JP3195582U - 乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な形状の実験動物用の飼育ケージに対して効率的な乾燥工程を行うことが可能な乾燥機を提供する。【解決手段】ローラーコンベア13上を搬送されるケージに対して、エアーを下向きに噴射するスリットエアーノズル28を備えた上側エアー噴射ユニット26と、エアーを上向きに噴射すると共に噴射角度を可変にしたスリットエアーノズル32を備えた下側エアー噴射ユニット30を複数設けると共に、複数の押さえローラにてケージを上側から押さえる押さえユニット17を、上下方向に移動可能に架設した。また、下側エアー噴射ユニットのエアー噴射角度をローラーコンベアに対する垂線からケージの進行逆方向に向かって10〜20度の範囲に構成した。更には複数の下側エアー噴射ユニットの間隔を可変に構成した。また、乾燥機入り口に設けたセンサー16でケージの高さを測定し、測定結果に基づき押さえユニットの架設位置を自動設定可能に構成した。【選択図】図1

Description

本発明は洗浄後のワ−クを効率よく乾燥するための乾燥機に関し、より詳しくは動物実験などに用いられる飼育ケージの洗浄後、ブロアーによる風圧で乾燥させる乾燥機に関する。
研究所等で使用される実験動物用の飼育ケージは、各研究所等が規定する内部指針に基づき、一定期間使用後、洗浄、乾燥、減菌・消毒処理が施されるのが通常である。
この際、乾燥処理は棚に載置して自然乾燥によるといった方法が一般的である。
ブロアーによる風圧を用いてワークを乾燥させる乾燥機を記載した先行文献としては、以下のようなものがある。
特許文献1には、熱風の吹き出しパターンが異なる複数のノズルが、容器の搬送方向に沿って順次配置された熱風供給装置が開示されている。
特許文献2には、エアーを下向きに噴射する上側エアー噴射ユニットと、エアーを上向きに噴射する下側エアー噴射ユニットと、エアーを横向きに噴射する横向きエアー噴射ユニットと、ワークをローラにて上側から押さえる押さえユニットを備えた除水器が開示されている。
特開2002−193221号公報 特開2007−333233号公報
実験動物用の飼育ケージは、飼育対象動物により様々な大きさ・形状のものがあり、乾燥作業の効率化が難しかった。すなわち、様々な形状に対応すべく、エア噴出ユニットとケージとの間に距離を設ける必要があり、非効率を招いていた。また、箱状のケージに対して、噴出されるエアーが局所的にしかブローされず、十分な乾燥が行われないという問題点もあった。
そこで本考案は様々な形状のケージに対して効率的な乾燥工程を行うことが可能な乾燥機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本考案の構成は次の通りである。
(1) 請求項1に記載の考案は、ローラーコンベア上を搬送されるケージに対して、エアーを下向きに噴射するスリットエアーノズルを備えた上側エアー噴射ユニットと、エアーを上向きに噴射すると共に噴射角度を可変にしたスリットエアーノズルを備えた下側エアー噴射ユニットを複数設けると共に、複数の押さえコンベアにてケージを上側から押さえる押さえユニットを、上下方向に移動可能に架設して構成した。
(2) 請求項2に記載の考案は、請求項1記載の乾燥機において、下側エアー噴射ユニットのエアー噴射角度をローラーコンベアに対する垂線からケージの進行逆方向に向かって10〜20度の範囲に構成した。
(3) 請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載の乾燥機において、複数設けられる下側エアー噴射ユニットの間隔を可変に構成した。
(4) 請求項4に記載の考案は、請求項1乃至3いずれかに記載の乾燥機において、乾燥機入り口に設けたセンサーでケージの高さを測定し、測定結果に基づき押さえユニットの架設位置を自動設定可能に構成した。
上記のように構成される本考案が、如何に作用して課題を解決するかを図面を参照しながら概説する。
請求項1に係る発明によれば、押さえユニットの複数の押さえコンベアが、上下動可能となっているので、ケージの大きさに対応した適度の押圧力でケージを押さえることができる。それゆえ、噴射されるエアーの噴射強度が大きなものであっても、ケージが風圧で飛ばされてしまう恐れが無く、乾燥に十分な強度のエアーを噴射することが可能となるのである。
また、図2に示されるように、エアーがスリットエアーノズル31から噴射されるため、矢印で示されるように幅広になり、ケージ内面にくまなくエアーが噴射されることになり、乾燥効率が高まるものである。
更には、請求項2記載の考案においては、下側エアー噴射ユニットのエアー噴射角度をローラーコンベアに対する垂線からケージの進行逆方向に向かって10〜20度の範囲に構成してある。それゆえ、図4に示すように殊更乾燥効率が高まるものである。
すなわち、図4におけるAに示されるように、エア噴射角度がケージの進行方向に向かっていると、ケージ1内の水分は矢印で示されるようにケージ進行逆方向に向かって押し流されるだけであり、十分な除水が行われない。Bに示されるように、エア噴射角度が垂線方向だと、水分は矢印で示されるように両側に広がるだけであり、同じく十分な除水は行われない。他方Cに示されるように、エア噴射角度がケージの進行逆方向に向かっていると、ケージ1内の水分は矢印で示されるようにケージ1の側壁内面を伝って下部に押し流され、ケージ1から下方に落下していくこととなる。出願人らの鋭意研究の結果、エアー噴射角度がローラーコンベアに対する垂線からケージの進行逆方向に向かって10〜20度の範囲であれば、最も効率的に除水が可能であることが判明した。
