JP3194680U - リニアガイドウェー用潤滑構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動子と固定子を同時に潤滑することができるとともに、全体の構造を簡単化することができ、全体の体積を減少することができるリニアガイドウェー用潤滑構造を提供する。【解決手段】直線状を呈するレール21と、レールをスライドすることが可能なブロック本体31と、レールをスライドすることが可能であり、ブロック本体の両端にそれぞれ設けられている二つの端部32と、二つの端部とブロック本体の間にそれぞれ設けられている二つの転向溝部33と、を有し、レールの長手方向に沿って往復に移動することが可能なブロック30と、対応する端部内に位置する収容空間と、収容空間とそれに対応する転向溝部を連通する少なくとも一つの通路と、収容空間に収容され、少なくとも一端が収容空間から延びてレールに隣接し、一側が通路に隣接する少なくとも一つのオイル含有体43と、を有する少なくとも一つの潤滑部40と、を含む。【選択図】図1

Description

本考案は、リニアガイドウェーに関し、特に、リニアガイドウェー用潤滑構造に関するものである。
リニアガイドウェーの摺動可能な部品としては、摺動の過程中に、固定部品との間に適当な潤滑を得るための潤滑機構が、複数提案されている。例えば特許文献1の台湾発明I234617号、特許文献2の台湾発明I259874号及び特許文献3の台湾発明I261092号が提案されている。これらは、オイルケースが可動子であるブロックの側面に設けられており、オイルケースがブロックと共に移動する。これにより、移動の過程中に、オイルケースにおけるオイル含有子は、固定子であるレールと直接に接触して、潤滑油がオイル含有子を経由してレールに付着する。このように、可動子と固定子の間を潤滑する目的を達成することが可能である。
また、特許文献4の台湾実用新案M438560号が提案された。これは、ブロックの両端にあるオイル通路に潤滑油を注入して、転向溝内の玉を潤滑すると同時に、前記ブロックにオイルガイドを結合して、玉の転がり通路に前記オイルガイドを隣接し、前記オイルガイドの両端が前記ブロックの両端にあるオイル通路と連接する。これにより、外部からの潤滑油は、前記オイルガイドを経由して、前記転がり通路内の玉を持続的に潤滑することが可能である。
上記の従来の技術は、リニアガイドウェーの可動子又は固定子を潤滑することが可能であるが、潤滑可能な標的が一つだけであり、可動子と固定子を同時に潤滑することができない。このように、潤滑効果は高くない。また、上記の従来の技術は、その構造が複雑であり、オイルケースが可動子の外部に設けられているため、全体の体積が増加する問題がある。
台湾発明I234617号公報 台湾発明I259874号公報 台湾発明I261092号公報 台湾実用新案M438560号公報
本考案の主な目的は、可動子と固定子を同時に潤滑することが可能であり、リニアガイドウェーの寿命を延ばすことが可能なリニアガイドウェー用潤滑構造を提供することにある。
本考案の次の目的は、全体の構造を簡単化することが可能であり、全体の体積を減少することが可能なリニアガイドウェー用潤滑構造を提供することにある。
本考案のリニアガイドウェー用潤滑構造によると、直線状を呈するレールと、
レールをスライドすることが可能なブロック本体と、レールをスライドすることが可能であり、ブロック本体の両端にそれぞれ設けられている二つの端部と、二つの端部とブロック本体の間にそれぞれ設けられている二つの転向溝部と、を有し、レールの長手方向に沿って往復に移動することが可能なブロックと、
対応する端部内に位置する収容空間と、収容空間とそれに対応する転向溝部を連通する少なくとも一つの通路と、収容空間に収容され、少なくとも一端が収容空間から延びてレールに隣接し、一側が通路に隣接する少なくとも一つのオイル含有体と、を有する少なくとも一つの潤滑部と、
を含むことを特徴とする。
本考案のリニアガイドウェー用潤滑構造によると、各転向溝部は、それぞれ少なくとも一対の円弧形溝を有し、一対の円弧形溝は、それぞれ各端部のブロックに対向する端面に設けられていることを特徴とする。
本考案のリニアガイドウェー用潤滑構造によると、通路は、少なくとも二つあり、それぞれ収容空間と円弧形溝を連通することを特徴とする。
本考案のリニアガイドウェー用潤滑構造によると、各通路は、経路が円弧形を呈し、それぞれそれに対応する円弧形溝の壁を貫通することを特徴とする。
本考案のリニアガイドウェー用潤滑構造によると、オイル含有体は、繊維の織物、不織布、又はポリマーを採用することを特徴とする。
本考案のリニアガイドウェー用潤滑構造によれば、可動子と固定子を同時に潤滑することが可能であり、リニアガイドウェーの寿命を延ばすことが可能であり、全体の構造を簡単化することが可能であり、全体の体積を減少することが可能であるという効果を有する。
本考案の一実施例を示す分解斜視図である。 本考案の一実施例の組合済み状態を示す斜視図である。 図2における3-3線の断面図である。 図2における4-4線の断面図である。 図2における5-5線の断面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施例のリニアガイドウェー用潤滑構造10は、リニアガイドウェー20と、ブロック30と、二つの潤滑部40と、を含む。リニアガイドウェー20とブロック30は、従来のボール型のリニアガイドウェーによく似ており、ブロック30内に配されている多数の玉がレール20を転がることにより、ブロック30がレール20を移動することが可能である。このような技術は周知な技術であり、本考案の技術的な特徴ではないため、本考案の技術的な特徴に関する部分だけを説明する。
レール20は、直線状を呈し、その断面形状が玉の転がりに適する。
ブロック30は、レール21をスライドすることが可能なブロック本体31と、レール21をスライドすることが可能であり、ブロック本体31の両端にそれぞれ設けられている二つの端部32と、二つの端部32とブロック本体31の間にそれぞれ設けられている二つの転向溝部33と、を有し、レール21の長手方向に沿って往復に移動することが可能である。
詳細的には、各端部32は、適当の厚さを有するエンドプレートをそれぞれ有し、一側の端面3211がブロック本体31の一側に配されており、端部プレート322がエンドプレート321の他側の端面3212に配されている。
各転向溝部33は、玉が転がりながら転向するためのガイド空間の従来の技術によく似ており、前記ガイド空間の一部とする多数の溝331をそれぞれ有する。これらの溝331は、エンドプレート321の一側の端面3211に設けられている。
各潤滑部40は、各端部32にそれぞれ設けられており、一対の収容空間41をそれぞれ有する。収容空間41は、端部プレート322とエンドプレートの間に設けられており、各端部32のレール21に隣接する端面に開口411が形成されている。複数の通路42は、経路が円弧形を呈し、それぞれそれに対応する円弧形溝331の壁を貫通し、それに対応する収容空間41と連通する。ウールフェルトを材料としシート状を呈する二枚のオイル含有体43は、それぞれ端部プレート322とエンドプレート321の間に挟まれており、それに対応する収容空間41内に定位されており、側端431が各開口411から延びてレール21の表面に接触する。
上記の構成により、リニアガイドウェー用潤滑構造10は、各オイル含有体43を介して、固定子であるレール20と、可動子であるブロック30内の玉とを潤滑することが可能である。具体的には、ブロック30がレール20を往復に移動するときに、各オイル含有体43がブロック30と共に移動するため、側端431がそれに接触するレール21に潤滑油を塗布する。このように、レール21を潤滑することが可能である。各オイル含有体43に潤滑油が吸着されており、換言すると、重力、慣性、温度変化及び過度飽和などの原因により、前記潤滑油は、オイル含有体43から流出して、各通路42を経由して、転向溝部33に流入することが可能である。このように、転向溝部33を通過する玉の表面に前記潤滑油が付着されており、潤滑効果を得ることが可能である。
本考案に係るリニアガイドウェー用潤滑構造10の主な技術的特徴は、潤滑油を提供するオイル含有子が位置する空間は、固定子と可動子との潤滑標的が位置する空間と連通し、そしてオイル含有子は潤滑標的に直接に接触して潤滑を行うことが可能であり、又はオイル含有子と潤滑標的が直接に接触せず、潤滑油の流動により、潤滑を行うことが可能である。換言すると、本実施例の潤滑油を送る手段は、接触方式と非接触方式を併用するが、もちろん、状況を見て、接触方式と非接触方式のうちの一つだけを利用してもよく、これも本考案の範囲内に含まれる。
本考案は、リニアガイドウェーに適用することができる。
10 リニアガイドウェー用潤滑構造
20 リニアガイドウェー
21 レール
30 ブロック
31 ブロック本体
32 端部
33 転向溝部
40 潤滑部
41 収容空間
42 通路
43 オイル含有体
321 エンドプレート
322 端部プレート
331 溝
411 開口
431 側端
3211 一側の端面
3212 他側の端面

