JP3195492U - インクシート巻き戻し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的且つ皺がなく正しく巻き戻せるインクシートの巻き戻し器具を提供する。【解決手段】ファクシミリ装置等に用いられているインクシートの巻き戻し器具に於いて、木製或いはプラスチック製の枠体に巻き戻しする対象のインクシートの軸を把持する4つの軸を備え、4軸は2対の対応した位置にあって、そのうち1軸のみはインクシート軸を固定する部品と巻き取りハンドルを備えており、該軸はハンドルの回転に追随して回転し、残りの3軸はフリーに回転し、インクシート軸を固定する部品と巻き取りハンドル軸はスプリング及びスプリング受けの割りピンを備えて連接されるようにする。【選択図】図1

Description

本考案は、ファクシミリ装置等に用いられているインクシートの巻き戻し器具に関するものである。
現在、ファクシミリ装置等には普通紙に熱転写でもって印字するためにインクシートが用いられており、これらは一般に使い捨ての部品として販売されている。
しかし、インクシートは比較的高価であり、特に家庭の主婦層などからは一度の使用だけで捨ててしまうのは勿体ないという声が多く、実際に巻き戻して使用する人も多い。
もともと熱転写型のファクシミリ装置は解像度が低く、高精細な画像に適するものではないこともあり、一般に、特に家庭に於いてはファクシミリの使用は殆ど解像度の低い文字等に限られている。
インクシートは通常、一度使用すると転写された部分のインクが失われるから、これを再利用した場合には前回の転写された画素に相当する部分が白抜けとなる。しかし、一般に家庭などに於いてはファクシミリはその内容が理解出来れば十分であり、白抜けがあっても通常のコミュニケーションには支障がない。
これらに鑑みて、前記したように主婦層などにより手でもってインクシートを巻き戻して再利用することが行われているのが現状である。
実開昭64ー48271号公報 実開平1ー80367号公報
しかしながら、インクシートは非常に薄く巻き取りが困難であると同時に、手巻きではインクシートを皺のないように真っ直ぐに巻き取ることは至難であって、効率的且つ皺がなく正しく巻き戻せる器具が求められていた。
また、かかる巻き戻し器具は当然その用途に鑑み安価である必要があり、低コストで製造出来るものでなければならない。さらに、ファクシミリ用インクシートは数種のものが販売されており、これら多種のインクシートに効率よく対応可能なものが求められていた。
本考案は、ファクシミリ装置等に用いられているインクシートの巻き戻し器具に於いて、木製或いはプラスチック製の枠体に巻き戻しする対象のインクシートの軸を把持する4つの軸を備え、該4軸は2対の対応した位置にあって、そのうち1軸のみはギアと巻き取りハンドルを備えており、残りの3軸はフリーに回転する軸であって、そのうち1部位のみはインクシート軸を固定する部品と巻き取りハンドルを備えており、該軸はハンドルの回転に追随して回転し、残りの3部位はフリーに回転する軸或いは凹部或いは貫通孔或いはギアであって、該フリーに回転する3部位に設置される軸は凹部或いは貫通孔に着脱及び交換可能とされてなり、該インクシート軸を固定する部品は巻き取りハンドル軸と着脱可能に連接されてなり、インクシートの軸に配設されるギア又はスリーブに嵌合してインクシートの軸を回転させることが可能であり、該インクシート軸を固定する部品と巻き取りハンドル軸はスプリング及びスプリング受けの割りピンを備えて連接されることを特徴とする。
また本考案は、該インクシート軸を固定する部品と巻き取りハンドル軸は夫々に貫通孔を有し、該貫通孔を貫通する割りピンにより連接されることを特徴とする。
また本考案は、該巻き取りハンドル軸は軸に溶接された受け部品を有し、該受け部品が枠体に接するまでスプリングにより押し込まれる事によリインクシートのギア又はスリーブに該インクシート軸を固定する部品が嵌合されることを特徴とする。
また本考案は、該巻き取りハンドル軸は該軸を外側に引き出すことにより該インクシート軸を嵌め込む空隙を作り、その後スプリングにより押し込まれる事によリインクシートのギア又はスリーブに該インクシート軸を固定する部品が嵌合されることを特徴とする。
また本考案は、該インクシート軸を固定する部品はインクシート軸のギア又はスリーブの形状に合わせて複数の形状のものが予め備えられてなり、インクシート軸のギア形状に合わせて交換して使用することを特徴とする。
また本考案は、該フリーに回転する3部位に設置される軸は、インクシート軸の形状に合わせて複数の形状のものが予め備えられてなり、インクシート軸の形状に合わせて交換して使用することを特徴とする。
