損がある場合について示す図であり、説明
は同様であるので省略する。
【0013】ステップS4の処理の後、2次微分処理出
力データにおいて所定距離内に連続して正トリガが2つ
あるかを検出し(ステップS5)、正トリガが2つある
か否かを判断する(ステップS6)。正トリガが2つあ
ると判断されなかった場合は直接ステップS21に移行
する。一方、正トリガが2つあると判断された場合は欠
損ありと判別する(ステップS7)。次に、2次微分処
理出力データにおいて2つの正トリガに対して2つの負
トリガがあるかを検出し(ステップS8)、その判断を
行なう(ステップS9)。負トリガが2つあると判断さ
れた場合は、その欠損は切込欠損であると判断する(ス
テップS10)。負トリガが2つと判断されなかった場
合、すなわち1つであった場合は、その欠損は切片欠損
であると判断する(ステップS11)。
【0014】次に、欠損を検出した区分すなわち何チャ
ンネルであるかを検出する(ステップS12)。そし
て、2つの正トリガを検出した位置までの搬送パルス数
を検出する(ステップS13)。ステップS12及びス
テップS13において得られた情報に基づいて欠損位置
の判別を行なう(ステップS14)。欠損部分の識別デ
ータと正常紙幣のデータを比較し、差の積分値を求める
(ステップS15)。ここで、図7(A)において欠損
面積と透過光量差との関係は S:S=D:D
となる。したがって、同図(B)に示すように正常紙
幣との透過光量差をDとすると透過光量差Dは数1
で近似される。
【0015】
【数1】ここで、D:透過データ pp:1次分の最初の正のピークポイント f:安定ポイント である。
【0016】次に、欠損部分の面積を求める(ステップ
S16)。ここで、図8に示すように、紙幣全体につい
ての欠損位置(同図(A))によって透過光量差と面積
の関係は異なる(同図(B))ので、その位置に応じて
欠損面積を求める。欠損面積Sは、数2により求められ
る。紙幣識別部の構造は示していないが、このようにす
るのは紙幣識別部の構造より紙幣を回し込む光等により
位置によって多少光量と欠損面積の関係が異なるためで
ある。
【0017】
【数2】S=1/k×D+j ここで、欠損位置が図8におけるAの位置の場合:k=
12,j=−2 Bの位置の場合:k=15,j=2 Cの位置の場合:k=17,j=−1 である。尚、k,jはハードウェアの設定により可変と
する。
【0018】次に、以上により求められた欠損面積,位
置面積より欠損状態を総合判断する(ステップS1
7)。欠損状態は図9に示すような各種の態様が考えら
れる。そして、総合判断の結果に基づいて欠損状態があ
るレベルよりも劣悪か否かを判断する(ステップS1
8)。その結果、欠損が劣悪と判断された場合は、異常
紙幣として排出する(ステップS20)。一方、それほ
ど劣悪ではないと判断された場合は正常紙幣として取扱
い(ステップS19)、最後に紙幣の金種・真偽を判別
する(ステップS21)。
【0019】この実施例の装置によれば紙幣の端におい
て18mm以上の欠損面積が検出可能である。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明の紙葉類の欠損判別
装置によれば、読み取ったデータに対して1次微分処理
及び2次微分処理を行なうことにより欠損があるか否か
を判断しているので、欠損がある場合には確実にその種
類や大きさを判別できる。また、ラインセンサの多数の
受光素子をいくつかの区分に分割して解像度を落として
高速処理を実現した場合でも、その効果はかわらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙葉類の欠損判別装置における一実施
例の構成を示す図である。
【図2】本発明の紙葉類の欠損判別装置における処理手
順を示すフローチャートである。
【図3】本発明における紙葉類の欠損判別装置の搬送系
を示す図である。
【図4】紙幣に対する分割区画を説明するための図であ
る。
【図5】一分割領域において正常な場合と欠損がある場
合について、透過データ波形を微分した場合を示す図で
ある。
【図6】一分割領域の後端に欠損がある場合について示
す図である。
【図7】欠損面積と透過光量差との関係と正常紙幣との
透過光量差の近似式を示す図である。
【図8】欠損位置とその欠損位置に応じた透過光量と面
積の関係を示す図である。
