JP3197469U - ランドリーバッグ - Google Patents
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Abstract
【課題】袋の口の開閉を容易化、迅速化できるようにすると共に、洗濯、乾燥時における締結用具の絡み付きを防止するランドリーバッグを提供する。【解決手段】袋1の口1aの周りに口1aを閉じるための締結用具2を備えて形成する。締結用具2を、帯片でループ状に形成すると共に、口1aの中心周りに90度ずつ間隔をあけて計4個設ける。この場合、締結用具2を、袋1と同一の材質で形成するのが良い。また、締結し合う対向位置の締結用具2の内の一方の締結用具が、他方の締結用具との解けを防止する部材を備えて形成されているのでも良い。【選択図】図1
Description
本考案は、バッグに関し、更に詳しくはリネンサプライ業やクリーニング業において、洗濯物の回収用に使用するランドリーバッグに関する。
従来、この種のバッグとしては、例えば特許文献1に記載されているものがある。この従来品は、同文献に示されるように、袋の口を閉じるための紐を備えて形成されている。
従って、従来品は、袋の口を開閉する際に、紐を結わえたり、解いたりする操作を伴うものであった。その結果、従来品を使用すると、袋の口の開閉に手間暇がかかり、洗濯物の出し入れ等の作業を効率良く行うことができない、という問題点があった。
而して、この種のバッグは、汚れたシーツやタオルなどを回収するのに使用され、トラック等の荷台に積まれて運搬されるため、汚れ易いものである。従って、この種のバッグは、定期的に洗濯する必要があるため、洗濯作業等が容易になるよう形成されているのが望ましい。
しかるに従来品は、上記の通り、袋の口を紐で閉じる構造であったから、紐が洗濯時に絡み付くことがないよう、事前に紐を袋の口から取り外したり、洗濯後に紐を取り付け直す必要があった。
従って、従来品を使用すると、袋を洗濯する際に、この種の手間暇がかかったから、使い勝手が悪い、という問題点があった。
従って、従来品を使用すると、袋を洗濯する際に、この種の手間暇がかかったから、使い勝手が悪い、という問題点があった。
本考案は、このような従来技術の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って、本考案の解決しようとする技術的課題は、袋の口の開閉を容易化、迅速化できると共に、口を閉じるための締結用具を取り外すことなく洗濯を可能にし、メンテナンスが容易になるよう形成したランドリーバッグを提供することにある。
従って、本考案の解決しようとする技術的課題は、袋の口の開閉を容易化、迅速化できると共に、口を閉じるための締結用具を取り外すことなく洗濯を可能にし、メンテナンスが容易になるよう形成したランドリーバッグを提供することにある。
本考案は、上記の課題を解決するために、次のような技術的手段を採る。
即ち、本考案は、図1等に示されるように、袋1の口1aの周りに口1aを閉じるための締結用具2を備えて形成されているランドリーバッグであって、上記の締結用具2が、帯片でループ状に形成されていると共に、口1aの中心周りに90度ずつ間隔をあけて計4個設けられていることを特徴とする(請求項1)。
即ち、本考案は、図1等に示されるように、袋1の口1aの周りに口1aを閉じるための締結用具2を備えて形成されているランドリーバッグであって、上記の締結用具2が、帯片でループ状に形成されていると共に、口1aの中心周りに90度ずつ間隔をあけて計4個設けられていることを特徴とする(請求項1)。
この場合、本考案のランドリーバッグは、締結用具2が、袋1と同一材質で形成されているのが好ましい(請求項2)。
なぜならこれによると、本考案品を洗浄するとき、袋1と締結用具2の乾き時間を同じにでき、保守、管理が容易になるからである。
また本考案品は、図7等に示されるように、締結し合う対向位置の締結用具2の内の一方の締結用具2aが、他方の締結用具2bとの解けを防止する部材3を備えて形成されているのが好ましい(請求項3)。
なぜならこれによると、締結用具2が緩んでも、部材3によって口1aが完全に開くことを防止でき、洗濯物の飛散を阻止できるからである。
本考案のランドリーバッグは、このように締結用具が、帯片でループ状に形成されていると共に、口の中心周りに90度ずつ間隔をあけて計4個設けられている。
従って、本考案は、対向位置の一方の締結用具を、他方の締結用具の輪の中に通し、両者を絡めて締結することにより、袋の口を、簡単、迅速に閉じることができる。
また本考案は、締結用具が帯片のため、袋の口を開けるときも、締結用具を解き易い。
また本考案は、締結用具が帯片のため、袋の口を開けるときも、締結用具を解き易い。
また本考案は、上記の通り、締結用具が帯片のため、洗濯時に締結用具の絡み付きを防止できる。従って、これによれば、袋を洗濯する際の事前準備や事後処理にかかる手間暇を一掃できる。
以下、本考案の好適な一実施形態を、添付図面に従って説明する。
本考案のランドリーバッグは、図1等に示されるように、袋1の口1aの周りに口1aを閉じるための締結用具2を備えて形成されている。袋1は、例えばポリエチレンなどの合成樹脂材で非通水性に形成されている。
本考案のランドリーバッグは、図1等に示されるように、袋1の口1aの周りに口1aを閉じるための締結用具2を備えて形成されている。袋1は、例えばポリエチレンなどの合成樹脂材で非通水性に形成されている。
上記の締結用具2は、帯片でループ状に形成されている。またこの締結用具2は、口1aの中心周りに90度ずつ間隔をあけて計4個設けられている。
締結用具2としての帯片の両端は、袋1の上縁部1bに、この実施形態では重合状に縫い付けられている。なお、帯片は、この実施形態では長さが約30cmに選定され、二つ折りすると、口1aの上縁部1bから15cmほど突き出すように設けられている。
また締結用具2としての帯片は、この実施形態では袋1と同じ合成樹脂材で形成されている。本考案の場合、帯片の材質は所定の強度があれば自由であるが、洗濯後に乾き易く、また帯片同士を締結する際に、輪の形を作り易く、挿し込み操作や締め込み操作をし易い材質で形成されているのが望ましい。
