JP3194521B2 - 射出装置のスクリュー位置取出し機構 - Google Patents

射出装置のスクリュー位置取出し機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高速射出装置に好適
なスクリュー位置取出し機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平7−47581号公報「射
出成形機の油圧制御回路」の図1において、11は加熱
筒、14はスクリュー(スクリュと記載されているが、
ここではスクリューと記載する。)、16はピストン、
18はオイルモータ、46は速度検出部であり、可塑化
計量工程ではオイルモータ18でスクリュー14を回転
させることで加熱筒11内に樹脂材料を蓄え、蓄えた樹
脂材料の量に応じてスクリュー14が後退するため、こ
の後退距離を速度検出部46でモニターし、次の射出工
程ではピストン16を油圧で高速前進させることで樹脂
材料を射出ノズル12から射出するが、このときの射出
速度制御(ピストン16の移送速度制御)は、速度検出
部46の検出信号に基づいて実施する。
【0003】この様にスクリュー14の位置を直接的に
モニターすることは射出成形工程上極めて重要である。
ところで、同公報の図1から明らかなとおり、スクリュ
ー14はピストン16の作用で直線的に移動するととも
にオイルモータ18の作用で回転もする。そこで、スク
リュー14の位置を取出すには次図で述べる機構が必要
となる。
【0004】図6は従来の代表的なスクリュー位置取出
し機構の原理図であり、スクリュー位置取出し機構10
0は、スクリュー101の後端に保持リング102を嵌
め、この保持リング102をピストンロッド103の先
端に固定することで、スクリュー101をピストンロッ
ド103に連結すると共に、前記保持リング102に単
列深溝玉軸受105の内輪106を嵌め、単列深溝玉軸
受105の外輪107に位置取出しアーム108を嵌合
し、この位置取出しアーム108のストローク指示棒1
09を位置センサ111に臨ませたものである。
【0005】単列深溝玉軸受105を介在させたため
に、スクリュー101が回転しても位置取出しアーム1
08は非回転にすることができ、ストローク指示棒10
9を図左右に単純に直線移動させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の射出速度は30
0mm/sec程度であった。これを近年の高速化要求
により、1000〜1300mm/secに上げたとこ
ろ、スクリュー101が僅かではあるが「ぎくしゃく」
した挙動を示すことが分かった。
【0007】そこで、本発明者らは実機におけるスクリ
ューと射出速度の動特性を調べた。図7(a),(b)
は従来のスクリュー位置及び射出速度のグラフである。
(a)は横軸が時間、縦軸がスクリュー位置を示し、点
P1からスクリューが前進し始めるが、以降、曲線が細
かく舵行している。すなわち、移動中に減速ないしは停
止が多数回認められた、(b)は横軸が時間、縦軸が射
出速度を示し、トップ速度の点P2までは、増速すべき
ところ900mm/sec付近で減速現象が起こってい
た。また、点P2以降の減速範囲に少なくとも2ヶ所の
増速現象が認められた。これで「ぎくしゃく」した挙動
がグラフ上でも確認できたが、その対策を講じる必要が
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】ところで、従来の技術の
項で示した公報の図1の符号46は、速度検出部と説明
されていた。すなわち、符号46はスクリューの位置検
出器ではあるが、これを速度に読み替え、その速度が予
め定めた値より小さければピストン速度を高め、速度が
予め定めた値より大きければピストン速度を下げるとい
う油圧制御を実施するものであるが、このフィードバッ
ク制御はあくまでもスクリューの位置情報に基づいて実
施する。
【0009】そこで、本発明者らは前記図6のストロー
ク指示棒109が、スクリュー101の真の位置を伝え
ていないのではないかと考えた。図8は従来の不具合の
推定図であり、実線の位置にあるべきストローク指示棒
109が想像線で示すストローク指示棒109Bの位置
にずれたとすれば、位置センサ111の情報から制御部
112はスクリュー101が進み過ぎている(若しくは
速度が大き過ぎる)と判断し、油圧制御部113にピス
トン114の移動を遅くする指令を発する。別に想像線
で示したストローク指示棒109Cの場合は逆になる。
この様に制御の基準としているストローク指示棒109
が109Bや109Cの様に振れると、この影響を直接
受けたピストン114は前進中に減速若しくは停止する
