JP5913156B2 - 包装袋の吊下げ具 - Google Patents

包装袋の吊下げ具 Download PDF

Info

Publication number
JP5913156B2
JP5913156B2 JP2013044312A JP2013044312A JP5913156B2 JP 5913156 B2 JP5913156 B2 JP 5913156B2 JP 2013044312 A JP2013044312 A JP 2013044312A JP 2013044312 A JP2013044312 A JP 2013044312A JP 5913156 B2 JP5913156 B2 JP 5913156B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging bag
main body
elastic claw
small hole
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013044312A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014171514A (ja
Inventor
勇輝 村井
勇輝 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nax Co Ltd
Original Assignee
Nax Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nax Co Ltd filed Critical Nax Co Ltd
Priority to JP2013044312A priority Critical patent/JP5913156B2/ja
Publication of JP2014171514A publication Critical patent/JP2014171514A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5913156B2 publication Critical patent/JP5913156B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Display Racks (AREA)
  • Bag Frames (AREA)

Description

本発明は、例えば靴下や手袋等の比較的小型で軽量の商品を梱包した包装袋を吊下げて展示販売するための吊下げ具に関する。特に本発明は、包装袋の上部に予め形成してある取付け用の小穴に取付けて使用される吊下げ具に関する。
従来から、小物商品を梱包した包装袋を吊下げて展示販売するための吊下げ具は、各種多様なものが開発され使用されている。この種の吊下げ具は、商品販売後に使い捨てされるものであるから安価であることが求められる。その反面、包装袋の小穴に容易に取付けることができる機能性と、包装袋を確実に吊下げることが可能な堅実性が要求される。
そこで、例えば特許文献1に示すような、合成樹脂による一体成形品の吊下げ具が提案されている。図11は同文献に記載されている吊下げ具の斜視図である。
この吊下げ具は、本体フック部106から二股状に分かれた左右の支持部104a、104bの下端に孔保持部103a、103bが設けられ、この孔保持部103a、103bに連なって上方に延びる三角状の挿入片105が設けられている。
包装袋に取付ける際は、包装袋の小穴に対して挿入片105の三角状頂部を差し込み、挿入片105を収縮させて挿入するようにしている。
特許第3679309号公報
上記した吊下げ具によれば、挿入片105の下端部と、左右の支持部104a、104bとは孔保持部103a、103bで連結されているので、挿入片105を収縮させるには挿入片105と共に左右の支持部104a、104bも収縮させなければならない。しかし、左右の支持部104a、104bは商品を梱包した包装袋を安定よく確実に支持するために、ある程度の強度と硬度を持たせる必要があり、このため挿入片105を左右の支持部104a、104bとともに収縮させるには、大きな圧縮力を必要としていた。
一方、挿入片105を挿入する小穴を備えた包装袋は、一般的に薄い柔軟な樹脂シート材で作られているため小穴の強度は弱く、小穴を挿入片105の先端に引掛けて引張るだけでは挿入片を収縮させることができず、小穴周辺部分を別の補強シートで補強しない限り、小穴縁部が破れるなどの弊害を生じることがあった。したがって、挿入する際には、指先で左右の支持部104a、104bを圧迫して挿入片105を収縮させて取付けなければならず、取付け操作が面倒であった。また、吊下げ具を機械により自動で包装袋に取付ける場合でも、その機械構成が大変複雑となり、設備費が高くつくといった問題点があった。
そこで本発明は、上記課題に鑑み、包装袋への取付けが容易で、しかも安定して確実に保持することのできる商品包装袋の吊下げ具を低コストで提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明では次のような技術的手段を講じた。すなわち、本発明の吊下げ具は、合成樹脂材による薄板状の一体成形品であって、内側を中空部とした1つの環状の本体部と、該本体部の上部に該本体部と同一の薄板面に形成されたフック部と、前記本体部の中空部に配置された1つの挿入部とからなり、前記挿入部は、前記本体部から該本体部の厚み方向に突出するように斜めに延出する幹片と、該幹片の頂部から幹片の左右側に矢印を形成するように延設されてその先端を遊端状とした左右の弾性爪片とからなり、該弾性爪片は前記幹片の延出により本体部の垂直な面に対して段差状で平行となるように形成され、前記弾性爪片には、その中間部で本体部に向かって突出する小穴受部が形成され、前記挿入部を包装袋の小穴に挿入したときに、前記弾性爪片の両端部分が小穴の縁部に引掛って抜け出ないようにその寸法が予め設定され、前記幹片が小穴を斜めに貫通することにより、前記本体部および前記フック部が包装袋に対し回転自在に取り付けられるとともに、前記本体部が小穴に挿入された挿入部の外側の全周囲を、包装袋を挟んで反対側から支持するようにしている構成とした。
