JP3195546U - 樹脂リベット - Google Patents

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Abstract

【課題】安価軽量で、簡単な構成でありながら、生地に孔を開設すると同時に取付けることができ、色はげや傷つきなどによる見栄えの劣化および金属アレルギ反応を防止できる樹脂リベットを提供する。【解決手段】色素を混入させた合成樹脂を用いて形成された略平板状の頭部2と、この頭部の裏面中心部から突設する略円柱形状の脚部3とを備えるリベット本体1A、および、脚部を挿通する挿通孔4を備えたリベット座5を組み合わせて形成されるものであり、脚部はリベット座の略平面上の生地押圧部6によって生地7に押し付けられるときに生地を貫通できる程度に尖った先端部3Aを有し、かつ、脚部の先端部が挿通孔を貫通した状態でかしめられた時に、挿通孔より大径の抜け止め部8を形成する程度に塑性変形するものである。【選択図】図3

Description

本考案は、衣服などの生地に取付けられるリベットであり、特に装飾性に優れた樹脂リベットに関するものである。
衣服などの生地の接合部を止めるため、あるいはワンポイントの装飾を施すために、リベットを生地に取付けることがある。
図6は従来のリベット90の構成を示す図である。図6に示すように、リベット90は例えばアルミニウムのような比較的柔らかい金属からなる頭部91とこれに連接する脚部92とを備えるリベット本体93、および、生地94を貫通する脚部92を収容する袋部材95を備えた銅などの比較的硬い金属からなるリベット座96を組み合わせて形成されるものである。なお、脚部92の直径はその材質が1〜2mm程度であることにより、生地94を貫通しやすく十分な強度を得ることができる。
このリベット90はリベット本体93とリベット座96との間に生地94を介在させてリベット座96をリベット本体93に押圧することにより、脚部92は生地94を貫通して袋部材95内に導入され、袋部材95内において行き場を失った脚部92を袋部材95によってかしめて拡径部を形成することにより抜け止めすることができる。前記リベット90の押圧による変形を容易とするための治具も種々考案されており、迅速に十分な押圧力を加えるための機械も実用化されるに至っている。
また、近年はリベット90を装飾のために取付けることも行なわれており、その表面にワンポイントをつけるための着色を施すことも行なわれている。一例として、符号91Aに示すように、前記頭部91の表面を覆うようにカバーを設けることにより、リベット90に着色を施したり、絵柄を形成することが行なわれる。あるいは、頭部91に塗装を施したり、メッキ加工を施すことも行なわれている。
特開2003−172326号公報
しかしながら、金属からなるリベット90はいずれも比重が大きく、重量感があるだけでなく、高価であるという問題がある。とりわけ、アルミニウムは希少価値が高まっており入手困難である。袋部材95はリベット90を構成するアルミニウムよりは硬い金属である銅などからなるものであるが、薄く形成されるので、アルミニウムの脚部92をかしめるのに十分な強度を備えることが難しく、押圧力を加えたときに袋部材95が破れるなどの不良が発生する可能性があった。
さらには、リベット90にカバー91Aを取付けている場合には、リベット90をかしめる押圧力を加えるときに、カバー91Aを傷つけたり破損させることがあり、これによって見栄えが悪くなるという問題もあった。このため、リベット90の表面にメッキ加工を施したり、塗装を施すこともあるが、メッキによって選択できる色や風合いには限りがあり、自由なデザインを選ぶことができないという問題がある。また、塗装を施す場合には強い力が加わるときに剥がれたり傷が付いてしまうことがあった。このため、従来のリベット90は加工後に不良が発生していないかどうか確認する必要があった。
上記の問題に加えて、金属からなるリベット90は使用者によっては金属アレルギー反応を起こす可能性があった。