Claims (5)

  1. 直線状を呈するレールと、
    前記レールをスライドすることが可能なブロック本体と、前記レールをスライドすることが可能であり、前記ブロック本体の両端にそれぞれ設けられている二つの端部と、前記二つの端部と前記ブロック本体の間にそれぞれ設けられている二つの転向溝部と、を有し、前記レールの長手方向に沿って往復に移動することが可能なブロックと、
    対応する前記端部内に位置する収容空間と、前記収容空間とそれに対応する前記転向溝部を連通する少なくとも一つの通路と、前記収容空間に収容され、少なくとも一端が前記収容空間から延びて前記レールに隣接し、一側が前記通路に隣接する少なくとも一つのオイル含有体と、を有する少なくとも一つの潤滑部と、
    を含むことを特徴とするリニアガイドウェー用潤滑構造。
  2. 前記各転向溝部は、それぞれ少なくとも一対の円弧形溝を有し、前記一対の円弧形溝は、それぞれ前記各端部の前記ブロックに対向する端面に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のリニアガイドウェー用潤滑構造。
  3. 前記通路は、少なくとも二つ設けられており、それぞれ前記収容空間と前記円弧形溝を連通することを特徴とする、請求項2に記載のリニアガイドウェー用潤滑構造。
  4. 前記各通路は、経路が円弧形を呈し、それぞれそれに対応する前記円弧形溝の壁を貫通することを特徴とする、請求項3に記載のリニアガイドウェー用潤滑構造。
  5. 前記オイル含有体は、繊維の織物、不織布、又はポリマーを採用することを特徴とする、請求項1に記載のリニアガイドウェー用潤滑構造。
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