【図9】欠損の各種態様を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 受光ファイバ 3 光電変換器 4 増幅器 5 マルチプレクサ 6 A/Dコンバータ 7 ROM 8 RAM 9 バス 31 紙幣 32 光源 33 イメージセンサ 34 搬送ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 7/00 - 7/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類に光を照射する発光器と、 前記紙葉類からの反射光もしくは透過光を受光する多数
    の受光素子をライン状に配置し、これらの受光素子を複
    数の区分に分割し、分割した各区分内の受光素子の出力
    を合わせて区分ごとに一つの区分出力として出力するよ
    うにしたラインセンサと、前記ラインセンサの走査方向における区分出力を加算し
    た値を算出する平滑手段と、 前記平滑手段による算出値のそれぞれを 微分処理する
    微分処理手段と、前記1次微分処理手段により処理された結果を更に 微分
    処理する2次微分処理手段と、前記1次及び2次のの各微分処理手段による処理出力に
    おいて正トリガ若しくは負トリガを検出する正トリガ・
    負トリガ検出手段と、 前記正トリガ・負トリガ検出手段 が前記1次微分処理手
    による処理結果でトリガ有りを検出した前後の所定距
    離内において、前記正トリガ・負トリガ検出手段が前記
    2次微分処理手段による処理結果より連続する2つの正
    トリガを検出した場合に、その位置に対応する紙葉類の
    部分に欠損ありと判断する欠損有無判断手段と を具備することを特徴とする紙葉類の欠損判別装置。
  2. 【請求項2】搬送路上の紙葉類を所定距離搬送するごと
    に同期信号を出力する搬送手段と、 前記搬送路上に設けられ、前記紙葉類に光を照射する発
    光器と、 前記搬送路上に設けられ、紙葉類からの反射光もしくは
    透過光を受光する多数の受光素子をライン状に配置し、
    これらの受光素子を複数の区分に分割し、分割した各区
    分内の受光素子の出力を合わせて区分ごとに一つの区分
    出力として出力するようにし、かつ前記紙葉類の搬送方
    向に対して横断する様に配置したラインセンサと、 前記ラインセンサの走査方向における区分出力を加算し
    た値を算出する平滑手 段と、 前記平滑手段による算出値の それぞれを微分処理する
    微分処理手段と、前記1次微分処理手段により処理された結果を更に 微分
    処理する2次微分処理手段と、前記1次及び2次の各微分処理手段による処理出力にお
    いて正トリガ又は負トリガを検出する正トリガ・負トリ
    ガ検出手段と、 前記正トリガ・負トリガ検出手段が前記1次微分処理手
    段による処理結果トリガ有りを検出した後の所定
    内において、前記正トリガ・負トリガ検出手段が前記
    2次微分処理手段による処理結果より連続する2つの正
    トリガを検出した場合に、その位置に対応する紙葉類の
    部分に欠損ありと判断する欠損有無判断手段と、 前記欠損有無判断手段において欠損ありと判別された欠
    損について、前記正トリガ・負トリガ検出手段にて検出
    した連続した2つの正トリガの各々に対応して負トリガ
    が存在しており、且つ連続した負トリガである場合には
    欠損有りと判断した位置において紙葉類の内側に切り込
    んでいる切込欠損有りと判別し、前記正トリガ・負トリ
    ガ検出手段が連続した2つの正トリガの各々に対応した
    負トリガを検出しない場合には前記ラインセンサの当該
    区分内で紙葉類の片側切り欠けている切片欠損有りと
    判別する欠損種類判別手段と、 前記欠損有無判断手段において欠損ありと判別された欠
    損について、欠損ありと判別した前記ラインセンサの区
    分出力に対応する当該区分位置から紙葉類の搬送方向に
    対して方向欠損位置を検出し、前記ラインセンサが紙
    葉類を検出したのち前記搬送手段から出力された同期信
    号数から紙葉類の搬送方向の欠損位置を特定して欠損の
    位置を判別する欠損位置判別手段と、 前記欠損有無判断手段において欠損ありと判別された欠
    損について、欠損ありと判別した前記ラインセンサの区
    分出力と、欠損のない正常紙幣の場合のラインセンサの
    区分出力として予め定められた基準出力とを比較し、そ
    の出力の相違部分の差の積分値を求め、この積分値によ
    り欠損部分の面積を判別する欠損面積判別手段と を具備することを特徴とする紙葉類の欠損判別装置。
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