次に、この実施形態の本考案品の使用例を説明する。
使用者は、先ず、図3に示されるように、対向位置の一方の締結用具2aを、他方の締結用具2bの輪の中に挿し入れる。次に、他方の締結用具2bの先端2b1を、一方の締結用具2aの輪の中へ、上から下に向けて挿し込む(図4参照)。
その後、使用者は、他方の締結用具2bを強く引き抜く。これにより、対向位置の一方の締結用具2aと他方の締結用具2bが、締結される。
また使用者は、図4において、未だ結ばれていない、90度ずらされた対向位置の締結用具2c、2dを、同様に操作して結ぶ。これにより、図5に示されるように、締結用具2a、2b、2c、2dが十字状に渡されて袋1の口1aが閉塞される。
なお、本考案品は、口1aを閉じると、このように締結用具2a、2b、2c、2dが十字状に形作られる。従って、使用者は、袋1を運搬するとき、図5、図6に示されるように、口1aに手4を入れ、締結用具2a、2b、2c、2dの交差箇所を、把手として利用することができる。
以上の処において、本考案は、図7等に示されるように、締結し合う対向位置の締結用具2の内の一方の締結用具2aが、他方の締結用具2bとの解けを防止する部材3を備えて形成されているのでも良い。
なお、この場合、部材3は、締結操作に支障がないよう、しかも解けを確実に防止できるように形成されているのであれば、その配設位置、長さ、材質、構造等は自由である。
なお、この場合、部材3は、締結操作に支障がないよう、しかも解けを確実に防止できるように形成されているのであれば、その配設位置、長さ、材質、構造等は自由である。
而して、この実施形態の場合、部材3は、約7cmの硬質性のゴム板材が使用されている。この部材3としてのゴム板材は、袋1の上縁部1bの取付箇所から離された、一方の締結用具2aの中央位置に、締結用具2aの長手方向に沿って延びるよう、締結用具2aに内蔵されている。なお、締結用具2aの全長は、この実施形態では30cmである。
而して、締結用具2の締結の仕方は、上例と同様である。即ち、この実施形態の場合は、図8に示されるように、使用者は、先ず、一方の締結用具2aの輪の中に他方の締結用具2bを挿し入れ、次に、一方の締結用具2aの、解けを防止する部材3の箇所を、他方の締結用具2bの輪の中に上から下に向けて挿し込む(図9参照)。
そして、使用者は、解けを防止する部材3の箇所を強く引き、両者を締結する。その後、使用者は、90度ずらされた位置の締結用具2c、2dを同様に操作して両者を締結する(図10参照)。
また本考案は、図11に示されるように、締結用具2の端部21、21が、袋1の上縁部1bに、離された状態で縫い付けられているのでも良い。この場合は、締結用具2の輪が開かれるため、対向位置の締結用具2を輪通しし易くなる、という利点がある。なお、同図において、5は、縫い目である。
更に、本考案は、締結用具2a、2bを同じ色(例えば赤色)に、また90度ずらされた位置の締結用具2c、2dを別の色(例えば緑色)に着色し、対向位置の締結用具2同士が、同じ色になるよう形成されているのでも良い。
この場合は、結び合わす締結用具2同士を明確化できるから、使い勝手が良くなる、という利点がある。
この場合は、結び合わす締結用具2同士を明確化できるから、使い勝手が良くなる、という利点がある。
1 袋
1a 口
1b 上縁部
2 締結用具
2a 一方の締結用具
2b 他方の締結用具
3 解けを防止する部材
1a 口
1b 上縁部
2 締結用具
2a 一方の締結用具
2b 他方の締結用具
3 解けを防止する部材
Claims (3)
- 袋の口の周りに口を閉じるための締結用具を備えて形成されているランドリーバッグであって、上記の締結用具が、帯片でループ状に形成されていると共に、口の中心周りに90度ずつ間隔をあけて計4個設けられていることを特徴とするランドリーバッグ。
- 請求項1記載のランドリーバッグであって、締結用具が、袋と同一材質で形成されていることを特徴とするランドリーバッグ。
- 請求項1又は2記載のランドリーバッグであって、締結し合う対向位置の締結用具の内の一方の締結用具が、他方の締結用具との解けを防止する部材を備えて形成されていることを特徴とするランドリーバッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015000903U JP3197469U (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | ランドリーバッグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015000903U JP3197469U (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | ランドリーバッグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3197469U true JP3197469U (ja) | 2015-05-21 |
Family
ID=53277720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015000903U Expired - Fee Related JP3197469U (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | ランドリーバッグ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3197469U (ja) |
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2015
- 2015-02-27 JP JP2015000903U patent/JP3197469U/ja not_active Expired - Fee Related
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