そこで、従来より金属のリベットに代えて樹脂によって形成されるリベットも考案されるに至っており、特許文献1には脚部を円筒状に形成したリベットを傾き(芯ずれ)や座屈を起こすことなくかしめることができるかしめ方法やパンチが記載されている。
しかしながら、このような樹脂リベットは取付け対象となる生地に予め締結孔が空いていることを前提としているものであり、この締結孔の開設に別途の手間がかかることは避けられなかった。
本考案は上述の事柄を考慮に入れてなされたものであり、安価にて形成できる簡単で軽量な構成でありながら、生地に孔を開設すると同時に取付けることができ、色はげや傷つきなどによる見栄えの劣化および金属アレルギー反応を防止できる樹脂リベットを提供することを課題とする。
本考案は、色素を混入させた合成樹脂を用いて形成された略平板状の頭部と、この頭部の裏面中心部から突設する略円柱形状である脚部とを備えるリベット本体、および、前記脚部を挿通する挿通孔を備えたリベット座を組み合わせて形成されるものであり、脚部は前記リベット座の略平面上の生地押圧部によって生地に押し付けられるときに生地を貫通できる程度に尖った先端部を有し、かつ、前記合成樹脂は脚部の先端部が前記挿通孔を貫通した状態でかしめられることにより挿通孔より大径の抜け止め部を形成する程度に塑性変形できるものであることを特徴とする樹脂リベットを提供する。(請求項1)
前記構成によれば、合成樹脂自体に色素が混入されているので、混入させる色素を自在に選んで樹脂リベットに任意の着色を施すことができる。また、リベット本体を構成する樹脂そのものが着色されているので、塗装部、メッキ部、着色を施したカバー等の装飾部を設ける必要がなく、樹脂リベットをかしめるときに部分的に過大な力が加わったとしても、破損の原因となる部分がない。
また、生地に下孔を設けなくても尖った脚部の先端部がリベット座の生地押圧部によって生地に押しつけられ、生地の目合いに差し込まれて目合いを押し広げることにより生地を貫通し、貫通した脚部をリベット座の挿通孔に挿通させることができる。次いで、挿通孔を貫通する脚部は抜け止め部を形成する程度の塑性変形できるものであるから、生地から樹脂リベットが脱落することを確実に防止できる。
なお、樹脂リベットを構成する合成樹脂は例えばポリアセタールからなることが好ましいが、脚部の尖った先端部が生地の目合いに差し込まれてこれを広げることにより、生地を貫通させ得る強度と、貫通後の脚部をかしめて塑性変形させ得る柔軟性を兼ね備えた合成樹脂であれば用いることができる。
前記頭部の裏面側に突出させた回転止め突部を備える場合(請求項2)には、樹脂リベットの取り付け状態で回転止め突部が生地に当たることにより、生地に対する樹脂リベットの回転を防止することができ、安定感が向上する。なお、回転止め突部は頭部の外周部より内側に配置することにより、生地に取り付けた樹脂リベットはその頭部の外周から見えない位置においてその回転を止めることができる。
前記生地押圧部はリベット座の生地当接面側に突出させて形成してある場合(請求項3)には、脚部を生地に貫通させるときに、先に、リベット座の生地押圧部が生地に押し当てられ、より強い力で生地を挟み込むことができ、これによって中心の位置ずれを防止してまっすぐに取り付けることができる。
前記脚部の直径は2〜3mmであり、前記先端部はなめらかに拡径する三次元曲面を有するものであり、かつ、挿通孔は前記脚部の直径と同径または0.1〜0.2mm大きな直径の孔である場合(請求項4)には、脚部先端部によって生地の目合いを徐々に広げて、折れることなく生地を突き抜けることができる。また、リベット座はその挿通孔によって脚部をガイドでき、抜け止め部による抜け止めを確実に行うことも可能となる。
前記生地は厚地の綿織物であり、前記樹脂リベットは、前記頭部を支持する第1押さえ具と、リベット座を支持する第2押さえ具と、これらの第1押さえ具および第2押さえ具によって生地を脚部の先端部に押さえつけて前記脚部の先端部を生地に貫通させた状態でこの脚部の先端部に塑性変形できる程度の力を加える第3押さえ具とを備えた取付け加工機を用いて生地に取付けられるものである場合(請求項5)には、デニム生地などの厚地の綿織物に脚部を貫通させるのに必要な力を第1押さえ具と第2押さえ具によって容易に加えることができ、かつ、第3押さえ具によって脚部の先端に過大な力を瞬発的に加えて圧力を高めることにより脚部の先端部を部分的に加熱・溶着することによりこれを塑性変形させて瞬時にかしめることができる。
