JP3196337U - 手作り可能なアニメ部材 - Google Patents

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【課題】簡単に自作することができて、創作意欲を効果的に刺激することができる手作り可能なアニメ部材を提供する。【解決手段】18枚の紙シート材A1〜A18と、積層状態のシート材を一時的に結束可能な輪ゴムと、を有して構成され、複数枚のシート材A1〜A18には、輪ゴムを受け止める切込み溝CTが、基準位置からの離間距離を順次ずらせて形成されている。【選択図】図2

Description

本考案は、パラパラ漫画などを自作できるアニメ(animation)部材に関し、好適には、小学校の図工教材などに活用される。
パラパラ漫画とは、少しずつ変化する絵を描いた複数の紙シート材を重ねたものであり、弾発変形可能な剛性を有する複数の紙シート材を、適当な速度でめくると、視覚に残る残像に基づいてアニメーション効果が得られる。
平成26年12月18日検索:インターネット:URL=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC
この種のアニメ部材は、一般に、複数の紙シート材の左端部を固定することで、複数の絵が正しく位置決めされ、その結果、円滑なアニメーション動作が実現される(非特許文献1)。そして、左端部を固定するため、例えば、接着剤による接着手法や、固定紐などによる固着手法が採られる。
しかし、例えば、小学生の図工教材としては、紙シート材の左端部を固定する作業だけに授業時間を浪費することは不合理であり、簡単に自作できる構成が望まれるところである。そして、パラパラ漫画の完成見本を見せる一方で、これを超えるパラパラ漫画を自作させることできれば、小学生の創作意欲を効果的に刺激することができる。
本考案は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、簡単に自作することができて、創作意欲を効果的に刺激することができるアニメ部材を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本考案は、弾発変形可能な複数の被描画材と、前記複数の被描画材を積層して一時的に結束可能な弾性材と、を有して構成され、前記複数の被描画材には、前記弾性材を受け止める係止部が、基準位置からの離間距離を順次ずらせて形成されている。
前記複数の被描画材は、前記係止部の部分を除いて同一形状に形成されているのが好適であり、また、何れも、平行線を形成して対面する二辺を有して形成されているのが好適である。
上記した本考案によれば、簡単に自作することができて、創作意欲を効果的に刺激することができるアニメ部材を実現できる。
3枚の厚紙で構成されたパラパラ漫画用の台紙を説明する図面である。 紙シート材を説明する図面である。 実施例のアニメ部材の使用方法を説明する図面である。
以下、実施例について更に詳細に説明する。図1(a)は、パラパラ漫画用の紙シート材(被描画材)A1〜A18の構成材料であって、弾発変形可能な剛性を有する3枚の厚紙で構成された3枚の台紙SH1〜SH3を示す平面図である。なお、図1(b)は、台紙SH1〜SH3の構成を説明するための参考図である。
本実施例では、図1(a)の台紙SH1〜SH3から18枚の紙シート材A1〜A18を切り抜き、これらを輪ゴムで一時的に結束すれば、実施例のアニメ部材が完成状態となり、アニメーション動作を実験することができる。
3枚の台紙SH1〜SH3は、横幅W×高さHの長方形によって、各々、六区画に区分されており、長方形の上下長辺のほぼ中央位置には、略三角形の切込み溝CTが設けられている。
切込み溝CTは、18枚の紙シート材A1〜A18を、輪ゴムなどで一時的に結束する保持溝として使用される。そして、切込み溝CTから右側の領域には、パラパラ漫画を構成する見本絵が描かれ、見本絵の右肩部には、1〜18の一連番号が印刷されている。なお、図1(a)では、便宜上、見本絵に代えて、A1〜A18の文字を記載している。
ところで、3枚の台紙SH1〜SH3の区画ラインには、各々、ミシン目SEWが形成されており、全ての区画ラインのミシン目SEWを破ることで、18枚の紙シート材A1〜A18が、所定形状で切出せるようになっている。
図1(b)に示す通り、18枚の紙シート材A1〜A18は、横幅Wと高さHが、全て一致しているが、切込み溝CTの位置は各々相違している。具体的には図1(b)に示す通りであり、紙シート材A1〜A18は、基準位置たる左端部から切込み溝CTまでの距離W1〜W18が、数ミリ間隔で徐々に短くなっている(W1>W2>W3・・・・>W17>W18)。
図2(a)は、3枚の台紙SH1〜SH3から切出された18枚の紙シート材A1〜A18について、全ての切込み溝CTの位置を揃えて、右肩部の一連番号の昇順に積層した状態を示している。図2(b)は、この積層状態を真上から見た平面図であり、切込み溝CTが鉛直線(0−0ライン)上に整列されることで、18枚の紙シート材A1〜A18が、数ミリずつ最適にずれている。