前記挿入部の左右の弾性爪片によって形成される矢印の方向が、前記フック部による吊下げ方向に沿って形成するのがよいが、その逆向き、若しくは吊下げ方向に対して横向きに形成してもよい。
本発明の吊下げ具によれば、矢印状の形態をなす左右の弾性爪片が、上端で幹部に連なり、下端が遊端状に形成されているので、本体部の硬性とは関係なく、小さな圧縮力でも容易に弾性変形できるように成形することが可能である。したがって、柔軟な樹脂シート材で作られた包装袋の小穴に挿入部の先端を引掛けて、吊下げ具または包装袋を引張るだけで弾性爪片を収縮させて小穴に挿通させることができるように、弾性爪の弾性力を設定することが可能となる。これにより、柔軟な薄いシート材で作られ、かつ、補強シート材で補強されていない小穴であっても、挿入部の先端を挿入して引張るだけで、小穴が破れることなく、簡単かつ容易に吊下げ具を包装袋に取付けることができる。
また、本体部は、弾性爪片の弾性力とは関係なく、物品を梱包した包装袋を安定よく吊下げるのに充分な強度と硬性を持たせて形成することができるので、包装袋を吊下げ具で吊下げたときに、包装袋は硬性のある本体部と弾性爪片との間に挟まれ、かつ、弾性爪片によって小穴からの抜脱が阻止され、これにより、安定よく確実に包装袋を保持することができる。加えて、吊下げ具はワンタッチで包装袋の小穴に取付けることができるので、自動の取付装置も簡単な機構で形成することが可能となる。
また、吊下げ具を包装袋に取付けた状態において、小穴受部を支点として吊下げ具を90度回転させることにより、搬送や格納の際のフック部の飛び出しをなくして包装袋をコンパクトにすることができるといった効果もある。
本発明に係る吊下げ具の一実施例を示す斜視図。 図1の吊下げ具の挿入部の拡大斜視図。 図1の吊下げ具の正面図。 図1の吊下げ具の背面図。 図3におけるB−B線に沿った断面図。 本発明に係る吊下げ具を包装袋に取付けた状態を示す正面図。 包装袋に取付けた吊下げ具を90度回転させた状態を示す正面図。 吊下げ具を取付ける包装袋を示す正面図。 本発明に係る吊下げ具の別の実施例を示す正面図。 本発明に係る吊下げ具の更に別の実施例を示す正面図。 吊下げ具の従来例を示す斜視図。
以下において、本発明の詳細をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。
本発明の吊下げ具Aは、合成樹脂材による薄板状の一体成形品であって、内側を中空部3とした環状の本体部1と、該本体部1の上部に形成されたフック部2と、本体部1の中空部3に配置された挿入部4とを備えている。本実施例において、上記本体部1は略四角形の環状としたが、円形であってもよい。
挿入部4は、本体部1の下部から中空部3に向かって本体部1の厚み方向に突出するように斜め上方に延びる幹片5と、該幹片5の先端から幹片5の左右に沿って矢印を形成するように下方に延びてその下端を遊端状とした左右の弾性爪片6、6とからなる。弾性爪片6、6は、前記幹部5の傾斜により本体部1の垂直な面1aに対して並行姿勢で段差状となるように形成されている。
弾性爪片6、6には、その中間部で本体部1に向かって突出する小穴受部7、7が形成されている。この小穴受部7は、挿入部4を包装袋Cの小穴8に挿入したときに、小穴8の内縁に係合して包装袋Cを支持するためのものである。また、挿入部4を小穴8に挿入して図6(a)に示すように包装袋Cを吊下げたとき、或いは図6(b)に示すように、包装袋Cを吊下げ具Aに対して上方に引上げたときに、弾性爪片6の上端並びに下端が小穴8の縁部に引掛って挿入部4が小穴8から抜け出ないように、弾性爪片6の上下の長さ寸法が予め設定されている。
矢印状の形態をなす弾性爪片6、6は、上端で幹部5に連なり、下端が遊端状に形成されているので、本体部1の硬性とは関係なく、小さな圧縮力でも容易に弾性変形できるように成形することが可能である。本実施例の場合、柔軟な樹脂シート材で作られた包装袋Cの小穴8に挿入部4の頂部を引掛けて、吊下げ具Aまたは包装袋Cを引張るだけで弾性爪片6、6を収縮させることができるようにその弾性力が設定されている。また、本体部1は、物品を梱包した包装袋Cを安定よく吊下げるのに充分な強度と硬性を持たせて形成されている。
包装袋Cの小穴8に取付ける場合は、吊下げ具Aの挿入部4の頂部を小穴8に差し込んだ後、吊下げ具A若しくは包装袋Cの何れかを挿入部4が更に進入する方向に引張るだけでよい。挿入部4の弾性爪片6、6は小穴8の内縁に接触して収縮し、小穴8を完全に挿通した後は元の姿勢に弾性復帰する。これにより、ワンタッチで簡単に吊下げ具Aを包装袋Cに取付けることができる。また、包装袋Cを吊下げた姿勢において、包装袋Cは硬性のある本体部1と弾性爪片6、6との間に挟まれ、かつ、弾性爪片6、6によって小穴8からの抜脱が阻止されているので、安定よく確実に包装袋Cを保持することができる。
さらに、吊下げ具Aはワンタッチで包装袋Cの小穴に取付けることができるので、自動の取付装置も簡単な機構で形成することが可能となる。
また、吊下げ具Aを包装袋Cに取付けた状態において、図7に示すように、小穴受部7を支点として吊下げ具Aを90度回転させることにより、搬送や格納の際のフック部2の飛び出しをなくして包装袋Cをコンパクトに形成することができる。
上記した実施例では、挿入部4の左右の弾性爪片6、6によって形成される矢印の方向がフック部2に向かって上向きとなるように形成したが、図9に示すように横向きにしたり、或いは図10に示すように下向きにして形成することも可能である。
以上、本発明の代表的な実施例について説明したが、本発明は必ずしも上記の実施形態に特定されるものではなく、本発明の目的を達成し、請求の範囲を逸脱しない範囲内で適宜修正、変更することが可能である。
本発明は、小物物品を梱包する包装袋を吊下げて展示販売するのに利用することができる。
A 吊下げ具
C 包装袋
1 本体部
1a 本体部の垂直な面
2 フック部
3 中空部
4 挿入部
5 幹部
6 弾性爪片
7 小穴受部
8 包装袋の小穴