前述したように、本考案によれば、自在に選択された色の合成樹脂を用いて樹脂リベットを作成できるので、自由度があがるためファッション性が向上する。また、樹脂は金属に比べて軽量で安価にて製造できるだけでなく、樹脂型によって容易に大量生産でき、利点がある。加えて、樹脂からなる樹脂リベットは金属アレルギーの心配がない。脚部は尖った先端部が生地を貫通できる程度の強度を備えると共に、先端部が前記挿通孔を貫通した状態でかしめられることにより挿通孔より大径の抜け止め部を形成する程度に塑性変形できるものであるから、不良の発生が少なく生産性がよい。
また、回転止め突部を設けることにより取付け時の安定性を向上できる。脚部の直径は2〜3mmで先端部がなめらかに拡径する三次元曲面であることにより、脚部を破損することなく生地を確実に貫通させることができる強度を得ることができる。また、脚部と同径または0.1〜0.2mm大きな直径の挿通孔を有するリベット座は樹脂リベットの打設を安定して行なう助けになる。
加えて、第1押さえ具〜第3押さえ具は、樹脂リベットの打設を容易かつ確実に行なうものであるから、デニム生地のような厚地の綿織物にも容易に樹脂リベットを打設することができる。
本考案の実施形態に係る樹脂リベットの全体構成を示す側面図である。 前記樹脂リベットの構成を示す斜視図である。 前記樹脂リベットの打ち付け方法を説明する図である。 第2実施形態の樹脂リベットの構成を示す側面図である。 前記樹脂リベットを生地に打ち付けた状態を示す断面図である。 従来のリベットの構成を示す図である
以下、図1〜図3を用いて、本考案の第1実施形態に係る樹脂リベット1の構成および樹脂リベット1の打ち付け方法を説明する。
図1〜図3に示す樹脂リベット1は、色素を混入させた合成樹脂を用いて形成された略平板状の頭部2と、この頭部2の裏面中心部から突設する略円柱形状である脚部3とを備えるリベット本体1A、および、前記脚部3を挿通する挿通孔4を備えたリベット座5を組み合わせて形成されるものであり、脚部3は前記リベット座5の略平面上の生地押圧部6によって生地7に押し付けられるときに生地7を貫通できる程度に尖った先端部3Aを有し、かつ、前記合成樹脂は脚部3の先端部3Aが前記挿通孔4を貫通した状態でかしめられることにより挿通孔より大径の抜け止め部8を形成する程度に塑性変形できるものである。
前記頭部2は例えばその平面視形状が直径6〜15mm程度の円形の略円盤形状であり、その表面側には僅かに突出する曲面2Aを形成し、頭部2の裏面側の外周部には環状の凸部2Bを形成しており、その中心部から前記脚部3が一体成形されている。なお、前記曲面2Aには装飾となる絵柄を彫り込んだような凹凸が形成されててもよい。
前記頭部2と脚部3は好ましくはポリアセタールを基本とする樹脂に色素を混入させたものを射出成形によって一体成形したものである。樹脂に混入させる色素はデザインに合わせて自在に選択でき、従来のアルミニウムや銅のような光沢を得られるものであっても、生地7の色に合わせて選択され任意の色を有するものであってもよい。なお、頭部2および脚部3を構成する樹脂はポリアセタールに代えてナイロンなどの必要十分な強度を得得するものであってもよい。
脚部3の先端部は生地7の目合いに入り込むことができる程度に尖って形成されており、この先端部3Aから滑らかに拡径する三次元曲面を有するものである。三次元曲面を有する脚部3の表面は生地7の押し付けによって容易に変形することがなく、生地7の目合いを徐々に広げて生地7を貫通することができる。脚部3の直径は2〜3mmであることが樹脂リベット1としての機能を果たすために好ましく、最適は2.3mm程度(±0.1mm程度)に成形されていることにより、生地7がデニム生地のような厚地の綿織物であっても、これを貫通することができる強度を備え、かつ、生地7を押し当てるだけで生地7に脚部3を貫通させることが可能となる。
