JP3195497U - 針外し具 - Google Patents
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Description
すなわち、特許文献1では、端縁部材の通口が、釣り糸を通すための「孔部」に該当する。長い棒状のポール部材で端縁部材を移動させて根掛りした釣針を外す。
特許文献2では、コイル部材のコイルの巻き内が、釣り糸を通すための「孔部」に該当する。シャフトにてコイル部材を移動させて根掛りした釣針を外す。
特許文献3では、リング状の枠におけるリング孔が、釣り糸を通すための「孔部」に該当する。引糸を引くことによって枠を移動させて根掛りした釣針を外す。
すなわち、枝針仕掛けの釣針が引っ掛かるのは湖面下の氷である。前述の特許文献1、特許文献2あるいは特許文献3などを使用して、根掛りした釣針を外すには、その都度、所謂「孔部」に釣り糸を通してからシャフトや引糸にて移動させることとなってしまうこととなる。これは手間の掛かる作業である。
具体的には、ワカサギ釣りの仕掛けには複数の枝張りが取り付けられており、根掛してしまった枝張りの位置によっては、針外し具を釣糸によって誘導するための「孔部」が、枝張りを通過する必要がある。この作業が困難であるため、現実にはほとんど使われていない。
本願における第一の考案は、 氷上における釣り用孔(40)の曲率に合わせた変形が可能な弾性部材にて形成したプレート(20)と、
そのプレート(20)における上部に、当該プレート(20)の長手方向とほぼ直交するように固定したシャフト(11)と、を備えた針外し具に係る。
前記のプレート(20)の下端縁には、氷へ根掛りした釣り針(31)と当接する針外し部(21)として形成する。
枝針仕掛けの釣針(31)が湖面下の氷に引っ掛かった場合、釣り人は、プレート(20)を釣り用孔(40)の曲率に合わせて変形させる。そして、シャフト(11)を持って、釣り糸(32)と釣り用孔(40)の内面との間で、プレート(20)を下方へ移動させる。
氷に引っ掛かった釣針(31)は、プレート(20)の下端の針外し部(21)によって、釣り糸(32)に触れることなく素早く、簡単に外すことができる。
本願における第一の考案は、前記のプレート(20)を、氷上における釣り用孔(40)の曲率と同程度の湾曲形状をなすように予め形成しておいてもよい。
釣り用孔(40)は、専用の孔開け機にて形成するので、釣り場において形成される釣り用孔(40)が同じ孔開け機にて形成されているのであれば、同じ曲率となる。したがって、その曲率に合わせて、プレート(20)を予め形成しておくことは合理的である。
本願における第一の考案は、前記のプレート(20)の湾曲方向の外側面が、前記のシャフト(11)における外周面の延長線上に対して内側に位置させることとしてもよい。
また、シャフト(11)は、長手方向を伸縮自在としたり、継ぎ足し式としたりしてもよい。
プレート(20)がシャフト(11)の外周面の延長線上に対して内側に位置しているので、プレート(20)の外側面が釣り用孔(40)の氷壁から離れた状態となる。
シャフト(11)の外周は氷壁との接触面が小さいので、釣り用孔(40)の氷壁に沿ってスムーズに移動する。その結果、プレート(20)が釣り用孔(40)の氷壁の凹凸に邪魔されないように移動することが可能となる。したがって、根掛りを外す作業が行いやすい。
第一の考案は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、前記のプレート(20)と前記のシャフト(11)とは、固定具(14)で固定する。そして、プレート(20)は、その湾曲方向の外側面が、シャフト(11)における外周面の延長線上に対して内側へ位置することが好ましい。
固定具(14)の先端がシャフト(11)の外周面の延長線上に対して内側へ位置させることが、より好ましい。
なお、固定具(14)をネジやボルトを用いることで、プレート(20)を交換可能としても良い。
プレート(20)がシャフト(11)の外周面の延長線上に対して内側に位置している。そのため、固定具(14)の先端が釣り用孔(40)の氷壁に引掛かからないように、シャフト(11)が釣り用孔(40)の氷壁を滑らせながら下方へ移動させることができる。
第一の考案は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、 前記の針外し部(21)は、釣り糸(32)をガイドするための少なくとも1つの凹部(22)を形成することが好ましい。
氷に引っ掛かった釣針(31)は、プレート(20)の針外し部(21)における凹部(22)にガイドされるので、確実に氷から外れる。