本考案のファクシミリ装置等に用いられているインクシートの巻き戻し器具は、簡便な構成で安価にインクシートの巻き戻し器具を製造することが可能となり、さらに、ファクシミリ用インクシートは数種のものが販売されており、これら多種のインクシートに効率よく対応可能であって、インクシートを再利用したいというニーズに応え得るという利点がある。
図1は、本考案にかかるファクシミリ装置等に用いられているインクシートの巻き戻し器具の一実施例を示す図面代用写真である。 図2は、片側にインクシート軸より外径の大きいギアを備えた場合にこれに嵌合するインクシート軸を固定する部品の関係を示す概念図である。 図3はインクシート軸を固定する部品とインクシート軸の固定プロセスを示す図である。 図4は、片側がギアの構成の場合のインクシート軸を固定する部品の形状と、インクシート軸の固定プロセスを示す図である。 図5は、巻き取りの際ハンドルの回転を伝達してそれに追随して回転する軸以外の軸の構成を示す図である。
以下、本考案を実施するための形態につき図面を参照して説明する。
図1は、本考案にかかるファクシミリ装置等に用いられているインクシートの巻き戻し器具の一実施例を示す図面代用写真である。本考案にかかるファクシミリ装置等に用いられているインクシートの巻き戻し器具は、木製或いはプラスチック製の枠体に巻き戻しする対象のインクシートの軸を把持する4つの軸を備え、該4軸は2対の対応した位置にあって、そのうち1軸のみはギアと巻き取りハンドルを備えており、残りの3軸はフリーに回転する軸であって、そのうち1部位のみはインクシート軸を固定する部品と巻き取りハンドルを備えており、該軸はハンドルの回転に追随して回転し、残りの3部位はフリーに回転する軸或いは凹部或いは貫通孔或いはギアであって、該フリーに回転する3部位に設置される軸は凹部或いは貫通孔或いはギアに着脱及び交換可能とされてなり、該インクシート軸を固定する部品は巻き取りハンドル軸と着脱可能に連接されてなり、インクシートの軸に配設されるギア又はスリーブに嵌合してインクシートの軸を回転させることが可能であり、該インクシート軸を固定する部品と巻き取りハンドル軸はスプリング及びスプリング受けの割りピンを備えて連接されている
かかる構成により、非常に低コストで数種類のバリエーションがあるファクシミリ装置等に用いられているインクシートの巻き戻しに対応可能な巻き戻し器具が製造可能となり、インクシートを再利用したいというニーズに応える器具が実現される。
ここで、ファクシミリ装置等に用いられているインクシートは2つの軸により構成され、その一方に巻き取られているインクシートが使用に従って逆側の軸に巻き取られて行き、最終的には当初の軸に接着された部位まで達すると一般的には使用終了となって廃棄される。しかし、本考案の器具を用いることでこのインクシートを当初の位置まで巻き戻し、再度使用することが可能となるのである。
インクシートの2つの軸は凹部、凸部、スリーブ或いはギアを備えており、本考案に係るインクシートの巻き戻し器具はこれらに対応して単純な数種の部品を用意し交換することで、殆どのインクシートに対応することが出来る。
図2は、片側にインクシート軸より外径の大きいギアを備えた場合にこれに嵌合するインクシート軸を固定する部品の関係を示す概念図である。インクシート軸を固定する部品と巻き取りハンドル軸はスプリング及びスプリング受けの割りピンを備えて連接されており、インクシート軸を固定する部品はインクシート軸のギアに嵌合してこれを回転する。インクシート軸を固定する部品と巻き取りハンドル軸は夫々に貫通孔を有し、該貫通孔を貫通する割りピンにより連接される。
図3はインクシート軸を固定する部品とインクシート軸の固定プロセスを示す図である。インクシート軸を固定する部品と巻き取りハンドル軸は夫々に貫通孔を有し、該貫通孔を貫通する割りピンにより連接される。さらに、巻き取りハンドル軸は軸に溶接された受け部品を有し、該受け部品が枠体に接するまでスプリングにより押し込まれる事によリインクシートのギア又はスリーブに該インクシート軸を固定する部品が嵌合される。インクシート軸を固定する部品はインクシート軸のギア又はスリーブの形状に合わせて複数の形状のものが予め備えられてなり、インクシート軸のギア形状に合わせて交換して使用することにより、多種類のインクシートへの対応が可能となる。
