JP3195348U - おむつ処理袋 - Google Patents

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田北 一彦
一彦 田北
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日本フイルム株式会社
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Abstract

【課題】袋底部の溶着部分の破損を軽減すると共に、ポリ袋の開口部を閉じる動作に要する時間を短縮したおむつ処理袋を提供する。【解決手段】おむつ処理袋Kは、フィルム筒を表裏シート3,4が扁平に重合した扁平筒体2に形成し、扁平筒体2の左右縁部2a,2aを内方へ折り込んで左右ガゼット5,6を形成すると共に、左右ガゼット5,6の先端縁5a,6aは互いに一定幅員を保持して重合するように折り込み形成し、扁平筒体2の袋開口部8と底部9に相当する部分においては重合した表裏シート12及び重合したガゼット7を一体熱溶着して6枚のフィルムシートの多重熱溶着部T1’を形成し、更には、袋開口部8と底部9との境を切断して形成する袋単体とし、表シート3又は裏シート4に袋開口部8を閉塞するための紐テープSを貼付けた構成としたものである。【選択図】図1

Description

本考案は、おむつ処理袋に関する。
従来、使用済みのおむつは、戸外では使用者が処理袋に収容して持ち帰って処理している。かかるおむつの処理袋としては、通常、ポリ袋を持参し、使用済みのおむつをつかみポリ袋の中に収容して持ち帰るという手順で処理がなされている。
特開2006−335455号公報
ところで、コンパクトなサイズでありながら、収容容量を確保したポリ袋としては、両側縁にガゼットを形成して、底部のガゼット部分が4枚のシートの熱溶着により構成されるようにして、袋の収容容量を増加した袋が使用されている(例えば特許文献1参照)。
しかし、ガゼット付きポリ袋は、袋の表裏シートが4枚重なったガゼットの折り込み部の溶着部分が強度的に弱いことから、このポリ袋に使用済みのおむつを収容して持ち歩いた場合に、ガゼットの折り込み部の溶着部分に孔が空いてしまい、その結果、袋内のおむつの臭いが漏れ出すことがあった。
さらに、ガゼット付きのコンパクトなポリ袋の開口部を閉じる場合には、袋の縁部を結ぶ必要があるが、袋が小さいために縁部をつまんで結ぶ動作に時間を要する必要があった。
この考案は、袋底部の溶着部分の破損を軽減すると共に、ポリ袋の開口部を閉じる動作に要する時間を短縮したおむつ処理袋を提供するものである。
請求項1に記載の考案は、フィルム筒を表裏シートが扁平に重合した扁平筒体に形成し、扁平筒体の左右縁部を内方へ折り込んで左右ガゼットを形成すると共に、左右ガゼットの先端縁は互いに一定幅員を保持して重合するように折り込み形成し、扁平筒体の袋開口部と底部に相当する部分においては重合した表裏シート及び重合したガゼットを一体熱溶着して6枚のフィルムシートの多重熱溶着部を形成し、更には、袋開口部と底部との境を切断して形成する袋単体とし、表シート又は裏シートに袋開口部を閉塞するための紐テープを貼付ける構成とした。
請求項2に記載の考案は、紐テープは、表シート上又は裏シート上のシート幅員中央の重合ガゼット7を除く箇所に固着される。
請求項3に記載の考案は、紐テープの中途部が袋開口部を閉塞する際に基点となるように表シート又は裏シートに固着される。
請求項1に記載の考案によれば、フィルム筒を表裏シートが扁平に重合した扁平筒体に形成し、扁平筒体の左右縁部を内方へ折り込んで左右ガゼットを形成すると共に、左右ガゼットの先端縁は互いに一定幅員を保持して重合するように折り込み形成し、扁平筒体の袋開口部と底部に相当する部分においては重合した表裏シート及び重合したガゼットを一体熱溶着して6枚のフィルムシートの多重熱溶着部を形成し、更には、袋開口部と底部との境を切断して形成する袋単体とし、表シート又は裏シートに袋開口部を閉塞するための紐テープを貼付けた構成としたことにより、袋底部の中央部は重合した表裏シートとガゼット先端の多重熱溶着部であるため全体に厚みを生起し、液漏れし難く熱溶着部の強度も向上し、特に表裏シートとガゼット同士の6枚フィルムシートの多重溶着となるために使用済みおむつの重量負荷のかかる部分において強度を増加することができる。