ことになり、上述のグラフに示した不具合が発生する。
【0010】本発明者らは、上記推定をより明確にする
ため単列深溝玉軸受105の構造を検討した。図9
(a),(b)は従来採用している単列深溝玉軸受の構
造図兼作用図である。(a)に示すとおり、単列深溝玉
軸受105は、内輪106と外輪107との間に玉(鋼
球)116・・・を介在させたもの(保持具は不図示)で
あり、内部すきまと称する隙間Pを有する。この隙間P
は、JIS B 1520(転がり軸受のラジアル内部す
きま)で規定されるC2,普通,C3,C4,C5の等
級があり、軸受の呼び径が100mmでC3級であれ
ば、30〜58μmのすきまとなる。
【0011】内部すきまは、軸に嵌合させたときに内輪
106は拡径する傾向にあり、又軸受箱に嵌合したとき
に外輪107は縮径する傾向にあるため、これらを予め
見込んでおくものである。もし、内部すきまを見込まな
いと、玉116に過大な押付け力が作用し、寿命が短く
なるからである。内部すきまがあるため、(b)に示す
とおりに、内輪106に対して外輪107が角度θまで
傾く可能性がある。このことが、上記不具合の発生要因
であることが分かった。そこで、内輪106に対して外
輪107が傾かないようにすればよいことになる。
【0012】具体的には請求項1は、加熱筒にスクリュ
ーを回転可能並びに軸方向移動可能に収納し、可塑化・
計量工程では回転手段でスクリューを廻し、射出工程で
はスクリューを移動するスクリュー式射出装置であり、
スクリューの後端若しくはこの後端に結合した軸部材に
軸受部を介してストローク指示棒を取付け、この指示棒
をモニターすることでスクリューの軸方向位置を計測す
るスクリュー位置取出し機構において、軸受部は、与圧
を掛けることのできる接触角を有する単列ラジアル軸受
を2個組合わせたもの又は与圧を掛けてある2列ラジア
ル軸受であることを特徴とする。
【0013】軸受部に与圧を掛けることで、ストローク
指示棒の振れを抑えることができた。この結果、高速射
出装置であってもストローク指示棒がスクリューの位置
を正確に示し、位置制御の精度を飛躍的に高めることが
できた。
【0014】請求項2では、単列ラジアル軸受は、単列
アンギュラ玉軸受であることを特徴とする。単列アンギ
ュラ玉軸受は、広く市場に出回っており、安価である。
従って、単列アンギュラ玉軸受を採用することにより、
射出装置のコストアップを抑えることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。図1は本発明に係るスクリュー
位置取出し機構(第1実施例)の原理図であり、スクリ
ュー位置取出し機構10は、スクリュー11の後端に結
合した軸部材12(この例では、軸部材12はスリーブ
13と保持リング14とを組合せたものである。)に、
軸受部15(この例では、単列アンギュラ玉軸受16,
17を背中合せに組合せたものである。)を介して位置
取出しアーム18を取付け、この位置取出しアーム18
からストローク指示棒19を側方へ延ばし、このストロ
ーク指示棒19を位置センサ20に臨ませることで、ス
クリュー11の軸方向位置を計測する機構である。な
お、前記軸部材12の構成は任意である。更には、軸受
部材12を省略して直接、スクリュー11の後端に軸受
部材15を嵌合するものであってもよい。
【0016】以上の構成要素の組立順序の例を述べる。
スリーブ13に単列アンギュラ玉軸受16,17を背中
合せの状態でその内輪16a,17aを嵌合し、これら
の軸受16,17の外輪16b,17bに位置取出しア
ーム18を嵌合し、この状態のスリーブ13をピストン
ロッド21に複数本の六角穴付きボルト22で固定す
る。次図で詳しく説明するが、ボルト22で締め付ける
ときに前記内輪16a,17a同士が密着して与圧が掛
ることとなる。
【0017】一方、スクリュー11の後端に保持リング
14を固定しておき、この保持リング14を、複数本の
六角穴付きボルト23にて、前記スリーブ13に固定す
ることで、スクリュー位置取出し機構10は組立完了と
なる。ただし、この組立順序は一例を示したものであ
り、順序を変更することは差支えない。なお、25,2
5はオイルシール、26はエンドプレートである。
【0018】図2(a),(b)は本発明で採用した単
列アンギュラ玉軸受の構造図兼作用図(第1実施例)で
ある。(a)は2個の単列アンギュラ玉軸受16,17
の要部拡大図であり、左の単列アンギュラ玉軸受16
は、フリーの状態で外輪16bに対して内輪16aがδ
だけ図左に寄った構造のものであり、このときに、例え
ば外輪16bと玉28との間に隙間29が発生する。こ
の隙間はJISの軸受に採用される内部すきまによるも
のである。右の単列アンギュラ玉軸受17は、左の単列
