JP3195019U - コードレス配線基板装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業効率を向上できるコードレス配線基板装置を提供する。【解決手段】コードレス配線基板装置Aは、主コネクタ30と複数の従コネクタ50の間に所要数の配線用単線20を所定の配線状態に配置して配線用単線を主コネクタ及び従コネクタに接続し、配線用単線を合成樹脂製基板部材10にインサートするとともに基板部材を配線用単線の配線状態に合わせて成形して製造される。このコードレス配線基板装置を使用すれば、複数のハーネスを束ねたり、束ねたものを配線状態に沿って成形する必要はないため、作業効率を向上できる。さらに、従コネクタは、可撓性材料により略中空筒状に成形し筒内空間に配線用単線が挿通されるプロテクタを含む。プロテクタに加えられる所定以上の曲げ力で塑性変形することが可能となり、車体フレームの複雑な形状にそって従コネクタを接続することが容易となる。【選択図】図1
Description
本考案はコードレス配線基板装置に関し、特に、特定化した専用の配線基板、例えば、車両におけるトランスミッションの制御装置の配線基板として使用される。
本考案の従来例として「車両のトランスミッションの制御装置の配線構造」を採り上げ、図4に基づいて説明する。
この配線構造においては、主コネクタ1と所要数の従コネクタ2,2,…とを各々ハーネス3,3,…で接続し、これらのハーネス3,3,…を束ね、取付板4に沿って締付けバンド5,5,…によって締め付け固定されていた。そして、車両本体等に組み付ける際は、前記取付板4をボルト等によって締付け固定していた。
しかしながら、かかる従来の配線構造にあっては、各々のハーネス3,3,…が弾力性を有しているため、束ねにくいとともに束ねたものを取付板4にそって成形しにくく、この結果、配線構造を製造するにあたって手間がかかり、作業効率を向上させにくいという不都合を有した。
また、例えば車体フレームの複雑な形状にそって屈曲させてワイヤーネスを配索することが難しかった。
また、例えば車体フレームの複雑な形状にそって屈曲させてワイヤーネスを配索することが難しかった。
本考案の目的は、前述した不都合を解消することが課題である。
前記課題を達成するために、本考案に係るコードレス配線基板装置においては、主コネクタと複数の従コネクタの間に所要数の配線用単線を所定の配線状態に配置して前記配線用単線を前記主コネクタ及び前記従コネクタに接続し、前記配線用単線を合成樹脂製基板部材にインサートするとともに前記基板部材を前記配線用単線の配線状態に合わせて成形するとともに、前記従コネクタは可撓性材料により略中空筒状に成形し筒内空間に前記配線用単線が挿通されるプロテクタを含み、前記プロテクタに加えられる所定以上の曲げ力で塑性変形することを特徴とする。
前記課題を達成するために、本考案に係るコードレス配線基板装置においては、主コネクタと複数の従コネクタの間に所要数の配線用単線を所定の配線状態に配置して前記配線用単線を前記主コネクタ及び前記従コネクタに接続し、前記配線用単線を合成樹脂製基板部材にインサートするとともに前記基板部材を前記配線用単線の配線状態に合わせて成形するとともに、前記従コネクタは可撓性材料により略中空筒状に成形し筒内空間に前記配線用単線が挿通されるプロテクタを含み、前記プロテクタに加えられる所定以上の曲げ力で塑性変形することを特徴とする。
また、本考案に係るコードレス配線基板装置においては、主コネクタの端子形状は前記配線用単線の一端部を延設し四角状に形成されることを特徴とする。
本考案に係るコードレス配線基板装置は上記のように構成されているため、即ち、主コネクタと複数の従コネクタの間に所要数の配線用単線を所定の配線状態に配置して前記配線用単線を前記主コネクタ及び前記従コネクタに接続し、前記配線用単線を合成樹脂製基板部材にインサートするとともに前記基板部材を前記配線用単線の配線状態に合わせて成形するようにすることで、所定の配線状態に合わせた基板装置を合成樹脂成形品として製造することができる。
したがって、このコードレス配線基板装置を使用すれば、従来のように複数のハーネスを束ねたり、束ねたものを配線状態に沿って成形する必要はないため、特定の配線構造を製造しやすく、ひいては、作業効率を向上させやすいものである。
さらに、本考案の従コネクタは、可撓性材料により略中空筒状に成形し筒内空間に前記配線用単線が挿通されるプロテクタを含み、前記プロテクタに加えられる所定以上の曲げ力で塑性変形することが可能となり、例えば車体フレームの複雑な形状にそって屈曲させて従コネクタを接続することが容易となる。
さらに、本考案の主コネクタの端子形状は、前記配線用単線の一端部を延設し四角状に形成することで、前記配線用単線の一端部に端子を付ける必要がなくなるため、部品点数の削減ができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明に係るコードレス配線基板装置の斜視図、図2は同平面図、図3は図2におけるIII−III線断面図、図4は従来例の斜視図である。
図1〜図3において、Aはコードレス配線基板装置であり、「車両のトランスミッションの制御装置の配線構造」として使用される。10は基板部材であり、ポリアミド系樹脂等の合成樹脂によってモールド成形されている。この基板部材10の幹部11と所要数の枝部12,12,…とから構成され、後記配線用単線20の配線状態に合わせた形状をしている。
20,20,…は配線用単線であり、互いに絶縁された状態で前記基板部材10にインサートされている。これらの配線用単線20,20,…は横断面が真円の裸銅線であり、所定の配線状態に形成され、その両端部は前記基板部材10の端面から突出している。