更には、使用済みおむつを入れたポリ袋の開口部を閉じる際に、紐テープをシート面から剥がして、ポリ袋の縁部に巻き付けることで簡単に開口部を短い時間で閉じることができる。
請求項2に記載の考案によれば、紐テープは、表シート上又は裏シート上のシート幅員中央の重合ガゼットを除く箇所、すなわち紐テープの貼着位置を中央からずらすことにより、底部溶着部を形成する際の熱溶着のむらを軽減し、さらに、複数のおむつ処理袋を重ねて包装した際に袋中央の厚みを軽減でき、商品としての見た目も良くなる効果が得られる。
請求項3に記載の考案によれば、袋開口部を閉塞する際に、紐テープをシートから剥がそうとすると紐テープの中途部が表シート又は裏シートに固着されており、この固着した部分を基点として紐テープで巻き付けて袋開口部を閉塞し易い効果がある。
(a)おむつ処理袋を示す平面図。(b)図1(a)のA−A断面図。(c)図1(a)のX−X断面図。 おむつ処理袋に貼り付けた紐テープの使用状態を示す図。 おむつ処理袋に貼り付けた他の紐テープの使用状態を示す図。
この考案は、フィルム筒を表裏シートが扁平に重合した扁平筒体に形成し、扁平筒体の左右縁部を内方へ折り込んで左右ガゼットを形成すると共に、左右ガゼットの先端縁は互いに一定幅員を保持して重合するように折り込み形成し、扁平筒体の袋開口部と底部に相当する部分においては重合した表裏シート及び重合したガゼットを一体熱溶着して6枚のフィルムシートの多重熱溶着部を形成し、更には、袋開口部と底部との境を切断して形成する袋単体とし、表シート又は裏シートに袋開口部を閉塞するための紐テープを貼付ける構成としたことに関する。
紐テープは、表シート上又は裏シート上のシート幅員中央の重合ガゼットを除く箇所に固着されている。
紐テープの中途部は、袋開口部を閉塞する際に基点となるように表シート又は裏シートに固着されている。
[実施例]
この考案の実施例を図面に基づき詳説する。図1(a)は、おむつ処理袋を示す平面図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A断面図であり、図1(c)は、図1(a)のX−X断面図である。
図1に示すように、おむつ処理袋Kは、袋の底部9となる箇所に熱溶着された熱溶着部T1が設けられている。
また、おむつ処理袋Kは、フィルム筒を表裏シート3,4が扁平に重合した扁平筒体2に形成し、扁平筒体2の左右縁部2a,2aを内方へ折り込んで左右ガゼット5,6を形成すると共に、左右ガゼット5,6の先端縁5a,6aは互いに一定幅員を保持して重合するように折り込み形成している。
おむつ処理袋Kは、このような折り込まれた左右ガゼット5,6を設けることで、袋として使用する際に左右ガゼット5,6を拡げて袋に厚み方向の「まち」を形成し、内容量を拡大できると共に袋の幅員を幅狭としてコンパクト化をはかっている。
さらに、扁平筒体2の底部9に相当する部分は重合した表裏シート3,4及び重合したガゼット7を一体熱溶着した熱溶着部T1や多重熱溶着部T1’を形成している。なお、重合ガゼット7は、ガゼット5を構成する2枚のシートとガゼット6を構成する2枚のシートからなる4枚のシートが重合した構成であり、これに表裏シート3,4が重合して6枚のフィルムシートからなる多重熱溶着部T1’を構成している。
このように袋の底部9に相当する部分では重合した表裏シート3,4及び重合したガゼット7が一体熱溶着されることで、臭い漏れし難くなり底部熱溶着部T1の強度も向上して、特に底部9のガゼット5,6同士の重合溶着となるために使用済みおむつの重量負荷がかかる部分の強度を増加することができる。すなわち、底部熱溶着部T1における表シート3と重合ガゼット7と裏シート4とが重なって、シート6枚が重合して溶着された構成である。
すなわち、この際に袋の底部9の中央部は重合した表裏シート12と重合したガゼット7の多重熱溶着部T1’であるためフィルムシート6枚を重合した厚みがあり、臭い漏れし難く多重熱溶着部T1’の強度も向上し、特にガゼット5,6同士の重合溶着となるために使用済みおむつDの重量負荷がかかる部分の強度を増加することができる。