挿通孔4は前記脚部3の直径と同径か0.1〜0.2mm程度大きく形成することにより、脚部3を挿通孔4内に挿通させるときに横ブレを防止できる。なお、樹脂の成形には0.1mm程度の誤差が発生するものであるが、脚部3の直径と同径か0.1〜0.2mm程度大きく形成された挿通孔4は脚部3を遊びなく挿通させるのに適している。したがって、前記樹脂リベット1を生地7に打ち込むときに、リベット座5を生地7の反対側に配置することにより挿通孔4が脚部3を正しくガイドして、脚部3の座屈を防止できる。
リベット座5は前記頭部2および脚部3と同じポリアセタールからなることが好ましく、その色は任意に選択できるが、例えば頭部2および脚部3と同じ色である。前記生地押圧部6はリベット座5の生地当接面5A側に突出させるように、前記挿通孔4と同心円状に段部を設けて形成されるものであり、この段部によって生地押圧部6の反対側には円形の凹部5Bを形成する。
前記生地7は例えばデニム生地などの厚地の綿織物からなる生地7A,7Bを重ねたものであり、本実施形態の樹脂リベット1は2枚重ねのデニム生地7A,7Bを貫通できる程度の強度を備えるものである。
前記抜け止め部8は挿通孔4を貫通する脚部3の先端部3Aを押しつぶすことによりかしめて形成されるものであり、本実施形態では前記凹部5B内で脚部3の先端部3Aがかしめられるので、抜け止め部8は凹部5B内をはみ出さない程度の大きさで形成される。
図3は樹脂リベット1を生地7(7A,7B)に打ち込む工程を示す図であり、図3(A)は生地7に打ち込む前の状態を示す図、図3(B)は生地7に打ち込む途中の工程を示す図、図3(C)は生地7に樹脂リベット1を打ち込んだあとの状況を示す図である。なお、本実施形態においては、前記頭部2を支持する第1押さえ具10Aと、リベット座5を支持する第2押さえ具10Bと、これらの第1押さえ具および第2押さえ具10Bによって生地7を脚部3の先端部3Aに押さえつけて前記脚部3の先端部3Aを生地7に貫通させた状態でこの脚部3の先端部3Aに塑性変形できる程度の力を加える第3押さえ具10Cとを備えた取付け加工機10を用いて、樹脂リベット1を生地7に取付けられる例を示している。
前記第1押さえ具10Aは樹脂リベット1の頭部2を下にしておくことにより、その曲面2Aに当接する凹部10aを形成してなる台状の治具であり、第2押さえ具10Bはリベット座5の生地当接面5Aを下側にした状態でリベット座5を嵌合可能な凹部10bを備え、前記凹部5Bと同径程度の内径を有する略円筒状の治具であり、第3押さえ具10Cは第2押さえ具10B内に摺動可能に構成され、下面に粗面部10cを備えた治具である。
図3(A)に示すように、第1押さえ具10Aに頭部2をセットし、第2押さえ具10Bにリベット座5をセットして、樹脂リベット1とリベット座5の間に生地7を介在させる。このとき樹脂リベット1の先端部3Aの延長線上に挿通孔4が配置されている。
次に、図3(B)に示すように、第2押さえ具10Bをまっすぐ下方に移動させると、リベット座5の生地当接面側に突出させて形成された生地押圧部6が生地7に当接し、生地7を樹脂リベット1の先端部3Aに押し当てることができる。そして、さらに力を加え続けるとその力がすべて生地押圧部6を介して生地7に伝わり、脚部3の先端部3Aが生地7の目合いに入ってこれを押し広げることができ、生地7を貫通させて挿通孔4を貫通させることができる。
このとき、脚部3は挿通孔4にガイドされた状態でこれを貫通するので、横方向の力が加わることがなく、脚部3の座屈を防止できる。また、第2押さえ具10Bによってさらに生地7を押し下げて樹脂リベット1の頭部2の裏側に当接するようになると、第2押さえ具10Bよりも強い力で第3押さえ具10Cが下方に押し下げられる。
