JP3195863U - ボトルホルダー - Google Patents
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Abstract
Description
くい込み状態となることで、ベルト又は着衣と凹凸面との間の摩擦力が大きくなる。このため、ボトルホルダーがベルトや着衣から抜け落ちたり装着位置からずれたりすることを防ぐことができる。
また、すべり止め部を凹凸面により構成しているため、ボトルホルダーの製造に射出成形などの簡単な方法を用いることができる。
図1、図2は本考案の一実施形態に係るボトルホルダー10を示す。
ボトルホルダー10は、胴のベルトBの内側へ上方より差し込むことが可能な帯板状の脚部11と、脚部11の上端部にボトルPを吊り下げた状態で支持することが可能な支持部12とを備えている。この実施形態では、脚部11と支持部12とは合成樹脂の射出成形により一体に形成されているが、脚部11及び支持部12はアルミニウムなどの軽量な金属を用いて形成することもでき、また、脚部11は合成樹脂製、支持部12は金属製とするなど、種々の設計変更が可能である。
この実施形態のすべり止め部は凹凸面13より構成されている。凹凸面13は、横方向に形成され互いに平行な複数の凹溝13aと、隣合う凹溝13a間に形成される複数の凸条13bとで構成されている。
図2に示すように、凹溝13aと凸条13bの長さ方向と直交する方向から見た凸条13bの断面形状は、本実施形態では三角形としているが、これに限定されるものではない(詳細は後述する)。
また、本実施形態では、脚部11のベルトBと接する側の面11aの全面に凹凸面13が形成されているが、これに限られるものではなく、脚部11のベルトBと接する側の面11aと反対側の面にも凹凸面13が形成されていてもよく、さらに、ベルトBの内面と凹凸面13との間の摩擦力が大きくなれば、脚部11のベルトBと接する側の面11aの一部に凹凸面13が形成されていてもよい。
支持部12は、図2に示すように、支持部12の下面12aが脚部11のすべり止め部(凹凸面13)が設けられた面に対して直角となるように脚部11の上端に形成されている。
この場合は、着衣が脚部11の凹凸面13に押し付けられて凹部の内側にくい込み状態となるので、着衣と凹凸面13との間の摩擦力が大きくなり、ボトルホルダー10が着衣から抜け出たり装着位置からずれたりすることを防ぐことができる。
また、図4(B)に示すように、複数の凹溝13aと複数の凸条13bとが斜め方向に形成されていてもよい。この場合、ベルトBの内面と凹凸面13との間の縦、横の各方向の摩擦力が大きくなり、ボトルホルダー10は上方向及び横方向にずれにくくなる。
支持体にボトルPを吊り下げた際に、脚部11がボトルPに対して傾くため、脚部11をベルトB又は着衣に差し込んだ場合に脚部11のすべり止め部がベルトB又は着衣により密着し、すべり止めの効果が大きくなる。
上記の構成によれば、凸条13bが支持部12の側へ向いているので、ボトルホルダー10の携帯中にボトルホルダー10に上向きの力が働いた場合であっても、ベルトBや着衣に脚部11の凸条13bが引っかかり、ボトルホルダー10がベルトBや着衣から抜け落ちにくくなる。
また、図8に示すように、挿入孔14の周囲に切込溝14aを設け、ボトルPの口部Pbの挿入時に挿入孔14を変形させてボトルPの蓋部Paや口部Pbを挿入しやすくしてもよい。
ボトルホルダー10の脚部11には、ベルトBと接する側の面11aの上端部の領域にすべり止め部である凹凸面13が形成されているとともに、ベルトBと接する側の面11aの下端部であって、支持部12の挿入孔14にボトルPの蓋部Paを挿入した際に第1の面ファスナー16Aと対向する位置に、第1の面ファスナー16Aと噛み合う第2の面ファスナー16Bが接着等により取り付けられている。
その他の構成については、図1の実施形態と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
ボトルホルダー10の脚部11は、先端部の側に切り離し可能な切り離し部分112を有している。切り離し部分112は、破断が可能かつ容易な連接部111を介して脚部11の残りの部分と一連につながっている。
連接部111は脚部11の他の部分よりも薄肉に形成されており、脚部11の上端側の位置に脚部11の全幅にわたっている。連接部111は脚部11を折ったり捻ったりすることで破断するが、ボトルホルダー10をベルトBに装着して使用する際には破断しないように強度が設定されている。
