JP3197523U - ダクト用消音器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダクトのチャンバー等に後付けで簡易に取り付けることができ、かつ、消音効果の高いダクト用消音器を提供する。【解決手段】ダクト用消音器Xとして硬質な素材からなる各面が四角形からなる六面体状の中空な箱体であるケーシング10と、ケーシングの底面全面に形成される複数の孔からなる底面孔20と、ケーシングの一組の対向する側面のそれぞれに形成される複数の孔からなる側面孔30と、少なくとも底面及び側面の内面側に固定される吸音材40とを設ける。【選択図】図2

Description

本考案は、主にダクトのチャンバーやエルボ等の外面に固定することで音を低減させる器具に関する。
ダクト内を伝播する音はチャンバーやエルボにおいて拡散しやすいためこれらの部分に消音構造を設けることが多い。このような消音構造は下記特許文献に示すように、ダクト内面もしくは外面を吸音材で囲むように取り付けた構造を持つものが一般的である。
実開昭60−152890号公報 特開平2−309093号公報 実開昭47−16401号公報
ところで、上記特許文献2、3に示されるような構造はダクトのチャンバー部分と一体に形成されているために、製造コストがかかり汎用性に欠けるという問題がある。特許文献1に記載の考案は既存のダクトに後付で設置できるが、ダクト全体を覆う構造であるので、設置工事に手間が係るという問題がある。
本考案は、このような問題に鑑みて、ダクトのチャンバー等に後付けで簡易に取り付けることができ、かつ、消音効果の高い消音器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本考案は、次のような構成を有する。
請求項1に記載の考案は、硬質な素材からなる各面が四角形からなる六面体状の中空な箱体であるケーシングと、前記ケーシングの底面全面に形成される複数の孔からなる底面孔と、前記ケーシングの一組の対向する側面のそれぞれに形成される複数の孔からなる側面孔と、少なくとも前記底面及び前記側面の内面側に固定される吸音材とを有するダクト用消音器である。
請求項2に記載の考案は、前記ダクト用消音器において、前記ケーシングの上面は前記底面に対して傾斜するような角度に形成されるものである。
以上のような構成により、本考案は、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の考案は、底面をダクトのチャンバー等の外壁面に接触させるように固定するものである。底面孔はダクト等が発する騒音の特定周波数に応じて大きさが定められ、この底面孔を通ることで騒音が低減されるとともに、底面孔からケーシング内に至った音は底面孔とケーシングの内部空間によって共鳴現象が生じさらに低減されることとなる。さらに、内部に設けられた吸音材によっても音は吸収される。以上のような作用効果により、本考案は効果的に騒音を低減できるとともに、外壁面に固定するので簡易にダクト等に固定することができる。
請求項2に記載の考案は、ケーシングの上面を傾斜させることでケーシングに至った騒音が乱反射し、さらに騒音を低減させることができる。

実施形態に係るダクト用消音器の斜視図である。 (a)は図1のA−A線断面図であり、(b)は実施形態に係るダクト用消音器の底面図であり、(c)は実施形態に係るダクト用消音器の左側面図であり、(d)は実施形態に係るダクト用消音器の右側面図である。 実施形態に係るダクト用消音器の取り付け状態を示す斜視図である。 実施形態に係るダクト用消音機の取り付け状態を示す縦断面図である。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に本実施形態に係るダクト用消音器Xの斜視図を示し、図2(a)に図1のA−A線断面図を示し、図2(b)にダクト用消音器Xの底面図を示し、図2(c)にダクト用消音器Xの左側面図を示し、図2(d)はダクト用消音器の右側面図を示す。
ダクト用消音機Xはケーシング10、底面孔20、側面孔30、吸音材40を有する。ケーシング10は、亜鉛めっき鋼板からなる箱体であり、長方形状の底面板11、底面の一の短辺から垂直に立ち上がる長方形状の第一側面板12、底面の他の短辺から垂直に立ち上がる第一側面板12より高さのある第二側面板13、第一側面板12、第二側面板13の上縁同士を結ぶ長方形状の傾斜面を形成する上面板14、底面板11の長辺、第一側面板12及び第二側面板13の側縁、上面板14の長辺により形成される台形の開口を塞ぐように設けられる互いに対向する2枚の第三側面板15とから構成される。
底面板11には側方に張り出すフランジ部11aが一体に形成されている。フランジ部11aの四隅には取り付け孔となる貫通孔が設けられる。そして、底面板11のケーシング10内に連通する全面にはパンチにより形成された複数の丸孔からなる底面孔20が設けられている。底面孔20の内径は、低減させる騒音の周波数によって定められる。
第一側面板12及び第二側面板13にはそれぞれ底面孔11よりも大きな複数の貫通孔からなる側面孔30が設けられている。
そして、底面板11、第一側面板12、第二側面板13のケーシング10内部側の各面には厚い板状のグラスウールからなる吸音材40が固定されている。
次に、以上のような構成を有するダクト用消音器Xの使用方法について説明する。図3にダクトのチャンバー部分にダクト用消音器Xを固定した例を表す斜視図を示し、図4に図3の状態のダクトのチャンバー部分の縦断面図を示す。図に示すダクト用消音器Xはチャンバー部分の外壁面にフランジ部11aの貫通孔を介してタッピングネジ等によって固定する。なお、ここではチャンバーの外壁の2面に固定しているが、固定するダクト用消音器Xの数は、1面のみや4面全部に固定する等、低減させたい音の総量によって適宜変更することができる。
このようにダクトのチャンバーの外壁にダクト用消音器Xを固定すると、チャンバー外壁から外部に伝わる騒音は、まず、ダクト用消音器Xの底面板11に設けられた底面孔20を通ることで低減され、さらに底面板11の内側に設けられている吸音材40によってさらに低減されてケーシング内に至る。ケーシング10内に至った騒音は、上面板14が底面板11に対して傾斜しているので、ケーシング内で乱反射することとなり、吸音材40に吸音されることと相まって、さらに低減させられる。また乱反射の工程によって低減した騒音は第一側面板12、第二側面板13の側面孔30から外部へと拡散していく。
以上、説明したように本実施形態に係るダクト用消音器Xはダクトのチャンバー等の外壁面に取り付けるので比較的簡易な作業で取り付けることができるとともに効果的に騒音を低減させることができる。
なお、ケーシングの素材や大きさ、底面孔及び側面孔の数や配置、ケーシングの各面の形状等は適宜変更することが可能である。
X ダクト用消音器
10 ケーシング
11 底面板
12 第一側面板
13 第二側面板
14 上面板
15 第三側面板
20 底面孔
30 側面孔
40 吸音材

Claims (2)

  1. 硬質な素材からなる各面が四角形からなる六面体状の中空な箱体であるケーシングと、
    前記ケーシングの底面全面に形成される複数の孔からなる底面孔と、
    前記ケーシングの一組の対向する側面のそれぞれに形成される前記底面孔より大きな複数の孔からなる側面孔と、
    前記底面及び前記側面の内面側に固定される吸音材と
    を有するダクト用消音器。
  2. 前記ケーシングの上面は前記底面に対して傾斜するような角度に形成されるものである請求項1に記載のダクト用消音器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110430730A (zh) * 2019-08-02 2019-11-08 北京无线电测量研究所 一种插箱消声插件及含有的插箱

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