アンギュラ玉軸受16をいわゆる勝手反対にしたもので
あって、フリーの状態で外輪17bに対して内輪17a
がδだけ図右に寄った構造のものであり、このときに、
例えば外輪17bと玉28との間に隙間29が発生す
る。
【0019】(b)は2つの軸受16,17の組立要領
図であり、内輪16a,17aを白抜き矢印のごとく押
して、両者を密着させる。これで、前記δ,δがゼロに
なり、この結果、左の軸受16では内輪16aと玉28
がP4で接触し、外輪16bと玉28がP5で接触し、
この結果、外輪16bに対して内輪16aは径方向へは
移動不可能となる。このことは「与圧」を掛けたことの
1つの作用・効果である。
【0020】そして、P4とP5を通る線L1が、軸に
直交する線L2となす角を、接触角βといい、単列深溝
玉軸受ではβ=0であるが、アンギュラ玉軸受ではこの
接触角βが存在(ゼロでないこと)し、そのために、左
のアンギュラ玉軸受16では内輪16aはこれ以上右に
移動しない。従って、アンギュラ玉軸受16はアキシャ
ル荷重(軸荷重)をある程度負担することができる。以
上のことは右の軸受17も同様であり、右の軸受17は
内輪17aが左へ移動することを阻止するため、軸受1
6と17とを背中合わせにしたことにより、左右双方の
アキシャル荷重にも耐える軸受構造となった。
【0021】ただし、与圧を掛けたことにより、本来確
保しておくべき内部すきまを限りなくゼロに近づけたた
め、その代償として軸受16,17の寿命は短くなる。
しかし、これらの軸受16,17は比較的軽量の位置取
出しアーム18を支えるだけであり、使用回転数も低
い。従って、実用上の寿命は十分なものとなり、与圧を
掛けたことの短所は、許容範囲に納る程度のものであ
る。
【0022】なお、前記内輪16aと内輪17aを一体
化し、外輪16bと外輪17bを一体化したような幅広
の内・外輪間に2列の玉(又はころ)を配置した2列外
向きアンギュラ玉軸受(又は2列外向き円錐ころ軸受)
を採用しても、同様の作用が発揮できる。これらの軸受
は、2列ラジアル軸受と一般に呼称するが、この2列ラ
ジアル軸受は予め与圧を掛けておくことが前提となる。
後に与圧を掛けることができないからである。但し、多
列ラジアル軸受は、単列ラジアル軸受に比較して汎用性
が乏しいため、高価である。
【0023】図3は(a),(b)は本発明のスクリュ
ー位置及び射出速度のグラフである。(a)は横軸が時
間、縦軸がスクリュー位置を示し、点P6からスクリュ
ーが前進し始める。途中で、曲線が僅かに舵行するが、
実害のあるほどのものではない。(b)は横軸が時間、
縦軸が射出速度を示し、曲線は滑らかであることが、確
認できた。この様な良好な(a),(b)が得られたの
は、図8で想定した不具合(ストローク指示棒109が
109Bや109Cへ振れる現象)が、この実施例では
是正でき、図1のストローク指示棒19がスクリュー1
1の位置を忠実に再現したことによるものである。
【0024】図4(a),(b)は本発明で採用した単
列アンギュラ玉軸受の構造図兼作用図(第2実施例)で
ある。(a)は2個の単列アンギュラ玉軸受36,37
の要部拡大図であり、内輪36a,37aと外輪36
b,37bとの間に各々玉38,38を介在させたとこ
ろは、図2(a)と同じであるが、内輪36a,37a
が外輪36b,37bからオフセットしていない点で異
なる。ただし、内部すきま39,39は存在する。これ
らの単列アンギュラ玉軸受36,37は、図2の単列ア
ンギュラ玉軸受16,17の1/5〜1/10程度の費
用で購入することができる、極めて安価な軸受である。
ただし、次に述べる手当が必要となる。
【0025】(b)において、左右の外輪36b,37
b間に、適当な厚さのスペーサリング41を介在させ、
内輪36a,37aを白抜き矢印のごとく押す。する
と、外輪36b,37bに対して内輪36a,37aが
δ,δだけずれ、このことにより、内部すきまをゼロに
することができる。
【0026】図5は本発明に係るスクリュー位置取出し
機構(第2実施例)の原理図であり、スクリュー位置取
出し機構10Bは、スクリュー11の後端に結合した軸
部材12に、軸受部15(この例では、単列アンギュラ
玉軸受36,37間にスペーサリング41を介在させた
ものである。)を介して位置取出しアーム18を取付
け、この位置取出しアーム18からストローク指示棒1
9を側方へ延ばし、このストローク指示棒19を位置セ
ンサ20に臨ませることで、スクリュー11の軸方向位
置を計測する機構である。
【0027】なお、外輪36bとスペーサリング41と
外輪37bとを重ねたものをエンドプレート26及びボ
ルト27で密着し、内輪36a,37aをスリーブ13
及びボルト22で押すことで、図4(b)を実現するこ