切り離し部分112には、図11(A)に示すように、レンズ113Aの構成が付加されている。なお、図11(B)に示すように凹状のスプーン113Bの構成が付加されていてもよく、また、ナイフ、フォークなどの食器の構成が付加されていてもよい。さらに、図11(C)に示すように、凹状のすべり部分を備えた靴べら113Cの構成が付加されていてもよい。
その他の構成については、図1〜図10の実施形態と同様であるため同一符号を付して説明を省略する。
また、連接部111を脚部11の上端に設け、切り離し部分112を脚部11全体としてもよい。
11 脚部
11a ベルトと接する側の面
112 切り離し部分
12 支持部
13 凹凸面(すべり止め部)
13a 凹溝
13b 凸条
13c−1、13c−2 第1、第2の凹溝
13d 凸部
14 挿入孔
15 摩擦係数が大きな材質の素材(すべり止め部)
16A 第1の面ファスナー
16B 第2の面ファスナー
B ベルト
P ボトル
Pa ボトルの蓋部
Claims (9)
- 胴のベルトの内側又はベルトにより締め付けられる着衣の内側へ上方より差し込むことが可能な帯板状の脚部の上端部に、ボトルを吊り下げた状態で支持することが可能な支持部が形成されてなるボトルホルダーにおいて、
前記脚部の少なくともベルト又は着衣と接する側の面の全面又は一部に、ベルトの内面との間又は着衣の内面との間のすべりを防止するすべり止め部が設けられてなるボトルホルダー。 - 前記すべり止め部は、凹凸面により構成されている請求項1に記載のボトルホルダー。
- 前記凹凸面は、互いに平行な複数の凹溝と、隣合う凹溝間に形成される複数の凸条とで構成されている請求項2に記載のボトルホルダー。
- 前記各凹溝および各凸条は、横方向に形成されたものであり、各凸条は、凸条の長さ方向と直交する方向の断面形状が支持部の側へ傾いた鋸刃状に形成されている請求項3に記載のボトルホルダー。
- 前記凹凸面は、互いに平行な複数の第1の凹溝と、第1の凹溝と交差する互いに平行な複数の第2の凹溝と、第1、第2の凹溝により囲まれる複数の凸部とで形成されている請求項2に記載のボトルホルダー。
- 前記支持部は、下面が脚部のすべり止め部が設けられた面に対して鋭角をなしている請求項1に記載のボトルホルダー。
- 前記すべり止め部は、すべり止め部以外の部分より摩擦係数が大きな材質の素材により形成されている請求項1に記載のボトルホルダー。
- 前記脚部は、ボトルの胴部の側面に貼設される第1の面ファスナーと対向する位置に、前記第1の面ファスナーと噛み合う第2の面ファスナーが取り付けられている請求項1に記載のボトルホルダー。
- 前記脚部は切り離し可能な切り離し部分を有し、前記切り離し部分には、ナイフ、スプーン、フォークのいずれかの食器、靴べら、レンズのいずれかの構成が付加されている請求項1から8のいずれかに記載のボトルホルダー。
Priority Applications (1)
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JP2014006302U JP3195863U (ja) | 2014-11-27 | 2014-11-27 | ボトルホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014006302U JP3195863U (ja) | 2014-11-27 | 2014-11-27 | ボトルホルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3195863U true JP3195863U (ja) | 2015-02-05 |
Family
ID=52685524
Family Applications (1)
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JP2014006302U Expired - Fee Related JP3195863U (ja) | 2014-11-27 | 2014-11-27 | ボトルホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3195863U (ja) |
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2014
- 2014-11-27 JP JP2014006302U patent/JP3195863U/ja not_active Expired - Fee Related
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