図4は、片側がギアの構成の場合のインクシート軸を固定する部品の形状と、インクシート軸の固定プロセスを示す図である。かかる形状のギアに対しても、インクシート軸を固定する部品を交換する事によリ簡単に対応することが出来る。また、本図は前記のインクシート軸の固定プロセスをさらに詳細に示している。巻き取りハンドル軸は該軸を外側に引き出すことにより該インクシート軸を嵌め込む空隙を作り、その後スプリングにより押し込まれる事によリインクシートのギア又はスリーブに該インクシート軸を固定する部品が嵌合される。
図5は、巻き取りの際ハンドルの回転を伝達してそれに追随して回転する軸以外の軸の構成を示す図である。前記の巻き取りハンドルに繋がる軸以外の3部位はフリーに回転する軸或いは凹部或いは貫通孔或いはギアであり、図の様にリーに回転する3部位に設置される軸は、インクシート軸の形状に合わせて複数の形状のものが予め備えられてなり、インクシート軸の形状に合わせて交換して使用することにより、多種類のインクシートへの対応が可能となる。
以上述べて来たように、本考案のファクシミリ装置等に用いられているインクシートの巻き戻し器具は、簡便な構成で安価にインクシートの巻き戻し器具を製造することが可能となり、さらに、ファクシミリ用インクシートは数種のものが販売されており、これら多種のインクシートに効率よく対応可能であって、インクシートを再利用したいというニーズに応え得るという利点があり、産業上も或いはエコロジーの観点からも社会に貢献するものであるといえる。
1 インクシート軸
2 ギア
3 インクシート軸を固定する部品
4 割りピン
5 スプリング

Claims (6)

  1. ファクシミリ装置等に用いられているインクシートの巻き戻し器具に於いて、
    木製或いはプラスチック製の枠体に
    巻き戻しする対象のインクシートの軸を把持する4つの部位を備え、
    該4部位は2対の対応した位置にあって、
    そのうち1部位のみはインクシート軸を固定する部品と巻き取りハンドルを備えており、該軸はハンドルの回転に追随して回転し、
    残りの3部位はフリーに回転する軸或いは凹部或いは貫通孔或いはギアであって、
    該フリーに回転する3部位に設置される軸は凹部或いは貫通孔或いはギアに着脱及び交換可能とされてなり、
    該インクシート軸を固定する部品は巻き取りハンドル軸と着脱可能に連接されてなり、インクシートの軸に配設されるギア又はスリーブに嵌合してインクシートの軸を回転させることが可能であり、
    該インクシート軸を固定する部品と巻き取りハンドル軸はスプリング及びスプリング受けの割りピンを備えて連接されることを特徴とする、
    インクシートの巻き戻し器具。
  2. ファクシミリ装置等に用いられているインクシートの巻き戻し器具に於いて、
    該インクシート軸を固定する部品と巻き取りハンドル軸は夫々に貫通孔を有し、
    該貫通孔を貫通する割りピンにより連接されることを特徴とする、
    請求項1記載のインクシートの巻き戻し器具。
  3. ファクシミリ装置等に用いられているインクシートの巻き戻し器具に於いて、
    該巻き取りハンドル軸は軸に溶接された受け部品を有し、
    該受け部品が枠体に接するまでスプリングにより押し込まれる事によリインクシートのギア又はスリーブに該インクシート軸を固定する部品が嵌合されることを特徴とする、
    請求項1記載のインクシートの巻き戻し器具。
  4. ファクシミリ装置等に用いられているインクシートの巻き戻し器具に於いて、
    該巻き取りハンドル軸は該軸を外側に引き出すことにより該インクシート軸を嵌め込む空隙を作り、その後スプリングにより押し込まれる事によリインクシートのギア又はスリーブに該インクシート軸を固定する部品が嵌合されることを特徴とする、
    請求項3記載のインクシートの巻き戻し器具。
  5. ファクシミリ装置等に用いられているインクシートの巻き戻し器具に於いて、
    該インクシート軸を固定する部品はインクシート軸のギア又はスリーブの形状に合わせて複数の形状のものが予め備えられてなり、
    インクシート軸のギア形状に合わせて交換して使用することを特徴とする、
    請求項1又は2記載のインクシートの巻き戻し器具。
  6. ファクシミリ装置等に用いられているインクシートの巻き戻し器具に於いて、
    該フリーに回転する3部位に設置される軸は、インクシート軸の形状に合わせて複数の形状のものが予め備えられてなり、
    インクシート軸の形状に合わせて交換して使用することを特徴とする、
    請求項1乃至5記載のインクシートの巻き戻し器具。
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