図3(C)は第3押さえ具10Cが最後まで押し下げられた状態を示す図であって、第3押さえ具10Cによって加えられる力によって、脚部3の先端部3Aに過大な圧力が発生し、これによって部分的に高熱が発生して塑性変形を引き起こし、凹部5B内において拡径された抜け止め部8を形成する。この抜け止め部8が形成されることにより、リベット座5は生地7を挟んだ状態で樹脂リベット1に密着するので、樹脂リベット1は外れることがない。
上述のように取付け加工機10を用いることにより、比較的力を必要とする樹脂リベット1の取り付けを簡単に行なうことができるだけでなく、樹脂リベット1とリベット座5の位置関係を安定した状態で樹脂リベット1の打ち込みを行なうことができるので、不良の発生をさらに小さくすることができる。
図4,5は本考案の第2実施形態である樹脂リベット1’の構成を示し、図4はそのリベット本体1Aの側面図、図5はリベット本体1Aをリベット座5と組み合わせて生地7に取付けた状態を示す断面図である。なお、図4,5において第1実施形態の樹脂リベット1と異なる点は回転止め突部9を設けた点であり、前記樹脂リベット1と同一の符号を付した部材は同一または同等の部材であるから、その詳細な説明を省略する。
前記回転止め突起9は頭部3の裏側面で前記環状の凸部2Bより内側部分に略三角錐をとなるように突出させて形成したものであり、脚部3を中心に等間隔に複数設けてある。本実施形態のように回転止め突部9を設けることにより樹脂リベット1’の取り付け状態で回転止め突部9が生地7に突き刺さることにより、生地7に対する樹脂リベット1’の回転を防止することができ、安定感が向上する。なお、回転止め突部9は頭部3の外周部より内側に配置されているので、生地7に取り付けた樹脂リベット1’はその頭部3の外周から見えない位置においてその回転を止めることができ、見栄えがよい。
しかしながら、回転止め突部9はリベット座5側に例えば前記生地押圧部6に設けても、リベット座5とリベット本体1Aの両方に設けてもよい。回転止め突部9の形状も生地7に刺さりやすい円錐形状のみならず、三角錐、四角錐などの多角錐形状であっても、脚部3から放射線状に伸びたリブであってもよい。
1,1’ 樹脂リベット
1A リベット本体
2 頭部
3 脚部
3A 先端部
4 挿通孔
5 リベット座
6 生地押圧部
7 生地
8 抜け止め部
9 回転止め突起
10 加工機
10A〜10C 押さえ具

Claims (5)

  1. 色素を混入させた合成樹脂を用いて形成された略平板状の頭部と、この頭部の裏面中心部から突設する略円柱形状である脚部とを備えるリベット本体、および、前記脚部を挿通する挿通孔を備えたリベット座を組み合わせて形成されるものであり、脚部は前記リベット座の略平面上の生地押圧部によって生地に押し付けられるときに生地を貫通できる程度に尖った先端部を有し、かつ、前記合成樹脂は脚部の先端部が前記挿通孔を貫通した状態でかしめられることにより挿通孔より大径の抜け止め部を形成する程度に塑性変形できるものであることを特徴とする樹脂リベット。
  2. 前記頭部の裏面側に突出させた回転止め突部を備える請求項1に記載の樹脂リベット。
  3. 前記生地押圧部はリベット座の生地当接面側に突出させて、前記抜け止め部を形成した状態で頭部の裏面側と生地押圧部の間に生地を挟持できるように構成してある請求項1または請求項2に記載の樹脂リベット。
  4. 前記脚部の直径は2〜3mmであり、前記先端部はなめらかに拡径する三次元曲面を有するものであり、かつ、挿通孔は前記脚部の直径と同径または0.1〜0.2mm大きな直径の孔である請求項1〜請求項3のいずれかに記載の樹脂リベット。
  5. 前記生地は厚地の綿織物であり、前記樹脂リベットは、前記頭部を支持する第1押さえ具と、リベット座を支持する第2押さえ具と、これらの第1押さえ具および第2押さえ具によって生地を脚部の先端部に押さえつけて前記脚部の先端部を生地に貫通させた状態でこの脚部の先端部に塑性変形できる程度の力を加える第3押さえ具とを備えた取付け加工機を用いて生地に取付けられるものである請求項1〜請求項4の何れかに記載の樹脂リベット。
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