とができる。図示しないが、外輪37bの図右側面、内
輪37aの図右側面に薄いシム(スペーサシム)を入
れ、必要の応じてその薄いシムの厚さを変更できるよう
にすれば、与圧の管理が容易になり、好ましい。
【0028】図5で示したスペーサリング41を採用す
る構造、すなわち第2実施例の構造は、部品数は増える
が、軸受36,37が安価であるため、製造コストを下
げることができるという利点がある。図1で示した第1
実施例は高価な軸受16,17を使用するが、部品数は
少なくなる。従って、必要性に応じて、第1,第2実施
例を適宜選択すればよい。
【0029】尚、請求項1で記載した「与圧を掛けるこ
とのできる接触角を有する単列ラジアル軸受」は、JI
S B 1538のカウンタボア玉軸受、JIS B 15
22のアンギュラ玉軸受、JIS B 1534の円錐こ
ろ軸受が採用可能である。円錐ころ軸受は定格荷重が大
きいが、高価である。この点、アンギャラ玉軸受、特に
単列アンギュラ玉軸受は生産量が多く、安価で、容易に
入手できる。
【0030】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、スクリューの後端に軸受部を介して
ストローク指示棒を取付け、この指示棒をモニターする
ことでスクリューの軸方向位置を計測するスクリュー位
置取出し機構において、軸受部に、与圧を掛けることの
できる接触角を有する単列ラジアル軸受を2個組合わせ
たもの又は与圧を掛けてある2列ラジアル軸受を採用し
たことを特徴とし、軸受部に与圧を掛けることで、スト
ローク指示棒の振れを抑えることができる。この結果、
高速射出装置であってもストローク指示棒がスクリュー
の位置を正確に示し、位置制御の精度を飛躍的に高める
ことができる。
【0031】軸受部として、単列ラジアル軸受を2個組
合わせたときには、組込みはやや面倒であるが、軸受自
体が安価であるため、コストダウンを図ることができ
る。軸受部として、2列ラジアル軸受を採用すれば、軸
受は単列に比べて高価になるが、組込みが簡単になり、
組立工数の削減が図れる。
【0032】請求項2では、単列ラジアル軸受は単列ア
ンギュラ玉軸受であることを特徴とし、単列アンギュラ
玉軸受は、広く市場に出回っており、安価である。従っ
て、単列アンギュラ玉軸受を採用することにより、射出
装置のコストアップを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクリュー位置取出し機構の原理
図(第1実施例)
【図2】本発明で採用した単列アンギュラ玉軸受の構造
図兼作用図(第1実施例)
【図3】本発明のスクリュー位置及び射出速度のグラフ
【図4】本発明で採用した単列アンギュラ玉軸受の構造
図兼作用図(第2実施例)
【図5】本発明に係るスクリュー位置取出し機構の原理
図(第2実施例)
【図6】従来の代表的なスクリュー位置取出し機構の原
理図
【図7】従来のスクリュー位置及び射出速度のグラフ
【図8】従来の不具合の推定図
【図9】従来採用している単列深溝玉軸受の構造図兼作
用図
【符号の説明】
10,10B…スクリュー位置取出し機構、11…スク
リュー、12…軸部材、13…軸部材としてのスリー
ブ、14…軸部材としての保持リング、15…軸受部、
16,17…単列アンギャラ玉軸受、16a,17a…
内輪、16b,17b…外輪、18…位置取出しアー
ム、19…ストローク指示棒、20…位置センサ、28
…玉、36,37…単列アンギャラ玉軸受、36a,3
7a…内輪、36b,37b…外輪、38…玉、41…
スペーサリング、β…接触角。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱筒にスクリューを回転可能並びに軸
    方向移動可能に収納し、可塑化・計量工程では回転手段
    で前記スクリューを廻し、射出工程では前記スクリュー
    を移動するスクリュー式射出装置であり、前記スクリュ
    ーの後端若しくはこの後端に結合した軸部材に軸受部を
    介してストローク指示棒を取付け、この指示棒をモニタ
    ーすることでスクリューの軸方向位置を計測するスクリ
    ュー位置取出し機構において、 前記軸受部は、与圧を掛けることのできる接触角を有す
    る単列ラジアル軸受を2個組合わせたもの又は与圧を掛
    けてある2列ラジアル軸受であることを特徴とする射出
    装置のスクリュー位置取出し機構。
  2. 【請求項2】 前記単列ラジアル軸受は、単列アンギュ
    ラ玉軸受であることを特徴とした請求項1記載の射出装
    置のスクリュー位置取出し機構。
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