このように、本実施例の紙シート材A1〜A18は、全ての切込み溝CTを鉛直線上に揃えるだけで最適位置に位置決めされるので、この整列状態で、切込み溝CTの位置に輪ゴムを嵌めれば一時的な結束作業が完了する。
そのため、本実施例によれば、結束作業に余分な時間を消費することなく、図工の授業を進めることができる。授業の進行手順を例示すると、18枚の紙シート材A1〜A18を輪ゴムで一時的に結束した後、その右側をめくれば、見本絵によるアニメーション効果を確認することができる。なお、図3(a)と図3(b)は、この操作状態を示す図面である。
そして、このような残像効果を生徒に確認させた後は、これを上下反転させて、輪ゴムを外した後、各紙シート材A1〜A18の裏側に、各生徒が考える絵を描かせることができる。すなわち、図2(b)の紙シート材の裏面は、図2(c)の状態であるので、図2(b)の紙シート材A1〜A18を、垂直面内で時計方向に180回転させることで、図2(d)の状態に移行させることができる。
そこで、輪ゴムを外した後、この18枚の紙シート材A18〜A1の裏側の右側に、A18〜A1の降順に変化する絵を描いた後、切込み溝CTを輪ゴムで結束した状態で、その右側をめくれば、生徒が描いた絵についてアニメーション効果を発揮させることができる。図3(c)は、この操作状態を示す図面である。
また、図2(d)では、18枚目の紙シート材A18の裏側に、1枚目の画像B1を描いた状態を示している。なお、図示省略しているが、全ての紙シート材A1〜A18の裏側には、描画領域を特定するガイドラインが記載されており、生徒の画像が、描画領域からはみ出ることを防止している。
また、この実施例では、更に別のアニメーション動作を実行することもできる。すなわち、18枚の紙シート材A1〜A18を、逆順に重ね直すと図3(d)の状態になるので、これを水平面内で180度回転させることで、図2(e)及び図3(e)の状態に移行させることできる。
そこで、この逆順の18枚の紙シート材A18〜A1の表面右側に、A18〜A1の降順に変化する絵を描いた後、切込み溝CTを輪ゴムで結束した状態で、その右側をめくれば、別のアニメーション動作が実現される。図3(f)は、この状態を示している。なお、図2(e)や図3(e)及び図3(f)では、18枚目の紙シート材A18の右側に、1枚目の画像C1を描いた状態を示している。
更に、図2(e)の紙シート材A18〜A1を、垂直面内で時計方向に180回転させることで、図2(g)の状態を実現できるので、3作目の自作アニメーション動作を実現することもできる。図3(g)は、この状態を示しており、図2(g)や図3(g)では、1枚目の紙シート材A1の裏面右側に、1枚目の画像D1を描いた状態を示している。
このように、本実施例の紙シート材A1〜A18は、小学生でも簡単に自作できるだけでなく、これを利用して3種類のアニメーション動画を作成することができ、創作意欲を効果的に刺激することができる。
以上、本考案の実施例について詳細に説明したが、具体的な記載内容は、何ら本考案を限定するものではない。すなわち、実施例のアニメ部材は、図工教材として説明したが、何ら限定されず、例えば、小学校低学年用の一般市販品として提供するのも好適である。
例えば、一般市販品の場合、紙シート材A1〜A18として、厚紙などの紙材料に限定されるものではなく、弾発変形可能な板材として、プラスチック材料を使用しても良い。そして、プラスチック材料(被描画材)と、書き直し可能な水性ペン(描画材)と、輪ゴム(弾性材)を対応させて、書き直し可能なアニメ部材を構成するのも好適である。
ところで、実施例では、図工教材として、全ての紙シート材A1〜A18を略同一形状としたが、例えば、切込み溝CTの切込み深さを変えることで、形状の異なる紙シート材とすることもできる。また、全ての紙シート材A1〜A18を同一寸法の長方形にしたが、長辺が数ミリずつ変化する長方形としても良い。
この場合、各紙シート材の左端部から評価すると、切込み溝CTの位置が一致するが、各紙シート材の右端部から評価すると、切込み溝CTの位置が数ミリずつずれることになり、基準位置からの距離を順次ずらせて形成されることに変わりはない。
また、紙シート材の形状や枚数は、何ら実施例の構成に限定されないことは言うまでもない。但し、輪ゴムなどで一時的に結束する必要から、長円に類する形状や、平行線を形成して対面する二辺を有する形状とするのが好適である。なお、切込み溝CTに代えて、係止突起を設けても良い。
A1〜A18 被描画材
CT 係止部

Claims (3)

  1. 弾発変形可能な複数の被描画材と、前記複数の被描画材を積層して一時的に結束可能な弾性材と、を有して構成され、
    前記複数の被描画材には、前記弾性材を受け止める係止部が、基準位置からの離間距離を順次ずらせて形成されていることを特徴とする手作り可能なアニメ部材。
  2. 前記複数の被描画材は、前記係止部の部分を除いて同一形状に形成されている請求項1に記載のアニメ部材。
  3. 前記複数の被描画材は、何れも、平行線を形成して対面する二辺を有して形成されている請求項1又は2に記載のアニメ部材。
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