紐テープSの貼着手順は、おむつ処理袋Kの底部熱溶着部T1を形成する前にシート表面に貼り付けており、すなわち、シート表面に紐テープSを貼着後に底部熱溶着を行って底部熱溶着部T1を形成している。特に熱溶着する際に、袋中央の重合ガゼット7の部分は6枚のシートが重なった形態であり、仮にこの部分に紐テープSを貼着して、熱溶着した場合には溶着のむらが生じ、さらに、複数のおむつ処理袋Kを重ねて包装した際にはこの袋中央部分の7枚重なった厚みにより山のように盛り上がった状態となり商品としての見た目が悪くなるものであった。
そこで、図1及び図2に示すように、おむつ処理袋Kの表シート3には、シート幅員中央の重合ガゼット7を除く箇所、すなわち、右側中途部に袋開口部8を閉塞する紐テープSを貼付けている。
紐テープSは、ペットの排泄物処理袋Kの幅員方向について、中央部から外れた位置、つまり多重熱溶着部T1’から外れた位置に設けられている。本実施形態では、図1(a)に示すように、紐テープSは、ペットの排泄物処理袋Kの幅員方向について、一方の(図1(a)において右側の)把持部Hの部分において、ペットの排泄物処理袋Kの長手方向に全体にわたって帯状に貼設されている。
このように紐テープSの貼着位置を中央からずらすことで熱溶着のむらを軽減し、さらに、複数のおむつ処理袋Kを重ねて包装した際に袋中央の厚みを軽減でき、商品としての見た目も良くなる効果がある。また、おむつ処理袋Kを複数連なった状態でロール状に巻回されたりしてパッケージングされた状態において、積層の厚さやロール状の直径が局部的に大きくなることを防止することができるので、複数のペットの排泄物処理袋Kがパッケージングされた状態での陳列性や収納性を向上することができる。
袋開口部8を閉塞する際に、先ず、図2(b)に示すように、表シート3から紐テープSを表シート3から剥がし、使用済みおむつDを収納したのち、袋開口部8を紐テープSで巻き付けて閉塞することができる(図2(c)参照)。
紐テープSは、表シート3上又は裏シート4上のシート幅員中央の重合ガゼット7を除く箇所、すなわち紐テープの貼着位置を中央からずらすことにより、底部溶着部を形成する際の熱溶着のむらを軽減し、さらに、複数のおむつ処理袋Kを重ねて包装した際に袋中央の厚みを軽減でき、商品としての見た目も良くなる。
なお、紐テープSは、表シート3に貼付けたが、表シート3に変えて、裏シート4に貼付けるようにしてもよい。
また、図3に示すように、表シート3に紐テープSのテープ中途部S1を固着するようにしてもよい。
すなわち、袋開口部8の近傍位置にある紐テープSのテープ中途部S1を固着することにより、図3(b)に示すように、この固着したテープ中途部S1を基点として紐テープSで巻き付けて袋開口部8を閉塞し易くなる(図3(c)参照)。
以上、本考案の好ましい実施の形態について説明したが、本考案は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本考案の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
K おむつ処理袋
D 使用済みおむつ
S 紐テープ
S1 テープ中途部
T1 溶着部
2 扁平筒体
2a 縁部
3 表シート
4 裏シート
5 左ガゼット
5a 先端縁
6 右ガゼット
6a 先端縁
7 重合ガゼット
8 開口部
9 底部
12 重合表裏シート
13 中途部

Claims (3)

  1. フィルム筒を表裏シートが扁平に重合した扁平筒体に形成し、扁平筒体の左右縁部を内方へ折り込んで左右ガゼットを形成すると共に、左右ガゼットの先端縁は互いに一定幅員を保持して重合するように折り込み形成し、扁平筒体の袋開口部と底部に相当する部分においては重合した表裏シート及び重合したガゼットを一体熱溶着して6枚のフィルムシートの多重熱溶着部を形成し、更には、袋開口部と底部との境を切断して形成する袋単体とし、表シート又は裏シートに袋開口部を閉塞するための紐テープを貼付する構成としたおむつ処理袋。
  2. 紐テープは、表シート上又は裏シート上のシート幅員中央の重合ガゼット7を除く箇所に固着される請求項1に記載のおむつ処理袋。
  3. 紐テープの中途部が袋開口部を閉塞する際に基点となるように表シート又は裏シートに固着される請求項2に記載のおむつ処理袋。
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