Claims (3)

  1. 合成樹脂材による薄板状の一体成形品であって、内側を中空部とした1つの環状の本体部と、該本体部の上部に該本体部と同一の薄板面に形成されたフック部と、前記本体部の中空部に配置された1つの挿入部とからなり、
    前記挿入部は、前記本体部から該本体部の厚み方向に突出するように斜めに延出する幹片と、該幹片の頂部から幹片の左右側に矢印を形成するように延設されてその先端を遊端状とした左右の弾性爪片とからなり、該弾性爪片は前記幹片の延出により本体部の垂直な面に対して段差状で平行となるように形成され、
    前記弾性爪片には、その中間部で本体部に向かって突出する小穴受部が形成され、前記挿入部を包装袋の小穴に挿入したときに、前記弾性爪片の両端部分が小穴の縁部に引掛って抜け出ないようにその寸法が予め設定され、前記幹片が小穴を斜めに貫通することにより、前記本体部および前記フック部が包装袋に対し回転自在に取り付けられるとともに、前記本体部が小穴に挿入された挿入部の外側の全周囲を、包装袋を挟んで反対側から支持するようにしている包装袋の吊下げ具。
  2. 前記挿入部の左右の弾性爪片によって形成される矢印の方向が前記フック部による吊下げ方向、またはその逆方向に沿って形成されている請求項1に記載の包装袋の吊下げ具。
  3. 前記挿入部の左右の弾性爪片によって形成される矢印の方向が前記フック部による吊下げ方向に対して横方向に形成されている請求項1に記載の包装袋の吊下げ具。
JP2013044312A 2013-03-06 2013-03-06 包装袋の吊下げ具 Active JP5913156B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013044312A JP5913156B2 (ja) 2013-03-06 2013-03-06 包装袋の吊下げ具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013044312A JP5913156B2 (ja) 2013-03-06 2013-03-06 包装袋の吊下げ具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014171514A JP2014171514A (ja) 2014-09-22
JP5913156B2 true JP5913156B2 (ja) 2016-04-27

Family

ID=51693472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013044312A Active JP5913156B2 (ja) 2013-03-06 2013-03-06 包装袋の吊下げ具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5913156B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729667Y2 (ja) * 1980-05-08 1982-06-29
JP2011078565A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Okui Kk 小物用フック
JP5373708B2 (ja) * 2010-06-22 2013-12-18 ナックス株式会社 商品包装袋吊り下げフック体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014171514A (ja) 2014-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200472711Y1 (ko) 포장상자용 손잡이
JP2018521723A (ja) 両側フック
JP5913156B2 (ja) 包装袋の吊下げ具
JP6557088B2 (ja) ハンガーディスプレイ
EP3813602B1 (en) A garment hanger
US3031161A (en) Display means
KR200456141Y1 (ko) 포장 박스
JP3193267U (ja) 掛止具
JP2011078565A (ja) 小物用フック
JP5373708B2 (ja) 商品包装袋吊り下げフック体
JP3234860U (ja) 商品吊下具
JP6285148B2 (ja) 台座付き台紙
JP3241368U (ja) 商品吊下げ用フック
JP3206306U (ja) 陳列用吊具
JP3183115U (ja) 商品タグの取付具
JP2023066124A (ja) 陳列フックのアタッチメント
JP2011025022A (ja) 商品展示器および商品展示用板材
JP2017012582A (ja) 商品陳列具
JP6226416B2 (ja) 吊り下げ具
EP2769652A1 (en) Packaging for cloths and similar articles and manufacturing method thereof
JP6050186B2 (ja) トレイカバー箱
KR20210000665U (ko) 양말용 라벨
JP3192390U (ja) ピンチ収納ハンガー
JP2004358060A (ja) 吊下げ具
KR20160000951U (ko) 상품 걸이대

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5913156

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250