シャフト11の上端側は、図1に示すように、シャフト11の外周にゴム製のグリップ13を嵌め込んでいる。グリップ13の長さは、本実施形態では、約130mmほどであるが、その寸法や材質等は特に限定されない。
したがって、図2に示すように、プレート20における湾曲形状がなす周方向の外側面が、シャフト11の外周面の延長線上に対して内側に位置している。
さらに、固定具14であるリベットは、その先端がシャフト11の外周面の延長線上に対して内側に位置している。
ワカサギ釣りは、湖面上の氷に形成した釣り用孔40から釣り糸32を垂らしてワカサギを釣り上げる。その際、枝針仕掛けの釣針31が湖面下の氷に引っ掛かった場合、釣り人は、シャフト11のグリップ13を持って、図4に示すように、針外し具10のプレート20を釣り糸32と釣り用孔40の内面(氷壁)との間に位置させる。次いで、シャフト11、すなわちプレート20を下方へ移動する。
例えば、図6(a)では、針外し部21が、水平面に対して、プレート20の湾曲形状がなす周方向のほぼ中央位置に向けて凹む方向に傾斜面を有する一つの凹部22aを形成している。
図6(c)では、針外し部21が、水平面に対して複数の凹部22c,22c,・・・を形成している。
したがって、氷に引っ掛かった釣針31は、プレート20の針外し部21における凹部22(22a,22bまたは22c)にガイドされるので、確実に氷から外れる。
グリップ13は、ゴム製とすることで、厳寒期での使用であっても冷たさを感じさせない効果がある。
シャフト11は、ネジなどで連結可能に分割することで、コンパクトに収納することができる。あるいは、延伸したり収縮したりできる構造とすることで、コンパクトに収納することができる。
12; 連結部 13; グリップ
14; 固定具
20; プレート 21; 針外し部
22,22a,22b,22c; 凹部
31; 釣針 32; 釣り糸(ライン)
40; 釣り用孔
Claims (5)
- 氷上における釣り用孔の曲率に合わせた変形が可能な弾性部材にて形成したプレートと、
そのプレートにおける上部に、当該プレートの長手方向とほぼ直交するように固定したシャフトと、を備え、
前記のプレートの下端縁には、氷へ根掛りした釣り針と当接する針外し部として形成した針外し具。 - 前記のプレートは、氷上における釣り用孔の曲率と同程度の湾曲形状をなすように予め形成した請求項1に記載の針外し具。
- 前記のプレートは、その湾曲方向の外側面が、前記のシャフトにおける外周面の延長線上に対して内側へ位置させた請求項1または請求項2のいずれかに記載の針外し具。
- 前記のプレートと前記のシャフトは、固定具で固定するとともに、
前記のプレートは、その湾曲方向の外側面が、前記のシャフトにおける外周面の延長線上に対して内側へ位置させた請求項1から請求項3のいずれかに記載の針外し具。 - 前記の針外し部は、釣り糸をガイドするための少なくとも1つの凹部を形成した請求項1から請求項4に記載の針外し具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014005893U JP3195497U (ja) | 2014-11-06 | 2014-11-06 | 針外し具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005893U JP3195497U (ja) | 2014-11-06 | 2014-11-06 | 針外し具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3195497U true JP3195497U (ja) | 2015-01-22 |
Family
ID=52685194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014005893U Active JP3195497U (ja) | 2014-11-06 | 2014-11-06 | 針外し具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3195497U (ja) |
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2014
- 2014-11-06 JP JP2014005893U patent/JP3195497U/ja active Active
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