30は主コネクタ(この発明の「コネクタ」に相当する)であり、前記基板部材10における幹部11の根幹部に設置されている。この主コネクタ30を介して電源に接続される。
31,31,…は端子であり、前記主コネクタ30のケーシング32内に突出している。これらの端子31,31,…は、前記配線用単線20,20,…の一端部が延設したものであり、その横断面が所定の四角状に形成されている。
50,50,…は従コネクタであり、前記基板部材10における枝部12,12,…の先端部に設置されている。51はこの従コネクタ50のケーシング、52は同端子である。この端子52には前記配線用単線20,20,…の他端部がカシメられている。
53はプロテクタである。このプロテクタ53は、可撓性材料により略中空筒状に成形される。そして、プロテクタ53に加えられる所定以上の曲げ力で塑性変形して変形形状を維持できる。枝部12から出た配線用単線20はプロテクタ53の管内空間に挿通され、端子52にカシメられる。このように、塑性変形が可能なプロテクタ53を従コネクタに組み込むことによって従コネクタの向きを変えることができ、例えば車体フレームの複雑な形状にそって配索することが容易となる。
60はアース金具であり、前記基板部材10の幹部11に突設されている。このアース金具60は前記配線用単線10に接続され、その接続部とともにその根幹部が前記基板部材10にインサートされている。
なお、70,70は取付部材であり、前記基板部材10の幹部11に一体成形されている。この取付部材70,70は貫通孔71,71を介してボルト締めすることにより、前記コードレス配線基板装置Aを車体等に組み付けるためものである。
前記コードレス配線基板装置Aを製造する際は、前記配線用単線20,20,…を所定の配線状態に形成し、この配線用単線20,20,…の一端を主コネクタ30の端子31,31,…に形成した状態で主コネクタ30を接続し、この配線用単線20,20,…の他端に従コネクタ50,50,…の端子52,52,…にカシメた状態で従コネクタ50,50,…を接続し、更に、前記配線用単線20,20,…に前記アース金具60を接続した状態で、配線状態に合わせて成形空間を形成したモールドにスペーサを介して配置し、合成樹脂を注入することによって前記基板部材10成形する。基板部材10の成形とともに前配線用単線20,20,…及び前記アース金具60はインサートされる。
1 … 主コネクタ
2 … 従コネクタ
3 … ハーネス
4 … 取付板
5 … 締付けバンド
A … コードレス配線基板装置
10 … 基板部材
11 … 幹部
12 … 枝部
20 … 配線用単線
30 … 主コネクタ(この発明の「コネクタ」に相当する)
31 … 端子
32 … ケーシング
50 … 従コネクタ
51 … ケーシング
52 … 端子
53 … プロテクタ
60 … アース金具
70 … 取付部材
71 … 貫通孔
2 … 従コネクタ
3 … ハーネス
4 … 取付板
5 … 締付けバンド
A … コードレス配線基板装置
10 … 基板部材
11 … 幹部
12 … 枝部
20 … 配線用単線
30 … 主コネクタ(この発明の「コネクタ」に相当する)
31 … 端子
32 … ケーシング
50 … 従コネクタ
51 … ケーシング
52 … 端子
53 … プロテクタ
60 … アース金具
70 … 取付部材
71 … 貫通孔
Claims (2)
- 主コネクタと複数の従コネクタの間に所要数の配線用単線を所定の配線状態に配置して前記配線用単線を前記主コネクタ及び前記従コネクタに接続し、前記配線用単線を合成樹脂製基板部材にインサートするとともに前記基板部材を前記配線用単線の配線状態に合わせて成形するとともに、前記従コネクタは可撓性樹脂材料により略中空筒状に成形し筒内空間に前記配線用単線が挿通されるプロテクタを含み、前記プロテクタに加えられる所定以上の曲げ力で塑性変形することを特徴とするコードレス配線基板装置。
- 主コネクタの端子は配線用単線の一端部より延設し四角状に形成されることを特徴とする請求項1記載のコードレス配線基板装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005549U JP3195019U (ja) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | コードレス配線基板装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005549U JP3195019U (ja) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | コードレス配線基板装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3195019U true JP3195019U (ja) | 2014-12-25 |
Family
ID=52339536
Family Applications (1)
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JP2014005549U Active JP3195019U (ja) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | コードレス配線基板装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3195019U (ja) |
-
2014
- 2014-09-29 JP JP2014005549U patent/JP3195019U/ja active Active
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