請求項3に記載の考案では、下側エアー噴射ユニットの間隔を可変に構成してある。かかる構成とすることにより、ケージ内に一度に複数の下側エアー噴射ユニットからエアーが噴出され、除水効率を低めること、すなわち図5に示されるように、下側エアー噴射ユニット相互の間隔が狭すぎ、エアーでブローされる水分が干渉することで矢印で示される水分が中央部に集められ、落下の妨げとなることを防止可能となるのである。
請求項4に記載の考案は、乾燥機入り口に設けたセンサーでケージの高さを測定し、測定結果に基づき押さえユニットの架設位置を自動設定可能に構成してあることから、ケージの大きさに合わせて都度手作業で押さえユニットの架設位置を調整する必要が無く、作業の効率化が飛躍的に高まるものである。
本考案に係乾燥機の一部断面図 スリットエアーノズルの斜視図 スリットエアーノズルの詳細説明図 噴射角度と除水効率を示す説明図 除水効率を示す説明図
以下、好ましい考案の一実施形態につき、図面を参照しながら概説する。なお、本考案の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本考案の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
図1に示す符号10は、本発明の実施の形態に係る乾燥機である。この乾燥機10は、従動輪11と駆動輪12とに跨って掛装されてなるエンドレスのローラーコンベヤ13を備えている。搬送装置30のコンベア31上を搬送されてきたケージ1は、乾燥機10のフレーム15に設けられた搬入口14から、ローラーコンベア13上に搬入され、エアーブローされた後、搬出口29より搬出されるものである。
搬入時に搬入口14上部に配設したセンサー16でケージ寸法を検知し、シーケンス制御によりエンコーダー18を用い、押さえユニット17の昇降距離を調整するものである。
押さえユニット17はエンドレスの平ベルトよりなる前部コンベア18、同じくエンドレスの平ベルトよりなる後部コンベア19、両コンベア18,19を駆動するモーター20、以上の部材を設置する架台21よりなるものである。押さえユニット17は前部コンベア18、後部コンベア19によりケージを上方より押さえるものである。
架台21は昇降モーター22及び該昇降モーター22で駆動されるチェーン23により昇降運動を行うものである。チェーン23の両端は架台21に固定されており、駆動スプロケット24はフレーム15上に、従動スプロケット25はフレーム15の中段及びフレーム15上に設けられている。
下方に向かってエアーを噴射する上側エアー噴射ユニット26は、架台21に取り付けられるものであり、前部コンベア18より搬入口14側、前部コンベア18と後部コンベア19との間、後部コンベア19より搬出口29側の三箇所設けられている。上側エアー噴射ユニット26は架台21に固定されるホルダー27と、ホルダー27内に装備されるスリットエアノズル28とによりなる。スリットエアノズル28には、フレーム15下部に設置されるファンモーター30より、図示されないエアダクトを介して、エアーが供給されるものである。
上方に向かってエアーを噴射する下部エアー噴射ユニット30は、フレーム15の中段に存する仕切り板33上に設けられた立板34に固定されたL字鋼35に、複数取り付けられるものである。下側エアー噴射ユニット30はにL字鋼35に固定されるホルダー31と、ホルダー31内に装備されるスリットエアノズル32とによりなる。ホルダー31はL字鋼35にボルトで緊締されるものであり、L字鋼35にはボルト孔36が複数設けられていることから、ホルダー31の取り付け位置を任意に変更でき、よって下側エアー噴射ユニット30相互の間隔を可変に設定することが可能となる。
スリットエアノズル32は図3に示すようにホルダー31内に装備され、矢印で示される方向に回動可能であることから、先端の噴射孔32aからのエアー噴射角度を任意に設定可能なものである。
10・・乾燥機 11・・従動輪11 12・・駆動輪
13・・ローラーコンベア 14・・搬入口 15・・フレーム
16・・センサー 17・・押さえユニット 18・・前部コンベア
19・・後部コンベア 20・・モーター 21・・架台
22・・昇降モーター 23・・チェーン 24・・駆動スプロケット
25・・従動スプロケット 26・・上側エアー噴射ユニット
27・・ホルダー 28・・スリットエアーノズル 29・・搬出口
30・・下側エアー噴射ユニット 31・・ホルダー
32・・スリットエアーノズル 33・・仕切り板 34・・立板
35・・L字鋼 36・・ボルト孔

Claims (4)

  1. ローラーコンベア(13)上を搬送されるケージに対して、エアーを下向きに噴射するスリットエアーノズル(28)を備えた上側エアー噴射ユニット(26)と、エアーを上向きに噴射すると共に噴射角度を可変にしたスリットエアーノズル(32)を備えた下側エアー噴射ユニット(30)を複数設けると共に、複数の押さえコンベア(18,19)にてケージを上側から押さえる押さえユニット(17)を、上下方向に移動可能に架設した乾燥機。
  2. 下側エアー噴射ユニッ(30)トのエアー噴射角度をローラーコンベア(13)に対する垂線からケージの進行逆方向に向かって10〜20度の範囲に設定した請求項1に記載の乾燥機。
  3. 複数設けられる下側エアー噴射ユニット(30)の間隔を可変にした請求項1又は2に記載の乾燥機。
  4. 乾燥機入り口に設けたセンサー(16)でケージの高さを測定し、測定結果に基づき押さえユニット(17)の架設位置を自動設定する請求項1乃至3いずれかに記載の乾燥機。
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